JPH05162610A - 車両の安全装置 - Google Patents
車両の安全装置Info
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- JPH05162610A JPH05162610A JP3332202A JP33220291A JPH05162610A JP H05162610 A JPH05162610 A JP H05162610A JP 3332202 A JP3332202 A JP 3332202A JP 33220291 A JP33220291 A JP 33220291A JP H05162610 A JPH05162610 A JP H05162610A
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- Japan
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- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 2
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 230000000881 depressing effect Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R21/00—Arrangements or fittings on vehicles for protecting or preventing injuries to occupants or pedestrians in case of accidents or other traffic risks
- B60R21/01—Electrical circuits for triggering passive safety arrangements, e.g. airbags, safety belt tighteners, in case of vehicle accidents or impending vehicle accidents
- B60R21/013—Electrical circuits for triggering passive safety arrangements, e.g. airbags, safety belt tighteners, in case of vehicle accidents or impending vehicle accidents including means for detecting collisions, impending collisions or roll-over
- B60R21/0134—Electrical circuits for triggering passive safety arrangements, e.g. airbags, safety belt tighteners, in case of vehicle accidents or impending vehicle accidents including means for detecting collisions, impending collisions or roll-over responsive to imminent contact with an obstacle, e.g. using radar systems
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- Air Bags (AREA)
- Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 車両前端と乗員との間隔が小さなキャブオー
バ型車両の衝突時の安全性を確保する。 【構成】 車両1を操舵するステアリングホイール4に
急速膨張可能なエアバッグ5を取り付ける。車両1の前
側に障害物Bを検知するレーダ20を取り付ける。車両
1を停止させる制動回路に圧力制御弁18を設ける。レ
ーダ20が障害物Bを検出すると、その信号が制御手段
7に出力され、制御手段7は衝突直前速度vを算出す
る。衝突直前速度vが危険領域のとき、制御手段7は圧
力制御弁18を作動し、車両1を強制的に停止させると
共に、エアバッグ5を急速膨張させ、安全性を確保す
る。
バ型車両の衝突時の安全性を確保する。 【構成】 車両1を操舵するステアリングホイール4に
急速膨張可能なエアバッグ5を取り付ける。車両1の前
側に障害物Bを検知するレーダ20を取り付ける。車両
1を停止させる制動回路に圧力制御弁18を設ける。レ
ーダ20が障害物Bを検出すると、その信号が制御手段
7に出力され、制御手段7は衝突直前速度vを算出す
る。衝突直前速度vが危険領域のとき、制御手段7は圧
力制御弁18を作動し、車両1を強制的に停止させると
共に、エアバッグ5を急速膨張させ、安全性を確保す
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は車両衝突から乗員を保護
する安全装置に関する。
する安全装置に関する。
