JPH0516682Y2 - - Google Patents

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JPH0516682Y2
JPH0516682Y2 JP1986149225U JP14922586U JPH0516682Y2 JP H0516682 Y2 JPH0516682 Y2 JP H0516682Y2 JP 1986149225 U JP1986149225 U JP 1986149225U JP 14922586 U JP14922586 U JP 14922586U JP H0516682 Y2 JPH0516682 Y2 JP H0516682Y2
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card
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detection lever
detection
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、カードリーダに用いられるカード検
出機構に関する。
(従来の技術) カードリーダでは、カードが挿入されると読み
取りを開始する必要があるため、カードが挿入さ
れたかどうかを検出する必要があり、また、カー
ドが所定位置まで正しく挿入されたかどうかを検
出する必要がある。そこで、カード挿入口付近の
磁気ヘツドの近傍とカード通路奥にそれぞれ第1
のカード検出手段と第2のカード検出手段を配置
し、カードが挿入されたかどうか、また、所定位
置まで挿入されたかどうかを検出するようになつ
ている。
従来のカード検出手段の一つの例は、カード通
路を挟んでフオトセンサを配置し、フオトセンサ
の光路をカードが横切ることによつてカードを検
出するものであり、従来のカード検出手段の他の
例は、マイクロスイツチのアクチユエータをカー
ド通路に進出させ、カードが上記アクチユエータ
を押すことによつてカードを検出するものであ
る。
(考案が解決しようとする問題点) フオトセンサを用いた従来のカード検出手段に
よれば、フオトセンサがカード通路に露出してい
るためほこりをかぶり易く、誤動作を起こすとい
う問題がある。また、マイクロスイツチを用いた
従来のカード検出手段によれば、カードの正しい
挿入位置で正しく検出信号が出力されるようにす
るためのマイクロスイツチの取付位置調整が困難
であるという問題がある。
本考案は、このような従来の問題点を解消する
ためになされたものであつて、カード通路内に進
入するほこりの影響を受けず誤動作がなく、取付
位置調整の容易なカード検出機構を提供すること
を目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、カード挿入口付近の第1のカード検
出手段とカード通路奥の第2のカード検出手段を
それぞれ第1のカード検出レバー、第2のカード
検出レバーとすると共に、第1及び第2のカード
検出レバーにそれぞれカード検知部とスイツチン
グ部とを設け、各カード検出レバーのカード検知
部をそれぞれカード通路に進出させ、各カード検
出レバーのスイツチング部を回路基板に固定され
た第1のカード検出スイツチ及び第2のカード検
出スイツチにそれぞれ近接させて配置し、上記第
1及び第2のカード検出レバーの一方を板ばねで
形成し、この板ばねの弾力により他方のカード検
出レバーをそのカード検知部がカード通路に進出
する向きに付勢したことを特徴とする。
(作用) カード挿入口からカード通路にカードを挿入す
ると、まず、第1のカード検出レバーのカード検
知部にカードが当たつて第1のカード検出レバー
が変位し、そのスイツチング部の変位を第1のカ
ード検出スイツチが検知してカード挿入口からカ
ードが挿入されたことを検知する。カードをカー
ド通路奥の所定の位置まで挿入すると、第2のカ
ード検出レバーのカード検知部にカードが当たつ
て第2のカード検出レバーが変位し、そのスイツ
チング部の変位を第2のカード検出スイツチが検
知してカードが所定の位置まで挿入されたことを
検知する。
(実施例) 以下、図面を参照しながら本考案に係るカード
検出機構の実施例を説明する。
第1図乃至第3図において、符号25で示され
ているカードリーダ本体は上板23と下板24で
なり、この上板23と下板24の間には偏平な空
間でなるカード通路31が形成され、第2図にお
いて右端部がカード挿入口30になつている。上
記カードリーダ本体25にはカード挿入口30側
にフロントパネル7が固定されている。上記上板
23にはカード挿入口30付近に窓孔26(第3
図参照)が形成され、この窓孔26を磁気ヘツド
8が貫通している。上板23には磁気ヘツド8を
囲むようにして板ばね10が固定されている。板
ばね10の一側縁部からは押圧部33が側方から
見て門状に立ち上がり、同押圧部33の先端部は
下方に折り返されることにより押圧部34が形成
されている。上記板ばね10の押圧部34は磁気
ヘツド8を下方に押しつけており、これにより磁
気ヘツド8の前面がカード通路31に進出する向
きに付勢されている。上板23には立ち上がり部
9が形成されており、同立ち上がり部9の先端部
が磁気ヘツド8の上方に進出することにより磁気
ヘツド8の抜け止めがなされている。
上板23上には同上板23の一側縁部において
カード挿入方向に第1のカード検出レバー1が配
置されており、このカード検出レバー1の後端
(第1図において左端)部に形成された孔が、上
板23に突設されたレバー支点5に嵌められてい
る。上板23上にはまた、第1のカード検出レバ
