JPH0516904A - 箱詰システムと該システムに使用される箱詰装置及び上蓋被装装置 - Google Patents

箱詰システムと該システムに使用される箱詰装置及び上蓋被装装置

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JPH0516904A
JPH0516904A JP10786791A JP10786791A JPH0516904A JP H0516904 A JPH0516904 A JP H0516904A JP 10786791 A JP10786791 A JP 10786791A JP 10786791 A JP10786791 A JP 10786791A JP H0516904 A JPH0516904 A JP H0516904A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】種類の異なる缶詰等の製品を効率良く自動的に
組み合わせて箱詰する箱詰システムを提供することを目
的とする。 【構成】箱詰される製品を種類別に供給するための複数
の製品搬送手段Bと、該搬送手段から順次任意の製品S
を選択的に切り出して所望の製品の組合せを形成する組
合せ形成手段Cと、組合わされた1セットの製品群を一
列横隊状に並べ、これらに対して開口側が対峙するよう
下箱を横に立てて保持し、これらの製品群を下箱に対し
て相対的にやや斜めにして製品の上下端のいずれかの側
から下箱に挿入する箱詰装置Dと、前側で下方に傾斜し
中央よりの部分が下箱の前上端部に当接する状態で下箱
に相対的に接近・当接して下箱に上蓋を被装する上蓋被
装装置Eを具備することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、箱詰システム、例え
ば食用油等の缶詰製品を自動的に組み合わせて箱詰する
箱詰システムと、そのシステムに使用される箱詰装置お
よび上蓋被装装置に関する。
【0002】
【従来の技術】箱詰製品、例えば食用油の缶詰は、商品
として展示されたときあるいは贈答されたときに美しい
ように、色,デザインあるいは大きさの異なる缶詰を複
数種類組み合わせて化粧箱等に箱詰される。
【0003】従来、上記箱詰は、上記色等の異なる各種
の缶詰等の製品の選択及び組合せ等を機械を用いて自動
的におこなうことが難しいため、また、缶詰を比較的ピ
ッタリした化粧箱等の箱に入れることの難しさのため、
さらには化粧箱のピッタリとした下箱への上蓋の被装の
難しさのため、専ら人手によってなされていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記製品
は、専ら、贈答時期である中元時期と歳暮時期に極めて
集中的に販売されるため、この時期に非常に多くの人手
を確保しなければならない。
【0005】しかも、上述のような一連の作業を流れ作
業的に効率的におこなうには、熟練した作業者でなけれ
ばならないが、上述のように贈答時期のみ必要となるた
め、これらの作業者を確保することが難しい。
【0006】このため、実際には、不十分な数の作業者
で贈答時期のかなり前から箱詰作業を開始して対応して
いるが、この場合には販売されるときには製造年月日が
やや以前のものが販売されることとなり、小売店での販
売可能時期(返品期日まで期間)が短くなる結果、製品
(商品)の返品率が高くなり、且つ、製品(商品)をそ
れまでの期間倉庫に保管するための倉敷料が必要とな
り、これらがメーカあるいは一次問屋等の利益率を大幅
に低下させることとなっていた。
【0007】本発明は、上記現況に鑑みおこなわれたも
ので、色あるいは大きさの異なる缶詰等の製品を効率良
く自動的に組み合わせて箱詰する箱詰システムと、その
システムに使用される装置を提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本第1の発明にかかる箱
詰システムは、箱詰される製品を種類別に供給するため
の複数の製品搬送手段と、複数の搬送手段から順次任意
の搬送手段の製品を選択的に切り出して所望の缶詰の組
合せを形成する組合せ形成手段と、組合わされた1セッ
