JPH05162383A - 電子写真記録装置 - Google Patents
電子写真記録装置Info
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- JPH05162383A JPH05162383A JP35240091A JP35240091A JPH05162383A JP H05162383 A JPH05162383 A JP H05162383A JP 35240091 A JP35240091 A JP 35240091A JP 35240091 A JP35240091 A JP 35240091A JP H05162383 A JPH05162383 A JP H05162383A
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- JP
- Japan
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- contour
- data
- contour line
- drawing data
- photosensitive drum
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- Pending
Links
- 238000012545 processing Methods 0.000 claims abstract description 22
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 9
- 238000013075 data extraction Methods 0.000 abstract description 5
- 238000011161 development Methods 0.000 abstract description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 8
- 238000012546 transfer Methods 0.000 description 6
- 239000004973 liquid crystal related substance Substances 0.000 description 5
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 description 4
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 description 2
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
- 238000005755 formation reaction Methods 0.000 description 1
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 108091008695 photoreceptors Proteins 0.000 description 1
Landscapes
- Printers Or Recording Devices Using Electromagnetic And Radiation Means (AREA)
- Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)
- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
- Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
- Dot-Matrix Printers And Others (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 作図領域を特定する輪郭線を含む図面を描画
した場合、感光ドラムや露光ヘッドの寿命が低下するの
を防止する。 【構成】 輪郭及び図形を含んだCADデータ(プロッ
タコマンド)は、入力バッファ1に格納され、解析部2
で得られた内部(中間)データは、輪郭データ抽出部3
で輪郭線のみを抽出される。抽出された輪郭線は輪郭デ
ータシフト部4で基準点変更部13からの基準点Pに基
づきLEDヘッドのライン方向にシフトされる。ビット
マップ展開処理部5でビットマップデータに展開された
図面データは、フレームバッファ6に格納される。図面
データは、コントローラ7によって順次読み出され、シ
フトレジスタ9に順次供給される。基準点変更部13は
電源スイッチが投入される度に記憶部11に記憶された
基準点Pを変更して輪郭データをライン方向にシフトさ
せる。
した場合、感光ドラムや露光ヘッドの寿命が低下するの