【0002】
【従来技術】車両の衝突から乗員を保護する従来方法と
しては、エアバッグ方式が知られている。このエアバッ
グ方式は車両のステアリングホイール部分にエアバッグ
を設けると共に、衝突により所定以上の衝撃が作用した
ことを検知するセンサを設けたものであり、車両の衝突
時の衝撃でセンサがこれを検知してエアバッグを急速に
膨張する。これによりエアバッグがステアリングホイー
ルと乗員との間に介在して乗員への障害を軽減すること
ができる。
しては、エアバッグ方式が知られている。このエアバッ
グ方式は車両のステアリングホイール部分にエアバッグ
を設けると共に、衝突により所定以上の衝撃が作用した
ことを検知するセンサを設けたものであり、車両の衝突
時の衝撃でセンサがこれを検知してエアバッグを急速に
膨張する。これによりエアバッグがステアリングホイー
ルと乗員との間に介在して乗員への障害を軽減すること
ができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、エアバ
ッグ方式では、車両によっては十分な安全対策とはなっ
ていない場合があった。すなわち、トラックなどのキャ
ブオーバー型車両ではボンネット型車両に比べて乗員と
車両前端との間隔が短く、車両衝突時にこれらが急速に
接近するため、エアバッグが十分に膨張する以前に乗員
がステアリングホイールと衝突する場合があり、このた
めキャブオーバ型車両では乗員への障害が大きく成るこ
とがあった。
ッグ方式では、車両によっては十分な安全対策とはなっ
ていない場合があった。すなわち、トラックなどのキャ
ブオーバー型車両ではボンネット型車両に比べて乗員と
車両前端との間隔が短く、車両衝突時にこれらが急速に
接近するため、エアバッグが十分に膨張する以前に乗員
がステアリングホイールと衝突する場合があり、このた
めキャブオーバ型車両では乗員への障害が大きく成るこ
とがあった。
【0004】本発明は上記事情を考慮してなされたもの
であり、キャブオーバ型であっても、衝突時の乗員への
障害を確実に低減することができる車両の安全装置を提
供することを目的とする。
であり、キャブオーバ型であっても、衝突時の乗員への
障害を確実に低減することができる車両の安全装置を提
供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明は、車両の走行を強制的に停止する制動手段と、
車両のステアリングホイールに設けられた急速膨張可能
なエアバッグと、車両前方の障害物を検知する検知手段
と、この検知手段からの検知信号に基いて障害物との衝
突直前速度を検出し、検出した速度に応じて前記制動手
段あるいはエアバッグのいずれか一方または双方を作動
する制御手段とを備えていることを特徴とする。
本発明は、車両の走行を強制的に停止する制動手段と、
車両のステアリングホイールに設けられた急速膨張可能
なエアバッグと、車両前方の障害物を検知する検知手段
と、この検知手段からの検知信号に基いて障害物との衝
突直前速度を検出し、検出した速度に応じて前記制動手
段あるいはエアバッグのいずれか一方または双方を作動
する制御手段とを備えていることを特徴とする。
【0006】
【作用】上記構成において、検知手段が車両前方の障害
物を検知すると、制御手段は障害物との車両の衝突直前
の速度を検知する。そして、制御手段は検出した速度に
応じて制動手段またはエアバッグを作動させる。例え
ば、検出速度が所定値以下の場合は制動手段を作動さ
せ、所定値以上の場合は制動手段とエアバッグの双方を
作動させる。従って、衝突速度に応じた安全対策を自動
的に行うため、キャブオーバ型車両であっても安全性を
向上させることができる。
物を検知すると、制御手段は障害物との車両の衝突直前
の速度を検知する。そして、制御手段は検出した速度に
応じて制動手段またはエアバッグを作動させる。例え
ば、検出速度が所定値以下の場合は制動手段を作動さ
せ、所定値以上の場合は制動手段とエアバッグの双方を
作動させる。従って、衝突速度に応じた安全対策を自動
的に行うため、キャブオーバ型車両であっても安全性を
向上させることができる。
【0007】
【実施例】図1は本発明の一実施例を示し、キャブオー
バ型車両1の運転席2内には、乗員Aが着座するシート
3と、乗員Aがか舵取り操作を行うステアリングホイー
ル4とが設けられている。ステアリングホイール4は運
転席2に立ち上がり状に設けられており、適宜部位には
エアバッグ5が折り畳み状態で設けられている。6はこ
のステアリングホイール4に設けられたインフレータで
あり、折り畳み状態のエアバッグ5に高圧ガスを急速に
供給して、鎖線で示すようにエアバッグ5を急速膨張さ
せて乗員Aとステアリングホイール4との当接を緩和す
るようになっている。なお、このインフレータ6の作動
は後述するように、制御手段7に制御されている。
バ型車両1の運転席2内には、乗員Aが着座するシート
3と、乗員Aがか舵取り操作を行うステアリングホイー
ル4とが設けられている。ステアリングホイール4は運
転席2に立ち上がり状に設けられており、適宜部位には
エアバッグ5が折り畳み状態で設けられている。6はこ
のステアリングホイール4に設けられたインフレータで