ー1よりも奥方において第2のカード検出レバー
2がカード挿入方向に配置され、上記レバー支点
5の後方においてねじ35により上板23上に止
められている。第2のカード検出レバー2は板ば
ねでなり、同カード検出レバー2の一端部36は
上記レバー支点5に嵌まると共に第1のカード検
出レバー1を下方に押しつけている。第1のカー
ド検出レバー1の前端部にはカード検出体13が
溶着等により一体に取りつけられている。カード
検出体13は下方に略三角形状に突出したカード
検知部11と上方に突出したスイツチング部12
とを有している。上記カード検知部11は磁気ヘ
ツド8の側方において上板23の透孔を貫通する
と共に、通常は第1のカード検出レバー1が第2
のカード検出レバー2の一端部36で下方に付勢
されることによりカード検知部11の下端部がカ
ード通路31を横切つて下板24に形成された受
け穴28に至つている。上板23には、第1のカ
ード検出レバー1がレバー支点5を中心とする上
方への揺動限界を画するストツパ16が取りつけ
られている。カード検出体13は、例えば合成樹
脂で一体成形するなどしてカード検知部11がカ
ードに当たつてもカードに傷を付けることのない
ように考慮されている。
上記第2のカード検出レバー2の後端部は下方
に斜めに折り曲げられることによつてカード検知
部20を構成している。このカード検知部20は
上板23の窓穴37を貫通し、カード通路31の
奥部を斜めに横切り、下板24に形成された受け
穴39に至つている。第2のカード検出レバー2
の後端部にはまた上記カード検知部20から斜め
に立ち上がるようにしてスイツチング部15が形
成されている。
上板23の上方には、適宜の立ち上がり片によ
つて回路基板6が支持され、適宜の係止片によつ
て抜け止めがなされている。回路基板6の下面側
には、カード挿入口30付近とカード通路31の
奥部とにおいてそれぞれフオトインタラプタでな
る第1のカード検出スイツチ3と第2のカード検
出スイツチ4が固定されている。前記第1のカー
ド検出レバー1と実質一体のスイツチング部12
は第1のカード検出スイツチ3に近接し、第2の
カード検出レバー2のスイツチング部15は第2
のカード検出スイツチ4に近接している。
第1図乃至第3図の状態はカードを挿入しない
状態であり、第2のカード検出レバー2の一端部
36によつて第1のカード検出レバー1が下方に
押されてカード検知部11がカード通路31を横
切り、スイツチング部12が第1のカード検出ス
イツチ3の光路から逃げている。一方、第2のカ
ード検出レバー2のカード検知部20がカード通
路31を横切り、スイツチング部15が第2のカ
ード検出スイツチ4の光路から逃げている。
この状態からカードを挿入したときの動作を第
4図を参照しながら説明する。なお、第4図はカ
ードを所定位置まで挿入し、また、カードを排出
するまでの動作を示している。
いま、図示されないカードを所定の姿勢でカー
ド挿入口30からカード通路31に挿入すると、
まず、カード挿入口30付近においてカードの奥
端がカード検知部11を押し上げ、第1のカード
検出レバー1を第2のカード検出レバー2の弾力
に抗しレバー支点5を中心に第2図において反時
計方向に揺動させる。この第1のカード検出レバ
ー1の揺動によりスイツチング部12が第1のカ
ード検出スイツチ3の光路を遮断し、第4図aに
示されているように第1のカード検出スイツチ3
の出力を「H」から「L」に反転させる。この第
1のカード検出スイツチ3の出力の反転により読
み取り回路が動作し、カードに記録されている情
報信号の読み取りが開始される。
カードをさらに押し込んで所定位置まで挿入す
ると、カードの奥端が第2のカード検出レバー2
のカード検知部20を押し上げて同検出レバー2
をそれ自体の弾力に抗して上方にたわませる。こ
の第2の検出レバー2のたわみによりスイツチン
グ部15が第2のカード検出スイツチ4の光路を
遮断し、第4図bに示されているように第2のカ
ード検出スイツチ4の出力を「H」から「L」に
反転させる。このスイツチ4の出力の反転により
カードの読み取りを停止する。その後カードを排
出すれば、カードの移動方向が反転するため、第
4図右半部に示されているように、第1のカード
検出スイツチ3と第2のカード検出スイツチ4の
出力はカードを挿入した場合と逆の形になる。
第1のカード検出スイツチ3がカードを検出し
たあとのカードの奥方への挿入及びその後のカー
ドの排出は、電動力により自動的に行うようにし
てもよいし、手動的に行うようにしてもよい。
上記実施例によれば、カード検出スイツチがカ
ード通路に直接設けられるのではなく、検出レバ
ーの介在の下に、同検出レバーの変位を検出する
ことによつてカードを検出するようになつている
ため、カード検出スイツチをカード通路から隔離
することができ、よつて、カード検出スイツチが
ほこりをかぶることがなく誤動作を防止すること
ができる。また、二つのカード検出レバーのうち
の一つを板ばねで形成し、この板ばねの弾力によ
り他方のカード検出レバーをそのカード検知部が
カード通路に進出する向きに付勢したので、個々
のカード検出レバーを個別に付勢する必要がな
く、部品が少なく、組立が簡単になる。さらに、
回路基板に二つのカード検出スイツチを固定した
ので、回路基板に形成した回路パターンに直接的
にカード検出スイツチを接続することができ、配
線材が不要になると共に配線作業が簡単になる。
なお、図示の実施例における第1のカード検出
レバー1を板ばねで構成し、この板ばねの弾力に
より他方のカード検出レバー2をそのカード検知
部20がカード通路31に進出する向きに付勢す
るようにしてもよい。図示の実施例では第1のカ
