JPH0516519U - ステアリングロツク装置 - Google Patents

ステアリングロツク装置

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JPH0516519U
JPH0516519U JP7127691U JP7127691U JPH0516519U JP H0516519 U JPH0516519 U JP H0516519U JP 7127691 U JP7127691 U JP 7127691U JP 7127691 U JP7127691 U JP 7127691U JP H0516519 U JPH0516519 U JP H0516519U
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JP
Japan
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starter switch
device body
steering
steering lock
cover plate
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Pending
Application number
JP7127691U
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English (en)
Inventor
芳己 田中
哲也 山本
Original Assignee
株式会社ユーシン
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 部品点数を少なくして、容易に取外すことが
できないスタ−タスイッチを備えたステアリングロック
装置を開発することを目的とする。 【構成】 装置ボデ−1内に、キ−シリンダ、ロックシ
ャフトの連動カム、スタ−タスイッチ13等を備えると
共に、装置ボデ−1の一部とカバ−板とでステアリング
コラムを挾持するように取付ボルト8で取付け固着する
ステアリングロック装置において、カバ−板7と装置ボ
デ−1とを貫通して装置ボデ−1内に収納されたスタ−
タスイッチ13のケ−ス部にねじ込む取付ボルト8を設
け、この取付ボルト8により、ステアリングコラムへの
取付固着とスタ−タスイッチ13の装置ボデ−内収納位
置固定とを行なう構成としてある。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、自動車などの車輌等に備えるステアリングロック装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
周知の如く、自動車には盗難防止用としてステアリングロック装置が備えられ ている。 従来のステアリングロック装置の一例を図3に示す。 1は装置ボデ−、2はキ−シリンダ、3はロックシャフト4を進退させるカム である。 5はスタ−タスイッチで、装置ボデ−1内に収納され、そのベ−ス5aが装置 ボデ−1にねじ6でねじ止めされている。
【0003】 また、ステアリングロック装置の取付けは、その装置ボデ−1の凹所1aをス テアリングコラムに嵌合させ、その反対側に当てたカバ−板7を取付ボルト8で 締め付け、ステアリングコラムを挾持して取付けられている。
【0004】 さらに、他の従来例を図4に示す。この従来例の取付構造は上記の従来例と同 様で、装置ボデ−1とカバ−板7とでステアリングコラムを挾持し、取付ボルト 8で締め付け固着するものである。 なお、7aはカバ−板7のねじ孔、10は装置ボデ−1のねじ孔である。 ただ、このステアリングロック装置ではスタ−タスイッチ11を取付けた後に上 記したようにステアリングコラムに固着する構成となっている。
【0005】 つまり、装置ボデ−1のスタ−タスイッチ収納部1bに貫通した沈頭ねじ孔9 が形成されている。なお、沈頭ねじ孔9は取付ボルト8のねじ孔10と横並びと なっている。 また、沈頭ねじ孔9と交叉し、沈頭ねじ孔9の径よりも大きい幅の位置決め溝 1cが収納部1bの周面に設けられている。 さらに、スタ−タスイッチ11には上記の位置決め溝1cに嵌合させる位置決 め突部11aが設けられ、この位置決め突部11aの上面にねじ孔11bがあけ られている。
【0006】 スタ−タスイッチ11を収納部1bに収納することにより、沈頭ねじ孔9とね じ孔11bとが連通するから、これらねじ孔にねじ12をねじ込みスタ−タスイ ッチ11が固定されている。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
上記した従来例のうち前者のステアリングロック装置は、ステアリングコラム に取付け後も、スタ−タスイッチ5の取付けねじ6が外部に露出しているため、 このねじ6を外すことにより容易にスタ−タスイッチ5を取外すことができ、自 動車盗難の問題となっていた。 また、後者のステアリングロック装置では、ステアリングコラムに取付けるこ とにより、スタ−タスイッチ11の取付ねじ12がカバ−板7によって覆われる ため、スタ−タスイッチ11を簡単に取外すことができないが、組付工程や部品 点数が増えコスト高となるという欠点があった。
【0008】 そこで、本考案では、部品点数を最小限にして、簡単には取外しができないス タ−タスイッチを備えたステアリングロック装置を開発することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記した目的を達成するため、本考案では、装置ボデ−内に、キ−シリンダ、 ロックシャフトの連動カム、スタ−タスイッチ等を備えると共に、装置ボデ−の 一部とカバ−板とでステアリングコラムを挾持するように取付ボルトで取付け固 着するステアリングロック装置において、カバ−板と装置ボデ−とを貫通して装 置ボデ−内に収納されたスタ−タスイッチのケ−ス部にねじ込む取付ボルトを設 け、この取付ボルトにより、ステアリングコラムへの取付固着とスタ−タスイッ チの装置ボデ−内収納位置固定とを行なう構成としたことを特徴とするステアリ ングロック装置を提案する。
【0010】
【作用】
スタ−タスイッチを装置ボデ−に予め収納し、取付ボルトをねじ込むスタ−タ スイッチのねじ孔を装置ボデ−側のねじ孔に連通させる。 その後、ステアリングコラムを挾持するようにしてカバ−板側より取付ボルト をねじ込む。このようにねじ込んだ取付ボルトは、カバ−板と装置ボデ−を貫通 してスタ−タスイッチのケ−ス部にねじ込まれ、スタ−タスイッチを固定させる 。 この結果、カバ−板と装置ボデ−とでステアリングコラムを挾持し締結する と共に、装置ボデ−とスタ−タスイッチとの間も締結される。
【0011】 これにより、スタ−タスイッチの固定用ねじを別途に設けることなく、スタ− タスイッチのステアリングロック装置に対する取付けと、ステアリングロック装 置のステアリングコラムに対する取付けとが確実に行ない得る。 また、取付後は、スタ−タスイッチだけを簡単に取外すことはできない構成と なる。
【0012】
【実施例】
次に本考案の実施例について図面に沿って説明する。 図1はステアリングロック装置の断面図である。 図2は同装置の部分的な分解斜視図である。 なお、本実施例の中で、従来例と同一の部分については同符号を付してその説 明を省略する。
【0013】 図示する如く、装置ボデ−1にはステアリングコラムと嵌合させる凹所1aの 両側各々に取付ボルト8のねじ孔10を設け、さらに、スタ−タスイッチ収納部 1bの周面にはねじ孔10に交叉し、かつ、ねじ孔10の径よりも大きい幅の位 置決め溝1cが装置ボデ−1の長手方向に沿うように形成してある。 また、上記した収納部1bのサイドにはスタ−タスイッチ13を仮止めする長 方形の受孔14が形成してある。
【0014】 一方、スタ−タスイッチ13には上記した位置決め溝1cに嵌合させる位置決 め突部13aを設けると共に、この位置決め突部13aの面上にねじ孔13bが 設けてある。 また、このスタ−タスイッチ13には挿入側の一端を側面に固着された弾性体 爪片15を設け、この爪片15を装置ボデ−1の受孔14に係合させるようにな っている。
【0015】 上記の如く構成したステアリングロック装置は、位置決め突部13aを装置ボ デ−1の位置決め溝1cに嵌合させるようにしてスタ−タスイッチ13を収納部 1bに予め収納する。 このように収納されたスタ−タスイッチ13は爪片15が受孔14に係合する ことで装置ボデ−1に仮止めされる。 また、スタ−タスイッチ13が上記のように収納されると、そのねじ孔13b が装置ボデ−1のねじ孔10に連通するようになる。
【0016】 上記のようにスタ−タスイッチ13を備えたステアリングロック装置は、装置 ボデ−1の凹所1aにステアリングコラムを嵌合させ、ステアリングコラムの反 対側にカバ−板7を当て取付ボルト8で締結して、ステアリングコラムに取付け る。
【0017】 このように、ステアリングロック装置を取付けることにより、取付ボルト8が カバ−板7のねじ孔7aと装置ボデ−1のねじ孔10を通ってスタ−タスイッチ 13のねじ孔13bにねじ込まれ、スタ−タスイッチ13が装置ボデ−1の収納 部1bに固定される。
【0018】 なお、スタ−タスイッチ13の爪片15を装置ボデ−1の受孔14に係合させ るように構成することによって、スタ−タスイッチ13と装置ボデ−1のねじ孔 合わせが容易となり、また、ステアリングコラムに取付ける前には装置ボデ−1 とスタ−タスイッチ13とを一体的な部品として取り扱うことができ運搬等に便 利となる。 ただ、本考案の実施に当っては上記した爪片15と受孔14については必ずし も設けなくともよい。
【0019】
【考案の効果】
上記した通り、本考案に係るステアリングロック装置によれば、装置ボデ−に スタ−タスイッチを予め収納した状態で装置ボデ−の一部とカバ−板との間でス テアリングコラムを挾持するように取付ボルトによって締結することにより、ス テアリングロック装置が取付け固着されるに伴ってスタ−タスイッチが装置ボデ −内に固定されるため、一旦取付けられたスタ−タスイッチは簡単には取外すこ とができない。 したがって、組付工程と部品点数が少なく、確実、かつ安全なステアリングロ ック装置となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示すステアリングロック装
置の断面図である。
【図2】同ステアリングロック装置の部分的な分解斜視
図である。
【図3】ステアリングロック装置の従来例を示す断面図
である。
【図4】ステアリングロック装置の従来例を示す分解斜
視図である。
【符号の説明】
1 装置ボデ− 1b 収納部 1c 位置決め溝 2 キ−シリンダ 4 ロックシャフト 7 カバ−板 7a ねじ孔 8 取付ボルト 10 ねじ孔 13 スタ−タスイッチ 13a 位置決め突部 13b ねじ孔

