JPH05169326A - 部品供給装置 - Google Patents

部品供給装置

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JPH05169326A
JPH05169326A JP3336897A JP33689791A JPH05169326A JP H05169326 A JPH05169326 A JP H05169326A JP 3336897 A JP3336897 A JP 3336897A JP 33689791 A JP33689791 A JP 33689791A JP H05169326 A JPH05169326 A JP H05169326A
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lever
shutter
component
tape
cam
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Masayuki Mobara
正之 茂原
Takahiro Kitajima
高広 北島
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K13/00Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or adjusting assemblages of electric components
    • H05K13/04Mounting of components, e.g. of leadless components
    • H05K13/0417Feeding with belts or tapes
    • H05K13/0419Feeding with belts or tapes tape feeders
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 チップ部品の取り出し時に開いていた部品供
給装置のシャッタを取り出し後閉じることが出来、供給
台の移動中に部品が飛び出ることがないようにする。 【構成】 供給台(6)の移動停止後のシャッタ(12
6)の開いている間に揺動レバー(92)の駆動により
既に送られたチップ部品(4)を吸着ノズル(13)が
取り出した後、シャッタ駆動レバー(80)が作動しシ
ャッタレバー(128)が揺動され、シャッタ(12
6)は部品供給位置(T)の上を閉じる。この時揺動レ
バー(92)は動かない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、チップ部品を封入する
テープを該テープ上面を覆うカバーテープを剥ぎ取りな
がら部品取り出し位置に送り、テープ送り中は部品取り
出し位置の上をシャッタで閉じ部品取り出し前に該シャ
ッタを開いて吸着ノズルが吸着可能に該部品を供給する
部品供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種部品供給装置が特開昭60−24
100号公報に開示されている。該公報に開示された技
術によれば、テープ送出手段のラチェットの動きに連動
してシャッタが開閉しテープの送り中は取り出し位置ま
で送られる部品をカバーし、部品の位置決めが終わると
ラチェットの戻り動作によりシャッタが移動して取り出
し位置の上が部品のノズルによる吸着が可能になるよう
開放される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記従来技術
では、部品の取り出しが終わった後も次のテープ送りま
で取り出し位置の上はカバーされておらず、このように
部品を供給する部品供給ユニットが複数個供給台に配設
され該供給台が移動しながら吸着ノズルの取りだし位置
に該供給ユニットを移動させながら部品の供給をする場
合、吸着ノズルの取りだし位置以外の位置で部品の送り
動作が行われると、そこの位置から吸着ノズルの取りだ
し位置まで部品供給ユニットが移動する間に取り出し位
置に送られた部品がカバーされずに飛び出してしまうこ
とがあるという欠点がある。
【0004】そこで本発明は上記のような欠点を除去す
ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】このため本発明は、チッ
プ部品を封入するテープを該テープ上面を覆うカバーテ
ープを剥ぎ取りながら部品取り出し位置に送り、テープ
送り中は部品取り出し位置の上をシャッタで閉じ部品取
り出し前に該シャッタを開いて吸着ノズルが吸着可能に
該部品を供給する部品供給装置において、前記テープの
送り動作を駆動するテープ送りレバーと、前記シャッタ
の開閉を駆動するシャッタ開閉レバーとを夫々独立して
設けたことを特徴とする部品供給装置。
【0006】
【作用】供給台の移動中はシャッタは閉じており、移動
の停止後にシャッタ開閉レバーによりシャッタが開か
れ、既に部品取り出し位置にテープ送りレバーにより送
られた部品が吸着ノズルにより取り出され、その後シャ
ッタ開閉駆レバーによりシャッタは閉じ部品取り出し位
置上を覆う。
【0007】
【実施例】以下本発明の実施例を図に基づき説明する。
図2及び図1に於て、(1)はX軸モータ(2)及びY
軸モータ(3)の回動によりXY方向に移動するXYテ
ーブルであり、チップ状電子部品(4)(以下、チップ
部品あるいは部品という。)が装着されるプリント基板
(5)が載置され。 (6)は供給台であり、チップ部
