JPH05161267A - 機器の点検方法 - Google Patents

機器の点検方法

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JPH05161267A
JPH05161267A JP3315672A JP31567291A JPH05161267A JP H05161267 A JPH05161267 A JP H05161267A JP 3315672 A JP3315672 A JP 3315672A JP 31567291 A JP31567291 A JP 31567291A JP H05161267 A JPH05161267 A JP H05161267A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は機器点検の為の電路分離、電路接地及
び操作ロックに関する正しい操作パターン並に点検後の
復旧パターンを保守員に提供し、操作簡素化すると共に
誤操作を防止し、安全性を確保し電力設備の信頼性を向
上させることのできる機器の点検方法を提供することに
ある。 【構成】本発明は、点検対象機器ごとに予め点検パター
ンを規定してデータ処理装置に記憶させておき、機器点
検要求により該当する機器の電路分離、電路接地及び操
作ロック手順をディスプレイ画面21に表示させ、その
手順に従って操作を行ない、その操作状態及び操作結果
を随時前記ディスプレイ画面21に表示し、その表示状
態によって点検可能と点検完了を判断し、さらに点検後
の復旧状態を前記ディスプレイ画面21の表示状態から
判断することにより点検に伴う誤操作を防止できるの
で、電力設備の安全性を確保しその信頼性を向上させる
ことできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電気回路や管路等に組
み込まれる機器の点検方法に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、従来の電機回路に組み込まれた
機器の点検方法を図4の電力系統図を参照して説明す
る。
【0003】図4において、1は電力系統表示板、2は
遮断器シンボル、3,4,5,6は断路器シンボル、7
は接地断路器シンボル、8は接地クランプシンボル、9
は点検エリア表示枠、10は点検中表示札、11はタブ
レット、12は操作ロック表示札である。
【0004】以上のように構成された電力系統図におい
て、電力系統表示板1にはプラントの単線接続図が記入
されており、電路と主要機器の接続を表示すると共に開
閉機器については、その開閉状態をマグネット板やタブ
レット11によって表示している。
【0005】例えば、遮断器シンボル2に相当する機器
の保守点検を行なう場合、まずその機器を開路させ、そ
の状態を遮断器シンボル2に表わす。遮断器シンボル2
は表裏別の色を使いシンボルを反転させその色別によっ
て開閉を示す。次に、保守員が電路の分離計画を作成
し、断路器の開路作業を実施する。断路器シンボル3,
4,5,6に相当する断路器の開路操作を実施すること
によって遮断器シンボル2に相当する遮断器及び電路は
分離させ、各断路器の開路状態は断路器シンボル3,
4,5,6を手動で反転させることによって色別を変え
表示される。
【0006】次に、分離された電路に対して保守員の安
全確保の為に電路の接地を行なう。この時、その接地箇
所は保守マニアルや保守員の判断によって決められる。
接地断路器シンボル7の断路器の手動操作を行ない、電
路の接地が完了した場合には、タブレット11を手動に
て反転あるいは現場のタブレットと交換することによっ
て電力系統表示板1に接地状態を表示する。なお、電路
に接地断路器が設置されておらず接地クランプ等の保守
工具によって電路接地を行なった場合にはその接地状態
を接地クランプシンボル8によって表示する。
【0007】また、電路接地に加え開閉機器の操作回路
ロックを行なった場合には、その機器のシンボルの近く
に操作ロック表示札12を取付け安全を確保すると共に
復旧忘れのないようにする。さらに、電路の中での点検
