JPH05168176A - コントロール機能付コンセント - Google Patents

コントロール機能付コンセント

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JPH05168176A
JPH05168176A JP32856191A JP32856191A JPH05168176A JP H05168176 A JPH05168176 A JP H05168176A JP 32856191 A JP32856191 A JP 32856191A JP 32856191 A JP32856191 A JP 32856191A JP H05168176 A JPH05168176 A JP H05168176A
Authority
JP
Japan
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control
signal
outlet
control signal
mpu
Prior art date
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Pending
Application number
JP32856191A
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English (en)
Inventor
Riyuusuke Satou
龍右 佐藤
Toshiaki Morohashi
敏昭 諸橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TOHOKU KEIKI KOGYO KK
Tohoku Electric Power Co Inc
Original Assignee
TOHOKU KEIKI KOGYO KK
Tohoku Electric Power Co Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】この発明は、データ伝送路の利用効率を高め、
実用化を効果的に促進させ得るコントロール機能付コン
セントを提供することを目的としている。 【構成】外部からデータ伝送路11を介して入力される
制御信号に基づいて電源をオン/オフ制御可能なコント
ロール機能付コンセントにおいて、入力された制御信号
を記憶し、この記憶された制御信号の内容と電源のオン
/オフ制御状態との対応関係を周期的に判別し、この判
別結果に基づいて正常状態または異常状態を示す信号を
データ伝送路11に出力するようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、遠隔操作により商用
電源(AC電源)のオン/オフ制御が可能なコントロー
ル機能付コンセントに係り、特にその動作の自己監視機
能を設けたものに関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、ホームオートメーション
やホームセキュリティ及びビル内の負荷制御等のため
に、同一建物の制御ターミナルや遠方地点の外部基地よ
り、屋内に設置されたAC電源を使用する各種の電気機
器の電源をオン/オフ制御する必要がある。この場合、
電気機器は、そのプラグをAC電源のコンセントに挿入
して電力供給を受けることから、外部からの制御信号を
受信してリレーを動作させることにより、電気機器に対
してAC電源をオン/オフ制御する機能を有するコント
ロール機能付コンセントが用いられる。
【0003】ここで、このようなコントロール機能付コ
ンセントにあっては、オン/オフ制御命令に対して正常
にリレーが作動したか否かを、遠隔操作時に、リレーの
接点状態を示す信号(返送信号)をコンセント側から制
御操作部側に返送することで確認するようにしている。
そして、制御操作部側で返送信号が確認できない場合に
は、制御操作部側から同一の制御信号を数回コンセント
側に送り(再送)、それでも返送信号が確認できないと
きに「制御異常」等の警報を制御操作部側に発送するよ
うにしている。
【0004】しかしながら、上記のような従来のコント
ロール機能付コンセントでは、制御操作部側で返送信号
が確認できない場合、制御操作部側から同一の制御信号
を何回もコンセント側に再送するようにしているため、
その再送期間中データ伝送路が占有され他のコンセント
を制御することができなくなり、伝送路の利用効率が悪
くなるという問題が生じている。また、「制御異常」
が、制御操作部側の故障によるものか、伝送系またはコ
ンセント側の故障によるものかも不明であり、故障原因
の判定までに多くの時間が費やされるという不都合もあ
る。さらに、コンセント側の一部部品の不具合により、
非操作時にAC電源がオンまたはオフに反転したとして
もそれが故障と判らず、制御操作時になって始めて異常
に気付くという問題もあり、制御に支障を招いている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来の
コントロール機能付コンセントでは、データ伝送路の利
用効率が悪化するとともに、故障原因の究明に時間がか
かるばかりでなく故障したことにさえ気付きにくく、実
用に不向きであるという問題を有している。
【0006】そこで、この発明は上記事情を考慮してな
されたもので、データ伝送路の利用効率を高め、実用化
を効果的に促進させ得る極めて良好なコントロール機能
付コンセントを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係るコントロ
ール機能付コンセントは、外部からデータ伝送路を介し
て入力される制御信号に基づいて電源をオン/オフ制御
可能なものを対象としている。そして、入力された制御
信号を記憶する記憶手段と、この記憶手段に記憶された
制御信号の内容と電源のオン/オフ制御状態との対応関
係を周期的に判別する判別手段と、この判別手段の判別
結果に基づいて正常状態または異常状態を示す信号をデ
ータ伝送路に出力する返送手段とを備えている。
【0008】
【作用】上記のような構成によれば、データ伝送路を介
して入力された制御信号を記憶し、以後は、記憶された
