JPH0516450Y2 - - Google Patents

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JPH0516450Y2
JPH0516450Y2 JP1986059650U JP5965086U JPH0516450Y2 JP H0516450 Y2 JPH0516450 Y2 JP H0516450Y2 JP 1986059650 U JP1986059650 U JP 1986059650U JP 5965086 U JP5965086 U JP 5965086U JP H0516450 Y2 JPH0516450 Y2 JP H0516450Y2
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switch
turned
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shaft
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は電子制御により自動変速する変速機に
設けた動力取出装置に関する。
[従来技術] 周知の如く、電子制御により自動変速を行う変
速機では、車両の走行状態、例えば車速、アクセ
ル開度等を制御装置が判断して、変速機のアクチ
ユエータを作動して変速作動を行うようになつて
いる。かかる自動変速機の一例では実開昭59−
68850号公報に示されている。
他方、動力取出装置(以下単にPTOという)
の従来例は第3図に示されている。
第3図においてカウンタシヤフトの回転速度が
充分に低下するまでクラツチペダルを踏込んでお
き、クラツチスイツチ2Aをオン状態に維持す
る。この状態で動力取出スイツチ1をオンとすれ
ば、パイロツトランプ3およびホールドリレー4
のコイル4aに電源電圧が印加されて、パイロツ
トランプ3が点灯し、かつホールドリレー4の接
点4cが閉鎖状態に自己保持される。そののちク
ラツチペダルを復帰しても電磁バルブ5の駆動部
5aには動力取出スイツチ1およびホールドリレ
ー4の接点4cを介して電源電圧が印加され続け
るので、電磁バルブ5を介して動力取出軸(図示
せず)に付設されたエアシリンダ13に対し加圧
空気源7が連通され続ける。これによりアクチユ
エータを構成するピストン13aがスプリング1
3dを圧縮してフオーク13cを作動し、動力取
出軸(図示せず)がカウンタシヤフトに連結され
動力取出軸から所望の動力を取出すことができ
る。
一方、動力取出スイツチ1をオフとすればホー
ルドリレー4のコイル4aおよび電磁バルブ5の
駆動部5aに対する電源電圧の印加が除去される
ので、復帰ばね5bによつて電磁バルブ5が当初
の状態に復帰され、エアシリンダ13に対する加
圧空気の供給が停止される。エアシリンダ13に
与えられていた加圧空気はスプリング13dおよ
びピストン13aの作用により電磁バルブ5から
開放されるので、フオーク13cが動力取出軸を
カウンタシヤフトから切離す。
しかしながら、かかる従来の動力取出装置を電
子制御の自動変速機に適用した場合、電子制御自
動変速機では、クツチペダルがなく、また変速機
自体もシンクロ機構を省略してあるので、ギア鳴
りが生じ、動力取出軸をなかなかギア係合させる
ことができない。
特開昭58−152939号公報には、遊星歯車装置を
用いた変速装置において、変速シヨツクを低減す
る目的で変速用クラツチのシリンダ内油圧を所定
時間過度的に長くする技術が開示されている。し
かしながらかかる公知技術は機械式クラツチを有
する電子制御自動変速機の動力取出装置に適用し
ようとすると歯車装置の山と山とが係合するよう
になりギヤ鳴りを生ずる。
[解決する課題] したがつて、本考案の目的は、クラツチペダル
がなく、またシンクロ機構のない電子制御自動変
速機に対して動力取出軸のギヤを好適に係合させ
ることのできる電子制御自動変速機の動力取出装
置を提供するにある。
[課題を解決する手段] 本考案によれば、エンジンの出力を機械式クラ
ツチを介して電子制御により自動変速される変速
機で変速して駆動輪に伝達する形式の車両でその
自動変速機に設けられた電子制御自動変速機の動
力取出装置において、シフトレバーで作動して変
速機の変速指令信号とクラツチ断接指令信号とを
出力するシフトレバースイツチと、動力取出装置
を作動する動力取出スイツチとを設け、さらにそ
の動力取出スイツチをオンしてシフトレバースイ
ツチをオンとした後に動力取出装置を断接作動さ
せるアクチユエータと、動力取出スイツチをオン
にしたときから一定時間経過後にそのアクチユエ
ータを作動させる遅延手段とを設けてある。
[考案の作用効果] したがつて動力を取出す場合に動力取出スイツ
チをオンにして、シフトレバースイツチをオンに
するとカウンタシヤフトが遊動するようになる
が、遅延手段によつて一定時間経過後にアクチユ
エータが作動するので、カウンタシヤフトが実質
的に停止してからギアがはいるようになり、その
結果、ギア鳴りすることなく容易に動力取出軸の
接続ができる。
[実施例] 次に本考案について第1図および第2図を参照
して説明する。
第1図において、動力取出スイツチ1は、一端
が電源に接続されている。シフトレバーで作動す
るシフトレバースイツチ2は、一端が動力取出ス
イツチ1の他端に接続され、かつその他端がパイ
ロツトランプ3を介して接地されている。ホール
ドリレー4は、前記パイロツトランプ3に並列に
接続されたコイル4aと前記コイル4aの励磁に
よつて移動される作動子4bと前記作動子4bの
移動によつて開閉され、かつ閉鎖時に前記動力取
出スイツチ1を介して前記コイル4aを電源に接
続する接点4cとを有している。電磁バルブ5は
駆動部5aが遅延回路6を介して前記シフトスイ
ツチ2の他端に接続されており、入力端が加圧空
気源7に連通されている。
動力取出軸8は、歯車8aが自動変速機9の中
間軸10の歯車10aに噛合可能とされており、
中間軸10の歯車10aはカウンタシヤフト11
の歯車11aに噛合可能とされカウンタシヤフト
11の歯車11a〜11eは主軸12の歯車12
a〜12eにそれぞれ噛合可能とされている。動
力取出軸8の近傍にはアクチユエータを構成する
