JPH05163639A - 無杼織機における不良緯糸処理方法の制御方法および不良緯糸処理装置の制御装置 - Google Patents
無杼織機における不良緯糸処理方法の制御方法および不良緯糸処理装置の制御装置Info
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- JPH05163639A JPH05163639A JP3351440A JP35144091A JPH05163639A JP H05163639 A JPH05163639 A JP H05163639A JP 3351440 A JP3351440 A JP 3351440A JP 35144091 A JP35144091 A JP 35144091A JP H05163639 A JPH05163639 A JP H05163639A
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- D03D—WOVEN FABRICS; METHODS OF WEAVING; LOOMS
- D03D51/00—Driving, starting, or stopping arrangements; Automatic stop motions
- D03D51/06—Driving, starting, or stopping arrangements; Automatic stop motions using particular methods of stopping
- D03D51/08—Driving, starting, or stopping arrangements; Automatic stop motions using particular methods of stopping stopping at definite point in weaving cycle, or moving to such point after stopping
- D03D51/085—Extraction of defective weft
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 不良緯糸の処理に当り、織物側の不良緯糸の
切断を防止するとともに、メインノズルからの緯糸の抜
けや測長貯留糸の乱れを防止すること。 【構成】 反緯入れ側端部に配設した緯糸検出器6によ
り緯入れミスを検出すると、ブローノズル71により緯
糸導入ダクト72内に圧力エアを噴射して不良緯糸を案
内してニップローラ8に把持されるとカッター9によ
り、不良緯糸を切断した後、ニップローラ8により引き
抜き除去する無杼織機における不良緯糸処理方法および
装置において、不良緯糸をニップローラ8が把持した
後、緯糸の種類に応じた方向に予備的に回転させて不良
緯糸の状態を調整したうえで、カッター9により切断す
るようにした制御方法および制御装置。
切断を防止するとともに、メインノズルからの緯糸の抜
けや測長貯留糸の乱れを防止すること。 【構成】 反緯入れ側端部に配設した緯糸検出器6によ
り緯入れミスを検出すると、ブローノズル71により緯
糸導入ダクト72内に圧力エアを噴射して不良緯糸を案
内してニップローラ8に把持されるとカッター9によ
り、不良緯糸を切断した後、ニップローラ8により引き
抜き除去する無杼織機における不良緯糸処理方法および
装置において、不良緯糸をニップローラ8が把持した
後、緯糸の種類に応じた方向に予備的に回転させて不良
緯糸の状態を調整したうえで、カッター9により切断す
るようにした制御方法および制御装置。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、無杼織機における緯入
れミスされた不良緯糸を切断除去する不良緯糸処理方法
および装置において、把持された不良緯糸の状態を制御
した上で切断する制御方法および制御装置に関するもの
である。
れミスされた不良緯糸を切断除去する不良緯糸処理方法
および装置において、把持された不良緯糸の状態を制御
した上で切断する制御方法および制御装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】特開昭62−184146が示す従来装
置は、図6に示すように反緯入れ側端部に配設された緯
糸検出器(図示せず)が緯入れミスを検出すると、メイ
ンノズルMの噴口の近くに配設されたブローノズルBが
緯入れ方向とは異なった方向に配設されたガイドGを指
向して不良緯糸Yに圧力エアを噴射することにより、ガ
イドG内を案内して不良緯糸Yが円錐状の凸部を有する
巻取手段Wに到達すると、巻取手段Wは図中矢印の方向
に移動して円錐状の凹部Cに圧接して不良緯糸Yを挟み
込んだ状態で保持した後、巻取手段Wが回転して不良緯
糸をカッターCによりメインノズルMの近くで切断する
ものである。
置は、図6に示すように反緯入れ側端部に配設された緯
糸検出器(図示せず)が緯入れミスを検出すると、メイ
ンノズルMの噴口の近くに配設されたブローノズルBが
緯入れ方向とは異なった方向に配設されたガイドGを指
向して不良緯糸Yに圧力エアを噴射することにより、ガ
イドG内を案内して不良緯糸Yが円錐状の凸部を有する
巻取手段Wに到達すると、巻取手段Wは図中矢印の方向