品(4)を供給する部品供給装置(7)が多数台配設さ
れている。(8)は供給台駆動モータであり、ボールネ
ジ(9)を回動させることにより、該ボールネジ(9)
が嵌合し供給台(6)に固定されたナット(10)を介
して、供給台(6)がリニアガイド(11)に案内され
て移動する。(12)は間欠回動するターンテーブルで
あり、該テーブル(12)の外縁部には吸着ノズル(1
3)を4本有する装着ヘッド(14)が間欠ピッチに合
わせて等間隔に配設されている。
【0008】吸着ノズル(13)が供給装置(7)より
部品(4)を吸着し取出す装着ヘッド(14)の停止位
置が吸着ステーションであり、該吸着ステーションにて
吸着ノズル(13)が部品(4)を吸着する。
【0009】装着ヘッド(14)が次に停止する位置が
認識ステーションであり、該ステーションにて部品認識
装置(15)により吸着ノズル(13)が吸着する部品
(4)の位置ずれが認識される。
【0010】認識ステーションの次の装着ヘッド(1
4)の停止する位置が角度補正ステーションであり、認
識装置(15)による認識結果に基づき吸着ノズル(1
3)がノズル回動ローラ(16)によりθ方向に回動さ
れ部品(4)の回転角度の位置ずれが補正される。
【0011】角度補正ステーションの次の停止位置が、
装着ステーションであり、前記基板(5)に該ステーシ
ョンの吸着ノズル(13)の吸着する部品(4)が装着
される。
【0012】図3及び図4において、(18)は支持台
であり、該支持台(18)に取り付けられたレバー支軸
(19)のまわりに回動自在に揺動レバー(20)が取
り付けられている。該レバー(20)には支持台(1
8)に回動自在に設けられたカム支軸(21)に固定し
て支持されたカム(22)の下端に係合するカムフォロ
ワ(23)が取り付けられている。(24)は励磁する
そのプランジャを引込むソレノイドであり、係止レバー
(25)をバネ(26)に抗して支軸(27)のまわり
に揺動させる。揺動レバー(20)の図3の右端部には
係止ボルト(28)が取り付けられ、ソレノイド(2
4)の消磁によりバネ(26)の付勢力によりレバー
(25)が時計方向に揺動した状態にて、該レバー(2
5)が該ボルト(28)に係止して揺動レバー(20)
の時計方向への揺動を規制する。揺動レバー(20)の
左端には昇降ロッド(29)が回動自在に枢支され、該
ロッド(29)の下端にはリニアガイド(30)に案内
されて上下動可能な昇降板(31)が取り付けられてい
る。
【0013】(32)は昇降ロッド(33)を軸支する
揺動レバーであり、レバー支軸(19)に軸支されてお
りレバー(20)と同様にしてカム支軸(21)に軸支
されたカム(22)の向う側の図示しないカムに図示し
ないカムフォロワが係合可能になされ、また図示しない
ソレノイドによるソレノイド(24)と同様な機構によ
るレバー(32)の係止機構が、設けられている。
【0014】(34)は昇降ロッド(35)を回動自在
に枢支する揺動レバーであり、レバー支軸(19)に枢
支されておりレバー(20)と同様にしてカム支軸(2
1)に固定されたカム(22)の向う側の図示しないカ
ムに図示しないカムフォロワが係合可能になされ、また
図示しないソレノイドによるソレノイド(24)と同様
な機構によるレバー(32)の係止機構が、設けられて
いる。
【0015】前記支持台(18)の下部には取り付け板
(36)が固定されており、リニアガイド(30)は該
取り付け板(36)に取り付けられている。取り付け板
(36)にはボールスプラインを内蔵する昇降棒取り付
けブロック(38)が突設されており、昇降ロッド(3
3)の下部に取り付けられたスプラインシャフト(3
9)が貫通している。また、取り付け板(36)にはリ
ニアガイド(40)が取り付けられ、昇降ロッド(3
5)の下端部に固定された昇降板(41)の上下動を案
内する。
【0016】昇降板(31)(41)の下端部には、夫
々立ち上がり片(42)(43)が形成されており、ス
プラインシャフト(44)(45)の上端に設けられた
ローラ(46)(47)が立ち上がり片(42)(4
3)に乗ることにより、該シャフト(44)(45)は
支持されている。
【0017】(48)及び(49)は移動体(50)に
突設された昇降棒ブロックであり、ブロック(48)に
内蔵された図示しないボールスプラインをスプラインシ
ャフト(44)が上下動可能に貫通し、ブロック(4
9)に内蔵されたボールスプライン(51)をスプライ
ンシャフト(45)が上下動可能に貫通する。
【0018】スプラインシャフト(39)(44)(4
5)の下部には夫々昇降棒(52)(53)(54)が
取り付けられており、スプラインシャフト(39)(4
4)(45)には夫々回り止め突部(55)が突設され
ているため、昇降棒(52)(53)(54)は水平面
内で回動しないようにされている。また、シャフト(3
9)(44)(45)に夫々設けられたバネ係止部(5
6)(57)(58)とブロック(48)、ブロック
(38)及びブロック(49)の夫々の間にはバネ(5
9)が各シャフトに巻かれた状態で設けられ、シャフト
(39)(44)(45)が下方に付勢されており、こ
のため揺動レバー(20)(32)(34)は夫々反時
計方向に回動するように付勢され、カムフォロロワ(2
3)及び揺動レバー(32)(34)に設けられた図示
しないカムフォロワは、夫々カム(22)及び図示しな
いカムに係合するようにされている。
【0019】(62)は取り付け板(36)に設けられ
た支柱(63)により支持されるモータであり、ボール
