JPH0516696Y2 - - Google Patents

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JPH0516696Y2
JPH0516696Y2 JP1985196051U JP19605185U JPH0516696Y2 JP H0516696 Y2 JPH0516696 Y2 JP H0516696Y2 JP 1985196051 U JP1985196051 U JP 1985196051U JP 19605185 U JP19605185 U JP 19605185U JP H0516696 Y2 JPH0516696 Y2 JP H0516696Y2
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  • Holding Or Fastening Of Disk On Rotational Shaft (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はデータを記録又は再生する固定磁気デ
イスク装置(ハードデイスク装置)に好適なデイ
スク駆動装置に関し、更に詳細には、デイスク回
転機構の改良に関するものである。
〔従来の技術〕
固定磁気デイスク装置においては、スピンドル
モータのシヤフトに取付けられているハブにデイ
スクを装着する場合、この装着が不可能となるこ
とがないように、一般にハブの外周径の公差はマ
イナスに、デイスクの中央孔の公差はプラスに設
定するのが普通である。例えば、5インチの固定
磁気デイスク装置の設計の一例をあげると、ハブ
の直径は40−0.025mmから40+0mm、デイスクの
中央孔の径は40−0.mmから40+0.05mmのように設
定されている。この例では、ハブとデイスクとの
間に公差の最大値で75μmの余裕が生じる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上述の如くデイスクとハブとの間に余裕があつ
ても、デイスク押え板を使用することによつてデ
イスクのハブに対する固定は達成される。しか
し、上述の隙間のためにデイスクがハブに偏心し
た状態に片寄つて固定される場合がある。そし
て、偏心量が多いと、デイスク回転時のダイナミ
ツクバランスが悪くなり、回転中にデイスクが振
動する。従来の固定磁気デイスク装置にはデイス
クの片寄りを調整する機構がないので、一定の確
率でデイスクの片寄りによる振動が起る。この振
動を除去するには、磁気デイスク装置を分解して
再度組立てるしか方法がなく、たとえ再組立てを
しても片寄りによる振動の発生が生じない保証は
ない。上述の如き問題は固定磁気デイスク装置に
限らず、これに類似するデイスク装置においても
生じる。
そこで、本考案の目的は、ハブに対するデイス
クの片寄りを容易に少なくすることができるデイ
スク駆動装置を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記問題点を解決し、上記目的を達成するため
の本考案は、実施例を示す図面の符号を参照して
説明すると、中央孔21aを有する記録媒体デイ
スク4aと、前記中央孔21aに余裕を有して挿
入された駆動ハブ14と、前記デイスク4aを前
記ハブ14に対して位置決めするためのデイスク
位置決め手段と、前記ハブ14に対して前記デイ
スク4aを固定する手段と、前記ハブ14に結合
された回転手段と、から成るデイスク駆動装置に
おいて、前記ハブ14はその軸方向に延びる複数
の溝25を有しており、前記複数の溝25は前記
ハブ14の外周面に等角度間隔に配設されてお
り、前記デイスク位置決め手段はリング状部分と
弾性変形可能な複数の爪状部分27とを有してお
り、前記リング状部分は前記ハブ14の外側に配
置され且つ前記ハブ14の軸方向に対する前記デ
イスク4aの位置を決めるように前記デイスク4
aの主面に接触しており、前記複数の爪状部分2
7は前記ハブ14の軸方向に延びるように前記リ
ング状部分から夫々突出して前記デイスク4aの
前記中央孔21aに挿入され、且つ前記ハブ14
の前記複数の溝25に対応するように等角度間隔
に配置され、且つ前記デイスク4aの中央孔21
aの内壁面を弾性を有して外方向に押圧している
ことを特徴とするデイスク駆動装置に係わるもの
である。なお、本考案において、中央孔21aの
