JPH05163920A - 4サイクルエンジンの潤滑オイル戻し通路構造 - Google Patents

4サイクルエンジンの潤滑オイル戻し通路構造

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JPH05163920A
JPH05163920A JP33070791A JP33070791A JPH05163920A JP H05163920 A JPH05163920 A JP H05163920A JP 33070791 A JP33070791 A JP 33070791A JP 33070791 A JP33070791 A JP 33070791A JP H05163920 A JPH05163920 A JP H05163920A
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JP
Japan
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oil
cylinder block
cylinder head
lubricating oil
passage
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JP33070791A
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Koji Kurata
光次 倉田
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Suzuki Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】この発明は、潤滑オイル戻し通路内を流れる潤
滑オイルを良好に冷却するものである。 【構成】この発明は、シリンダブロック10およびシリ
ンダヘッド12がクランクケース9に対し略水平になる
まで傾斜して配置され、上記シリンダヘッドにシリンダ
ヘッドオイル戻し通路38が、上記シリンダブロックに
シリンダブックオイル戻し通路39がそれぞれ形成され
て、上記シリンダヘッド内を潤滑した潤滑オイル35が
上記クランクケース内へ戻されるよう構成された4サイ
クルエンジン3の潤滑オイル戻し通路構造において、上
記シリンダブロックオイル戻し通路は、オイル流入口4
1およびオイル流出口42間に中間オイル通路部40を
備えて構成され、この中間オイル通路部が上記オイル流
入口よりも幅広に構成され、この中間オイル通路部を構
成する外壁47に冷却フィン48,49が設けられたも
のである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、シリンダブロックお
よびシリンダヘッド部材がクランクケースに対し略水平
に配置された4サイクルエンジンの潤滑オイル戻し通路
構造に関する。
【0002】
【従来の技術】図12に示すように、4サイクルエンジ
ン101には、シリンダブロック102およびシリンダ
ヘッド103がクランクケース104に対し、略水平に
なるまで傾斜して配置されたものがあり、シリンダヘッ
ド103に動弁機構105が設置される。
【0003】クランクケース104内に貯留された潤滑
オイル118は、クランクシャフト106により駆動さ
れるオイルポンプ(図示せず)によってカムシャフト1
07内まで圧送され、その吐出口108から吐出して、
カム109やロッカアーム110等を潤滑する。動弁機
構潤滑後の潤滑オイルは、シリンダヘッド103および
シリンダブロック102にそれぞれ形成されたシリンダ
ヘッドオイル戻し通路111およびシリンダブロックオ
イル戻し通路112を順次経てクランクケース104内
に戻される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、シリンダヘ
ッドオイル戻し通路111は通路長さが短かく、しかも
排気ポート113の横に形成されている。このため、シ
リンダヘッドオイル戻し通路111内を流れる潤滑オイ
ル118の冷却は殆ど期待できないのが実情である。
【0005】また、シリンダブロックオイル戻し通路1
12は、図13にも示すように、流入口114、流出口
