JPH05169971A - 空気吹出口部構造 - Google Patents

空気吹出口部構造

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Publication number
JPH05169971A
JPH05169971A JP34066791A JP34066791A JPH05169971A JP H05169971 A JPH05169971 A JP H05169971A JP 34066791 A JP34066791 A JP 34066791A JP 34066791 A JP34066791 A JP 34066791A JP H05169971 A JPH05169971 A JP H05169971A
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JP
Japan
Prior art keywords
vertical
horizontal
louver
air outlet
louvers
Prior art date
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Pending
Application number
JP34066791A
Other languages
English (en)
Inventor
Junichiro Hara
潤一郎 原
Yuji Ishihara
裕二 石原
Hiroaki Sasaki
尋章 佐々木
Mitsuaki Hagino
光明 萩野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP34066791A priority Critical patent/JPH05169971A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 乱流を抑制して送風性能を確保すると共に、
縦ルーバの向きを容易に認識できる空気吹出口部構造を
提供する。 【構成】 通風路を形成する筐体1の空気吹出口2が略
四角形に形成され、該空気吹出口2に、略水平方向に沿
う横軸3aを中心に回転可能な横ルーバ3を複数併設
し、又、該横ルーバ3より奥側に略上下方向に沿う縦軸
6aを中心に回転可能な縦ルーバ6を複数併設した空気
吹出口部構造において、前記複数の縦ルーバ6の内、前
記空気吹出口2周縁部の縦壁1aに隣接する最外側の縦
ルーバ6の下端部に、前記横ルーバ3側に延長される延
長部6bを形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば自動車の空調
装置に形成された空気吹出口部構造に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、自動車に採用された従来の空気
吹出口部構造としては、例えば図7ないし図11に示す
ようなものがある(特開平3ー17461号参照)。図
中符号1は空調装置から延長された通風路を形成する筐
体で、この筐体1には、略四角形の空気吹出口2が形成
され、この空気吹出口2に空調風の向きを変える複数の
横ルーバ3,縦ルーバ4が配設されている。これら横ル
ーバ3は、筐体1の縦壁1a間に係止された略水平方向
に沿う横軸3aを中心に回転可能となっている。また、
縦ルーバ4は、横ルーバ3より奥側に配設され、筐体1
の上下壁1b,1cに係止された略上下方向に沿う縦軸
4aを中心に回転可能となっている。
【0003】その横ルーバ3を図示省略の機構にて回動
させることにより、上下方向に送風方向を変え、縦ルー
バ4を図示省略の機構にて回動させることにより、左右
方向に送風方向を変えるようになっている。そして、こ
の縦ルーバ4は、図10に示すように乗員に集中して送
風したり、図11に示すように拡散して送風できるよう
になっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のものにあっては、例えば横ルーバ3を図7中
二点鎖線に示すように下方に傾けて送風を行うと、下壁
1cに空調風が当り、縦壁1aの近傍では、この下壁1
cに当たった空気が縦壁1aにも当り、図9,図10お
よび図11に示すように乱流を生じ易く、乗員側への送
風性能が悪化する。
【0005】また、この縦ルーバ4は横ルーバ3より奥
側に配設されているため、この縦ルーバ4の向きを認識
するのが難しい。
【0006】そこで、この発明は、乱流を抑制して送風
性能を確保すると共に、縦ルーバの向きを容易に認識で
きる空気吹出口部構造を提供することを課題としてい
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、かかる従来
の課題に着目してなされたもので、通風路を形成する筐
体の空気吹出口が略四角形に形成され、該空気吹出口
に、略水平方向に沿う横軸を中心に回転可能な横ルーバ
を複数併設し、又、該横ルーバより奥側に略上下方向に
沿う縦軸を中心に回転可能な縦ルーバを複数併設した空