に移動して円錐状の凹部Cに圧接して不良緯糸Yを挟み
込んだ状態で保持した後、巻取手段Wが回転して不良緯
糸をカッターCによりメインノズルMの近くで切断する
ものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来装置は巻取手段Wによって不良緯糸Yを保持すると、
そのままの状態でカッターCにより不良緯糸Yを切断す
るので、緯糸の撚りや毛羽立ち等により、メインノズル
側の緯糸Y1と織物側の不良緯糸Y2とが絡まってしま
うことがあり、このような場合は織物側の不良緯糸Y2
を切断してしまうので、本来除去すべき不良緯糸Y2が
織物に残ってしまうという問題があった。
来装置は巻取手段Wによって不良緯糸Yを保持すると、
そのままの状態でカッターCにより不良緯糸Yを切断す
るので、緯糸の撚りや毛羽立ち等により、メインノズル
側の緯糸Y1と織物側の不良緯糸Y2とが絡まってしま
うことがあり、このような場合は織物側の不良緯糸Y2
を切断してしまうので、本来除去すべき不良緯糸Y2が
織物に残ってしまうという問題があった。
【0004】また、従来装置においては、ストレッチヤ
ーンやコアヤーンのようにいわゆる弾性糸を緯糸に用い
る場合は、その弾性から、切断時のバックリングが著し
く、メインノズルMから緯糸が抜けたり、測長貯留糸が
乱れる等の問題があった。
ーンやコアヤーンのようにいわゆる弾性糸を緯糸に用い
る場合は、その弾性から、切断時のバックリングが著し
く、メインノズルMから緯糸が抜けたり、測長貯留糸が
乱れる等の問題があった。
【0005】そこで本発明者らは、不良緯糸を取付手段
によって把持してからカッターによって切断する前に緯
糸の種類、撚り、毛羽立ち、性質に応じて把持状態を調
整することにより、不良緯糸の状態を制御することに着
眼して、研究開発を重ねた結果、不良緯糸の処理に当
り、織物側の不良緯糸の切断を防止するとともに、メイ
ンノズルからの緯糸の抜けや測長貯留糸の乱れを防止す
るという目的を達成する本発明に到達した。
によって把持してからカッターによって切断する前に緯
糸の種類、撚り、毛羽立ち、性質に応じて把持状態を調
整することにより、不良緯糸の状態を制御することに着
眼して、研究開発を重ねた結果、不良緯糸の処理に当
り、織物側の不良緯糸の切断を防止するとともに、メイ
ンノズルからの緯糸の抜けや測長貯留糸の乱れを防止す
るという目的を達成する本発明に到達した。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明(請求項1に記載
の第1発明)の無杼織機における不良緯糸処理方法の制
御方法は、反緯入れ側端部に配設した緯糸検出器により
緯入れミスが検出されると、メインノズルの噴口に近接
して配設されたブローノズルが緯入れ方向と異なった方
向に配設された緯糸導入ダクトを指向して圧力エアを噴
射し、不良緯糸を緯糸導入ダクト内に案内して巻取手段
まで到達すると、巻取手段で把持してから不良緯糸を切
断した後、巻取手段により引き抜き除去する無杼織機の
不良緯糸処理方法において、不良緯糸を巻取手段が把持
したら緯糸の種類に応じた方向に巻取手段を予備的に回
転制御することにより不良緯糸の状態を調整する調整工
程と、調整された不良緯糸を切断する切断工程とから成
るものである。
の第1発明)の無杼織機における不良緯糸処理方法の制
御方法は、反緯入れ側端部に配設した緯糸検出器により
緯入れミスが検出されると、メインノズルの噴口に近接
して配設されたブローノズルが緯入れ方向と異なった方
向に配設された緯糸導入ダクトを指向して圧力エアを噴
射し、不良緯糸を緯糸導入ダクト内に案内して巻取手段
まで到達すると、巻取手段で把持してから不良緯糸を切
断した後、巻取手段により引き抜き除去する無杼織機の
不良緯糸処理方法において、不良緯糸を巻取手段が把持
したら緯糸の種類に応じた方向に巻取手段を予備的に回
転制御することにより不良緯糸の状態を調整する調整工
程と、調整された不良緯糸を切断する切断工程とから成
るものである。
【0007】本発明(請求項2に記載の第2発明)の無
杼織機における不良緯糸処理装置の制御装置は、反緯入
れ側端部に配設された緯糸検出器が緯入れミスを検出す
ると、メインノズルの噴口に近接して配設されたブロー
ノズルが緯入れ方向とは異なった方向に配設された緯糸
導入ダクトを指向して圧力エアを噴射することにより、
不良緯糸を緯糸導入ダクト内に案内して巻取手段まで到
達すると、巻取手段により不良緯糸を把持して切断手段
により不良緯糸を切断したうえで、巻取手段により引き
抜き除去する無杼織機における不良緯糸処理装置におい
て、不良緯糸を巻取手段が把持したら緯糸の種類に応じ
て制御信号が指定する方向に巻取手段を予備的に回転さ
せて、不良緯糸の状態を調整する巻取調整手段と、不良
緯糸が調整されてから切断するように切断手段を制御す
る切断制御手段とから成るものである。
杼織機における不良緯糸処理装置の制御装置は、反緯入
れ側端部に配設された緯糸検出器が緯入れミスを検出す
ると、メインノズルの噴口に近接して配設されたブロー
ノズルが緯入れ方向とは異なった方向に配設された緯糸
導入ダクトを指向して圧力エアを噴射することにより、
不良緯糸を緯糸導入ダクト内に案内して巻取手段まで到
達すると、巻取手段により不良緯糸を把持して切断手段
により不良緯糸を切断したうえで、巻取手段により引き
