JPH05165363A - 電子写真装置の定着器 - Google Patents

電子写真装置の定着器

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Publication number
JPH05165363A
JPH05165363A JP35323891A JP35323891A JPH05165363A JP H05165363 A JPH05165363 A JP H05165363A JP 35323891 A JP35323891 A JP 35323891A JP 35323891 A JP35323891 A JP 35323891A JP H05165363 A JPH05165363 A JP H05165363A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cleaning member
fixing
roller
fixing roller
fixing device
Prior art date
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Pending
Application number
JP35323891A
Other languages
English (en)
Inventor
Takefumi Adachi
猛文 足立
Hisao Konno
久郎 近野
Shigeru Yamazaki
茂 山崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 定着ローラの表面をクリーニング部材で清掃
する定着器において、そのクリーニング部材に付着した
オフセットトナーでシートを汚すことを防止する。 【構成】 ローラ状のクリーニング部材40を、回動ア
ーム39で支持し、その回動アーム39を戻しバネ47
で付勢して定着ローラ32から離す離隔位置に保持する
一方、定着ローラ32の回転時にソレノイド48で押当
位置へと移動自在に保持する。そして、画像定着時に定
着ローラ32を回転するとき、制御手段50で制御して
ソレノイド48を駆動し、戻しバネ47に抗してクリー
ニング部材40を押当位置に移動する。画像定着後、定
着ローラ32の回転を停止するとき、ソレノイド48へ
の通電を止め、戻しバネ47でクリーニング部材40を
離隔位置へと移動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、レーザを用いた、プ
リンタ・複写機・ファクシミリなど、電子写真方式(感
光体に形成した画像を用紙や封筒等のシートに転写して
記録を行う方式)によりシートに記録を行う電子写真装
置に適用しうる。詳しくは、そのような電子写真装置に
おいて、定着ローラを回転してその定着ローラを画像転
写後のシートの画像面と接触し、その画像面上のトナー
画像を定着する定着器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の定着器の中には、たとえ
ば図3に示すごとく、ヒータ1を内蔵する定着ローラ2
に加圧ローラ3を押し当てるとともに、定着ローラ2に
従動回転自在にローラ状のクリーニング部材4を押し当
てる構成のものがある。
【0003】そして、画像転写後のシートSを定着ロー
ラ2と加圧ローラ3間に通して熱と圧力とでシートS上
の転写画像を定着する一方、クリーニング部材4で定着
ローラ2の表面を清掃してその表面に付着したトナーを
除去し、そのトナーが定着中のシートSに付いてオフセ
ットを起こすのを防止していた。
【0004】また、そのような定着器の中には、クリー
ニング部材4にオイルを含浸し、そのクリーニング部材
4を定着ローラ2に押し当ててその表面にオイルの膜を
形成することにより、画像定着中にトナーが定着ローラ
2の表面に付着することを阻止して前記オフセットの発
生を防止するものもあった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述した従
来の定着器では、定着ローラ2にクリーニング部材4を
常時押し当てるため、定着ローラ2の表面に付着したオ
フセットトナーがクリーニング部材4に付着し、そのう
ちにこのオフセットトナーが固化してこびり付き、トナ
ー塊となって定着ローラ3の表面に擦り付き、その汚れ
が通紙中のシートSに転移してそのシートSを汚してい
た。
【0006】そこで、この発明の目的は、定着ローラの
表面をクリーニング部材で清掃する定着器において、そ
のクリーニング部材に付着したオフセットトナーでシー
トを汚すことを防止することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】そのため、請求項1に記
載のものは、たとえば以下の図示実施例において示すと
おり、定着ローラ32にクリーニング部材40を押し当
て、そのクリーニング部材40で前記定着ローラ32の
表面を清掃する電子写真装置の定着器21において、前
記クリーニング部材40を、前記定着ローラ32に押し
当てる押当位置とその定着ローラ32から離す離隔位置
とに移動自在に支持するとともに、そのクリーニング部
材40を移動するソレノイド48のような駆動手段とそ
の駆動手段を制御する制御手段50を備えてなることを
特徴とする。
【0008】請求項2に記載のものは、たとえば以下の
図示実施例に示すごとく、請求項1に記載の定着器21
において、前記クリーニング部材40を、前記押当位置
としたとき、前記定着ローラ32に従動回転するローラ
状に形成してなることを特徴とする。
【0009】請求項3に記載のものは、たとえば以下の
図示実施例に示すごとく、請求項1に記載の定着器21
において、前記クリーニング部材40を回動アーム39
で支持し、その回動アーム39を戻しバネ47のような
付勢部材で付勢して前記クリーニング部材40を前記離
隔位置に保持するとともに、その付勢部材に抗して前記
駆動手段で移動して前記クリーニング部材40を前記押
当位置に保持してなることを特徴とする。
【0010】請求項4に記載のものは、たとえば以下の
図示実施例に示すごとく、請求項1に記載の定着器21
において、前記制御手段50で前記駆動手段を制御し、
前記定着ローラ32の回転時に前記クリーニング部材4
0を前記押当位置としてなることを特徴とする。
【0011】請求項5に記載のものは、たとえば以下の
図示実施例に示すごとく、請求項1に記載の定着器21
において、前記制御手段50で前記駆動手段を制御し、
前記定着ローラ32の回転時に一定周期で前記クリーニ
ング部材40を前記押当位置としてなることを特徴とす
る。
【0012】
【作用】そして、この発明では、制御手段50で制御し
て駆動手段でクリーニング部材40を押当位置と離隔位
置とに移動する。
【0013】請求項3に記載のものでは、非清掃時は、
付勢部材で回動アーム39を付勢してクリーニング部材
40を離隔位置に移動する。清掃時は、駆動手段で回動
アーム39を付勢部材に抗して回動してクリーニング部
材40を押当位置に移動する。
【0014】請求項4に記載のものでは、定着ローラ3
2の回転時に、制御手段50で駆動手段を制御してクリ
