JPH05162885A - 用紙搬送装置 - Google Patents

用紙搬送装置

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JPH05162885A
JPH05162885A JP3333555A JP33355591A JPH05162885A JP H05162885 A JPH05162885 A JP H05162885A JP 3333555 A JP3333555 A JP 3333555A JP 33355591 A JP33355591 A JP 33355591A JP H05162885 A JPH05162885 A JP H05162885A
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JP
Japan
Prior art keywords
continuous paper
roller
pinch
sheet
paper
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP3333555A
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English (en)
Inventor
Koji Maeda
浩司 前田
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、連続用紙に穴がれが発生するのを
防止して、オペレータがピンチローラの連続用紙に対す
るピンチ圧をその連続用紙の厚さに対応させて調節する
手間を省くことを目的とする。 【構成】 本発明による用紙搬送装置は、駆動ローラ
(1)の軸心とピンチローラ(2)の軸心とを結ぶ直線
と、用紙(3)の搬送方向に対して垂直な方向における
前記駆動ローラ(1)の軸心を含む面とにより形成され
る角度θが0°<θ<90°である構成とされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真装置等におけ
る用紙、特に連続用紙の搬送に適した用紙搬送装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来の電子写真装置の一例が図3に示さ
れている。この電子写真装置は、感光ドラム31の周り
にその感光ドラム31の矢印で示されている回転方向に
沿って、この感光ドラム31の表面に電荷を帯電させる
帯電部32と、この帯電部32にて帯電された感光ドラ
ム31の表面に静電潜像をつくる露光部33と、この露
光部33にて形成された静電潜像にトナーをつける現像
部34と、この現像部34にて感光ドラム31の表面に
つけられたトナーを連続用紙35に写す転写部36と、
感光ドラム31の表面の残存現像剤を取るクリーナ37
と、感光ドラム31の表面の帯電を取る除電部38とが
順次配設されている。
【0003】転写部36にて現像剤を写された連続用紙
35は定着部39を介して用紙収納部40へ搬送され
る。なお、この電子写真装置における連続用紙35の搬
送は、例えば転写部36の近傍に配設される図示されな
いトラクターフィーダと、例えば定着部39と用紙収納
部40との間に設置される用紙搬送装置41とを用いて
行われる。
【0004】前記トラクターフィーダは公知のものであ
って、連続用紙35の両端側に所定間隔をおいて設けら
れる搬送用孔にそのトラクターフィーダの周面に前記搬
送用孔と同じ間隔をおいて配設される突起部が介挿さ
れ、このトラクターフィーダを図示されない駆動装置に
より回転させることで連続用紙35を搬送する。
【0005】前記用紙搬送装置41は、図4に示されて
いるように、前記電子写真装置の定着部39から搬送さ
れてきた連続用紙35を用紙ガイド42,42間を通し
て駆動ローラ43により前記電子写真装置の用紙収納部
40へ搬送する。この駆動ローラ43には連続用紙35
を挟持するようにしてピンチローラ44が対向して配設
され、このピンチローラ44の軸心と駆動ローラ43の
軸心とを結ぶ直線と、連続用紙35の搬送方向(図にお
いて矢印で示す。)に対して垂直な方向における駆動ロ
ーラ43の軸心を含む面とは重なる。
【0006】なお、ピンチローラ44の連続用紙35に
対するピンチ圧は、支点軸45を中心として回動自在と
される金具46に配設されるバネ47およびカム48
と、この金具46に基部が配設されて先端部がピンチロ
ーラ44に支持される板バネ49とにより調整される。
すなわち、金具46はバネ47によりピンチローラ44
に対して反対側に引きつけられるが、この引きつけ力は
カム48により規制されてそのカム48は金具46をピ
ンチローラ44側に押しつけようとする。この結果、こ
の押しつけ力が板バネ49を介して連続用紙35に付加
されるピンチローラ44のピンチ圧となる。なお、カム
48は、周面にそのカム48の軸心からそれぞれ異なる
距離をおいて形成された例えば3面の作用面48a,4
8b,48cが形成され、これら作用面48a,48
b,48cのうちいずれか一つの作用面をそのカム48
の回転軸に配設される図示されないピンチ圧切替えレバ
ーを切り替えて金具46に当接させることでピンチロー
ラ44の連続用紙35に対するピンチ圧が調整される。
なお、図中符号50は連続用紙35のガイドローラであ
る。
【0007】このように構成された電子写真装置におい
て、駆動ローラ43の回転速度、すなわちその駆動ロー
ラ43による連続用紙35の搬送速度は、通常前記トラ
クターフィーダの回転速度、すなわちそのトラクターフ
ィーダによる連続用紙35の搬送速度よりもやや速くさ
れているため、連続用紙35は前記電子写真装置の作動
中、常に用紙収納部40側へ引っ張られた状態となって
いる。この結果、連続用紙35の搬送精度が保持されて
その連続用紙35への転写部36における転写位置が規
定される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】前記電子写真装置にお
いて、駆動ローラ43の回転はその駆動ローラ43の慣
性力により転写部36における連続用紙35の最終転写
ページへの転写終了と同時に停止しないため、この連続
用紙35の前記最終転写ページの次のページの転写先頭
位置が転写部36における転写位置よりも前進する。し
たがって、連続用紙35の前記次のページの転写先頭位
置から転写を行うには、この次のページを後退させる必
要がある。このため、連続用紙35の最終転写ページへ
の転写終了後、前述されたトラクターフィーダを逆回転
させることによりその連続用紙35を後退させている。
【0009】しかしながら、前記トラクターフィーダを
逆回転させる際、駆動ローラ43の回転は完全に停止し
ておらず、ピンチローラ44の連続用紙35に対するピ
ンチ圧はその連続用紙35の搬送中と変わらないため、
連続用紙35が前記トラクターフィーダと駆動ローラ4
