JPH05168520A - ヘアセッター - Google Patents

ヘアセッター

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JPH05168520A
JPH05168520A JP34044591A JP34044591A JPH05168520A JP H05168520 A JPH05168520 A JP H05168520A JP 34044591 A JP34044591 A JP 34044591A JP 34044591 A JP34044591 A JP 34044591A JP H05168520 A JPH05168520 A JP H05168520A
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JP
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hair
bristle
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pipe
slip member
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JP34044591A
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Kazuhisa Aoki
和久 青木
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 毛髪に確実にテンションを加えることができ
て、毛髪の各種セットを容易に行うことができる。 【構成】 毛髪が巻き付けられる部分の表面で且つスチ
ームもしくは温風が吐出される面からブリスル61を突
設したヘアセッターにおいて、ブリスル61の配置面を
周方向において180°以下の範囲とするとともに、最
外側に位置するブリスル61の基部近傍に摩擦係数が大
なる滑り止め部材66を軸方向に配設している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はブリスルを備えるととも
にスチーム若しくは温風を出すことで毛髪のセットを行
うヘアセッターに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から多数本のブリスルを備えたブラ
シにスチームを噴出させるスチーム孔や温風を吐出する
温風孔を設けたものが提供されている。たとえば特開平
1−139004号には、スチーム孔を備えたものが示
されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来例
においては、ブリスルを用いて通常にコーミングを行う
場合は問題ないのであるが、前髪を後ろに巻き返した
り、横の毛髪をボリュームを保ちながら横に流すために
巻き返したりする場合に、毛髪にテンションが加わりに
くく、従って、毛髪に対する求めるくせ付けが困難であ
るという問題を有している。そして上記テンションを大
きくするためにブリスルを細くしたり本数を多くしたり
すると、今度はセットが終わってブラシを毛髪から離す
場合、ブラシに毛髪が絡み付いて外れにくくなるという
問題が生じる。
【0004】本発明はこのような点に鑑み為されたもの
であり、その目的とするところは毛髪に確実にテンショ
ンを加えることができて、毛髪の各種セットを容易に行
うことができるヘアセッターを提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】しかして本発明は、毛髪
が巻き付けられる部分の表面で且つスチームもしくは温
風が吐出される面からブリスルを突設したヘアセッター
において、ブリスルの配置面を周方向において180°
以下の範囲とするとともに、最外側に位置するブリスル
の基部近傍に摩擦係数が大なる滑り止め部材を軸方向に
配設していることに特徴を有している。
【0006】本発明によれば、スチームもしくは温風で
熱した毛髪をブリスルを利用して巻き付ける時、滑り止
め部材があるために毛髪との間の滑りが少なくて毛髪に
確実にテンションをかけることができる。
【0007】
【実施例】以下本発明を図示の実施例に基づいて詳述す
ると、このヘアセッターは、図2及び図3に示すよう
に、温風乃至冷風を送るための送風装置が設けられてい
るとともに電源コード90が引き出されている本体A
と、このグリップを兼ねることになる本体Aの先端部に
着脱自在に連結されるアタッチメントBとからなるもの
として形成されている。
【0008】本体Aは図3に示すように、円筒状ハウジ
ング50の電源コード90の引き出し側である後部内
に、モータM及びこれで駆動されるファンFからなる送
風装置を収容するともに、ハウジング50の前部内に送
風ヒータブロックHを配したもので、ハウジング50の
先端面には網体が取り付けられた送風口52が開口する
とともに接続ジャック54が配設されている。上記送風
装置は、本体Aの後端部に形成された吸入口53から取