あり、折り畳み状態のエアバッグ5に高圧ガスを急速に
供給して、鎖線で示すようにエアバッグ5を急速膨張さ
せて乗員Aとステアリングホイール4との当接を緩和す
るようになっている。なお、このインフレータ6の作動
は後述するように、制御手段7に制御されている。
【0008】車両1は前輪8および後輪(図示省略)を
有し、これらによって道路上を走行する。この走行は運
転席2に設けられたブレーキペダル9を踏込み操作する
ことで停止する。かかる停止を行うためブレーキペダル
9にはブレーキバルブ10が連結されて、このブレーキ
バルブ10が前軸系エアタンク11および後軸系エアタ
ンク12に接続されている。また、これらブレーキバル
ブ10、前軸系および後軸系エアタンク11、12はエ
ア系回路14を介してブレーキブースタ13に接続さ
れ、このブレーキブースタ13がブレーキ液系回路15
を介してホイールシリンダなどのブレーキアクチュエー
タ16に接続されている。そして、ブレーキアクチュエ
ータ16が前輪8および後輪に設けたホイールブレーキ
17(後輪側のホイールブレーキは図示省略)を作動し
て、車両1の走行停止を行う。以上の構成は車両本来の
制動機構となるものであり、本実施例においてはこの制
動機構の作動とは関係なく、車両の走行を強制的に停止
する制動手段が設けられている。この強制的な制動手段
は本来の制動機構のエア回路14内に設けた圧力制御弁
18と、前記ブレーキブースタ13と、このブレーキブ
ースタ13にブレーキ液系回路15を介して接続された
前記ブレーキアクチュエータ16およびホイールブレー
キ17とを有して構成される。この場合、強制的な制動
手段は制御手段7により、その作動が制御されるもので
ある。なお、エア系回路14における圧力制御弁18と
ブレーキバルブ10との回路の交差部分にはダブルチェ
ックバルブ19が設けられている。このダブルチェック
バルブ19はブレーキバルブ10からのエア圧力と圧力
制御弁18からのエア圧力とを比較し、エア圧力が高い
側のエアをブレーキブースタ13に供給するものであ
る。従って、強制的な制動手段を回路内に有していて
も、ブレーキペダル9の踏込み操作による本来の制動機
構の作動には何ら支障を生じることがない。
有し、これらによって道路上を走行する。この走行は運
転席2に設けられたブレーキペダル9を踏込み操作する
ことで停止する。かかる停止を行うためブレーキペダル
9にはブレーキバルブ10が連結されて、このブレーキ
バルブ10が前軸系エアタンク11および後軸系エアタ
ンク12に接続されている。また、これらブレーキバル
ブ10、前軸系および後軸系エアタンク11、12はエ
ア系回路14を介してブレーキブースタ13に接続さ
れ、このブレーキブースタ13がブレーキ液系回路15
を介してホイールシリンダなどのブレーキアクチュエー
タ16に接続されている。そして、ブレーキアクチュエ
ータ16が前輪8および後輪に設けたホイールブレーキ
17(後輪側のホイールブレーキは図示省略)を作動し
て、車両1の走行停止を行う。以上の構成は車両本来の
制動機構となるものであり、本実施例においてはこの制
動機構の作動とは関係なく、車両の走行を強制的に停止
する制動手段が設けられている。この強制的な制動手段
は本来の制動機構のエア回路14内に設けた圧力制御弁
18と、前記ブレーキブースタ13と、このブレーキブ
ースタ13にブレーキ液系回路15を介して接続された
前記ブレーキアクチュエータ16およびホイールブレー
キ17とを有して構成される。この場合、強制的な制動
手段は制御手段7により、その作動が制御されるもので
ある。なお、エア系回路14における圧力制御弁18と
ブレーキバルブ10との回路の交差部分にはダブルチェ
ックバルブ19が設けられている。このダブルチェック
バルブ19はブレーキバルブ10からのエア圧力と圧力
制御弁18からのエア圧力とを比較し、エア圧力が高い
側のエアをブレーキブースタ13に供給するものであ
る。従って、強制的な制動手段を回路内に有していて
も、ブレーキペダル9の踏込み操作による本来の制動機
構の作動には何ら支障を生じることがない。
【0009】以上の構成に加えて本実施例では、検知手
段としてのレーダ20が車両1の前側に設けられてい
る。レーダ20は車両1の前側からレーダ波を前方に出
射すると共に、反射波を受けるものであり、これにより
車両が衝突する可能性のある障害物Bの有無を検出す
る。このレーダ20は制御手段7に接続されており、そ
の検知信号を制御酢段7に出力する。
段としてのレーダ20が車両1の前側に設けられてい
る。レーダ20は車両1の前側からレーダ波を前方に出
射すると共に、反射波を受けるものであり、これにより
車両が衝突する可能性のある障害物Bの有無を検出す
る。このレーダ20は制御手段7に接続されており、そ
の検知信号を制御酢段7に出力する。
【0010】制御手段7はレーダ20からの検知信号お
よび車両1のトランスミッション22に取り付けられた
車速センサ21からの速度信号が入力され、後述する処
理を行って、その処理結果に基いて圧力制御弁18およ
びエアバッグ5のインフレータ6を制御する。
よび車両1のトランスミッション22に取り付けられた