ーニング部材40を押当位置に移動する。
【0015】請求項5に記載のものでは、その定着ロー
ラ32の回転時に、制御手段50により駆動手段を制御
してクリーニング部材40を一定周期で押当位置に移動
する。
【0016】
【実施例】以下、図面を参照しつつ、この発明の実施例
について説明する。図2は、この発明の一実施例である
定着器を備えるレーザプリンタであり、その内部機構の
全体概略構成を示す。図中符号10は、装置本体であ
る。装置本体10内には、中央に図中時計方向に回転す
るドラム状の感光体11を設ける。感光体11のまわり
には、その回転方向に順に、帯電器12・光書込み器1
3・現像器14・転写器15・クリ−ニング器16を配
置する。光書込み器13の上側には、電装部17を配置
する。
【0017】一方、装置本体10の図中右側には、シー
トSを収納した給紙カセット18・18を上下2段にそ
れぞれ着脱自在に取り付ける。転写器15の右側にレジ
ストローラ対19を配置する。他方、転写器15を挟ん
でレジストローラ19と反対の側には、搬送器20とこ
の発明の定着器21を順に並べて配置する。
【0018】しかして、図示レ−ザ−プリンタでは、給
紙ロ−ラ22・22を適宜選択して駆動し、シートSを
給紙カセット18内から順次送り出し、レジストロ−ラ
19に突き当てて止める。
【0019】他方、感光体11は、図中時計方向に回転
しながら帯電器12で表面を順次帯電し、次の光書込み
器13でレ−ザ−光を照射してその表面に静電潜像を形
成し、続いて現像器14位置を通るときその静電潜像を
逐次可視像化する。そして、その像とタイミングを合わ
せてレジストロ−ラ19を駆動してシートSを感光体1
1に向けて送り出す。しかして、その感光体11上の可
視像を、転写器15でシートSの表面に転写する。転写
後、感光体11の表面を、クリ−ニング器16で清掃す
る一方、シートSを、搬送器20で定着器21へと送
り、その定着器21で転写画像を定着する。そして、シ
ート排出路25を通して排紙スタック部26へと排出す
る。
【0020】ところで、上述した定着器21は、詳しく
は図1に示すように、上下にそれぞれ定着上カバー30
と定着下カバー31とを備え、定着上カバー30で定着
ローラ32の上側を被い、定着下カバー31で加圧ロー
ラ33の下側を被ってなる。両ローラ32・33は、そ
の両端において図示省略する定着器フレームで回転可能
に支持する。定着ローラ32は、ヒータ34を内蔵す
る。そして、加圧ローラ33を加圧バネ35で付勢して
定着ローラ32に押し当てる。しかして、その定着ロー
ラ32の表面に、シート排出側(図中左側)からシート
分離爪36の先端を接触する。
【0021】さらに、この定着器21は、定着ローラ3
2の上側に、回動アーム39で支持してクリーニング部
材40を配置する。回動アーム39は、その上端を貫通
する支持軸41を中心として回動自在に上記定着器フレ
ームに取り付け、下端にクリーニング部材40を回転自
在に支持する。定着器フレームには、回動アーム39の
図中左右両側にそれぞれストッパ42・43を設け、そ
れらストッパ42・43で回動アーム39の回動角度範
囲を規制してなる。クリーニング部材40は、たとえ
ば、芯金40aに、シリコンオイル等を含浸したシリコ
ンゴム等の弾性材40bを設けてローラ状に形成してな
る。同様な芯金にシリコンオイル等を含浸したフエルト
を巻き付けて形成してもよい。
【0022】また、回動アーム39には、その図中左側
で一端を定着器フレームのピン46に掛け止めた戻しバ
ネ(付勢部材)47の他端を掛け止める。そして、回動
アーム39を図中時計方向に回動付勢してなる。さら
に、回動アーム39は、その図中右側でソレノイド(駆
動手段)48の作動杆48aとスプリング49で連結し
てある。ソレノイド48は、CPU45における制御手
段50と電気的に接続してなる。制御手段50は、たと
えば、画像定着時に定着ローラ32を駆動回転すると
き、電器信号を送ってソレノイド48を駆動するように
設定してある。そして、定着ローラ32の回転時、ソレ
ノイド48で回動アーム39を戻しバネ47に抗して回
動し、図中実線で示すように、クリーニング部材40を
定着ローラ32に押し当てる押当位置に保持してなる。
【0023】しかして、上述した定着器21では、定着
ローラ32と加圧ローラ33を回転し、両ローラ32・
33間に画像転写後のシートSを通してそれに熱と圧力
を加えてシートS上の転写画像を定着する。この画像定
着時、クリーニング部材40は、ストッパ43で押当位
置に位置決めて定着ローラ32に図中矢示方向に従動回
転し、その表面に付着したオフセットトナーを除去する
とともに、その表面にシリコンオイルを塗布してオイル
の膜を形成する。
【0024】一方、画像定着後定着ローラ32の回転が
停止したとき、制御手段50でソレノイド48の駆動を
オフし、戻しバネ47で回動アームを図中時計方向に回
動し鎖線で示すように、ストッパ42に当てて止め、定
着ローラ32から離す離隔位置に保持する。
【0025】ところで、上述した図示実施例では、クリ
ーニング部材40を、定着ローラ32の回転時に押当位
置とし、回転停止時に離隔位置としたが、たとえば、定
着ローラの回転時に、クリーニング部材を一定周期で押
当位置とする構成としてもよい。たとえば、シートの一
定通紙枚数に呼応する一定周期でクリーニング部材を押
当位置に移動して定着ローラを清掃する構成とする。
【0026】また、上述した図示実施例では、クリーニ
ング部材40をローラ状に形成したが、たとえば、シリ
コンオイルを含浸した耐熱フエルトでパット状に形成
し、これにより、クリーニング部材の交換を簡単にし、
かつ低コストな構成としてもよい。なお、上述した実施
例では、図1に示したように、ソレノイド48は、その
一部を定着上カバー30内に臨ませて配置したが、その
ような定着カバーの外側に配置して定着ローラの熱によ
る影響をなくす構成とすることが望ましい。
【0027】
【発明の効果】したがって、この発明によれば、クリー
ニング部材を、従来のように定着ローラに常時押し当て
るのではなく、その押当位置から定着ローラから離す離
隔位置に移動自在とするから、その定着ローラの表面に
付着したオフセットトナーがクリーニング部材に付着
し、さらに定着ローラから通紙中のシートに順次転移し
てそのシートを汚すことを防止することができる。
【0028】請求項2に記載のものによれば、クリーニ
ング部材をローラ状に形成するから、クリーニング部材
の寿命を永くすることができる。
【0029】請求項5に記載のものによれば、クリーニ
ング部材を、定着ローラの回転時に一定周期で押当位置
とするから、クリーニング部材と定着ローラの押当状態
が少なくなり、その結果、これらクリーニング部材と定
着ローラの寿命を一層永くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例である定着器の断面図であ
る。
【図2】その定着器を備えるレーザプリンタの内部機構
の全体概略構成図である。
【図3】従来の定着器の断面図である。
【符号の説明】
21 定着器 32 定着ローラ 39 回動アーム 40 クリーニング部材 47 戻しバネ(付勢部材) 48 ソレノイド(駆動手段) 50 制御手段