トの製品群を一列横隊状に並べ、これらに対して開口側
が対峙するよう下箱を横に立て、これらの製品群を下箱
に対して相対的にやや斜めにして製品の上下端のいずれ
かの側から下箱に挿入する箱詰装置と、前側で下方に傾
斜し中央よりの部分が下箱の前上端部に当接する状態で
下箱に相対的に接近・当接して下箱に上蓋を被装する上
蓋被装装置を具備することを特徴とする。
【0009】本第2の発明にかかる箱詰装置は、1セッ
トの製品群を一列横隊状に待機させる待機部位と、この
横隊状に待機する製品群に対してそれに平行して下箱の
凹所開口部が対峙するように下箱を横に立てて保持する
保持部と、上記保持部に保持されている下箱に、横隊状
の製品群をその上下端のいずれかの端部から相対的に近
接するようやや斜めにして下箱に挿入する挿入機構とを
具備することを特徴とする。
【0010】本第3の発明にかかる上蓋被装装置は、上
蓋供給ラインを下箱搬送手段の上方に上下に対峙するよ
う並設するとともに、この上蓋供給ラインの前端部に、
上蓋の凹所開口部が下方を向き前側で下方に傾斜して中
央よりの部分が下箱の前上端部に当接する状態で該上蓋
を保持する保持機構を設け、且つ、上記下箱搬送手段
を、搬送する下箱の前上端部を上記保持されている上蓋
の中央よりの部分に接近・当接して通過するような位置
関係に設け、搬送される下箱に上蓋を被装するよう構成
したことを特徴とする。
【0011】
【作用】しかして、上述のように構成された第1の発明
にかかる箱詰システムは、それぞれの搬送手段で各種の
缶詰等の製品が種類別に搬送され、組合せ形成手段にお
いて所望の組合せが形成される。そして、箱詰装置にお
いて、上記組合わされた1セットの製品群が比較的ピッ
タリしている下箱に対してそれらを上下方向(長手方
向)に相対的にやや斜めにした状態で挿入することによ
って容易に挿入することができ、上蓋被装装置におい
て、上記製品群が詰められた下箱の前上端部が上蓋のや
や幅が広くなっている中央よりの部分に当接することに
より、ピッタリした上蓋が下箱に被装される。
【0012】また、第2の発明にかかる箱詰装置は、待
機部位で一列横隊状に待機している1セットの製品群
は、それに平行して保持された下箱の凹所開口部に、該
製品群を上下方向(長手方向)に下箱に対して相対的に
やや斜めにすることによって、製品に対して下箱が比較
的ピッタリしていても容易に挿入することが可能とな
る。これは、下箱の凹所開口部の高さ寸法に比べて、そ
の高さ寸法にある角度傾斜した寸法の方が大きいことに
着目して、挿入機構が、製品を上記ある角度だけ傾斜さ
せた状態で、挿入動作することによって達成される。
【0013】また、第3の発明にかかる上蓋被装装置
は、上蓋に対して下箱が、該下箱の前上端部が上蓋の開
口している前端から中央よりの部分に接近・当接するよ
う、上蓋供給ラインと下箱搬送ラインが配設され、上蓋
の幅が両端に比べて僅かに広くなっている中央よりの部
分で下箱の前上端部が当接するため、下箱に対して上蓋
がピッタリしている化粧箱であっても、容易に上蓋を被
せることができる。これは、箱を組み立てると、箱の両
端部の幅に比べて中央よりの部分の幅がやや広くなるこ
とに着目して、上蓋の中央よりの部分に下箱の前上端部
が当接するよう、保持機構により上蓋を保持するととも
に、下箱を通過させることによって達成される。
【0014】
【実施例】以下、本発明を、食用油の缶詰製品を化粧箱
に自動的に箱詰する実施例について、図面に基づいて具
体的に説明する。
【0015】図1はシステム全体の平面配置図である。
この図において、Aは箱詰される各種種類の異なる缶詰
(以下、単に製品という)をその製品毎に供給する供給
ステーション、Bは上記供給ステーションAから各種製
品を製品毎に搬送する各製品搬送手段、Cは上記各製品
搬送手段Bによって搬送された製品を選択的に切り出し
て所望の組合せを形成する組合せ形成手段、Dは組合さ
れた1セットの製品群を化粧箱の下箱に箱詰する箱詰装
置、Eは1セットの製品群が箱詰された上記下箱に上蓋
を被せる上蓋被装装置である。
【0016】図1あるいは部分拡大図である図2に図示
するように、トラックサイドから各種製品が製品毎に通