ード検出レバー1は、その本体部とカード検知部
11及びスイツチング部12を有するカード検出
体13とに分けて作り、これらを一体に固着して
いた。これは、温度変化等による変形防止のため
に、レバー本体部をステンレス鋼等でなるばね材
で作り、カード検出体13はカードに傷を付けな
いようにモールド部品等で作るためである。しか
し、カード検出体13を含むカード検出レバー1
全体を鉄板のみ又はモールド部品のみで作つても
差支えない。
カード検出スイツチは反射型フオトインタラプ
タとし、カード検出レバーのスイツチング部にあ
る程度以上の光反射率をもたせてもよい。また、
カード検出スイツチは磁気的な検出スイツチその
他適宜のセンサを用いてもよい。
(考案の効果) 本考案によれば、カード検出スイツチがカード
通路に直接設けられるのではなく、検出レバーの
介在の下に、同検出レバーの変位を検出すること
によつてカードを検出するようになつているた
め、カード検出スイツチをカード通路から隔離す
ることができ、よつて、カード検出スイツチがほ
こりをかぶることがなく誤動作を防止することが
できる。また、二つのカード検出レバーのうちの
一つは板ばねで形成され、この板ばねの弾力によ
り他方のカード検出レバーがそのカード検知部が
カード通路に進出する向きに付勢されるので、
個々のカード検出レバーを個別に付勢する必要が
なく、部品が少なく、組立が簡単になる。さら
に、二つのカード検出スイツチは回路基板に固定
されるので、回路基板に形成した回路パターンに
直接的にカード検出スイツチを接続することがで
き、配線材が不要になると共に配線作業が簡単に
なる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るカード検出機構の実施例
を示す平面図、第2図は同上一部断面側面図、第
3図は同上一部断面側面図、第4図は上記実施例
におけるカード検出スイツチの動作を示す線図で
ある。 1……第1のカード検出レバー、2……第2の
カード検出レバー、3……第1のカード検出スイ
ツチ、4……第2のカード検出スイツチ、6……
回路基板、11,20……カード検知部、12,
15……スイツチング部、30……カード挿入
口、31……カード通路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. カード挿入口付近に設けられた第1のカード検
    出手段と、カード通路奥に設けられた第2のカー
    ド検出手段とを具備するカード検出機構におい
    て、上記第1及び第2のカード検出手段をそれぞ
    れ第1のカード検出レバー、第2のカード検出レ
    バーとすると共に、第1及び第2のカード検出レ
    バーにそれぞれカード検知部とスイツチング部と
    を設け、各カード検出レバーのカード検知部をそ
    れぞれカード通路に進出させ、各カード検出レバ
    ーのスイツチング部を回路基板に固定された第1
    のカード検出スイツチ及び第2のカード検出スイ
    ツチにそれぞれ近接させて配置し、上記第1及び
    第2のカード検出レバーの一方を板ばねで形成
    し、この板ばねの弾力により他方のカード検出レ
    バーをそのカード検知部がカード通路に進出する
    向きに付勢したことを特徴とするカード検出機
    構。
JP1986149225U 1986-09-29 1986-09-29 Expired - Lifetime JPH0516682Y2 (ja)

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JP1986149225U JPH0516682Y2 (ja) 1986-09-29 1986-09-29

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JP1986149225U JPH0516682Y2 (ja) 1986-09-29 1986-09-29

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JPS6355249U JPS6355249U (ja) 1988-04-13
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ID=31064234

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59207463A (ja) * 1983-05-12 1984-11-24 Omron Tateisi Electronics Co 磁気カ−ドの書込み装置

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5738732Y2 (ja) * 1976-04-23 1982-08-26
JPS57180872U (ja) * 1981-05-07 1982-11-16

Patent Citations (1)

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JPS59207463A (ja) * 1983-05-12 1984-11-24 Omron Tateisi Electronics Co 磁気カ−ドの書込み装置

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JPS6355249U (ja) 1988-04-13

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