JP4356400B2 - 乗員保護装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車内の乗員を保護する乗員保護装置に関する。
従来より、車両の事故発生時(例えば、衝突時や横転時)に車内の乗員を保護する装置として、プリテンショナ機構付きシートベルト装置やエアバッグ装置などが開発され、実用化されている。
また、特許文献1には、上記のプリテンショナ機構付きシートベルト装置やエアバッグ装置などが作動した時の前後数十秒間における、車速,ステアリングホイールの操作状況,事故による衝撃の大きさや方向など車両に関する様々なデータを記録する技術が開示され、発生した事故の解析において記録されたデータを活用できる旨が記載されている。
特開平10−167127号公報
ところで、近年、上述のようなプリテンショナ機構付きシートベルト装置やエアバッグ装置を、実際の衝突に先立って(つまり、衝突を予測して)作動させ、乗員の安全性を高める技術も実用化が進んでいる。この手法について以下、図4を用いて簡単に説明する。
図4は衝突予測に基づく従来の乗員保護システムの動作を示すフローチャートであって、このシステムによれば、まず、ステップS101において衝突予測情報(例えば、ブレーキペダル踏込み量などの情報)をセンサから受信すると、ステップS102において受信した衝突予測情報に基づいて衝突が予測されるか否かが判定される。ここで、衝突が予測されない場合にはステップS103に進み、乗員を保護する装置(例えば、上記のプリテンショナ付シートベルト装置など)は作動しないが、衝突が予測された場合にはステップS104に進み、乗員を保護する装置が作動し、実際の衝突に先立って乗員を保護する。
しかしながら、このような従来の乗員保護システムによって得られた衝突予測情報は、単に乗員保護装置の作動/非作動に用いられるのみであり、得られた衝突予測情報を十分に活用しているとは言い難く、車両全体のシステムとして合理的でないため、車両コストの増大の一因となっている。
また、得られた衝突予測情報を他の安全システムにおいて活用することによって、さらに車両の安全性を向上したいという強い要望も存在する。
本発明は、このような課題に鑑み創案されたもので、衝突の予測情報に基づいて乗員保護装置を作動させて、安全性を向上させるとともに、上記衝突予測情報を他の安全システムにも活用できるようにすることを目的とする。
請求項1記載の本発明の乗員保護装置は、車両の乗員を保護する乗員保護装置であって、該車両に対するドライバの操作状態及び/または該車両の挙動状態を検出するセンサと、該センサに接続され、該センサによって検出された該ドライバの操作状態及び/または該車両の挙動状態に基づいて該車両が衝突するか否かを判定し、衝突すると判定した場合に衝突予測判定情報を出力する衝突予測判定手段を有する制御部と、該制御部と接続され、該車両の位置を検出し、検出された車両位置をディスプレイに表示するナビゲーションシステムと、該衝突予測判定手段から該衝突予測判定情報を受信すると、該受信時の該車両の位置を衝突予測判定位置として記録する位置記録手段をそなえ、該制御部は該衝突予測判定手段から該衝突予測判定情報を受信すると、プリテンショナ付シートベルトを作動させる作動手段をさらに有し、該衝突予測判定情報には実際に衝突する確率の高低を表す予測レベルが含まれ、該ナビゲーションシステムは、該車両が該位置記録手段に既に記録された該予測レベル以上の該衝突予測判定位置に近づくと警告を発するように構成されていることを特徴としている。
これにより、衝突予測判定手段を有する制御部と、ナビゲーションシステムと、位置記録手段とを連動させることが可能となり、衝突が予測された場所を衝突予測判定位置として記録することができる。また、過去、衝突が予測された走行場所(衝突予測判定位置)に車両が近づくと、ナビゲーションシステムのディスプレイ上に警告が表示されたり、警告ブザーより警報音が発せられたりするので、乗員の注意を促すことが可能となり、安全性を高めることができる。
また、請求項2記載の本発明の乗員保護装置は、該位置記録手段によって記録された該衝突予測判定位置を該ナビゲーションシステムのディスプレイ上に表示することを特徴としている。