制御信号の内容とオン/オフ制御状態との対応関係を周
期的に判別するようにしたので、データ伝送路が開放さ
れその利用効率を高めることができるとともに、故障判
断が速やかにでき実用化を効果的に促進させることがで
きる。
【0009】
【実施例】以下、この発明の一実施例について図面を参
照して詳細に説明する。図1において、11は一対また
は複数対の線路より構成される信号線で、図示しない制
御操作部からの制御信号が光,周波数,電圧及び電流等
の形態で供給される。この信号線11に供給された制御
信号は、コンセント本体12内に設置された信号分岐合
成回路13を介して、または図中破線で示すように直接
I/F(インターフェース)回路14に供給される。こ
の場合、信号線11が一対のときは、制御信号は信号分
岐合成回路13を介してI/F回路14に供給される。
【0010】I/F回路14に供給された制御信号は、
MPU(マイクロコンピュータ)15に入力可能なフォ
ーマットに変換され、バッファ回路16を介してMPU
15の端子aに入力されて、コードが解読される。この
コードは、コンセント本体12を選択するアドレスコー
ドと、AC電源のオン/オフを決める制御コードと、信
号誤り検出コードとから構成されている。そして、MP
U15は、解読したコードと、アドレス設定回路17に
より設定されているアドレスコード及びMPU15内部
に記憶されている制御コード及び信号誤り検出コードと
を比較し、一致した場合、そのときの制御コードに応じ
て出力端bまたはcから信号を出力するとともに、その
制御コードを記憶する。
【0011】すなわち、MPU15は、制御コードがオ
ン命令ならば出力端bからオン信号を出力し、制御コー
ドがオフ命令ならば出力端cからオフ信号を出力し、こ
の出力状態を記憶した後、信号線11を開放状態とす
る。そして、オン信号は、バッファ回路18を介してリ
レースイッチ回路19のS(セット)回路19aに印加
され、このとき、リレー19cがオン状態となり、AC
電圧入力端20に印加されたAC100VまたはAC2
00VのAC電圧が、図示しない電気機器のプラグが挿
入されたコンセント21に印加されて、AC電源がオン
状態となる。また、上記オフ信号は、バッファ回路18
を介してリレースイッチ回路19のR(リセット)回路
19bに印加され、このとき、リレー19cはオフ状態
となり、AC電圧入力端20に印加されたAC電圧がコ
ンセント21に印加されることが遮断されて、AC電源
がオフ状態となる。
【0012】ここで、上記コンセント21へのAC電圧
の印加の有無は、フォトカプラ22aを内蔵する出力検
出回路22で検出され、その検出出力がバッファ回路2
3を介してMPU15の入力端dに供給される。MPU
15は、入力端dに供給されたAC電圧の検出結果が、
先に記憶した制御コードの内容に対応しているか否かを
判断し、対応していれば、出力端eに接続された表示灯
24を、AC電源オンのとき点灯させ、AC電源オフの
とき消灯させるとともに、同時に出力端gから返送信号
を出力する。なお、MPU15は、コンセント21に出
力されたAC電圧の状態を示す情報も返送信号とともに
制御操作部に出力する機能も持っているものとする。
【0013】また、MPU15は、入力端dに供給され
たAC電圧の検出結果が、先に記憶した制御コードの内
容に対応していない場合には、出力端子bまたはcから
オン信号またはオフ信号を一定間隔で出力することを繰
り返し、一定時間後にも対応が得られない場合、出力端
gから異常信号を出力するとともに、表示灯24を点滅
状態とする。なお、MPU15は、入力端dに供給され
たAC電圧の検出結果と、先に記憶した制御コードの内
容との対応関係の判別は、制御信号が入力されたときだ
けでなく、所定の時間間隔で行なわれる。
【0014】そして、上記MPU15の出力端gから出
力される返送信号または異常信号は、バッファ回路25
を介してI/F回路26に供給され、ここで信号線11
に送出できるような光,周波数,電圧及び電流等のモー
ドに変換された後、信号分岐合成回路13を経由してま
たは図中破線で示すように直接信号線11に出力され、
遠方の制御操作部に出力される。この場合、信号線11
が一対のときは、返送または異常信号は信号分岐合成回
路13を介して入力制御信号と合成され、信号線11に
出力される。
【0015】ここで、MPU15は、以上の動作中、出
力検出回路22からの検出信号を内部に記憶し、リレー
19cがオン状態にあるときにはオフ命令のみを受け付
け、リレー19cがオフ状態にあるときにはオン命令の
みを受け付けるように動作する。また、MPU15の端
子fに接続された手動スイッチ27は、制御信号に優先
してコンセント21からのAC電圧のオン/オフ制御を
コンセント本体12単独で行なうためのもので、手動ス
イッチ27をオン状態にするとオン制御がなされ、手動
スイッチ27をオフ状態にするとオフ制御がなされる。
【0016】なお、この手動スイッチ27によってオン
/オフ制御を行なった場合でも、MPU15は、入力端
dに供給されたAC電圧の検出結果と、手動スイッチ2
7のオン/オフとの対応関係の判別を行ない、返送信号
または異常信号を出力するようにしている。また、上記
リレースイッチ回路19は、機械的な状態保持機能を有
し、S回路19aまたはR回路19bにオン信号または
オフ信号が供給されるまで前の状態を保持しており、停
電時もその状態を保持している。
【0017】したがって、上記実施例のような構成によ
れば、まず、MPU15は、制御操作部から信号線11
を介して入力された制御信号に基づいてオン信号または
オフ信号を出力すると、その制御コードの内容を記憶
し、以後は、制御操作部側で返送信号が確認できない場
合でも、従来のように制御操作部側から同一の制御信号
を信号線11を介して何回もコンセント本体12に再送
しないようにしたので、信号線11を開放することがで
き信号線11の利用効率を高めることができる。また、
MPU15に記憶された制御コードの内容とコンセント
21に印加されるAC電圧の有無との対応関係を判別し
て異常を検出するようにしているとともに、この異常検
出動作を一定間隔で繰り返し行なうようにしているの
