JPH05168362A - 動物ケージ収容ラック - Google Patents

動物ケージ収容ラック

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JPH05168362A
JPH05168362A JP33378291A JP33378291A JPH05168362A JP H05168362 A JPH05168362 A JP H05168362A JP 33378291 A JP33378291 A JP 33378291A JP 33378291 A JP33378291 A JP 33378291A JP H05168362 A JPH05168362 A JP H05168362A
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rack
cage
animal
curtain
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芳夫 有本
Shigeto Hirahara
茂人 平原
Koji Morioka
宏次 森岡
Masanobu Saito
正信 斎藤
Masatoyo Ooshiro
匡豊 大城
Hiroyuki Nakayama
博行 中山
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ケージ収容部を列状に並設した動物ケージ収
容ラックにおいて、動物臭気の拡散や収容動物と人間と
の間での相互汚染を効果的に防止し、合わせ、収容動物
にとって良好な換気を行う。 【構成】 ケージ収容部Sの夫々におけるラック外部に
対する開口面部mに、その一端縁から他端縁に向けて清
浄空気assを吹き出す吹出口8と、他端縁において吹
出口8からの吹き出し空気assを吸入する吸入口9と
を設けて、ケージ収容部Sとラック外部と仕切る気流カ
ーテンACを形成するエアカーテン装置を構成し、ケー
ジ収容部Sの夫々において吸入口9の空気吸入量Qbを
吹出口8の空気吹き出し量Qaよりも大にしてある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、無菌動物の飼育や、実
験のために特定の菌に感染させた動物の飼育、あるい
は、一般ペットの保管等々に用いる動物ケージ収容ラッ
クに関し、動物ケージを収容するケージ収容部を列状に
並設した動物ケージ収容ラックに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上記の如き動物ケージ収容ラック
においては、図8に示すように、ラック1中に並設する
ケージ収容部Sの夫々を、それらのラック前面側開口m
a及びラック背面側開口mbを通しての通風が自由な構
成とし、そして、ラック設置室2にラック1を設置する
にあたり、室内に清浄空気asを吹き出す室吹出口3が
ラック1の前面側に位置するように、ラック背面を室壁
2aに近接対向させる状態に設置し、その室壁2aのラ
ック背面対向部に、フィルタfを備える室排気口Eを設
けていた。
【0003】つまり、室吹出口3から室内への清浄空気
供給、及び、上記の室排気口Eによる室内空気の吸引排
気に伴い、ケージ収容部Sの夫々に対してラック前面側
から背面側へ空気を一方向に通過させ、この一方向通風
により、ラック1中の収容動物側から室内者側への汚染
や動物臭気の室内拡散を防止しながら、ケージ収容部S
内の換気(すなわち、収容動物のための換気)を行うよ
うにしていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の従来ラ
ックでは、室内者側、すなわち、人間側から動物側への
汚染を防止できず、収容してある無菌動物が人間からの
菌に感染したり、特定の菌にのみ感染させた実験収容動
物が人間からの異種の菌に複合感染したり、また、収容
ペットが人間からの菌により病気にかかったりする等の
問題があった。
【0005】また、室吹出口3からケージ収容部Sを介
してラック背面側の室排気口Eに至る気流の変向形態や
気流経路の長さがケージ収容部Sごとに異なることによ
り、ケージ収容部Sの夫々に対する換気量(ひいては、
ケージ収容部S夫々の温度、湿度)の分布が不均一とな