抜き除去する無杼織機における不良緯糸処理装置におい
て、不良緯糸を巻取手段が把持したら緯糸の種類に応じ
て制御信号が指定する方向に巻取手段を予備的に回転さ
せて、不良緯糸の状態を調整する巻取調整手段と、不良
緯糸が調整されてから切断するように切断手段を制御す
る切断制御手段とから成るものである。
【0008】
【作用】上記構成の第1発明の無杼織機における不良緯
糸処理方法の制御方法は、不良緯糸を巻取手段が把持し
たら、緯糸の種類に応じた方向に巻取手段を予備的に回
転制御することにより、不良緯糸の状態を予め調整し
て、すなわち、メインノズル側の緯糸と織物側の不良緯
糸が絡まる場合には適度の張力を付加したり、緯糸が弾
性糸の場合には作用する張力を緩和してから、不良緯糸
を切断するものである。
糸処理方法の制御方法は、不良緯糸を巻取手段が把持し
たら、緯糸の種類に応じた方向に巻取手段を予備的に回
転制御することにより、不良緯糸の状態を予め調整し
て、すなわち、メインノズル側の緯糸と織物側の不良緯
糸が絡まる場合には適度の張力を付加したり、緯糸が弾
性糸の場合には作用する張力を緩和してから、不良緯糸
を切断するものである。
【0009】上記構成の第2発明の無杼織機における不
良緯糸処理装置の制御装置は、巻取手段が不良緯糸を把
持したら、巻取調整手段が緯糸の種類に応じて制御信号
により回転方向を指定して巻取手段を予備的に回転制御
することにより不良緯糸の状態を予め調整して、すなわ
ちメインノズル側の緯糸と織物側の不良緯糸が絡まる場
合には適度の張力を付加して両者を分離した状態にした
り、緯糸が弾性糸の場合には作用する張力を緩和してか
ら、切断制御手段から信号が出力され切断手段により不
良緯糸を切断するものである。
良緯糸処理装置の制御装置は、巻取手段が不良緯糸を把
持したら、巻取調整手段が緯糸の種類に応じて制御信号
により回転方向を指定して巻取手段を予備的に回転制御
することにより不良緯糸の状態を予め調整して、すなわ
ちメインノズル側の緯糸と織物側の不良緯糸が絡まる場
合には適度の張力を付加して両者を分離した状態にした
り、緯糸が弾性糸の場合には作用する張力を緩和してか
ら、切断制御手段から信号が出力され切断手段により不
良緯糸を切断するものである。
【0010】
【発明の効果】上記構成および作用を奏する第1発明の
無杼織機における不良緯糸処理方法の制御方法は、緯糸
の種類に応じた方向に巻取手段が予備的に回転制御さ
れ、不良緯糸の状態を予め調整して、すなわちメインノ
ズル側の緯糸と織物側の不良緯糸が絡まる場合には適度
な張力を付加して両者を分離した状態にしたり、緯糸が
弾性糸の場合には作用する張力を緩和してから、不良緯
糸を切断するものであるため、織物側の不良緯糸を切断
することを防止するとともに、メインノズルからの緯糸
のバックリングによる抜けや測長貯留糸の乱れを防止す
るという効果を奏する。
無杼織機における不良緯糸処理方法の制御方法は、緯糸
の種類に応じた方向に巻取手段が予備的に回転制御さ
れ、不良緯糸の状態を予め調整して、すなわちメインノ
ズル側の緯糸と織物側の不良緯糸が絡まる場合には適度
な張力を付加して両者を分離した状態にしたり、緯糸が
弾性糸の場合には作用する張力を緩和してから、不良緯
糸を切断するものであるため、織物側の不良緯糸を切断
することを防止するとともに、メインノズルからの緯糸
のバックリングによる抜けや測長貯留糸の乱れを防止す
るという効果を奏する。
【0011】上記構成および作用を奏する第2発明の無
杼織機における不良緯糸処理装置の制御装置は、上記第
1発明と同様の効果を奏する他、不良緯糸処理装置のメ
カおよびアクチュエータ部分に何ら変更を加えることな
く、コントローラのロジックを変更するのみで上記効果
を実現することができるという効果を奏する。
杼織機における不良緯糸処理装置の制御装置は、上記第
1発明と同様の効果を奏する他、不良緯糸処理装置のメ
カおよびアクチュエータ部分に何ら変更を加えることな
く、コントローラのロジックを変更するのみで上記効果
を実現することができるという効果を奏する。
【0012】
【実施例】次に本発明(第1発明および第2発明)の実
施例の無杼織機における不良緯糸処理装置の制御装置に
ついて、図面を用いて説明する。
施例の無杼織機における不良緯糸処理装置の制御装置に
ついて、図面を用いて説明する。
【0013】(第1実施例)第1実施例の無杼織機にお
ける不良緯糸処理装置の制御装置は、本発明をエアジェ
ットルームに適用するとともに、巻取調整手段および切
断制御手段をいずれもコンピュータ制御により実現した
もので図1ないし図5を用いて説明する。
ける不良緯糸処理装置の制御装置は、本発明をエアジェ
ットルームに適用するとともに、巻取調整手段および切
断制御手段をいずれもコンピュータ制御により実現した
もので図1ないし図5を用いて説明する。
【0014】(第1実施例の構成)第1実施例の無杼織
機における不良緯糸処理装置の制御装置は、図1に示す
ようにエアジェットルームのスレイ1が機台に沿って揺
動するものであり、スレイ1の図中左端に多色用の6本
のノズル(図中代表的に1本のみ図示)で構成されるメ
インノズル2が設けられている。またメインノズル2の
図中右方には筬3が設けられ、筬羽に凹部が形成され、
この凹部を緯入れ方向に整列させて緯糸案内通路を構成