ネジ(64)を回動させ該ボールネジ(64)に嵌合す
るナット(65)が図3の左右方向に移動し、該ナット
(65)が固定された前記移動体(50)はリニアガイ
ド(66)に案内され図3の左右方向に移動する。前記
ブロック(38)には移動体(50)が移動できるよう
に凹部(67)が形成されている。
【0020】移動体(50)の移動によりシャフト(4
4)(45)はローラ(46)(47)が立ち上がり片
(42)(43)の上を転がりながら移動し、従って昇
降棒(53)(54)が図3の左右方向に移動する。ロ
ーラ(46)(47)は図3の位置から図3の破線の位
置までの間を移動可能であるよう、ボールネジ(62)
の回動範囲及び立ち上がり片(42)(43)の横方向
の長さが選択されている。ローラ(46)(47)が破
線の位置にある場合、昇降棒(53)(54)は図3の
2点鎖線の位置にある。
【0021】昇降棒(52)は部品(4)が吸着される
位置に供給台(6)の移動により停止している部品供給
装置(7)の上方に位置して取り付けられており、上述
のような構成により昇降することにより該装置(7)の
部品供給動作である後述するテープ送り動作を駆動す
る。昇降棒(53)(54)はその両側にて部品(4)
が吸着される位置にない供給装置(7)のテープ送り動
作を駆動するために昇降する。
【0022】次に、吸着ステーションにて装着ヘッド
(14)を上下動させる機構について説明する。
【0023】図1及び図4において、(70)はヘッド
昇降ロッドであり、昇降ロッド(29)の場合における
揺動レバー(20)やカム(22)等で構成される昇降
機構と同様な図示しない機構が上部に取り付けられてお
り、上下動可能に成されている。該ロッド(70)には
ヘッド昇降板(71)が取り付けられており、支持台
(18)に取り付けられたリニアガイド(72)に案内
されてロッド(70)の上下動により昇降する。該昇降
板(71)の下部には断面コの字形状の下降ブロック
(73)が取り付けられ、昇降板(71)にともない昇
降する。
【0024】(74)は装着ヘッド(14)が下部に取
り付けられたヘッド昇降シャフトであり、装着ヘッド
(14)毎にターンテーブル(12)の内側と外側の2
ケ所に該テーブル(12)を貫通して上下動可能に取り
付けられている。該シャフト(74)はローラ取り付け
体(75)に固定されており、取り付け体(75)の上
部には上カムフォロワ(76)及び下カムフォロワ(7
7)が取り付けられている。
【0025】下カムフォロワ(77)の取り付けの構造
について図39及び図20に基づき説明する。
【0026】(142)は下カムフォロワ(77)を回
動可能に枢支する揺動片であり、取り付け体(75)に
設けられた支軸(143)のまわりに取り付け体(7
5)中の揺動片凹部(144)中にて揺動可能になされ
ている。該揺動片(142)の下部は取り付け体(7
5)内部に取り付けられているバネ(145)により上
方に付勢されている。
【0027】(78)は支持台(18)の下方のターン
テーブル(12)の回転軸のまわりに支持台(18)に
対して固定されて設けられた円筒カムであり、上カムフ
ォロワ(76)は、該カム(78)の上面に乗り、取り
付け体(75)即ち装着ヘッド(14)を吊り下げ支持
しており、下カムフォロワ(77)は該円筒カム(7
8)の下面をバネ(145)の付勢力により押圧してい
る。円筒カム(78)は上カムフォロワ(76)及び下
カムフォロワ(77)で挟まれることになる。
【0028】ターンテーブル(12)が間欠回動するこ
とにより該カムフォロワ(76)(77)は該円筒カム
(78)にそって転がりながら回動移動する。こうして
装着ヘッド(14)は、カムフォロワ(76)に支持さ
れながら円筒カム(78)にそって上下しながら回動移
動する。吸着ステーションにては該円筒カム(78)は
切り欠かれており、カムフォロワ(76)(77)は下
降ブロック(73)に図4のように乗り移る。バネ(1
45)により下カムフォロワ(77)が円筒カム(7
8)を押圧するのは円筒カム(78)の寸法のばらつき
などによる振動や衝撃を吸収するためである。
【0029】ロッド(70)の下降によりブロック(7
3)が下降すると、バネ(145)の付勢力によりカム
フォロワ(77)がブロック(73)を押圧しているこ
とにより強制的に取り付け体(75)、シャフト(7
4)及び装着ヘッド(14)は下降するようにされてい
る。図示しないカムの回動によりブロック(73)が上
昇すると、装着ヘッド(14)は上昇する。
【0030】またソレノイド(24)及び係止レバー
(25)等で構成されるのと同様な機構により昇降ロッ
ド(70)が昇降するのを規制可能になされている。
【0031】次に、後述するシャッタの開閉を駆動する
機構について説明する。
【0032】図1及び図5において、(80)は後述す
るシャッタ(126)の開閉を駆動するシャッタ駆動レ
バーであり、支持台(18)に固定された取り付け部材
(1A)に揺動支軸(82)を支点に軸支された揺動レ
バー(83)の一端が嵌合凹部(81)に嵌合され、該
レバー(83)の揺動により往復動する。揺動レバー
(83)の他端には、シャッタ駆動昇降ロッド(84)
が軸支されるとともに他端が取り付け部材(18A)に
取り付けられた引っ張りバネ(85)が、取り付けられ
ている。ロッド(84)の他端には支持台(18)に支
軸(86)で軸支された揺動レバー(87)の一端が軸
支され、該レバー(87)の他端は、バネ(85)の付
勢力によりカム(88)に押し付けられている。従っ
