JPH04238148A - 磁気ディスク装置 - Google Patents

磁気ディスク装置

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Publication number
JPH04238148A
JPH04238148A JP1933091A JP1933091A JPH04238148A JP H04238148 A JPH04238148 A JP H04238148A JP 1933091 A JP1933091 A JP 1933091A JP 1933091 A JP1933091 A JP 1933091A JP H04238148 A JPH04238148 A JP H04238148A
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JP
Japan
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magnetic disk
hub member
tapered
peripheral side
rotating shaft
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Application number
JP1933091A
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Inventor
Hiroshi Egawa
博 江川
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Tokico Ltd
Original Assignee
Tokico Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気ディスク装置に関
し、特に磁気ディスクの装着時に磁気ディスクの変形防
止が図れ、装置全体の薄型化を実現できるようにした磁
気ディスク装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図7ないし図10に従来技術の磁気ディ
スク装置を示す。
【0003】図中、1はハウジングを示し、該ハウジン
グ1は有底筒状のハウジング本体2と、該ハウジング本
体2を施蓋するカバー3とから構成され、その内部は塵
埃の侵入を防止する密封構造となっている。4はハウジ
ング本体2の底板2Aに取り付けられたディスク駆動モ
ータとしてのインハブ型スピンドルモータを示し、該イ
ンハブ型スピンドルモータ4は、ハウジング本体2の底
板2Aに設けられたモータ取付穴2Bを閉塞するように
取付けられ、中央部に円筒状のボス部5Aが上向きに延
設された軸支持部5と、該軸支持部5のボス部5A外周
に巻回されたステータコイル6と、該ステータコイル6
に対面して後述するハブ部材10の内周面に固着された
マグネットロータ7と、軸支持部5のボス部5A内に軸
受8,8を介して回転自在に配設され、ハブ部材10と
一体的に回転する回転軸9とから大略構成されている。
【0004】10はインハブ型スピンドルモータ4の回
転軸9に固定され、該回転軸9と一体に回転するハブ部
材を示し、該ハブ部材10は有蓋筒状に形成され、イン
ハブ型スピンドルモータ4を囲繞する筒部10Aと、該
筒部10Aの上端側を閉塞した蓋部10Bと、前記筒部
10Aの下端側に径方向外方に延設され、後述する各磁
気ディスク11を各スペーサ12を介して支持する環状
の鍔部10Cとから大略構成されている。また、該ハブ
部材10の蓋部10Bには回転軸9の上端側に嵌着され
る嵌着穴10Dと、該嵌着穴10Dの周縁部を蓋部10
Bから隆起させて形成され、後述するディスククランプ
13の嵌合穴13Bに嵌合する嵌合突起10Eと、蓋部
10Bの外周部に設けられ、ディスククランプ13を固
定支持するための4個のねじ穴10F,10F,…とを
有している。そして、該ハブ部材10は筒部10Aの内
周面にマグネットロータ7が固着され、ステータコイル
6に給電することにより、該ステータコイル6とマグネ
ットロータ7とによって回転軸9と共に回転駆動される
ようになっている。
【0005】11,11,…はハブ部材10の外周側に
配設された記録媒体としての3枚の磁気ディスクを示し
、該各磁気ディスク11は中央部に挿通穴11A,11
A,…を有する円板状に形成され、2個のスペーサ12
,12によって一定間隔を有した状態でハブ部材10の
外周側に各挿通穴11Aを介して装着されている。
【0006】13はハブ部材10の蓋部10B上側面に
ねじ止めされ、ハブ部材10の鍔部10Cとの間で前記
各磁気ディスク11を各スペーサ12を介して固定した
ディスククランプを示し、該ディスククランプ13は円
皿状に形成され、その外周側は下向きに突出して最上側
の磁気ディスク11に当接する当接部13Aとなってい
る。さらに、該ディスククランプ13は、ハブ部材10
の嵌合突起10Eに嵌合する嵌合穴13Bと、ハブ部材
10のねじ穴10F,10F,…と一致する位置に設け
られたねじ挿入穴13C,13C,…とを有している。 そして、該ディスククランプ13は4本のねじ14,1
4,…によってハブ部材10に固定され、ハブ部材10
の鍔部10Cとの間で、各磁気ディスク11を各スペー
サ12を介して挟持するようになっている。
【0007】15はハウジング本体2の底板2Aに植設
されたピボット軸16に揺動可能に支持されたスイング
アームを示し、該スイングアーム15は、ピボット軸1
6に直接支持されたキャリア17と、該キャリア17に
取り付けられ、前記磁気ディスク11側へ延設されたヘ
ッドアーム18と、該ヘッドアーム18の先端部に取り
付けられ、前記磁気ディスク11の表面に沿って延設さ
れた板ばね19とから構成され、該板ばね19の先端に
は、前記磁気ディスク11の表面をシークして情報の記
録、再生を行なう磁気ヘッド20が取付けられている。 そして、該磁気ヘッド20は情報の記録、再生時に板ば
ね19により磁気ディスク11の表面から0.2〜0.
