JPH05165886A - 自然言語処理装置 - Google Patents

自然言語処理装置

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JPH05165886A
JPH05165886A JP3330176A JP33017691A JPH05165886A JP H05165886 A JPH05165886 A JP H05165886A JP 3330176 A JP3330176 A JP 3330176A JP 33017691 A JP33017691 A JP 33017691A JP H05165886 A JPH05165886 A JP H05165886A
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JP
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JP3330176A
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Keiichi Sakai
桂一 酒井
Yuji Ikeda
裕治 池田
Minoru Fujita
稔 藤田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 対話中に用いるユーザの入力文に基づいてユ
ーザの知識度を判別し、ユーザの知識度に合わせた説明
文を出力する自然言語処理装置を提供する。 【構成】 用語存非判定部3により入力文の中に用語難
易度保持部2に保持されている専門用語が含まれている
か否かを判定し、含まれていれば用語難易度判定部4に
より用語難易度保持部2を参照して当該専門用語の難易
度が判定される。次に、用語既知判定部6により、定義
表現テーブル5に基づいてユーザが用いた当該専門用語
がユーザにとって既知であったか否かを判定する。そし
て、ユーザ知識度変更部7は、用語難易度判別部4で判
定された難易度および用語既知判定部6の判定結果に基
づいてユーザの知識度を変更し、結果をユーザ知識度保
持部8に保持する。自然言語対話部1はユーザ知識度保
持部8内の知識度に基づいた対話処理を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自然言語処理装置に関す
る。更に詳しくは、対話を通して説明文などを出力する
自然言語対話機能を有する自然言語処理装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来の説明文を出力する等の自然言語対
話機能を有する自然言語処理装置においては、問い合わ
せられた項目に対して予め保持された説明文を出力す
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の自然言語処理装置では、ユーザの知識度を考慮せず
に、予め保持された一定の説明文を出力するので、出力
された説明文が初心者にとっては難解すぎたり、あるい
は熟練者にとっては説明文が冗長すぎるなどの欠点を有
している。
【0004】本発明は上記の問題点に鑑みてなされたも
のであり、自然言語処理装置へのユーザの入力文に基づ
いてユーザの知識度を判別し、ユーザの知識度に合わせ
た対話処理を実行する自然言語処理装置を提供すること
にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明による自然言語処理装置は以下の構成を備え
る。即ち、入力文から用語を抽出する用語抽出手段と、
前記用語抽出手段により抽出された用語が使用者にとっ
て既知であるかどうかを判定する用語既知判定手段と、
前記用語抽出手段により抽出された用語の難易度を判定
する用語難易度判定手段と、前記用語既知判定手段と前
記用語難易度判定手段との判定結果に基づいて使用者の
知識度を判定する使用者知識度判定手段と、前記知識度
判定手段により判定された使用者の知識度に基づいて自
然言語対話処理のレベルを切り換えるレベル切り換え手
段とを備えることを特徴とする自然言語処理装置。
【0006】
【作用】かかる本発明の構成において、ユーザの用いる
用語の難易度と、その用語がユーザにとって既知である
か否かに基づいてユーザの知識度を判別する。そして、
この判別結果に基づいて自然言語対話処理のレベルを切
り換える。
【0007】
【実施例】以下、添付図面に従って、本発明に係る実施
例を詳細に説明する。
【0008】図1は本実施例に係る自然言語処理装置の
ブロック構成図である。
【0009】図中、1は自然言語対話部であり、ユーザ
の入力文に対応した応答文を出力する。2は用語難易度
保持部であり、対話の対象とする分野の専門用語の難易
度を予め保持しているバッファである。この用語難易度
保持部は図3に示すようなテーブル形式のデータ構造を
有しており、各専門用語に対して難易度が登録されてい
る。3は用語存非判定部であり、用語難易度保持部2に
保持されている専門用語がユーザの入力文中に含まれて
いるか否かを判定する。4は用語難易度判定部であり、
用語難易度保持部2に保持されている内容に基づいて当
該専門用語の難易度を判定する。
【0010】5は定義表現テーブルであって、定義を表
す文中に用いられる表現を予め保持しているバッファで
あり、図4に示すようなテーブル形式のデータ構造を有
している。6は用語既知判定部であり、定義表現テーブ
ル5を参照してユーザが用いた当該専門用語がユーザに
とって既知であったか否かを判定する。7はユーザ知識
度変更部であり、用語難易度判別部4で判定された難易
度および用語既知判定部6の判定結果に基づいてユーザ
の知識度を変更する。8はユーザ知識度保持部であり、
ユーザ知識度変更部7の変更結果を保持する。自然言語
対話部1はユーザ知識度保持部8内に保持されたユーザ
の知識度に基づいて対話処理のレベル変更を実施する。
【0011】尚、本実施例における自然言語対話部1に
は、表示画面及び指示文などを入力するキーボードが備
えられているものとし、熟練者を対象とする対話機能
と、中級者を対象とする対話機能と、初級者を対象とす
る対話機能を合わせ持つものである。つまり、同じ内容
の説明であつても、各レベルのユーザに対して別々のメ
ッセージ(あるいは説明文)を用意しておくものとす
る。当然、初級者のレベルで対話処理を実行すると、初
級者の理解を助けるためにメッセージは長くなる。この
ように、自然言語対話部1においては、熟練者、中級
者、初級者の3つのレベルの熟練度のユーザにたいして
それぞれ別々の対話機能を有し、ユーザ知識度保持部8
に保持されたユーザの知識度に応じて適宜それらを切り
替える。
【0012】以下、上記構成における実施例の装置の動