り易く、しかも、一方向通風により動物側から室内者側
への汚染や動物臭気の室内拡散を防止する形態上、ケー
ジ収容部Sにおける気流通過速度が全体的に大きくな
り、これらの点、収容動物の飼育環境面でも未だ改善の
余地があった。
【0006】その上、室吹出口3がラック1の前面側に
位置するようにラック背面を室壁2aに近接対向させ、
かつ、その室壁2aのラック背面対向部に室排気口Eを
形成するといったラック設置上の制約、すなわち、ラッ
ク設置室2の付帯設備である室吹出口3や室排気口Eと
ラック1との間における位置関係上の制約があるため、
ラック1の設置位置を変更して室内レイアウトを変更す
るといったことを容易に行えない問題もあった。
【0007】本発明の目的は、臭気拡散の防止や動物と
人間との間での相互汚染の防止、並びに、ケージ収容部
の夫々に対する換気を合理的な気流形成をもって行うこ
とで、上記の各問題の解消を図る点にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明による動物ケージ
収容ラックの第1の特徴構成は、ケージ収容部を列状に
並設する構成において、前記ケージ収容部の夫々におけ
るラック外部に対する開口面部に、その一端縁から他端
縁に向けて清浄空気を吹き出す吹出口と、他端縁におい
て前記吹出口からの吹き出し空気を吸入する吸入口とを
設けて、前記ケージ収容部とラック外部と仕切る気流カ
ーテンを形成するエアカーテン装置を構成し、前記ケー
ジ収容部の夫々において前記吸入口の空気吸入量を前記
吹出口の空気吹き出し量よりも大にしてあることにあ
り、その作用・効果は次の通りである。
【0009】
【作用】つまり、上記の第1特徴構成においては(図3
参照)、ケージ収容部Sの夫々におけるラック外部に対
する開口面部mで、その一端縁から吹出口8により他端
縁に向けて清浄空気assを吹き出すことと、他端縁に
おいて吸入口9により吹出口8からの吹き出し空気as
sを吸入することとにより、ケージ収容部Sとラック外
部とを仕切る清浄空気assの気流カーテンACを形成
し、この気流カーテンACにより上記の開口面部mでケ
ージ収容部S内からラック外部への自由な通風、及び、
ラック外部からケージ収容部S内への自由な通風の夫々
を遮断して、上記開口面部mを介してのケージ収容部S
からラック外部への動物臭気の拡散や、上記開口面部m
を介しての収容動物とラック外部の人間との間での相互
汚染(すなわち、動物側から人間側への汚染、及び、人
間側から動物側への汚染の双方)を防止する。
【0010】上記の気流カーテンACにおいては、その
カーテン気流ACのケージ収容部S側の境界面、及び、
ラック外部側の境界面において、ケージ収容部S内の空
気adをカーテン気流AC中に巻き込む誘引、及び、ラ
ック外部の空気anをカーテン気流AC中に巻き込む誘
引が生じるが、これに対して、前記開口面部mの他端縁
における吸入口9の空気吸入量Qbを開口面部mの一端
縁における吹出口8の空気吹き出し量Qaよりも大とす
ることにより、誘引空気を伴って吸入口9に至るカーテ
ン気流ACを速やかに吸入回収し、また、積極的にはラ
ック外部の空気anを吸引によりカーテン気流ACとと
もに吸入するようにし、これにより、動物臭気の拡散防
止や、動物と人間との間での相互汚染の防止を一層確実
にする。
【0011】また、外部からの空気供給が遮断、ないし
制限されたラック1中のケージ収容部Sでは、カーテン
気流ACのケージ収容部S側の境界面において上記の誘
引とともにカーテン気流ACからケージ収容部S内への
空気補充が生じ、そして、この空気補充では、吹出口8
からの吹き出し清浄空気assのうち気流カーテンAC
のケージ収容部S側境界面近くを流れる空気(すなわ
ち、ラック外部側での誘引によりカーテン気流AC中に
巻き込まれたラック外部空気anの浸透に至っていな
い、ないし、その浸透度が充分に低く抑えられた空気)
の一部が補充空気としてケージ収容部S内へ供給され、
もって、これらカーテン気流ACにおけるケージ収容部
S側境界面での誘引と上記の空気補充とにより、ケージ
収容部S内に対する換気作用を得ることができる。
【0012】
【発明の効果】すなわち、本発明の第1特徴構成によれ
ば、動物臭気のラック外部への拡散や、動物側から人間