これにより、過去、衝突が予測された走行場所である衝突予測判定位置をナビゲーションシステムのディスプレイ上に警告表示し、乗員の注意を促すことで安全性を高めることができる
また、請求項3記載の本発明の乗員保護装置は、該衝突予測判定手段からの該衝突予測判定情報の受信に基づき、該センサによって検出された該ドライバの操作状態及び/または該車両の挙動状態を記録する履歴記録手段をそなえることを特徴としている。
これにより、衝突の予測をトリガとして、ドライバがどのような操作を行なったのか(ドライバの操作状態)や、車両がどのような挙動をしていたのか(車両の挙動様態)といった情報を、効率よく履歴記録手段によって記録することができる。
また、請求項4記載の本発明の乗員保護装置における該作動手段は、該制御部が該衝突予測判定手段から該衝突予測判定情報を受信し、該予測レベルが所定レベル以上の場合に該プリテンショナ付シートベルト及びアンチサブマリンシートを作動させるよう構成されていることを特徴としている。
また、本発明の乗員保護装置は、該制御部に接続され、該車両の実衝突を検出する実衝突検出手段をそなえ、該制御部は、該衝突予測判定手段からの該衝突予測判定情報を受信した後、所定時間の間に該実衝突検出手段による該車両の実衝突が検出されない場合に、該履歴記録手段によって記録された該ドライバの操作状態や該車両の挙動状態を消去することを特徴としている。
これにより、実際に衝突が生じなかった場合には、履歴記録手段によって記録されたドライバの操作状態や車両の挙動様態に関する情報が自動的に消去されるので、ドライバの操作状態や車両の挙動様態が記録されるメモリの記憶容量の圧迫を防ぐことができる。
本発明の乗員保護装置によれば、衝突の予測に基づいて作動することで、乗員の安全性を向上させることができる。つまり、衝突予測判定手段を有する制御部とナビゲーションシステムと位置記録手段とが連動し、衝突が予測された場所を衝突予測判定位置として記録することが可能となり、記録された衝突予測判定位置を用いて乗員の安全性を向上させることができる。また記録された衝突予測判定位置に車両が近づくと、ナビゲーションシステムのディスプレイ上に警告が表示されたり、警報音が発せられたりするので、乗員の注意を促すことが可能となり、安全性を高めることができる。
また、過去に衝突が予測された走行場所である衝突予測判定位置をナビゲーションシステムのディスプレイ上に警告表示し乗員の注意を促すことで安全性を高めることができる。
また、衝突の予測をトリガとして、ドライバがどのような操作を行なったのか(ドライバの操作状態)や、車両がどのような挙動をしていたのか(車両の挙動様態)といった車両に関する状況の解析に必要な情報を効率よく保存することができる。
また、履歴記録手段によってドライバの操作状態や車両の挙動様態が記録された情報は、実際に衝突が生じなかった場合には自動的に消去されるので、ドライバの操作状態や車両の挙動様態を記録するメモリの記憶容量の圧迫を防ぐことができる。
以下、本発明の一実施形態にかかる乗員保護装置について図1〜3を用いて説明すると、図1はその構成を示す模式的なブロック図、図2および図3はその動作を示すフローチャートである。
図1に示すように、本実施形態にかかる乗員保護装置が適用される車両には車内ネットワーク(ネットワーク)30が構築され、このネットワーク30には、プリクラッシュセーフティシステム(第1システム)10と、クラッシュセーフティシステム(第2システム)20と、ナビゲーションシステム43とが接続されている。なお、この車内ネットワーク30には、ISO(国際標準化機構)によってその規格が定義されたCAN(Controller Area Network)と呼ばれるシリアルバスシステムが適用されており、図1に示す機器に限らず、さまざまな機器の情報を伝達することができるようになっている。
プリクラッシュセーフティシステム10は、車両が実際に衝突する前にその衝突を予測して乗員保護を図るシステムであって、横すべり防止装置11、ブレーキ液圧センサ12、プリクラッシュコントローラ(第1制御部;制御部)13、アンチサブマリンシート(第1乗員保護装置)14、プリテンショナ付シートベルト(第1乗員保護装置)15によって構成されている。