115および中間オイル通路部116の各断面積に大差
がなく構成されている。このため、シリンダブロックオ
イル戻し通路112内の潤滑オイルは、図12の一点鎖
線で示すように常に中間オイル通路部116内を殆ど塞
いだ状態で流れており、シリンダボア117からの熱で
逆に加熱されてしまうおそれがある。
【0006】この発明は、上述の事情を考慮してなされ
たものであり、潤滑オイル戻し通路内を流れる潤滑オイ
ルを良好に冷却できる4サイクルエンジンの潤滑オイル
戻し通路構造を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、シリンダブ
ロックおよびシリンダヘッド部材がクランクケースに対
し略水平になるまで傾斜して配置され、上記シリンダヘ
ッド部材にシリンダヘッド部材オイル戻し通路が、上記
シリンダブロックにシリンダブックオイル戻し通路がそ
れぞれ形成されて、上記シリンダヘッド部材内を潤滑し
た潤滑オイルが上記クランクケース内へ戻されるよう構
成された4サイクルエンジンの潤滑オイル戻し通路構造
において、上記シリンダブロックオイル戻し通路は、オ
イル流入口およびオイル流出口間に中間オイル通路部を
備えて構成され、この中間オイル通路部が上記オイル流
入口よりも幅広に構成され、この中間オイル通路部を構
成する外壁に冷却フィンが設けられたことを特徴とする
ものである。
【0008】
【作用】したがって、この発明に係る4サイクルエンジ
ンの潤滑オイル戻し通路構造によれば、シリンダブロッ
クオイル戻し通路の中間オイル通路部が幅広に形成され
たので、中間オイル通路部内を流れる潤滑オイル部の深
さが浅くなり、このため潤滑オイルの液面がシリンダブ
ロックのシリンダボアから遠く離れることになる。しか
も、中間オイル通路部内の潤滑オイルは流速も遅くなる
ので、冷却フィンによってゆっくり冷却されながら流れ
ることになる。これらの結果、シリンダブロックオイル
戻し通路内を流れる潤滑オイルを良好に冷却できる。
【0009】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて説
明する。
【0010】図1は、この発明に係る4サイクルエンジ
ンの潤滑オイル戻し通路構造の一実施例を示し、図5の
I−I線に沿う断面図である。図4は、図1のシリンダ
ブロックが配置された4サイクルエンジンの右側断側面
図であり、図2は、図4の4サイクルエンジンを搭載し
たビジネスバイクタイプの自動二輪車を示す全体側面図
である。
【0011】図2に示すように、ビジネスバイクタイプ
自動二輪車は、車両前方にフロントフォーク1により軸
支された前輪2が配置され、車両後方に4サイクルエン
ジン3により駆動される後輪4が配置され、車体上部の
シート5に跨ったライダがハンドル6を操って運転を行
なうようになっている。上記4サイクルエンジン3は車
体フレーム7の中央下部に搭載され、シート5は車体フ
レーム7の中央上部に設置される。
【0012】4サイクルエンジン3は、図3および図4
に示すように、クランクシャフト8や図示しないトラン
スミッションを収容するクランクケース9と、このクラ
ンクケース9に設置されてピストン(図示せず)を収容
するシリンダブロック10と、このシリンダブロック1
0に設置されてピストンとの間で燃焼室11を構成する
シリンダヘッド12と、を備えて設けられる。
【0013】燃焼室11内での混合気の爆発によるピス
トンの往復運動が、コンロッド(図示せず)を介してク
ランクシャフト8にて回転運動に変換され、この回転運
動は図示しないトランスミッションにて減速されて、図
3に示すドライブスプロケット13へ伝達される。この
ドライブスプロケット13と、後輪4側のドリブンスプ
ロケット(図示せず)との間には、駆動チェーン(図示
せず)が巻き掛けられて、エンジンの回転力が後輪4へ
伝達される。
【0014】上記4サイクルエンジン3のシリンダヘッ
ド12には、図4に示すように、吸気孔14および排気
孔15が燃焼室11に1つずつ開口され、これらの吸気
孔14、排気孔15に連通して吸気ポート16、排気ポ
ート17がそれぞれ形成される。吸気孔14、排気孔1
5のそれぞれに吸気バルブ18、排気バルブ19が配置
されると共に、吸気ポート16、排気ポート17のそれ
