JPH05165764A - Dma転送方式 - Google Patents

Dma転送方式

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JPH05165764A
JPH05165764A JP33023891A JP33023891A JPH05165764A JP H05165764 A JPH05165764 A JP H05165764A JP 33023891 A JP33023891 A JP 33023891A JP 33023891 A JP33023891 A JP 33023891A JP H05165764 A JPH05165764 A JP H05165764A
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JP
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dma
data
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JP33023891A
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Ichiro Kawabata
一郎 川畑
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、2次元データをDMA転送するD
MA転送方式に関し、DMAコントローラに2次元デー
タを転送するために必要なカウンタなどを設け、1ラス
タ毎にY/Xアドレス、レングスの設定なしに、1度の
設定で2次元データのDMA転送を可能にすることを目
的とする。 【構成】 2次元データのDMA転送時に、DMAコン
トローラ1内のYアドレスカウンタ2、Yレングスカウ
ンタ3、Xアドレスカウンタ5、Xレングスカウンタ8
にYアドレス、Yレングス、Xアドレス、Xレングスを
それぞれ設定し、これらをもとに外部記憶装置から転送
されてきたデータを順次ビットマップメモリ13に2次
元データとして格納するように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、2次元データをDMA
転送するDMA転送方式に関するものである。
【0002】近年、アウトライン・フォントを搭載の装
置が増大しつつあり、展開処理の向上が要求されてい
る。展開後のフォントデータをディスク装置に格納した
り、ディスク装置から読みだしてビットマップメモリに
格納して使用したりする場合がある。この場合、現状の
DMAコントローラは、1次元のDMA転送しか意識し
ていないため、ディスク装置からビットマップメモリへ
のDMA転送に時間がかかってしまう。このため、ディ
スク装置と、ビットマップメモリ間で2次元データのD
MA転送の高速化を図り、処理全体としての展開処理性
能の向上が要求されている。
【0003】
【従来の技術】外部記憶装置であるディスク装置をフォ
ント・キャッシュとして使用する場合、図7に示すよう
に、ディスク装置24とビットマップメモリ(BMM)
23との間のDMA転送を行う必要がある。
【0004】従来のDMAコントローラ25は、1次元
空間を意識しており、1ラスタ単位毎にY/Xアドレス
を取り込み(あるいは設定し)、ディスク装置24から
ビットマップメモリ23上の指定されたアドレスから指
定された長さのフォントデータを転送して書き込む。こ
れをラスタ分、繰り返して2次元データであるフォント
データをディスク装置24からビットマップメモリ23
に転送するようにしていた。以下図7の構成の動作を簡
単に説明する。
【0005】図7において、MPUからCS(コントロ
ールストレージ)21上に設けたディスクリプタテーブ
ル22の指定されたデータブロックをもとにビットマッ
プメモリ23にフォントデータを転送して書き込む指示
を受けたことに対応して、DMAC25がディスクリプ
タテーブル22の最初の1ラスタ分のアドレス、レング
スを取り出してこれをもとにディスク装置24、プロト
コルコントローラSPCを介して転送されてきた1ラス
タ分のフォントデータをビットマップメモリ23に順次
書き込む。次に、DMAコントローラ25がディスクリ
プタテーブル22の第2番目の1ラスタ分のアドレス、
レングスを取り出してこれをもとにディスク装置24、
プロトコルコントローラSPCを介して転送されてきた
1ラスタ分のフォントデータをビットマップメモリ23
に順次書き込む。この動作をラスタの最終まで繰り返
し、ディスク装置24からビットマップメモリ23に2
次元データであるフォントデータを転送して書き込む。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】外部記憶装置であるデ
ィスク装置24などからビットマップメモリ23へ2次
元データであるフォントデータをDMA転送する場合、