4μm程度の浮上量Sをもって浮上するようになってい
る(図10参照)。
【0008】21は前記スイングアーム15を揺動制御
するボイスコイルモータを示し、該ボイスコイルモータ
21は、前記ハウジング本体2の底板2A側に固着され
たマグネット22と、スイングアーム15のキャリア1
7側に固定され、マグネット22と相まってスイングア
ーム15を回動させるコイル23とから大略構成されて
いる。
【0009】以上のように構成された磁気ディスク装置
は、インハブ型スピンドルモータ4の駆動によりハブ部
材10にディスククランプ13で固定された各磁気ディ
スク11が図7に示す矢示A方向に回転し、ボイスコイ
ルモータ21の駆動によりスイングアーム15が図7に
示す矢示B方向に揺動する。これにより、スイングアー
ム15の先端に取り付けられた磁気ヘッド20は磁気デ
ィスク11の回転から発生する空気流によって浮上し、
該磁気ヘッド20は磁気ディスク11の表面をシークし
て任意のトラックに移動し、情報の記録、再生を行なう
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述の従来
技術においては、各磁気ディスク11のハブ部材10へ
の取付けは、該ディスククランプ13の当接部13Aよ
り内周側に設けられた各ねじ挿入穴13Cに各ねじ14
を挿入し、該各ねじ14をハブ部材10の各ねじ穴10
Fに締付けることにより、各磁気ディスク11をハブ部
材10の鍔部10Cとディスククランプ13の当接部1
3Aとの間で各スペーサ12を介して挟持する構成とし
ているから、各ねじ14の締付けが強すぎた場合には、
ディスククランプ13は図9に示す如く中央が陥没し凹
状に変形してしまうことがある。
【0011】このとき、ディスククランプ13の当接部
13Aから磁気ディスク11に付加される締付力Fは軸
方向分力Faと径方向分力Fbとでベクトル表示され、
磁気ディスク11の表面内周側を径方向外側ヘ押し広め
ようと作用するため、磁気ディスク11は最外周が寸法
Dだけ反って傘状に変形してしまう。また、締付力Fは
各ねじ14の近傍程強くなるから、磁気ディスク11は
図10に示すように寸法S′のうねりをもって褶曲する
ようになり、このような状態においては磁気ヘッド20
は磁気ディスク11の表面との間に一定の浮上量Sを確
保することができず、情報の記録、再生が不正確になっ
てしまうという問題点がある。
【0012】また、従来技術の磁気ディスク装置では、
ディスククランプ13およびねじ14を用いてハブ部材
10に磁気ディスク11を固定支持するため、ディスク
クランプ13および各ねじ14の高さの分だけ磁気ディ
スク装置の高さ寸法が大きくなってしまうという問題点
がある。
【0013】さらに、磁気ディスク11はディスククラ
ンプ13およびねじ14を用いハブ部材10に固定する
ものであるため、ねじ14はスピンドルモータ4の回転
力に負けないような締付力で締着する必要がある。この
ため、前記ねじ14の締付力が弱い場合には、磁気ディ
スク11にガタが発生し、情報の記録、再生を正確に行
うことができないという問題点がある。
【0014】本発明は上述した従来技術の問題点に鑑み
なされたもので、本発明は磁気ディスクを変形させるこ
となくハブ部材に簡単に固定でき、情報の記録、再生を
正確に行うことができ、かつ、装置の小型化を図ること
ができるようにした磁気ディスク装置を提供することを
目的としている。
【0015】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、第1の発明が採用する構成の特徴は、ハブ部材
の外周側を非円形状に形成し、磁気ディスクの内周側を
該ハブ部材の外周側と係合する非円形状に形成したこと
にある。
【0016】また、第2の発明が採用する構成の特徴は
、ハブ部材の外周側を凹凸形状に形成し、磁気ディスク
の内周側を該ハブ部材に係合する凹凸形状に形成したこ
とにある。
【0017】さらに、第3の発明が採用する構成の特徴
は、ハブ部材の外周側には、周方向に所定間隔をもって
軸方向に伸びる複数の凹部と、該各凹部間に位置し、径
方向外向きに突出する複数の隆起部と、該各隆起部にテ
ーパ状に形成されたテーパ状切欠き部とを設け、磁気デ
ィスクの内周側には、前記ハブ部材の凹部に対応して周
方向に離間し、径方向内向きに突出した複数の突出部と
、該各突出部に形成され、前記磁気ディスクを一方向に
