JPH048023Y2 - - Google Patents

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JPH048023Y2
JPH048023Y2 JP1983161867U JP16186783U JPH048023Y2 JP H048023 Y2 JPH048023 Y2 JP H048023Y2 JP 1983161867 U JP1983161867 U JP 1983161867U JP 16186783 U JP16186783 U JP 16186783U JP H048023 Y2 JPH048023 Y2 JP H048023Y2
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clutch
booster
signal
clutch pedal
working fluid
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【考案の詳細な説明】 (技術分野) この考案は車両の自動変速機の改良に関する。
(背景技術) 自動変速機として本出願人により、メカニカル
クラツチ付変速機を用い、これを自動的に変速す
るようにしたものが、実願昭57−177192号に提案
されている。
第1図にしたがつてこれを説明すると、エンジ
ン本体1の駆動力はメカニカルクラツチ2、変速
機3を介して図外のデフアレンシヤルに出力され
る。
コントロールユニツト4は図外のシフトセレク
タをDレンジに入れて走行中、エンジン速度検出
手段21、アクセル開度検出手段22、車速検出
手段23等からの入力信号に基づいて運転状態を
判定し、記憶回路に記憶させた自動変速線図に照
らして適切な変速段を演算する。
そして、この変速段をシフト位置検出手段24
からのシフト位置信号と比較して、変速すべきか
否かを判断し、変速すべき時に作動信号を出力す
る。
この作動信号に基づいて、クラツチ断続装置5
がクラツチ2を断続し、クラツチの切断時にギヤ
シフト装置6が変速機3をコントロールユニツト
4の指令する変速段にギヤチエンジする。
クラツチ断続装置5はエアリザーバ7からのエ
ア圧で駆動するクラツチアクチユエータ8と、こ
のエア通路9に介装され、コントロールユニツト
4の指令に基づいて切換わるマグネチツクバルブ
10(三方向電磁弁)とからなり、コントロール
ユニツト4からの作動信号でマグネチツクバルブ
(三方向電磁弁)10が切換わると、エアリザー
バ7からのエア圧をクラツチアクチユエータ8に
供給し、これによりクラツチアクチユエータ8が
伸長しクラツチレバー11を介し図外のクラツチ
デイスクを切断すると共に、コントロールユニツ
ト4からの指令でマグネチツクバルブ10が切換
わると、クラツチアクチユエータ8のエア圧を大
気に解放し、これによりリターンスプリングの作
用でクラツチアクチユエータ8が収縮すると、ク
ラツチデイスクを接続するようになつている。
ところで、クラツチ2は上記のように発進・変
速時にコントロールユニツト4からの作動信号に
基づいて、クラツチアクチユエータ8を介し所定
の制御パターンに従つてクラツチデイスクの断続
が制御されるようになつているが、通常発進以外
の、例えば障害物乗越え発進・極急坂発進、雪道
発進等、特殊条件下での発進ではこれに対応する
クラツチ2の断続制御が得られず、このため発進
不能になる心配があつた。
尚、手動変速機付車両であるが、信号待ちや交
通渋滞時等、比較的長い時間に亘り停車する時
に、クラツチペダルを踏み続けなくともスイツチ
操作により、これがオンの間、クラツチを切断状
態に保つようにしたクラツチ制御装置は、本出願
人により実開昭56−43634号公報に提案されてい
る。
(考案の目的) この考案はこのような問題点に着目してなされ
たもので、例えば通常発進以外の特殊条件下での
発進時にはコントロールユニツトの自動クラツチ
制御を停止し、マニユアル操作によりクラツチの
断続が行なえるようにしたクラツチ制御装置の提
供を目的とする。
(考案の構成) そこで本考案は、エンジン速度、アクセル開
度、車速の各検出手段からの入力信号に基づき運
転状態を判定する手段と、予め運転状態に応じて
の変速段を記憶した記憶回路と、前記検出した運
転状態とシフト位置検出手段からの信号とにより
記憶回路に照らしてギヤの変速を判断する手段
と、ギヤ変速信号に基づいて変速機のシフトチエ
ンジを行う手段と、同じくギヤ変速時にクラツチ
作動信号を出力する手段と、クラツチ作動信号に
基づいてクラツチを断続させるブースタへの作動
流体を給排するマグネチツクバルブと、クラツチ
ペダルの作動を検出するクラツチペダルスイツチ
と、クラツチペダルの踏込時に前記クラツチ作動
信号を遮断する手段と、クラツチペダルに応動し
て前記クラツチブースタへの作動流体を給排する
コントロールバルブと、前記マグネチツクバルブ
とコントロールバルブからの作動流体をこの流体
圧力に応動して切換わり前記クラツチブースタに
選択的に送り込むダブルチエツクバルブとを備え
るようにした。
(実施例) 以下、この考案を第2,3図の実施例に従つて
説明する。尚、第1図と同一部位は同一符合を用
いる。
4Aは図外の変速機3の変速及びクラツチ2の
断続を制御するコントロールユニツト、5Aはク
ランチ断続装置を示す。
マグネチツクバルブ10Aはコントロールユニ
ツト4Aからの作動信号に基づき切換駆動され、
エアリザーバ7からのエア圧をクラツチブースタ
8Aのエア室81に供給すると共に、ブースタ8
Aのエア室81を大気に解放する。
ブースタ8Aはエア室81にエアリザーバ7か
らのエア圧が供給されると、エア圧でロツド12
が伸長し、クラツチレバー11を介し、クラツチ
2を切ると共に、エア室81が大気に解放される
と、リターンスプリング82の作用でロツド12
が収縮し、クラツチ2を継ぐようなつている。
この第1のエア圧通路9の途中にはダブルチエ
ツクバルブ13を介し第2のエア通路14が接続
され、第2のエア通路14はブースタ8Aのコン