このうち、横すべり防止装置11は、車両の走行状態に応じて各輪のそれぞれの制動力を制御することによってアンダーステアの抑制やオーバーステアの抑制を図ったり、ABS(Anti-lock Brake System)の性能向上を図ったりする、いわゆるヨー方向制御システムである。つまり、この横すべり防止装置11が作動することにより車両のヨーモーメントを制御して、車両のスピンなどを回避できるようになっており、例えば車両のオーバーステアが検出されると、横すべり防止装置11によってそのオーバーステアを相殺するヨーモーメントが生じるように各輪の制動力が制御され、車両は運転者の意図したように回頭するように制御され、車両は安全に走行できるようになっている。
ところで、この横すべり防止装置11の作動時は、換言すると、運転者によるステアリング制御のみでは車体を十分に制御できていないという状況であるため、その後、車両が衝突する可能性が高いと考えられる。そこで、本実施形態においては、衝突の予測に用いられる情報を検出するセンサとして横すべり防止装置11を適用し、横すべり防止装置11による各輪の制動力を車両の挙動状態としてモニタして、この挙動状態に基づいて車両が衝突するか否かを予測するようになっている。なお、この衝突予測判定については後述する。
また、上記のプリクラッシュコントローラ13は衝突予測判定手段13Aと作動手段13Bと第1履歴記録手段(履歴記録手段)13Cとメモリ(記憶手段;図示略)とを内蔵した電子制御ユニットである。また、このプリクラッシュコントローラ13は、ネットワーク30に接続されるとともに、ブレーキ液圧センサ12、アンチサブマリンシート14およびプリテンショナ付シートベルト15と専用のハーネスによって接続されている。
また、上述の衝突予測判定手段13A,作動手段13B,第1履歴記録手段13Cは、それぞれ、プリクラッシュコントローラ13内の不揮発性のメモリに記憶されたソフトウェアとして構成されているが、電子回路として構成してもよい。
上述の衝突予測判定手段13Aは、車内ネットワーク30を介して横すべり防止装置11による各輪の制動力を常時モニタするとともにブレーキ液圧センサ12を常時モニタすることで、横すべり防止装置11による車両の挙動状態、もしくは、ドライバによるブレーキペダル踏込みによるブレーキ液圧の変化(ドライバの操作状態)に基づいて車両が衝突するか否かを予測し、ここで、衝突が予測されたと判定された場合には、その旨を示す情報である衝突予測判定情報を作動手段13Bおよび車内ネットワーク30に対して出力するようになっている。
また、この衝突予測判定情報には予測レベル信号が付されるようになっている。この予測レベル信号とは、例えば、実際に衝突する確立は低いと判定される場合には「1」、衝突する確立が高いと判定された場合には「3」、その中間であると判定された場合には「2」という数字で示されるいわゆる、重み付け信号であって、横すべり防止装置11の作動状態(車両の挙動状態)やブレーキ液圧の変化量(ドライバの操作状態)に応じて設定されるようになっている。
また、作動手段13Bは、衝突予測判定手段13Aからの衝突予測判定情報を受信するとアンチサブマリンシート14やプリテンショナ付シートベルト15に対して作動信号を発信し、アンチサブマリンシート14やプリテンショナ付シートベルト15等の第1乗員保護装置を作動させるようになっている。また、このとき、衝突予測判定情報には上述のように重み付け処理がされて「1」〜「3」の予測レベル信号が付されているため、その度合いに応じて作動させる第1乗員保護装置を適宜選択し、また、選択した第1乗員保護装置の作動の程度も設定することができるようになっている。
例えば、衝突予測判定情報の予測レベル信号が「1」である場合には、予測される衝突の可能性が低いと予測されるため、アンチサブマリンシート14に対しては特に制御を行なわず(つまりアンチサブマリンシート14を作動させず)、プリテンショナ付シートベルト15に対しては小さなトルクでベルトを巻き取ることで運転者の注意を促すべく警告的に制御するようになっている。また、例えば衝突予測判定情報の予測レベル信号が「3」である場合には、衝突の可能性が高いと予測されるため、アンチサブマリンシート14を作動させるように制御するとともに、プリテンショナ付シートベルト15に対しては最大トルクでベルトを巻き取るように制御するようになっている。このように、プリクラッシュコントローラ13は、予測される衝突の度合いに応じて、きめ細やかな乗員保護を図るようになっている。