従来のDMAC25は、上述したように1ラスタ毎に内
部レジスタに、転送先のアドレスおよび転送するレング
スを設定する必要があり、ラスタ数分という多くの設定
処理が必要となり、2次元データを高速DMA転送し得
ないという問題があった。
【0007】本発明は、DMAコントローラに2次元デ
ータを転送するために必要なカウンタなど(Y/Xアド
レスカウンタ、Y/Xレングスカウンタ、折り返し機能
など)を設け、1ラスタ毎にY/Xアドレス、レングス
の設定なしに、1度の設定で2次元データのDMA転送
を可能にすることを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】図1を参照して課題を解
決するための手段を説明する。図1において、DMAコ
ントローラ1は、データを直接に転送するものであっ
て、Yアドレスカウンタ2、Yレングスカウンタ3、X
アドレスカウンタ5、Xレングスカウンタ8などから構
成されるものである。
【0009】Yアドレスカウンタ2およびYレングスカ
ウンタ3は、2次元データのY方向のアドレスおよびレ
ングスをカウントするものである。Xアドレスカウンタ
5およびXレングスカウンタ8は、2次元データのX方
向のアドレスおよびレングスをカウントするものであ
る。
【0010】
【作用】本発明は、図1に示すように、2次元データの
DMA転送時に、DMAコントローラ1内のYアドレス
カウンタ2、Yレングスカウンタ3、Xアドレスカウン
タ5、Xレングスカウンタ8にYアドレス、Yレング
ス、Xアドレス、Xレングスをそれぞれ設定してカウン
トし、これらをもとに外部記憶装置12から転送されて
きたデータを順次ビットマップメモリ13に2次元デー
タとして格納するようにしている。
【0011】また、ビットマップメモリ13にデータを
書き込む毎に、Xアドレスカウンタ5を加算/減算およ
びXレングスカウンタ8を減算/加算することを繰り返
して当該Xレングスカウンタ8にキャリが発生したとき
に、Yアドレスカウンタ2を+1およびXアドレスカウ
ンタ5とXレングスカウンタ8を最初の値にリロードし
て繰り返すようにしている。
【0012】また、Yアドレスカウンタ2とXアドレス
カウンタ5を用いてアドレスとし、Yレングスカウンタ
3とXレングスカウンタ8を用いてレングスとし、1次
元データをDMA転送するようにしている。
【0013】従って、DMAコントローラ1に2次元デ
ータを転送するために必要なカウンタなど(Y/Xアド
レスカウンタ、Y/Xレングスカウンタ、折り返し機能
など)を設けることにより、従来の1ラスタ毎にY/X
アドレス、レングスの設定なしに、1度の設定で2次元
データをDMA転送することが可能となる。また、Y/
Xアドレスカウンタを用いてアドレスとし、Y/Xレン
グスカウンタを用いてレングスとすることにより、大き
なアドレス、サイズの1次元データを転送することが可
能となる。
【0014】
【実施例】次に、図1ないし図6を用いて本発明の実施
例の構成および動作を順次詳細に説明する。
【0015】図1は、本発明の1実施例構成図を示す。
図1において、DMAコントローラ1は、外部記憶装置
12とビットマップメモリ13との間でDMA転送を制
御するものであって、Yアドレスカウンタ2、Yレング
スカウンタ3、Xアドレスレジスタ4、Xアドレスカウ
ンタ5、X方向折返し機能6、Xレングスレジスタ7、
Xレングスカウンタ8、モードレジスタ9などから構成
されるものである。ここでは、説明を判り易くするため
に、2次元データを転送するときの各カウンタ、レジス
タの動作を以下説明する。尚、1次元データを転送する
ときは、後述する図6を用いて説明する。
【0016】Yアドレスカウンタ(YPC)2は、2次
元データであるフォントデータを転送するときのYアド
レス(例えば左上のYアドレス)を当初設定し、1ラス
タ毎にここでは+1してY方向のアドレスを生成するも
のである。
【0017】Yレングスカウンタ(YLC)3は、2次
元データであるフォントデータを転送するときのY方向
のレングスを当初設定し、1ラスタ毎にここでは−1し
てY方向のレングスを生成するものである。−1してキ
ャリイが発生したときに一連の2次元データの転送を終
了する。
【0018】Xアドレスレジスタ(XPR)4は、2次
元データであるフォントデータの転送を開始するXアド
レス(左上のXアドレス)を設定して保持させるもので
ある。Xレングスカウンタ8を−1してキャリイが発生
したときに、このXアドレスレジスタ4のXアドレスを
Xアドレスカウンタ5にリロードする。
【0019】Xアドレスカウンタ(XPC)5は、2次
元データであるフォントデータを転送するときのXアド
レス(例えば左上のXアドレス)を当初設定し、例えば
1バイトを転送する毎にここでは+1してX方向のアド
レスを生成するものである。
【0020】X方向折返し機能6は、1ラスタをビット
