JPH05160929A - ファクシミリ装置 - Google Patents
ファクシミリ装置Info
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- JPH05160929A JPH05160929A JP3348140A JP34814091A JPH05160929A JP H05160929 A JPH05160929 A JP H05160929A JP 3348140 A JP3348140 A JP 3348140A JP 34814091 A JP34814091 A JP 34814091A JP H05160929 A JPH05160929 A JP H05160929A
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 記録紙としてカット紙を用いるファクシミリ
装置に於いて、発信元情報を、原稿情報を損なわないよ
うに、同一のカット紙に確実に記録する。 【構成】 通信回線から受信されるデ−タデ−タから原
稿情報と発信元情報とを識別する識別手段と、記録部か
ら排出されるカット紙(=記録紙)の表裏を反転して該
カット紙の裏面に画像を記録し得るように記録部へ再給
紙する反転給紙手段と、前記原稿情報をカット紙の片面
に記録させ、前記発信元情報を同じカット紙の他面に記
録させる制御手段とを具備するファクシミリ装置。
装置に於いて、発信元情報を、原稿情報を損なわないよ
うに、同一のカット紙に確実に記録する。 【構成】 通信回線から受信されるデ−タデ−タから原
稿情報と発信元情報とを識別する識別手段と、記録部か
ら排出されるカット紙(=記録紙)の表裏を反転して該
カット紙の裏面に画像を記録し得るように記録部へ再給
紙する反転給紙手段と、前記原稿情報をカット紙の片面
に記録させ、前記発信元情報を同じカット紙の他面に記
録させる制御手段とを具備するファクシミリ装置。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ファクシミリ装置に関
する。詳しくは、所定の長さに切断されたカット紙を、
記録紙として用いる装置に関する。
する。詳しくは、所定の長さに切断されたカット紙を、
記録紙として用いる装置に関する。
【0002】
【従来の技術】通信回線から受信されるデ−タに基づ
き、記録紙上に画像を再現するファクシミリ装置であっ
て、記録紙としてカット紙を用いる装置が提供されてい
る。カット紙とは、感熱記録用等のロ−ル紙とは異な
り、連続紙ではない普通紙であり、一般に、定型サイズ
である。なお、普通紙上への画像記録は、例えば、電子
写真方式により行われている。
き、記録紙上に画像を再現するファクシミリ装置であっ
て、記録紙としてカット紙を用いる装置が提供されてい
る。カット紙とは、感熱記録用等のロ−ル紙とは異な
り、連続紙ではない普通紙であり、一般に、定型サイズ
である。なお、普通紙上への画像記録は、例えば、電子
写真方式により行われている。
【0003】ファクシミリ装置に於いて、通信回線から
受信されるデ−タは、一般に、発信元情報と、該発信元
情報に続いて受信される原稿情報とから成る。発信元情
報は、発信元のファクシミリ装置を特定する情報であ
り、例えば、発信元ファクシミリ装置の電話番号、発信
元ファクシミリ装置の設置されている会社名等である。
また、原稿情報は、発信元のファクシミリ装置で読み取
られた原稿画像のパタ−ンに対応する情報である。
受信されるデ−タは、一般に、発信元情報と、該発信元
情報に続いて受信される原稿情報とから成る。発信元情
報は、発信元のファクシミリ装置を特定する情報であ
り、例えば、発信元ファクシミリ装置の電話番号、発信
元ファクシミリ装置の設置されている会社名等である。
また、原稿情報は、発信元のファクシミリ装置で読み取
られた原稿画像のパタ−ンに対応する情報である。
【0004】ロ−ル紙を用いるファクシミリ装置では、
図16のように、用紙の先端寄りの部分mに前記発信元
情報(図中、*で示す)が記録され、また、該部分mを
除く後端寄りの部分nに前記原稿情報が記録される。こ
のため、上記のファクシミリ装置では、カットして排出
される記録紙の長さは、m+n=Lとなる。
図16のように、用紙の先端寄りの部分mに前記発信元
情報(図中、*で示す)が記録され、また、該部分mを
除く後端寄りの部分nに前記原稿情報が記録される。こ
のため、上記のファクシミリ装置では、カットして排出
される記録紙の長さは、m+n=Lとなる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】発信元の装置で読み取
られる原稿のサイズは、一般に、定型サイズであり、そ
の長さは、上記のnに相当する。したがって、定型サイ
ズのカット紙を用いるファクシミリ装置では、上記のm
に相当する分だけ記録紙の長さが足りず、前記発信元情
報と前記原稿情報とを、図16のように記録することは
できない。
られる原稿のサイズは、一般に、定型サイズであり、そ
の長さは、上記のnに相当する。したがって、定型サイ
ズのカット紙を用いるファクシミリ装置では、上記のm
に相当する分だけ記録紙の長さが足りず、前記発信元情
報と前記原稿情報とを、図16のように記録することは
できない。
【0006】このため、(1)前記原稿情報に基づく画
像のサイズを縮小して記録することにより前記原稿情報
に基づく画像と前記発信元情報に基づく画像とを記録す
る方式(特開昭61−242168号公報)、(2)前
記発信元情報に基づく画像を前記原稿情報に基づく画像
に重ねて記録する方式、(3)前記発信元情報に基づく
