JPH0516982Y2 - - Google Patents

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JPH0516982Y2
JPH0516982Y2 JP10058187U JP10058187U JPH0516982Y2 JP H0516982 Y2 JPH0516982 Y2 JP H0516982Y2 JP 10058187 U JP10058187 U JP 10058187U JP 10058187 U JP10058187 U JP 10058187U JP H0516982 Y2 JPH0516982 Y2 JP H0516982Y2
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JP
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heat shield
shield plate
claw
protective frame
mounting bracket
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、一般家庭において使用される例え
ば、炊飯器等の電気調理器に関するものである。
従来の技術 従来のこの種の電気調理器は、特開昭61−
137525号公報に示されるように、第3図および第
4図に示すような構成になつていた。図において
11は、被加熱調理物を収納する内鍋12を載置
する外鍋で、この外鍋11の内底部には内鍋12
を加熱するヒーター13が設置されている。14
はヒーター13の熱を遮熱して回路15を保護す
る遮熱板である。14aは遮熱板14に設けられ
た凸部で、この凸部14aは外鍋11に遮熱板1
4を止めねじ16で固定する場合に空間を確保す
るように突起形状としている。17はヒーター1
3と直列に接続される安全装置としての温度ヒユ
ーズで、この温度ヒユーズ17は温度ヒユーズ固
定金具18で支持されている。19は温度ヒユー
ズ17を固定する取付ねじである。
考案が解決しようとする問題点 通常、安全装置を構成する温度ヒユーズ17は
容易に交換できるように外鍋11の底部外郭より
取付ねじ19で固定されるようになつているた
め、遮熱板14は温度ヒユーズ固定金具18の固
定位置に切欠部14bを設けていた。これは、温
度ヒユーズ17を配線するのが回路等の部品の組
立後であるのに対し、遮熱板14は機構部品であ
るため、先に組立てる必要があり、先に組み立て
た部品のために後の部品が組みにくくなるのを防
止するためであつた。
このため、遮熱板14は、先に数本の止めねじ
16で凸部14aを介して外鍋11に固定してい
た。これは1本のねじ16で固定しても遮熱板1
4が回転してしまうため、位置決めができないた
めである。また切欠部14bは温度ヒユーズ17
の近傍にあるため、その配線が切欠部14bの端
面に当接すると、被覆が破れて感電等のおそれが
あるため、曲げ加工等をして危険エツヂをなくし
て、配線の後処理をする必要があつた。
本考案はこのような問題点に鑑み、組立の順序
を変更することなく、組立性のよい、補修の容易
な遮熱板構成を備えた電気調理器を提供すること
を目的とするものである。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために本考案の技術的な
手段は、被加熱調理物を収納する鍋と、この鍋を
支持して加熱する発熱体と、この発熱体を載置す
る有底筒状の保護枠と、この保護枠の外底部に配
設される遮熱板と、前記発熱体と直列に接続した
安全装置と、前記遮熱板に設けられ、かつ安全装
置を保持する取付金具とを備え、前記保護枠に爪
受部を設け、かつこの爪受部と係合する爪を前記
遮熱板に設け、前記爪受部から保護枠の中心を通
つて反対側の位置に前記遮熱板を介して前記取付
金具を前記保護枠に固定し、さらに前記保護枠と
前記取付金具は遮熱板の嵌合爪穴を介して嵌合爪
受部と嵌合爪の嵌合により位置決めを行なわせる
ようにしたものである。
作 用 この技術的手段による作用は次のようになる。
すなわち、遮熱板に爪を設け、この爪を保護枠
の爪受部に係合させる。次に、安全装置を支持す
る取付金具を保護枠に固定するとき、遮熱板を介
することにより組立工数の削減がはかれる。
実施例 以下、本考案の一実施例を添付図面にもとづい
て説明する。第1図および第2図において、1は
保護枠で、この保護枠1内には被加熱調理物を収
納する有底筒状の鍋2が収納される。3は鍋2を
支持して加熱する発熱体で、この発熱体3は保護
枠1の内底部に設置される。4は発熱体3の熱を
遮熱する遮熱板、5は電気調理器本体6の異常時
に安全を確保する安全装置で、この安全装置5と
しては通常、温度ヒユーズなどが使われる。7は
安全装置5を保持する取付金具、8は発熱体3を
制御するセンサー等を内部に収納する完成センサ
ーである。9は取付金具7を遮熱板4の穴4aを
介して保護枠1の取付穴1aに固定するねじであ