マップメモリ13にDMA転送して書き込んだ後、次の
ラスタを書き込むためにXアドレス、Xレングスをリロ
ードさせるものであって、Xレングスカウンタ8からキ
ャリイが発生したときに、Xアドレスレジスタ4に保持
されている当初のXアドレスをXアドレスカウンタ5に
リロードして次のラスタの先頭のXアドレスを生成させ
たり、Xレングスレジスタ7に保持されている当初のX
レングスをXレングスカウンタ8にリロードして次のラ
スタのレングスを生成したりするものである。
【0021】Xレングスレジスタ(XLR)7は、2次
元データであるフォントデータを転送するときの当初の
X方向のレングスを設定して保持するものである。Xレ
ングスカウンタ(XLC)8は、2次元データであるフ
ォントデータを転送するときのX方向のレングスを当初
設定し、例えば1バイト転送毎にここでは−1してX方
向のレングスを生成するものである。−1してキャリイ
が発生したときに1ラスタの転送を終了し、上述したよ
うに、Xアドレスレジスタ4のXアドレスをXアドレス
カウンタ5にリロード、およびXレングスレジスタ7の
XレングスをXレングスカウンタ8にリロードする。
【0022】モードレジスタ(MDR)9は、本実施例
に係わる2次元データの転送モード、1次元データの転
送モードなどを設定するレジスタである。ここでは、2
次元データの転送モードに設定する。
【0023】プロトコルコントローラ(SPC)11
は、外部記憶装置12とビットマップメモリ13との間
で高速DMA転送するためのプロトコルを制御するもの
である。
【0024】外部記憶装置12は、ディスク装置などの
外部記憶装置であって、ここでは2次元データを1次元
に並べたフォントデータなどを保存するものである。こ
の外部記憶装置12からフォントデータを必要に応じて
ビットマップメモリ13上に高速DMA転送し、ディス
プレイ上に描画したり、印刷したりする。
【0025】ビットマップメモリ13は、2次元データ
を外部記憶装置12から高速DMA転送して書き込むも
のである。描画部14は、ベクトルデータなどをフォン
トデータに展開してビットマップメモリ13に描画した
りなどするものである。
【0026】コントロールストレージ(CS)15は、
高速読み書き可能なメモリである。MPU16は、マイ
クロプロセッサであって、プログラムに従って全体を制
御するものである。
【0027】図2は、本発明の具体例説明図を示す。こ
れは、外部記憶装置12からプロトコルコントローラ
(SPC)11を介してDMA転送によって、ビットマ
ップメモリ13に対して2次元データであるフォントデ
ータを転送するときの様子を模式的に表したものであ
る。
【0028】ここでは、漢字“亜”の2次元のフォント
データが連続する1次元のデータ、バイト1ないしバイ
ト72として外部記憶装置12に図示のように格納され
ている。この1次元のデータであるバイト1ないしバイ
ト72を、プロトコルコントローラ11を介してDMA
転送してビットマップメモリ13上で、下段に示すよう
に、始点(X0、Y0)からY方向レングス毎に次のラ
スタに格納することを繰り返し、図示ような2次元のフ
ォントデータ“亜”として格納する。このときの動作を
以下、図3から図5を用いて詳細に説明する。
【0029】図3は、本発明のDMAの起動フローチャ
ートを示す。図3において、S1は、YPC、YLC、
XPR、XLRへデータをセットする。XPR、XLR
にセットすることにより、自動的にXPC、XLCへは
セットされる。これは、図1のMPU16がDMAコン
トローラ1内のカウンタ、レジスタに図2の下段に示し
たビットマップメモリ13上の2次元データであるフォ
ントデータをDMA転送して書き込むYアドレス、Yレ
ングス、Xアドレス、Xレングスをセットする。具体的
に言えば、 Yアドレス→YPC(Yアドレスカウンタ2) Yレングス→YLC(Yレングスカウンタ3) Xアドレス→XPR(Xアドレスレジスタ4)→XPC
(Xアドレスカウンタ5) Xレングス→XLR(Xレングスレジスタ7)→XLC
(Xレングスカウンタ8) とセットする。
【0030】S2は、2次元モード及び転送方向をMD
Rにセットする。これは、MPU16が本実施例に係わ
る2次元データの転送モードである旨および転送方向が
ここでは外部記憶装置12からビットマップメモリ13
への方向である旨をモードレジスタ9の該当するビット
にセットする。
【0031】S3は、スタート・フラグをONする(M
DR)。これは、MPU16がモードレジスタ9のスタ
ート・フラグをONにセットし、2次元データの外部記
憶装置12からビットマップメモリ13へのDMA転送
を指示する。
【0032】S4は、SPCの起動、データ転送の起動
を行う。これは、MPU16がSPC(プロトコルコン
トローラ11)の起動、およびデータ転送の起動を行
い、図2に示すように、外部記憶装置12の指定された
アドレスからフォントデータを順次DMA転送をするよ
