JP3127661B2 - スキュー補正データ転送回路 - Google Patents

スキュー補正データ転送回路

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JP3127661B2
JP3127661B2 JP05095287A JP9528793A JP3127661B2 JP 3127661 B2 JP3127661 B2 JP 3127661B2 JP 05095287 A JP05095287 A JP 05095287A JP 9528793 A JP9528793 A JP 9528793A JP 3127661 B2 JP3127661 B2 JP 3127661B2
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正幸 廣藤
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安藤電気株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、複数のクロックの中
から任意のクロックを選択するセレクタの各入力から出
力へのスキュー差をなくすためのスキュー補正データ転
送回路についてのものである。
【0002】
【従来の技術】セレクタは各入力から出力まで物理的要
因及び内部デバイスのばらつきによりスキュー差を生じ
る。またこのセレクタを数多く使用した場合、デバイス
ごとのばらつきにより各出力を同一スキューにする事が
困難である。そのため、出力にプログラマブル遅延線を
接続し、その値を変える事でスキューを補正することが
一般に行なわれている。
【0003】次に、従来技術によるスキュー補正回路の
構成を図3に示す。図3の1Dはセレクタ、2Dはセレ
クタ1Dの入力を切り換えるデータを保存するレジス
タ、3Dはセレクタ1Dの出力を遅延させるプログラマ
ブル遅延線である。
【0004】図3の構成で、セレクタ1Dの各入力から
出力までのスキューを一定にするためには、任意のクロ
ックを選んだ時、すなわちレジスタ2Dにセレクト情報
を送った時プログラマブル遅延線3Dにスキュー補正デ
ータを送る必要がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図3の構成では、レジ
スタ2Dの情報が変わるごとにプログラマブル遅延線3
Dにスキュー補正データを送らなければならないので高
速化という面で劣る。
【0006】この発明は、スキュー補正データをプログ
ラマブル遅延線へ高速に転送する事のできるスキュー補
正データ転送回路を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、この発明は、複数のクロックの中から任意のクロッ
クを選択するセレクタ1A・1B・1Cと、セレクタ1
A・1B・1Cへのセレクト情報を格納する複数のレジ
スタ2A・2B・2Cと、選択されたクロックに対応す
るスキュー補正データをデータバス50より受け取り、
選択されたクロックを所定の遅延量だけ遅延させて出力
するプログラマブル遅延線3A・3B・3Cとを備える
スキュー補正データ転送回路において、スタート信号が
入ると、前記レジスタ2A・2B・2Cに対するアドレ
スを順次発生して供給するアドレス発生器80と、前記
データバス50からの複数のセレクタ1A・1B・1C
の各スキュー補正データをすべて保存すると共に、前記
アドレス発生器80から供給されるアドレスが前記レジ
スタに割り当てられたアドレスと一致した時、前記レジ
スタ2A・2B・2Cから出力された前記セレクタ1A
・1B・1Cのセレクト情報と前記アドレス発生器80
からのアドレス信号とを入力アドレスとして前記データ
バス50からあらかじめ受け取り格納しておいた前記
キュー補正データを、対応する複数のプログラマブル遅
延線3A・3B・3Cへ転送するスキュー補正データ格
納メモリ40とを設ける。
【0008】
【作用】この発明は、セレクタすべてのスキュー補正デ
ータがスキュー補正データ格納メモリに格納され、スキ
ュー補正データ格納メモリからプログラム遅延線に、レ
ジスタの選択情報を参照しながらスキュー補正データを
送る。
【0009】
【実施例】次に、この発明によるセレクタ及びプログラ
