JPH05167459A - 並直列変換回路 - Google Patents

並直列変換回路

Info

Publication number
JPH05167459A
JPH05167459A JP33538591A JP33538591A JPH05167459A JP H05167459 A JPH05167459 A JP H05167459A JP 33538591 A JP33538591 A JP 33538591A JP 33538591 A JP33538591 A JP 33538591A JP H05167459 A JPH05167459 A JP H05167459A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
parallel data
data
storage means
input
output
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP33538591A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Miyake
博 三宅
Shuji Yoshimura
修二 吉村
Koju Iyasaka
幸樹 弥栄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Fujitsu Kyushu Communication Systems Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Fujitsu Kyushu Communication Systems Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd, Fujitsu Kyushu Communication Systems Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP33538591A priority Critical patent/JPH05167459A/ja
Publication of JPH05167459A publication Critical patent/JPH05167459A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 並直列変換回路に関し、経済的、且つ小形な
並直列変換回路を、並列データ数に拘らず実現すること
を目的とする。 【構成】 所定ビットから成る並列データdP を書込み
および読出す記憶手段100と、書込アドレスaW およ
び並列データを記憶手段に入力し、並列データを記憶手
段に格納する並列データ格納手段200と、読出アドレ
スaR を記憶手段に入力し、記憶手段に格納済の並列デ
ータを記憶手段から抽出する並列データ抽出手段300
と、記憶手段から抽出した並列データを直列データdS
に変換し、直列データの有効性を示すイネーブル信号e
と共に出力する並直列変換手段400とを設け、また記
憶手段100は、複数の並列データ格納手段から切替手
段500を介して入力される各書込アドレスおよび並列
データを格納する様に構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、並列データを直列デー
タに変換する並直列変換回路に関する。
【0002】
【従来の技術】図5は従来ある並直列変換回路の一例を
示す図である。図5において、マイクロプロセッサ(M
PU)1は、複数ビット(例えばnビット)から成る書
込アドレスaW と、8ビットから成る並列データdP
を順次出力し、それぞれラッチ回路(L)2および3に
格納する。
【0003】ラッチ回路(L)2に格納された書込アド
レスaW は、アドレスバス4を経由してデコーダ(DC
R)5に入力され、またラッチ回路(L)3に格納され
た並列データdP は、データバス6を経由して、それぞ
れ8段から成る3組のシフトレジスタ(SR)7(個々
のシフトレジスタ(SR)を7X と称する、但しX=
1、2、3、以下同様)の各データ入力端子Dに入力さ
れる。
【0004】デコーダ(DCR)5は、ラッチ回路
(L)2から入力される書込アドレスa W が、それぞれ
シフトレジスタ(SR)7Xに付与されたアドレスの場
合には、それぞれ出力信号q5Xを論理“0”に設定し、
またタイマ(TM)9の書込アドレスaW4であった場合
には、タイマ(TM)9に入力している出力信号q54
一クロック周期の間、論理“0”に設定する。