ぞれに、吸気マニホールド20、排気マニホールド21
が図3に示すように接続される。
【0015】吸気マニホールド20は、キャブレタ22
により生成された混合気を、吸気バルブ18の開操作時
に燃焼室11内へ導き、一方、排気マニホールド21
は、燃焼室11内にて生成された廃ガスを、排気バルブ
19の開操作時にマフラ(図示せず)等を経てエンジン
外へ排出する。
【0016】上記吸気バルブ18および排気バルブ19
の開閉操作は、図4に示す吸気カム23および排気カム
24、吸気ロッカアーム25および排気ロッカアーム2
6並びにバルブスプリング27等を備えた動弁機構28
によって実施される。
【0017】吸気カム23および排気カム24は、共に
1本のカムシャフト29に隣接して一体に成形され、シ
リンダヘッド12の略中央に回転自在に支持される。こ
のカムシャフト29の一端部に、図示しないカムチェー
ンドリブンスプロケットが固定され、カムチェーン(図
示せず)を介し、クランクシャフト8の回転によりカシ
ャフト29が回転駆動されるようになっている。このと
き、クランクシャフト8の2回転につきカムシャフト2
9が1回転するよう設けられる。
【0018】また、吸気バルブ18および排気バルブ1
9は、シリンダヘッド12に固着されたバルブガイド3
0に挿通される。上記バルブスプリング27は、バルブ
ステム頭部に設置されたスプリングリテーナ31とスプ
リングシート32との間に圧縮状態で介装され、吸気バ
ルブ18、排気バルブ19のバルブフェースがそれぞれ
吸気孔14、排気孔15を閉じるように付勢する。
【0019】上記吸気ロッカアーム25、排気ロッカア
ーム26は、それらの長手方向中央位置にてロッカシャ
フト33に揺動自在に支持され、それぞれの一端部が吸
気カム23、排気カム24にそれぞれ接触し、他端がア
ジャストスクリュー34を介して吸気バルブ18、排気
バルブ19のバルブステム頭部に当接する。
【0020】吸気ロッカアーム25は、吸気カム23の
バルブリフト量およびバルブタイミングで吸気バルブ1
8を操作し、吸気孔14を開閉する。また、排気ロッカ
アーム26は、排気カム24のバルブリフト量およびバ
ルブタイミングにて排気バルブ19を操作し、排気孔1
5を開閉する。
【0021】さて、図3および図4に示すように、シリ
ンダブロック10は地表水平線Sに対し略水平になるま
で前傾してクランクシャフト8に設置され、このシリン
ダブロック10にシリンダヘッド12が設置される。
【0022】一方、クランクケース9内には、クランク
シャフト8によって駆動される図示しないオイルポンプ
が設置される。クランクケース9に貯留された潤滑オイ
ル35は、このオイルポンプによりスタッドボルト挿通
孔(図示せず)を経て圧送され、図示しないシリンダヘ
ッドRカバー内で冷却された後、カムシャフト29のカ
ムシャフトオイル通路36内へ導かれる。カムシャフト
オイル通路36に導かれた潤滑オイル35は、カムシャ
フトオイル通路36に連通されたオイル吐出口36Aか
ら吸気カム23および排気カム24のカム面へ吐出さ
れ、このカム面と吸気ロッカアーム25および排気ロッ
カアーム26との摺接部を潤滑する。オイル吐出口36
Aから吐出された潤滑オイル35は、さらに、吸気ロッ
カアーム25および排気ロッカアーム26とロッカシャ
フト33との摺接部や、アジャストスクリュー34と吸
気バルブ18および排気バルブ19との当接部や、カム
チェーン等を潤滑する。
【0023】シリンダヘッド12内で動弁機構28を上
述のように潤滑した潤滑オイル35は、シリンダヘッド
12のオイル貯留部37内に貯留される。シリンダヘッ
ド12、シリンダブロック10のそれぞれの地表面側に
は、オイル貯留部37内に貯留した潤滑オイル35をク
ランクケース9内へ戻すためのシリンダヘッドオイル戻
し通路38、シリンダブロックオイル戻し通路39がそ
れぞれ形成される。
【0024】シリンダヘッドオイル戻し通路38は、図
4に示すように、吸気ポート17の近傍に形成されて、
オイル貯留部37内の潤滑オイル35を導く。また、シ
リンダブロックオイル戻し通路39は、中間オイル通路
部40と、この中間オイル通路部40に連通したオイル
流入口41およびオイル流出口42とを有して構成され
る。
【0025】オイル流入口41は、図5および図6にも