マブル遅延線を複数使用した構成の第1の実施例を図1
に示す。図1は、複数のクロックの中から任意のクロッ
クを選択する複数のセレクタ1A・1B・1Cと、複数
のセレクタ1A・1B・1Cのセレクト情報を格納する
と共にカウンタ70の出力を入力としセレクト情報をス
キュー補正データ格納メモリ40のアドレスへ出力する
セレクタと対の複数のレジスタ2A・2B・2Cと、セ
レクタ1A・1B・1Cと対の複数のプログラマブル遅
延線3A・3B・3Cと、カウンタ70の出力と複数の
セレクタ1A・1B・1Cからの出力を入力アドレスと
し、セレクタ1A・1B・1Cと対の複数のプログラマ
ブル遅延線3A・3B・3Cにスキュー補正データを送
るスキュー補正データ格納メモリ40と、スタート信号
により発振する発振器60と、発振器60の出力をカウ
ントし複数のレジスタ2A・2B・2Cとスキュー補正
データ格納メモリ40へアドレスを送るとともにストッ
プ信号を出力し発振器60を止めるカウンタ70とで構
成するアドレス発生器80で構成されている。
【0010】図1で、データバス50からスキュー補正
データ格納メモリ40へ複数のセレクタ1A・1B・1
Cの各入力から出力までのスキュー補正データがすべて
保存される。次にセレクト情報が複数のレジスタ2A・
2B・2Cへ送られる。スタート信号がアドレス発生器
80に入ると、カウンタ70が複数のレジスタ2A・2
B・2Cへアドレス信号を順次発生し、レジスタに割り
当てられたアドレスと一致するとレジスタ2A・2B・
2Cがセレクタ1A・1B・1Cのセレクト情報をスキ
ュー補正データ格納メモリ40のアドレスに出力する。
それと同時にカウンタ70はアドレス信号をスキュー補
正データ格納メモリ40のアドレスにも送り、スキュー
補正データ格納メモリ40のスキュー補正データがプロ
グラマブル遅延線3A・3B・3Cに転送される。
【0011】複数のプログラマブル遅延線3A・3B・
3Cにスキュー補正データ格納メモリ40からのスキュ
ー補正データを転送し終えた時、すなわち複数のレジス
タ2A・2B・2Cに割り当てられたアドレスを送り終
えたとき、カウンタ70は発振器60へストップ信号を
出し転送を終了する。
【0012】次に、複数のプログラマブル遅延線3A・
3B・3Cの中から任意のスキュー補正データを変更す
る、この発明の第2の実施例によるスキュー補正データ
転送回路の構成を図2に示す。図2は、図1のスキュー
補正データ転送回路のカウンタ70と複数のレジスタ2
A・2B・2Cの間に、データバス50から変更可能な
アドレス変更メモリ90を配置する。
【0013】まず、複数のレジスタ2A・2B・2Cと
スキュー補正データ格納メモリ40には必要なデータが
データバス50から転送済みとする。またこの時、カウ
ンタ70は変更したいプログラマブル遅延線の数だけア
ドレス信号を発生し、発振器60にストップ信号を出力
するカウンタ70とする。以下プログラマブル遅延線3
B・3Cのみのスキュー補正データを転送すると仮定し
説明する。
【0014】スタート信号がアドレス発生器80に入力
されると、カウンタ70はアドレス信号を2つ発生す
る。このアドレスと今変更したいプログラマブル遅延線
3B・3Cと対のレジスタ2B・2Cのアドレスとは一
致していないため、アドレス変更メモリ90にアドレス
変更データとしてレジスタ2B・2Cのアドレスをデー
タバス50から入力しておく。アドレス変更メモリ90
から出力されたアドレス信号はスキュー補正データ格納
メモリ40と順次レジスタ2B・2Cに入力され、レジ
スタ2B・2Cから出力されるセレクタ1B・1Cの選
択情報とアドレス変更メモリ90から出力されたアドレ
ス信号がスキュー補正データ格納メモリ40のアドレス
に入力される。そしてスキュー補正データ格納メモリ4
0はプログラマブル遅延線3B・3Cにスキュー補正デ
ータを送り転送を終了する。
【0015】上記動作でカウンタ70と複数のレジスタ
2A・2B・2Cの間にデータバス50からアドレス変
更メモリ90を配置し、変更したいプログラマブル遅延
線と対のレジスタのアドレスをアドレス変更メモリ90
に保存する事により変更したいプログラマブル遅延線の
みのスキュー補正データを転送する。
【0016】この構成で、すべてのプログラマブル遅延
線にスキュー補正データを転送する場合は、アドレス変