範囲を明確にする為に点検エリア表示枠9を取付ける。
【0008】以上の作業手順が完了したことを電力系統
表示板1上の各シンボルによって判断し、点検条件が揃
うと点検中表示札10を取付け、遮断器シンボル2の遮
断器の保守点検を開始する。保守点検が完了すると接地
断路器シンボル7の接地断路器を開路し、接地クランプ
シンボル8の接地クランプを撤去することによって電路
接地を解除する。機器の状態は、タブレット11の反転
あるいは現場タブレットとの交換と接地クランプシンボ
ル8の取外しによって個々の操作の都度表示される。同
様に、機器の操作ロックも解除し、操作ロック表示札1
2を取外す。
【0009】次に、点検エリア表示枠9と点検中表示札
10を取外し、電力系統表示板1上で接地表示や点検表
示が無い事を確認した後点検を完了する。電路の復旧は
保守員にゆだねられ断路器シンボル3,4,5,6がそ
れぞれ操作される。
【0010】上記の点検方法によれば、点検可能な状態
の為の操作手順や接地クランプなどの完全手動による接
地点が一定しておらず、保守員の判断により行なわれて
いる。また、電力系統表示板1に示された表示の総合的
判断も保守員にゆだねられている為、誤確認による事故
発生の危険がある。
【0011】また、管路に組み込まれた機器の点検にお
いては、前記電力系統の点検における電力系統表示板が
管路表示板に、遮断器シンボルが油冷却機などの被点検
機器に、また断路器、接地断路器、接地クランプシンボ
ルが冷却水バルブシンボル、送油ポンプシンボル、冷却
油バルブシンボルなどの管路に組込まれた操作機器のシ
ンボルにそれぞれ置換わる以外は電力系統に組込まれた
機器の点検方法と同様に行なわれており、点検可能な状
態への操作手順や点検許可、機器点検後の復旧などの総
合的な判断が保守員にゆだねられている為、誤確認によ
って事故発生の危険がある。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
の電路に組み込まれた機器の点検方法においては、機器
を点検する際の電路分離や電路接地は、保守員の判断に
よって操作される割合が大きいばかりでなく断路器の操
作手順も保守員によって決められているため、誤操作を
行なう危険性が高かった。
【0013】また電力系統表示板に取付けた機器シンボ
ルは、操作確認と表示にのみ使用され点検実施可能や点
検完了の総合的な判断は、保守員によって行なわれてい
るため、電路分離や電路接地が不十分であっても保守員
の判断により点検を実施したり、電路接地解除や操作ロ
ック解除が不十分な場合でも点検完了とみなし電路復旧
操作を行なう等の誤確認によって事故を発生する危険が
有った。さらに、安全を確保する為には、保守員の専門
的な知識が必要であった。また管路の機器点検方法にお
いても電路の場合と同様に誤操作及び誤確認による事故
発生の問題があった。
【0014】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は機器点検の為の電路分離、電路接地及び
操作ロックに関する正しい操作パターン並に点検後の復
旧パターンを保守員に提供し、操作簡素化すると共に誤
操作を防止し、安全性を確保し電力設備の信頼性を向上
させることのできる機器の点検方法を提供することにあ
る。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1の電気回路に組み込まれた機器の
点検方法は、点検対象機器ごとに予め点検パターンを規
定してデータ処理装置に記憶させておき、機器点検要求
により該当する機器の電路分離、電路接地及び操作ロッ
ク手順をディスプレイ画面に表示させ、その手順に従っ
て操作を行ない、その操作状態及び操作結果を随時前記
ディスプレイ画面に表示し、その表示状態によて点検可
能と点検完了を判断し、さらに点検後の復旧状態を前記
ディスプレイ画面の表示状態から判断することにより点
検に伴う誤操作を防止するようにしたことを特徴とす
る。
【0016】また、請求項2の管路に組み込まれた機器
の点検方法は、点検対象機器ごとに予め点検パターンを