トロールバルブ15を経てエアリザーバ7に接続
される。
一方、16は運転室に配設したクラツチペダ
ル、17はクラツチペダル16の踏み込みに連動
し、コントロールバルブ15にパイロツト圧を供
給するマスタシルンダ17(油圧シリンダ)で、
コントロールバルブ15はクラツチペダル16の
踏み込み時に、その踏み込み量に応じクラツチス
トロークをコントロールするように、ブースタ8
Aのエア室81のエア圧を制御する。
クラツチペダル16には第3図でも示すよう
に、クラツチペダルスイツチ18が配設され、こ
のスイツチ18はクラツチペダル16の踏み込み
時にオン信号を出力し、これにより前記のコント
ロールユニツト4Aは自動クラツチ制御を停止
し、マニユアルクラツチ操作を優先させるように
なつている。
尚、ダブルチエツクバルブ13は第1と第2の
エア圧通路9と14のエア圧に応動して切換わ
り、エア圧の高い通路をブースタ8Aのエア室8
1に連通し、他方を遮断するものである。
このように構成すると、通常の発進・変速時に
は既述のように、コントロールユニツト4Aの出
力信号に基づくマグネチツクバルブ10の作用で
ブースタ8Aが駆動し、これによりクラツチ2は
所定の制御パターンに従つて自動的に断続され
る。
一方、例えば通常発進以外の特殊条件下での発
進時にはクラツチペダル16を踏むと、クラツチ
ペダルスイツチ18がオン信号を出力し、上記の
コントロールユニツト4Aの自動クラツチ制御を
中止する。つまり、クラツチ2はマニユアル操作
に切換わる。
この場合、クラツチペダル16の踏み込みに伴
うマスタシリンダ17、コントロールバルブ15
の作用で第2のエア通路14からのエア圧がダブ
ルチエツクバルブ13を通し、ブースタ8Aのエ
ア室に供給され、これによりブースタ8Aのロツ
ド12が伸長しクラツチ2を切る。
そして、クラツチペダル16を発進条件に対応
するように放すと、クラツチ2は所望時間半クラ
ツチ状態を保ちつつ継がれ、従つて発進が可能と
なる。
(考案の効果) 以上要するに、この考案によれば、通常発進以
外の特殊条件下での発進時に、コントロールユニ
ツトのクラツチ制御を中止し、クラツチペダルに
よるマニユアル操作でクラツチの断続が行なえる
ようにしたので、どのような発進条件にも対応で
き、発進不能等のトラブルが回避できる。
また、本考案によれば、自動クラツチ操作から
マニユアル操作への移行のために、クラツチペダ
ルの踏込時にクラツチ作動信号を遮断する手段を
備えると共に、クラツチペダルに応動するコント
ロールバルブと、マグネチツクバルブからの作動
流体をクラツチブースタに送り込む回路に選択的
に切換作動するダブルチエツクバルブを備えたの
で、自動クラツチ操作からマニユアルクラツチ操
作への切換が、自動クラツチ作動信号の遮断と、
ダブルチエツクバルブによる作動流体の切換との
2重の制御機構に基づいて、確実に行うことがで
き、したがつて切換時の誤動作などを未然に防止
し、安全性の高い装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来装置の概略構成図、第2図はこの
考案の実施例を示す概略構成図、第3図はその要
部斜視図である。 2……クラツチ、3……変速機、4A……コン
トロールユニツト、5A……クラツチ断続装置、
16……クラツチペダル、18……クラツチペダ
ルスイツチ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. エンジン速度、アクセル開度、車速の各検出手
    段からの入力信号に基づき運転状態を判定する手
    段と、予め運転状態に応じての変速段を記憶した
    記憶回路と、前記検出した運転状態とシフト位置
    検出手段からの信号とにより記憶回路に照らして
    ギヤの変速を判断する手段と、ギヤ変速信号に基
    づいて変速機のシフトチエンジを行う手段と、同
    じくギヤ変速時にクラツチ作動信号を出力する手
    段と、クラツチ作動信号に基づいてクラツチを断
    続させるブースタへの作動流体を給排するマグネ
    チツクバルブと、クラツチペダルの作動を検出す
    るクラツチペダルスイツチと、クラツチペダルの
    踏込時に前記クラツチ作動信号を遮断する手段
    と、クラツチペダルに応動して前記クラツチブー
    スタへの作動流体を給排するコントロールバルブ
    と、前記マグネチツクバルブとコントロールバル
    ブからの作動流体をこの流体圧力に応動して切換
    わり前記クラツチブースタに選択的に送り込むダ
    ブルチエツクバルブとを備えたことを特徴とする
    車両の自動変速機。
JP1983161867U 1983-10-19 1983-10-19 車両の自動変速機 Granted JPS6069855U (ja)

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JPS6069855U JPS6069855U (ja) 1985-05-17
JPH048023Y2 true JPH048023Y2 (ja) 1992-03-02

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2545595Y2 (ja) * 1992-07-13 1997-08-25 日産ディーゼル工業株式会社 トランスミッションの変速制御装置
JP3926759B2 (ja) * 2003-03-28 2007-06-06 日産ディーゼル工業株式会社 車両の自動発進制御装置
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS507328A (ja) * 1973-05-24 1975-01-25
JPS5733174A (en) * 1980-08-01 1982-02-23 Hitachi Ltd Controller for elevator

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