する変形筬によって構成されている。
機における不良緯糸処理装置の制御装置は、図1に示す
ようにエアジェットルームのスレイ1が機台に沿って揺
動するものであり、スレイ1の図中左端に多色用の6本
のノズル(図中代表的に1本のみ図示)で構成されるメ
インノズル2が設けられている。またメインノズル2の
図中右方には筬3が設けられ、筬羽に凹部が形成され、
この凹部を緯入れ方向に整列させて緯糸案内通路を構成
する変形筬によって構成されている。
【0015】図1において、メインノズル2の左方の緯
糸測長貯留装置4から供給される緯糸Yをメインノズル
2内に導き、緯入れタイミングに同期してメインノズル
2から噴射される流体とともに緯糸Yが筬3の緯糸案内
通路内に緯入れされる。筬打ちされ織布内に織り込まれ
てメインノズル2に繋がっている緯糸Yを、緯入れ毎に
切断するカッター5が、織布の織前と対応する位置のメ
インノズル2に近い側部下方に配設されている。スレイ
1の反緯入れ側端部に緯糸検出器6が配設され、緯糸検
出器6が緯入れされた緯糸先端が到達しないことより、
緯入れミスを検知すると、電磁バルブ51を介してエア
タンクATに連通したエアシリンダ50を、同電磁バル
ブ51を閉にして不作動状態にし、カッター5を不動作
状態に保持して、織布の織前に織り込まれた不良緯糸Y
を切断することなくメインノズル2に繋がった状態に保
持する構成になっている。
糸測長貯留装置4から供給される緯糸Yをメインノズル
2内に導き、緯入れタイミングに同期してメインノズル
2から噴射される流体とともに緯糸Yが筬3の緯糸案内
通路内に緯入れされる。筬打ちされ織布内に織り込まれ
てメインノズル2に繋がっている緯糸Yを、緯入れ毎に
切断するカッター5が、織布の織前と対応する位置のメ
インノズル2に近い側部下方に配設されている。スレイ
1の反緯入れ側端部に緯糸検出器6が配設され、緯糸検
出器6が緯入れされた緯糸先端が到達しないことより、
緯入れミスを検知すると、電磁バルブ51を介してエア
タンクATに連通したエアシリンダ50を、同電磁バル
ブ51を閉にして不作動状態にし、カッター5を不動作
状態に保持して、織布の織前に織り込まれた不良緯糸Y
を切断することなくメインノズル2に繋がった状態に保
持する構成になっている。
【0016】メインノズル2とカッター5との間であっ
てメインノズル2の下方より上方へ指向するように配設
されたブローノズル71と、ブローノズル71の噴口に
対向して開口した逆L字型の緯糸導入ダクト72と、緯
糸導入ダクト72の他の開口に対向して配設したエアガ
イド73と、エアガイド73に対向して開口した逆J字
型の吸引ダクト74とで吸引装置7が構成される。ブロ
ーノズル71は、電磁バルブ75を介してエアタンクA
Tに連通するとともに、吸引ダクト74内に開口したノ
ズルは、電磁バルブ76を介してエアタンクATに連通
している。
てメインノズル2の下方より上方へ指向するように配設
されたブローノズル71と、ブローノズル71の噴口に
対向して開口した逆L字型の緯糸導入ダクト72と、緯
糸導入ダクト72の他の開口に対向して配設したエアガ
イド73と、エアガイド73に対向して開口した逆J字
型の吸引ダクト74とで吸引装置7が構成される。ブロ
ーノズル71は、電磁バルブ75を介してエアタンクA
Tに連通するとともに、吸引ダクト74内に開口したノ
ズルは、電磁バルブ76を介してエアタンクATに連通
している。
【0017】緯糸導入ダクト72とエアガイド73との
間には駆動ローラ81と押圧ローラ82とが対向して配
置されたニップローラで巻取装置8が構成されている。
駆動ローラ81は、コントローラ10によって制御され
る駆動モータ80により駆動され、押圧ローラ82は、
エアタンクATに電磁バルブ84を介して連絡したエア
シリンダ83により図1中上下方向に移動して、駆動ロ
ーラ81に圧接される作用位置と駆動ローラ81から離
間した退避位置とを取るように構成されている。
間には駆動ローラ81と押圧ローラ82とが対向して配
置されたニップローラで巻取装置8が構成されている。
駆動ローラ81は、コントローラ10によって制御され
る駆動モータ80により駆動され、押圧ローラ82は、
エアタンクATに電磁バルブ84を介して連絡したエア
シリンダ83により図1中上下方向に移動して、駆動ロ
ーラ81に圧接される作用位置と駆動ローラ81から離
間した退避位置とを取るように構成されている。
【0018】エアガイド73と吸引ダクト74との間に
は不良緯糸検出器16を配設して、不良緯糸Y1が吸引
ダクト74まで吸引されると信号を出力する構成になっ
ている。
は不良緯糸検出器16を配設して、不良緯糸Y1が吸引
ダクト74まで吸引されると信号を出力する構成になっ
ている。
【0019】図2に示されるように、メインノズル2の
噴射口の直上には切断刃91、92で構成されるカッタ
ー9を配設しており、緯糸導入ダクト72に導入された
不良緯糸Y1を巻取装置8の両ローラ81、82の作用
により引き取るに先立ち切断刃91、92により切断す
るように構成されている。図1においてスレイ1にはカ
ッターホルダー93を介してブラケット94を設け、こ
のブラケット94により両切断刃91、92が係止され
ている。切断刃91は固定刃であり、切断刃92が可動
刃で両者の間にスプリング(図示せず)が介挿されてお
り、可動刃である切断刃92をスプリングに抗してコン
トローラ10からの信号に基づき、電磁バルブ96を介
してエアタンクATに連通したエアシリンダ95によっ
て押し込まれ回動することにより、不良緯糸Y1を切断
する構成となっている。
噴射口の直上には切断刃91、92で構成されるカッタ
ー9を配設しており、緯糸導入ダクト72に導入された
不良緯糸Y1を巻取装置8の両ローラ81、82の作用
により引き取るに先立ち切断刃91、92により切断す
るように構成されている。図1においてスレイ1にはカ
ッターホルダー93を介してブラケット94を設け、こ
のブラケット94により両切断刃91、92が係止され
ている。切断刃91は固定刃であり、切断刃92が可動
刃で両者の間にスプリング(図示せず)が介挿されてお
り、可動刃である切断刃92をスプリングに抗してコン
トローラ10からの信号に基づき、電磁バルブ96を介
してエアタンクATに連通したエアシリンダ95によっ
て押し込まれ回動することにより、不良緯糸Y1を切断
する構成となっている。
【0020】コントローラ10は、図1において相互に
接続された2つのブロック10Aおよび10Bで示され
るもので、緯糸検出器6および不良緯糸検出器16、電
磁バルブ51、75、76、84、96、駆動モータ8
0に接続された入出力手段(I/O)11、CPU1
2、後述する緯糸処理プログラムおよび不良緯糸の状態
を制御する制御プログラムを予め格納したROM13、
RAM14、メインノズル2に導入する多色の緯糸の種
類とノズル番号を予め入力するキーボード15および、
制御状態および結果を表示するディスプレイ17とから
成るパソコンで構成された制御コンピュータで構成され
ている。
接続された2つのブロック10Aおよび10Bで示され
るもので、緯糸検出器6および不良緯糸検出器16、電
磁バルブ51、75、76、84、96、駆動モータ8
0に接続された入出力手段(I/O)11、CPU1
2、後述する緯糸処理プログラムおよび不良緯糸の状態
を制御する制御プログラムを予め格納したROM13、
RAM14、メインノズル2に導入する多色の緯糸の種
類とノズル番号を予め入力するキーボード15および、
制御状態および結果を表示するディスプレイ17とから
成るパソコンで構成された制御コンピュータで構成され
ている。
【0021】コントローラ10内のROM13には、図
4に示す緯糸処理プログラムおよび不良緯糸の状態調整
プログラムが予め格納されている。ROM13内には緯
糸の種類、性質に応じた不良緯糸の状態、姿勢、張力を
調整するため、事前に実験で求めた予備回転の方向、角
度、回転速度の最適値が予め格納されている。
4に示す緯糸処理プログラムおよび不良緯糸の状態調整
プログラムが予め格納されている。ROM13内には緯
糸の種類、性質に応じた不良緯糸の状態、姿勢、張力を
調整するため、事前に実験で求めた予備回転の方向、角
度、回転速度の最適値が予め格納されている。
【0022】(第1実施例の作用)上記構成より成る第
1実施例装置の作用につき、図4のフローチャートに従
い説明する。緯入れ中、図1に示すように例えば緯糸先
端Ybにループが生じて緯糸検出器6の位置まで到達し
ないと、緯糸検出器6が緯入れミス信号を入出力手段1
1を介して制御コンピュータ10に入力する。
1実施例装置の作用につき、図4のフローチャートに従
い説明する。緯入れ中、図1に示すように例えば緯糸先
端Ybにループが生じて緯糸検出器6の位置まで到達し
ないと、緯糸検出器6が緯入れミス信号を入出力手段1
1を介して制御コンピュータ10に入力する。
【0023】緯糸検出器6から緯入れミス信号が入力さ
れると機台はそのまま回転し、300度のところで停止
した後、機台を逆転させ180度のところで停止して開
口を開ける。
れると機台はそのまま回転し、300度のところで停止
した後、機台を逆転させ180度のところで停止して開
口を開ける。
【0024】次に、コントローラ10から信号がバルブ
51に入力され、バルブ51が圧力エアのエアシリンダ
50への供給を停止して、カッター5を不動作状態とす
る。
51に入力され、バルブ51が圧力エアのエアシリンダ
50への供給を停止して、カッター5を不動作状態とす
る。
【0025】さらに、コントローラ10から信号がバル
ブ75および76に入力され、バルブ75、76がブロ
ーノズル71、吸引ダクト74に圧力エアを供給するの
でブローノズル71が噴射し、緯糸導入ダクト72内に
吸引流を形成するとともに、エアガイド73を介して連
絡した吸引ダクト74内にも吸引流を形成して、緯入れ
ミスした不良緯糸Y1を吸引する。
ブ75および76に入力され、バルブ75、76がブロ
ーノズル71、吸引ダクト74に圧力エアを供給するの
でブローノズル71が噴射し、緯糸導入ダクト72内に
吸引流を形成するとともに、エアガイド73を介して連
絡した吸引ダクト74内にも吸引流を形成して、緯入れ
ミスした不良緯糸Y1を吸引する。
【0026】次にコントローラ10からの信号により、
電磁バルブ84を介してエアシリンダ83に圧力エアが
供給され、押圧ローラ82が図1中下方に移動し、吸引
された不良緯糸Y1を介して駆動ローラ81に押圧する
とともに、駆動モータ80にもコントローラ10から駆
動信号が出力されているので、図1中不良緯糸Y1を図
中左方に巻き取る。
電磁バルブ84を介してエアシリンダ83に圧力エアが