規定してデータ処理装置に記憶させておき、機器点検要
求により該当する機器の管路分離及び操作ロック手順を
ディスプレイ画面に表示させ、その手順に従って操作を
行ない、その操作状態及び操作結果を随時前記ディスプ
レイ画面に表示しその表示状態によって点検可能と点検
完了を判断し、さらに点検後の復旧状態を前記ディスプ
レイ画面の表示状態から判断することにより点検に伴う
誤操作を防止するようにしたことを特徴とする。
【0017】
【作用】電気回路に組み込まれた機器の点検の際の電路
分離、電路接地及び操作ロック手順を予めデータ処理装
置に記憶させておき、データ処理装置に接続したディス
プレイ画面に単線接続図と開閉機器の開閉状態を表示さ
せる。
【0018】ディスプレイ画面上で点検する機器を指定
し、電路分離、電路接地及び操作ロックの手順をディス
プレイ画面上に表示させる。保守員は表示された操作手
順に従って機器の操作を行なう。機器の状態が自動的に
データ処理装置に組込まれるものは、ディスプレイ画面
上の機器シンボルの表示状態が自動的に変わり、接地ク
ランプの如く完全に手動で操作される機器の状態は保守
員が操作後ディスプレイ画面上にその状態をインプット
する。操作手順に従った操作が完了したかどうかをディ
スプレイ画面上の機器シンボルによりデータ処理装置が
判断し点検が可能であれば点検を許可する。
【0019】機器点検が完了すると点検完了信号をデー
タ処理装置に入力し、操作ロック解除、接地ロック解除
及び電路復旧操作手順をディスプレイ画面上に表示させ
る。保守員は表示された復旧手順に従った復旧操作を行
なう。
【0020】機器の操作状態はデータ処理装置への自動
入力、手動入力共にディスプレイ画面上に表示される。
ディスプレイ画面上の機器シンボルの表示装置によりデ
ータ処理装置が復旧したかどうかを判断し、完全復旧状
態で点検を完了させる。また、管路に組み込まれた機器
の点検も上記電気回路に組み込まれた機器の点検と同様
に実施することができる。
【0021】
【実施例】以下、本発明の実施例を図を参照して説明す
る。図1は本発明の一実施例の電力系統図であり、図2
は図1の点検開始から点検完了までの操作手順を示した
ブロック図である。
【0022】図1において21はディスプレイ画面、2
2は遮断器シンボル、23,24,25,26は断路器
シンボル、27は接地断路器シンボル、28は接地クラ
ンプシンボル、29は点検エリア表示シンボル、30は
点検中シンボル、31は操作ロック中シンボル、32は
分離操作シンボル、33は接地操作シンボル、34は点
検許可メッセージである。次に、本実施例の動作を図1
および図2について説明する。
【0023】ディスプレイ画面21の内容はデータ処理
装置(図示せず)に予め記憶されたプログラムと入力さ
れるデータによって決められ、データ処理装置に接続さ
れるディスプレイ装置(図示せず)に表示される。
【0024】ディスプレイ画面21上に単線接続図を表
示し、電路と主要機器の接続を表示すると共に開閉機器
の開閉状態を表示する。開閉機器の状態の内、自動的に
データ処理装置に取込まれるものはそのデータによって
随時ディスプレイ画面21上の機器シンボル状態を変化
させ、データ処理装置に取込まれないものはディスプレ
イ装置に手動で入力し、ディスプレイ画面21上の機器
シンボル状態を変えることができる。以下、図2のフロ
ーチャートを参照して説明する。
【0025】例えば、遮断器シンボル22に該当する遮
断器の保守点検を実施する場合、まずディスプレイ画面
21上にて遮断器シンボル22の点検開始を指定する
(ステップ101)。この点検開始指令を受けたデータ
処理装置は、予め記憶している遮断器シンボル22の遮
断器の点検パターンを呼び出し(ステップ102)、デ
ィスプレイ画面上に点検エリアの分離手順を分離操作シ
ンボル32によって表示する(ステップ103)。
【0026】断路器シンボル23,24,25,26が
分離手順に従って分離操作シンボル32によって示され
る。保守員は、示された断路器シンボルに該当する機器
を示された順序で開路操作する(ステップ104)。そ
の機器状態をデータ処理装置に取込み、ディスプレイ画
面21上の断路器シンボル表示を開路表示とする。一つ
の断路器の開操作と表示が完了するまで分離操作シンボ
ル32は次の断路器シンボルを示さない。断路器シンボ
ル23,24,25,26の全てが開路操作によって開
路表示となれば、データ処理装置により点検エリアの分
離が完了したものと判断し(ステップ105)、点検エ
リアの接地操作に移る(ステップ106)。点検エリア
の接地箇所は接地操作シンボル33により表示される。
保守員は示された接地機器シンボルに該当する機器の接
地操作を行なう。
【0027】接地断路器シンボル27を接地操作シンボ
ル33が指示した場合には保守員は接地断路器シンボル
27の接地断路器を閉路させなければならない。接地断
路器が閉路状態となり、そのデータがデータ処理装置に
入力されていれば接地断路器シンボル27は自動的に閉
路表示となり、接地操作シンボル33は次の接地ステッ
プである接地クランプシンボル28を示す。保守員は示
された位置に接地クランプを設置しなければならない。
接地クランプは完全に手動で取付けられるため、その状
態はデータ処理装置に自動入力されない。よって保守員
は接地クランプ設置後、データ処理装置にその状態を入
力し接地クランプシンボル28を接地表示する(ステッ
プ107)。
【0028】接地断路器シンボル27と接地クランプシ
ンボル28の両方が接地表示になると、データ処理装置
は点検エリアの接地は完了したと判断し機器の操作ロッ
ク指示に移る(ステップ108)。点検中に操作ロック
が必要な機器のシンボルがフラッシングなどの手法を使
って保守員に示され、保守員は操作ロックを行ないその
状態をデータ処理装置に入力する。操作ロック状態入力
によって操作ロック中シンボル31が表示される(ステ
ップ109)。
【0029】機器点検前の操作が完了した事をディスプ
レイ画面21のシンボル状態によってデータ処理装置が
判断し、点検エリア表示シンボル29と点検中シンボル
30を表示した後点検許可メッセージ34を表示する
(ステップ110)。
【0030】点検許可メッセージには点検する遮断器シ
ンボル22の遮断器を収納している盤(図示せず)のキ
ー番号が表示される。保守員はキー番号に該当するキー
を選択し盤の錠を開く(ステップ111)ことによって
収納された遮断器の点検を開始する。
【0031】遮断器の点検が完了すると、保守員は、盤
を施錠しキーを返却すると共にディスプレイ装置に遮断
器シンボル22の遮断器の点検終了を入力する(ステッ
プ112)。この点検終了入力を受けたデータ処理装置
は、点検許可メッセージ34の表示を消した後、接地解
除手順を接地操作シンボル33によって示す(ステップ
113)。保守員は示された接地断路器の開路操作及び
接地クランプの撤去を実施し、接地断路器シンボル27
と接地クランプシンボル28を非接地表示とする。両方
のシンボルが非接地状態になれば接地解除と判断し(ス
テップ114)、機器の操作ロック解除指示を操作ロッ
クを施した機器である断路器シンボル23と24のフラ
ッシングにより行ない、保守員が操作ロック箇所を復旧
した後、操作ロック中シンボル31をロック解除の状態
に表示変更する(ステップ115)。
【0032】操作ロック解除が完了すると、点検エリア
分離前の状態にもどす為に断路器シンボル23,24,
25,26に該当する断路器の操作手順を分離操作シン
ボル32によって示し、保守員が断路器の閉路操作を行
ない点検開始時の状態にもどされる(ステップ11
6)。点検開始時まで復旧した事をディスプレイ画面2
1上の機器シンボルによって判断し完全に復旧していれ
ば点検エリア表示シンボル29と点検中シンボル30が
データ処理装置により消され(ステップ117)、点検
の全ステップを完了する(ステップ118)。
【0033】点検開始時までの復旧を必要としない場合
には、接地解除と操作ロック解除を完了した時点で復旧
中止をデータ処理装置に入力すれば、点検エリア表示シ
ンボル29と点検中シンボル30が消され、点検の全ス
テップを完了することができる。