また、第1履歴記録手段13Cは、衝突予測判定手段13Aから衝突予測判定情報を受信した時点から所定時間の間、ネットワーク30を流れている衝突予測情報(例えば、ブレーキ液圧,車速,加速度など)や走行情報(例えば、舵角,エンジントルク,エンジン回転数などをパラメータとするドライバの操作状態または車両の挙動状態)を記録するようになっている。つまり、衝突が予測された場合に限って車両に関する種々の情報を記録することで、ネットワーク30を流れる情報を常時記録する場合に比べて、プリクラッシュコントローラ13の制御負荷を抑制することができるとともに、情報を記録するプリクラッシュコントローラ13内のメモリとして、小容量のメモリを適用することが可能となる。
また、このメモリの小容量化の促進という観点から、衝突が予測されたとしても、その後、実際には衝突が生じなかった場合には、第1履歴記録手段13Cによって上記のメモリ内に記録された衝突予測情報や走行情報を消去するようにしてもよい。
この場合、具体的には、第1履歴記録手段13Cが衝突予測判定手段13Aから衝突予測情報を受信すると、第1履歴記録手段13Cによってプリクラッシュコントローラ13内のメモリに衝突予測情報や走行情報が記録されるが、その後、所定時間内にエアバッグ23(後述する)が作動しなかった場合〔もしくは、Gセンサ21(後述する)による検出値が所定値以下である場合〕には、実際に衝突が生じなかったものとしてメモリに記録された衝突予測情報や走行情報が消去されるようになっている。
クラッシュセーフティシステム20は、本来、車両が実際に衝突した際に乗員保護するシステムであって、本実施形態においては、Gセンサ(実衝突検出手段)21、エアバッグECU(第2制御部)22およびエアバッグ(第2乗員保護装置)23によって構成されたエアバッグシステムが適用されている。
また、このうち、エアバッグECU22は第2履歴記録手段(履歴記録手段)22Aを内蔵し、ネットワーク30に接続されている。また、このエアバッグECU22は、専用ハーネスを介して車両の加速度を検出するGセンサ21および乗員を保護するエアバッグ23とそれぞれ接続されている。
また、このエアバッグECU22は、上述のプリクラッシュセーフティシステム10のプリクラッシュコントローラ13から受信した衝突予測判定情報に含まれる予測レベル信号が所定値(例えば「3」)以上である場合、または、Gセンサ21によって検出された加速度の大きさや作用時間が所定の閾値以上である場合に車両に対して実衝突が生じたと判定し、エアバッグ23を作動させるようになっている。
つまり、車両に実際の衝突(実衝突)が生じた場合には、当然にエアバッグ23が作動し乗員保護が図られるようになっており、さらに、このエアバッグECU22は、プリクラッシュコントローラ13によって将来的に衝突する可能性が高く且つその衝突が予測した時点から非常に短い時間で生じると判定された場合(つまり、車内ネットワーク3を介して受信した衝突予測判定情報の予測レベル信号が「3」である場合)にもエアバッグ23が作動し、確実に乗員保護を図ることができるようになっている。なお、本実施形態において「エアバッグ」とは、ステアリングホイールやインストルメンタルパネルに内蔵されたエアバッグのみならず、シートに内蔵されたサイドエアバッグやステアリングコラムの下方に配設されたニーエアバッグなども含む広義のエアバッグである。
また、エアバッグECU22の第2履歴記録手段22Aは、衝突予測情報を受信した時点から所定時間の間、Gセンサ21によって検出された車両の加速度を記録するものであって、ECU22に内蔵されたメモリ(図示略)のソフトウェアによって実現されている。
一方、ナビゲーションシステム43は、ナビゲーションECU40、ディスプレイ41,警告ブザー42,GPSアンテナ(図示略)などによって構成され、このうちナビゲーションECU40は、車内ネットワーク30を介して上述したプリクラッシュセーフティシステム10およびクラッシュセーフティシステム20とに接続されるとともに、専用ハーネスを介してディスプレイ41と警告ブザー42とが接続されている。