を防止する。 【構成】 輪郭及び図形を含んだCADデータ(プロッ
タコマンド)は、入力バッファ1に格納され、解析部2
で得られた内部(中間)データは、輪郭データ抽出部3
で輪郭線のみを抽出される。抽出された輪郭線は輪郭デ
ータシフト部4で基準点変更部13からの基準点Pに基
づきLEDヘッドのライン方向にシフトされる。ビット
マップ展開処理部5でビットマップデータに展開された
図面データは、フレームバッファ6に格納される。図面
データは、コントローラ7によって順次読み出され、シ
フトレジスタ9に順次供給される。基準点変更部13は
電源スイッチが投入される度に記憶部11に記憶された
基準点Pを変更して輪郭データをライン方向にシフトさ
せる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、LEDプロッタ、液晶
プリンタ及びレーザプリンタ等の電子写真記録装置に関
する。
プリンタ及びレーザプリンタ等の電子写真記録装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来から自動製図機の分野等では、ペン
プロッタと並んで、作図の高速性、低騒音性及び保守の
容易性等からLEDプロッタ、液晶プリンタ及びレーザ
プリンタ等の電子写真記録装置が使用されている。周知
のように、この種の電子写真装置では、感光ドラムを一
様に帯電させたのち、感光プロセスによって静電潜像を
形成し、更にこの静電潜像を現像して得られたトナー像
を記録用紙に転写及び定着させることにより記録が行わ
れる。
プロッタと並んで、作図の高速性、低騒音性及び保守の
容易性等からLEDプロッタ、液晶プリンタ及びレーザ
プリンタ等の電子写真記録装置が使用されている。周知
のように、この種の電子写真装置では、感光ドラムを一
様に帯電させたのち、感光プロセスによって静電潜像を
形成し、更にこの静電潜像を現像して得られたトナー像
を記録用紙に転写及び定着させることにより記録が行わ
れる。
【0003】ところで、通常、図面にはその作図領域を
特定するため、周縁部に太い実線(0.5mm以上)で輪
郭線を引いておくことになっている。この輪郭線の右下
には表題欄が設けられる。上記輪郭線は、CADシステ
ムから図形データと共に電子写真記録装置に送信されて
くる場合と、記録用紙のサイズに合わせて電子写真記録
装置の内部で設定される場合とがある。
特定するため、周縁部に太い実線(0.5mm以上)で輪
郭線を引いておくことになっている。この輪郭線の右下
には表題欄が設けられる。上記輪郭線は、CADシステ
ムから図形データと共に電子写真記録装置に送信されて
くる場合と、記録用紙のサイズに合わせて電子写真記録
装置の内部で設定される場合とがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記輪郭線は、図面に
おける最も長い直線となる。特に、このような輪郭線は
用紙サイズに応じて記録位置が一意的に決定される。こ
のため、電子写真記録装置では、感光ドラムの輪郭線を
記録する局部箇所が他の場所に比べて極めて高い頻度で
露光されることになる。このため、このような局部箇所
は、感光体が劣化し易くなる。また、特に露光手段とし
てLEDヘッドや液晶シャッタを使用した電子写真記録
装置では、用紙の搬送方向に輪郭線のような長い直線を
引く場合、特定のLED素子又は液晶素子が連続的に駆
動され、他の素子に比べて使用条件が苛酷になるため、
ヘッド全体の寿命が輪郭線を描く素子の寿命によって決
定されてしまう。
おける最も長い直線となる。特に、このような輪郭線は
用紙サイズに応じて記録位置が一意的に決定される。こ
のため、電子写真記録装置では、感光ドラムの輪郭線を
記録する局部箇所が他の場所に比べて極めて高い頻度で
露光されることになる。このため、このような局部箇所
は、感光体が劣化し易くなる。また、特に露光手段とし
てLEDヘッドや液晶シャッタを使用した電子写真記録
装置では、用紙の搬送方向に輪郭線のような長い直線を
引く場合、特定のLED素子又は液晶素子が連続的に駆
動され、他の素子に比べて使用条件が苛酷になるため、
ヘッド全体の寿命が輪郭線を描く素子の寿命によって決
定されてしまう。
【0005】このように、図面データを出力する電子写
真記録装置では、輪郭線を描くために感光ドラムや露光
ヘッドの特定箇所を酷使するという特有の事情があり、
このために全体としてみれば僅かな出図枚数であるにも
拘らず、感光体の局部箇所や特定の露光素子の劣化によ
って記録装置全体の寿命が短くなってしまうという問題
点がある。
真記録装置では、輪郭線を描くために感光ドラムや露光
ヘッドの特定箇所を酷使するという特有の事情があり、
このために全体としてみれば僅かな出図枚数であるにも
拘らず、感光体の局部箇所や特定の露光素子の劣化によ
って記録装置全体の寿命が短くなってしまうという問題