【0005】なおタイマ(TM)9から各ゲート8X
入力されているイネーブル信号eは、通常論理“0”に
設定されている為、各ゲート8Xは導通状態に設定され
ており、その結果、デコーダ(DCR)5から入力され
た出力信号q5Xは、ゲート8 X を介して各シフトレジス
タ(SR)7X のシフトロード端子SLおよびクロック
禁止端子CIに入力される。
【0006】各シフトレジスタ(SR)7X は、シフト
ロード端子SLおよびクロック禁止端子CIに入力され
る信号が一クロック周期の間、論理“0”に設定された
場合に、クロック端子CPに入力されるクロック信号C
LKを無効とし、データ入力端子Dに入力される並列デ
ータdPXを蓄積・保持する。
【0007】従って、最初にマイクロプロセッサ(MP
U)1が、シフトレジスタ(SR)71 に付与された書
込アドレスaW1と、並列データdP1とを出力すると、ラ
ッチ回路(L)2からアドレスバス4を経由して書込ア
ドレスaW1を入力されたデコーダ(DCR)5は出力信
号q51を一クロック周期の間、論理“0”に設定し、シ
フトレジスタ(SR)71 のシフトロード端子SLおよ
びクロック禁止端子CIに入力する為、シフトレジスタ
(SR)71 のみがラッチ回路(L)3からデータバス
6を経由してデータ入力端子Dに入力される並列データ
P1を蓄積・保持し、次にマイクロプロセッサ(MP
U)1が、シフトレジスタ(SR)72 に付与された書
込アドレスaW2と、並列データdP2とを出力すると、ラ
ッチ回路(L)2からアドレスバス4を経由して書込ア
ドレスaW2を入力されたデコーダ(DCR)5は出力信
号q52を一クロック周期の間、論理“0”に設定し、シ
フトレジスタ(SR)72 のシフトロード端子SLおよ
びクロック禁止端子CIに入力する為、シフトレジスタ
(SR)72 のみがラッチ回路(L)3からデータバス
6を経由してデータ入力端子Dに入力される並列データ
P2を蓄積・保持し、最後にマイクロプロセッサ(MP
U)1が、シフトレジスタ(SR)73 に付与された書
込アドレスaW3と、並列データdP3とを出力すると、ラ
ッチ回路(L)2からアドレスバス4を経由して書込ア
ドレスaW3を入力されたデコーダ(DCR)5は出力信
号q53を一クロック周期の間、論理“0”に設定し、シ
フトレジスタ(SR)73 のシフトロード端子SLおよ
びクロック禁止端子CIに入力する為、シフトレジスタ
(SR)73 のみがラッチ回路(L)3からデータバス
6を経由してデータ入力端子Dに入力される並列データ
P3を蓄積・保持する。
【0008】各シフトレジスタ(SR)71 、72 およ
び73 にそれぞれ並列データdP1、dP2およびdP3を蓄
積・保持し終わった後に、マイクロプロセッサ(MP
U)1がタイマ(TM)9に付与された書込アドレスa
W4を出力すると、デコーダ(DCR)5は出力信号q54
を一クロック周期の間、論理“0”に設定し、タイマ
(TM)9に入力する。
【0009】タイマ(TM)9は、デコーダ(DCR)
5から入力される出力信号q54が一クロック周期の間、
論理“0”に設定されると、出力するイネーブル信号e
をクロック信号CLKの24周期分、論理“1”に設定
する。
【0010】その結果、各ゲート8X は一斉に遮断状態
となり、各シフトレジスタ(SR)7X のクロック禁止
端子CIに入力される出力信号q5Xは論理“0”に設定
されるが、シフトロード端子SLには論理“1”に設定
された出力信号q5Xがその儘入力される。
【0011】各シフトレジスタ(SR)7X は、シフト
ロード端子SLに入力される信号が論理“1”に設定さ
れ、且つクロック禁止端子CIに入力される信号が論理
“0”に設定されると、クロック端子CPに入力される
クロック信号CLKを有効とし、シフトレジスタ(S
R)7内に蓄積・保持されている並列データdPXを、ク
ロック信号CLKに同期して1ビット宛シフトさせ、シ
フト出力端子SOから1ビット宛、直列データdSXとし
て出力する。
【0012】なおシフトレジスタ(SR)71 のシフト
出力端子SOから出力される直列データdS1は、シフト
レジスタ(SR)72のシフト入力端子SIに入力さ
れ、またシフトレジスタ(SR)72 のシフト出力端子
SOから出力される直列データdS2は、シフトレジスタ
(SR)73 のシフト入力端子SIに入力されている
為、各シフトレジスタ(SR)7X にクロック信号CL
Kの24クロックが入力される間に、各シフトレジスタ
(SR)7X に蓄積・保持されている並列データd
PXが、シフトレジスタ(SR)73 のシフト出力端子S
Oから1ビット宛、直列データdS3、dS2およびdS1