画像と前記原稿情報に基づく画像を別葉の記録紙にそれ
ぞれ記録する方式、等の各方式が行われている。
像のサイズを縮小して記録することにより前記原稿情報
に基づく画像と前記発信元情報に基づく画像とを記録す
る方式(特開昭61−242168号公報)、(2)前
記発信元情報に基づく画像を前記原稿情報に基づく画像
に重ねて記録する方式、(3)前記発信元情報に基づく
画像と前記原稿情報に基づく画像を別葉の記録紙にそれ
ぞれ記録する方式、等の各方式が行われている。
【0007】しかし、前記(1)の方式は、記録紙に再
現される原稿画像のサイズが、発信元の原稿画像のサイ
ズと異なるため、例えば、図面等のように、サイズが重
要な要素である場合には適さない。前記(2)の方式
は、発信元情報と原稿情報とが重なるため画像が見難
く、両者を判別し難い。前記(3)の方式は、記録紙の
消費量が多くなり、また、発信元情報と原稿情報とを一
体に保存できないため、後に、両者の関係が不明となり
がちである。本発明は、上記の欠点の解消を目的とす
る。
現される原稿画像のサイズが、発信元の原稿画像のサイ
ズと異なるため、例えば、図面等のように、サイズが重
要な要素である場合には適さない。前記(2)の方式
は、発信元情報と原稿情報とが重なるため画像が見難
く、両者を判別し難い。前記(3)の方式は、記録紙の
消費量が多くなり、また、発信元情報と原稿情報とを一
体に保存できないため、後に、両者の関係が不明となり
がちである。本発明は、上記の欠点の解消を目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、記録部へ給紙
されるカット紙に通信回線から受信されるデ−タに基づ
く画像を記録するファクシミリ装置に於いて、前記デ−
タから原稿情報と発信元情報とを識別する識別手段と、
カット紙の表裏両面に画像を記録する両面記録手段と、
前記原稿情報をカット紙の片面に記録させ、前記発信元
情報を同じカット紙の他面に記録させる制御手段とを具
備せしめたものである。
されるカット紙に通信回線から受信されるデ−タに基づ
く画像を記録するファクシミリ装置に於いて、前記デ−
タから原稿情報と発信元情報とを識別する識別手段と、
カット紙の表裏両面に画像を記録する両面記録手段と、
前記原稿情報をカット紙の片面に記録させ、前記発信元
情報を同じカット紙の他面に記録させる制御手段とを具
備せしめたものである。
【0009】前記原稿情報とは、発信元で読み取られた
原稿画像のパタ−ンに対応する情報であり、前記発信元
情報とは、発信元を特定する情報である。一般に、最初
に発信元情報が受信され、次に原稿情報が受信される。
このため、この関係を利用して、両者を識別することが
できる。なお、発信元情報に加えて、着信日時等の着信
情報を、所定の様式で記録するようにしてもよい。
原稿画像のパタ−ンに対応する情報であり、前記発信元
情報とは、発信元を特定する情報である。一般に、最初
に発信元情報が受信され、次に原稿情報が受信される。
このため、この関係を利用して、両者を識別することが
できる。なお、発信元情報に加えて、着信日時等の着信
情報を、所定の様式で記録するようにしてもよい。
【0010】また、カット紙の第1面(表面)に前記原
稿情報を記録し、第2面(裏面)に前記発信元情報を記
録するように制御してもよく、逆に、第1面に前記発信
元情報を記録し、第2面に前記原稿情報を記録するよう
に制御してもよい。
稿情報を記録し、第2面(裏面)に前記発信元情報を記
録するように制御してもよく、逆に、第1面に前記発信
元情報を記録し、第2面に前記原稿情報を記録するよう
に制御してもよい。
【0011】
【作用】通信回線からデ−タが受信されると、識別手段
により、原稿情報と発信元情報とが識別される。記録部
へカット紙が給紙されると、片面には原稿情報(又は、
発信元情報)が記録され、他面には発信元情報(又は、
原稿情報)が記録される。その後、該カット紙は、機外
へ排出される。
により、原稿情報と発信元情報とが識別される。記録部
へカット紙が給紙されると、片面には原稿情報(又は、
発信元情報)が記録され、他面には発信元情報(又は、
原稿情報)が記録される。その後、該カット紙は、機外
へ排出される。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を、 〔1〕実施例装置の機構 〔2〕制御回路の構成 〔3〕通信制御CPUでの処理 〔4〕他の実施例等 の順に説明する。
【0013】〔1〕実施例装置の機構 まず、実施例装置の機械的構成を説明する。本実施例装
置は、図9〜図11に示すように、通信回線から受信さ
れる画像情報(発信元情報と原稿情報)等をカット紙上
に再現するための画像記録部と、通信回線へ送信すべき
原稿の画像を読み取って電気信号に変換するための画像
読取部とを有する。なお、図9はカット紙表面のみへの
画像再現時を、図10はカット紙表裏両面への画像再現
時を、図11は原稿画像の読取時を、それぞれ示す。
置は、図9〜図11に示すように、通信回線から受信さ
れる画像情報(発信元情報と原稿情報)等をカット紙上
に再現するための画像記録部と、通信回線へ送信すべき
原稿の画像を読み取って電気信号に変換するための画像
読取部とを有する。なお、図9はカット紙表面のみへの
画像再現時を、図10はカット紙表裏両面への画像再現
時を、図11は原稿画像の読取時を、それぞれ示す。
【0014】[1-1] 画像記録部 画像記録部は、いわゆるレ−ザプリンタにより構成され
る。画像情報によって変調された後、光学系21から破線
矢印a のように出力されるレ−ザ光は、定速回転してい
る感光体ドラム23の表面に結像される。感光体ドラム23
