JPH05166575A - スポット溶接の安定化方法 - Google Patents
スポット溶接の安定化方法Info
- Publication number
- JPH05166575A JPH05166575A JP3291813A JP29181391A JPH05166575A JP H05166575 A JPH05166575 A JP H05166575A JP 3291813 A JP3291813 A JP 3291813A JP 29181391 A JP29181391 A JP 29181391A JP H05166575 A JPH05166575 A JP H05166575A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- spot welding
- conductor
- flat wire
- terminal
- holding plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23K—SOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
- B23K11/00—Resistance welding; Severing by resistance heating
- B23K11/10—Spot welding; Stitch welding
- B23K11/11—Spot welding
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R43/00—Apparatus or processes specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining, or repairing of line connectors or current collectors or for joining electric conductors
- H01R43/02—Apparatus or processes specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining, or repairing of line connectors or current collectors or for joining electric conductors for soldered or welded connections
- H01R43/0214—Resistance welding
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)
- Resistance Welding (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 コンピュータ等情報機器の内部および機器
間、または自動車の電装およびコントロール部品などの
ように高い信頼性を要求される分野に於ける平型電線と
コネクター端子との接続方法であるスポット溶接につい
て、常に安定した溶接を行うことを目的とする。 【構成】 押え板3を用いて、一定の荷重で金属端子を
加圧しながらスポット溶接を行うことを特徴とする。
間、または自動車の電装およびコントロール部品などの
ように高い信頼性を要求される分野に於ける平型電線と
コネクター端子との接続方法であるスポット溶接につい
て、常に安定した溶接を行うことを目的とする。 【構成】 押え板3を用いて、一定の荷重で金属端子を
加圧しながらスポット溶接を行うことを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンピュータ等情報機
器の内部および機器間、または自動車の電装およびコン
トロール部品などのように高い信頼性を要求される分野
に於ける平型電線とコネクター端子との接続方法に関す
るものである。
器の内部および機器間、または自動車の電装およびコン
トロール部品などのように高い信頼性を要求される分野
に於ける平型電線とコネクター端子との接続方法に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】平型電線とコネクター端子とに高い信頼
性の接続を行う方法として、端子部の導体のすくなくと
も片面が露出するように端末加工された平型電線の前記
端末部の導体を、部分的に連結した上下2枚の金属板で
挟み込み、導体と金属板とをスポット溶接する方法が行
なわれている。
性の接続を行う方法として、端子部の導体のすくなくと
も片面が露出するように端末加工された平型電線の前記
端末部の導体を、部分的に連結した上下2枚の金属板で
挟み込み、導体と金属板とをスポット溶接する方法が行
なわれている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記のスポット溶接を
実施している様子は図−2に示した通りで、上・下電極
4,5間に電流を流し、平型電線2の導体8とこれをは
さみ込んだ金属端子1とをプロジェクション部10で融
合する。平型電線の端末部の片面に絶縁9が残っている
(両面の絶縁を除去して導体のみにするとピッチが乱れ
るなどのトラブルを生じやすいため、導体の片面のみを
露出させる端末処理が行なわれる。)場合は、はじめに
例えば300〜500A程度の電流を流し、当該部の絶
縁を溶かし、その後1〜1.5KAの大電流を流して導
体と金属端子とを融合させる。
実施している様子は図−2に示した通りで、上・下電極
4,5間に電流を流し、平型電線2の導体8とこれをは
さみ込んだ金属端子1とをプロジェクション部10で融
合する。平型電線の端末部の片面に絶縁9が残っている
(両面の絶縁を除去して導体のみにするとピッチが乱れ
るなどのトラブルを生じやすいため、導体の片面のみを
露出させる端末処理が行なわれる。)場合は、はじめに
例えば300〜500A程度の電流を流し、当該部の絶
縁を溶かし、その後1〜1.5KAの大電流を流して導
体と金属端子とを融合させる。
【0004】こうしたスポット溶接を製造工程の一部と
して多数個の製品に次々とアプライして、しかもそれら
のすべての製品にわたって常に安定したスポット溶接を
行うためには、平型電線の導体と金属端子との接触抵抗
を常に安定させる必要がある。プロジェクション部図
1,2の10を設けるのもその1つの対策だが、それで
も、端子のカシメ部図1,2の7の高さのバラツキや、
平型電線の厚さのバラツキのため、どうしても接触抵抗
が不安定になりがちであり、特に接触抵抗が大きくなっ
た場合に、端子根元部図1,2の11に過大な電流が流
れ、焼き切れる等の不具合が発生する。
して多数個の製品に次々とアプライして、しかもそれら
のすべての製品にわたって常に安定したスポット溶接を
行うためには、平型電線の導体と金属端子との接触抵抗
を常に安定させる必要がある。プロジェクション部図
1,2の10を設けるのもその1つの対策だが、それで
も、端子のカシメ部図1,2の7の高さのバラツキや、
平型電線の厚さのバラツキのため、どうしても接触抵抗
が不安定になりがちであり、特に接触抵抗が大きくなっ
た場合に、端子根元部図1,2の11に過大な電流が流
れ、焼き切れる等の不具合が発生する。
【0005】
【課題を解決するための手段】前述の問題点を解決する
ために、図−1に示すように押え板3を設け、常に一定
の加圧力で端子を押えるようにし、過大電流はアース6
に流すようにした結果、導体と金属端子との接触抵抗が
安定し、常に良好なスポット溶接が行なえるようになっ
た。
ために、図−1に示すように押え板3を設け、常に一定
の加圧力で端子を押えるようにし、過大電流はアース6
に流すようにした結果、導体と金属端子との接触抵抗が
安定し、常に良好なスポット溶接が行なえるようになっ
た。
【0006】
【実施例】厚さ0.14mm,巾1.5mmの半田メッ
キ銅の平角線を所定のピッチで複数本をポリエステルと
PVCとの複合テープで上下からラミネートした平型電
線に於て、端部の導体の片面を5mm露出させた。これ
を図−1に示した様に厚さ0.4mmの燐青銅上に下地
ニッケルメッキ(厚さ1.5μm)上に金メッキ(厚さ
1μm)した端子1で上下からはさみ込んだ。そして黄
銅の押え板3を用いて一定の荷重(4Kg)で加圧しな
がら、1.5mmφの平端面タングステン電極4,5で
上下から電圧をかけ、0.5KAの予熱電流を周期0.