内壁面は孔の一方の縁から他方の縁まで少なくと
も一部を意味する。また、デイスク4aは磁気デ
イスク、光デイスク等のデイスク状記録媒体を意
味する。
[作用及び効果] 本考案は次の作用効果を有する。
(イ) デイスク4aの中央孔21aの内壁面が等角
度間隔に配置された弾性変形可能な複数の爪状
部分27によつて外方向(デイスク半径方向)
に押圧されるので、デイスク4aの偏心を容易
に防ぐことができる。
(ロ) ハブ14には軸方向に延びる複数の溝25が
設けられ、ここに爪状部分27が配置されてい
るので、弾性変形に伴なう爪状部分27の逃げ
る場を確実に得ることができる。
〔実施例〕
次に、第1図〜第6図に示す本考案に従うウイ
ンチエスタ型固定磁気デイスク装置を説明する。
固定磁気デイスク駆動装置の防塵容器1は、第1
図の装置の拡大断面図である第2図から明らかな
如く、アルミニウムダイカスト製の本体部2と金
属板製の蓋部3とから成り、この中に2枚のハー
ドな磁気デイスク4a,4bを収容している。容
器1内には、更に、第1図から明らかな如く、デ
イスク4aの上面に対向する磁気ヘツド5、及び
デイスク4bの下面に対向する磁気ヘツド(図示
せず)及びデイスク4bの上下面に対向する一対
の磁気ヘツド(図示せず)が収容されている。こ
の磁気ヘツド5はキヤリツジ6にバネ性を有する
アームによつて取り付けられ、移動機構によつて
デイスク4a,4bの半径方向に位置決めされ、
デイスク4a,4bが高速回転した時にデイスク
4a上に0.4〜0.5μm程度浮上する。
ヘツド移動機構は、容器1の外側に配置された
ステツピングモータ8と、このモータ8の回転運
動をキヤリツジ6の直線運動に変換するベルト1
0と、キヤリツジ6をデイスク半径方向に案内す
るガイドシヤフト11とから成る。
デイスク回転モータ12は容器1に気密的に取
り付けられ、ここから容器1の内部に延びるシヤ
フト13にハブ14が固着されている。そして、
このハブ14に2枚のデイスク4a,4bが固着
されている。ハブ14に対するデイスク4a,4
bの取り付けは、ハブ14の下部に設けられた鍔
状部15の上に下側のデイスク4bを載置し、こ
の上にスペーサ16、上側のデイスク4a、及び
リング状固定板17を順に配置し、第3図に示す
6本のネジ18を固定板17の貫通孔19に挿通
させた後にハブ14のネジ孔20に螺合させるこ
とにより達成されている。
ハブ14はデイスク4a,4bの中央孔21
a,21b及びスペーサ16の中央孔22にほぼ
一致する突出部23を有し、且つ第2図及び第3
図に示す矢印24の方向の空気の流れを得るため
及び本考案に従うデイスク押圧部材を挿入するた
めの6個の溝25を有する。この溝25はハブ1
4の外周面において軸方向に延び、等角度(60
度)間隔に配設されている。溝25を設けること
によつて生じた6個の突出部23の外周面の径
は、例えば40−0.025mm〜40+0mmであり、デイ
スク4a,4bの中央孔21a,21bの径は40
−0mm〜40+0.05mmであるため、最大で75μmの
余裕を有してハブ14が中央孔21a,21bに
挿入されている。
スペーサ16は金属製の第1のリング16aと
合成樹脂製の第2のリング16bとから成り、こ
の内径は中央孔21a,21bの径よりも僅かに
大きく設定されている。合成樹脂製の第2のリン
グ16bには60度間隔で爪状部分27が設けられ
ている。そして、この6個の爪状部分27の内の
120度間隔に配置された3個が上側に突出し、残
りの3個が下側に突出している。各爪状部分27
はわずかに弾性変形するように形成され、且つわ
ずかに先細に形成され、その外側面にわずかな傾
斜を有する。なお、スペーサ16に設けられてい
る貫通孔26は矢印24で示す空気の流れを得る
ためのものである。
このスペーサ16を使用してデイスク4a,4
bをハブ14に取り付ける時には、スペーサ16
の爪状部分27がハブ14の溝25に対応するよ
うにスペーサ16を位置決めする。これにより、
6個の爪状部分27の内の3個が下側のデイスク
4bの中央孔21bの中に入り込み、残りの3個
が上側デイスク4aの中央孔21aの中に入り込
む。爪状部分27がリング16bから立上り始め
る部分の外径がデイスク中央孔21a,21bの
径よりもわずかに大きく設定されているので、爪
状部分27によつてデイスク4a,4bを外方向
に押し広げるような力が働らく。爪状部分27は
