JPH05161521A - 映像・音響再生用椅子装置 - Google Patents

映像・音響再生用椅子装置

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Publication number
JPH05161521A
JPH05161521A JP35101891A JP35101891A JPH05161521A JP H05161521 A JPH05161521 A JP H05161521A JP 35101891 A JP35101891 A JP 35101891A JP 35101891 A JP35101891 A JP 35101891A JP H05161521 A JPH05161521 A JP H05161521A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
capsule
seat
speaker
sound
person
Prior art date
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Pending
Application number
JP35101891A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukio Hagiwara
幸雄 萩原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
BODEISONITSUKU KK
Bodysonic KK
Original Assignee
BODEISONITSUKU KK
Bodysonic KK
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Publication date
Application filed by BODEISONITSUKU KK, Bodysonic KK filed Critical BODEISONITSUKU KK
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Publication of JPH05161521A publication Critical patent/JPH05161521A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
  • Special Chairs (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 映画、音楽の鑑賞またはカラオケを楽しむた
めに、シートに映像、音声の再生装置を設け、周囲と相
互に影響しないようにする。 【構成】 シート2の上部に着座者のほぼ上半身を覆う
ようなカプセル8を設け、カプセル8内において、投影
器9およびスピーカ11を設置し、カプセル8の前方内側
に映像を映し着座者の耳元で音を流す。カプセル8内で
あるので、外部の光りに邪魔されず、また、スピーカ11
は耳元にあるので音量を小さくしても十分に聞こえ、逆
に外部の音は聞こえにくくなる。このように、外部の影
響はなく、雰囲気に溶け込める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、リクライニングシート
等に座った視聴者が、自由に映画、音楽等を楽しめるた
めの映像・音響再生用椅子装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、人間が娯楽、教養として、映画を
鑑賞したり音楽を聴くことは良く知られている。映画館
やコンサートホールでは視聴者用に椅子が用意されてい
るのが一般的である。また、休憩室や娯楽施設などのよ
うに一般に開放されている場所では、ジュークボックス
や防音装置を施した部屋が提供されており、長椅子など
が置かれている。
【0003】休憩室などでは壁面にテレビが置かれビデ
オテープをセットするようにできている。このテレビか
ら離れてリクライニングシートが並べられ、映画を鑑賞
したり音楽を聴くことができる。視聴者は楽な姿勢を取
ることができ、照明を暗くして雰囲気を盛り上げること
もできる。また、音楽だけの場合はアイマスク等を併用
することもある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、休憩室
などにおいて、リクライニングシートを画面やスピーカ
から離れて位置させると、他の音や光が邪魔をして見に
くかったり、聞きにくかったりする。音楽の場合にはイ
ヤホーンで聴くことができるが、装着が面倒である。ま
た、画面とリクライニングシートとの間を他人が行き来
をすることもあり雰囲気を壊されることもある。
【0005】本発明は、リクライニングシートに座って
いても外部との接触を避けて独自の環境を得て十分に鑑
賞または雰囲気に溶け込めるようにした映像・音響再生
用椅子装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、背面部を有するシートに、下方を開口して
前記背面部の上部および着座者のほぼ上半身を覆うよう
にしたカプセルを設け、前記背面部の上部に、前記カプ
セルの前方内側に向けて投影する投影器を設置すると共
に、前記背面部の上部側面にスピーカを配設したことを
特徴とする。また、前記下方を開口したカプセルの開口
周縁部に前記投影器から出る光、前記スピーカの音量等
をコントロールするスイッチを設けたことを特徴とす
る。
【0007】
【作用】本発明は上記のように構成するものであるの
で、映像・音声信号を再生用椅子に入力すると、映像は
カプセルの前方内側に投影され、音声はシート側方のス
ピーカから流れる。利用者がシートに着座した後にカプ
セルを降ろすと、利用者の前方が薄暗くなり、外部の音
も聞こえにくくなる。そして、カプセル前方に投影され
た映像は見易く、スピーカは耳元にあるので音量を小さ
くしても十分に聞こえ、カプセルによって音響効果も良
い。また、シートの背面部の角度が異なるものであって
もカプセルの開口周縁部に手を伸ばしてスイッチを操作
することができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて
説明する。図1に示すように、再生用椅子1の基となる
リクライニングシート2は背面部3、足載せ部4および
肘掛け部5を有しており、座部6の床面からの高さは低
くしてある。背面部3等の角度は調整できるようにさ
れ、利用者の好みに合わせられる。背面部3の上部には
側方をピン7で軸支された下方を開口したカプセル8が
回動自在に設けられている。カプセル8はプラスチック
製であり外部の光りを遮断するためのものであるが透過
率の低いものでも良い。また、カプセル8の前方内側は
映像の映る加工、例えば不透明の白色が施されている。
カプセル8を下方位置にセットした場合には着座者のほ
ぼ上半身が覆われる。
【0009】リクライニングシート2の背面部3の上部
には、カプセル8に覆われる小型液晶プロジェクタを使
用した投影器9が設けられ、カプセル8を下方に降ろし
たときの前方内側に映像を投影するように焦点等が合わ
せられている。また、背面部3の上部の両側面に投影器
9から連接したキャビネット10にスピーカ11が収納され
ている。投影器9およびスピーカ11から出てくる映像、
音楽は肘掛け部5に組み込まれたスイッチ12によって操
作することができる。また、肘掛け部12には後述するマ
イク13がホルダー14に支持されている。