更メモリ90にカウンタ70が発生するアドレス信号つ
まり複数のレジスタ2A・2B・2Cに対応するアドレ
スをデータとして保存すればよい。
【0017】
【発明の効果】この発明によれば、セレクタすべてのス
キュー補正データをスキュー補正データ格納メモリに格
納し、スキュー補正データ格納メモリからプログラマブ
ル遅延線にレジスタの選択情報を参照しながらスキュー
補正データを送るので、レジスタに選択情報を送るごと
にスキュー補正データを送る事がなく、ハードウェアで
高速にスキュー補正データをプログラマブル遅延へ転送
する事ができる。
【0018】また、一部のスキュー補正データのみ転送
する機能を付けた場合には、カウンタと複数のレジスタ
の間にアドレス変更メモリを持つ構成により、すべての
プログラマブル遅延線にスキュー補正データを送らずに
済むため、転送が高速化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施例によるスキュー補正デ
ータ転送回路の構成図である。
【図2】この発明の第2の実施例によるスキュー補正デ
ータ転送回路の構成図である。
【図3】従来のスキュー補正回路の構成図である。
【符号の説明】
1A・1B・1C・1D セレクタ 2A・2B・2C・2D レジスタ 3A・3B・3C・3D プログラマブル遅延線 40 スキュー補正データ格納メモリ 50 データバス 60 発振器 70 カウンタ 80 アドレス発生器 90 アドレス変更メモリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 1/10 G01R 31/317 - 31/3183 H03K 5/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のクロックの中から任意のクロック
    を選択するセレクタ(1A,1B,1C)と、セレクタ(1A,1B,1C)
    へのセレクト情報を格納する複数のレジスタ(2A,2B,2C)
    と、選択されたクロックに対応するスキュー補正データ
    をデータバス(50)より受け取り、選択されたクロックを
    所定の遅延量だけ遅延させて出力するプログラマブル遅
    延線(3A,3B,3C)とを備えるスキュー補正データ転送回路
    において、スタート信号が入ると、前記 レジスタ(2A,2B,2C)に対す
    るアドレスを順次発生して供給するアドレス発生器(80)
    と、前記データバス(50)からの複数のセレクタ(1A,1B,1C)の
    各スキュー補正データをすべて保存すると共に、前記
    ドレス発生器(80)から供給されるアドレスが前記レジス
    タに割り当てられたアドレスと一致した時、前記レジス
    タ(2A,2B,2C)から出力された前記セレクタ(1A,1B,1C)の
    セレクト情報と前記アドレス発生器(80)からのアドレス
    信号とを入力アドレスとして前記データバス(50)からあ
    らかじめ受け取り格納しておいた前記スキュー補正デー
    タを、対応する複数のプログラマブル遅延線(3A,3B,3C)
    へ転送するスキュー補正データ格納メモリ(40)とを設け
    ることを特徴とするスキュー補正データ転送回路。
  2. 【請求項2】 アドレス発生器(80)からのアドレス信号
    をデータバス(50)からの指令に応じて書換え可能とする
    アドレス変更メモリ(90)を設けることを特徴とする請求
    項1記載のスキュー補正データ転送回路。
JP05095287A 1993-03-30 1993-03-30 スキュー補正データ転送回路 Expired - Fee Related JP3127661B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6082147B1 (ja) * 2016-04-06 2017-02-15 山佐株式会社 遊技機

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JP6082147B1 (ja) * 2016-04-06 2017-02-15 山佐株式会社 遊技機

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