は、結像位置の手前に於いて、帯電チャ−ジャ29により
一様に帯電されている。このため、感光体ドラム23の表
面には、上記レ−ザ光のパタ−ンに対応するパタ−ンの
静電潜像が形成される。該静電潜像は、現像装置25によ
りトナ−現像されて可視化され、転写チャ−ジャ27の位
置にて記録紙(=定型サイズのカット紙)上に転写され
る。
る。画像情報によって変調された後、光学系21から破線
矢印a のように出力されるレ−ザ光は、定速回転してい
る感光体ドラム23の表面に結像される。感光体ドラム23
は、結像位置の手前に於いて、帯電チャ−ジャ29により
一様に帯電されている。このため、感光体ドラム23の表
面には、上記レ−ザ光のパタ−ンに対応するパタ−ンの
静電潜像が形成される。該静電潜像は、現像装置25によ
りトナ−現像されて可視化され、転写チャ−ジャ27の位
置にて記録紙(=定型サイズのカット紙)上に転写され
る。
【0015】*記録紙表面のみへの画像記録 図9は、記録紙の表面(=第1面)へ画像を記録した
後、そのまま、多機能トレイ51上へ排出する場合を示
す。まず、記録紙は、記録紙収納カセット11から給紙ロ
−ラ13により引き出された後、搬送ロ−ラ15によりタイ
ミングロ−ラ17の位置まで搬送されて、一旦停止され
る。その後、画像先端に同期するタイミングで転写位置
(感光体ドラム23〜転写チャ−ジャ27間の位置)へ送り
出され、前記の転写処理を施される。
後、そのまま、多機能トレイ51上へ排出する場合を示
す。まず、記録紙は、記録紙収納カセット11から給紙ロ
−ラ13により引き出された後、搬送ロ−ラ15によりタイ
ミングロ−ラ17の位置まで搬送されて、一旦停止され
る。その後、画像先端に同期するタイミングで転写位置
(感光体ドラム23〜転写チャ−ジャ27間の位置)へ送り
出され、前記の転写処理を施される。
【0016】画像転写処理後の記録紙は、定着ロ−ラ31
にて熱圧着による画像定着処理を施された後、切換爪41
の上面(左面)側に案内され、排出ロ−ラ43によって、
多機能トレイ51の上面側へ排出される。多機能トレイ51
は、右端の基部付近が回動の軸心となるように回動可能
に配設された部材であり、上記の如き排紙トレイとして
の機能と、後述の如き原稿セットトレイとしての機能と
を有する。
にて熱圧着による画像定着処理を施された後、切換爪41
の上面(左面)側に案内され、排出ロ−ラ43によって、
多機能トレイ51の上面側へ排出される。多機能トレイ51
は、右端の基部付近が回動の軸心となるように回動可能
に配設された部材であり、上記の如き排紙トレイとして
の機能と、後述の如き原稿セットトレイとしての機能と
を有する。
【0017】*記録紙表裏両面への画像記録 図10は、表面(=第1面)へ画像を記録された記録紙
の表裏を反転して、その裏面(=第2面)へも画像を記
録する場合を示す。前記の如く表面側へ画像を転写され
た記録紙は、定着ロ−ラ31にて熱圧着による画像定着処
理を施された後、切換爪41の下面(右面)側に案内され
て、多機能トレイ51の下方に形成される搬送路内を、搬
送ロ−ラ47及び従動コロ45によって搬送される。次に、
多機能トレイ51の基部付近の下面側に形成されている凹
部51a に案内されて、給紙ロ−ラ53〜捌きロ−ラ54間へ
送られる。
の表裏を反転して、その裏面(=第2面)へも画像を記
録する場合を示す。前記の如く表面側へ画像を転写され
た記録紙は、定着ロ−ラ31にて熱圧着による画像定着処
理を施された後、切換爪41の下面(右面)側に案内され
て、多機能トレイ51の下方に形成される搬送路内を、搬
送ロ−ラ47及び従動コロ45によって搬送される。次に、
多機能トレイ51の基部付近の下面側に形成されている凹
部51a に案内されて、給紙ロ−ラ53〜捌きロ−ラ54間へ
送られる。
【0018】裏面側への画像記録時に於いて、給紙ロ−
ラ53は反時計方向へ、捌きロ−ラ54は時計方向へ、それ
ぞれ回転される。このため、上記の如く給紙ロ−ラ53〜
捌きロ−ラ54間へ送られた記録紙は、原稿搬送路内へ送
り込まれ、原稿搬送路内の搬送ロ−ラ55により搬送され
て、プラテンロ−ラ57〜読取部300 の読取ヘッド(不図
示)間へ送り込まれる。この時、記録紙は、搬送ロ−ラ
55〜プラテンロ−ラ57間の用紙センサ56によって検出さ
れる。
ラ53は反時計方向へ、捌きロ−ラ54は時計方向へ、それ
ぞれ回転される。このため、上記の如く給紙ロ−ラ53〜
捌きロ−ラ54間へ送られた記録紙は、原稿搬送路内へ送
り込まれ、原稿搬送路内の搬送ロ−ラ55により搬送され
て、プラテンロ−ラ57〜読取部300 の読取ヘッド(不図
示)間へ送り込まれる。この時、記録紙は、搬送ロ−ラ
55〜プラテンロ−ラ57間の用紙センサ56によって検出さ
れる。
【0019】記録紙の先端が用紙センサ56を通過した
後、記録紙の後端が原稿搬送路の分岐部に設けられたマ
イラ弁61を通過するのに要する所定時間が経過すると、
搬送ロ−ラ55の回転が逆転され、記録紙は逆方向へスイ
ッチバックされる。この時、記録紙の先端(=当初の後
端)は、マイラ弁61の作用により、前記給紙ロ−ラ53側
の搬送路内ではなく、搬送ロ−ラ63側の再給紙路内へ案
内され、該搬送ロ−ラ63により、タイミングロ−ラ17の
位置まで搬送される。
後、記録紙の後端が原稿搬送路の分岐部に設けられたマ
イラ弁61を通過するのに要する所定時間が経過すると、
搬送ロ−ラ55の回転が逆転され、記録紙は逆方向へスイ
ッチバックされる。この時、記録紙の先端(=当初の後
端)は、マイラ弁61の作用により、前記給紙ロ−ラ53側
の搬送路内ではなく、搬送ロ−ラ63側の再給紙路内へ案