り入れた空気を送風口52から吐出する。送風ヒータブ
ロックHに通電されている時には、送風口52から温風
を吐出する。
【0009】アタッチメントBは、本体Aの上記先端部
に着脱自在に連結される基台10と、基台10によって
一端が支持される円筒状のパイプ11、パイプ11内に
配された加熱手段3、パイプ11外周に着脱自在に被せ
られるブロアブラシ6、パイプ11先端に着脱自在に取
り付けられる給水手段4とからなるものとして形成され
ている。
【0010】基台10は本体Aの先端部に被せられて本
体A側のフック59で本体Aに連結される大径部と、パ
イプ11が連結される小径部とを備えて、大径部と小径
部との間が本体Aの送風口52から吐出される風の通路
となっているもので、ブロアブラシ6を係止するための
フック12を備えるとともに、前記接続ジャック54に
差し込み接続されるプラグ13を備えている。
【0011】加熱手段3は、上記円筒状のパイプ11内
に配設されて、液体供給手段4から供給される液体
(水)を加熱してスチーム化するもので、熱良導体から
なるヒータパイプ30内にヒータ33を配したものとし
て形成されている。ここにおけるヒータパイプ30は、
先端部がくさび状に、後端部が円筒状に形成された中空
のもので、ヒータパイプ30におけるくさび部内に収納
されたヒータ33は、両面が開口している保持枠34
と、正特性サーミスタからなる発熱部材35と、発熱部
材35の両面に夫々接する一対の電極板と、一対のアル
ミナのような熱良導体からなるくさび型絶縁板37,3
7とからなるもので、保持枠34内に収めた発熱部材3
5を両電極板と両絶縁板37,37とによってはさんだ
状態でヒータパイプ30内に押し込まれている。
【0012】ここにおいて、スチームを噴出させるため
の多数個のスチーム孔14が形成されている前記円筒状
パイプ11と、加熱手段3におけるヒータパイプ30と
は、図8及び図9から明らかなように、パイプ11内に
ヒータパイプ33を折り返すようにして形成した一体物
となっている。そしてこの両者は、ヒータパイプ30内
にヒータ33を組み込んだ後、折り返し側の一端内面に
形成した切欠36を図11に示す基台11の突起18に
係合させることと、ビス19で固定することとによっ
て、基台10に取り付けられている。
【0013】パイプ11の外周に被せられて前記フック
12で基台10に取り付けられるブロアブラシ6は、図
1及び図4〜図7に示すように、上記パイプ11外周に
被せられる円筒状の筒部60と、多数本のブリスル61
が列設されて筒部60の片面に配されるとともに両側縁
が筒部60から突設された図7に示す係止台68に連結
されるブリスル板62と、筒部60の他面側を覆うカバ
ー65と、カバー65の外面を覆う滑り止め部材66と
からなるもので、筒部60とブリスル板62とにはパイ
プ11に形成されたスチーム孔14と一致する部分にス
チーム孔63,64が形成されており、またブリスル板
62には温風を吐出する温風孔67が形成されている。
図7中の69は筒部60をカバー65に連結固定するた
めのフック部である。
【0014】上記滑り止め部材66は、ゴム系またはエ
ラストマー系の柔軟性のある樹脂で作られた摩擦係数が
大なるもので、その表面は周方向に多数のリブが付けら
れることで表面積が広げられて毛髪を捕らえやすくなる
ようにされている。そしてカバー65における滑り止め
部材66の下方に位置する部分は、図6に示すように格
子状のリブが形成されることで、滑り止め部材66との
間に空間を形成して、滑り止め部材66に触れた時の柔
軟性を高めるとともに毛髪をより捕らえやすくし、さら
に触れた時の熱さ感を緩和している。
【0015】前記加熱手段3に液体を供給する液体供給
手段4は、タンク41と、このタンク41における開口
部に着脱自在とされた円筒状の保持部材42、そして保
持部材42によって保持された吸水体44とから構成さ
れたもので、タンク41には内圧調整用の弁43が設け
られており、パイプ11の先端開口内に保持部材42を
差し込んだ時、一端をタンク41内に位置させている吸
水体44の他端が加熱手段3におけるヒータパイプ30
のくさび型部分の外面に接触するものであり、これによ
ってタンク41内の液体がヒータパイプ30の外面に導
かれる。
【0016】さて、本体AにアタッチメントBを連結し
た状態で本体A内の送風装置を作動させたならば、風は
アタッチメントBにおける基台10の大径部と小径部と
の間の開口部を通じて、ブロアブラシ6における筒部6
0の外周面とブリスル板62及びカバー65の内面との
間に入り、ブリスル板62に形成された温風孔67から
吐出される。
【0017】水が充填された液体供給手段4を取り付け
た状態で加熱手段3に通電すれば、タンク41から吸い
出した水を保持している吸水体44がヒータパイプ30
外面に接触していることから、この接触部において水分
は加熱されてスチームとなり、アタッチメントBにおけ
るパイプ11のスチーム孔14と、ブロアブラシ6にお
ける筒部60とブリスル板62とに形成されているスチ
ーム孔63,64とを通じてブリスル板62から立設さ
れているブリスル61間の空間に噴出する。