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 定着ローラにクリーニング部材を押し当
    て、そのクリーニング部材で前記定着ローラの表面を清
    掃する電子写真装置の定着器において、前記クリーニン
    グ部材を、前記定着ローラに押し当てる押当位置とその
    定着ローラから離す離隔位置とに移動自在に支持すると
    ともに、そのクリーニング部材を移動する駆動手段とそ
    の駆動手段を制御する制御手段を備えてなる、電子写真
    装置の定着器。
  2. 【請求項2】 前記クリーニング部材を、前記押当位置
    としたとき、前記定着ローラに従動回転するローラ状に
    形成してなる、請求項1に記載の電子写真装置の定着
    器。
  3. 【請求項3】 前記クリーニング部材を回動アームで支
    持し、その回動アームを付勢部材で付勢して前記クリー
    ニング部材を前記離隔位置に保持するとともに、その付
    勢部材に抗して前記駆動手段で移動して前記クリーニン
    グ部材を前記押当位置に保持してなる、請求項1に記載
    の電子写真装置の定着器。
  4. 【請求項4】 前記制御手段で前記駆動手段を制御し、
    前記定着ローラの回転時に前記クリーニング部材を前記
    押当位置としてなる、請求項1に記載の電子写真装置の
    定着器。
  5. 【請求項5】 前記制御手段で前記駆動手段を制御し、
    前記定着ローラの回転時に一定周期で前記クリーニング
    部材を前記押当位置としてなる、請求項1に記載の電子
    写真装置の定着器。
JP35323891A 1991-12-17 1991-12-17 電子写真装置の定着器 Pending JPH05165363A (ja)

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JPH05165363A true JPH05165363A (ja) 1993-07-02

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JP (1) JPH05165363A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5477316A (en) * 1994-05-18 1995-12-19 Eastman Kodak Company Articulatable wick assembly

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5477316A (en) * 1994-05-18 1995-12-19 Eastman Kodak Company Articulatable wick assembly

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