下側及び上側共に120度間隔に配置されているの
で、デイスク4a,4bが特定の方向に片寄るよ
うには押圧されず、均一に押圧され、ハブ14に
対して偏心の少ない位置決めが達成される。デイ
スク4a,4bは固定板17と鍔状部15との間
に挟持された状態でハブ14に一体化されるた
め、爪状部分27で位置決めされたデイスク4
a,4bの位置は組立後においても維持される。
上述の如く、本実施例においては、スペーサ1
6に一体に設けた爪状部分27の作用でデイスク
4a,4bの偏心が容易に補正され、ダイナミツ
クバランスが良くなり、振動発生の確率が低くな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例に係わる固定磁気デイ
スク装置の蓋をとつて内部を示す平面図、第2図
は第1図の−線拡大断面図、第3図は第1図
の装置のハブに対するデイスクの取り付け部分を
示す分解斜視図、第4図はハブとデイスクの関係
を示す平面図、第5図はスペーサの平面図、第6
図はスペーサの右側面図である。 1……容器、4a,4b……デイスク、5……
ヘツド、14……ハブ、16……スペーサ、21
a,21b……中央孔、25……溝、27……爪
状部分。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 中央孔21aを有する記録媒体デイスク4a
    と、 前記中央孔21aに余裕を有して挿入された駆
    動ハブ14と、 前記デイスク4aを前記ハブ14に対して位置
    決めするためのデイスク位置決め手段と、 前記ハブ14に対して前記デイスク4aを固定
    する手段と、 前記ハブ14に結合された回転手段と、 から成るデイスク駆動装置において、 前記ハブ14はその軸方向に延びる複数の溝2
    5を有しており、 前記複数の溝25は前記ハブ14の外周面に等
    角度間隔に配設されており、 前記デイスク位置決め手段はリング状部分と弾
    性変形可能な複数の爪状部分27とを有してお
    り、 前記リング状部分は前記ハブ14の外側に配置
    され且つ前記ハブ14の軸方向に対する前記デイ
    スク4aの位置を決めるように前記デイスク4a
    の主面に接触しており、 前記複数の爪状部分27は前記ハブ14の軸方
    向に延びるように前記リング状部分から夫々突出
    して前記デイスク4aの前記中央孔21aに挿入
    され、且つ前記ハブ14の前記複数の溝25に対
    応するように等角度間隔に配置され、且つ前記デ
    イスク4aの中央孔21aの内壁面を弾性を有し
    て外方向に押圧していることを特徴とするデイス
    ク駆動装置。
JP1985196051U 1985-12-20 1985-12-20 Expired - Lifetime JPH0516696Y2 (ja)

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JP1985196051U JPH0516696Y2 (ja) 1985-12-20 1985-12-20

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JPS62106344U JPS62106344U (ja) 1987-07-07
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0617231Y2 (ja) * 1986-01-29 1994-05-02 ホ−ヤ株式会社 磁気デイスク装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5756389B2 (ja) * 1978-09-19 1982-11-29

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JPS58187075U (ja) * 1982-06-07 1983-12-12 日本電気株式会社 磁気デイスク板用スペ−サ

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JPS5756389B2 (ja) * 1978-09-19 1982-11-29

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