て、カム(88)の回動により昇降ロッド(84)は昇
降し、レバー(83)の回動を介して駆動レバー(8
0)は往復動する。
【0033】次に、部品供給装置(7)について説明す
る。
【0034】図6乃至図12において、(90)はチッ
プ部品(4)を一定間隔に封入するテープであり、チッ
プ部品(4)が飛出さないようにカバーテープ(91)
が上方から覆って貼付けられている。
【0035】供給装置(7)は該テープ(90)を封入
された部品(4)の間隔に合わせて間欠送りして、吸着
ノズル(13)の吸着位置に部品(4)を供給するもの
である。
【0036】(92)はカセット本体(93)より上方
に延びているカセット側壁(94)に支軸(25)で揺
動可能に軸支された揺動レバーであり、下降する昇降棒
(52)あるいは昇降棒(53)(54)が該レバー
(92)に形成された係合片(96)に当接し下方に押
圧することにより、図6の位置より図7の位置に揺動
し、昇降棒(52)(53)(54)が上昇すると、前
記係合片(96)とカセット側壁(94)との間に張架
された引張バネ(97)の付勢力によりストッパピン
(98)に規制される図6及び図9に示される位置まで
揺動する。
【0037】該揺動レバー(92)の下端部には伝達レ
バー(100)が回動自在に枢支されており、該レバー
(100)の他端に枢支されている送りレバー(10
1)に揺動レバー(92)の動きが伝えられる。該送り
レバー(101)は送りレバー支軸(102)を支点に
揺動可能にカセット本体(93)に取付けられており、
揺動レバー(92)の反時計方向への揺動により反時計
方向に揺動し、その一端に枢支されている送り爪(10
3)が支軸(102)に軸支されている送り歯車(10
4)に噛合い図6及び図9の反時計方向に所定角度回動
させる。送り歯車(104)にはスプロケット(10
5)が一体に取付けられており、カセット本体(93)
上に形成された平らなシュート面(106)上に載置さ
れリールカセット(107)(図1及び図4参照)より
引延ばされてきているテープ(90)の図示しない送り
孔にスプロケット(105)の外周に一定間隔で植設さ
れている送りピン(108)が嵌合し、送り歯車(10
4)の回動により該テープ(90)が所定ピッチ、図6
の左側(図1の右側)に送られ、テープ(90)に収納
されている先頭の部品(4)は送りピン(108)が嵌
合している部分の直前の部品吸着位置(T)に位置す
る。(109)は送り歯車(104)にバネ(110)
の付勢力により嵌合して該歯車(104)の時計方向へ
の回転を防止する逆転防止爪である。
【0038】図6乃至図12において(111)は支軸
(112)によりカセット側壁(94)に枢支されるサ
プレッサであり、シュート面(106)上を送られるテ
ープ(90)をバネ(113)の付勢力により上方から
押えてテープ(90)の浮き上りを規制すると共に、部
品(4)の吸着位置(T)より手前(図6の右側)にて
テープ(90)よりカバーテープ(91)を剥取るため
の開口(114)を有している。
【0039】また、サプレッサ(111)の吸着位置
(T)の周囲も部品(4)を取り出すため及びスプロケ
ット(104)が突出しているため開口部(115)が
形成され、また吸着位置(T)の送り方向の後方にはス
リット(116)が形成さている。
【0040】テープ(90)より剥取られたカバーテー
プ(91)はリール支軸(118)により側壁(94)
に枢支されたカバーテープリール(119)に該リール
(119)の下側より巻取られる。
【0041】該リール(119)の巻取りの機構につい
て説明する。
【0042】前記リール支軸(118)にはラチェット
レバー(120)が軸支されており、その端部にはロー
ラ(121)が回転可能に枢支され、該レバー(12
0)と前記揺動レバー(92)の間に張架された引張バ
ネ(122)の付勢力により該ローラ(121)は揺動
レバー(92)に押圧されている。該ラチェットレバー
(120)には、リール(119)に一体に形成された
ラチェット歯車(123)に噛合い可能に為されたラチ
ェット爪(124)が枢支されており、前記揺動レバー
(92)が昇降棒(52)の下降により反時計方向に揺
動するとラチェットレバー(120)の揺動によりリー
ル(119)は反時計方向に回動してカバーテープ(9
1)を巻取る。(125)はリール(119)の逆転を
防止するためラチェット歯車(123)に噛合う逆転防
止爪である。
【0043】図6乃至図12において、(126)はサ
プレッサ(111)に摺動可能に取付けられたシャッタ
であり、カセット本体(93)にシャッタ支軸(12
7)のまわりに回動可能に軸支されたシャッタレバー
(128)の揺動によりテープ(90)上をテープ送り
方向に往復摺動移動する。シャッタレバー(128)は
その下方に係合する前記シャッタ駆動レバー(67)の
往復動及びバネ(130)の付勢力により揺動するが、
テープ(90)を送るとき及び供給台(6)の移動中等
は図6、図11及び図12で示されるようにシャッタ
(126)で覆われ上部のカバーテープ(91)が巻取
られた状態の部品(4)の直上部が該シャッタ(12
6)に折曲げ形成された押え片(129)(図10乃至
図12参照)に押えられ部品(4)の飛び出しを防ぎ、
ノズル(13)が下降して部品(4)の吸着が行なわれ
るときのみレバー(67)が図6の左側に引かれ図10
に示されれるようにシャッタ(126)即ち押え片(1
29)が前記スリット(116)中を移動し吸着位置
(T)の部品(4)の上面を開放するように為されてい