これにより、ナビゲーションECU40がプリクラッシュコントローラ13から衝突予測判定情報を受信した際には、衝突が予測された旨が画面に表示されるとともに、ブザー42から警告音が発せられることによって運転者の注意が促されるようになっている。また、衝突予測判定情報を受信した時点における車両位置(衝突予測判定位置)が、内蔵する不揮発性のメモリ(位置記録手段)に記録されるようになっており、例えば後日、当該車両が記録された衝突予測判定位置に接近した場合に、ディスプレイ41にその旨の警告が表示されるとともに、ブザー42からも警告音が発せられるようになっている。
なお、ディスプレイ41における警告表示またはブザー42から警告音鳴動の条件を、衝突予測判定情報に含まれる予測レベル信号の「1」〜「3」のいずれであっても実行するようにしてもよいが、あまりに頻繁に警告が表示されたり警告音が発せられたりすると、むしろドライバや乗員の注意の喚起することができない場合も想定される。そのため、例えば、過去、衝突予測判定情報に含まれていた予測レベル信号が「2」以上であった場合、あるいは、「3」以上であった場合にのみディスプレイ41における警告表示またはブザー42による警告音の鳴動を行なうようにしてもよい。
さらに、上記のナビゲーションECU40に記録された衝突判定位置と、プリクラッシュコントローラ13の第1履歴記録手段13Cに記録された衝突予測判定情報および走行情報とを組み合わせることによって、衝突予測判定手段13Aによる衝突予測判定の処理へフィードバックさせることによって衝突予測・判定の精度を高めることができるようになっている。
この衝突予測判定の処理に対するフィードバックの一例を挙げて説明すると、車両がある屈曲路を走行した際に横すべり防止装置11が作動して、プリクラッシュコントローラ13の衝突予測判定手段13Aが衝突予測判定情報を予測レベル信号「1」を付して出力し、その後、当該車両がガードレールなどに実際に衝突したとする。
この場合、衝突予測判定情報を受信したナビゲーションECU40は衝突予測判定情報を受信した位置を衝突予測判定位置として記録するとともに、第1履歴記録手段13Cは衝突予測判定情報を受信した後の一連の走行情報や実際に衝突が生じた旨を記録する。
そして、当該車両が、ナビゲーションECU40に記録された衝突予測判定位置を再び走行する際、第1履歴記録手段13Cに記録された走行情報と同様の条件で走行する場合には、過去に衝突が検出されていることが衝突予測判定においてフィードバックされて、衝突予測判定位置においては通常よりも衝突する可能性が高いと判定され、衝突予測判定情報に付される予測レベル信号が通常の「1」から「2」へと修正されるようになっている。そして、このような制御を実行することにより、衝突予測・判定の精度が向上し、乗員保護性を高めることができるようになっている。
ここで、もう一度従来の技術における課題と対比させながら本願発明を簡単に説明すると、従来の乗員保護システムは、図4に示すように、衝突が予測されるか否かの判定結果を乗員保護装置の作動/非作動のトリガに用いるのみであったが、これに対して、本実施形態に係る本願発明によれば、衝突予測情報をナビゲーションシステム43と連動させることで、衝突が予測された走行場所を衝突予測判定位置として記録することができる。
また、過去において衝突が予測された走行場所を、ナビゲーションシステム43のディスプレイ41上に警告表示することで、乗員の注意を喚起して衝突回避操作を促すことができるので、安全性を高めることができる。
また、過去において衝突が予測された走行場所に車両が近づくと、ナビゲーションシステム43のディスプレイ41上に警告が表示されたり、警告ブザー42から警報音が発せられたりするので、乗員の注意を促すことが可能となり、安全性を高めることができる。
また、ドライバがどのような操作を行なったのか(ドライバの操作状態)という情報や、車両がどのような挙動をしていたのか(車両の挙動状態)という情報が履歴記録手段によって記録され、実衝突が生じた場合において、記録された情報を衝突時の状況の解析に用いることができる。また、衝突の予測をトリガにして前記の履歴記録手段への記録が開始されるので、必要な情報を効率よく保存することができる。
また、履歴記録手段によって記録された情報であっても、実際に衝突が生じなかった場合には自動的に消去されるので、履歴記録手段の記憶容量の圧迫を防ぐことができる。