側への汚染を防止できるのみならず、人間側から動物側
への汚染をも効果的に防止できて、収容してある無菌動
物が人間からの菌に感染したり、特定の菌にのみ感染さ
せた実験収容動物が人間からの異種の菌に複合感染した
り、また、収容ペットが人間からの菌により病気にかか
ったりする等のことも防止できるようになり、一方向通
風形態を採用していた先述の図8に示す従来ラックに比
べ、人間側と動物側との相互隔離性を大巾に向上し得る
に至った。
【0013】また、カーテン気流におけるケージ収容部
側境界面での誘引現象と空気補充現象とを利用してケー
ジ収容部内の換気を行うことにより、従来ラックにおけ
る換気上の問題、すなわち、ラック設置室の室吹出口か
らケージ収容部を介してラック背面側の室排気口に至る
気流の変更形態や気流経路の長さがケージ収容部ごとに
異なることに起因してケージ収容部の夫々に対する換気
量の分布、ひいては、ケージ収容部夫々の温度、湿度の
分布が不均一となり易く、また、一方向通風により動物
側から室内者側への汚染や動物臭気の室内拡散を防止す
る形態上、ケージ収容部における気流通過速度が全体的
に大きくなるという問題を回避できて、各ケージ収容部
を均一に、かつ、動物にとって適度な気流状態で換気で
き、また合わせて、ケージ収容部夫々の温度、湿度も均
一化でき、これにより、収容動物の飼育環境も大きく向
上し得るに至った。
【0014】しかも、本発明の第1特徴構成によれば、
ラックの設置において、ラック設置室の付帯設備である
室吹出口や室排気口とラックとの間に位置関係上の制約
がないことから、従来ラックに比べ、ラックの設置性そ
のものを向上し得るとともに、ラックの設置位置を変更
して室内レイアウトを変更するといったことも容易に行
える。
【0015】ちなみに、気流カーテンを用いて動物と人
間との間での相互汚染の防止を図るに、単純には、図6
に示すように、ケージ収容部S夫々のラック外部に対す
る開口面部mが面一状に並ぶラック開口面部で、ケージ
収容部Sの並び方向の一端縁から他端縁に向けて清浄空
気assを吹き出す吹出口8Aと、ケージ収容部Sの並
び方向の他端縁において吹出口8Aからの吹き出し空気
assを吸入する吸入口9Aとを設け、これにより、複
数のケージ収容部Sの開口面部mにわたる一連の気流カ
ーテンAC’を形成することも考えられる。しかし、こ
の場合、カーテン気流AC’の流速が下流側ほど低下す
ることにより、下流側に位置するケージ収容部Sほど気
流カーテンAC’の遮断効果が低下し、これにより、上
流側のケージ収容部Sと下流側のケージ収容部Sとで、
人間・動物間の相互汚染を防止する機能に差が生じる問
題が残り、また、カーテン気流AC’のケージ収容部S
側境界面で生じる各ケージ収容部S内に対する誘引と空
気補充とにおいて、上流側のケージ収容部S内から誘引
によりカーテン気流AC’中へ巻き込んだ空気adが、
それよりも下流側のケージ収容部Sに対し補充空気とし
て供給されることから、カーテン気流AC’に伴う上記
の誘引と空気補充とを利用したケージ収容部Sに対する
換気において、清浄空気導入の面で上流側のケージ収容
部Sと下流側のケージ収容部Sとで換気性に差が生じる
問題もある。
【0016】この点、本発明による前述の第1特徴構成
によれば(図3参照)、ラック外部に対するケージ収容
部Sの夫々における開口面部mで、その一端縁から吹出
口8により吹き出されて、その他端縁で吸入口9により
吸入される個別の気流カーテンAC(すなわち、気流の
流れ方向において複数のケージ収容部Sにわたらない気
流カーテン)を形成するから、上記の如く各ケージ収容
部Sで、人間・動物間の相互汚染を防止する機能に差が
生じたり、清浄空気導入の面で換気性に差が生じるする
ことを効果的に防止できて、一層高い相互汚染防止機
能、及び、換気機能を得ることができる。
【0017】また、気流カーテンを用いずに動物と人間
との間での相互汚染を防止する別法として、図7に示す
ように、動物ケージ6’を密閉構造とし、そして、ラッ
ク1中のケージ収容部Sに収容した密閉動物ケージ6’
に対し、清浄空気の供給管hsと排気管heとを接続す
ることにより密閉動物ケージ6’内の換気を行うように
したり、また、ラック中における各ケージ収容部を密閉
構造として、それら密閉ケージ収容部に清浄空気の供給