点がある。
【0006】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
ので、輪郭線を含む図面を描画した場合でも、感光ドラ
ムや露光手段の寿命が極端に短くなるのを効果的に防止
することができる電子写真記録装置を提供することを目
的とする。
ので、輪郭線を含む図面を描画した場合でも、感光ドラ
ムや露光手段の寿命が極端に短くなるのを効果的に防止
することができる電子写真記録装置を提供することを目
的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る電子写真記
録装置は、図面の作図領域を特定する輪郭線及びこの輪
郭線内に描画される図形を含んだ図面データを解析して
ビットマップ展開する画像処理手段と、この画像処理手
段でビットマップデータに展開された前記図面データを
記憶するフレーム記憶手段と、このフレーム記憶手段に
記憶された前記図面データを順次読み出すと共に各部を
制御する制御手段と、この制御手段に制御されて記録用
紙を搬送すると共に、前記フレーム記憶手段から順次読
み出された前記図面データに基づいて感光ドラムに静電
潜像を形成し、現像、転写及び定着プロセスを経て前記
記録用紙に前記輪郭線及び図形を記録する電子写真処理
手段とを具備した電子写真記録装置において、電源スイ
ッチがオンになる毎に前記感光ドラムにおける前記図面
データ中の前記輪郭線の位置のみをシフトさせる輪郭シ
フト手段とを備えたことを特徴とする。
録装置は、図面の作図領域を特定する輪郭線及びこの輪
郭線内に描画される図形を含んだ図面データを解析して
ビットマップ展開する画像処理手段と、この画像処理手
段でビットマップデータに展開された前記図面データを
記憶するフレーム記憶手段と、このフレーム記憶手段に
記憶された前記図面データを順次読み出すと共に各部を
制御する制御手段と、この制御手段に制御されて記録用
紙を搬送すると共に、前記フレーム記憶手段から順次読
み出された前記図面データに基づいて感光ドラムに静電
潜像を形成し、現像、転写及び定着プロセスを経て前記
記録用紙に前記輪郭線及び図形を記録する電子写真処理
手段とを具備した電子写真記録装置において、電源スイ
ッチがオンになる毎に前記感光ドラムにおける前記図面
データ中の前記輪郭線の位置のみをシフトさせる輪郭シ
フト手段とを備えたことを特徴とする。
【0008】前記図面データ中の輪郭線は、前記図形と
共に外部のCADシステム等から供給されてもよいし、
電子写真記録装置の内部で用紙サイズに合わせて設定さ
れるものであってもよい。前者の場合には、図面データ
中から輪郭線のみを抽出するための輪郭データ抽出手段
を更に備える必要がある。また、輪郭シフト手段は、例
えばビットマップ展開時において、前記フレーム記憶手
段における前記輪郭線の格納位置をシフトさせるような
ものでよい。
共に外部のCADシステム等から供給されてもよいし、
電子写真記録装置の内部で用紙サイズに合わせて設定さ
れるものであってもよい。前者の場合には、図面データ
中から輪郭線のみを抽出するための輪郭データ抽出手段
を更に備える必要がある。また、輪郭シフト手段は、例
えばビットマップ展開時において、前記フレーム記憶手
段における前記輪郭線の格納位置をシフトさせるような
ものでよい。
【0009】
【作用】JIS(機械製図)によると、図面の輪郭線の
左右余白は、大型図面(A0,A1)では20mm以上、
中・小型図面(A2〜A3)では10mm以上、左側を綴
じ代とする場合は25mm以上と規定されているが、実用
上は、±2mm程度の幅が許容されている。本発明によれ
ば、例えばこの幅の範囲内で、感光ドラムにおける輪郭
線の位置を電源スイッチがオンになる毎にシフトさせる
ようにしている。このため、電源投入の度に感光ドラム
上の輪郭線を描画する位置や使用する露光ヘッドの素子
の位置もずれることになる。
左右余白は、大型図面(A0,A1)では20mm以上、
中・小型図面(A2〜A3)では10mm以上、左側を綴
じ代とする場合は25mm以上と規定されているが、実用
上は、±2mm程度の幅が許容されている。本発明によれ
ば、例えばこの幅の範囲内で、感光ドラムにおける輪郭
線の位置を電源スイッチがオンになる毎にシフトさせる
ようにしている。このため、電源投入の度に感光ドラム
上の輪郭線を描画する位置や使用する露光ヘッドの素子
の位置もずれることになる。
【0010】このように、本発明によれば、感光ドラム
上の輪郭線を描く位置や露光ヘッドの輪郭線描画要の素
子を電源投入の度に変更することができるので、従来に
比べ、感光ドラムや露光ヘッドの輪郭線相当位置の使用
時間を数分の一〜数十分の一に短縮することができる。
このため、感光ドラムや露光ヘッドの寿命を従来よりも
大幅に延ばすことが可能になる。また、本発明によれ