本願発明の乗員保護装置は上述のように構成されているので、以下、その作用を図2と図3のフローチャートを用いて説明する。なお、ここでは、センサとして横すべり防止装置11を使用した場合について説明するが、センサとしてブレーキ液圧センサ12などを用いてもよい。
例えば、車両がある屈曲路を走行している際にオーバーステアが生じ、このオーバーステアを相殺すべく横すべり防止装置11が作動したとする。この場合、図2に示すように、センサとしての横すべり防止装置11による各輪の制動力の状態(車両の挙動状態)がプリクラッシュコントローラ13の衝突予測判定手段13Aに伝達され(ステップS11,S12)、この衝突予測判定手段13Aによって衝突予測判定が実行される(ステップS13)。
この衝突予測判定において、衝突しないと予測された場合には(ステップS13の「衝突ナシ」ルート)、図3を用いて後述するサブルーチンのステップS20が実行される。一方、衝突すると予測された場合には(ステップS13の「衝突アリ」ルート)、予測レベル信号が付された衝突予測判定情報が、作動手段13B、第1履歴記録手段13C、車内ネットワーク30対してそれぞれ出力される。
そして、ステップS14において、衝突予測判定情報を受信した作動手段13Bは、アンチサブマリンシート14およびプリテンショナ付シートベルト15に代表される第1乗員保護装置に対して作動信号を送信し、第1乗員保護装置を作動させる。なお、作動する第1乗員保護装置は衝突予測判定情報に含まれる予測レベル信号に応じて選択される。例えば、衝突予測判定情報の予測レベル信号が「1」である場合にはアンチサブマリンシート14に対しては特に制御が行なわれず(つまり、アンチサブマリンシート14は作動せず)、プリテンショナ付シートベルト15に対しては小さいトルクでベルトを巻き取ることで運転者に警告を促すように制御される。また、例えば、衝突予測判定情報の予測レベル信号が「3」である場合にはアンチサブマリンシート14が作動するように制御するとともにプリテンショナ付シートベルト15に対しては最大トルクでベルトを巻き取るように制御する。
また、ステップS15およびステップS17において、ネットワーク30を介して衝突予測判定情報を受信したエアバッグECU22の第2履歴記録手段22Aは、衝突予測情報を受信した時点でネットワーク30を流れている衝突予測情報(例えば、ブレーキ液圧,車速,加速度など)や走行情報(例えば、ステアリング操作量,エンジントルク,エンジン回転数など)を記録する。
また、ステップS15およびステップS18において、ネットワーク30を介して衝突予測判定情報を受信したナビゲーションECU40の位置記録手段40Aは、衝突予測判定情報を受信した時点における車両の走行位置を、内蔵する不揮発性メモリに記録する。
また、ステップS16において、衝突予測判定情報を受信した第1履歴記録手段13Cは、衝突予測情報を受信した時点でネットワーク30を流れている衝突予測情報(例えば、ブレーキ液圧,車速,加速度など)や走行情報(ドライバの操作状態や車両の挙動状態)をプリクラッシュコントローラ13内のメモリに記録する。
なお、衝突が予測されたとしても実際には衝突が生じなかった場合には、第1履歴記録手段13Cによって記録された衝突予測情報や走行情報を消去するようにしてもよい。この場合、上記のステップS16において、衝突予測判定情報を受信した第1履歴記録手段13Cが、衝突予測情報を受信した時点でネットワーク30を流れている衝突予測情報や走行情報をプリクラッシュコントローラ13内のメモリに記録するが、その後、図示しないステップにおいて、所定時間内にエアバッグECU22から実衝突判定信号を受信しなかった場合には、第1履歴記録手段13Cによってメモリに書き込まれた衝突予測情報や走行情報を消去するようにすればよい。そして、このように実際に衝突が生じなかった場合に、記録された情報を消去することにより、上記のプリクラッシュコントローラ13内のメモリの小容量化を促進することができる。