管と排気管とを接続しておくことにより、密閉ケージ収
容部内を換気するといったことも考えられる。
【0018】しかし、このように動物ケージやケージ収
容部を密閉構造とするものでは、ケージに対する動物の
出し入れ、及び、ケージ収容部に対するケージの出し入
れを始めとして、収容動物に対する餌やりや糞尿処理、
あるいは、注射や測温等の処置のために密閉構造に対し
開閉扉Tを設けるが、動物をケージ収容部に収容した状
態において上記の各種処理や処置を施す場合に、この開
閉扉Tを開かざるを得ず、この際に、ラック外部空気の
密閉構造中への侵入や密閉構造中の空気のラック外部へ
の漏出を生じ、このために、動物をラック中のケージ収
容部内に収容している状態であるにもかかわらず、人間
側から動物側への汚染や動物側から人間側への汚染を招
いてしまう危険性が高い。
【0019】この点、本発明の第1特徴構成によれば
(図3参照)、動物をラック1中のケージ収容部S内に
収容している状態での上記の如き各種処理や処置のため
に気流カーテンACを貫通して手をケージ収容部S内に
挿入したとしても、気流カーテンACの貫通部における
下流側の極一部(上流側から見て貫通腕の裏側部)を除
いて気流カーテンACの遮断効果はそのまま維持でき、
また、気流カーテンACの貫通部における下流側の極一
部についても、その部分を介してのラック外部空気an
のケージ収容部S内への侵入やケージ収容部S内の空気
adのラック外部への漏出を、貫通部よりさらに下流側
に位置する吸入口9の空気吸入をもって防止でき、これ
により、上記の密閉構造形式に比べ、動物と人間との間
での相互汚染防止をより確実にしながら、ケージ収容部
S内に動物を収容した状態での動物やケージ収容部S内
に対する各種の処理や処置を自由に行える利点がある。
【0020】〔本発明の第2ないし第4特徴構成〕本発
明による動物ケージ収容ラックの第2の特徴構成は、ケ
ージ収容部のラック外部に対する前記開口面部の夫々を
面一状配置でラック本体の一面側にのみ設けてあること
にある。
【0021】つまり、この第2特徴構成は(図1参
照)、ラック本体1のうち、ケージ収容部Sのラック外
部に対する開口面部mの夫々を面一状に配置した側のラ
ック面(すなわち、ケージ収容部Sの夫々に対し前述第
1特徴構成のエアカーテン装置を配備した側のラック
面)をラック前面としてラック設置室2の内方側に向け
た状態で、そのラック前面とは反対側のラック背面をラ
ック設置室2の室壁2aに近接させる設置形態を採用す
る場合に好適である。
【0022】そして、先述の図8に示す従来ラックで
は、ラック背面を室壁2aに近接対向させる同様の設置
形態を採用するものの、一方向通風により動物側から人
間側への汚染を防止する形態上、室壁2aのラック背面
対向部に室排気口Eを設けるため、その室排気口Eに装
備したフィルタfに対するメンテナンススペースや、室
排気口Eそのものの設置スペース、また、室排気口Eに
接続するダクトの設置スペースをラック1の背面側に確
保しなければならず、このため、ラック設置室2の有効
スペースが減少するが、上記の第2特徴構成によれば、
室壁2aに近接させるラック背面側に室排気口を装備す
る必要がないことから、ラック設置室2において有効ス
ペースを大きく採ることができる。
【0023】本発明による動物ケージ収容ラックの第3
の特徴構成は、列状に並ぶ前記ケージ収容部の夫々に対
する前記吹出口、及び、前記吸入口を、ケージ収容部並
設方向へ延設した一連の吹出口チャンバ、及び、一連の
吸入口チャンバに形成してあることにある。
【0024】つまり、この第3特徴構成によれば(図2
参照)、ケージ収容部Sごとに単独の吹出口チャンバ、
及び、単独の吸入口チャンバを設けて、それら吹出口チ
ャンバ、及び、吸入口チャンバに対し、各ケージ収容部
Sに対する気流カーテン形成用の吹出口8と吸入口9と
を個々に形成するに比べ、風路構造を簡略化できて、ラ
ックの全体に対するエアカーテン装置の装備構成、すな
わち、ラックに対する付帯装置構成を小型でコンパクト
なものにできる。
【0025】また、ケージ収容部Sの並設方向に延設す
る一連の吹出口チャンバ10や一連の吸入口チャンバ1
1の構成材をラック1そのものの構成フレーム材に兼用