作を図2に示す動作フローを参照して説明する。尚、本
実施例における自然言語対話部1は初期状態では「中級
者」になっているものとして説明する。
【0013】図2において、まず、ステップS1では、
用語存否判定部3において自然言語対話部1からのユー
ザの入力文中に用語難易度保持部2に保持されている専
門用語が含まれているか否かを判定する。入力文中に専
門用語が存在しない場合には本処理を終了する。専門用
語が存在する場合には、ステップS2へ移る。ステップ
S2において、用語難易度保持部2を参照し、当該専門
用語の難易度を判別する。次にステップS3では定義表
現テーブル5に保持されている定義表現を参照し、ユー
ザが用いた専門用語がユーザにとつて既知であつたか否
かを判定する。すなわち、ユーザの質問文中に定義表現
テーブル5に保持されている表現が存在しなければ、ユ
ーザが用いた専門用語がユーザにとつて既知の用語と判
定し、存在すれば、未知の専門用語と判定する。
【0014】例えば、「マージンの大きさを変えた
い。」というユーザの質問では、定義表現テーブル5の
中の定義表現が入力文中に含まれていないので、この入
力文中にある用語に関してユーザは既知であると判定し
てステップS4に移る。また、「罫線とは何ですか。」
というユーザの質問では、定義表現テーブル5中の定義
表現「とは」が存在するので、ユーザにとって「罫線」
という用語が既知でなかったと判定してステップS5に
移る。
【0015】ステップS4では、専門用語が既知である
ので、ユーザ知識度保持部8に保持されているユーザの
知識度が、その専門用語の難易度よりも低ければ、ユー
ザ知識度保持部8の値を変更する(知識度を上げる)。
図5はユーザ知識度保持部8に保持された知識度の例を
示す図である。ユーザの知識度がその専門用語の難易度
よりも高ければユーザ知識度保持部に保持されている知
識度は変更せずに終了する。上述の例の場合、「マージ
ン」は「熟練者」の難易度の専門用語であり、それが既
知と判定されたので、ユーザの知識度を「中級者」から
「熟練者」に上げる。
【0016】ステップS5では、専門用語が既知でなか
ったので、ユーザの知識度がその専門用語の難易度より
も低ければ本処理を終了する。上記の例の場合、「罫
線」は「中級者」の難易度専門用語であり、それを未知
と判定し、ユーザの知識度を「中級者」から「初級者」
に下げる。
【0017】尚、上記実施例においては専門用語の難易
度およびユーザの知識度を「熟練者」,「中級者」,
「初級者」の3つに分類したが、さらに細かく分けても
良い。また、ユーザの知識度を1、2等のように、数字
を用いて表しても良い。
【0018】更に、上記実施例においては、知識度を専
門用語の難易度と同じ値として評価し知識度を決定して
いるがこれに限るものではない。他の例えば、過去の知
識度の履歴を加味して知識度を決定する等、適当な評価
関数を用いても構わない。
【0019】また、1台の言語処理装置を複数の使用者
で使用する場合においても、各使用者に対応して知識度
を保持しておき、本装置を使用するときに使用者を識別
する情報を本自然言語処理装置に入力することで、各使
用者の知識度に合わせた言語処理が可能となる。
【0020】以上説明してきたように本実施例によれ
ば、ユーザが対話中に用いる用語の難易度と、その用語
がユーザにとって既知のものであるかどうかとを判定す
ることによりその使用者の知識度を判定し、使用者の知
識度に応じた言語処理が可能となるので、使い勝手のよ
い自然言語処理装置となる。
【0021】尚、本発明は、複数の機器から構成される
システムに適用しても、1つの機器から成る装置に適用
しても良い。また、本発明はシステム或は装置に本発明
により規定される処理を実行するプログラムを供給する
ことによって達成される場合にも適用できることは言う
までもない。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ユーザの入力文に基づいてユーザの知識度を判別し、ユ
ーザの知識度に合わせた対話処理を実行することが可能
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例による自然言語処理装置のブロック構
成図である。
【図2】本実施例による自然言語処理装置の動作を表す
フローチヤートである。
【図3】用語難易度保持部2に保持されている専門用語
のデータ構造を示す図である。
【図4】定義表現テーブル5に保持されている定義表現
の1例を表す図である。
【図5】ユーザ知識度保持部8に保持された知識度の例
を示す図である。
【符号の説明】
1 自然言語対話部 2 用語難易度保持部 3 用語存否判定部 4 用語難易度判定部 5 定義表現テーブル 6 用語既知判定部 7 ユーザ知識度変更部 8 ユーザ知識度保持部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力文から用語を抽出する用語抽出手段
    と、 前記用語抽出手段により抽出された用語が使用者にとっ
    て既知であるかどうかを判定する用語既知判定手段と、 前記用語抽出手段により抽出された用語の難易度を判定
    する用語難易度判定手段と、 前記用語既知判定手段と前記用語難易度判定手段との判
    定結果に基づいて使用者の知識度を判定する使用者知識
    度判定手段と、 前記知識度判定手段により判定された使用者の知識度に
    基づいて自然言語対話処理のレベルを切り換えるレベル
    切り換え手段とを備えることを特徴とする自然言語処理
    装置。
JP33017691A 1991-12-13 1991-12-13 自然言語処理装置及び方法 Expired - Fee Related JP3288738B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08137698A (ja) * 1994-11-08 1996-05-31 Canon Inc 実行制御システム及びその方法
JPH09212491A (ja) * 1996-01-31 1997-08-15 Fuji Xerox Co Ltd 文書処理装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08137698A (ja) * 1994-11-08 1996-05-31 Canon Inc 実行制御システム及びその方法
JPH09212491A (ja) * 1996-01-31 1997-08-15 Fuji Xerox Co Ltd 文書処理装置

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