次に、図3を用いて、衝突が生じないと予測された場合の動作について説明する。この図3のフローに入る場合とは、衝突予測情報を受信したがプリクラッシュコントローラ13の衝突予測判定手段13Aにより、車両は衝突しないと判定された場合(図2のステップS20)である。このような場合、アンチサブマリンシート14やプリテンショナ付シートベルト15に代表される第1乗員保護装置は作動せず(ステップS21)、第1履歴記録手段13Cは衝突予測情報や走行情報を記録しない(ステップS22)。また、車両は衝突しない旨の情報である非衝突判定情報がプリクラッシュコントローラ13からネットワーク30を介してエアバッグECU22に対して出力され(ステップS23)、非衝突判定情報を受信したエアバッグECU(第2履歴記録手段)22は、車両に対する実際の衝突を示す情報(実衝突情報)を記録することなく(ステップS24)、その後、リターンする。なお、この実衝突情報とは、例えば、Gセンサ21によって検出された車両の加速度などの情報である。
このように、本実施形態に係る本願発明の乗員保護装置によれば、ナビゲーションシステム43と、衝突予測判定手段13Aを有する制御部13とが連動することによって、衝突が予測された場所を衝突予測判定位置として記録することが可能となる。
また、過去に記録された衝突予測判定位置を、ナビゲーションシステム43のディスプレイ41上に警告表示し乗員の注意を促すことで安全性を高めることができる。
また、過去に記録された衝突予測判定位置に車両が近づくと、ナビゲーションシステム43の画面41上に警告が表示されたり、警報ブザー42から警報音が発せられたりするので、乗員の注意を促すことが可能となり、安全性を高めることができる。
また、衝突の予測おこなわれたことをトリガとして、ドライバがどのような操作を行なったのか(ドライバの操作状態)や、車両がどのような挙動をしていたのか(車両の挙動様態)が、履歴記録手段によって効率よく記録することができる。
また、履歴記録手段によって、ドライバの操作状態や車両の挙動状態が記録されても、その後、所定時間内に実衝突が生じなかった場合には、記録されたドライバの操作状態や車両の挙動状態がメモリ内から自動的に消去されるので、メモリの記憶容量を小さくすることができる。
なお、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、種々変形して実施することができる。
例えば、上述した実施形態において、プリクラッシュコントローラ13が、ブレーキ液圧センサ12,アンチサブマリンシート14,プリテンショナ付シートベルト15のそれぞれと専用のハーネスによって接続されるように構成されているが、当然にネットワーク30を介してこれらの機器13〜15を接続してもよい。
また、クラッシュセーフティシステム10のエアバッグECU22が、車内ネットワーク30経由で入力された衝突予測判定情報に含まれる予測レベル信号に応じてエアバッグ23を作動させるようにしてもよい。この場合、具体的には、予測レベル信号が「3」である場合、すなわち衝突の確立が非常に高く且つその衝突までの時間が非常に短いと判定されているというような場合に、エアバッグECU22はエアバッグ23を作動させて、確実に乗員保護を図ることができる。一方、予測レベル信号が「1」または「2」である場合には、エアバッグECU22はエアバッグ23を作動させず、ドライバビリティを優先させることができる。なお、衝突予測判定情報の有無や予測レベル信号の程度にかかわらず、Gセンサ21によって車両の実衝突が検出された場合にはエアバッグECU22によって即座にエアバッグ23が作動させる。これにより、エアバッグ23に代表されるクラッシュセーフティシステム20の第2乗員保護装置の作動トリガが多重化されるので、第2乗員保護装置の信頼性を向上させることができる。
また、上述したの実施形態においては、プリクラッシュコントローラ13の衝突予測判定手段13Aから出力される衝突予測判定情報に基づいて、作動手段13Bが第1乗員保護装置14,15を作動させる場合を例にとって説明したが、例えば、作動手段13Bは衝突予測判定手段13Aからの衝突予測判定情報を受信しない場合であっても、クラッシュセーフティシステム20のGセンサ21によって検出された減速度が大きい場合、もしくは、第2制御部22による実衝突判定情報を受信した場合には、作動手段13Bが第1乗員保護装置14,15を作動させるように構成してもよい。
これにより、センサ(横すべり防止装置11やブレーキ液圧センサ12など)が故障した場合であっても、実衝突時には確実に第1乗員保護装置14,15を作動させることができるので、安全性をさらに高めることができる。
