JPH05162416A - 印字装置 - Google Patents

印字装置

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Publication number
JPH05162416A
JPH05162416A JP3350373A JP35037391A JPH05162416A JP H05162416 A JPH05162416 A JP H05162416A JP 3350373 A JP3350373 A JP 3350373A JP 35037391 A JP35037391 A JP 35037391A JP H05162416 A JPH05162416 A JP H05162416A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
emulation
rom
emc
cartridge
connector
Prior art date
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Pending
Application number
JP3350373A
Other languages
English (en)
Inventor
Ryoji Sato
良二 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Casio Electronics Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
Casio Electronics Manufacturing Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd, Casio Electronics Manufacturing Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
Priority to JP3350373A priority Critical patent/JPH05162416A/ja
Publication of JPH05162416A publication Critical patent/JPH05162416A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】内蔵ROMを用いずに1つのカートリッジのみ
でダブルエミュレーションを実現すること。 【構成】ページプリンタ20のコネクタ34に着脱自在
なエミュレーションカートリッジ(EMC)60を、或
る種類の上位機器に対するエミュレーションプログラム
を記憶している第1のROMセットと、別の種類の上位
機器に対するエミュレーションプログラムを記憶してい
る第2のROMセットとを内蔵して構成し、また、コネ
クタ34及びEMC60のコネクタピン65のピン配
置、及びEMC60の内部配線を、このEMC60をど
ちらの面を上面としてコネクタ34に装着するかにより
一方のROMセットに選択信号が与えられ且つどちらの
面を上面にしてもデータ,アドレスのビット並びが正常
となるように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ページプリンタ等の印
字装置に係り、特に、複数種類の上位機器から出力され
る印字制御情報を解析して対応する印字動作を実行する
機能を有する印字装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ページプリンタ等の印字装置は、上位機
器から出力された印字制御情報を解析して、対応する印
字動作を実行する。このような印字装置は、通常、複数
種類の上位機器に接続可能に構成されている。即ち、種
々の上位機器から種々の印字制御情報が出力されるた
め、印字装置は、それらの情報に対応して動作できるよ
うな処理プログラムを用意しているのが普通である。
【0003】このように、或る特定の印字装置に対して
出力される特定の印字情報を受けて、その特定の印字装
置が印字するのと同等の印字処理を行なうための処理プ
ログラムをエミュレーションプログラムと呼んでいる。
【0004】従来の印字装置では、このエミュレーショ
ンプログラムを複数種類用意するために、内蔵ROMに
記憶した処理プログラムの他に、エミュレーションカー
トリッジ(EMC)のような方式でエミュレーションプ
ログラムを供給する方法がとられている。つまり、EM
C及び内蔵ROMには、上位機器から送られて来る印字
制御情報に対応して動作するための制御プログラムが記
憶されている。このようにして2種類に対応可能とする
ことをダブルエミュレーションのように呼ぶことがあ
る。
【0005】即ち、従来のダブルエミュレーション方式
は、図3の(C)に示すように、印字装置100内に内
蔵エミュレーションROM102を持ち、外部にはEM
C104が存在する。そして、このEMC104が装着
されていなければ内蔵ROM102によるエミュレーシ
ョンが、またEMC104が装着されていればカートリ
ッジによるエミュレーションが行えるようにして、ダブ
ルエミュレーションを行なっていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のEM
C104は、カートリッジ1個で1種類のエミュレーシ
ョンしか持っていない。
【0007】従って、ダブルエミュレーションとは言っ
ても、内蔵ROM102は固定されているので、別のエ
ミュレーションに変えることができない。また、1つの
カートリッジでは、トリプルエミュレーションを行なう
ことは不可能である。
【0008】本発明は、上記の点に鑑みてなされたもの
で、内蔵ROMがなくても1つのカートリッジでダブル
エミュレーションが可能な印字装置を提供することを目
的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記のような目的を達成
するために、本発明の印字装置は、上位機器より送出さ
れる印字制御情報に従って印字動作を実施するものであ
って、特に、前記印字制御情報に対応した印字処理を実
施するための制御プログラムを複数種類記憶した記憶手
段と、該記憶手段を前記印字装置に対し装着方向を異な
らせて装着自在に構成する接続手段と、該接続手段に対
する前記記憶手段の装着方向に応じて、前記複数種の制