内され、該搬送ロ−ラ63により、タイミングロ−ラ17の
位置まで搬送される。
【0020】その後は、前記の『記録紙表面のみへの画
像記録』の場合と同様にして前記転写位置へ送られ、裏
面(=第2面)側にも画像を転写された後、定着ロ−ラ
31により画像定着処理を施され、さらに、切換爪41の上
面(左面)側に案内されて、排出ロ−ラ43によって多機
能トレイ51の上面側へ排出される。以上のようにして、
同一記録紙の表裏への画像記録が行われる。この状態に
て、原稿情報が第1 面に、発信元情報が他面に記録され
る。
像記録』の場合と同様にして前記転写位置へ送られ、裏
面(=第2面)側にも画像を転写された後、定着ロ−ラ
31により画像定着処理を施され、さらに、切換爪41の上
面(左面)側に案内されて、排出ロ−ラ43によって多機
能トレイ51の上面側へ排出される。以上のようにして、
同一記録紙の表裏への画像記録が行われる。この状態に
て、原稿情報が第1 面に、発信元情報が他面に記録され
る。
【0021】[1-2] 読取部 送信等のために原稿画像を読み取る場合には、多機能ト
レイ51は、図11に示すように設定され、その上面に、
原稿ガイド52により規制されるようにして、原稿が重ね
てセットされる。上記原稿は、給紙ロ−ラ53及び捌きロ
−ラ54によって、最上層の原稿から1枚づつ順に引き出
される。なお、捌きロ−ラ54は、多数枚セットされた原
稿を一枚づつに捌くため前記の『記録紙表裏両面への画
像記録』の場合とは逆に、反時計方向へも回転する機構
となっている。
レイ51は、図11に示すように設定され、その上面に、
原稿ガイド52により規制されるようにして、原稿が重ね
てセットされる。上記原稿は、給紙ロ−ラ53及び捌きロ
−ラ54によって、最上層の原稿から1枚づつ順に引き出
される。なお、捌きロ−ラ54は、多数枚セットされた原
稿を一枚づつに捌くため前記の『記録紙表裏両面への画
像記録』の場合とは逆に、反時計方向へも回転する機構
となっている。
【0022】上記の如く引き出された原稿は、搬送ロ−
ラ55により、プラテンロ−ラ57〜読取部300 の読取ヘッ
ド(不図示)間へ送られ、該読取ヘッドにより、順次、
画像を走査される。読取ヘッドは、原稿画像を光学的に
走査して、そのパタ−ンに対応する電気信号に変換する
イメ−ジセンサであり、変換された電気信号に基づい
て、画像情報が生成される。
ラ55により、プラテンロ−ラ57〜読取部300 の読取ヘッ
ド(不図示)間へ送られ、該読取ヘッドにより、順次、
画像を走査される。読取ヘッドは、原稿画像を光学的に
走査して、そのパタ−ンに対応する電気信号に変換する
イメ−ジセンサであり、変換された電気信号に基づい
て、画像情報が生成される。
【0023】〔2〕制御回路の構成 次に、実施例装置の制御回路を説明する。本実施例装置
は、図8に示す機能ブロックより成る制御回路を有す
る。通信制御CPU101 は、操作パネル400 等から入力
される信号に応じて、本装置全体の作動を管理する。例
えば、発信を指令する信号に応じて、NCU(Network C
ontroll Unit)111を起動して、通信回線へ、相手先のフ
ァクシミリ装置を呼び出すための信号を送出させる。C
PU101 での処理の詳細は後述する。
は、図8に示す機能ブロックより成る制御回路を有す
る。通信制御CPU101 は、操作パネル400 等から入力
される信号に応じて、本装置全体の作動を管理する。例
えば、発信を指令する信号に応じて、NCU(Network C
ontroll Unit)111を起動して、通信回線へ、相手先のフ
ァクシミリ装置を呼び出すための信号を送出させる。C
PU101 での処理の詳細は後述する。
【0024】読取部300 では、上記通信制御CPU101
からの制御信号に応じて、原稿画像の読み取りが行われ
る。読み取られたデ−タは、1 ラインづつバッファメモ
リ141 へ送られた後、さらに、圧縮・伸長部123 に於い
て1 ラインづつ圧縮されて、圧縮画像メモリ121 に格納
される。
からの制御信号に応じて、原稿画像の読み取りが行われ
る。読み取られたデ−タは、1 ラインづつバッファメモ
リ141 へ送られた後、さらに、圧縮・伸長部123 に於い
て1 ラインづつ圧縮されて、圧縮画像メモリ121 に格納
される。
【0025】圧縮画像メモリ121 に格納されたデ−タ
は、送信時に読み出され、圧縮・伸長部123 にて伸長さ
れた後、ペ−ジメモリ部125 に格納される。さらに、送
信相手先のファクシミリ装置の符号化方式に適合するよ
うに、圧縮・伸長部123 にて圧縮された後、圧縮画像メ
モリ121 の別のエリアに格納される。該エリア内に格納
されたデ−タは、HDLC(High level Data Link Cont
roll) 解析部115 に於いてHDLC手順に従うように加
工され、その後、モデム113 、NCU111 を介して、通
信回線へ送出される。
は、送信時に読み出され、圧縮・伸長部123 にて伸長さ
れた後、ペ−ジメモリ部125 に格納される。さらに、送
信相手先のファクシミリ装置の符号化方式に適合するよ
うに、圧縮・伸長部123 にて圧縮された後、圧縮画像メ
モリ121 の別のエリアに格納される。該エリア内に格納
されたデ−タは、HDLC(High level Data Link Cont
roll) 解析部115 に於いてHDLC手順に従うように加
工され、その後、モデム113 、NCU111 を介して、通
信回線へ送出される。
【0026】記録部200 では、前記通信制御CPU101
からの制御信号に応じて、記録紙上への画像記録が行わ
れる。通信回線からの着信が検出されると、NCU111