エアシリンダ13が設けられ、そのエアシリンダ
13は開口部がパイプ14を介して電磁バルブ5
の出力端に連通されている。エアシリンダ13の
ピストン13aにはロツド13bが固着されてお
り、このロツド13bにはフオーク13cが固着
されている。エアシリンダ13にはピストン13
aを復帰せしめるためのスプリング13dも設け
られている。
作動に際し、動力取出軸8から動力を取出す場
合、シフトレバーをN位置すなちわ中立位置以外
の位置に動かすと、シフトレバースイツチ2がオ
ンとなり、そしてその後、動力取出スイツチ1を
オンとする。
するとパイロツトランプ3およびコイル4aに
電源電圧が印加されるので、パイロツトランプ3
が点灯され、かつコイル4aが励磁される。その
結果作動子4bによつて接点4cが閉鎖される。
これによりシフトレバーをN位置に動かしてもこ
の状態が維持される。
一方、電磁バルブ5の駆動部5aに対しては、
動力取出スイツチ1のオン時から遅延手段として
の遅延回路6によつて設定された一定時間の経過
後に電源電圧が印加される。駆動部5aに電源電
圧が印加されると電磁バルブ5が切換えられ、加
圧空気源7から電磁バルブ5およびパイプ14を
介して加圧空気がエアシリンダ13に供給され
る。
エアシリンダ13ではピストン13aがスプリ
ング13dのバネ力に抗して移動されるので、杆
体13bも移動され、ひいてはフオーク13cに
よつて動力取出軸8の歯車8aが中間軸10の歯
車10aに噛合わされる。
この時、シフトレバーがN位置以外とされてい
るので、カウンタシヤフト11の歯車11a〜1
1eのいずれかと主軸12の歯車12a〜12e
のいずれかとが噛合わされている。従つて動力取
出軸8が中間軸10およびカウンタシヤフト11
を介して主軸12に接続されたこととなるので、
動力取出軸8から適宜の動力を取出すことができ
る。そののちシフトレバーをN位置にもどし通常
の通りカウンタシヤフト11と主軸12との断接
動作を行えばよい。
動力取出軸8から取出している動力を遮断する
場合、動力取出スイツチ1をオフとすればよい。
これによつてパイロツトランプ3、コイル4aお
よび駆動部5aに対する電源電圧の印加が停止さ
れる。従つて電磁バルブ5が復帰ばね5bによつ
て復帰され、加圧空気源7をエアシリンダ13か
ら遮断する。エアシリンダ13ではスプリング1
3dによつてピストン13aが復帰されるので、
杆体13bのフオーク13cによつて動力取出軸
8の歯車8aが中間軸10の歯車10aから切離
される。
これにより動力取出軸8が主軸12から切離さ
れ、取出されていた動力が遮断される。
以上の実施例は遅延手段として遅延回路6を用
いているが、遅延回路6に代えてオリフイス6A
を用いた例が第2図に示されている。第2図では
パイプ14にオリフイス6Aが設けられているの
で、ピストン13aの作動は遅延される。その他
の部品は実質的に第1図と同じであるから、同じ
符号を付してある。
[考案の効果] 以上の如く、本考案によれば、遅延手段によつ
てカウンタシヤフトが停止してから動力取出用の
アクチユエータが作動するので、クラツチのない
自動変速装置において、シンクロ機構がなくても
ギヤ鳴りせずに動力取出軸を接続することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す説明図、第2
図は同他の実施例を示す説明図、第3図は従来例
の説明図である。 1……動力取出スイツチ、2……シフトスイツ
チ、4……ホールドリレー、5……電磁バルブ、
6……遅延回路、6A……オリフイス、8……動
力取出軸、9……自動変速機、13……エアシリ
ンダ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. エンジンの出力を機械式クラツチを介して電子
    制御により自動変速される変速機で変速して駆動
    輪に伝達する形式の車両でその自動変速機に設け
    られた電子制御自動変速機の動力取出装置におい
    て、シフトレバーで作動して変速機の変速指令信
    号とクラツチ断接指令信号とを出力するシフトレ
    バースイツチと、動力取出装置を作動する動力取
    出スイツチとを設け、さらにその動力取出スイツ
    チをオンしてシフトレバースイツチをオンとした
    後に動力取出装置を断接作動させるアクチユエー
    タと、動力取出スイツチをオンにしたときから一
    定時間経過後にそのアクチユエータを作動させる
    遅延手段とを設けたことを特徴とする電子制御自
    動変速機の動力取出装置。
JP1986059650U 1986-04-22 1986-04-22 Expired - Lifetime JPH0516450Y2 (ja)

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JP1986059650U JPH0516450Y2 (ja) 1986-04-22 1986-04-22

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JPS62170857U JPS62170857U (ja) 1987-10-29
JPH0516450Y2 true JPH0516450Y2 (ja) 1993-04-30

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58152939A (ja) * 1982-03-03 1983-09-10 Komatsu Ltd 変速装置における変速用クラツチの制御方法

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58152939A (ja) * 1982-03-03 1983-09-10 Komatsu Ltd 変速装置における変速用クラツチの制御方法

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JPS62170857U (ja) 1987-10-29

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