することもでき、この兼用化によりラックに対する付帯
装置構成の一層の小型コンパクト化を図ることができ
る。
【0026】本発明による動物ケージ収容ラックの第4
の特徴構成は、前記吸入口にフィルタを装備してあるこ
とにある。
【0027】つまり、この第4特徴構成において(図3
参照)吸入口9に装備するフィルタ21は、先述の図8
に示す従来ラックの設置においてラック背面側の室排気
口Eに装備するフィルタfと同様に、動物の毛屑や羽
屑、また、ケージ収容部Sで発生する餌屑等の発生塵埃
を捕集するが、動物と人間との間での相互汚染を防止す
べく気流カーテンACを形成するケージ収容部Sの開口
面部m、すなわち、通常において動物ケージ6の出し入
れや収容動物に対する各種処置等に用いる開口面部で、
その一端縁に設ける気流カーテン形成用の吸入口9に上
記のフィルタ21を装備することにより、このフィルタ
21に対するメンテナンスを、その頻度にかかわらず極
めて簡便に行うことができる。
【0028】
【実施例】次に実施例を説明する。
【0029】図1は動物ケージ収容ラック1を設置した
動物飼育室2を示し、天井部において室巾方向の中央部
に、その巾方向とは直交する室巾方向へ直線上に連なる
室吹出口3を設けるとともに、この室吹出口3の吹出口
チャンバ3aに高性能フィルタ4を内装し、もって、高
性能フィルタ4により浄化した清浄空気asを室吹出口
3から室内に吹き出し供給するようにしてある。
【0030】また、ラック1は、室吹出口3の延設方向
に沿う姿勢の室壁2aに対しラック背面を近接させた状
態に設置し、ラック前面側に室吹出口3が位置するよう
にしてある。
【0031】図1ないし図3に示すように、ラック1は
上面、左右両側面、及び、背面を板材1aにより遮蔽
し、また、ラック内部を棚板5により上下複数段に仕切
ってあり、各棚板5上に、かご構造の動物ケージ6をラ
ック横巾方向に並べて載置するようにしてある。
【0032】つまり、複数のケージ収容部Sをラック横
巾方向及びラック上下方向の夫々に列状に並べてラック
内部に形成し、それらケージ収容部Sの夫々をラック前
面においてラック外部、すなわち、動物飼育室2の室内
に対し開口させ、そして、動物ケージ6を載置する各棚
板5を、上下のケージ収容部Sどうしを仕切る仕切り壁
と収容動物の糞尿の受けとに兼用した構造としてある。
【0033】なお、要求される動物収容条件によって
は、棚板5上でラック横巾方向に並ぶケージ収容部Sど
うしを完全に、ないしは、一部連通させる状態に仕切る
縦仕切り7を図2において鎖線で示す如く設ける場合も
あり、また、この縦仕切り7は固設的なもの、あるい
は、個々に着脱自在なもののいずれを採用してもよい。
【0034】ケージ収容部S夫々のラック前面側の開口
面部mには、その上端縁から下端縁に向けて清浄空気a
ssを吹き出す吹出口8、及び、その吹出口8からの吹
き出し空気assを下端縁において吸入する吸入口9を
設け、また、それら吹出口8及び吸入口9の夫々は上記
開口面部mにおける横巾方向の全幅にわたるライン状に
配置に配置してあり、これにより、ラック前面側の室内
域、すなわち、飼育担当者等の人間の入室域Nと各ケー
ジ収容部Sとを仕切る気流カーテンACを形成するエア
カーテン装置を構成してある。
【0035】つまり、動物飼育室2における人間入室域
Nから各ケージ収容部Sの内部への自由通風、及び、各
ケージ収容部Sの内部から人間入室域Nへの自由通風の
夫々を、上記開口面部mにおいて上端縁から吹き出され
て下端縁で終焉する個別の気流カーテンACにより遮断
し、これにより、動物臭気の人間入室域Nへの拡散を防
止するとともに、人間と収容動物との間での病原菌感染
等の相互汚染、すなわち、人間側から動物側への汚染及
び動物側から人間側への汚染の双方を防止するようにし
てある。
【0036】また、上記の各カーテン気流ACのケージ
収容部S側の境界面で生じるケージ収容部S内の空気a
dのカーテン気流AC中への誘引、及び、外部からの空
気供給が遮断されたラック中の各ケージ収容部Sにおい
て上記の誘引とともに各カーテン気流ACのケージ収容
部S側の境界面で生じるカーテン気流ACからケージ収
容部S内への清浄空気assの補充(少なくとの人間入
室域Nの空気anの浸透に至っていない、ないし、その