気吹出口部構造において、前記複数の縦ルーバの内、前
記空気吹出口周縁部の縦壁に隣接する最外側の縦ルーバ
の下端部又は上端部に、前記横ルーバ側に延長される延
長部を形成した空気吹出口部構造としたことを特徴とし
ている。
【0008】
【作 用】かかる手段によれば、最外側の縦ルーバの上
端部又は下端部に延長部を形成することにより、縦壁部
付近で筐体の上壁又は下壁に風が当たっても、この風
は、その延長部で案内されることにより、従来と異なり
乱流を生じることが少なく、送風性能を良好とすること
ができる。
【0009】また、この延長部により、縦ルーバの向き
を容易に認識することができる。特に、送風が集中,拡
散するようなものにおいて、縦壁付近の最外側の縦ルー
バは大きく動くため、この最外側縦ルーバに延長部を形
成することにより、縦壁付近の最外側の縦ルーバの向き
を容易に認識することができ、集中吹出状態か拡散吹出
状態かを簡単に判断できる。
【0010】
【実施例】以下、この発明を実施例に基づいて説明す
る。
【0011】図1ないし図5は、この発明の一実施例を
示す図である。従来と同一ないし均等な部材,部位につ
いては同一符号を付して説明する。
【0012】まず構成を説明すると、図1中符号1は通
風路を形成する筐体で、この筐体1の先端部に形成され
た空気吹出口2は、略四角形で、且つ、下方に行くに従
って突出するように斜めに形成されている。
【0013】そして、この空気吹出口2の周縁部に、略
水平方向に沿う横軸3aが係合され、この横軸3aを中
心として複数の横ルーバ3が回転可能に併設されてい
る。これら横ルーバ3は、横ルーバ角度設定ダイヤル5
により回動されるようになっている。
【0014】また、これら横ルーバ3より奥側には、略
上下方向に沿う縦軸6aを介して複数の縦ルーバ6が回
転可能に併設されている。これら縦ルーバ6の内、前記
空気吹出口2の周縁部の両縦壁1aに隣接する一対の最
外側の縦ルーバ6の下端部に、横ルーバ3側に延長され
る延長部6bが形成されている。これら縦ルーバ6は、
縦ルーバ角度設定ダイヤル7により回動され、図4に示
すような集中吹出状態とされたり、又は、図5に示すよ
うな拡散吹出状態とされるようになっている。
【0015】次に、かかる構成の空気吹出口部構造の作
用について説明する。
【0016】横ルーバ角度設定ダイヤル5を操作して、
この横ルーバ3を図2中二点鎖線に示すように斜め下方
に向けた状態で送風すると、一番下側の横ルーバ3によ
り、筐体1の下壁1cに吹き付けられ、従来において
は、筐体1の縦壁1cの近傍で、乱流が生じていた。し
かし、最外側の縦ルーバ6に延長部6bを形成すること
により、乱流が抑制されることとなる。すなわち、一番
下側の横ルーバ3により筐体1の下壁1cに吹き付けら
れた風は、その延長部6bにより案内されるため、従来
より、乱流が抑制されることとなる(図3参照)。従っ
て、図4に示すような集中吹出状態,図5に示すような
拡散吹出状態において、従来例の図10,図11に示す
ような乱流は生じない。
【0017】また、縦ルーバ4は、横ルーバ3の後側に
配設されているため、その向きを認識するのが難しい
が、最外側の縦ルーバ6に形成された延長部6bによ
り、その縦ルーバ6の向きを容易に認識できる。特に、
この実施例のように集中,拡散吹出状態とすることがで
きるものにあっては、図4,図5中右側の空気吹出口2
側であれば、一番右側寄りの最外側縦ルーバ6、又、図
4,図5中左側の空気吹出口2側であれば、一番左寄り
の最外側縦ルーバ6の動きが一番大きい。従って、この
最外側縦ルーバ6に延長部6bを形成することにより、
容易に縦ルーバ6の向きを認識でき、集中吹出状態であ
るか、拡散吹出状態であるかを容易に判断できることと
なる。
【0018】また、図6には、この発明の第2実施例を
示す。
【0019】上記第1実施例では空気吹出口2の開口面
が斜めに形成されているが、この実施例の空気吹出口9
の開口面は鉛直に形成されている。そして、最外側縦ル
ーバ16には、上端部と下端部との両方に延長部16
b,16cが形成されている。
【0020】このように、開口面が鉛直に形成されてい
ると、横ルーバ3を図6中二点鎖線に示すように上方に
回動させた時に、送風が筐体1の上壁1bに当たるが、
この場合でも、上壁1b側に形成された延長部16bに
より、乱流を抑制することができる。また、横ルーバ3
を下方に回動させた時には、第1実施例と同様に、下壁
1c側に形成された延長部16bにより、乱流を抑制す
ることができる。
【0021】なお、縦ルーバ16の向きは、これら延長
部16b,16cにより、第1実施例と同様に容易に認
識できる。
【0022】他の構成および作用は第1実施例と同様で
あるので説明を省略する。
【0023】なお、上記各実施例では、自動車の空調装
置の空気吹出口に、この発明を適用したが、これに限ら
ず、他のものでも良いことは勿論である。
【0024】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明によ