供給され、押圧ローラ82が図1中下方に移動し、吸引
された不良緯糸Y1を介して駆動ローラ81に押圧する
とともに、駆動モータ80にもコントローラ10から駆
動信号が出力されているので、図1中不良緯糸Y1を図
中左方に巻き取る。
【0027】エアガイド73と吸引ダクト74の開口と
の間に配設された不良緯糸検出器16が不良緯糸Y1を
検知すると、コントローラ10に信号を出力する。
の間に配設された不良緯糸検出器16が不良緯糸Y1を
検知すると、コントローラ10に信号を出力する。
【0028】コントローラ10は、不良緯糸検出器16
から信号が入力されると、メインノズルの噴射信号他か
らキーボード15より予め入力されている多色ノズル2
の何番目のノズルにより緯入れされた緯糸の種類・性質
を判断して、それらに応じた最適の予備回転方向、角
度、速度をROM13内のマップより取り出し、駆動モ
ータ80に予備回転信号を出力する。駆動モータ80の
回転駆動によりニップローラ8は、緯糸の種類、性質に
応じてすなわち強撚糸や毛羽立ちの多い糸や、毛羽の長
い糸のように絡まりが生ずる糸には適度な張力を付加す
る方向(正回転)に予備回転するとともに、ストレッチ
ヤーンやコアヤーンのように弾性の強い弾性糸の場合は
逆にバックリングを緩和するために逆転して作用してい
る張力を緩和する方向(逆回転)に最適な角度範囲、お
よび最適な速度で調整する。
から信号が入力されると、メインノズルの噴射信号他か
らキーボード15より予め入力されている多色ノズル2
の何番目のノズルにより緯入れされた緯糸の種類・性質
を判断して、それらに応じた最適の予備回転方向、角
度、速度をROM13内のマップより取り出し、駆動モ
ータ80に予備回転信号を出力する。駆動モータ80の
回転駆動によりニップローラ8は、緯糸の種類、性質に
応じてすなわち強撚糸や毛羽立ちの多い糸や、毛羽の長
い糸のように絡まりが生ずる糸には適度な張力を付加す
る方向(正回転)に予備回転するとともに、ストレッチ
ヤーンやコアヤーンのように弾性の強い弾性糸の場合は
逆にバックリングを緩和するために逆転して作用してい
る張力を緩和する方向(逆回転)に最適な角度範囲、お
よび最適な速度で調整する。
【0029】上記調整が終了すると、電磁バルブ96が
コントローラ10からの信号により開となり、圧力エア
をエアシリンダ95に供給して、可動刃である切断刃9
2を回動させ、不良緯糸Y1をメインノズル2の噴口近
くのところで切断する。
コントローラ10からの信号により開となり、圧力エア
をエアシリンダ95に供給して、可動刃である切断刃9
2を回動させ、不良緯糸Y1をメインノズル2の噴口近
くのところで切断する。
【0030】不良緯糸Y1が切断されると、駆動モータ
80が駆動され織り込まれた不良緯糸Ybをニップロー
ラ8により巻き取り、吸引ダクト74を介して除去す
る。その後、ミス糸処理を経た後、織機を再起動する。
80が駆動され織り込まれた不良緯糸Ybをニップロー
ラ8により巻き取り、吸引ダクト74を介して除去す
る。その後、ミス糸処理を経た後、織機を再起動する。
【0031】(第1実施例の効果)上記構成および作用
を奏する第1実施例装置は、図5に示すように糸の撚り
や、毛羽立ち等で不良緯糸Y1がメインノズル2に係止
された緯糸と絡んでしまうような緯糸が緯入れミスした
場合には、ROM13のデータに基づきニップローラ8
が予備的に正方向(最適速度で最適角度だけ)例えばす
ばやく20度まで回転して不良緯糸Y1とメインノズル
2に係止された緯糸とに適度な張力を付加することによ
り、両者の絡みをとり図1に示す状態にして、メインノ
ズル2に係止された緯糸のみをカッター9により切断し
て、織り込まれた除去しなければならない不良緯糸Yb
を切断することを防止するという効果を奏する。
を奏する第1実施例装置は、図5に示すように糸の撚り
や、毛羽立ち等で不良緯糸Y1がメインノズル2に係止
された緯糸と絡んでしまうような緯糸が緯入れミスした
場合には、ROM13のデータに基づきニップローラ8
が予備的に正方向(最適速度で最適角度だけ)例えばす
ばやく20度まで回転して不良緯糸Y1とメインノズル
2に係止された緯糸とに適度な張力を付加することによ
り、両者の絡みをとり図1に示す状態にして、メインノ
ズル2に係止された緯糸のみをカッター9により切断し
て、織り込まれた除去しなければならない不良緯糸Yb
を切断することを防止するという効果を奏する。
【0032】また第1実施例装置は、ストレッチヤーン
やコアヤーンのような弾性糸が緯入れされた時にミスが
生じた場合は、ROM13のデータに基づきニップロー
ラ8が予備的に最適速度で最適角度だけ例えばゆっくり
40度まで逆回転して不良緯糸に作用している張力を充
分緩和したうえで、カッター9により切断するので、メ
インノズル2からの緯糸の抜けや、測長貯留糸に乱れが
生ずるのを防止するという効果を奏する。
やコアヤーンのような弾性糸が緯入れされた時にミスが
生じた場合は、ROM13のデータに基づきニップロー
ラ8が予備的に最適速度で最適角度だけ例えばゆっくり
40度まで逆回転して不良緯糸に作用している張力を充
分緩和したうえで、カッター9により切断するので、メ
インノズル2からの緯糸の抜けや、測長貯留糸に乱れが
生ずるのを防止するという効果を奏する。
【0033】さらに、第1実施例装置は、メインノズル