浸透度が充分に低く抑えられた空気の補充)をもって、
各ケージ収容部Sを均一に、かつ、収容動物にとって適
度なケージ内部気流状態で換気するようにしてある。
【0037】気流カーテン形成用の上記吹出口8、及
び、吸入口9を形成するにあたっては、ラック横巾方向
に並ぶケージ収容部S列の上下各段において、ケージ収
容部Sの開口面部mの上端縁位置でラック横巾方向に延
びてラック1の両横端にわたる一連の管状吹出口チャン
バ10、及び、同じくケージ収容部Sの開口面部mの下
端縁位置でラック横巾方向に延びてラック1の両横端に
わたる一連の管状吸入口チャンバ11を設け、これら一
連の吹出口チャンバ10、及び一連の吸入口チャンバ1
1に、ラック横巾方向に並ぶケージ収容部Sの夫々に対
する気流カーテン形成用の上記吹出口8、及び、吸入口
9を形成してある。
【0038】そして、ラック1の一横端には、上下各段
の吹出口チャンバ10に対して清浄空気assを分配供
給する縦管状の給気ヘッダ12を設け、また、ラック1
の他横端には、上下各段の吸入口チャンバ11から吸入
空気aeを回収する縦管状の排気ヘッダ13を設けてあ
る。
【0039】上記の吹出口チャンバ10、吸入口チャン
バ11、給気ヘッダ12、及び、排気ヘッダ13の夫々
を構成する管状材は、それらを互いに連結することによ
りラック1そのもののフレーム材に兼用してあり、換言
すれば、ラック1そのものを構成する管状のフレーム材
を利用して、吹出口チャンバ10、吸入口チャンバ1
1、給気ヘッダ12、排気ヘッダ13の夫々を構成して
ある。
【0040】給気ヘッダ12には高性能フィルタ14及
び風量調整ダンパ15を介して給気ファン16の吐出側
をダクト接続してあり、また、この給気ファン16の吸
気側は、ラック1の上方で室内に開口させた採気口17
にダクト接続してあり、室吹出口3から室内に吹き出さ
れた清浄空気asのうち人間による汚染度の未だ低い空
気をラック1の上方において採気口17から取り入れ、
この取り入れ空気asを高性能フィルタ14によりさら
に浄化した上で、気流カーテン形成用の清浄空気ass
として給気ヘッダ12及び吹出口チャンバ10を介し各
吹出口8へ送給するようにしてある。
【0041】一方、排気ヘッダ13には風量調整ダンパ
18を介して排気ダクト19により排気ファン20を接
続してあり、この排気ファン20の吸引圧により各吸入
口9に空気吸入させ、そして、その吸入空気aeを排気
ファン20による送気をもって系外に排出するように
し、このように、既に汚染されている吸入空気aeを系
外に排出してしまうことで室内を清浄雰囲気に保つよう
にしてある。
【0042】各カーテン気流ACのケージ収容部側境界
面で生じる前述の如きケージ収容部S内の空気adのカ
ーテン気流AC中への誘引、及び、同様に各カーテン気
流ACのラック外部側境界面で生じる室内空気an(人
間入室域Nの空気)のカーテン気流AC中への誘引に対
し、各吸入口9の空気吸入量Qbは、上記の誘引空気を
伴うカーテン気流ACを速やかに吸入口9から吸入し、
かつ、誘引空気を伴うカーテン気流ACとともに室内空
気anを吸引により積極的に吸入口9から吸入するよう
に、対応する各吹出口8の空気吹き出し量Qaよりも大
きく設定してあり、これにより、動物臭気の拡散防止、
及び、人間と収容動物との間での相互汚染の防止を夫々
より一層確実に達成するようにしてある。
【0043】また、各吸入口9の空気吸入量Qbの総
和、すなわち、排気ファン20の排気量を、室吹出口3
から室内へ供給する清浄空気吹き出し供給量とほぼ等し
い量に設定して、動物飼育室2そのものの換気における
室内空気の排気も全て吸入口9からの空気吸入をもって
行うようにしてあり、これにより、室壁等への別途排気
口装備を不要としてある。
【0044】尚、上記の各風量設定は、給気ファン16
及び排気ファン20の容量選定、並びに、前記の各風量
調整ダンパ15,18の開度調整をもって行うが、場合
によっては、各吹出口チャンバ10、及び、各吸入口チ
ャンバ11夫々の給気ヘッダ12、及び排気ヘッダ13
に対する接続部に風量調整弁を介装して、これら風量調
整弁により各吹出口8からの空気吹出量Qa、及び、各
吸入口9からの空気吸入量Qbの微調整を行うようにす
る。
【0045】また、動物飼育室2内から室外への空気漏