で、故障判断が速やかにでき実用化を効果的に促進させ
ることができる。
【0018】図2は、図1に示したコンセント本体12
の外観を示している。すなわち、略箱状に形成されたケ
ース28に、図示しない電気機器のプラグが挿入される
コンセント21と、手動スイッチ27とが配置されてい
る。なお、手動スイッチ27は、プッシュ・プッシュ式
に構成されており、その釦自体が表示灯24の機能を有
するようになっている。また、図3は、図1に示したコ
ンセント本体12を同一のケース29内に2個組み込ん
だ、いわゆる2回路用のコントロール機能付コンセント
を示している。
【0019】次に、図4は、上記実施例のコンセント本
体12を、実際のホームオートメーションシステムに適
用した場合の一例を示している。すなわち、これは、外
部基地30からの監視制御を行なう場合の例で、遠方の
外部基地30内に設置された制御操作部から発生される
制御信号は、前述した信号線11等のデータ伝送媒体を
介して屋内の制御ターミナル31に入力され、制御ター
ミナル31のアドレスと一致したときのみ制御ターミナ
ル31内で整理され、バスライン32を介して各ルーム
(図示の場合は2つ)33,34内のコンセント本体1
2に供給される。そして、各コンセント本体12は、前
述したように、入力された制御信号から自己が選択され
ているか否か及びオン命令かオフ命令か等を判別し、こ
こに、プラグの挿入された電気機器35に対してAC電
源のオン/オフ制御が行なわれる。また、外部基地30
を必要としないシステムでは、制御ターミナル31に外
部基地30で有していた機能を付加すれば良い。なお、
この発明は上記実施例に限定されるものではなく、この
外その要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施するこ
とができる。
【0020】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明によれば、
データ伝送路の利用効率を高め、実用化を効果的に促進
させ得る極めて良好なコントロール機能付コンセントを
提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示すブロック構成図。
【図2】同実施例のコンセント本体を示す外観図。
【図3】同実施例のコンセント本体を2回路用にした状
態を示す外観図。
【図4】同実施例のコンセント本体が適用されたホーム
オートメーションシステムの一例を示す図。
【符号の説明】
11…信号線、12…コンセント本体、13…信号分岐
合成回路、14…I/F回路、15…MPU、16…バ
ッファ回路、17…アドレス設定回路、18…バッファ
回路、19…リレースイッチ回路、20…AC電圧入力
端、21…コンセント、22…出力検出回路、23…バ
ッファ回路、24…表示灯、25…バッファ回路、26
…I/F回路、27…手動スイッチ、28,29…ケー
ス、30…外部基地、31…制御ターミナル、32…バ
スライン、33,34…ルーム、35…電気機器。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部からデータ伝送路を介して入力され
    る制御信号に基づいて電源をオン/オフ制御可能なコン
    トロール機能付コンセントにおいて、入力された前記制
    御信号を記憶する記憶手段と、この記憶手段に記憶され
    た前記制御信号の内容と前記電源のオン/オフ制御状態
    との対応関係を周期的に判別する判別手段と、この判別
    手段の判別結果に基づいて正常状態または異常状態を示
    す信号を前記データ伝送路に出力する返送手段とを具備
    してなることを特徴とするコントロール機能付コンセン
    ト。
JP32856191A 1991-12-12 1991-12-12 コントロール機能付コンセント Pending JPH05168176A (ja)

Priority Applications (1)

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JP32856191A JPH05168176A (ja) 1991-12-12 1991-12-12 コントロール機能付コンセント

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JP32856191A JPH05168176A (ja) 1991-12-12 1991-12-12 コントロール機能付コンセント

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JPH05168176A true JPH05168176A (ja) 1993-07-02

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ID=18211653

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JP32856191A Pending JPH05168176A (ja) 1991-12-12 1991-12-12 コントロール機能付コンセント

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JP (1) JPH05168176A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004247202A (ja) * 2003-01-07 2004-09-02 Taiwan Fuhbic Corp 知能型スイッチ及び配線装置
KR200477258Y1 (ko) * 2014-12-18 2015-05-28 (주)에스와이폴리텍 멀티탭

Cited By (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004247202A (ja) * 2003-01-07 2004-09-02 Taiwan Fuhbic Corp 知能型スイッチ及び配線装置
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