ば、輪郭線のみをシフトする方式であるため、シフト処
理に供されるデータ量が少なく、シフト処理に多くの時
間を費やすことはない。
上の輪郭線を描く位置や露光ヘッドの輪郭線描画要の素
子を電源投入の度に変更することができるので、従来に
比べ、感光ドラムや露光ヘッドの輪郭線相当位置の使用
時間を数分の一〜数十分の一に短縮することができる。
このため、感光ドラムや露光ヘッドの寿命を従来よりも
大幅に延ばすことが可能になる。また、本発明によれ
ば、輪郭線のみをシフトする方式であるため、シフト処
理に供されるデータ量が少なく、シフト処理に多くの時
間を費やすことはない。
【0011】また、この発明によれば、輪郭線をシフト
させるタイミングが電源投入時となっている。通常、関
連する図面は1回の電源投入時にまとめて出力ことが多
いため、輪郭線のシフトは異なるロットの図面間にだけ
発生し、同一ロットの図面については輪郭線のずれによ
る問題が発生することは全くない。このため、輪郭線の
ずれが目立つことは実質的にない。
させるタイミングが電源投入時となっている。通常、関
連する図面は1回の電源投入時にまとめて出力ことが多
いため、輪郭線のシフトは異なるロットの図面間にだけ
発生し、同一ロットの図面については輪郭線のずれによ
る問題が発生することは全くない。このため、輪郭線の
ずれが目立つことは実質的にない。
【0012】
【実施例】以下、添付の図面を参照して本発明の実施例
について説明する。図1は本発明の第1の実施例に係る
LEDプロッタの構成を示す機能ブロック図である。輪
郭線及び図形を含んだ図面データは、例えばASCII
コートからなるCADデータ(プロッタコマンド)の形
態で、図示しないCADシステムから送信される。この
CADデータ(プロッタコマンド)は入力バッファ1に
格納される。入力バッファ1に格納されたCADデータ
(プロッタコマンド)は、解析部2で解析されてベクト
ルデータからなる内部(中間)データに変換される。解
析部2で得られた内部(中間)データのうち輪郭線のみ
は、輪郭データ抽出部3で抽出される。抽出された輪郭
線は、輪郭データシフト部4で配置位置を決定され、ビ
ットマップ展開処理部5でDDA(Digital differenti
al analyzer )処理されてビットマップデータに展開さ
れる。得られたビットマップデータは、フレームバッフ
ァ6に格納される。
について説明する。図1は本発明の第1の実施例に係る
LEDプロッタの構成を示す機能ブロック図である。輪
郭線及び図形を含んだ図面データは、例えばASCII
コートからなるCADデータ(プロッタコマンド)の形
態で、図示しないCADシステムから送信される。この
CADデータ(プロッタコマンド)は入力バッファ1に
格納される。入力バッファ1に格納されたCADデータ
(プロッタコマンド)は、解析部2で解析されてベクト
ルデータからなる内部(中間)データに変換される。解
析部2で得られた内部(中間)データのうち輪郭線のみ
は、輪郭データ抽出部3で抽出される。抽出された輪郭
線は、輪郭データシフト部4で配置位置を決定され、ビ
ットマップ展開処理部5でDDA(Digital differenti
al analyzer )処理されてビットマップデータに展開さ
れる。得られたビットマップデータは、フレームバッフ
ァ6に格納される。
【0013】フレームバッファ6に格納されたビットマ
ップデータは、コントローラ7によって順次読み出され
るようになっている。コントローラ7は、後述する電子
写真処理部8を制御して記録用紙の搬送制御を行うと共
に、フレームバッファ6から読み出した図面データをシ
フトレジスタ9に順次供給し、更に感光ドラム上への静
電潜像の形成、現像、転写及び定着等の電子写真プロセ
スを制御する。シフトレジスタ9は、供給された図面デ
ータを電子写真処理部8の露光ヘッドであるLEDヘッ
ド10に送出する。LEDヘッド10は上記図面データ
によって駆動される。
ップデータは、コントローラ7によって順次読み出され
るようになっている。コントローラ7は、後述する電子
写真処理部8を制御して記録用紙の搬送制御を行うと共
に、フレームバッファ6から読み出した図面データをシ
フトレジスタ9に順次供給し、更に感光ドラム上への静
電潜像の形成、現像、転写及び定着等の電子写真プロセ
スを制御する。シフトレジスタ9は、供給された図面デ
ータを電子写真処理部8の露光ヘッドであるLEDヘッ
ド10に送出する。LEDヘッド10は上記図面データ
によって駆動される。
【0014】一方、このLEDプロッタには、輪郭線の
配置基準点を記憶する記憶部11と、プロッタの電源を
投入するための電源スイッチ12と、この電源スイッチ
12が投入される度に記憶部11に記憶された基準点を
変更する基準点変更部13とが設けられている。記憶部
11には、例えばEEPROMのような不揮発性メモリ