る。
【0044】(131)はバネ(130)の付勢力によ
り揺動するシャッタレバー(128)に係止するシャッ
タレバーストッパであり、シャッタ(126)が部品吸
着位置(T)の部品(4)を覆う位置にある場合の該シ
ャッタ(126)の位置決めをしている。
【0045】次に、部品供給装置(7)を供給台(6)
に取付ける機構について図6及び図13に基づき説明す
る。
【0046】(133)は供給装置(7)のカセット本
体(93)の下部の前後に1個ずつ取付けられた取付け
ピンであり、供給台(6)の前後の取付プレート(13
4)(135)に穿設された取付孔(136)(13
7)に嵌合することにより、供給装置(7)の位置決め
が為される。(138)は支軸(139)に枢支される
ロックレバーであり、該レバー(138)の先端部のロ
ック爪(140)が供給台(6)上に設けられたロック
プレート(141)係合し、供給装置(7)を供給台
(6)に取り付ける。取り付け孔(136)(137)
は夫々供給台(6)の移動方向に図13に示されるよう
に「A/2」の間隔で穿設されている。
【0047】部品供給装置(7)の供給台(6)への並
び方向の幅は何種類かあるが、同一幅の供給装置(7)
を並べて、取付孔(136)(137)の1つおきにな
らべられるもの、即ち「A」の間隔でほぼ隙間なく並べ
られるものが一番狭い。次に広いものは取付孔(13
6)(137)の2つおき、即ち「3A/2」の間隔で
ほぼ隙間なく並べられるものである。この2種類の幅の
供給装置(7)は図13で示されるように、互いにどの
ように並んでもほぼ隙間なく並べることができる。従っ
て、揺動レバー(92)の係合片(96)の位置も
「A」の間隔かあるいは「3A/2」で並んでいる。あ
るいはその他の「A」の整数倍でない間隔で並ぶ場合も
考えられる。
【0048】本実施例では「A」は17mm、一番狭い
供給装置(7)の幅は16.5mm、次に広いものが2
3mmである。供給台(6)上に16.5mmの供給装
置(7)のみが隙間なく並んでいる場合、昇降棒(5
2)がある供給装置(7)上に位置しているとき、前記
移動体(50)の移動により、昇降棒(53)は図3の
2点鎖線の位置にて昇降棒(52)の下の供給装置
(7)より2個右側の供給装置(7)の上にある。ま
た、移動体(50)の移動により、昇降棒(54)は図
3の2点鎖線の位置にて昇降棒(52)の下の供給装置
(7)より2個左側の供給装置(7)の上にある。
【0049】図14は各カムの回転による動作のタイミ
ングチャートを示し、0度、180度、360度とある
のはカム支軸(21)の回動によるカム(22)等の回
動及びカム(88)等の回動の回転量を示し、360度
で0度に戻り同一の動作が繰り返される。これによる
と、「インデックス回転」で示されるようにターンテー
ブル(12)は0度から180度の間に装着ヘッド(1
4)が1つのステーションから次のステーションまで移
動し、その間に「部品供給部移動」で示されるように供
給台(6)の移動がなされ、また移動体(50)の移動
も行われる。180度から360度の間はターンテーブ
ル(12)、供給台(6)及び移動体(50)は必ず停
止している。シャッタ駆動レバー(80)は「シャッ
タ」で示されるようにカム(88)の0度から180度
の回動の間は図6で示される状態であり、180度から
360度の間に図6の左方向(図5の右方向)に移動し
てシャッタ(126)を開状態としてから図6の右方向
に移動して閉状態に戻す。
【0050】「チップピックアップ」で示されるように
装着ヘッド(14)は吸着ステーションに移動する0度
から180度の間は上昇した状態を保ち、吸着ステーシ
ョンに達してから下降し部品吸着後上昇して戻る。この
ヘッド(14)の上下動はシャッタ(126)の開状態
の間に行われることが図14より分かる。
【0051】「テープ送りA」は昇降棒(53)(5
4)の上下動を示し、0度から180度の間は上昇した
状態にあり、180度から360度の間に、下降して揺
動レバー(92)を押し下げテープ送り動作をさせてか
ら上昇する。「テープ送りB」は昇降棒(52)の上下
動を示し、0度から180度の間に上下動をし、180
度から360度の間は上昇した状態を保つ。昇降棒(5
2)の上下動をするときは、供給台(6)の移動は行わ
れない。
【0052】以上のような構成により以下動作について
説明する。
【0053】先ず、チップ部品(4)を装着すべきプリ
ント基板(5)の種類に応じ、作業者は部品供給装置
(7)を供給台(6)上に取付ピン(133)を取付孔
(136)及び取付孔(137)に挿入しロックレバー
(138)を用いてロック爪(140)をロックプレー
ト(141)に係合させて配設する。供給装置(7)は
幅寸法により「A」の間隔あるいは「3A/2」の間隔
にて供給台(6)に配設され、その一部の配設は図15
のように隙間のないようにして並んでいる。
【0054】このようにして、供給台(6)上に供給装
置(7)が配設されると、該供給装置(7)より吸着ノ
ズル(13)が部品(4)を吸着してプリント基板
(5)へ装着する動作が行なわれるが、この動作につい
て説明する。
【0055】次に、図示しない操作部が操作され自動運
転が開始されると、モータ(3)が回動されボールネジ
(9)及びナット(10)を介して所望の部品(4)を
供給する供給装置(7)を吸着ステーションで待機する
吸着ノズル(13)の吸着位置に移動させるよう供給台
(6)がリニアガイド(11)に案内され移動する。
【0056】この移動中シャッタレバー(128)は、