は、所定の手順に従い、本装置を通信回線に接続する。
接続後、通信回線から受信されるデ−タは、モデム113
、HDLC解析部115 を介して、通信制御CPU101
に入力される。これにより、通信制御CPU101 では受
信時の制御が開始され、例えば、記録部200 に対して、
記録紙上への画像記録が指令される。
からの制御信号に応じて、記録紙上への画像記録が行わ
れる。通信回線からの着信が検出されると、NCU111
は、所定の手順に従い、本装置を通信回線に接続する。
接続後、通信回線から受信されるデ−タは、モデム113
、HDLC解析部115 を介して、通信制御CPU101
に入力される。これにより、通信制御CPU101 では受
信時の制御が開始され、例えば、記録部200 に対して、
記録紙上への画像記録が指令される。
【0027】〔3〕通信制御CPUでの処理 次に、前記通信制御CPU101 での処理に即して、同一
カット紙の表裏へ、それぞれ異なる画像を記録する方式
を説明する。
カット紙の表裏へ、それぞれ異なる画像を記録する方式
を説明する。
【0028】 *繰り返しル−プ処理(図1,図3〜図4) 図1はCPU101 のメインル−チンを示し、図3は図1
のステップS17 で実行される回線受信チェック処理を、
図4は図1のステップS19で実行される記録チェック処
理を、それぞれ示す。
のステップS17 で実行される回線受信チェック処理を、
図4は図1のステップS19で実行される記録チェック処
理を、それぞれ示す。
【0029】CPU101 では、例えば、電源線の接続に
より処理が開始され、まず、ステップS11 で初期設定が
行われる。例えば、レジスタ、入出力ポ−ト、周辺ハ−
ド回路が初期化される。次に、タイマ割込ル−チン(図
2)を定期的に起動するためのタイマ割込が設定される
(S13) 。
より処理が開始され、まず、ステップS11 で初期設定が
行われる。例えば、レジスタ、入出力ポ−ト、周辺ハ−
ド回路が初期化される。次に、タイマ割込ル−チン(図
2)を定期的に起動するためのタイマ割込が設定される
(S13) 。
【0030】その後、送信チェック処理(S15) 、回線受
信チェック処理(S17) 、記録チェック処理(S19) が、繰
り返して実行される。送信チェック処理(S15) では、本
ファクシミリ装置が、原稿画像の読取り、及び、送信相
手先の呼出しを、実行すべきか否か、チェックされる。
信チェック処理(S17) 、記録チェック処理(S19) が、繰
り返して実行される。送信チェック処理(S15) では、本
ファクシミリ装置が、原稿画像の読取り、及び、送信相
手先の呼出しを、実行すべきか否か、チェックされる。
【0031】回線受信チェック処理(S17) では、通信回
線からの受信動作を開始すべきか否か、チェックされ
る。即ち、図3に示すように、本ファクシミリ装置が、
原稿画像の読取り中、或いは、送信相手先装置の呼出し
中、等の送信動作中で無く(S101;YES)、回線受信フラグ
が0にリセットされている状態で(S103;YES)、通信回線
からの呼出しが検出されると(S105;YES)、回線受信フラ
グが1にセットされ(S107)、これにより、受信動作が実
行される(図5参照)。
線からの受信動作を開始すべきか否か、チェックされ
る。即ち、図3に示すように、本ファクシミリ装置が、
原稿画像の読取り中、或いは、送信相手先装置の呼出し
中、等の送信動作中で無く(S101;YES)、回線受信フラグ
が0にリセットされている状態で(S103;YES)、通信回線
からの呼出しが検出されると(S105;YES)、回線受信フラ
グが1にセットされ(S107)、これにより、受信動作が実
行される(図5参照)。
【0032】記録チェック処理(S19) では、記録部200
による画像記録動作を開始すべきか否か、チェックされ
る。即ち、図4に示すように、本ファクシミリ装置が、
原稿画像の読取り中、或いは、送信相手先装置の呼出し
中、等の送信動作中で無く(S201;YES)、回線受信フラ
グ、及び、記録フラグが、両者ともに0にリセットされ
ている状態で(S203;YES,and,S205;YES) 、1 回分の画像
デ−タが圧縮画像メモリ121 に記録されると(S207;YE
S)、記録フラグに1がセットされ(S209)、これにより、
記録動作が実行される(図6〜図7参照)。
による画像記録動作を開始すべきか否か、チェックされ
る。即ち、図4に示すように、本ファクシミリ装置が、
原稿画像の読取り中、或いは、送信相手先装置の呼出し
中、等の送信動作中で無く(S201;YES)、回線受信フラ
グ、及び、記録フラグが、両者ともに0にリセットされ
ている状態で(S203;YES,and,S205;YES) 、1 回分の画像
デ−タが圧縮画像メモリ121 に記録されると(S207;YE
S)、記録フラグに1がセットされ(S209)、これにより、
記録動作が実行される(図6〜図7参照)。
【0033】 *タイマ割込ル−チン(図2,図5〜図7) 図1のステップS13 での設定により、図2のタイマ割込
ル−チンが定期的に実行される。これにより、送信処理
(S51) 、又は、回線受信処理(S53) 、又は、記録処理(S
55) 、又は、その他の処理(S57) が、必要に応じて実行
される。
ル−チンが定期的に実行される。これにより、送信処理
(S51) 、又は、回線受信処理(S53) 、又は、記録処理(S
55) 、又は、その他の処理(S57) が、必要に応じて実行
される。
【0034】例えば、回線受信フラグが1にセットされ
ている場合には(S501;YES)、図5の回線受信処理が実行