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置ボデ−内に、キ−シリンダ、ロック
    シャフトの連動カム、スタ−タスイッチ等を備えると共
    に、装置ボデ−の一部とカバ−板とでステアリングコラ
    ムを挾持するように取付ボルトで取付け固着するステア
    リングロック装置において、カバ−板と装置ボデ−とを
    貫通して装置ボデ−内に収納されたスタ−タスイッチの
    ケ−ス部にねじ込む取付ボルトを設け、この取付ボルト
    により、ステアリングコラムへの取付固着とスタ−タス
    イッチの装置ボデ−内収納位置固定とを行なう構成とし
    たことを特徴とするステアリングロック装置。
JP7127691U 1991-08-12 1991-08-12 ステアリングロツク装置 Pending JPH0516519U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7127691U JPH0516519U (ja) 1991-08-12 1991-08-12 ステアリングロツク装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7127691U JPH0516519U (ja) 1991-08-12 1991-08-12 ステアリングロツク装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0516519U true JPH0516519U (ja) 1993-03-02

Family

ID=13456031

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7127691U Pending JPH0516519U (ja) 1991-08-12 1991-08-12 ステアリングロツク装置

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JP (1) JPH0516519U (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4833513A (ja) * 1971-08-31 1973-05-11
JPS49958A (ja) * 1972-04-21 1974-01-07
JPS4927173U (ja) * 1972-06-10 1974-03-08

Cited By (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4833513A (ja) * 1971-08-31 1973-05-11
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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19970930