示すように、シリンダブロック10のシリンダヘッド側
合せ面43に開口され、シリンダヘッドオイル戻し通路
38に連通可能に設けられる。また、オイル流出口42
は、図4、図5および図7に示すように、クランクケー
ス側合せ面44に開口して形成される。また、これらの
オイル流入口41およびオイル流出口42は略同一断面
積に形成されて、シリンダブロックオイル戻し通路39
への潤滑オイルの流入量および流出量が同一となるよう
構成される。
【0026】さて、中間オイル通路部40は、図1、図
4および図8に示すように、シリンダボア45に隣接
し、オイル流入口41およびオイル流出口42よりも幅
が広く、断面積が著しく大きくなるよう構成される。こ
の中間オイル通路部40は、シリンダブロック10の鋳
造時に砂型の中子(図示せず)を用いて形成されるが、
鋳造後この中子の砂を取り出すために、シリンダブロッ
ク10には砂落し用穴46が形成される。シリンダブロ
ック10の鋳造後、中子の砂は、この砂落し用穴46並
びにオイル流入口41およびオイル流出口42から取り
除かれる。上記砂落し用穴46は、図6に示すようにシ
リンダヘッド側合せ面43に開口されて、シリンダヘッ
ド12の組付後にはこのシリンダヘッド12により閉塞
されるように設けられる。
【0027】また、図1および図4に示すように、中間
オイル通路部40を構成する外壁47には、その内面に
内フィン48が、その外面に外フィン49がそれぞれ複
数形成される。これらの内フィン48および外フィン4
9は、外壁47において略対向する位置に形成される。
なお、図1、図6および図7中の符号50は、図示しな
いカムチェーンを収容するカムチェーン室である。
【0028】上記実施例によれば、図1および図4に示
すように、シリンダブロックオイル戻し通路39の中間
オイル通路部40がオイル流入口41やオイル流出口4
2よりも幅広に構成されているので、この中間オイル通
路部40内を流れる潤滑オイル35の液面レベルHは浅
くなり、この潤滑オイル35の液面レベルHはシリンダ
ボア45から遠く離れて、潤滑オイル35とシリンダボ
ア45との間に断熱空間51が形成されることになる。
さらに、中間オイル通路部40の断面積がオイル流入口
41やオイル流出口42よりも著しく大きいので、この
中間オイル通路部40内を流れる潤滑オイル35は、そ
の流速が非常に遅くなり、内フィン48および外フィン
49により効率的に冷却される。このような断熱空間5
1の存在、並びに内フィン48および外フィン49によ
る効率的な冷却によって中間オイル通路部40内を流れ
る潤滑オイルを良好に冷却できる。
【0029】また、中間オイル通路部40がシリンダブ
ロック10の製造時に形成されるものであるため、コス
トが上昇することもない。
【0030】さらに、砂落し用穴46がシリンダヘッド
側合せ面43に開口されているので、シリンダヘッド1
2をシリンダブロック10に組み付けたときには、この
シリンダヘッド12によって砂落し用穴46が閉塞され
る。このため、砂落し用穴46を閉じるための盲栓(図
示せず)が不要となり、部品点数を削減できる。
【0031】図9は、この発明の他の実施例を示す4サ
イクルエンジンの右側断側面図である。この他の実施例
において、前記一実施例と同様な部分は、同一の符号を
付すことにより説明を省略する。
【0032】この他の実施例では、シリンダブロック5
2に形成されるシリンダブロックオイル戻し通路53
も、オイル流入口41、オイル流出口42および中間オ
イル通路部54を備えて構成される。この中間オイル通
路部54は、前記一実施例の中間オイル通路部40にオ
イル貯留部55を連続的に設けて、中間オイル通路部5
4内を流れる潤滑オイル35をオイル貯留部55に貯留
させ、流速をさらに遅くして、内フィン48および外フ
ィン49による冷却効率をさらに向上させたものであ
る。なお、符号H1 は、潤滑オイル35の液面レベルを
示す。
【0033】図10および図11は、この発明のさらに
他の実施例を示す図である。このさらに他の実施例にお
いても、前記一実施例と同様な部分は同一の符号を付す
ことにより説明を省略する。
【0034】このさらに他の実施例では、シリンダブロ
ック59にシリンダブロックオイル戻し通路56が形成