される。まず、通信回線との接続が成されたか否か判定
され(S511)、接続が成されていない場合は(S511;NO) 、
回線接続処理が実行される(S513)。
ている場合には(S501;YES)、図5の回線受信処理が実行
される。まず、通信回線との接続が成されたか否か判定
され(S511)、接続が成されていない場合は(S511;NO) 、
回線接続処理が実行される(S513)。
【0035】通信回線との接続が成されると(S511;YE
S)、通信回線から受信されるデ−タが圧縮画像メモリ12
1 に格納される(S523)。また、全ての画像デ−タが受信
され終わると(S521;YES)、通信回線との切断処理が行わ
れる(S533)。さらに、切断処理が完了すると(S531;YE
S)、回線受信フラグが0にリセットされる(S541)。
S)、通信回線から受信されるデ−タが圧縮画像メモリ12
1 に格納される(S523)。また、全ての画像デ−タが受信
され終わると(S521;YES)、通信回線との切断処理が行わ
れる(S533)。さらに、切断処理が完了すると(S531;YE
S)、回線受信フラグが0にリセットされる(S541)。
【0036】一方、記録フラグが1にセットされている
場合には(S601;YES)、図6〜図7の記録処理が実行され
る。まず、カット紙1 枚分の画像記録が完了したか否か
判定され(S603)、完了していない場合には(S603;NO) 、
ペ−ジメモリ部125 へのビットマップ展開が完了したか
否か判定される(S605)。
場合には(S601;YES)、図6〜図7の記録処理が実行され
る。まず、カット紙1 枚分の画像記録が完了したか否か
判定され(S603)、完了していない場合には(S603;NO) 、
ペ−ジメモリ部125 へのビットマップ展開が完了したか
否か判定される(S605)。
【0037】上記ビットマップ展開が完了していない場
合に於いて(S605;NO) 、カット紙の表面(=第1面)へ
記録すべき場合であれば(S611;YES)、記録すべき画像の
副走査方向の長さLと、カット紙の長さnとの大小が判
定される(S621)。なお、上記のL,n,(及びm)につ
いては、図16を参照されたい。
合に於いて(S605;NO) 、カット紙の表面(=第1面)へ
記録すべき場合であれば(S611;YES)、記録すべき画像の
副走査方向の長さLと、カット紙の長さnとの大小が判
定される(S621)。なお、上記のL,n,(及びm)につ
いては、図16を参照されたい。
【0038】L≦nであれば(S621;YES)、記録すべき画
像のサイズが、カット紙に十分に収まる場合であるた
め、発信元印字フラグが0にリセットされ(S623)、1 ペ
−ジ分の画像情報が、全てビットマップに展開される(S
625)。一方、n<Lであれば(S621;NO) 、記録すべき画
像のサイズが、カット紙からはみ出す場合(=発信元情
報を裏面に記録すべき場合)であるため、発信元印字フ
ラグが1にセットされ(S627)、該画像情報の後端からカ
ット紙の長さnに相当する分の画像情報(=原稿情報)
のみが、ビットマップ展開される(S629)。
像のサイズが、カット紙に十分に収まる場合であるた
め、発信元印字フラグが0にリセットされ(S623)、1 ペ
−ジ分の画像情報が、全てビットマップに展開される(S
625)。一方、n<Lであれば(S621;NO) 、記録すべき画
像のサイズが、カット紙からはみ出す場合(=発信元情
報を裏面に記録すべき場合)であるため、発信元印字フ
ラグが1にセットされ(S627)、該画像情報の後端からカ
ット紙の長さnに相当する分の画像情報(=原稿情報)
のみが、ビットマップ展開される(S629)。
【0039】こうして、ビットマップ展開が完了する
と、展開されたデ−タに基づいて、記録部200 により、
カット紙上に画像が記録される(S653)。また、1 ペ−ジ
の画像記録が完了すると(S651;YES)、該ペ−ジが表面
(=第1面)であるか裏面(=第2面)であるか判定さ
れ(S661)、表面であれば(S661;YES)、裏面への画像記録
をすべきか否か判定される(S663,S665) 。
と、展開されたデ−タに基づいて、記録部200 により、
カット紙上に画像が記録される(S653)。また、1 ペ−ジ
の画像記録が完了すると(S651;YES)、該ペ−ジが表面
(=第1面)であるか裏面(=第2面)であるか判定さ
れ(S661)、表面であれば(S661;YES)、裏面への画像記録
をすべきか否か判定される(S663,S665) 。
【0040】その結果、発信元印字フラグが1にセット
されているか(S663;YES)、又は、着信印字情報(後述)
が有る場合には(S665;YES)、当該カット紙の裏面への画
像記録をすべき場合であるため、記録部200 に対して、
裏面記録のための記録紙の搬送が指令される(S669)。こ
れにより、本ファクシミリ装置では、前記図10の説明
で述べたようにして、カット紙の反転及び再給紙が行わ
れる。
されているか(S663;YES)、又は、着信印字情報(後述)
が有る場合には(S665;YES)、当該カット紙の裏面への画
像記録をすべき場合であるため、記録部200 に対して、
裏面記録のための記録紙の搬送が指令される(S669)。こ
れにより、本ファクシミリ装置では、前記図10の説明
で述べたようにして、カット紙の反転及び再給紙が行わ
れる。
【0041】こうして、記録紙の反転及び再給紙が完了
し(S667;YES)、次回のステップS611での判定が“NO”
となると、ステップS631〜S639の処理により、発信元情
報又は着信印字情報の、少なくとも一方が、ビットマッ