【0010】このように、カプセル8を有するリクライ
ニングシート2に投影器9およびスピーカ11を装備した
再生用椅子1は、スイッチ12を入れることによって投影
器9が働きカプセル8に映像が映しだされ、スピーカ11
から音声が流れる。映像はカプセル8内であるので外部
の光が邪魔にならず、覗き見されることもない。また、
着座者がカプセル8を手動で移動操作するときは、カプ
セル8がプラスチック製であるので簡単である。また、
音声は着座者の耳元で聞こえるので、外部の音は打ち消
され、かつ、スピーカ11からの音は小さい音量でも良
い。
【0011】また、図1に示すように、再生用椅子1を
休憩室等に複数個を間隔を開けて設置することができ、
防音装置の施行をするよりも安価で、部屋のスペースを
変えてもスペースに合わせた台数をセットするだけで簡
単である。また、リクライニングシート2の前方に、ス
クリーンやディスプレイ機器を設置する必要がないので
スペースを有効に利用できる。実際に、どのような音声
や映像を流すかは、風景や小鳥の鳴声を再生してリラク
セーションに利用でき、また、エデュケーションとして
語学の上達に利用できるなど、幅広く活用できる。
【0012】このほか、音声入力端子にマイク13を接続
し、カラオケ用のビデオをセットすれば画面に歌詞を映
すことができ、スピーカ11から伴奏を流すことができ
て、マイク片手に歌うことができる。このとき、顔はカ
プセル8内にあるので声はカプセル8に反射されてエコ
ー効果が得られ、また、耳から入る音量が耳元で鳴るス
ピーカ11によるものであるので、大音量の気分で歌え
る。なお、一旦着座したらそのままでいられるように、
スイッチ機能を拡大したり、テンキーによるコントロー
ラ15で操作しても良い。
【0013】なお、実施例のシートの構造から特にリク
ライニングである必要はなく、他のシートに適用できる
ことは勿論である。また、座部6および背面部3の内部
に、スピーカ11と同じ入力信号から約120 ヘルツ以下の
成分を含む周波数によって振動させる体感振動装置を内
蔵すると雰囲気を盛り上げる効果が増大する。
【0014】次に、図2を参照して他の実施例を説明す
る。このリクライニングシート2にはスイッチは装着さ
れておらず、カプセル8の開口周縁、すなわち、前方下
端の内側に、各装置のコントロールを行うスイッチ16が
設けられている。スイッチ16はタッチ式のものがカプセ
ル8に不要の力が加わらないので良い。また、カプセル
8の外側側部にスイッチ17を設けても良く、この場合、
スイッチ17を触れるときは手の感触に頼ることになる
が、形状を非対称にするなどの処置をすれば良く、手の
甲が外側を向くので自然である。そして、リクライニン
グシート2の背面部3の角度が変わっても手を自然に伸
ばすだけでスイッチ16,17を操作することができる。な
お、スイッチ17の配線はカプセル8を、多層プリント基
板を構成するようにFRP等で成形して、内部層にプリ
ント配線を施せば断線の虞もなく外観が良くなる。
【0015】さらに、カプセル8の前部にスピーカを内
蔵することによって、音の左右方向の広がりを得ること
ができる。また、投影器9とカプセル8とは一体に構成
されていないが、投影器9の代わりに液晶ディスプレー
装置を用いカプセル8と一体にすることでちらつきをな
くすこともできる。
【0016】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成したもので
あるから、利用者がシートに着座すると、カプセルの前
方内側に投影された映像を見ることができ、耳元のスピ
ーカによって音声を聞くことができる。したがって、外
部との干渉を受けずに自由に鑑賞または雰囲気に溶け込
める。また、カプセルの外に光が漏れることもなく、音
量も小さくできるので外部に影響を与えることもわずか
である。また、スイッチが常時手の届くカプセルと一体
になっていることで、操作が容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による実施例の映像・音響再生用椅子装
置の斜視図である。
【図2】他の実施例の映像・音響再生用椅子装置の斜視
図である。
【符号の説明】
2 シート 3 背面部 8 カプセル 9 投影器 11 スピーカ 16 スイッチ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 背面部を有するシートに、下方を開口し
    て前記背面部の上部および着座者のほぼ上半身を覆うよ
    うにしたカプセルを設け、前記背面部の上部に、前記カ
    プセルの前方内側に向けて投影する投影器を設置すると
    共に、前記背面部の上部側面にスピーカを配設したこと
    を特徴とする映像・音響再生用椅子装置。
  2. 【請求項2】 前記下方を開口したカプセルの開口周縁
    部に前記投影器から出る光、前記スピーカの音量等をコ
    ントロールするスイッチを設けたことを特徴とする請求
    項1に記載の映像・音響再生用椅子装置。
JP35101891A 1991-12-11 1991-12-11 映像・音響再生用椅子装置 Pending JPH05161521A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35101891A JPH05161521A (ja) 1991-12-11 1991-12-11 映像・音響再生用椅子装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35101891A JPH05161521A (ja) 1991-12-11 1991-12-11 映像・音響再生用椅子装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05161521A true JPH05161521A (ja) 1993-06-29

Family

ID=18414483

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP35101891A Pending JPH05161521A (ja) 1991-12-11 1991-12-11 映像・音響再生用椅子装置

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JP (1) JPH05161521A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1080336A (ja) * 1996-09-09 1998-03-31 Koito Ind Ltd 座席用のフード装置
WO2002063999A1 (en) * 2001-02-14 2002-08-22 Digislide International Pty Ltd Personal entertainment arrangement
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DE102004031700B4 (de) * 2004-06-30 2010-02-18 Airbus Deutschland Gmbh Flugzeug mit Informationsanzeigesystem
JP2017012594A (ja) * 2015-07-03 2017-01-19 株式会社岡村製作所 椅子装置

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