3との間でその連続用紙35の搬送方向における前後方
向に引っ張られる。このため、連続用紙35の特に前記
トラクターフィーダの突起部においてその連続用紙35
の搬送用孔が長円形に延びる、いわゆる穴がれが生じ、
この穴がれの部分が膨らんでいることにより連続用紙3
5の用紙収納部40における収納性が悪くなるという問
題点がある。
【0010】この問題点を解決するために、使用する連
続用紙35の厚さに対応して前記ピンチ圧切替えレバー
を切替えることによりピンチローラ44の連続用紙35
に対するピンチ圧を設定する、すなわち穴がれが生じ易
い薄い連続用紙に対してはピンチ圧を弱くして、穴がれ
が生じ難い厚い連続用紙に対してはピンチ圧を強くする
ことが提案されている。
【0011】しかしながら、連続用紙35の厚さに対応
させてピンチローラ44のその連続用紙35に対するピ
ンチ圧を設定するようにすると、オペレータが連続用紙
35の種類を変える度に前記ピンチ圧を設定しなければ
ならないという問題点がある。さらに、このピンチ圧の
設定を誤ると、薄い連続用紙では穴がれが発生し易くな
り、厚い連続用紙ではその連続用紙が搬送されないとい
う問題点がある。
【0012】本発明は、このような問題点を解決するこ
とを目的として、連続用紙に穴がれが発生するのを防止
して、オペレータがピンチローラの連続用紙に対するピ
ンチ圧をその連続用紙の厚さに対応させて調節する必要
のない用紙搬送装置を提供しようとするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明による用紙搬送装
置は、駆動ローラ(1)と、この駆動ローラ(1)に対
向して配設されるピンチローラ(2)とを具えて、これ
ら駆動ローラ(1)とピンチローラ(2)との間に用紙
(3)を挟持して搬送する用紙搬送装置であって、前記
駆動ローラ(1)の軸心とピンチローラ(2)の軸心と
を結ぶ直線と、用紙(3)の搬送方向に対して垂直な方
向における駆動ローラ(1)の軸心を含む面とにより形
成される角度θが0°<θ<90°であることを特徴と
する。
【0014】
【作用】本発明による用紙搬送装置は、駆動ローラ
(1)の軸心とピンチローラ(2)の軸心とを結ぶ直線
と、用紙(3)の搬送方向に対して垂直な方向における
前記駆動ローラ(1)の軸心を含む面とにより形成され
る角度θが0°<θ<90°とされているため、前記用
紙(3)に前記ピンチローラ(2)によるピンチ圧が付
加されつつその用紙(3)が搬送方向に対して逆方向に
搬送される際、この用紙(3)に張力が付与され、この
用紙(3)の張力により前記ピンチローラ(2)が押し
上げられる。この結果、ピンチローラ(2)の用紙
(3)に対するピンチ圧が緩和され、この用紙(3)が
その搬送方向における前後方向に引っ張られるのが抑止
される。
【0015】
【実施例】次に、本発明による用紙搬送装置の具体的な
一実施例について、図面を参照しつつ説明する。なお、
従来の用紙搬送装置と同一の部分については同一符号を
付すに止め説明を省略する。
【0016】本発明による用紙搬送装置の一例が図2に
示されている。この用紙搬送装置21は、ピンチローラ
22の軸心と駆動ローラ43の軸心とを結ぶ直線と、用
紙(連続用紙)35の搬送方向に対して垂直な方向にお
ける駆動ローラ43の軸心を含む面とにより形成される
角度(図においてθで示す。)が、例えば15°となる
ように、ピンチローラ22が駆動ローラ43に対向して
配設されている。
【0017】このピンチローラ22にはピンチ圧設定機
構が配設され、このピンチ圧設定機構は、支点軸23を
中心として回動自在とされる金具24に配設されるバネ
25およびカム26と、この金具24に基部が配設され
て先端部がピンチローラ22に支持される板バネ27と
により構成されている。このピンチ圧設定機構におい
て、金具24はバネ25によりピンチローラ22に対し
て反対側に引きつけられるが、この引きつけ力はカム2
6により規制されてそのカム26は金具24をピンチロ
ーラ22側に押しつけようとする。この結果、この押し
つけ力が板バネ27を介して連続用紙35に付加される
ピンチローラ22のピンチ圧となる。なお、カム26
は、周面にそのカム26の軸心からそれぞれ異なる距離
をおいて形成された例えば2面の作用面26a,26b
が形成され、この作用面26bをそのカム26の回転軸
に配設される図示されないピンチ圧切替えレバーを切り
替えて金具24に当接させることでピンチローラ22の
連続用紙35に対するピンチ圧が規定される。なお、こ
のピンチ圧の強さは厚い連続用紙を搬送可能な強さであ
る。
【0018】このような構成とされた用紙搬送装置21
によれば、連続用紙35にピンチローラ22のピンチ圧
が付加されつつその連続用紙35が搬送方向に対して図
示されないトラクターフィーダにより逆方向に搬送され
る際、この連続用紙35に張力が付与され、この連続用
紙35の張力によりピンチローラ22がカム26側に押
し上げられる。この結果、このピンチローラ22の連続
用紙35に対するピンチ圧が緩和され、この連続用紙3
5がその搬送方向における前後方向に引っ張られるのが
抑止される。したがって、この連続用紙35に穴がれが
生じるのが抑止される。
【0019】この用紙搬送装置21において連続用紙3
5の紙詰まり等が発生してその連続用紙35を用紙搬送
装置21から取り除く必要がある際には、前記ピンチ圧
切替えレバーを切替えてカム26の作用面26aを金具
24に当接させることによりピンチローラ22の連続用
紙35に対するピンチ圧を弱めるようにする。この結
果、連続用紙35を用紙搬送装置21から容易に取り除
くことができる。
【0020】なお、本実施例においては、ピンチローラ
22の軸心と駆動ローラ43の軸心とを結ぶ直線と、連
続用紙35の搬送方向に対して垂直な方向における駆動
ローラ43の軸心を含む面とにより形成される角度θが
15°とされたものについて説明したが、この角度θは
0°<θ<90°とすることができる。
【0021】なお、本実施例における駆動ローラ43は
本発明による駆動ローラ(1)に、ピンチローラ22は
ピンチローラ(2)に、連続用紙35は用紙(3)にそ
れぞれ対応する。
【0022】
【発明の効果】以上のように構成された本発明によれ
ば、連続用紙に穴がれが発生するのを防止して、オペレ
ータがピンチローラの連続用紙に対するピンチ圧をその
連続用紙の厚さに対応させて調節する手間を省くことが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による用紙搬送装置の原理構成を示す発
明原理図である。
【図2】本発明の一実施例の用紙搬送装置の要部概略図
である。
【図3】電子写真装置の要部概略図である。
【図4】従来の用紙搬送装置の要部概略図である。
【符号の説明】
1,43 駆動ローラ 2,22 ピンチローラ 3 用紙 35 連続用紙