【0034】上述したように、本実施例によれば、機器
点検時の電路分離、電路接地及び操作ロックそれぞれの
操作手順をディスプレイ画面に表示することにより保守
員が操作手順を検討することなく円滑に操作を行なうこ
とができる。
【0035】また、操作結果をディスプレイ画面のシン
ボル表示により自動的に判断して次の操作ステップに移
ることにより誤操作を防止し確実な操作を行なうことが
できる。電路接地については、接地器具を用いて手動で
接地しなければならない箇所であっても接地指示にもれ
を生じることが無く安全性を確保できる。さらに、機器
点検後の復旧作業においても、復旧手順がステップごと
に表示される為誤操作や復旧忘れに伴うシステムダウン
などを防止でき確実で安全な復旧ができる。
【0036】なお、上記実施例では電力系統に組込まれ
た機器の点検を行なう方法で説明したが、制御システム
に組込まれた機器又は部品の点検手順が決められるもの
であれば適用可能であり、本実施例と同等の効果を有す
る。図3は本発明の他の実施例の冷却管路図である。
【0037】図3において、41はディスプレイ画面、
42は冷却水管シンボル、43は冷却水バルブシンボ
ル、44は油冷却機シンボル、45は送油ポンプシンボ
ル、46は冷却油管シンボル、47は冷却油バルブシン
ボル、48は変圧器シンボル、29は点検エリア表示シ
ンボル、30は点検中シンボル、32は分離操作シンボ
ル、34は点検許可メッセージである。次に、本実施例
の動作について説明する。
【0038】ディスプレイ画面41のシンボルによって
油冷却の変圧器における油管系統と水管系統が表わされ
ており、4台の油冷却機の内1台は変圧器の運転停止の
状態にかかわらず点検可能なシステムとなっている。
【0039】ディスプレイ画面41の最上部に表示され
ている油冷却機シンボル44に相当する機器の点検が必
要になった場合には、まず、ディスプレイ画面41上で
該当する油冷却機シンボル44の点検開始を指定する。
【0040】この点検開始指令を受けたデータ処理装置
は、予め記憶している該当機器の点検パターンを呼び出
し、点検エリアの分離手順を分離操作シンボル32によ
って表示する。分離操作シンボル32により、送油ポン
プシンボル45を示し、保守員に送油ポンプの起動又は
停止を指示する。点検を行なう油冷却機の送油ポンプは
停止操作されその状態が送油ポンプシンボル45に表示
される。次に冷却油管シンボル46上に配置された冷却
油バルブシンボル47の開閉指示を分離操作シンボル3
2によって行ない保守員は変圧器の運転を妨げない様計
画されたこの操作手順に従って冷却油バルブの開閉操作
を実施する。実施後は操作した冷却油バルブに対応する
冷却油バルブシンボル47の状態変化を手動でデータ処
理装置に入力する。指定した油冷却機シンボル44が冷
却油バルブシンボル47によって変圧器シンボル48か
ら完全に分離した状態となれば、冷却水管シンボル42
上の冷却水バルブシンボル43を分離操作シンボル32
が示し、保守員に冷却水バルブシンボル43の開閉指示
を行なう。保守員は示された冷却水バルブの操作を実施
し、その開閉状態をデータ処理装置に入力する。データ
処理装置は油冷却機をシステムから完全に分離した状態
であることをディスプレイ画面41上の各シンボルの状
態で判断し点検エリア表示シンボル29、点検中シンボ
ル30を表示すると共に点検許可メッセージ34を表示
し保守員に点検許可を与える。この点検許可メッセージ
34を電気的な信号に変換し、機器のキーロックを自動
的に解除することも可能である。
【0041】油冷却機の点検が完了すればデータ処理装
置に点検完了を入力し油冷却機をシステムに復旧させる
為の操作手順を分離操作シンボル32で示す。保守員は
示された順序通りに操作を実行しその状態変化を冷却水
バルブシンボル43、冷却油バルブシンボル47、送油
ポンプシンボル45に表示させる。データ処理装置は、
ディスプレイ画面41上のこれらのシンボルの状態から
システムの復旧状態を判断し、完全に復旧すれば点検エ
リア表示シンボル29、点検中シンボル30を消去し点
検が完了したことを表示する。
【0042】上述したように、本実施例によると、冷却
管路に含まれる機器の点検に関しても点検機器を指定す
ることにより予め決められた冷却管路からの機器の分離
手順や復旧手順をディスプレイ画面の機器シンボルと操
作シンボルを使い保守員に理解し易い方法で表示するこ
とから誤操作を無くし、安全で円滑な機器点検ができ
る。また点検許可や完全復旧の総合的な判断をデータ処
理装置で行なう為、人的判断ミスによるシステムダウン
などの故障を防止でき設備の信頼性が高まる。
【0043】なお、本実施例においては、データ処理装
置の総合的な判断である点検許可、点検完了をディスプ
レイ画面上でのメッセージ表示とし、点検機器が収納さ
れている盤や部屋の錠を保守員が開閉しているが、この
錠機構に電磁ロックの如く電気信号により開閉する機構
を設け、点検許可と点検完了をデータ処置装置で判断し
た時にその信号を電気信号に変換しこの錠機構に伝達す
る事により点検機器のロックとロック解除を自動で実行
できる。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
電気回路や管路の制御システム内に組込まれた機器の点
検を行なう場合に、システムからの点検機器の分離操
作、保守員の安全確保の為の操作を迅速かつ正確に実行
でき、点検可能、点検完了の判断が自動的に行なえるた
め、誤操作を防止し、機器点検作業の為の安全性を確保
すると共に確実なシステム復旧により電力設備の信頼性
を向上させることができるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の電力系統図。
【図2】図1の操作手順を示すブロック図。
【図3】本発明の他の実施例の冷却管路図。
【図4】従来の電力系統図。
【符号の説明】
1…電力系統表示板、2…遮断器シンボル、3,4,
5,6…断路器シンボル、7…接地断路器シンボル、8
…接地クランプシンボル、9…点検エリア表示枠、10
…点検中表示札、11…タブレット、12…操作ロック
表示札、21…ディスプレイ画面、22…遮断器シンボ
ル、23,24,25,26…断路器シンボル、27…
接地断路器シンボル、28…接地クランプシンボル、2
9…点検エリア表示シンボル、30…点検中シンボル、
31…操作ロック中シンボル、32…分離操作シンボ
ル、33…接地操作シンボル、34…点検許可メッセー
ジ、41…ディスプレイ画面、42…冷却水管シンボ
ル、43…冷却水バルブシンボル、44…油冷却機シン
ボル、45…送油ポンプシンボル、46…冷却油管シン
ボル、47…冷却油バルブシンボル、48…変圧器シン
ボル。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気回路に組込まれた機器の点検方法に
    おいて、点検対象機器ごとに予め点検パターンを規定し
    てデータ処理装置に記憶させておき、機器点検要求によ
    り該当する機器の電路分離、電路接地及び操作ロック手
    順をディスプレイ画面に表示させ、その手順に従って操
    作を行ない、その操作状態及び操作結果を随時前記ディ
    スプレイ画面に表示し、その表示状態によて点検可能と
    点検完了を判断し、さらに点検後の復旧状態を前記ディ
    スプレイ画面の表示状態から判断することを特徴とする
    機器の点検方法。
  2. 【請求項2】 管路に組込まれた機器の点検方法におい
    て、点検対象機器ごとに予め点検パターンを規定してデ
    ータ処理装置に記憶させておき、機器点検要求により該
    当する機器の管路分離及び操作ロック手順をディスプレ
    イ画面に表示させ、その手順に従って操作を行ない、そ
    の操作状態及び操作結果を随時前記ディスプレイ画面に
    表示しその表示状態によって点検可能と点検完了を判断
    し、さらに点検後の復旧状態を前記ディスプレイ画面の
    表示状態から判断することを特徴とする機器の点検方
    法。
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