車速センサ21からの速度信号が入力され、後述する処
理を行って、その処理結果に基いて圧力制御弁18およ
びエアバッグ5のインフレータ6を制御する。
【0011】図2はこの制御手段7における制御のフロ
ーチャートを示す。車両1の走行時にレーダ20が車両
前方の障害物Bを検知すると、その検知信号が制御手段
7に入力され、これにより制御手段7内での処理が開始
される。制御手段7には車速センサ21からの速度信号
が入力されており、この速度信号とレーダ20からの検
知信号に基づいて、車両1と障害物Bとの相対距離を算
出すると共に(ステップS1)、障害物Bに対する車両
1の相対スピードを算出する(ステップ2)。そして、
これらのデータから制御手段7はフルブレーキ状態での
衝突直前速度vを算出する(ステップS3)。次に、算
出した衝突直前速度vと制御手段7に格納されている所
定の速度v。とを比較する(ステップS4)。所定の速
度v。はその速度での衝突により乗員が障害を受ける虞
れのある速度であり、例えば、12Km/hが選定され
る。また、制御手段7はこの比較において衝突直前速度
vが安全領域であるか否かをも判断し、速度vが安全領
域である場合(例えば−2Km/h≦v<0Km/
h)、制御手段7は圧力制御弁18およびインフレータ
6に信号を出力しない。これにより乗員Aのブレーキペ
ダル9への操作に基く本来の制動が行われる(ステップ
S5)。一方、制御手段7は速度vが比較的危険な領域
である場合(例えば0Km/h<v<v。)、圧力制御
弁18に信号を出力する。これにより圧力制御弁18が
開放されて、強制的な制御手段が作動し(ステップS
6)、車両1はブレーキペダル9の操作と無関係に強制
的に停止する。従って、車両1は障害物Bと衝突するこ
となく、その直前で停止し、衝突による乗員への障害を
防止することができる。さらに比較の結果、速度vが危
険領域(v≧v。)である時は制御手段7は圧力制御弁
18に信号を出力して、ステップS6と同様に強制的な
制御手段を作動させると共に(ステップS7)、衝突ま
での時間tを算出する(ステップS8)。そして、この
時間tとエアバッグ5の膨張に要する時間t。(例えば
30mS)とを比較する(ステップS9)。この比較で
t<t。の場合、制御手段7はインフレータ6に信号を
出力する。これによりエアバッグ5が急速に膨張して乗
員Aとステアリングホイール4との間に介在する(ステ
ップS10)。かかるステップ10では車両1が障害物
Bと衝突するが、膨張したエアバッグ5が乗員Aとステ
アリングホイール4との間に介在しているため、乗員A
がステアリングホイール4と直接に当接することがな
い。このため車両1が衝突しても、乗員Aへの障害を著
しく緩和でき、安全性を緩和することができる。
ーチャートを示す。車両1の走行時にレーダ20が車両
前方の障害物Bを検知すると、その検知信号が制御手段
7に入力され、これにより制御手段7内での処理が開始
される。制御手段7には車速センサ21からの速度信号
が入力されており、この速度信号とレーダ20からの検
知信号に基づいて、車両1と障害物Bとの相対距離を算
出すると共に(ステップS1)、障害物Bに対する車両
1の相対スピードを算出する(ステップ2)。そして、
これらのデータから制御手段7はフルブレーキ状態での
衝突直前速度vを算出する(ステップS3)。次に、算
出した衝突直前速度vと制御手段7に格納されている所
定の速度v。とを比較する(ステップS4)。所定の速
度v。はその速度での衝突により乗員が障害を受ける虞
れのある速度であり、例えば、12Km/hが選定され
る。また、制御手段7はこの比較において衝突直前速度
vが安全領域であるか否かをも判断し、速度vが安全領
域である場合(例えば−2Km/h≦v<0Km/
h)、制御手段7は圧力制御弁18およびインフレータ
6に信号を出力しない。これにより乗員Aのブレーキペ
ダル9への操作に基く本来の制動が行われる(ステップ
S5)。一方、制御手段7は速度vが比較的危険な領域
である場合(例えば0Km/h<v<v。)、圧力制御
弁18に信号を出力する。これにより圧力制御弁18が
開放されて、強制的な制御手段が作動し(ステップS
6)、車両1はブレーキペダル9の操作と無関係に強制
的に停止する。従って、車両1は障害物Bと衝突するこ
となく、その直前で停止し、衝突による乗員への障害を
防止することができる。さらに比較の結果、速度vが危
険領域(v≧v。)である時は制御手段7は圧力制御弁
18に信号を出力して、ステップS6と同様に強制的な
制御手段を作動させると共に(ステップS7)、衝突ま
での時間tを算出する(ステップS8)。そして、この
時間tとエアバッグ5の膨張に要する時間t。(例えば
30mS)とを比較する(ステップS9)。この比較で
t<t。の場合、制御手段7はインフレータ6に信号を
出力する。これによりエアバッグ5が急速に膨張して乗
員Aとステアリングホイール4との間に介在する(ステ
ップS10)。かかるステップ10では車両1が障害物
Bと衝突するが、膨張したエアバッグ5が乗員Aとステ
アリングホイール4との間に介在しているため、乗員A
がステアリングホイール4と直接に当接することがな
い。このため車両1が衝突しても、乗員Aへの障害を著