して出力される。
【0013】シフトレジスタ(SR)73 のシフト出力
端子SOから順次出力される直列データdS3、ds2およ
びds1は、ゲート12に入力されるが、その間、ゲート
12に入力されているイネーブル信号eも論理“1”に
設定されている為、ゲート12は導通状態に設定されて
いる。
【0014】その結果、ゲート12から直列データ
S3、ds2およびds1が外部に出力され、並行して外部
に出力されているイネーブル信号eも、その間論理
“1”に設定され直列データdS3、ds2およびds1の有
効性を示す。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】以上の説明から明らか
な如く、従来ある並直列変換回路においては、連続して
出力する並列データdP1、dP2およびdP3を各シフトレ
ジスタ(SR)71 、7 2 および73 に蓄積・保持させ
た後、順次シフトさせて直列データdS1、dS2およびd
S3を順次出力させていた為、一斉に出力する並列データ
P の数に比例したシフトレジスタ(SR)7を準備す
る必要があり、当該並直列変換回路の経済性および小形
化を損なう問題があった。
【0016】本発明は、経済的、且つ小形な並直列変換
回路を、並列データ数に拘らず実現することを目的とす
る。
【0017】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理を示
す図である。図1において、本発明(請求項1)による
並直列変換回路は、記憶手段100、並列データ格納手
段200、並列データ抽出手段300から構成され、ま
た本発明(請求項2)による並直列変換回路は、本発明
(請求項1)による並直列変換回路に、切替手段500
を付加することが考慮される。
【0018】
【作用】記憶手段100は、所定数のビットから成る並
列データdP を書込みおよび読出す。
【0019】並列データ格納手段200は、書込アドレ
スaW および並列データdP を記憶手段100に入力
し、並列データdP を記憶手段100に格納する。並列
データ抽出手段300は、読出アドレスaR を記憶手段
100に入力し、並列データ格納手段200が記憶手段
100に格納済の並列データdP を記憶手段100から
抽出する。
【0020】並直列変換手段400は、並列データ抽出
手段300が記憶手段100から抽出した並列データd
P を直列データdS に変換し、直列データdS の有効性
を示すイネーブル信号eと共に出力する。
【0021】なお記憶手段100は、複数の並列データ
格納手段200から切替手段500を介して入力される
各書込アドレスaW および並列データdP を格納するこ
とが考慮される。
【0022】従って、記憶容量に充分余裕のある記憶手
段を使用することにより、並列データ数が増加した場合
にも、一々記憶手段を増設する必要も無くなり、更に複
数の並列データ格納手段から入力される並列データも併
せて記憶可能となり、当該並直列変換回路の経済性およ
び小形化が促進される。
【0023】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面により説明す
る。図2は本発明の一実施例による並直列変換回路を示
す図であり、図3は図2におけるタイムチャートの一例
を示す図であり、図4は複数のデータの送信処理の一例
を示す図である。なお、全図を通じて同一符号は同一対
象物を示す。
【0024】図2および図4においては、図1における
記憶手段100として書込読出メモリ(RAM)23が
設けられ、また図1における並列データ格納手段200
としてマイクロプロセッサ(MPU)1、ラッチ回路
(L)2および3、フリップフロップ(FF)21、セ
レクタ(SEL)22および三値バッファ回路24が設
けられ、また図1における並列データ抽出手段300と
して、カウンタ(CNT)25、セレクタ(SEL)2
2(並列データ格納手段200と共用)、三値バッファ
回路24(並列データ格納手段200と共用)、フリッ
プフロップ(FF)26およびゲート28が設けられ、
また図1における並直列変換手段400として、セレク
タ(SEL)27、ゲート29、30、33および3
7、デコーダ(DCR)34、フリップフロップ(F
F)31、32、35および36が設けられており、更
に図1における切替手段500として、セレクタ(SE
L)41、42、バッファ回路(BF)43および44
が設けられている。
【0025】図2乃至図4において、マイクロプロセッ
サ(MPU)1は、複数ビット(例えばnビット)から
成る書込アドレスaW と、8ビットから成る並列データ
P (以後マイクロプロセッサ(MPU)1から出力さ
れる並列データをdP1、ラッチ回路(L)3から出力さ
れる並列データをdP3と称する、以下同様)とを、クロ
ック信号CLK0に同期して順次出力し、それぞれラッ
チ回路(L)2および3に格納する。
【0026】ラッチ回路(L)2に格納された書込アド
レスaW は、アドレスバス4を経由してフリップフロッ
プ(FF)21のデータ入力端子Dに入力され、またラ
ッチ回路(L)3に格納された並列データdP1は並列デ
ータdP3として、データバス6を経由して、それぞれフ
リップフロップ(FF)21のデータ入力端子Dに入力
される。
【0027】フリップフロップ(FF)21は、ラッチ
回路(L)2および3からアドレスバス4およびデータ
バス6を経由してデータ入力端子Dに入力される書込ア
ドレスaW および並列データdP3を、クロック信号CL
1 に同期して蓄積・保持した後、出力端子Qから出力
し、書込アドレスaW はセレクタ(SEL)22に、並
列データdP21は三値バッファ回路24に、それぞれ入
力する。
【0028】一方カウンタ(CNT)25は、クロック
端子CPに入力されるクロック信号CLK1 を繰返し計
数し、図3に示される如き出力信号q0 乃至q4 を出力
端子Q0 乃至Q4 から出力し、出力信号q2 は書込読出
メモリ(RAM)23の出力イネーブル端子OE、セレ
クタ(SEL)22および三値バッファ回路24に入力
され、また出力信号q0 乃至q2 はゲート28およびセ
レクタ(SEL)27に入力され、また出力信号q3
よびq4 はゲート30に入力されると共に、他から入力
される読出アドレスaR1と併せて読出アドレスaR とし
てセレクタ(SEL)22に入力されている。
【0029】出力信号q2 が論理“0”に設定されてい
る間、セレクタ(SEL)22はフリップフロップ(F
F)21から入力される書込アドレスaW を選択して出
力し、また三値バッファ回路24は導通状態に設定さ
れ、更に書込読出メモリ(RAM)23は書込状態に設
定される。
【0030】また出力信号q2 が論理“1”に設定され
ている間、セレクタ(SEL)22はカウンタ(CN
T)25等から出力される読出アドレスaR を選択して
出力し、また三値バッファ回路24は遮断状態に設定さ
れ、更に書込読出メモリ(RAM)23は読出状態に設
定される。
【0031】従って、カウンタ(CNT)25の出力信
号q2 が論理“0”に設定されている間に、フリップフ
ロップ(FF)21の出力端子Qから出力された各書込
アドレスaW および各並列データdP21 は、それぞれ書
込読出メモリ(RAM)23のアドレス端子Aおよびデ
ータ入力端子Dに入力され、書込読出メモリ(RAM)
23は、アドレス端子Aに入力された書込アドレスaW
により指定される領域に、データ入力端子Dに入力され
た並列データdP24 (=dP21 )を格納する。
【0032】またカウンタ(CNT)25の出力信号q
2 が論理“1”に設定されている間に、カウンタ(CN
T)25の出力端子Q3 およびQ4 等から出力される読
出アドレスaR は書込読出メモリ(RAM)23のアド
レス端子Aに入力され、書込読出メモリ(RAM)23
内の、アドレス端子Aに入力された読出アドレスaR
より指定される領域に格納されている並列データdP24
が並列データdP23 としてデータ入力端子Dから抽出さ
れフリップフロップ(FF)26のデータ入力端子Dに
入力される。
【0033】一方ゲート28は、図3に示す如く、7ク
ロック周期の間、論理“1”に設定された後、1クロッ
ク周期の間論理“0”に設定されることを繰返す出力信
号q 28を出力し、フリップフロップ(FF)26のクロ
ック端子CPと、フリップフロップ(FF)31のクロ
ック端子CPとに入力している。
【0034】従ってフリップフロップ(FF)26は、
クロック端子CPに入力される出力信号q28の立ち上が
りに同期して、データ入力端子Dから入力された並列デ
ータdP23 を蓄積・保持し、並列データdP26 として出
力端子Qから出力し、セレクタ(SEL)27に入力す
る。
【0035】セレクタ(SEL)27は、フリップフロ
ップ(FF)26の出力端子Qから出力される並列デー
タdP26 の各ビットを、カウンタ(CNT)25の出力
端子Q0 乃至Q2 から入力される出力信号q0 乃至q2
の指定により、第0ビットb 0 から第7ビットb7 迄を
順次選択し、直列データdS27 として出力し、ゲート2
9に入力する。
【0036】ゲート30は、カウンタ(CNT)25の
出力端子Q3 およびQ4 から出力れれる出力信号q3
よびq4 を入力され、図3に示す如く、8クロック周期
の間、論理“0”に設定された後、24クロック周期の
間、論理“1”に設定されることを繰返す出力信号q30
を出力し、フリップフロップ(FF)31のデータ入力
端子Dに入力する。
【0037】フリップフロップ(FF)31は、ゲート
30からデータ入力端子Dに入力される出力信号q
30を、ゲート28からクロック端子CPに入力される出
力信号q 28の立上がりに同期して蓄積・保持し、出力端
子Qから図3に示す如く、出力信号q30と同様の論理値
変化を、出力信号q30より8クロック周期分遅延して繰
返す出力信号q31を出力し、フリップフロップ(FF)
32のクロック端子CPとゲート33とに入力する。
【0038】所要(例えば三組)の並列データdP を、
書込読出メモリ(RAM)23の各書込アドレスaW
格納し終わった後に、マイクロプロセッサ(MPU)1
が直列データdS の送信開始信号として、デコーダ(D
CR)34に付与された書込アドレスaW34 を時点t1
に出力すると、デコーダ(DCR)34は通常論理
“1”に設定している出力信号q34を、一クロック周期
の間、論理“0”に設定し、フリップフロップ(FF)
35のクロック端子CPに入力する。
【0039】フリップフロップ(FF)35は、デコー
ダ(DCR)34からクロック端子CPに入力されてい
る出力信号q34の立上り時点t2(論理“0”から論理
“1”への変化点)に同期して、常時データ入力端子D
に入力されている論理“1”(+5ボルト)を蓄積・保
持し、出力端子Qから出力してフリップフロップ(F
F)32に入力する出力信号q35を論理“0”から論理
“1”に設定変更する。
【0040】フリップフロップ(FF)32は、フリッ
プフロップ(FF)35からデータ入力端子Dに入力さ
れる出力信号q35を、フリップフロップ(FF)31か
らクロック端子CPに入力される出力信号q31の立上が
り時点t3 に同期して蓄積・保持し、出力端子Qから出
力する出力信号q32を、時点t3 に論理“0”から論理
“1”に設定変更し、ゲート33に入力する。
【0041】ゲート33は、フリップフロップ(FF)
31から出力信号q31と、フリップフロップ(FF)3
2から出力信号q32とを入力されることにより、図3に
示す如く、時点t3 から、出力信号q31が24クロック
周期の間、論理“1”に設定されている時点t4迄の
間、出力するイネーブル信号eを論理“1”から論理
“0”に設定変更し、フリップフロップ(FF)36の
データ入力端子D、ゲート37および29に入力すると
共に、外部にも出力する。
【0042】フリップフロップ(FF)36は、ゲート
33からデータ入力端子Dに入力されるイネーブル信号
eを、クロック端子CPに入力されるクロック端子CK
1 に同期して蓄積・保持し、1クロック周期だけ遅延し
て、出力端子QN から出力する出力信号qN36 を論理
“1”から論理“0”に設定変更し、ゲート37に入力
する。
【0043】ゲート37は、ゲート33からイネーブル
信号eと、フリップフロップ(FF)36から出力信号
N36 とを入力されることにより、図3に示す如く、時
点t 4 から1クロック周期の間、論理“1”から論理
“0”に設定変更される出力信号q37を出力し、フリッ
プフロップ(FF)32および35のリセット端子Rに
入力する。
【0044】フリップフロップ(FF)32および35
は、ゲート37からリセット端子Rに入力される出力信
号q37の立下がり時点t4 に同期してリセットされ、そ
れぞれ出力端子Qから出力する出力信号q32およびq35
を論理“1”から論理“0”に設定変更する。
【0045】ゲート29は、ゲート33から入力される
イネーブル信号eが論理“1”に設定されている間は遮
断状態に設定され、セレクタ(SEL)27から出力さ
れる直列データdS27 が直列データdS29 として外部に
出力されることは無いが、イネーブル信号eが論理
“0”に設定される間は、セレクタ(SL)27から出
力される直列データdS27 が直列データdS29 として外
部に出力される。
【0046】ここで、イネーブル信号eが論理“0”に
設定されている時点t3 乃至t4 の間に、セレクタ(S
EL)27から出力される直列データdS27 を検討す
る。先ず時点t3 には、時点t3 の直前の4クロック周
期間T41に、書込読出メモリ(RAM)23から抽出さ
れた並列データdP231がフリップフロップ(FF)26
に蓄積・保持され、並列データdP261としてセレクタ
(SEL)27に入力されている。
【0047】セレクタ(SEL)27は、フリップフロ
ップ(FF)26から入力されている並列データdP261
を、時点t3 から時点t5 迄の8クロック周期間T81
間に直列データdS271に変換して出力する。
【0048】次に時点t5 には、時点t5 の直前の4ク
ロック周期間T42に、書込読出メモリ(RAM)23か
ら抽出された並列データdP232がフリップフロップ(F
F)26に蓄積・保持され、並列データdP262としてセ
レクタ(SEL)27に入力されている。
【0049】セレクタ(SEL)27は、フリップフロ
ップ(FF)26から入力されている並列データdP262
を、時点t5 から時点t6 迄の8クロック周期間T82
間に直列データdS272に変換して出力する。
【0050】次に時点t6 には、時点t6 の直前の4ク
ロック周期間T43に、書込読出メモリ(RAM)23か
ら抽出された並列データdP233がフリップフロップ(F
F)26に蓄積・保持され、並列データdP263としてセ
レクタ(SEL)27に入力されている。
【0051】セレクタ(SEL)27は、フリップフロ
ップ(FF)26から入力されている並列データdP263
を、時点t6 から時点t4 迄の8クロック周期間T83
間に直列データdS273に変換して出力する。
【0052】従って、イネーブル信号eが論理“1”に
設定されている時点t3 乃至t4 の間には、4クロック
周期間T41、T42およびT43に書込読出メモリ(RA
M)23から抽出された並列データdP231、dP232およ
びdP233が、8クロック周期間T81、T82およびT83
間にそれぞれ直列データdS271、dS272およびdS273
変換され、時点t3 乃至t4 の間、導通状態に設定され
ているゲート29を介して直列データdS291、dS292
よびdS293として出力される。
【0053】外部では、当該並直列変換回路から出力さ
れる直列データdS291、dS292およびdS293とイネーブ
ル信号eとを受信する。従って、時点t3 乃至t4 にお
いて直列データdS291、dS292およびdS293として出力
すべき並列データdP231、dP232およびdP233を、4ク
ロック周期間T 41、T42およびT43において抽出する如
き読出アドレスaR1、aR2およびaR3を、4クロック周
期間T41、T42およびT43において書込読出メモリ(R
AM)23に入力する必要がある。
【0054】またイネーブル信号eを時点t3 から論理
“0”に設定させる為には、フリップフロップ(FF)
21からデコーダ(DCR)34を指定する書込アドレ
スa W34 を出力する時点t1 を、時点t3 以前に設定す
る必要がある。
【0055】更に、4クロック周期間T41、T42および
43にそれぞれ並列データdP231、dP232およびdP233
を抽出可能とする為に、マイクロプロセッサ(MPU)
1から然るべき時点に、書込アドレスaW1、aW2および
W3および並列データdP1、dP2およびdP3を出力して
置く必要がある。
【0056】以上の説明から明らかな如く、本実施例に
よれば、前述の如き各条件を設定することにより、書込
読出メモリ(RAM)23に格納したそれぞれ8ビット
から成る並列データdR1、dR2およびdR3を、直列デー
タdS1、dS2およびdS3に変換して、時点t3 乃至t4
の24クロック周期間に連続して出力し、また同期間に
論理“0”に設定されるイネーブル信号eを出力するこ
ととなる。
【0057】なお、図2および図3はあく迄本発明の一
実施例に過ぎず、例えば書込読出メモリ(RAM)23
に格納される並列データdP は一語8ビットに限定され
ることは無く、他に幾多の変形が考慮されるが、何れの
場合にも本発明の効果は変わらない。また出力される直
列データdS は一語8ビットを3語出力するものに限定
されることは無く、一語任意ビットを任意語出力するこ
とも考慮されるが、何れの場合にも本発明の効果は変わ
らない。
【0058】また書込読出メモリ(RAM)23は1台
のマイクロプロセッサ(MPU)1から出力される並列
データdP を専用に格納し、抽出するものに限定される
ことは無く、複数台のマイクロプロセッサ(MPU)1
に共用させることも考慮される。
【0059】図4においては、2台のマイクロプロセッ
サ(MPU)1からそれぞれラッチ回路(L)2および
フリップフロップ(FF)21を介して出力される書込
アドレスaW1およびaW2をセレクタ(SEL)41を介
してセレクタ(SEL)22に入力し、また2台のカウ
ンタ(CNT)25等からそれぞれ出力される読出アド
レスaR1およびaR2をセレクタ(SEL)42を介して
セレクタ(SEL)22に入力し、また2台のマイクロ
プロセッサ(MPU)1からそれぞれラッチ回路(L)
3およびフリップフロップ(FF)21を介して出力さ
れる並列データdW1およびdW2を、それぞれバッファ回
路(BF)43および44を介して書込読出メモリ(R
AM)23に入力し、また各マイクロプロセッサ(MP
U)1による書込アドレスaW1およびaw2を書込読出メ
モリ(RAM)23の異なる領域に割当てることとして
置くことにより、マイクロプロセッサ(MPU)1から
入力する場合にはセレクタ(SEL)41および42を
書込アドレスaW1および読出アドレスaR1側に設定する
と共に、バッファ回路(BF)43にイネーブル信号e
1 を入力することとし、またマイクロプロセッサ(M
PU)2から入力する場合にはセレクタ(SEL)41
および42を書込アドレスaW2および読出アドレスaR2
側に設定すると共に、バッファ回路(BF)43にイネ
ーブル信号en2 を入力することとすれば、書込読出メ
モリ(RAM)23が2台のマイクロプロセッサ(MP
U)1に共用可能となる。
【0060】かかる場合にも本発明の効果は変わらな
い。
【0061】
【発明の効果】以上、本発明によれば、記憶容量に充分
余裕のある記憶手段を使用することにより、並列データ
数が増加した場合にも、一々記憶手段を増設する必要も
無くなり、更に複数の並列データ格納手段から入力され
る並列データも併せて記憶可能となり、当該並直列変換
回路の経済性および小形化が促進される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の原理を示す図
【図2】 本発明の一実施例による並直列変換回路を示
す図
【図3】 図2におけるタイムチャートの一例を示す図
【図4】 複数のデータの送信処理の一例を示す図
【図5】 従来ある並直列変換回路の一例を示す図
【符号の説明】
1 マイクロプロセッサ(MPU) 2、3 ラッチ回路(L) 4 アドレスバス 5、34 デコーダ(DCR) 6 データバス 7 シフトレジスタ(SR) 8、10、28、29、30、33、37 ゲート 9 タイマ(TM) 21、26、31、32、35、36 フリップフロッ
プ(FF) 22、27、41、42 セレクタ(SEL) 23 書込読出メモリ(RAM) 24 三値バッファ回路 25 カウンタ(CNT) 43、44 バッファ回路(BF) 100 記憶手段 200 並列データ格納手段 300 並列データ抽出手段 400 並直列変換手段 500 切替手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉村 修二 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 弥栄 幸樹 福岡県福岡市博多区博多駅前一丁目4番4 号 富士通九州通信システム株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定数のビットから成る並列データ(d
    P )を書込みおよび読出す記憶手段(100)と、 書込アドレス(aW )および前記並列データ(dP )を
    前記記憶手段(100)に入力し、前記並列データ(d
    P )を前記記憶手段(100)に格納する並列データ格
    納手段(200)と、 読出アドレス(aR )を前記記憶手段(100)に入力
    し、前記並列データ格納手段(200)が記憶手段(1
    00)に格納済の前記並列データ(dP )を前記記憶手
    段(100)から抽出する並列データ抽出手段(30
    0)と、 前記並列データ抽出手段(300)が前記記憶手段(1
    00)から抽出した前記並列データ(dP )を直列デー
    タ(dS )に変換し、前記直列データ(dS )の有効性
    を示すイネーブル信号(e)と共に出力する並直列変換
    手段(400)とを設けることを特徴とする並直列変換
    回路。
  2. 【請求項2】 前記記憶手段(100)は、複数の前記
    並列データ格納手段(200)から切替手段(500)
    を介して入力される前記各書込アドレス(a W )および
    前記並列データ(dP )を格納することを特徴とする請
    求項1記載の並直列変換回路。