【0018】また、ヒータパイプ30に接触する吸水体
44の端部外面を保持している保持部材42は、吸水体
44の外面を外部に露出させることになる切り欠き4
5,45を備えており、吸水体44に含まれた水分が加
熱されてスチームとなる時に、切り欠き45を通じてス
チームが出ていくために、保持部材42がスチーム発生
の邪魔になることもない。
【0019】さて、このヘアセッターによる毛髪のセッ
トは、上述のように本体AにアタッチメントBを装着
し、そしてアタッチメントBにおけるブロアブラシ6の
外周に髪を巻き付け、この状態で温風を吐出させたりス
チームを吐出させたりして毛髪を加熱しながら、毛髪を
梳くようにヘアセッターを動かすのである。前髪や横髪
を後ろに巻き返す場合には、頭頂部から毛先に向かって
ブロアブラシ6を動かし、毛先までコーミングした時に
ブロアブラシ6を半回転させて毛髪を巻き付ける。それ
から頭頂部に向かってブロアブラシ6を動かすという手
順をとるものであり、この時、滑り止め部材66に毛髪
が接触するために、毛髪にテンションをかけながら巻き
返して毛髪を後ろに流すことができる。ブロアブラシ6
の周面における180°以内の範囲で設置されたブリス
ル61における最外側近傍に滑り止め部材66を設ける
だけでも、毛髪を後ろに巻き返す時に滑り止め部材66
が毛髪にかかって毛髪に確実にテンションを加えること
ができるが、図示例のように、ブリスル61が設けられ
た範囲以外の全面に滑り止め部材66を設けた場合、よ
り確実に毛髪にテンションを加えることができる。
【0020】図12は回路図であり、図中55,56,
57は本体Aに設けられたスイッチ、58は加熱手段3
への通電状態を表示するランプである。尚、ここではス
チームと温風の両方を吐出することができるものを示し
たが、いずれか一方のみを吐出することができるもので
あってもよい。
【0021】
【発明の効果】以上のように本発明においては、スチー
ムもしくは温風で熱した毛髪をブリスルを利用して巻き
付ける時、滑り止め部材があるために毛髪との間の滑り
が少なくて毛髪に確実にテンションをかけることができ
るものであり、このために毛髪を後ろに巻き返すといっ
たセットを容易に行うことができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例の水平断面図である。
【図2】同上の縦断面図である。
【図3】同上の本体の縦断面図である。
【図4】ブロアブラシを示すもので、(a) は正面図、
(b) は側面図である。
【図5】ブロアブラシの筒部を除く部材の分解端面図で
ある。
【図6】ブロアブラシの筒部を除く部材の分解側面図で
ある。
【図7】ブロアブラシの筒部を示すもので、(a) は側面
図、(b) は平面図である。
【図8】パイプとスチームパイプとを示すもので、(a)
は正面図、(b) は縦断面図、(c) は横断面図である。
【図9】パイプとスチームパイプとを示すもので、(a)
は水平断面図、(b) は平面図、(c) は底面図である。
【図10】基台とパイプの斜視図である。
【図11】給水手段の分解斜視図である。
【図12】回路図である。
【符号の説明】
61 ブリスル 63 スチーム孔 66 滑り止め部材

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 毛髪が巻き付けられる部分の表面で且つ
    スチームもしくは温風が吐出される面からブリスルを突
    設したヘアセッターにおいて、ブリスルの配置面を周方
    向において180°以下の範囲とするとともに、最外側
    に位置するブリスルの基部近傍に摩擦係数が大なる滑り
    止め部材を軸方向に配設していることを特徴とするヘア
    セッター。
  2. 【請求項2】 滑り止め部材はブリスルが突設されてい
    る範囲以外の全面に配設されていることを特徴とする請
    求項1記載のヘアセッター。
  3. 【請求項3】 滑り止め部材の内面とこれを支える支持
    面との間に空間が形成されていることを特徴とする請求
    項1記載のヘアセッター。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE202011100349U1 (de) 2010-05-12 2011-07-26 Seb S.A. Haarformgerät
JP2018518229A (ja) * 2015-05-08 2018-07-12 ティーアンドビー ナノエレック ヒーター内蔵のヘアブラシおよびその製作方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE202011100349U1 (de) 2010-05-12 2011-07-26 Seb S.A. Haarformgerät
JP2018518229A (ja) * 2015-05-08 2018-07-12 ティーアンドビー ナノエレック ヒーター内蔵のヘアブラシおよびその製作方法

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