うに指示する。
【0033】S5は、終了割り込みがあった場合、一連
のDMAコントローラなどの起動処理を終了する。以上
の処理によって、ここでは、図1のDMAコントローラ
1内のレジスタ、カウンタに対して、図2に示すビット
マップメモリ13上の所定の位置へフォントデータを2
次元のデータとしてDMA転送して格納する準備ができ
たこととなる。
【0034】図4は本発明のDMA動作フローチャート
を示す。ここでは、図5のタイムチャートを参照しつつ
説明する。図4において、S11は、REQがONか判
別する。これは、図3のS4でSPCを起動、データ転
送の起動を行ったことに対応して、SPCからDMAC
に向けてDMA転送する準備ができた旨の要求、REQ
信号がON(図5の*REQの)となった否かを判別
する。YESの場合には、SPCが外部記憶装置12か
らDMA転送する準備ができたので、S12に進む。N
Oの場合には、DMA転送する準備ができるまで待機す
る。
【0035】S12は、*ACK信号アサートとする
(図5の*ACKの)。これは、DMACがSPCに
向けて*ACK信号をアサートする。S13は、Y/X
アドレスを送出、制御信号を送出する(図5の)。こ
れは、DMACがビットマップメモリ(BMM)13に
向けて、Yアドレス、Xアドレス、各種制御信号(*A
S(アドレスストローブ)、*DS(データストロー
ブ)、R/W(リード/ライト信号)など)を送出す
る。
【0036】S14は、*ACK信号をネゲートする
(図5の)。これは、外部記憶装置12から1バイ
ト、DMA転送してビットマップメモリ13に書き込ん
だので、*ACK信号をネゲートする。
【0037】S15は、XPC+1、XLC−1する
(図5の)。これは、1バイト転送を終了したので、
図1のXPC(Xアドレスカウンタ5)を+1して次の
Xアドレスと更新、およびXLC(Xレングスカウンタ
8)を−1してXレングスを1小さくする。
【0038】S16は、XLCのキャリイがON、即ち
XLCを−1してキャリが発生したか判別する。YES
の場合には、2次元データのうちの1ラスタ分を転送終
了したので、S17に進む。NOの場合には、S11以
降を繰り返し行い、次のデータを1バイト分づつ順次D
MA転送する。
【0039】S17は、YLCのキャリがON、即ちY
LCを−1してキャリが発生したか判別する。YESの
場合には、2次元データについて全て転送終了したの
で、終了する(END)。NOの場合には、S18でX
PR→XPC、XLR→XLCへリロード(図5の
)、およびYPC+1、YLC−1(図5の)し、
S11以降を繰り返し行う。
【0040】以上の処理によって、図2に示すように、
外部記憶装置12からバイト単位にDMA転送によって
ビットマップメモリ13中の指定した位置に2次元デー
タであるフォントデータ、例えば“亜”に示すように格
納することが可能となる。
【0041】図5は、本発明のDMAコントローラのタ
イムチャートを示す。図5において、は、DMACが
Lレベル(アクティブ)の*REQをSPCから受け取
る(DMA転送の準備ができデータ転送の要求を受け取
る)。
【0042】は、DMACがSPCにの応答を返
す。は、DMACがBMM(ビットマップメモリ1
3)にY/Xアドレス、各種制御信号を送出する。
【0043】は、の送出で1バイト分、DMA転送
してBMMに書き込んだので、Hレベル(インアクティ
ブ)の*ACKをSPCに送出する。は、DMACが
XPC+1、XLC−1する。
【0044】は、XLC−1したときにキャリイが発
生した場合(1ラスタ分、DMA転送を終了した場合)
には、XPR→XPC、XLR→XLCとリロードし、
次のラスタの先頭から書き込むようにXアドレス、Xレ
ングスを初期値にリロードする。
【0045】は、のXアドレス、Xレングスのリロ
ードに対応して、YPC+1、YLC−1し、Yアドレ
スを+1、Yレングスを−1する。次に、図1の構成
で、1次元のDMA転送する場合について説明する。
【0046】1次元のDMA転送する場合には、 (1) 1次元アドレス=YPC+XPCとし、下段に
示すように、YPCを上位アドレス、XPCを下位アド
レスとし、大きなアドレスを設定できるように両者を用
いる。
【0047】(2) レングス=YLC+XLCとし、
下段に示すように、YLCを上位レングス、XLCを下
位レングスとし、大きなレングスの1次元データを連続
して転送できるように両者を用いる。
【0048】(3) X方向折返し機能6を抑止する。
これは、2次元データのDMA転送のときに、図1のD
MAコントローラ1内のXPRからXPCにリロード、
およびXLRからXLCにリロードする機能を抑止す
る。
【0049】以上のように設定することにより、(YP
C+XPC)のアドレスから(YLC+XLC)のレン
グスだけ、ビットマップメモリ13上に外部記憶装置1
2からデータをDMA転送して格納することが可能とな