また、上述の実施形態においては、アンチサブマリンシート14とプリテンショナ付シートベルト15とを第1乗員保護装置に適用した場合を例にとって説明したが、これに限定するものではなくこの他にも、例えば、エレクトリックブレーキアシスト,シートベルトの肩アンカ位置調節機構,電動シート,ニープロテクタ、電動テレスコピックステアリングコラム,電動フットレスト,電動サンルーフなどの装置を第1乗員保護装置として適用してもよい。
また、上述の実施形態においては、第1履歴記録手段(履歴記録手段)13Cが衝突予測情報および走行情報を記録するとともに、実衝突情報を検出するGセンサ21と専用ハーネスによって接続された第2履歴記録手段22Aが実衝突情報を記録するように構成したがこのような構成に限定するものではない。例えば、第1履歴記録手段13Cが衝突予測情報および走行情報に加え、Gセンサ21からの実衝突情報をネットワーク30経由で記録するようにしてもよい。
本発明の一実施形態に係る乗員保護装置の構成を模式的に示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係る乗員保護装置の動作を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に係る乗員保護装置の動作を示すフローチャートである。 従来の技術を模式的に示すフローチャートである。
符号の説明
10 プリクラッシュセーフティシステム(第1システム)
11 横すべり防止装置(センサ)
12 ブレーキ液圧センサ(センサ)
13 プリクラッシュコントローラ(第1制御部;制御部)
13A 衝突予測判定手段
13B 作動手段
13C 第1履歴記録手段(履歴記録手段)
14 アンチサブマリンシート(第1乗員保護装置)
15 プリテンショナ付シートベルト(第1乗員保護装置)
21 Gセンサ(実衝突検出手段)
40A 位置記録手段
41 ディスプレイ
43 ナビゲーションシステム


Claims (4)

  1. 車両の乗員を保護する乗員保護装置であって、
    該車両に対するドライバの操作状態及び/または該車両の挙動状態を検出するセンサと、
    該センサに接続され、該センサによって検出された該ドライバの操作状態及び/または該車両の挙動状態に基づいて該車両が衝突するか否かを判定し、衝突すると判定した場合に衝突予測判定情報を出力する衝突予測判定手段を有する制御部と、
    該制御部と接続され、該車両の位置を検出し、検出された車両位置をディスプレイに表示するナビゲーションシステムと、
    該衝突予測判定手段から該衝突予測判定情報を受信すると、該受信時の該車両の位置を衝突予測判定位置として記録する位置記録手段をそなえ、
    該制御部は該衝突予測判定手段から該衝突予測判定情報を受信すると、プリテンショナ付シートベルトを作動させる作動手段をさらに有し、
    該衝突予測判定情報には実際に衝突する確率の高低を表す予測レベルが含まれ、
    該ナビゲーションシステムは、該車両が該位置記録手段に既に記録された該予測レベルが所定レベル以上の該衝突予測判定位置に近づくと警告を発するように構成されている
    ことを特徴とする、乗員保護装置。
  2. 該位置記録手段によって記録された該衝突予測判定位置を該ナビゲーションシステムのディスプレイ上に表示する、
    ことを特徴とする、請求項1記載の乗員保護装置。
  3. 該衝突予測判定手段からの該衝突予測判定情報の受信に基づき、該センサによって検出された該ドライバの操作状態及び/または該車両の挙動状態を記録する履歴記録手段をそなえる
    ことを特徴とする、請求項1または2記載の乗員保護装置。
  4. 該作動手段は、該制御部が該衝突予測判定手段から該衝突予測判定情報を受信し、該予測レベルが所定レベル以上の場合に、該プリテンショナ付シートベルト及びアンチサブマリンシートを作動させるよう構成されている
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の乗員保護装置。
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