プ展開される。
し(S667;YES)、次回のステップS611での判定が“NO”
となると、ステップS631〜S639の処理により、発信元情
報又は着信印字情報の、少なくとも一方が、ビットマッ
プ展開される。
【0042】例えば、発信元印字フラグが0であれば(S
631;YES)、着信印字情報のみをカット紙の裏面に記録す
べき場合であるため、着信印字情報に従ってフォントR
OM131 から読み出されたパタ−ンのみが、所定の様式
に従ってビットマップ展開される(S633)。また、発信元
印字フラグが1であり(S631;NO) 、且つ、着信印字情報
が無い場合には(S635;YES)、発信元情報のみをカット紙
の裏面に記録すべき場合であるため、前記画像情報の先
端から副走査方向の長さL−n=mに相当する分の画像
情報(=発信元情報)のみがビットマップ展開される(S
637)。また、発信元印字フラグが1であり(S631;NO) 、
且つ、着信印字情報が有る場合には(S635;NO) 、着信印
字情報と発信元情報とをカット紙の裏面に記録すべき場
合であるため、前記画像情報の先端から副走査方向の長
さl−L=mに相当する分の画像情報(=発信元情報)
と、着信印字情報とがビットマップ展開される(S639)。
631;YES)、着信印字情報のみをカット紙の裏面に記録す
べき場合であるため、着信印字情報に従ってフォントR
OM131 から読み出されたパタ−ンのみが、所定の様式
に従ってビットマップ展開される(S633)。また、発信元
印字フラグが1であり(S631;NO) 、且つ、着信印字情報
が無い場合には(S635;YES)、発信元情報のみをカット紙
の裏面に記録すべき場合であるため、前記画像情報の先
端から副走査方向の長さL−n=mに相当する分の画像
情報(=発信元情報)のみがビットマップ展開される(S
637)。また、発信元印字フラグが1であり(S631;NO) 、
且つ、着信印字情報が有る場合には(S635;NO) 、着信印
字情報と発信元情報とをカット紙の裏面に記録すべき場
合であるため、前記画像情報の先端から副走査方向の長
さl−L=mに相当する分の画像情報(=発信元情報)
と、着信印字情報とがビットマップ展開される(S639)。
【0043】こうして、ビットマップ展開が完了する
と、展開されたデ−タに基づいて、記録部200 により、
カット紙上に画像が記録される(S653)。即ち、図14に
示すように、発信元情報Aはカット紙の上端部に、着信
印字情報Bはその下方に、それぞれ記録される。
と、展開されたデ−タに基づいて、記録部200 により、
カット紙上に画像が記録される(S653)。即ち、図14に
示すように、発信元情報Aはカット紙の上端部に、着信
印字情報Bはその下方に、それぞれ記録される。
【0044】ここに、着信印字情報Bの記録様式は、図
13に示す操作パネル400 によって予め設定される。な
お、操作パネル400 には、送信の開始を指令するための
スタ−トキ−401 、中断を指令するためのストップキ−
402 、送信相手先の電話番号等の数値デ−タ等の入力用
のテンキ−群(機能キ−を含む)410、記録様式を設定す
るモ−ドを指令するための様式モ−ドキ−411 、及び、
着信情報入力時の指示メッセ−ジ等を表示するための液
晶ディスプレイ412 が配設されている。
13に示す操作パネル400 によって予め設定される。な
お、操作パネル400 には、送信の開始を指令するための
スタ−トキ−401 、中断を指令するためのストップキ−
402 、送信相手先の電話番号等の数値デ−タ等の入力用
のテンキ−群(機能キ−を含む)410、記録様式を設定す
るモ−ドを指令するための様式モ−ドキ−411 、及び、
着信情報入力時の指示メッセ−ジ等を表示するための液
晶ディスプレイ412 が配設されている。
【0045】次に、1 ペ−ジの画像記録が完了すると(S
651;YES)、該ペ−ジが表面(=第1面)であるか裏面
(=第2面)であるか判定されるが(S661)、この場合は
裏面であるため(S661;NO) 、前述の場合とは異なり、ス
テップS663〜S669の処理は実行されない。
651;YES)、該ペ−ジが表面(=第1面)であるか裏面
(=第2面)であるか判定されるが(S661)、この場合は
裏面であるため(S661;NO) 、前述の場合とは異なり、ス
テップS663〜S669の処理は実行されない。
【0046】このようにして、カット紙1 枚分の画像記
録が完了すると(S603;YES)、ステップS681で、1 回分の
受信デ−タに基づく画像記録が完了したか否か判定さ
れ、完了していない場合には(S681;NO) 、次のカット紙
についての同様の処理に移行して(S683)、該次のカット
紙に画像が記録される。
録が完了すると(S603;YES)、ステップS681で、1 回分の
受信デ−タに基づく画像記録が完了したか否か判定さ
れ、完了していない場合には(S681;NO) 、次のカット紙
についての同様の処理に移行して(S683)、該次のカット
紙に画像が記録される。
【0047】また、1 回分の受信デ−タに基づく画像記
録が完了した場合には(S681;YES)、記録フラグが0にリ
セットされて(S685)、処理が終了する。なお、最終のカ
ット紙に対する画像記録の場合には、図15のCのよう
に、『受信終了しました』というメッセ−ジを併せて記
録するようにしてもよい。
録が完了した場合には(S681;YES)、記録フラグが0にリ
セットされて(S685)、処理が終了する。なお、最終のカ
ット紙に対する画像記録の場合には、図15のCのよう
に、『受信終了しました』というメッセ−ジを併せて記