る。
【0050】尚、2次元データを転送するか、1次元デ
ータを転送するかは、MPU16がDMAコントローラ
1内のMDR(モードレジスタ9)に2次元モードとセ
ット、あるいは2次元モードとセットするかによって容
易に切り替えることができる。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
DMAコントローラ1に2次元データを転送するに必要
なレジスタ、カウンタなど(Y/Xアドレスカウンタ、
Y/Xレングスカウンタ、折り返し機能など)を設ける
構成を採用しているため、従来の1ラスタ毎にY/Xア
ドレス、レングスの設定なしに、1度の設定で2次元デ
ータをDMA転送することができる。これにより、 (1) シングルアドレスモード(1次元モード)しか
サポートしていないDMAコントローラの場合に1ラス
タ毎に割り込みが発生し、YPC/YLC/XPR/X
LRにデータをセットする処理時間が必要となるが、本
発明ではこの処理時間を削減でき、2次元データを高速
DMA転送できる。
【0052】(2) シーケンシャルディスクリプタモ
ード(図7のディスクリプタテーブル22を使用したモ
ード)をサポートしているDMAコントローラの場合
に、1ラスタ毎にCSのディスクリプタテーブル22か
らDMACへYPC/YLC/XPR/XLCのデータ
を転送する必要があり、本発明ではこの処理時間を削減
でき、2次元データを高速DMA転送できる。
【0053】(3) 本発明によれば、外部記憶装置1
2から直接にビットマップメモリ13ヘ矩形データを連
続してDMA転送が可能となり、性能が向上する。 (4) フォント・キャッシュを低価格で、低速度の外
部記憶装置を使用して実現する場合、本発明によって、
2次元データであるフォントデータのDMA転送を高速
化でき、効率の良いフォント・キャッシュ管理を実現で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例構成図である。
【図2】本発明の具体例説明図である。
【図3】本発明のDMAの起動フローチャートである。
【図4】本発明のDMA動作フローチャートである。
【図5】本発明のDMAコントローラのタイムチャート
である。
【図6】本発明の1次元のDMA転送説明図である。
【図7】従来技術の説明図である。
【符号の説明】
1:DMAコントローラ 2:Yアドレスカウンタ(YPC) 3:Yレングスカウンタ(YLC) 4:Xアドレスレジスタ(XPR) 5:Xアドレスカウンタ(XPC) 6:X方向折返し機能 7:Xレングスレジスタ(XLR) 8:Xレングスカウンタ(XLC) 9:モードレジスタ(MDR) 11:プロトコルコントローラ(SPC) 12:外部記憶装置 13:ビットマップメモリ(BMM) 14:描画部 15:コントロールストレージ(CS) 16:MPU

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2次元データをDMA転送するDMA転
    送方式において、 2次元データのY方向のアドレスおよびレングスを設定
    するYアドレスカウンタ(2)およびYレングスカウン
    タ(3)と、 2次元データのX方向のアドレスおよびレングスを設定
    するXアドレスカウンタ(5)およびXレングスカウン
    タ(8)とをDMAコントローラ(1)に備え、 2次元データのDMA転送時に、上記DMAコントロー
    ラ(1)内のYアドレスカウンタ(2)、Yレングスカ
    ウンタ(3)、Xアドレスカウンタ(5)、Xレングス
    カウンタ(8)にYアドレス、Yレングス、Xアドレ
    ス、Xレングスをそれぞれ設定し、これらをもとに外部
    記憶装置から転送されてきたデータを順次ビットマップ
    メモリ(13)に2次元データとして格納するように構
    成したことを特徴とするDMA転送方式。
  2. 【請求項2】 上記Xアドレスカウンタ(5)を加算/
    減算およびXレングスカウンタ(8)を減算/加算する
    ことを繰り返して当該Xレングスカウンタ(8)にキャ
    リが発生したときに、上記Yアドレスカウンタ(2)を
    +1およびXアドレスカウンタ(5)とXレングスカウ
    ンタ(8)を最初の値にリロードして繰り返すように構
    成したことを特徴とする請求項第1項記載のDMA転送
    方式。
  3. 【請求項3】 上記Yアドレスカウンタ(2)とXアド
    レスカウンタ(5)を用いてアドレス、および上記Yレ
    ングスカウンタ(3)とXレングスカウンタ(8)を用
    いてレングスとし、1次元データをDMA転送するよう
    に構成したことを特徴とする請求項第1項記載のDMA
    転送方式。
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