バネ(130)によりシャッタ支軸(127)のまわり
に図6の反時計方向に回動するよう付勢されており、シ
ャッタ(126)は図11で示されるようにテープ送り
方向に移動した状態となって、上のカバーテープ(9
1)がはがされた状態でテープ(90)内に封入されて
いる部品(4)の上を押え片(129)が覆い移動中も
部品(4)の飛び出しを防止している。
【0057】供給装置(7)が図15の位置に停止する
と、図示しないソレノイドが励磁して揺動レバー(3
2)の図3の反時計方向への規制が解かれ、図14の0
度から180度の期間の間でカム支軸(21)の回動よ
る図示しないカムの回動により揺動レバー(32)が図
3の反時計方向に揺動し、昇降ロッド(33)を介して
スプラインシャフト(39)がバネ(9)の付勢力によ
り下降し、昇降棒(52)が下降して揺動レバー(9
2)の係合片(96)に当接し図15のように押下げ
る。該揺動レバー(92)は図6の状態から図7の状態
に反時計方向に揺動し、伝達レバー(100)を介し
て、送りレバー(101)が反時計方向に揺動し送り爪
(103)が送り歯車(104)を回動させスプロケッ
ト(105)を回動させる。スプロケット(105)の
回動により送りピン(108)はテープ(90)を所定
ピッチ送る。また、テープ(90)の送り動作中、サプ
レッサ(111)はテープ(90)が上方に浮き上がら
ないように押さえている。
【0058】一方、揺動レバー(92)の反時計方向へ
の揺動により、引張バネ(122)を介してラチェット
レバー(120)が反時計方向に揺動し、ラチェット爪
(124)はラチェット歯車(123)に噛合いカバー
テープリール(119)を所定角度反時計方向に回動さ
せる。リール(119)の回動によりサプレッサ(11
1)の開口(114)の位置でテープ(90)より剥が
されながらカバーテープ(91)はリール(119)に
巻取られる。また、このとき、上面のカバーテープ(9
1)が剥がされた部品(4)の上部は図11のようにサ
プレッサ(111)及びシャッタ(126)の押え片
(129)が覆っており、チップ部品(4)が飛出さな
いようにしている。また、ソレノイド(24)及び図示
しない揺動レバー(34)を揺動規制する図示しないソ
レノイドは伸び図示しないバネが係止レバーを時計方向
に付勢し、レバー(20)及びレバー(34)は揺動を
規制されたままである。
【0059】次に、昇降棒(52)が上動すると、揺動
レバー(92)は引張バネ(97)の付勢力により時計
方向に戻り、テープ(90)の送り動作及びカバーテー
プ(91)の剥離動作は停止し、次に吸着されるべきチ
ップ部品(4)は吸着ノズル(13)による部品吸着位
置(T)に位置する。
【0060】このタイミングチャートの0度から180
度の間に、ターンテーブル(12)の回動により次に部
品(4)を取り出すべき装着ヘッド(14)が吸着ステ
ーションに、カムフォロワ(76)及びカムフォロワ
(77)が円筒カム(78)を把持しながら該カム(7
8)に沿って移動することにより、該カムフォロワ(7
6)(77)に支持されて移動し停止する。この移動の
停止時にはカムフォロワ(76)(77)は下降ブロッ
ク(73)に乗り移っている。この移動時に円筒カム
(78)の寸法誤差や乗り移ること等による振動や衝撃
はカムフォロワ(77)をバネ(145)が押圧してい
ることにより吸収している。また、この昇降棒(52)
が下降する0度から180度の期間は供給台(6)の移
動は行われない。次に、タイミングチャートの180度
から360度の間のカム(88)の回動により揺動レバ
ー(87)及びロッド(84)を介してバネ(85)の
付勢力に抗してレバー(83)が図5の反時計方向に回
動し、該レバーが嵌合しているのでレバー(80)は図
5の右方向に移動して、シャッタレバー(128)が引
かれる。シャッタレバー(128)の図5の時計方向へ
の(図9の時計方向への)揺動により、シャッタ(12
6)は図9の右側に移動し、押え片(129)は図9の
右側にスリット(116)に沿って移動する。こうし
て、部品吸着位置(T)のチップ部品(4)上方は図1
1及び図12の状態から図10に示されるように開放さ
れる。
【0061】次に、図14に示されるように図示しない
カムの回動により昇降棒ロッド(70)が下降して、昇
降板(71)はガイド(72)に沿って下降してブロッ
ク(73)は下降する。すると、カムフォロワ(77)
が押圧されローラ取り付け体(75)が下降しシャフト
(74)がターンテーブル(12)内を下降し装着ヘッ
ド(14)が下降し吸着ノズル(13)が部品(4)を
吸着する。
【0062】次に、図14に示されるように昇降ロッド
(70)が上昇し部品(4)を吸着したノズル(13)
が図4の位置まで上昇し戻る。この上下動中もバネ(1
45)によりカムフォロワ(77)はブロック(73)
の下面を常に同一の押圧力で押圧している。
【0063】この吸着ノズル(13)の部品吸着動作が
終了すると、シャッタ駆動レバー(80)は図6の右側
に戻り、バネ(130)の付勢力によりシャッタレバー
(128)が反時計方向に揺動し、シャッタ(126)
は図6の左方に戻り、部品吸着位置(T)上を覆う。
【0064】こうして図14の180度から360度の
動作が終了する。
【0065】次に、再度図14の0度からの動作が開始
され、180度までの間にターンテーブル(12)が間
欠回動し、次のノズル(13)が吸着ステーションに移
動するが、次に取出されるべき部品(4)を供給する供
給装置(7)は現在と同じなのでモータ(8)は回動せ