回転させることにより、前記ハブ部材の各テーパ状切欠
き部に係合するテーパ部とを設けたことにある。
【0018】
【作用】上記構成により、非円形状ないし凹凸形状をな
したハブ部材に、同じく非円形状ないし凹凸状形状をし
た磁気ディスクを合わせた状態で挿通し、ハブ部材に対
して磁気ディスクを係合させることができ、回転軸を回
転させたときにディスク駆動モータの回転力に負けない
係合が可能となる。
【0019】さらに、ハブ部材のテーパ状切欠き部と磁
気ディスクの各テーパ部とを係合させることにより、磁
気ディスクを一方向に回転させれば、ハブ部材に磁気デ
ィスクをより強く係合させることができる。
【0020】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1ないし図6に基
づき詳述する。なお、前述した従来技術と同一の構成要
素には同一符号を付し、その説明を省略する。
【0021】図中、31,31,…は本実施例による磁
気ディスクを示し、該各磁気ディスク31は従来技術で
述べた磁気ディスク11とほぼ同様に円板状に形成され
、その中央部には挿通穴31Aが穿設され、表面はディ
スク面31Bとなっているものの、該各磁気ディスク3
1には挿通穴31A内へと径方向内向きに突出する複数
の突出部32,32,…が周方向に所定間隔をもって、
例えば4個設けられ、該挿通孔31Aの内周側は全体と
して非円形状であって、かつ凹凸形状をなしている。
【0022】そして、該磁気ディスク31の各突出部3
2は図2〜4に示す如く、その先端側が円弧面32Aと
なって略扇形に形成され、該各突出部32間には後述す
るハブ部材34の各隆起部36が挿入されるようになっ
ている。
【0023】33,33,…は前記各突出部32に、周
方向一側から他側に向け矢示A方向に伸びるように形成
されたテーパ部を示し、該各テーパ部33は、各突出部
32の周方向一側に位置する尖端部33Aが薄肉となり
、周方向他側に向けて漸次厚みを増すようにテーパ状に
形成され、突出部32の周方向途中部位まで伸びている
。また、該各テーパ部33は円弧面32Aの位置から各
突出部33の段部32Bの位置まで径方向に延在し、該
各段部32Bは挿通穴31Aの同心円上で各テーパ部3
3の上、下に位置している(図4参照)。
【0024】34は本実施例のハブ部材を示し、該ハブ
部材34は従来技術で述べたハブ部材10とほぼ同様に
有蓋筒状に形成され、蓋部34Aには回転軸9用の嵌着
穴34Bが形成され、内部にインハブ形スピンドルモー
タ4を収容しているものの、該ハブ部材34の外周側に
は、周方向に所定間隔をもって軸方向に伸びる複数の凹
部35,35,…と、該各凹部35間に位置し、径方向
外向きに突出する複数の隆起部36,36,…とが形成
され、該ハブ部材34の外周側は全体として非円形状で
あって、かつ凹凸形状をなしている。
【0025】そして、該ハブ部材34の各凹部35は前
記磁気ディスク31の各突出部32に対応して略扇形の
溝として形成され、各隆起部36の各側面36B,36
Cによって周方向に隔設されている。
【0026】また、各隆起部36は前記凹部35間で径
方向に略扇形状に突出し、その外周面36Aは前記磁気
ディスク31の各段部32Bに当接するように各段部3
2Bと同じ径を有している。
【0027】そして、該各隆起部36には周方向他側の
側面36Bから矢示C方向にその溝幅が漸次小さくなる
ようにテーパ状に伸び、前記磁気ディスク31の各突出
部32に設けたテーパ部33と係合する複数のテーパ状
切欠き部37,37,…が形成され、該各テーパ状切欠
き部37は各隆起部36の軸方向に所定間隔をもって配
設され、各磁気ディスク31を上、下に離間させて位置
決めするようになっている。
【0028】本実施例による磁気ディスク装置は上述の
如き構成を有するもので、その基本的作動については従
来技術によるものと格別差異はない。
【0029】然るに、本実施例では、各磁気ディスク3
1に挿通穴31A内に向けて径方向に突出する各突出部
32を周方向に離間させて設け、該各突出部32には先
端の円弧面32Aと円弧状の段部32Bとの間に周方向
に伸びるテーパ部33を形成し、ハブ部材34には各突
出部32に対応させて各凹部35を設けると共に、該各
凹部35間には各隆起部36を設け、該各隆起部36に
は磁気ディスク31の各テーパ部33と係合する各テー
パ状切欠き部37をハブ部材34の軸方向に離間させて
形成している。この結果、各磁気ディスク31をハブ部