2が多色用の6本の各ノズルに供給する緯糸の種類を予
めキーボード15から入力しておくと、ノズルの噴射信
号他により入力された各糸の予備回転の条件(回転の方
向、角度、回転速度)をROM13内に予め格納した実
験により求めた最適データに基づき決定するので、緯糸
に応じた最適な予備回転および不良緯糸の状態の制御を
行うことができるという効果を奏する。
2が多色用の6本の各ノズルに供給する緯糸の種類を予
めキーボード15から入力しておくと、ノズルの噴射信
号他により入力された各糸の予備回転の条件(回転の方
向、角度、回転速度)をROM13内に予め格納した実
験により求めた最適データに基づき決定するので、緯糸
に応じた最適な予備回転および不良緯糸の状態の制御を
行うことができるという効果を奏する。
【0034】また第1実施例装置は、その制御装置をパ
ソコンで構成し、制御の内容を制御プログラムにより決
定できるので、必要に応じ容易に変更することが出来、
フレキシブルであるという効果を奏する。例えば、撚り
の強い糸と弾性糸を複合した緯糸を新たに使うようにな
った場合には、ROM13内へこの新しい緯糸の各種デ
ータを入力することによって、複合的な予備回転を実現
することにより新しい緯糸に対しても柔軟に対応するこ
とができる。
ソコンで構成し、制御の内容を制御プログラムにより決
定できるので、必要に応じ容易に変更することが出来、
フレキシブルであるという効果を奏する。例えば、撚り
の強い糸と弾性糸を複合した緯糸を新たに使うようにな
った場合には、ROM13内へこの新しい緯糸の各種デ
ータを入力することによって、複合的な予備回転を実現
することにより新しい緯糸に対しても柔軟に対応するこ
とができる。
【0035】上述の実施例は、説明のために一例として
示したもので、本発明としてはそれらに限定されるもの
では無く、特許請求の範囲に記載の思想に反しない限り
変更および付加が可能である。
示したもので、本発明としてはそれらに限定されるもの
では無く、特許請求の範囲に記載の思想に反しない限り
変更および付加が可能である。
【0036】上記実施例において、機台の停止・逆転の
後バルブ51およびバルブ75、76を閉および開にす
る例を示したが、機台の停止・逆転と同時に上記バルブ
を閉および開にしたり、あるいは機台の停止・逆転に先
立ち上記バルブを閉および開にしても良い。
後バルブ51およびバルブ75、76を閉および開にす
る例を示したが、機台の停止・逆転と同時に上記バルブ
を閉および開にしたり、あるいは機台の停止・逆転に先
立ち上記バルブを閉および開にしても良い。
【0037】上記実施例において、制御装置をパソコン
で構成したが、制御装置を同様の機能を奏するハード回
路によって構成することもできる。
で構成したが、制御装置を同様の機能を奏するハード回
路によって構成することもできる。
【0038】上記実施例においては、多色織機の例につ
いて述べたがメインノズルが1本の単色織機に本発明を
適用することは勿論可能であり、この1本のメインノズ
ルにより緯入れされる緯糸の種類、性質に応じて、同様
に予備回転を制御して不良緯糸の状態を制御する実施例
も当然採用し得るものである。
いて述べたがメインノズルが1本の単色織機に本発明を
適用することは勿論可能であり、この1本のメインノズ
ルにより緯入れされる緯糸の種類、性質に応じて、同様
に予備回転を制御して不良緯糸の状態を制御する実施例
も当然採用し得るものである。
【図1】第1実施例装置を示す正面図である。
【図2】第1実施例装置の一部拡大正面図である。
【図3】第1実施例装置のシステムブロック図である。
【図4】第1実施例装置の制御プログラムを示すフロー
チャート図である。
チャート図である。
【図5】第1実施例装置において不良緯糸の絡みを説明
する説明図である。
する説明図である。
【図6】従来装置の一部欠截正面図である。
1 スレイ 2 メインノズル 3 筬 4 緯糸測長貯留装置 5 カッター 6 緯糸検出器 7 吸引装置 8 巻取装置(ニップローラ) 9 カッター 10 コントローラ 71 ブローノズル 72 緯糸導入ダクト 73 案内ダクト 74 吸引ダクト 80 駆動モータ 81 駆動ローラ 82 押圧ローラ 91 固定刃 92 可動刃
Claims (2)
- 【請求項1】 反緯入れ側端部に配設した緯糸検出器に
より緯入れミスが検出されると、メインノズルの噴口に
近接して配設されたブローノズルが緯入れ方向と異なっ
た方向に配設された緯糸導入ダクトを指向して圧力エア
を噴射し、不良緯糸を緯糸導入ダクト内に案内して巻取
手段まで到達すると、巻取手段で把持してから不良緯糸
を切断した後、巻取手段により引き抜き除去する無杼織
機の不良緯糸処理方法において、 不良緯糸を巻取手段が把持したら緯糸の種類に応じた方
向に巻取手段を予備的に回転制御することにより不良緯
糸の状態を調整する調整工程と、 調整された不良緯糸を切断する切断工程とから成る無杼
織機における不良緯糸処理方法の制御方法。 - 【請求項2】 反緯入れ側端部に配設された緯糸検出器
が緯入れミスを検出すると、メインノズルの噴口に近接
して配設されたブローノズルが緯入れ方向とは異なった
方向に配設された緯糸導入ダクトを指向して圧力エアを
噴射することにより、不良緯糸を緯糸導入ダクト内に案
内して巻取手段まで到達すると、巻取手段により不良緯