御プログラムの内の1つを選択的に読出し、該読出され
た制御プログラムに従って印字制御処理を行なう処理手
段とを備えていることを特徴としている。
【0010】
【作用】即ち、本発明の印字装置によれば、印字装置に
着脱自在なエミュレーションカートリッジ等の記憶手段
に、複数種類のエミュレーションプログラム等の制御プ
ログラムを記憶しておき、前記記憶手段を前記印字装置
に対し装着方向を異ならせて装着自在に構成する接続手
段を設け、処理手段が前記接続手段に対する前記記憶手
段の装着方向に応じて、前記複数種の制御プログラムの
内の1つを選択的に読出し、該読出された制御プログラ
ムに従って印字制御処理を行なうようにしているので、
内蔵ROMなしで且つ1つのカートリッジでダブルエミ
ュレーションを可能としている。
【0011】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の一実施例を説
明する。図1の(A)は実施例の印字装置のブロック構
成図であり、(B)はエミュレーションカートリッジ
(EMC)の外観を示す斜視図である。
【0012】図1の(A)に於いて、参照番号10は上
位機器としてのホストコンピュータであり、20は印字
装置としてのページプリンタである。このページプリン
タ20は、インターフェース(I/F)コントローラ3
0と、プリンタエンジン40、及びこれらI/Fコント
ローラ30とプリンタエンジン40との間を接続するプ
リンタ(PR)インターフェース50とで構成されてい
る。
【0013】I/Fコントローラ30は、ホストインタ
ーフェース31,マイクロプロセッサ(MPU)32,
内蔵ROM33,EMC60を装着するためのコネクタ
34,RAM35,受信バッファ36,イメージデータ
発生部37,フレームメモリ(FRAM)38を有して
いる。
【0014】ホストインターフェース31は、8ビット
パラレルインターフェース(セントロニクス準拠)とシ
リアルインターフェース(RS−232C準拠)によっ
て構成され、同一規格のインターフェースを持つホスト
コンピュータ10とのデータの送受信を行なう。
【0015】MPU32は、内蔵ROM33もしくはE
MC60に記憶されたコマンド解析やシステム管理のた
めの制御プログラムに従って、I/Fコントローラ30
内の各部の制御を司る。この場合、MPU32は、バス
コントローラやアドレスラッチ等を含んでいるものであ
る。つまり、アドレスとリード/ライト信号を出力し、
データのリード/ライトを行なうことのできるMPUブ
ロックである。
【0016】RAM35は、MPU32のワークエリア
として使用される。
【0017】受信バッファ36は、ホストインターフェ
ース31で受信されたホストコンピュータ10からのコ
マンドやデータを一時的に記憶する。
【0018】イメージデータ発生部37は、ホストコン
ピュータ10から送られて来る文字コードに対応する文
字パターン(イメージデータ)が記憶されたキャラクタ
ジェネレータ(CG)ROMや、ユーザのデザインによ
る文字パターン(外字)が記憶されるCGRAMで構成
され、入力コードに対応するイメージデータを発生す
る。
【0019】FRAM38は、1ページ分のイメージデ
ータを展開するためのビットマップメモリであり、印字
可能な最大の印字用紙(例えばB4)に対して上下左右
に所定の余白幅を除いた分の記憶容量を持っている。
【0020】PRインターフェース50は、FRAM3
8に展開されたイメージデータをビデオ信号に変換して
プリンタエンジン40に送信し、またプリンタエンジン
40からそのプリンタエンジン40の状態監視するため
のステータス信号をI/Fコントローラ30に送信す
る。
【0021】プリンタエンジン40は、図示しないプリ
ンタコントローラ,印字ヘッド,各種センサ,及び感光
体ドラム等の種々の負荷を有するプリンタ部41を具備
している。このプリンタ部41については、本発明の要
旨とは直接関係しないため、詳細な説明は省略する。
【0022】EMC60は、コネクタ34に装着する時
に、どちらの面を上面にするかで、2種類のエミュレー
ションを可能とするカートリッジである。ここで例え
ば、ROMのアドレスを10ビット、データを8ビット
出力(8kbitROM)とし、ROM構成も2個1セット
とする(16ビットデータのEVEN,ODD)。そし
て、カートリッジ60には、2種類のエミュレーション
をするため、ROMは2セット(4個)乗ることにな
る。この場合の回路構成は、図2の(A)に示されるよ
うになる。
【0023】即ち、ROME161及びROMO162は、
エミュレーション1のためのROMのEVEN(D0〜
D7)及びODD(D8〜D15)であり、ROME2
3及びROMO264は、エミュレーション2のためのR
OMのEVEN(D0〜D7)及びODD(D8〜D1
5)である。この図の限りでは、ごく一般的なROM回
路である。
【0024】本発明の特徴は、コネクタ34の部分のア
ドレスバス及びデータバスのビット並びと、ROMのア
ドレス及びデータのピン65(図1の(B))の接続
を、片側のエミュレーションROM(この場合、ROM
E263及びROMO264)に於いて、入れ換えてあると
いうことにある。その接続方法を図2の(B)に示す。
【0025】同図に示すように、エミュレーション2の
ためのROME263及びROMO264は、アドレス,デ
ータともビットの並びが、エミュレーション1のための
ROME161及びROMO162と逆になる。これは、E
MC60を裏返してコネクタ34に装着した時に、後述
するように、データやアドレスに正常に接続されるよう
にするためである。
【0026】カートリッジのコネクタピン65の信号配
置を図3の(A)に示す。ここで、ピン数は、アドレス
10本,データ16本,CS1バー(ここで、バーは負
論理であることを表わす、以下同じ),CS2バー,+
5V4本の計36本(18×2列)とする。このピン配
置の特徴は、カートリッジを180°回転しても、デー
タとアドレス,+15VとGND,等の異種の信号がぶ
つからないよう対称的な配置になっていることである。
【0027】同様に、メイン基板(カートリッジの装着
される基板)側のピン配置、即ちコネクタ34側のピン
配置を図3の(B)に示す。同図の(A)との違いは、
B列の3番ピンがGNDになっていることと、A列の1
6番ピンが5Vになっているということである。