され、このシリンダブロックオイル戻し通路56は、中
間オイル通路部57とシリンダボア45との間に風穴5
8を設けたものである。なお、符号H2 は、中間オイル
通路部57内における潤滑オイル35の液面レベルを示
す。この風穴58の存在によって、中間オイル通路部5
7内を流れる潤滑オイル35は、シリンダボア45から
の熱的影響が一層低減され、しかも風穴58を流れる空
気によっても冷却されて、冷却効率が一段と上昇する。
【0035】
【発明の効果】以上のように、この発明に係る4サイク
ルエンジンの潤滑オイル戻し通路構造によれば、シリン
ダブロックおよびシリンダヘッド部材がクランクケース
に対し略水平になるまで傾斜して配置され、上記シリン
ダブロックに形成されたシリンダブロックオイル戻し通
路が、オイル流入口およびオイル流出口間に中間オイル
通路部を備えて構成され、この中間オイル通路部が上記
オイル流入口よりも幅広に構成され、この中間オイル通
路部を構成する外壁に冷却フィンが設けられたことか
ら、潤滑オイル戻し通路内を流れる潤滑オイル部を良好
に冷却できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る4サイクルエンジンの潤滑オイ
ル戻し通路構造の一実施例を示し、図5のI−I線に沿
う断面図。
【図2】図4の4サイクルエンジンを搭載したビジネス
タイプの自動二輪車を示す全体側面図。
【図3】図2の4サイクルエンジンを示す左側全体側面
図。
【図4】図1のシリンダブロックが配置された4サイク
ルエンジンの右側断側面図。
【図5】図4のシリンダブロックの側面図。
【図6】図5のVI矢視図。
【図7】図5のVII 矢視図。
【図8】図5のVIII矢視図。
【図9】この発明の他の実施例を示す4サイクルエンジ
ンの右側断側面図。
【図10】この発明のさらに他の実施例において図6に
相当する図。
【図11】この発明のさらに他の実施例において図1に
相当する断面図。
【図12】従来の4サイクルエンジンの潤滑オイル戻し
通路構造を示す4サイクルエンジンの右側断側面図。
【図13】図12のXIII−XIII線に沿う断面図。
【符号の説明】
9 クランクケース 10 シリンダブロック 12 シリンダヘッド 28 動弁機構 35 潤滑オイル 38 シリンダヘッドオイル戻し通路 39 シリンダブロックオイル戻し通路 40 中間オイル通路部 41 オイル流入口 42 オイル流出口 47 外壁 48 内フィン 49 外フィン S 地表水平線

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリンダブロックおよびシリンダヘッド
    部材がクランクケースに対し略水平になるまで傾斜して
    配置され、上記シリンダヘッド部材にシリンダヘッド部
    材オイル戻し通路が、上記シリンダブロックにシリンダ
    ブックオイル戻し通路がそれぞれ形成されて、上記シリ
    ンダヘッド部材内を潤滑した潤滑オイルが上記クランク
    ケース内へ戻されるよう構成された4サイクルエンジン
    の潤滑オイル戻し通路構造において、上記シリンダブロ
    ックオイル戻し通路は、オイル流入口およびオイル流出
    口間に中間オイル通路部を備えて構成され、この中間オ
    イル通路部が上記オイル流入口よりも幅広に構成され、
    この中間オイル通路部を構成する外壁に冷却フィンが設
    けられたことを特徴とする4サイクルエンジンの潤滑オ
    イル戻し通路構造。
JP33070791A 1991-12-13 1991-12-13 4サイクルエンジンの潤滑オイル戻し通路構造 Pending JPH05163920A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007177679A (ja) * 2005-12-27 2007-07-12 Honda Motor Co Ltd 油温センサを備える空冷式内燃機関
JP2009167984A (ja) * 2008-01-18 2009-07-30 Aichi Mach Ind Co Ltd 内燃機関

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