ず、供給装置(7)は移動しない。そして、前述と同様
にしてタイミングチャートの0度から180度の間に該
供給装置(7)のテープ送り動作が行われる。
【0066】この時揺動レバー(32)が時計方向に回
動しきったところで揺動レバー(32)の揺動を規制す
る図示しないソレノイドが作動して図示しない係止レバ
ーが図示しない係止ボルトに係合し揺動レバー(32)
の反時計方向への揺動が規制される。また、揺動レバー
(34)の揺動を規制するソレノイドが作動し図示しな
い係止レバーが反時計方向に回動し該レバー(34)の
規制が外れる。
【0067】次に、前述と同様にして180度から36
0度の間でシャッタ(126)の開閉動作及びシャッタ
の開状態の間の部品吸着動作が行われるが、この間に次
に取り出される部品(4)を供給装置(7)である図1
5の「B」の位置の供給装置(7)のテープ送りをする
ため図示しないカムの回動により、揺動レバー(34)
が回動しロッド(35)が下降し、昇降板(41)がリ
ニアガイド(40)に案内され下降する。すると、バネ
(59)の付勢力によりスプラインシャフト(45)が
下降し、昇降棒(54)が下降し図16のように係合片
(96)を押圧し「B」の位置の供給装置(7)のテー
プ送り動作が行われる。この後、昇降棒(54)は上昇
する。
【0068】次に、次の0度から180度のタイミング
の間に図14の「部品供給部移動」に示されるように供
給台(6)が供給台(6)上の全ての供給装置(7)の
シャッタ(126)が閉状態のまま移動し「B」の供給
装置(7)が昇降棒(52)の下方に移動する。この間
にモータ(62)の回動により、ボールネジ(64)及
びナット(65)を介して移動体(50)がリニアガイ
ド(66)に案内されて移動しローラ(47)が立ち上
がり片(43)上を転がることによりスプラインシャフ
ト(45)及び昇降棒(54)が左方向に移動し図3の
状態となる。
【0069】次に、180度から360度のタイミング
の間に前述と同様にして「B」の位置の供給装置(7)
のシャッタ(126)の開閉動作及びヘッド(14)の
下降による部品(4)の吸着動作が行われ、これと同時
にカム支軸(21)の回動による揺動レバー(34)及
びロッド(35)等を介して図14の「テープ送りA」
に示されるように昇降棒(54)が下降して、図17に
示されるように「C」の位置の供給装置(7)のテープ
送り動作が行われる。
【0070】次に、次の0度から180度のタイミング
の間に供給台(6)が「C」の位置に昇降棒(52)が
位置するよう移動し、また次に取り出すべき部品(4)
の供給装置(7)が幅広の「D」のものであるのでモー
タ(62)の回動により移動体(50)が図3の右方向
に「A/2」の距離移動し「D」の供給装置(7)の係
合片(96)に昇降棒(54)が係合可能な位置に停止
する。
【0071】次に、180度から360度のタイミング
の間にシャッタ(126)が開閉し、ヘッド(14)が
下降し、部品(4)の吸着が行われると共に、図18に
示されるように昇降棒(54)が下降して「D」の供給
装置(7)の送り動作を行う。
【0072】次に、供給台(6)の移動により「D」の
供給装置(7)が昇降棒(52)の下方に移動し、前述
と同様な部品(4)吸着動作が行われると共に、次に取
り出されるべき部品(4)を供給する供給装置(7)が
昇降棒(53)(54)の移動範囲内にあれば、そのテ
ープ送り動作が行われる。例えば、「D」の次が「C」
であれば揺動レバー(34)が図示しない係止レバーに
回動を規制された後、ソレノイド(24)が励磁して係
止レバー(25)がバネ(26)に抗して支軸(27)
のまわりに反時計方向に回動して係止ボルト(28)よ
り外れ、揺動レバー(20)の回動の規制を解き、カム
(22)の回動によりロッド(29)、昇降板(31)
及びスプラインシャフト(44)を介して昇降棒(5
3)が下降して係合片(96)を押圧してテープ送りが
なされる。
【0073】以上のような動作を繰り返してチップ部品
(4)の吸着動作が続けられる。
【0074】一方、吸着ノズル(13)が部品(4)を
吸着してヘッド(14)が上昇して図4の状態に戻る
と、ターンテーブル(12)が間欠回動し、カムフォロ
ワ(76)(77)は円筒カム(78)に乗り移り、部
品(4)を吸着したノズル(13)は認識ステーション
に移動する。
【0075】そして、該ステーションにて、ノズル(1
3)の吸着している部品(4)が部品認識装置(15)
に認識される。
【0076】次のターンテーブル(12)の間欠回動に
より認識ステーションに停止していたノズル(13)は
角度補正ステーションに移動し、ノズル回動ローラ(1
6)により認識装置(15)の認識結果に基づき部品
(4)のθ方向の回転角度の位置ずれが補正される。
【0077】次のターンテーブル(12)の間欠回動に
より角度補正ステーションに停止していたノズル(1
3)は装着ステーションに移動し、X軸モータ(2)及
びY軸モータ(3)の回動により認識装置(15)の認
識結果に基づき補正を加えてXYテーブル(1)がXY
方向に移動し、プリント基板(5)の装着すべき位置に
ノズル(13)に吸着された部品(4)が装着される。
【0078】吸着ステーションで部品(4)の吸着がな
され装着ステーションに移動する間もカムフォロワ(7
7)はバネ(145)によりカム(78)の下面を押圧
しており、移動中の振動及び衝撃を吸収して部品(4)
がノズル(13)に対してずれたり落ちたりしないよう
にしている。また、円筒カム(78)は上下しているが