【0028】これら図3の(A)及び(B)に示すよう
なピン配置とすることにより、両図に示すようにそのま
ま接続すれば、CS1バー=GND,CS2バー=5V
となって、エミュレーション1が選択されることとな
る。これに対して、図3の(A)を180°回転して
(カートリッジを裏返して)接続すれば、CS1バー=
5V,CS2バー=GNDとなって、エミュレーション
2が選択されることとなる。何れの場合も、データ,ア
ドレスのビットの並びも、図2の(B)で示すようにな
っているので、正常に接続される。
【0029】よって、カートリッジを裏返して装着する
だけで、別のエミュレーションが可能となる。
【0030】なお、本カートリッジのコネクタピン65
は、180°回転して付けることが可能なものとして、
まずカードエッジタイプが考えられるが、実際には、逆
差し防止の突起等のないものであれば何でも良い。ま
た、ROMの容量が増えた場合や、プログラムROMだ
けでなくプログラム+CGROMのカートリッジやCG
カートリッジに於いても、本発明を適用可能である。
【0031】なお、図1の(B)に示すように、EMC
60には、両面にラベル66が貼られており、当該ラベ
ル66の貼られている面を上面にして装着したときに行
なわれるエミュレーションがエミュレーション1,2の
何れであるのかが表示されている。よって、ユーザは、
EMC60の装着をラベル66を見ながらできるので、
スイッチ等によるエミュレーション切換えより遥かにわ
かりやすい。
【0032】以上のように、片方のROMのビットを入
れ換えることによりカートリッジを裏返した時に信号線
が合うようにし、また、コネクタの信号配置を対称形に
することによりカートリッジを裏返しにした時にコネク
タに於いて異種の信号がぶつかるのを防ぐようにしてい
るため、カートリッジを裏返しにして装着することが可
能となり、別のROMの動作を可能にすることができ
る。
【0033】従って、1個のカートリッジでダブルエミ
ュレーション可能となる。また、ダブルエミュレーショ
ンの場合には、内蔵ROMがいらなくなるため、基板面
積が小さくなる。もちろん、内蔵ROMもつければ、ト
リプルエミュレーションも可能である。さらに、カート
リッジの装着方向を変更するだけで、エミュレーション
の切換えが行えるので、ユーザが感覚的に使いやすく、
切換えスイッチ,回路,等が不要となる。また、エミュ
レーションの種類を増やしても、EMCの個数が増えな
い(従来の半分で済む)。
【0034】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
内蔵ROMがなくても1つのカートリッジでダブルエミ
ュレーションが可能な印字装置を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は実施例の印字装置のブロック構成図で
あり、(B)は実施例に用いられるエミュレーションカ
ートリッジ(EMC)の斜視図である。
【図2】(A)はEMCの回路構成図であり、(B)は
EMC内の各ROMのデータ及びアドレスのビットの並
びを示す図である。
【図3】(A)はEMCのコネクタピン配置を示す図、
(B)は印字装置側のコネクタピン配置を示す図であ
り、(C)は従来のダブルエミュレーション可能な印字
装置を示す図である。
【符号の説明】
32…マイクロプロセッサ(MPU)、34…コネク
タ、60…エミュレーションカートリッジ(EMC)、
61,62,63,64…ROM、65…コネクタピ
ン、66…ラベル。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上位機器より送出される印字制御情報に
    従って印字動作を実施する印字装置に於いて、 前記印字制御情報に対応した印字処理を実施するための
    制御プログラムを複数種類記憶した記憶手段と、 該記憶手段を前記印字装置に対し装着方向を異ならせて
    装着自在に構成する接続手段と、 該接続手段に対する前記記憶手段の装着方向に応じて、
    前記複数種の制御プログラムの内の1つを選択的に読出
    し、該読出された制御プログラムに従って印字制御処理
    を行なう処理手段と、 を具備してなることを特徴とする印字装置。
JP3350373A 1991-12-11 1991-12-11 印字装置 Pending JPH05162416A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3350373A JPH05162416A (ja) 1991-12-11 1991-12-11 印字装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3350373A JPH05162416A (ja) 1991-12-11 1991-12-11 印字装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05162416A true JPH05162416A (ja) 1993-06-29

Family

ID=18410050

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3350373A Pending JPH05162416A (ja) 1991-12-11 1991-12-11 印字装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05162416A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6263305B1 (en) 1997-07-31 2001-07-17 Nec Corporation Software development supporting system and ROM emulation apparatus

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6263305B1 (en) 1997-07-31 2001-07-17 Nec Corporation Software development supporting system and ROM emulation apparatus

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