糸を把持して切断手段により不良緯糸を切断したうえ
で、巻取手段により引き抜き除去する無杼織機における
不良緯糸処理装置において、 不良緯糸を巻取手段が把持したら緯糸の種類に応じて制
御信号が指定する方向に巻取手段を予備的に回転させ
て、不良緯糸の状態を調整する巻取調整手段と、不良緯
糸が調整されてから切断するように切断手段を制御する
切断制御手段とから成る無杼織機における不良緯糸処理
装置の制御装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03351440A JP3079723B2 (ja) | 1991-12-12 | 1991-12-12 | 無杼織機における不良緯糸処理方法の制御方法および不良緯糸処理装置の制御装置 |
CN 92111087 CN1073223A (zh) | 1991-12-12 | 1992-09-25 | 无梭织机中不合格纬纱处理方法及其装置 |
EP92811000A EP0547002A1 (en) | 1991-12-12 | 1992-12-14 | Control method and apparatus for disposing a defective weft in a shuttleless loom |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03351440A JP3079723B2 (ja) | 1991-12-12 | 1991-12-12 | 無杼織機における不良緯糸処理方法の制御方法および不良緯糸処理装置の制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05163639A true JPH05163639A (ja) | 1993-06-29 |
JP3079723B2 JP3079723B2 (ja) | 2000-08-21 |
Family
ID=18417306
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP03351440A Expired - Lifetime JP3079723B2 (ja) | 1991-12-12 | 1991-12-12 | 無杼織機における不良緯糸処理方法の制御方法および不良緯糸処理装置の制御装置 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0547002A1 (ja) |
JP (1) | JP3079723B2 (ja) |
CN (1) | CN1073223A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107488936B (zh) * | 2017-09-29 | 2022-12-23 | 安平县金路丝网机械有限公司 | 全自动液压编织机及编织方法 |
CN108893842B (zh) * | 2018-09-17 | 2023-06-16 | 太平洋纺织机械(常熟)有限公司 | 剑杆织机的气动折入边装置 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4749006A (en) * | 1984-07-26 | 1988-06-07 | Tsudakoma Kogyo Kabushiki Kaisha | Automatic method and apparatus for removing a faulty weft on a loom |
US4688606A (en) * | 1985-02-07 | 1987-08-25 | Tsudakoma Corporation | Improper weft removing device for shuttleless looms |
US4890650A (en) * | 1987-08-25 | 1990-01-02 | Kabushiki Kaisha Toyoda Jidoshokki Seisakusho | Detecting and removing faulty weft in a jet loom |
-
1991
- 1991-12-12 JP JP03351440A patent/JP3079723B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1992
- 1992-09-25 CN CN 92111087 patent/CN1073223A/zh active Pending
- 1992-12-14 EP EP92811000A patent/EP0547002A1/en not_active Withdrawn
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3079723B2 (ja) | 2000-08-21 |
CN1073223A (zh) | 1993-06-16 |
EP0547002A1 (en) | 1993-06-16 |
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Legal Events
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