しく緩和でき、安全性を緩和することができる。
【0012】なお上記作動では障害物Bとの衝突時間t
hを算出し、その比較を行っているが(ステップ8およ
び9)、このステップを省略してステップS7からステ
ップS10に直接に移行しても良く、これにより、さら
に確実な防止を行うことができる。
hを算出し、その比較を行っているが(ステップ8およ
び9)、このステップを省略してステップS7からステ
ップS10に直接に移行しても良く、これにより、さら
に確実な防止を行うことができる。
【0013】
【発明の効果】上本発明は検知手段が障害物を検知した
信号に基づいて、制御手段が障害物との衝突直前速度を
算出し、算出結果に基づいて強制的な制動手段またはエ
アバッグを作動させるため、キャブオーバ型車両であっ
ても衝突時の乗員への障害を確実に防止でき、安全性が
向上する。
信号に基づいて、制御手段が障害物との衝突直前速度を
算出し、算出結果に基づいて強制的な制動手段またはエ
アバッグを作動させるため、キャブオーバ型車両であっ
ても衝突時の乗員への障害を確実に防止でき、安全性が
向上する。
【図1】本発明の一実施例の構成を示す側面図であ
る。。
る。。
【図2】本発明の制御を示すフローチャートである。
1 車両 4 ステアリングホイール 5 エアバッグ 7 制御手段 13 ブレーキブースタ 17 ホイールブレーキ 18 圧力制御弁
Claims (1)
- 【請求項1】 車両の走行を強制的に停止する制動手段
と、車両のステアリングホイールに設けられた急速膨張
可能なエアバッグと、車両前方の障害物を検知する検知
手段と、この検知手段からの検知信号に基いて障害物と
の衝突直前速度を検出し、検出した速度に応じて前記制
動手段あるいはエアバッグのいずれか一方または双方を
作動する制御手段とを備えていることを特徴とする車両
の安全装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3332202A JP2790743B2 (ja) | 1991-12-16 | 1991-12-16 | 車両の安全装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3332202A JP2790743B2 (ja) | 1991-12-16 | 1991-12-16 | 車両の安全装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05162610A true JPH05162610A (ja) | 1993-06-29 |
JP2790743B2 JP2790743B2 (ja) | 1998-08-27 |
Family
ID=18252321
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3332202A Expired - Fee Related JP2790743B2 (ja) | 1991-12-16 | 1991-12-16 | 車両の安全装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2790743B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0995233A (ja) * | 1995-09-29 | 1997-04-08 | Isuzu Motors Ltd | 自動車の踏込式エアブレーキ装置の取付構造 |
CN109154823A (zh) * | 2016-06-10 | 2019-01-04 | 凯斯纽荷兰工业美国有限责任公司 | 自主工作车辆障碍物检测系统 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS506031A (ja) * | 1973-05-21 | 1975-01-22 |
-
1991
- 1991-12-16 JP JP3332202A patent/JP2790743B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS506031A (ja) * | 1973-05-21 | 1975-01-22 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0995233A (ja) * | 1995-09-29 | 1997-04-08 | Isuzu Motors Ltd | 自動車の踏込式エアブレーキ装置の取付構造 |
CN109154823A (zh) * | 2016-06-10 | 2019-01-04 | 凯斯纽荷兰工业美国有限责任公司 | 自主工作车辆障碍物检测系统 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2790743B2 (ja) | 1998-08-27 |
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Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |