JPH0516140Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0516140Y2 JPH0516140Y2 JP1987096490U JP9649087U JPH0516140Y2 JP H0516140 Y2 JPH0516140 Y2 JP H0516140Y2 JP 1987096490 U JP1987096490 U JP 1987096490U JP 9649087 U JP9649087 U JP 9649087U JP H0516140 Y2 JPH0516140 Y2 JP H0516140Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- floor
- beams
- transport container
- frame
- members
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 239000000969 carrier Substances 0.000 description 5
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 1
- 239000000470 constituent Substances 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000000284 resting effect Effects 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本考案はドライコンテナ、冷凍コンテナ等の運
搬容器を２つのキヤリヤー間、例えば大型トラツ
クと鉄道貨物車両間で横すべりさせながらいずれ
か一方に積み替え可能にした運搬容器の床枠構造
の改良に関するものである。
搬容器を２つのキヤリヤー間、例えば大型トラツ
クと鉄道貨物車両間で横すべりさせながらいずれ
か一方に積み替え可能にした運搬容器の床枠構造
の改良に関するものである。
（従来技術）
従来の運搬容器の床枠構造は、第５図に示すよ
うに床枠１の長手方向の下桁材２，３と、これと
直交する前後端の下梁４，５で囲まれた枠体に下
桁材２，３に直交して略一定間隔毎に固着された
床梁６……とから構成されていた。かゝる床枠構
成で組立てられた運搬容器の底面隅部を第１図に
示す如くウインチと滑車による引張装置Ｗ、又は
図示されていない油圧装置を使つて２つのキヤリ
ヤ間を横すべりさせ、いずれか一方に積み替え作
業をすると、運搬容器の床枠が変形をきたし、前
後に設けた観音扉が開閉が不能になるばかりでな
く、側壁、天井面に波打ち現象が発生して使用で
きなくなることがある。
うに床枠１の長手方向の下桁材２，３と、これと
直交する前後端の下梁４，５で囲まれた枠体に下
桁材２，３に直交して略一定間隔毎に固着された
床梁６……とから構成されていた。かゝる床枠構
成で組立てられた運搬容器の底面隅部を第１図に
示す如くウインチと滑車による引張装置Ｗ、又は
図示されていない油圧装置を使つて２つのキヤリ
ヤ間を横すべりさせ、いずれか一方に積み替え作
業をすると、運搬容器の床枠が変形をきたし、前
後に設けた観音扉が開閉が不能になるばかりでな
く、側壁、天井面に波打ち現象が発生して使用で
きなくなることがある。
この現象を防止するためには床枠、側壁、天井
等の骨組部材の剛性を大にするとか、部材数の増
化を図ることで解決できるが、運搬容器の自重増
加はさけられず、この方式による解決法は好まし
くなかつた。
等の骨組部材の剛性を大にするとか、部材数の増
化を図ることで解決できるが、運搬容器の自重増
加はさけられず、この方式による解決法は好まし
くなかつた。
（考案が解決しようとする問題点）
本考案は上記の問題点に鑑み、長手方向下桁材
と前後の下梁で囲まれた枠体を簡単な構造で補強
し、２つのキヤリヤ間で横滑り移動しても、運搬
容器の床枠が歪むことがなく、運搬容器の機能に
悪影響を及ぼさないような構造を提供しようとす
るものである。
と前後の下梁で囲まれた枠体を簡単な構造で補強
し、２つのキヤリヤ間で横滑り移動しても、運搬
容器の床枠が歪むことがなく、運搬容器の機能に
悪影響を及ぼさないような構造を提供しようとす
るものである。
（考案による解決手段）
両側部の下桁材と、これらと直交する前後端の
下梁及び一定間隔を置いて前後下桁材間に設けた
床梁と、隣接する床梁間に斜材を取付けてトラン
ス構造とし、かつ前記床梁はその全部又は一部の
下端面が下桁材よりさらに低く、両端部にそり状
部を有していることを特徴とする。
下梁及び一定間隔を置いて前後下桁材間に設けた
床梁と、隣接する床梁間に斜材を取付けてトラン
ス構造とし、かつ前記床梁はその全部又は一部の
下端面が下桁材よりさらに低く、両端部にそり状
部を有していることを特徴とする。
（実施例）
第１図〜第５図を参照して説明する。第１図で
Ａは運搬容器で、図の実線状態はトランクＢのシ
ヤーシ７上に載つている。そしてこれを鉄道車両
Ｃ上に移載しようとしている。移載に当つては、
ウインチＷなどで運搬容器の隅部を引つ張り側方
に平行に滑らせて行う。このとき強度的に弱い床
構造では従来技術で説明したように床のよじれ等
が生ずる。本考案はこれを防ごうとするものであ
る。
Ａは運搬容器で、図の実線状態はトランクＢのシ
ヤーシ７上に載つている。そしてこれを鉄道車両
Ｃ上に移載しようとしている。移載に当つては、
ウインチＷなどで運搬容器の隅部を引つ張り側方
に平行に滑らせて行う。このとき強度的に弱い床
構造では従来技術で説明したように床のよじれ等
が生ずる。本考案はこれを防ごうとするものであ
る。
第２図は運搬容器Ａの底面図で、新規な床枠構
造を示している。床枠１は従来構造と同様、両側
部の下桁材２，３と、これらと直交する前後端の
下梁４，５及び一定間隔を置いて下桁材２，３間
に設けた床梁６′の外に、床梁６′の一端から反対
側の下桁材３の床梁６，６′間の中央部に亘つて
斜材８を取付け、床構造をトラス構造としてい
る。
造を示している。床枠１は従来構造と同様、両側
部の下桁材２，３と、これらと直交する前後端の
下梁４，５及び一定間隔を置いて下桁材２，３間
に設けた床梁６′の外に、床梁６′の一端から反対
側の下桁材３の床梁６，６′間の中央部に亘つて
斜材８を取付け、床構造をトラス構造としてい
る。
床梁６′は第４図に示す如く、下端面が下桁材
２よりさらに低く、両端部が円弧状に加工された
そり状部９を有している。このそり状部９の存在
によつて運搬容器Ａが横移動するときキヤリヤ間
をスムーズに移動することができる。なお、上記
実施例では床梁６′，６′間の中央部に亘つて斜材
を取付けるようにしたが、床梁６′，６′間に対角
に斜材を取付けてもよい。又床梁６′の全てにそ
り状部９を設けないで、前後両端に近い部分の床
梁６′あるいは中央部の床梁６′等一部の床梁にの
みにそり状部９を設ける場合もある。
２よりさらに低く、両端部が円弧状に加工された
そり状部９を有している。このそり状部９の存在
によつて運搬容器Ａが横移動するときキヤリヤ間
をスムーズに移動することができる。なお、上記
実施例では床梁６′，６′間の中央部に亘つて斜材
を取付けるようにしたが、床梁６′，６′間に対角
に斜材を取付けてもよい。又床梁６′の全てにそ
り状部９を設けないで、前後両端に近い部分の床
梁６′あるいは中央部の床梁６′等一部の床梁にの
みにそり状部９を設ける場合もある。
（作用）
第１図の如く、トラツクＢのシヤシー７上から
鉄道車両Ｃに移載しようとするとき、たとえばト
ラツク側のシヤシー上に設けたウインチＷで引張
り移載するが、床構造がトランス構造に構成され
ているので、そり状部９が変形することなく、両
キヤリヤ間をスムーズに平行移動させることがで
きる。
鉄道車両Ｃに移載しようとするとき、たとえばト
ラツク側のシヤシー上に設けたウインチＷで引張
り移載するが、床構造がトランス構造に構成され
ているので、そり状部９が変形することなく、両
キヤリヤ間をスムーズに平行移動させることがで
きる。
（効果）
運搬容器Ａの床枠の床梁６′を斜材８を加えて
トラス構造に骨組し、床梁６′が水平方向の力に
対し強度部材として作用するので、床枠構成部材
の断面も小さな部材でよい。この結果運搬容器の
重量増がなく、しかも側壁、天井等の波打ち現象
も防止することができる。
トラス構造に骨組し、床梁６′が水平方向の力に
対し強度部材として作用するので、床枠構成部材
の断面も小さな部材でよい。この結果運搬容器の
重量増がなく、しかも側壁、天井等の波打ち現象
も防止することができる。
第１図は運搬容器の移載方法を示す斜視図。第
２図は本考案に係る運搬容器の底面図。第３図は
第２図の−矢視図。第４図は第２図の−
矢視図。第５図は従来型運搬容器の底面図。第６
図は第５図の−矢視図。第７図は同じく−
矢視図。 図において；１……床枠、２，３……下桁材、
４，５……下梁、６，６′……床梁、７……シヤ
シー、８……斜材、９……（床梁６′の）そり状
部、Ａ……運搬容器、Ｂ……トラツク、Ｃ……鉄
道車両。
２図は本考案に係る運搬容器の底面図。第３図は
第２図の−矢視図。第４図は第２図の−
矢視図。第５図は従来型運搬容器の底面図。第６
図は第５図の−矢視図。第７図は同じく−
矢視図。 図において；１……床枠、２，３……下桁材、
４，５……下梁、６，６′……床梁、７……シヤ
シー、８……斜材、９……（床梁６′の）そり状
部、Ａ……運搬容器、Ｂ……トラツク、Ｃ……鉄
道車両。
Claims (1)
- 両側部の下桁材２，３と、これらと直交する前
後端の下梁４，５及び一定間隔を置いて前記下桁
材２，３間に設けた床梁６′……と、前記底梁
６′，６′間に斜材８を取付けてトラス構造とし、
かつ前記床梁６′……の全部又は一部の下端面が
下桁材２よりさらに低く、両端部にそり状部９を
有していることを特徴とする運搬容器の床構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987096490U JPH0516140Y2 (ja) | 1987-06-25 | 1987-06-25 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987096490U JPH0516140Y2 (ja) | 1987-06-25 | 1987-06-25 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS642797U JPS642797U (ja) | 1989-01-10 |
| JPH0516140Y2 true JPH0516140Y2 (ja) | 1993-04-27 |
Family
ID=31321416
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1987096490U Expired - Lifetime JPH0516140Y2 (ja) | 1987-06-25 | 1987-06-25 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0516140Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH07107579B2 (ja) * | 1989-11-17 | 1995-11-15 | 三菱電機株式会社 | 反射望遠鏡装置 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5528953A (en) * | 1978-08-24 | 1980-02-29 | Nisshin Flour Milling Co Ltd | Racemization of optically active alpha-substituted arylacetic acid |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5978285U (ja) * | 1982-11-17 | 1984-05-26 | 日本トレ−ルモ−ビル株式会社 | コンテナの面構造体 |
| JPS61125928U (ja) * | 1985-01-25 | 1986-08-07 |
-
1987
- 1987-06-25 JP JP1987096490U patent/JPH0516140Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5528953A (en) * | 1978-08-24 | 1980-02-29 | Nisshin Flour Milling Co Ltd | Racemization of optically active alpha-substituted arylacetic acid |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS642797U (ja) | 1989-01-10 |
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