が使用される。基準点変更部13で変更された基準点
は、ビットマップ展開時の基準点を特定するデータとし
て輪郭データシフト部4に供給されている。
配置基準点を記憶する記憶部11と、プロッタの電源を
投入するための電源スイッチ12と、この電源スイッチ
12が投入される度に記憶部11に記憶された基準点を
変更する基準点変更部13とが設けられている。記憶部
11には、例えばEEPROMのような不揮発性メモリ
が使用される。基準点変更部13で変更された基準点
は、ビットマップ展開時の基準点を特定するデータとし
て輪郭データシフト部4に供給されている。
【0015】図2は、電子写真処理部8の概略構成を示
す模式図である。即ち、プロッタ本体の内部には、記録
時において図中矢印方向に回転する感光ドラム21が設
けられている。この感光ドラム21の周囲には、電子写
真プロセスに必要な以下の要素が夫々配置されている。
す模式図である。即ち、プロッタ本体の内部には、記録
時において図中矢印方向に回転する感光ドラム21が設
けられている。この感光ドラム21の周囲には、電子写
真プロセスに必要な以下の要素が夫々配置されている。
【0016】先ず、感光ドラム21の回転方向の最も上
流側には、感光ドラム21を例えば800乃至1000
Vに一様に帯電させるメインチャージャ22が配置され
ている。このメインチャージャ22の下流位置には、メ
インチャージャ22で帯電された感光ドラム21を図面
データに応じて選択的に露光して静電潜像を形成するL
ED(発光ダイオード)素子アレイからなるLEDヘッ
ド10と、このLEDヘッド10からの光を感光ドラム
21上に結像させるセルフォックレンズ23とが配置さ
れている。LEDヘッド10の下流位置には、感光ドラ
ム21にトナーを供給して、上記静電潜像をトナー像と
して可視化させる現像器24が配置されている。現像器
24の下流位置には、現像器24によって形成されたト
ナー像を記録用紙に転写させるための電荷を供給する転
写器25が配置されている。転写器25の下流位置に
は、感光ドラム21から記録用紙を剥離させるための電
荷を供給する剥離器26が配置されている。剥離器26
の更に下流位置には、感光ドラム21に付着したトナー
を除去して、感光ドラム21の表面を清掃する清掃器2
7が配置されている。更に、清掃器27の下流位置、即
ちメインチャージャ22の直近上流位置には、感光ドラ
ム21の残留電荷を除去するための除電ランプ28が配
置されている。
流側には、感光ドラム21を例えば800乃至1000
Vに一様に帯電させるメインチャージャ22が配置され
ている。このメインチャージャ22の下流位置には、メ
インチャージャ22で帯電された感光ドラム21を図面
データに応じて選択的に露光して静電潜像を形成するL
ED(発光ダイオード)素子アレイからなるLEDヘッ
ド10と、このLEDヘッド10からの光を感光ドラム
21上に結像させるセルフォックレンズ23とが配置さ
れている。LEDヘッド10の下流位置には、感光ドラ
ム21にトナーを供給して、上記静電潜像をトナー像と
して可視化させる現像器24が配置されている。現像器
24の下流位置には、現像器24によって形成されたト
ナー像を記録用紙に転写させるための電荷を供給する転
写器25が配置されている。転写器25の下流位置に
は、感光ドラム21から記録用紙を剥離させるための電
荷を供給する剥離器26が配置されている。剥離器26
の更に下流位置には、感光ドラム21に付着したトナー
を除去して、感光ドラム21の表面を清掃する清掃器2
7が配置されている。更に、清掃器27の下流位置、即
ちメインチャージャ22の直近上流位置には、感光ドラ
ム21の残留電荷を除去するための除電ランプ28が配
置されている。
【0017】また、この電子写真処理部8には、記録用
紙31を保持する給紙カセット32が着脱自在に設けら
れている。この給紙カセット32に保持された記録用紙
31は、給紙ローラ33によって紙搬送経路に供給され
るようになっている。紙搬送経路に供給された記録用紙
31は、送りローラ34を介して前述した転写器25及
び剥離器26に供給されるようになっている。また、剥
離器26の紙搬送経路の下流位置には、定着器35が配
置されている。定着器35の下流位置には、送りローラ
36が配置され、更にその下流位置には、記録済みの記
録用紙を保持するスタッカ37が配置されている。
紙31を保持する給紙カセット32が着脱自在に設けら
れている。この給紙カセット32に保持された記録用紙
31は、給紙ローラ33によって紙搬送経路に供給され
るようになっている。紙搬送経路に供給された記録用紙
31は、送りローラ34を介して前述した転写器25及
び剥離器26に供給されるようになっている。また、剥
離器26の紙搬送経路の下流位置には、定着器35が配
置されている。定着器35の下流位置には、送りローラ
36が配置され、更にその下流位置には、記録済みの記