材34に取付ける場合には、各突出部32をハブ部材3
4の各凹部35内に挿入するように、各磁気ディスク3
1を挿通穴31Aを介してハブ部材34の外周側に図2
の矢示D方向に挿通し、その後、各磁気ディスク31を
矢示A方向(ディスクの回転方向)とは逆向きの矢示C
方向に回転させれば、各突出部32のテーパ部33がハ
ブ部材34の各テーパ状切欠き部37に係合して軸方向
および周方向に位置決めできると共に、各突出部32の
段部32Bがハブ部材34の隆起部36の外周面36A
に当接して径方向にも位置決めでき、各磁気ディスク3
1をハブ部材34に簡単に固定することができる。
【0030】かくして、本実施例では、各磁気ディスク
31をハブ部材34に固定する際に、従来技術のように
磁気ディスク31をディスククランプとねじで磁気ディ
スク31の軸方向に押圧する必要がなくなり、磁気ディ
スク31が傘状に反ったりディスク面31Bに褶曲が生
じるのを防止でき、磁気ヘッド20により情報を正確に
記録、再生することができる。
【0031】また、従来技術で用いているディスククラ
ンプ13と各ねじ14を廃止できるから、当該磁気ディ
スク装置の高さ寸法をその分小さく抑えることができ、
同一寸法の外形を有する磁気ディスク装置では、より多
くの磁気ディスク31を搭載することが可能となり、当
該磁気ディスク装置の小型化、高密度化を図ることが可
能となる。
【0032】さらに、磁気ディスク31を矢示A方向に
回転させれば、各突出部32のテーパ部33がハブ部材
34の各テーパ状切欠き部37に食込むように係合し、
スピンドルモータ4の回転力を高めても一層強固な位置
決めが可能となる。
【0033】なお、前記実施例では、3枚の磁気ディス
ク31をハブ部材34に取付ける場合を例に挙げて説明
したが、本発明はこれに限らず、たとえば1枚、2枚ま
たは4枚以上の磁気ディスク31をハブ部材34に取付
けるようにしてもよい。
【0034】また、前記実施例では、ディスク駆動モー
タとして、インハブ型スピンドルモータ4を用いる場合
を例に挙げて説明したが、これに替えて、アウタロータ
型スピンドルモータ等の他の形式のモータを用いた場合
でも、前記実施例と同様の作用、効果を奏することがで
きる。そして、アウタロータ型スピンドルモータの場合
は、ハウジング1内に延在された回転軸に、ハブ部材3
4を固定するようにすればよい。
【0035】また、前記実施例では、ピボット軸16を
中心に揺動するスイングアーム15によって磁気ヘッド
20が円弧状の軌跡を辿って移動する形式の場合を例に
挙げて説明したが、本発明はこれに限らず、直線状の軌
跡を辿って移動するリニアスライド式のヘッドキャリア
を用いてもよいものである。
【0036】さらに、前記実施例では、磁気ディスク3
1の突出部32の上、下両面に傾斜面を有するテーパ部
33を形成し、これに係合するテーパ状切欠き部37を
ハブ部材34の隆起部36に設けた場合を例に示して説
明したが、本発明はこれに限るものではなく、磁気ディ
スク31の上面、下面のいずれか片方に傾斜面を設けた
テーパ部33と、これに係合するテーパ状切欠き部37
で構成してもよい。
【0037】一方、磁気ディスク31の突出部32に設
けたテーパ部33は、突出部32の周方向途中部位まで
伸びているものとして説明したが、本発明はこれに限る
ものではなく、突出部32の周方向すべてに亘って形成
してもよいものである。
【0038】さらにまた、本発明によるハブ部材の外周
側と磁気ディスクの内周側は互いに係合可能な角形、楕
円形等の非円形状をなし、または互いに係合可能な凹凸
形状をなしていればよいものである。
【0039】
【発明の効果】以上詳述した通り、本発明によれば、ハ
ブ部材の外周側を非円形状ないし凹凸型に形成し、磁気
ディスクの内周側を該ハブ部材に係合する非円形状ない
し凹凸形状に形成し、前記ハブ部材に磁気ディスクを挿
通させて両者を係合すればよいから、回転軸の回転力に
負けない強固な係合が可能となるばかりでなく、磁気デ
ィスクをハブ部材に取付ける際に磁気ディスクを変形さ
せる危険性をなくし、磁気ヘッドによる正確な情報の記
録、再生が可能となる。
【0040】また、ハブ部材の外周側にテーパ状の切欠
き部を設け、磁気ディスクの内周側に該テーパ状切欠き
部と係合するテーパ状突出部を設け、ハブ部材に磁気デ
ィスクを合わせた状態で該ハブ部材に磁気ディスクを挿
通し、該ハブ部材のテーパ状切欠き部と磁気ディスクの