02秒で6サイクル流し、絶縁被膜を溶かし、その後
1.5KAの溶接電流を約0.02秒流した。同様の作
業を1000回実施したが、いずれも良好なスポット溶
接を行うことが出来た。
キ銅の平角線を所定のピッチで複数本をポリエステルと
PVCとの複合テープで上下からラミネートした平型電
線に於て、端部の導体の片面を5mm露出させた。これ
を図−1に示した様に厚さ0.4mmの燐青銅上に下地
ニッケルメッキ(厚さ1.5μm)上に金メッキ(厚さ
1μm)した端子1で上下からはさみ込んだ。そして黄
銅の押え板3を用いて一定の荷重(4Kg)で加圧しな
がら、1.5mmφの平端面タングステン電極4,5で
上下から電圧をかけ、0.5KAの予熱電流を周期0.
02秒で6サイクル流し、絶縁被膜を溶かし、その後
1.5KAの溶接電流を約0.02秒流した。同様の作
業を1000回実施したが、いずれも良好なスポット溶
接を行うことが出来た。
【0007】
【発明の効果】以上説明したように、押え板を用いて一
定の荷重で加圧しながらスポット溶接することにより、
溶接品質の高い製品を安定して製造することが出来るた
め、コンピュータの信号伝送路や自動車の電子路伝送路
の用途に利用し、故障率を低下させるなどの大きな効果
がある。
定の荷重で加圧しながらスポット溶接することにより、
溶接品質の高い製品を安定して製造することが出来るた
め、コンピュータの信号伝送路や自動車の電子路伝送路
の用途に利用し、故障率を低下させるなどの大きな効果
がある。
【図1】本発明のスポット溶接の方法を示す。
【図2】従来のスポット溶接の方法を示す。
1:金属端子 2:平型電線 3:押え板 4:上部電極 5:下部電極 6:アース 7:端子のカシメ部(平型電線側) 8:導体 9:絶縁体 10:プロジェクション部 11:金属端子根元部
Claims (2)
- 【請求項1】 平型電線とコネクター端子とをスポット
溶接する方法に於て、押え板を設けて、一定の加圧力で
端子をおさえながら通電することを特徴とするスポット
溶接方法。 - 【請求項2】 押え板が、黄銅あるいは銅などの良導体
であることを特徴とする請求項1に記載したスポット溶
接方法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3291813A JPH05166575A (ja) | 1991-11-08 | 1991-11-08 | スポット溶接の安定化方法 |
US07/971,464 US5258597A (en) | 1991-11-08 | 1992-11-04 | Method of stabilizing spot-welding |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3291813A JPH05166575A (ja) | 1991-11-08 | 1991-11-08 | スポット溶接の安定化方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05166575A true JPH05166575A (ja) | 1993-07-02 |
Family
ID=17773752
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3291813A Pending JPH05166575A (ja) | 1991-11-08 | 1991-11-08 | スポット溶接の安定化方法 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5258597A (ja) |
JP (1) | JPH05166575A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015034748A (ja) * | 2013-08-09 | 2015-02-19 | 日立金属株式会社 | 熱式質量流量計及び質量流量制御装置 |
TWI480114B (zh) * | 2012-01-20 | 2015-04-11 | China Steel Corp | Can eliminate the cold-rolled dual-phase steel plate welding hole shrinkage defects in the resistance spot welding process |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE10059575C2 (de) * | 2000-11-30 | 2002-11-07 | Compact Dynamics Gmbh | Elektrische Maschine und Stator für eine elektrische Maschine und Herstellungsverfahren dafür |
JP5242475B2 (ja) * | 2009-03-25 | 2013-07-24 | 矢崎総業株式会社 | 金属接合方法及び金属接合装置 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE277864C (ja) * | 1912-06-04 | |||
DE3347241A1 (de) * | 1983-12-23 | 1985-07-11 | Schweizerische Aluminium Ag, Chippis | Vorrichtung zum verbinden zweier metallplatten bzw. -schichten |
JPH0815103B2 (ja) * | 1987-01-09 | 1996-02-14 | 住友電気工業株式会社 | 金属端子のスポット溶接方法 |
JPS63170875A (ja) * | 1987-01-09 | 1988-07-14 | 住友電気工業株式会社 | フラツト電線と金属端子のスポツト溶接方法 |
-
1991
- 1991-11-08 JP JP3291813A patent/JPH05166575A/ja active Pending
-
1992
- 1992-11-04 US US07/971,464 patent/US5258597A/en not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
TWI480114B (zh) * | 2012-01-20 | 2015-04-11 | China Steel Corp | Can eliminate the cold-rolled dual-phase steel plate welding hole shrinkage defects in the resistance spot welding process |
JP2015034748A (ja) * | 2013-08-09 | 2015-02-19 | 日立金属株式会社 | 熱式質量流量計及び質量流量制御装置 |
US10041823B2 (en) | 2013-08-09 | 2018-08-07 | Hitachi Metals, Ltd. | Thermal mass flow meter and mass flow controller |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US5258597A (en) | 1993-11-02 |
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