る。7aは取付金具7に設けた嵌合爪で、遮熱板
4の嵌合爪穴4bを介して保護枠1の嵌合爪受部
1bに嵌合する。この嵌合爪7aと嵌合爪受部1
bで取付金具7と保護枠1の嵌合部を構成する。
この嵌合部は取付金具7の位置決め用として利用
される。4cは遮熱板4の中央穴の一部に設けた
爪で、この爪4cを保護枠1の爪受部1cに係合
させることにより、前述のねじ9が固定後に着脱
不可となるようにしている。
4dは遮熱板4に設けた凸部で、この凸部4d
は保護枠1と遮熱板4との間に一定の空間距離が
保持されるように、前述の爪4cとともに寸法決
定されている。前記遮熱板4は薄板金属により略
円形状に構成され、かつ爪4cと穴4aは遮熱板
4の中心位置に対してそれぞれ反対側に設けられ
ている。
次に、上記一実施例における作用を説明する。
まず、保護枠1と遮熱板4を組み立てる。すなわ
ち、遮熱板4の爪4cを爪受部1cに引つかけ
る。次に、取付金具7を嵌合部に合わせるととも
に、取付金具7の嵌合爪7aを遮熱板4の嵌合爪
穴4bを介して保護枠1の嵌合爪受部1bに嵌合
させ、この後、ねじ9で固定すれば、遮熱板4と
取付金具7は両方とも1本のねじ9で固着が完了
する。
またサービス時、補修時などにおいて、温度ヒ
ユーズなどの安全装置5を交換するときは、ねじ
9を外せば、取付金具7が外れるため、容易にそ
の交換作業は完了するものである。また遮熱板4
に凸部4dを設けたことにより、従来のような危
険エツヂを有する切欠部を設ける必要はなくな
り、その結果、配線時に後処理をする必要もなく
なるものである。
さらに遮熱板4の材厚、あるいは凸部4dと保
護枠1との当接面に小さなリブ等による小さな隙
間を設けることにより、取付金具7に伝導する熱
量を調節することができる。このため、各機種等
に同じ取付金具が使用でき、標準化をもはかるこ
とができるものである。
考案の効果 上記実施例から明らかなように本考案によれ
ば、安全装置を保持する取付金具を保護枠に固定
する場合、遮熱板を介して行ない、そして遮熱板
と保護枠は爪を爪受部に係合させ、さらに取付金
具と保護枠は遮熱板の嵌合爪穴を介して嵌合爪と
嵌合爪受部の嵌合により位置決めを行なわせるよ
うにしているため、組立工数の削減がはかれると
ともに、生産性の向上がはかれ、しかも安全装置
の補修も容易に行なえるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す電気調理器の
分解斜視図、第2図は同電気調理器の破断側面
図、第3図は従来の電気調理器の分解斜視図、第
4図は同電気調理器の破断側面図である。 1……保護枠、1b……嵌合爪受部、1c……
爪受部、2……鍋、3……発熱体、4……遮熱
板、4b……嵌合爪穴、4c……爪、5……安全
装置、7……取付金具、7a……嵌合爪。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 被加熱調理物を収納する鍋と、この鍋を支持し
    て加熱する発熱体と、この発熱体を載置する有底
    筒状の保護枠と、この保護枠の外底部に配設され
    る遮熱板と、前記発熱体と直列に接続した安全装
    置と、前記遮熱板に設けられ、かつ安全装置を保
    持する取付金具とを備え、前記保護枠に爪受部を
    設け、かつこの爪受部と係合する爪を前記遮熱板
    に設け、前記爪受部から保護枠の中心を通つて反
    対側の位置に前記遮熱板を介して前記取付金具を
    前記保護枠に固定し、さらに前記保護枠と前記取
    付金具は遮熱板の嵌合爪穴を介して嵌合爪受部と
    嵌合爪の嵌合により位置決めを行なわせてなる電
    気調理器。
JP10058187U 1987-06-30 1987-06-30 Expired - Lifetime JPH0516982Y2 (ja)

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JP10058187U JPH0516982Y2 (ja) 1987-06-30 1987-06-30

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JP10058187U JPH0516982Y2 (ja) 1987-06-30 1987-06-30

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Publication Number Publication Date
JPS644339U JPS644339U (ja) 1989-01-11
JPH0516982Y2 true JPH0516982Y2 (ja) 1993-05-07

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JPS644339U (ja) 1989-01-11

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