テーパ部を係合させるように磁気ディスクを一方向に回
転させれば、ハブ部材と磁気ディスクをより一層強固に
固定できる。
【0041】さらに、磁気ディスクを軸方向に押圧する
ことなくハブ部材に取付けることができ、ディスククラ
ンプやねじを廃止できるから、当該磁気ディスク装置の
薄型化、高密度化が図れ、高性能な磁気ディスク装置を
提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例による磁気ディスクをハブ部材
に取付けた状態を示す斜視図である。
【図2】ハブ部材に磁気ディスクを取付ける前の状態を
示す分解斜視図である。
【図3】図2に示す磁気ディスクの平面図である。
【図4】図3中の矢示IV−IV方向拡大断面図である
【図5】図2に示すハブ部材の平面図である。
【図6】図2に示すハブ部材の正面図である。
【図7】従来技術による磁気ディスク装置の全体構成を
示す平面図である。
【図8】図7中の矢示VIII−VIII方向拡大断面
図である。
【図9】ディスククランプおよび磁気ディスクが変形し
た状態を示す要部拡大断面図である。
【図10】変形した磁気ディスクと磁気ヘッドの関係を
示す説明図である。
【符号の説明】
1  ハウジング 5  軸支持部 9  回転軸 31  磁気ディスク 32  突出部 33  テーパ部 34  ハブ部材 35  凹部 36  隆起部 37  テーパ状切欠き部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  軸支持部を有するハウジングと、該ハ
    ウジングの軸支持部に回転自在に支持される回転軸と、
    該回転軸と一体的に回転するハブ部材と、内周側が該ハ
    ブ部材の外周側に挿嵌され、該ハブ部材に固定される円
    環状の磁気ディスクとからなる磁気ディスク装置におい
    て、前記ハブ部材の外周側を非円形状に形成し、前記磁
    気ディスクの内周側を該ハブ部材の外周側と係合する非
    円形状に形成したことを特徴とする磁気ディスク装置。
  2. 【請求項2】  軸支持部を有するハウジングと、該ハ
    ウジングの軸支持部に回転自在に支持される回転軸と、
    該回転軸と一体的に回転するハブ部材と、内周側が該ハ
    ブ部材の外周側に挿嵌され、該ハブ部材に固定される円
    環状の磁気ディスクとからなる磁気ディスク装置におい
    て、前記ハブ部材の外周側を凹凸形状に形成し、前記磁
    気ディスクの内周側を該ハブ部材に係合する凹凸形状に
    形成したことを特徴とする磁気ディスク装置。
  3. 【請求項3】  軸支持部を有するハウジングと、該ハ
    ウジングの軸支持部に回転自在に支持される回転軸と、
    該回転軸と一体的に回転するハブ部材と、内周側が該ハ
    ブ部材の外周側に挿嵌され、該ハブ部材に固定される円
    環状の磁気ディスクとからなる磁気ディスク装置におい
    て、前記ハブ部材の外周側には、周方向に所定間隔をも
    って軸方向に伸びる複数の凹部と、該各凹部間に位置し
    、径方向外向きに突出する複数の隆起部と、該各隆起部
    にテーパ状に形成されたテーパ状切欠き部とを設け、前
    記磁気ディスクの内周側には、前記ハブ部材の凹部に対
    応して周方向に離間し、径方向内向きに突出した複数の
    突出部と、該各突出部に形成され、前記磁気ディスクを
    一方向に回転させることにより、前記ハブ部材の各テー
    パ状切欠き部に係合するテーパ部とを設けたことを特徴
    とする磁気ディスク装置。
JP1933091A 1991-01-19 1991-01-19 磁気ディスク装置 Pending JPH04238148A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100591824B1 (ko) * 1999-07-27 2006-06-20 삼성전자주식회사 하드디스크 드라이브의 디스크 고정장치

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KR100591824B1 (ko) * 1999-07-27 2006-06-20 삼성전자주식회사 하드디스크 드라이브의 디스크 고정장치

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