バネ(145)によるカムフォロワ(77)の押圧力は
常に一定となっており振動及び衝撃の吸収が一様に行え
るようにされている。
【0079】以上の動作が繰返されて夫々の部品供給装
置(7)から、順次部品(4)の吸着及びプリント基板
(5)への装着動作が行なわれる。
【0080】尚、本実施例では移動体(50)の移動範
囲は距離「A」であったが、これより長くしても良い。
【0081】また、本実施例では昇降棒(53)(5
4)ともに移動体(50)とともに移動したが、両昇降
棒を夫々独立したボールネジ等の駆動源により独立に供
給台(6)の移動方向に移動する移動体に上下動自在に
設けるようにして、移動範囲内にある場合両側の供給装
置(7)を同時にテープ送りできるようにしてもよく、
昇降棒(53)(54)は2本としたがこれに限らず3
本以上に設けることも可能である。
【0082】さらに、昇降棒(52)を設けずに供給台
(6)の移動方向に移動可能な昇降棒のみを設けるよう
にしてもよいし、高速に移動できるのであれば昇降棒は
1本のみ設けて吸着位置(T)の供給装置(7)及びそ
れ以外の位置の供給装置(7)のテープ送り動作を行う
ようにしてもよい。
【0083】さらにまた、本実施例では昇降棒(53)
(54)の下降即ち先に行うテープの送り動作は、供給
台(6)が停止している間(図14の180度から36
0度の間)に行ったが、カムの曲線を変えるかカムによ
らず独立した駆動源を設けるなどして供給台(6)の移
動中にテープ送りをする供給装置(7)の移動に合わせ
て昇降棒(53)(54)を移動させながら行ってもよ
い。
【0084】また、本実施例の場合昇降棒(53)(5
4)のどちらかを下降させて次に部品(4)が取り出さ
れる供給装置(7)のテープ送りを行ったが、次に部品
(4)が取り出される供給装置(7)のみでなく、次の
次あるいはその次に部品(4)が取り出される供給装置
(7)が昇降棒(53)(54)の移動範囲内にある場
合は昇降棒(53)(54)を同時に下降させてテープ
送りをさせても良い。特に次の次に部品(4)が取り出
される供給装置(7)が、次に部品(4)が取り出され
る供給装置(7)から部品を取り出すときにテープ送り
ができない位置となってしまう場合には両方を同時に送
っておくと良い。
【0085】さらにまた、本実施例では供給装置(7)
のテープ送りをするために上下動する昇降棒で揺動レバ
ー(92)を押圧して揺動する場合ついて説明したが、
供給装置(7)のテープ送りするためのレバーを引いて
テープ送りするようなもの、あるいは供給装置(7)の
下側等でテープの送り方向等にレバーを押すか引くかし
てテープ送りをするものであっても供給装置(7)のレ
バーを駆動する駆動レバーを本実施例のごとくあらかじ
めテープ送りできるように設けるようにすればよい。
【0086】
【発明の効果】以上のように本発明は、テープの送り動
作を駆動するテープ送りレバーと、前記シャッタの開閉
を駆動するシャッタ開閉レバーとを夫々独立して設けた
ので、テープ送り後チップ部品の取出し後、シャッタ開
閉レバーによりシャッタを閉じることができ供給台の移
動中に部品が飛び出すことがなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】昇降棒の昇降機構及び移動機構を示す正面図で
ある。
【図2】本発明を適用せる部品装着装置の平面図であ
る。
【図3】本発明を適用せる部品装着装置の図1の矢視断
面を含む側面図である。
【図4】昇降棒の昇降機構及び移動機構を示す図3の矢
視断面図である。
【図5】シャッタ駆動機構動を示す側面図である。
【図6】部品供給装置の側面図である。
【図7】部品供給装置の側面図である。
【図8】部品供給装置の側面図である。
【図9】部品供給装置の側面図である。
【図10】サプレッサの上面を示す図である。
【図11】サプレッサの上面を示す図である。
【図12】部品供給装置のシャッタ付近の側面図であ
る。
【図13】供給台上に部品供給装置が配設される平面図
である。
【図14】タイミングチャートを示す図である。
【図15】昇降棒の昇降動作を示す正面図である。
【図16】昇降棒の昇降動作を示す正面図である。
【図17】昇降棒の昇降動作を示す正面図である。
【図18】昇降棒の昇降動作を示す正面図である。
【図19】円筒カムをカムフォロワが挟んでいる状態を
示す側面図である。
【図20】図19の矢視断面図である。
【符号の説明】
(4) チップ状電子部品(チップ部品) (7) 部品供給装置 (13) 吸着ノズル (90) テープ (91) カバーテープ (92) 揺動レバー(テープ送りレバー) (126) シャッタ (128) シャッタレバー(シャッタ開閉レバー)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】チップ部品を封入するテープを該テープ上
    面を覆うカバーテープを剥ぎ取りながら部品取り出し位
    置に送り、テープ送り中は部品取り出し位置の上をシャ
    ッタで閉じ部品取り出し前に該シャッタを開いて吸着ノ
    ズルが吸着可能に該部品を供給する部品供給装置におい
    て、前記テープの送り動作を駆動するテープ送りレバー
    と、前記シャッタの開閉を駆動するシャッタ開閉レバー
    とを夫々独立して設け前記供給台の移動中は前記シャッ
    タを閉じるようにしたことを特徴とする部品供給装置。
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