出による室外汚染を確実に防止する必要がある場合に
は、各吸入口9の空気吸入量Qbの総和を室吹出口3か
らの清浄空気吹き出し供給量よりも若干大きく設定して
室内を室外に対し陰圧に保ち、逆に、室外から室内への
空気侵入による室内汚染を確実に防止する必要がある場
合には、各吸入口9の空気吸入量Qbの総和を室吹出口
3からの清浄空気吹き出し供給量よりも若干小さく設定
して室内を室外に対し陽圧に保つ。
【0046】吸入口9には、例えばマジックテープによ
る接着等の手段によりフィルタ21を着脱自在に装備し
てあり、通常において動物ケージ6の出し入れや収容動
物に対する各種処置等に用いるケージ収容部Sの開口面
部で、その下端縁に設ける気流カーテン形成用の吸入口
9にフィルタ21を配置することにより、また、そのフ
ィルタ21を着脱自在とすることにより、収容動物の毛
屑や羽屑等を捕集する上記フィルタ21に対するメンテ
ナンスを容易に行えるようにしてある。
【0047】図中22は金網やパンチング板等の多孔部
材であり、上記フィルタ21の支持部材として吸入口9
に張設してある。
【0048】〔別実施例〕次に別実施例を列記する。
【0049】採気口17から取り入れた室内空気asを
フィルタ14により浄化した上で、気流カーテンAC形
成用の清浄空気assとして各吹出口8から吹き出させ
る構成に代えて、気流カーテンAC形成用の清浄空気a
ssを空調機から専用風路により単独に導いて各吹出口
8から吹き出させるようにしてもよい。
【0050】図1において鎖線で示すように、各吸入口
9から吸入した空気aeの一部を給気ファン16の吸入
側に導く還気風路23を設け、もって、各吸入口9によ
る吸入空気aeの一部をフィルタ14により浄化した上
で各吹出口8から吹き出させる気流カーテンAC形成用
の清浄空気assとして循環使用するようにしてもよ
い。
【0051】ラック設置室2に対し、室内空気を排気す
る専用排気口を付加装備してもよい。
【0052】上記の循環形成を採用する場合、各吹出口
8から吹き出させる気流カーテンAC形成用清浄空気a
ssの全量を、還気風路23により導いてフィルタ14
により浄化する循環空気aeで賄うようにしてもよい。
【0053】また、上記の循環形式を採用する場合、循
環空気aeをフィルタ14により浄化することに加え
て、活性炭等の消臭剤により消臭処理する構成としても
よい。
【0054】各カーテン気流ACのケージ収容部S側境
界面で生じる、ケージ収容部S内空気adのカーテン気
流AC中への誘引と、カーテン気流ACからケージ収容
部S内への清浄空気ass補充とを利用して各ケージ収
容部S内を換気することに加え、気流カーテンACの遮
断機能を損なわない範囲の風量でケージ収容部S内に換
気用空気を補助的に供給したり、ケージ収容部S内から
補助的に排気する補助換気手段を設けてもよい。
【0055】ラック1中におけるケージ収容部Sの並設
形態としては、図4に示すように、ケージ収容部Sを横
方向の一列にのみ並設する形態や、図5に示すように、
縦方向の一列にのみ並設する形態を採用してもよい。
【0056】前述実施例においては、ケージ収容部Sの
夫々におけるラック外部に対する開口面部mで、その上
端縁の吹出口8から下端縁の吸入口9側に向けて下向き
の気流カーテンACを形成するようにしたが、上記の図
5に示すように、ケージ収容部Sのラック外部に対する
開口面部mで、その一横端縁の吹出口8から他横端縁の
吸入口9側に向けて横向きの気流カーテンACを形成す
るようにしたり、あるいは、ケージ収容部Sのラック外
部に対する開口面部mで、その下端縁の吹出口8から上
端縁の吸入口9に向けて上向きの気流カーテンACを形
成するようにしてもよい。
【0057】また、前述の実施例においては、ラック1
の両横端にわたらせた一連の吹出口チャンバ10、及
び、同じくラック1の両横端にわたらせた一連の吸入口
チャンバ11に、ラック横巾方向に並ぶケージ収容部S
の夫々に対する気流カーテン形成用の吹出口8及び吸入
口9を形成したが、上記の図4に示すように、ケージ収
容部Sの個々に対して個別の吹出口チャンバ10、及
び、吸入口チャンバ11を設ける構成を採用したり、あ
るいは、上記の図5に示すように、ラック1の上下端に
わたらせた一連の吹出口チャンバ10、及び、同じくラ