録用紙を保持するスタッカ37が配置されている。
【0018】次に、このように構成された本実施例に係
るLEDプロッタの動作について説明する。図3は、同
プロッタの動作を示すフローチャートである。電源スイ
ッチ12が投入されると、図3のフローが起動される。
まず、基準点変更部13は、記憶部11から基準点Pを
読み出し(S1)、基準点Pをカウントアップする(S
2)。このとき、もし、基準点Pが最大シフト量PLを
超えたら、Pを0にリセットする(S3,S4)。最大
シフト量PLは、輪郭線のずれの許容幅(±2mm)、L
EDヘッド9のLED素子の配列ピッチ及び1回のシフ
トピッチ等によって決定される。更新された基準点Pは
記憶部11に格納される(S5)。
るLEDプロッタの動作について説明する。図3は、同
プロッタの動作を示すフローチャートである。電源スイ
ッチ12が投入されると、図3のフローが起動される。
まず、基準点変更部13は、記憶部11から基準点Pを
読み出し(S1)、基準点Pをカウントアップする(S
2)。このとき、もし、基準点Pが最大シフト量PLを
超えたら、Pを0にリセットする(S3,S4)。最大
シフト量PLは、輪郭線のずれの許容幅(±2mm)、L
EDヘッド9のLED素子の配列ピッチ及び1回のシフ
トピッチ等によって決定される。更新された基準点Pは
記憶部11に格納される(S5)。
【0019】次にデータの入力待ちとなり(S6)、入
力バッファ1にCADデータ(プロッタコマンド)が格
納され、これが解析部3で解析されて内部(中間)デー
タに変換されると、輪郭データ抽出部3で図面データか
ら輪郭データが抽出される(S7)。輪郭線であるかど
うかは、例えばその両端の座標値から最も外側の枠線で
あるかどうかで判定することができる。また、輪郭線と
して抽出された線分データに接続された全ての線分デー
タについても輪郭線として抽出する。これにより、表題
欄、中心マーク及び図面の区域表示等についてもシフト
処理することができる。次に輪郭データシフト部4で基
準点Pを基準として輪郭線の配置すべき位置が決定され
る。即ち、図面データ中の輪郭線を構成する各ベクトル
のX(ライン方向)座標に、基準点Pを加算する(S
8)。なお、このとき、X座標だけでなくY座標もシフ
トさせると、用紙搬送方向にも図面データがシフトされ
る。次にプリント指令待ちとなり(S9)、プリント指
令があると電子写真処理部8を起動して1枚のプリント
処理(S10)を実行する。以上の処理をプリント終了
まで続行する(S11)。
力バッファ1にCADデータ(プロッタコマンド)が格
納され、これが解析部3で解析されて内部(中間)デー
タに変換されると、輪郭データ抽出部3で図面データか
ら輪郭データが抽出される(S7)。輪郭線であるかど
うかは、例えばその両端の座標値から最も外側の枠線で
あるかどうかで判定することができる。また、輪郭線と
して抽出された線分データに接続された全ての線分デー
タについても輪郭線として抽出する。これにより、表題
欄、中心マーク及び図面の区域表示等についてもシフト
処理することができる。次に輪郭データシフト部4で基
準点Pを基準として輪郭線の配置すべき位置が決定され
る。即ち、図面データ中の輪郭線を構成する各ベクトル
のX(ライン方向)座標に、基準点Pを加算する(S
8)。なお、このとき、X座標だけでなくY座標もシフ
トさせると、用紙搬送方向にも図面データがシフトされ
る。次にプリント指令待ちとなり(S9)、プリント指
令があると電子写真処理部8を起動して1枚のプリント
処理(S10)を実行する。以上の処理をプリント終了
まで続行する(S11)。
【0020】図4は、本LEDプロッタの作用を説明す
るための図である。最初の電源投入時の出図では、図4
(a)に示すように、LEDヘッド10のLED素子P
1,P2が連続的に使用されて輪郭線41の縦方向の線
が描画されたが、一旦電源を切り、次に電源を投入した
ときの出図では、図4(b)に示すように、輪郭線41
のみがLED素子の1ピッチΔx分だけ左方向にずれる
ことになるので、輪郭線41の縦方向の線を描画するL
EDヘッド10のLED素子がP3,P4に変更され、
P1,P2が連続的に使用されるのが防止されることに
なる。なお、図形42については輪郭線描画のような問
題は生じないため、同一位置で描画されることになる。
るための図である。最初の電源投入時の出図では、図4
(a)に示すように、LEDヘッド10のLED素子P
1,P2が連続的に使用されて輪郭線41の縦方向の線
が描画されたが、一旦電源を切り、次に電源を投入した
ときの出図では、図4(b)に示すように、輪郭線41
のみがLED素子の1ピッチΔx分だけ左方向にずれる
ことになるので、輪郭線41の縦方向の線を描画するL
EDヘッド10のLED素子がP3,P4に変更され、
P1,P2が連続的に使用されるのが防止されることに