JP33538591A 1991-12-19 1991-12-19 並直列変換回路 Withdrawn JPH05167459A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33538591A JPH05167459A (ja) 1991-12-19 1991-12-19 並直列変換回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33538591A JPH05167459A (ja) 1991-12-19 1991-12-19 並直列変換回路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05167459A true JPH05167459A (ja) 1993-07-02

Family

ID=18287960

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33538591A Withdrawn JPH05167459A (ja) 1991-12-19 1991-12-19 並直列変換回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05167459A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100309618B1 (ko) * 1996-12-13 2001-11-15 칼 하인쯔 호르닝어 병렬/직렬 변환기

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100309618B1 (ko) * 1996-12-13 2001-11-15 칼 하인쯔 호르닝어 병렬/직렬 변환기

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6259650B1 (en) Dual port memory control signals with synchronized read and write pointers
US5416749A (en) Data retrieval from sequential-access memory device
KR20070108331A (ko) 반도체기억장치
US7352494B2 (en) Pixel block data generating device and pixel block data generating method
US5274600A (en) First-in first-out memory
JPH06259225A (ja) データ転送同期装置
US5319596A (en) Semiconductor memory device employing multi-port RAMs
JP2551493B2 (ja) キー信号遅延装置
US5201058A (en) Control system for transferring vector data without waiting for transfer end of the previous vector data
US5488712A (en) Memory circuit with pipeline processing
JPH05167459A (ja) 並直列変換回路
JPH11328947A (ja) 大規模fifo回路
JPS603714B2 (ja) 可変長シフトレジスタ
JPH04505679A (ja) 記憶装置準拠式線遅延アーキテクチャ
JP3021810B2 (ja) マルチポートメモリ
EP1459291B1 (en) Digital line delay using a single port memory
US6836447B2 (en) Circuit and method for synchronizing multiple digital data paths
CN218100209U (zh) 多比特异步接口电路
JPH07107706B2 (ja) 遅延段数の可変なラインバツフア
JP3127661B2 (ja) スキュー補正データ転送回路
JP3104001B2 (ja) ラインバッファ及びこれを用いた画像処理装置
JP2000011637A (ja) Fifo型記憶装置
JPH0237035B2 (ja)
JP2000341256A (ja) エラスティック回路および集積回路
JP2001167569A (ja) Fifoメモリ装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19990311