凾に入れられて搬入され、供給ステーションA(A1
4 )に供給される。そして、この供給ステションA
で、アンケーサー(ケースからの取出し装置)1によっ
て通凾から取り出され、スラットコンベアで構成される
製品搬送手段B (B1 〜B4 )上に供給される。
【0017】上記製品搬送手段Bによって搬送された各
種製品は、組合せ形成手段C(本実施例では、搬送手段
B先端の合流部に付設されている周知の構造のコンベヤ
合流装置11とその先端に配置された周知の構造の分岐装
置12によって構成されている)によって、種類の異なる
製品が所望の組合せに、組み合わされる。具体的には、
上記コンベヤ合流装置11と分岐装置12を適宜制御して、
それぞれが特定の種類の製品を搬送する製品搬送手段B
(B1 〜B4 )から、所望の順序で所望の種類の製品を
共通のコンベヤ2A 上に取り出し、さらに複数のコンベ
ヤ2(2a 〜2d)へ分岐されることによってなされる。
【0018】そして、上記コンベヤ2は、その先端部が
上記箱詰装置D(D1 〜D4 )まで延設され、所望の1
セットとなった製品群を各箱詰装置Dへ搬送する。
【0019】この箱詰装置Dは、平面図である図4ある
いはそのI-I 矢視図である図5に図示するように、化粧
箱の下箱を供給する下箱搬送装置3(図1参照)に連設
された、上記コンベヤ2先端部の長手方向に平行な下箱
供給装置4(4a 〜4d;図2参照)を具備し、上記コン
ベヤ2先端部に1列に並んだ1セットの製品P群(本実
施例では5個;図4の二点鎖線参照)に下箱の凹所開口
部の開口面側が対峙するよう化粧箱の下箱Sが供給され
る。そして、上記コンベヤ2および下箱供給装置4の先
端部には、上記製品群および下箱の双方が対峙する状態
で待機するよう、それぞれストッパ21,22 が配設されて
いる。このため、上記コンベヤ2には、搬送物が待機自
在な周知の構造からなる所謂アキュムレート型のコンベ
ヤが使用されるとともに、上記下箱供給装置4には、搬
送物が待機自在な間欠運転されるコンベヤが使用され、
コンベヤ2のストッパ21の手前部分が製品群の待機部23
となり、また下箱供給装置4のストッパ22の手前部分が
下箱の保持部24となっている。
【0020】また、本実施例では、上記下箱が図5に図
示するように、上端で後退した上下方向にやや斜めにな
るよう、上記下箱供給装置4の搬送面がコンベヤ2の反
対側で下方に下がった状態で配設されている。
【0021】そして、図4,図5に図示するように、上
記対峙して下箱が保持される下箱供給装置4と、コンベ
ヤ2との間には、渡り板8が配設されるとともに、コン
ベヤ2先端の側方には、上記製品群をコンベヤ2上から
渡り板8を経て下箱供給装置4内へ送り出す空圧シリン
ダ5aを備えた挿入装置 (挿入機構) 5が配設され、該挿
入装置5の空圧シリンダ5aの突出動により、その押接部
材5bが、一列横隊状に並んだ製品群を下端から先に入れ
込む状態(図6参照)で化粧箱の下箱Sに箱詰される。
このため、図6に示す如く、製品の高さhと上記下箱の
上下方向(高さ)の内寸法Hに殆ど差がない略ピッタリ
の状態であっても、簡単に且つ確実に挿入することが可
能となる。
【0022】そして、図1,図2あるいは図3に図示す
るように、上記所望の組合せの製品群が詰められた下箱
は、箱詰製品搬送装置 (下箱搬送手段)6によって、上
蓋被装装置Eに搬送される。
【0023】この上蓋被装装置Eは、図7あるいは図8
に図示するように、上記箱詰製品搬送装置 (下箱搬送手
段) 6に上下に対峙する状態で且つ前端で該箱詰製品搬
送装置6側に近接するよう配設された上蓋供給コンベヤ
(上蓋供給ライン) 7を具備している。そして、この上
蓋供給コンベヤ7の前端には、上蓋Uを側面より支持ガ
イドする支持ガイドパイプと先端で停止・待機させるス
トッパーを備えた保持機構13が設けられ、図9に図示す
るように、搬送されてきた上蓋Uをその凹所開口部が下
向きの状態で上蓋Uの前端から中央よりのやや幅が広く
なった部分U1 が上記箱詰製品搬送装置6上の下箱Sの
前上端部S1 と上下方向において一致して、下箱Sが上
蓋U内に入り込み、図7に示すように、下箱Sの搬送に