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動ローラ(1)と、この駆動ローラ
    (1)に対向して配設されるピンチローラ(2)とを具
    えて、これら駆動ローラ(1)とピンチローラ(2)と
    の間に用紙(3)を挟持して搬送する用紙搬送装置であ
    って、前記駆動ローラ(1)の軸心とピンチローラ
    (2)の軸心とを結ぶ直線と、用紙(3)の搬送方向に
    対して垂直な方向における駆動ローラ(1)の軸心を含
    む面とにより形成される角度θが0°<θ<90°であ
    ることを特徴とする用紙搬送装置。
JP3333555A 1991-12-17 1991-12-17 用紙搬送装置 Withdrawn JPH05162885A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3333555A JPH05162885A (ja) 1991-12-17 1991-12-17 用紙搬送装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3333555A JPH05162885A (ja) 1991-12-17 1991-12-17 用紙搬送装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05162885A true JPH05162885A (ja) 1993-06-29

Family

ID=18267353

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3333555A Withdrawn JPH05162885A (ja) 1991-12-17 1991-12-17 用紙搬送装置

Country Status (1)

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JP (1) JPH05162885A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6042112A (en) * 1996-11-20 2000-03-28 Nec Corporaiton Paper conveyer for image recording apparatus

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6042112A (en) * 1996-11-20 2000-03-28 Nec Corporaiton Paper conveyer for image recording apparatus

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19990311