ック1の上下端にわたらせた一連の吸入口チャンバ11
に、ラック上下方向に並ぶケージ収容部Sの夫々に対す
る横向き気流カーテン形成用の吹出口8及び吸入口9を
形成する構成を採用してもよい。
【0058】各ケージ収容部Sのラック外部に対する開
口面部mをラック1の前面側及び背面側の両方に設け
て、それらラック前面側の開口面部m、及び、ラック背
面側の開口面部mの夫々に気流カーテンACを形成する
構成としてもよい。
【0059】また、ケージ収容部Sにおいてラック外部
に対する開口面部mを複数面(例えばラック前面側と背
面側)形成する場合、それら開口面部mのうち人間入室
域Nに面する開口面部m等の特定の開口面部mでのみ気
流カーテンACを形成して、その他の開口面部m’での
気流カーテンACの形成を省略する構成を採用すること
もできるが、この場合、気流カーテン形成を省略する開
口面部m’にフィルタを張設したり、気流カーテン形成
を省略する開口面部m’を室壁2aに近接対向させる状
態にラック1を設置する等して、気流カーテン形成を省
略した開口面部m’での通風を制限することが望まし
い。
【0060】各吸入口9の空気吸入量Qbを対応する各
吹出口8の空気吹き出し量Qaよりもどの程度の大きい
風量とするかは適宜決定すればよい。
【0061】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするため符号を記すが、該記入により本発明は添
付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す側面視断面図
【図2】本発明の実施例を示す正面図
【図3】本発明の実施例を示す側面視拡大断面図
【図4】本発明の別実施例を示す正面図
【図5】本発明の他の別実施例を示す正面図
【図6】比較例を示す側面視断面図
【図7】他の比較例を示す側面視断面図
【図8】従来例を示す側面視断面図
【符号の説明】
1 ラック本体 8 吹出口 9 吸入口 10 吹出口チャンバ 11 吸入口チャンバ 21 フィルタ AC 気流カーテン ass 清浄空気 m 開口面部 Qb 空気吸入量 Qa 空気吹き出し量 S ケージ収容部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 斎藤 正信 東京都新宿区西新宿2丁目6番1号 株式 会社大氣社内 (72)発明者 大城 匡豊 東京都新宿区西新宿2丁目6番1号 株式 会社大氣社内 (72)発明者 中山 博行 東京都新宿区西新宿2丁目6番1号 株式 会社大氣社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケージ収容部(S)を列状に並設した動
    物ケージ収容ラックであって、 前記ケージ収容部(S)の夫々におけるラック外部に対
    する開口面部(m)に、その一端縁から他端縁に向けて
    清浄空気(ass)を吹き出す吹出口(8)と、他端縁
    において前記吹出口(8)からの吹き出し空気(as
    s)を吸入する吸入口(9)とを設けて、前記ケージ収
    容部(S)とラック外部と仕切る気流カーテン(AC)
    を形成するエアカーテン装置を構成し、前記ケージ収容
    部(S)の夫々において前記吸入口(9)の空気吸入量
    (Qb)を前記吹出口(8)の空気吹き出し量(Qa)
    よりも大にしてある動物ケージ収容ラック。
  2. 【請求項2】 前記開口面部(m)の夫々を面一状配置
    でラック本体(1)の一面側にのみ設けてある請求項1
    記載の動物ケージ収容ラック。
  3. 【請求項3】 列状に並ぶ前記ケージ収容部(S)の夫
    々に対する前記吹出口(8)、及び、前記吸入口(9)
    を、ケージ収容部並設方向へ延設した一連の吹出口チャ
    ンバ(10)、及び、一連の吸入口チャンバ(11)に
    形成してある請求項1又は2記載の動物ケージ収容ラッ
    ク。
  4. 【請求項4】 前記吸入口(9)にフィルタ(21)を
    装備してある請求項1、2又は3のいずれかに記載の動
    物ケージ収容ラック。
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