伴って該下箱Sの先端が上蓋Uの先端部に当接して上記
保持機構13から上蓋Uを離脱させるとともに、その後方
の上方位置に配設された押圧ロール14が上方より押圧し
て、下箱Sに上蓋Uを概ね被装させるようになってい
る。そして、下箱Sに上蓋Uが概ね被装した状態で、上
記保持機構13の後流部の上方位置に順次低くなるよう設
けられている3個の押圧弾性ロール15が上方から上蓋U
を下箱S側に押圧して、完全に下箱Sに上蓋Uを被装す
る。
【0024】ところで、本実施例の場合、図1あるいは
図3に図示するように、搬送面が90度ローリング (横
転) している上記箱詰製品搬送装置6の先端部(搬送方
向に斜線を引いた部分より先端側の部分参照)は、ダン
ボール箱詰ステーションFまで延設され、上記下箱Sに
上蓋Uが被装された化粧箱を、ダンボール箱詰ステーシ
ョンFまで搬送する。このダンボール箱詰ステーション
Fには、上記所定数(例えば、6個)の化粧箱をダンボ
ール箱 (外凾) に合わせて多列状の一塊に並べて集積す
る化粧箱集積装置30と、これに下方側が開口したダンポ
ール箱を上記一塊になった化粧箱に上方から被せるダン
ボール箱被装装置31と、その状態で 180度反転させる反
転装置32と、ダンボール箱の開口している蓋をテーピン
グする封凾装置33が配設されている。上記化粧箱集積装
置30は、図示しないが、スライドベッド面と、そのスラ
イドベッド面の一側部に垂直に設けられ化粧箱を係止す
る係止部材と、上記スライドベッド面の上方でその面に
平行な面内を、供給される化粧箱を上記係止部材側に移
動・集積させるハンド部とを具備して、搬送されてきた
化粧箱を多列状に集積するよう構成されている。また、
上記ダンボール箱被装装置31は、図示しないが、上方部
位から供給される上方が開口したダンボール箱を上下反
転させる反転機構と、この反転させたダンボール箱を保
持して下方に移動させ上記一塊の化粧箱群に上方から被
せる被装機構を具備し、上記多数列に並べられた化粧箱
群に上方よりダンボール箱を被装するよう構成されてい
る。さらに、上記反転装置32は、図示しないが、円筒体
上の内部に4本の搬送装置がその各搬送面が隣接する搬
送面に対して互いに直角に対峙するよう配設され、上記
複数の化粧箱を内包するダンボール箱を取り込み、上記
円筒体を 180度回転させることにより、該ダンボール箱
を上下反転させて送り出すよう構成されている。また、
上記封凾装置33は、図示しないが、開いているダンボー
ル箱の上端の観音開き状の左右の蓋をガイドパイプによ
り徐々に上方から押さえ込み、その後方で、ガムテープ
貼着装置により、この左右の蓋をガムテープで封凾され
るよう構成されている。尚、図1若しくは図2あるいは
図3において、Gは上記ダンボール箱をパレットに積載
するパレタイザー、Jは下箱を組み立てる下箱組立装
置、Kは上蓋を組み立てる上蓋組立装置である。
【0025】上述した本箱詰システムによれば、上記供
給ステーションA(A1 〜A4 )にそれぞれ種類の異な
る製品(勿論、同じ種類の製品であってもよい)を供給
すれば、通箱に入れられた製品は、アンケーサー1によ
り通箱から製品搬送手段Bの搬送面上に取り出され、続
く組合せ手段Cにおいて各種類の異なる製品はコンベヤ
合流装置11およびコンベヤ分岐装置12の制御如何によっ
て所望の組合せを形成することができ、組み合わされた
製品群は、コンベヤ2の先端に搬送される。そして、こ
のコンベヤ2の先端に配設された箱詰装置Dで、該コン
ベヤ2に並設された下箱供給装置4に下箱搬送装置3を
経て供給されている下箱に、上記製品群が挿入される。
【0026】そして、箱詰製品搬送装置 (下箱搬送手
段) 6によって、上蓋被装装置Eに搬送され、ここで上
蓋供給コンベヤ7によって供給される上蓋が被装され
る。
【0027】さらに、本実施例の場合には、上記上蓋が
被せられた化粧箱を所定個数集積し、この集積した一塊
の化粧箱をダンボール箱に箱詰され、続く反転装置およ
び封凾装置により、ダンボール箱に箱詰される。
【0028】上述のように、本箱詰システムによれば、
単に複数の製品を供給し、所定の組合せのセットができ