れば、最外側縦ルーバの上端部又は下端部に延長部を形
成することにより、縦壁付近で筐体の上壁又は下壁に風
が当たっても、この風は、その延長部で案内されること
により、従来と異なり乱流を生じることが少なく、送風
性能を良好とすることができる。
【0025】また、この延長部により、縦ルーバの向き
を容易に認識することができる。特に、送風が集中,拡
散するようなものにおいて、縦壁付近の最外側縦ルーバ
は大きく動くため、最外側の縦ルーバに延長部を形成す
ることにより、縦壁付近の縦ルーバの向きを容易に認識
することができ、集中吹出状態か、拡散吹出状態かの判
断を簡単に行うことができる、という実用上有益な効果
を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の空気吹出口部構造の第1実施例を示
す全体斜視図である。
【図2】同第1実施例を示す、鉛直方向に沿う断面図で
ある。
【図3】同第1実施例を示す、図2のC−C線に沿う断
面図である。
【図4】同第1実施例の集中吹出状態を示す説明図であ
る。
【図5】同第1実施例の拡散吹出状態を示す説明図であ
る。
【図6】この発明の第2実施例を示す図2に相当する断
面図である。
【図7】従来例を示す図2に相当する断面図である。
【図8】同従来例を示す図7のA−A線に沿う断面図で
ある。
【図9】同従来例を示す図7のB−B線に沿う断面図で
ある。
【図10】同従来例を示す図4に相当する説明図であ
る。
【図11】同従来例を示す図5に相当する説明図であ
る。
【符号の説明】
1 筐体 1a 縦壁 2 空気吹出口 3 横ルーバ 3a 横軸 6,16 縦ルーバ 6a 縦軸 6b,16b,16c 延長部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 萩野 光明 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地日産自 動車株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通風路を形成する筐体の空気吹出口が略
    四角形に形成され、該空気吹出口に、略水平方向に沿う
    横軸を中心に回転可能な横ルーバを複数併設し、又、該
    横ルーバより奥側に略上下方向に沿う縦軸を中心に回転
    可能な縦ルーバを複数併設した空気吹出口部構造におい
    て、 前記複数の縦ルーバの内、前記空気吹出口周縁部の縦壁
    に隣接する最外側の縦ルーバの下端部又は上端部に、前
    記横ルーバ側に延長される延長部を形成したことを特徴
    とする空気吹出口部構造。
  2. 【請求項2】 前記空気吹出口の開口面が斜めに形成さ
    れていることを特徴とする請求項1記載の空気吹出口部
    構造。
JP34066791A 1991-12-24 1991-12-24 空気吹出口部構造 Pending JPH05169971A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34066791A JPH05169971A (ja) 1991-12-24 1991-12-24 空気吹出口部構造

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JP34066791A JPH05169971A (ja) 1991-12-24 1991-12-24 空気吹出口部構造

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Publication Number Publication Date
JPH05169971A true JPH05169971A (ja) 1993-07-09

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ID=18339170

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JP34066791A Pending JPH05169971A (ja) 1991-12-24 1991-12-24 空気吹出口部構造

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JP (1) JPH05169971A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106196538A (zh) * 2016-08-30 2016-12-07 珠海格力电器股份有限公司 出风结构及吊顶式空调设备

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106196538A (zh) * 2016-08-30 2016-12-07 珠海格力电器股份有限公司 出风结构及吊顶式空调设备

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