なる。なお、図形42については輪郭線描画のような問
題は生じないため、同一位置で描画されることになる。
【0021】LED素子が16ドット/mmのピッチで配
置される場合、輪郭線を0.5mmとすると、輪郭線は8
ドット分のLED素子によって描画される。もし、1ド
ットずつシフト操作を行うとすると、許容幅を2mmと設
定した場合、32回のシフト操作で処理が1巡する。こ
の場合、最も長く使用されるLED素子でも従来の1/
4の通電時間に短縮されることになる。
置される場合、輪郭線を0.5mmとすると、輪郭線は8
ドット分のLED素子によって描画される。もし、1ド
ットずつシフト操作を行うとすると、許容幅を2mmと設
定した場合、32回のシフト操作で処理が1巡する。こ
の場合、最も長く使用されるLED素子でも従来の1/
4の通電時間に短縮されることになる。
【0022】図5は本発明の第2の実施例に係るLED
プロッタの構成を示す機能ブロック図である。なお、図
5において図1と同一部分には同一符号を付し、重複す
る部分の説明は省略する。この実施例は、CADシステ
ムから輪郭データがCADデータ(プロッタコマンド)
として転送されない場合について本発明を適用したもの
である。
プロッタの構成を示す機能ブロック図である。なお、図
5において図1と同一部分には同一符号を付し、重複す
る部分の説明は省略する。この実施例は、CADシステ
ムから輪郭データがCADデータ(プロッタコマンド)
として転送されない場合について本発明を適用したもの
である。
【0023】即ち、LEDプロッタには、用紙サイズ入
力器51が設けられており、この用紙サイズ入力器51
の入力状況に応じて輪郭データ設定部52で輪郭線が生
成され、この輪郭線が輪郭データシフト部4に供給され
るようになっている。輪郭データシフト部4に供給され
た輪郭データのシフト以降の処理については、第1の実
施例と同様である。この実施例によれば、輪郭線が輪郭
データ設定部52から与えられるので、図面データ中か
ら輪郭線のみを抽出するという操作が不要になり、その
分だけ処理を簡単にすることができる。
力器51が設けられており、この用紙サイズ入力器51
の入力状況に応じて輪郭データ設定部52で輪郭線が生
成され、この輪郭線が輪郭データシフト部4に供給され
るようになっている。輪郭データシフト部4に供給され
た輪郭データのシフト以降の処理については、第1の実
施例と同様である。この実施例によれば、輪郭線が輪郭
データ設定部52から与えられるので、図面データ中か
ら輪郭線のみを抽出するという操作が不要になり、その
分だけ処理を簡単にすることができる。
【0024】なお、以上の実施例では、LEDプロッタ
を例にしたが、液晶プリンタ及びレーザプリンタ等の他
の電子写真記録装置にも本発明を適用可能であることは
いうまでもない。
を例にしたが、液晶プリンタ及びレーザプリンタ等の他
の電子写真記録装置にも本発明を適用可能であることは
いうまでもない。
【0025】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、感
光ドラムに描画される輪郭線の位置を電源投入の度に変
更するようにしているので、感光ドラムの輪郭線が描画
される箇所や露光ヘッドの輪郭線を描画する素子の使用
時間を従来の数分の一〜数十分の一に短縮することがで
きる。この結果、感光ドラムや露光ヘッドの特定の箇所
が酷使されるのを防止することができ、感光ドラムや露
光ヘッドの寿命を大幅に向上させることができるという
効果を奏する。また、本発明によれば、輪郭線のみをシ
フトさせるようにしているので、シフト処理に供するデ
ータ量を最小限度に抑えることができ、処理時間の短縮
を図ることができる。
光ドラムに描画される輪郭線の位置を電源投入の度に変
更するようにしているので、感光ドラムの輪郭線が描画
される箇所や露光ヘッドの輪郭線を描画する素子の使用
時間を従来の数分の一〜数十分の一に短縮することがで
きる。この結果、感光ドラムや露光ヘッドの特定の箇所
が酷使されるのを防止することができ、感光ドラムや露
光ヘッドの寿命を大幅に向上させることができるという
効果を奏する。また、本発明によれば、輪郭線のみをシ
フトさせるようにしているので、シフト処理に供するデ
ータ量を最小限度に抑えることができ、処理時間の短縮
を図ることができる。
【図1】 本発明の第1の実施例に係るLEDプロッタ
の構成を示す機能ブロック図である。
の構成を示す機能ブロック図である。
【図2】 同プロッタにおける電子写真処理部の概略構
成を示す模式図である。
成を示す模式図である。
【図3】 同プロッタの動作を示すフローチャートであ
る。
る。
【図4】 同プロッタによる出図形態を説明するための
図である。
図である。
【図5】 本発明の第2の実施例に係るLEDプロッタ
の構成を示す機能ブロック図である。