るよう組合せ形成手段の制御の設定をすれば、所望の組
合せからなる製品群を化粧箱に箱詰することができ、さ
らにこれらの化粧箱を所定個数ダンボール箱に自動的に
詰めることができる。
【0029】
【発明の効果】本発明にかかる箱詰システムは、上述の
ように構成され且つ機能し、短時間で非常に大量に箱詰
できるため、従来のように時期的に早めに箱詰する必要
がなくなる。このため、製品の返品率の低下や余分な倉
敷料の必要がなくなり、箱詰に要する経費が大幅に低減
できる。
【0030】また、人手不足の今日にあって、作業者を
確保しておかなければならないという状況からも解放さ
れることとなる。
【0031】また、本発明にかかる箱詰装置によれば、
従来人手によってしか箱詰できなかった、ピッタリした
箱の中への製品の箱詰めを、円滑に且つ非常に迅速に機
械によってすることができる。
【0032】さらに、本発明にかかる上蓋被装装置によ
れば、寸法的にピッタリとしている下箱への上蓋の被装
を、簡単に且つ迅速に機械によってすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本第1の発明の実施例を示す箱詰システムの全
体平面図である。
【図2】図1の箱詰システムの前半の構成を示す部分拡
大図である。
【図3】図1の箱詰システムの後半の構成を示す部分拡
大図である。
【図4】図1の箱詰装置の構成を示す平面図である。
【図5】箱詰装置の構成を示す図4のI-I 矢視図であ
る。
【図6】製品が箱詰めされるときの両者の状態を示す側
断面図である。
【図7】図1の上蓋被装装置の構成を示す側面図であ
る。
【図8】上蓋被装装置の構成を示す図7のII-II 矢視図
である。
【図9】上蓋被装装置における上蓋の下箱への被装状態
を示す斜視図である。
【符号の説明】
B…製品搬送手段 C…組合せ形成手段 D…箱詰装置 E…上蓋被装装置 4…下箱供給装置(保持部) 5…挿入装置 (挿入機構) 6…箱詰製品搬送装置 (下箱搬送手段) 7…上蓋供給コンベヤ (上蓋供給ライン) 13…保持機構 23…待機部位 24…保持部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 箱詰される製品を種類別に供給するため
    の複数の製品搬送手段と、複数の搬送手段から順次任意
    の搬送手段の製品を選択的に切り出して所望の缶詰の組
    合せを形成する組合せ形成手段と、組合わされた1セッ
    トの製品群を一列横隊状に並べ、これらに対して開口側
    が対峙するよう下箱を横に立て、これらの製品群を下箱
    に対して相対的にやや斜めにして製品の上下端のいずれ
    かの側から下箱に挿入する箱詰装置と、前側で下方に傾
    斜し中央よりの部分が下箱の前上端部に当接する状態で
    下箱に相対的に接近・当接して下箱に上蓋を被装する上
    蓋被装装置を具備することを特徴とする箱詰システム。
  2. 【請求項2】 1セットの製品群を一列横隊状に待機さ
    せる待機部位と、この横隊状に待機する製品群に対して
    それに平行して下箱の凹所開口部が対峙するように下箱
    を横に立てて保持する保持部と、上記保持部に保持され
    ている下箱に、横隊状の製品群をその上下端のいずれか
    の端部から相対的に近接するようやや斜めにして下箱に
    挿入する挿入機構とを具備することを特徴とする箱詰装
    置。
  3. 【請求項3】 上蓋供給ラインを下箱搬送手段の上方に
    上下に対峙するよう並設するとともに、この上蓋供給ラ
    インの前端部に、上蓋の凹所開口部が下方を向き前側で
    下方に傾斜して中央よりの部分が下箱の前上端部に当接
    する状態で該上蓋を保持する保持機構を設け、且つ、上
    記下箱搬送手段を、搬送する下箱の前上端部を上記保持
    されている上蓋の中央よりの部分に接近・当接して通過
    するような位置関係に設け、搬送される下箱に上蓋を被
    装するよう構成したことを特徴とする上蓋被装装置。
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