の構成を示す機能ブロック図である。
1…入力バッファ、2…解析部、3…輪郭データ抽出
部、4…輪郭データシフト部、5…ビットマップ展開処
理部、6…フレームバッファ、7…コントローラ、8…
電子写真処理部、9…シフトレジスタ、10…LEDヘ
ッド、11…記憶部、12…電源スイッチ、13…基準
点変更部、21…感光ドラム、22…メインチャージ
ャ、23…セルフォックレンズ、24…現像器、25…
転写器、26…剥離器、27…清掃器、28…除電ラン
プ、31…記録用紙、32…給紙カセット、33…給紙
ローラ、34,36…送りローラ、35…定着器、37
…スタッカ、41…輪郭線、42…図形、51…用紙サ
イズ入力器、52…輪郭データ設定部。
部、4…輪郭データシフト部、5…ビットマップ展開処
理部、6…フレームバッファ、7…コントローラ、8…
電子写真処理部、9…シフトレジスタ、10…LEDヘ
ッド、11…記憶部、12…電源スイッチ、13…基準
点変更部、21…感光ドラム、22…メインチャージ
ャ、23…セルフォックレンズ、24…現像器、25…
転写器、26…剥離器、27…清掃器、28…除電ラン
プ、31…記録用紙、32…給紙カセット、33…給紙
ローラ、34,36…送りローラ、35…定着器、37
…スタッカ、41…輪郭線、42…図形、51…用紙サ
イズ入力器、52…輪郭データ設定部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B43L 13/00 J 7318−2C G03G 15/00 301 21/00 118
Claims (4)
- 【請求項1】 図面の作図領域を特定する輪郭線及びこ
の輪郭線内に描画される図形を含んだ図面データを解析
してビットマップ展開する画像処理手段と、この画像処
理手段でビットマップデータに展開された前記図面デー
タを記憶するフレーム記憶手段と、このフレーム記憶手
段に記憶された前記図面データを順次読み出すと共に各
部を制御する制御手段と、この制御手段に制御されて記
録用紙を搬送すると共に、前記フレーム記憶手段から順
次読み出された前記図面データに基づいて感光ドラムに
静電潜像を形成し、現像、転写及び定着プロセスを経て
前記記録用紙に前記輪郭線及び図形を記録する電子写真
処理手段とを具備した電子写真記録装置において、 電源スイッチがオンになる毎に前記感光ドラムにおける
前記図面データ中の前記輪郭線の位置のみをシフトさせ
る輪郭シフト手段を備えたことを特徴とする電子写真記
録装置。 - 【請求項2】 前記図面データ中の輪郭線は前記図形と
共に外部から供給されるものであり、前記図面データ中
から前記輪郭線のみを抽出する輪郭データ抽出手段を更
に備えたことを特徴とする請求項1記載の電子写真記録
装置。 - 【請求項3】 前記記録用紙のサイズを入力する用紙サ
イズ入力手段と、この用紙サイズ入力手段によって入力
された前記記録用紙のサイズに基づいて前記図面データ
中の輪郭線を設定する輪郭設定手段とを更に備えたこと
を特徴とする請求項1記載の電子写真記録装置。 - 【請求項4】 前記輪郭シフト手段は、前記フレーム記
憶手段における前記輪郭線の格納位置をシフトさせるも
のであることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1
項記載の電子写真記録装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35240091A JPH05162383A (ja) | 1991-12-13 | 1991-12-13 | 電子写真記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35240091A JPH05162383A (ja) | 1991-12-13 | 1991-12-13 | 電子写真記録装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05162383A true JPH05162383A (ja) | 1993-06-29 |
Family
ID=18423813
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP35240091A Pending JPH05162383A (ja) | 1991-12-13 | 1991-12-13 | 電子写真記録装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05162383A (ja) |
-
1991
- 1991-12-13 JP JP35240091A patent/JPH05162383A/ja active Pending
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