録するようにしてもよい。
【0048】〔4〕他の実施例等 上記実施例では、着信印字情報は、必ず裏面に記録して
いるが、発信元情報と原稿情報と着信印字情報との副走
査方向の長さの和が、前記カット紙の長さnより小さい
場合には、これらを全て表面に記録するように制御して
もよい。長さの和が前記Lより小さい場合とは、例え
ば、最終ペ−ジの原稿情報が少ない場合である。また、
あらかじめユ−ザが、発信元情報を表面に記録するか、
裏面に記録するか選択できるようにしてもよい。
いるが、発信元情報と原稿情報と着信印字情報との副走
査方向の長さの和が、前記カット紙の長さnより小さい
場合には、これらを全て表面に記録するように制御して
もよい。長さの和が前記Lより小さい場合とは、例え
ば、最終ペ−ジの原稿情報が少ない場合である。また、
あらかじめユ−ザが、発信元情報を表面に記録するか、
裏面に記録するか選択できるようにしてもよい。
【0049】また、上記実施例では、図9〜図11に示
す機構のファクシミリ装置での制御を説明しているが、
本発明は、図12に示す機構のファクシミリ装置にも適
用可能である。図12の装置は、特別な裏面印字機構71
を給紙路に配設した装置である。なお、図12中、図9
〜図11の装置と同じ部材については、同一の数字符号
により示している。
す機構のファクシミリ装置での制御を説明しているが、
本発明は、図12に示す機構のファクシミリ装置にも適
用可能である。図12の装置は、特別な裏面印字機構71
を給紙路に配設した装置である。なお、図12中、図9
〜図11の装置と同じ部材については、同一の数字符号
により示している。
【0050】また、上記実施例では、電子写真記録方式
の装置について説明しているが、本発明は、インクジェ
ット方式、サ−マルプリント方式等、他の記録方式の装
置でであっても、適用可能である。
の装置について説明しているが、本発明は、インクジェ
ット方式、サ−マルプリント方式等、他の記録方式の装
置でであっても、適用可能である。
【0051】
【発明の効果】以上、本発明は、カット紙に画像記録を
行うファクシミリ装置に於いて、原稿情報と発信元情報
とを識別する手段と、カット紙の表裏両面に画像を記録
する両面記録手段と、原稿情報をカット紙の片面に記録
させ、発信元情報を同じカット紙の他面に記録させる制
御手段とを具備せしめたものである。
行うファクシミリ装置に於いて、原稿情報と発信元情報
とを識別する手段と、カット紙の表裏両面に画像を記録
する両面記録手段と、原稿情報をカット紙の片面に記録
させ、発信元情報を同じカット紙の他面に記録させる制
御手段とを具備せしめたものである。
【0052】本発明によると、原稿情報を記録するカッ
ト紙と同一のカット紙に、発信元情報(及び着信印字情
報)を、画像が重ならないように記録できる。また、原
稿情報の画像を発信元と同じサイズに再現できる。ま
た、発信元情報(及び着信印字情報)を、原稿情報から
明瞭に識別できる。
ト紙と同一のカット紙に、発信元情報(及び着信印字情
報)を、画像が重ならないように記録できる。また、原
稿情報の画像を発信元と同じサイズに再現できる。ま
た、発信元情報(及び着信印字情報)を、原稿情報から
明瞭に識別できる。
【図1】実施例装置の通信制御CPUでの処理のメイン
ル−チンを示すフロ−チャ−トである。
ル−チンを示すフロ−チャ−トである。
【図2】実施例装置の通信制御CPUでの処理のタイマ
割込ル−チンを示すフロ−チャ−トである。
割込ル−チンを示すフロ−チャ−トである。
【図3】図1のステップS17での処理を示すフロ−チ
ャ−トである。
ャ−トである。
【図4】図1のステップS19での処理を示すフロ−チ
ャ−トである。
ャ−トである。
【図5】図2のステップS53での処理を示すフロ−チ
ャ−トである。
ャ−トである。
【図6】図2のステップS55での処理の一部を示すフ
ロ−チャ−トである。
ロ−チャ−トである。
【図7】図2のステップS55での処理の残部を示すフ
ロ−チャ−トである。
ロ−チャ−トである。
【図8】実施例装置の制御回路を示すブロック図であ
る。
る。
【図9】実施例装置の画像記録時における機構を示す説
明図である。
明図である。
【図10】実施例装置の記録紙搬送時における機構を示
す説明図である。
す説明図である。
【図11】実施例装置の原稿読取時における機構を示す
説明図である。
説明図である。
【図12】他の実施例装置の機構を示す説明図である。
【図13】実施例装置の操作パネルの説明図である。
【図14】発信元情報及び着信情報の記録態様の説明図
である。
である。
【図15】発信元情報及び着信情報の記録態様の説明図
である。
である。
【図16】副走査方向でのカット紙の長さと、画像情報
の長さとの説明図である。
の長さとの説明図である。
21 レ−ザ光学部, 23 感光体ドラム, 31 定着ロ
−ラ,41 切換爪, 51 多機能トレイ,53 給紙ロ−
ラ,61 マイラ弁, 300 読取部,
−ラ,41 切換爪, 51 多機能トレイ,53 給紙ロ−
ラ,61 マイラ弁, 300 読取部,
Claims (1)
- 【請求項1】 記録部へ給紙されるカット紙に、通信回
線から受信されるデ−タに基づいて画像を記録するファ
クシミリ装置に於いて、 前記デ−タから、原稿情報と発信元情報とを識別する識
別手段と、 カット紙の表裏両面に画像を記録する両面記録手段と、 前記原稿情報をカット紙の片面に、前記発信元情報を該
カット紙の他面に、それぞれ記録させる制御手段と、 を有するファクシミリ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3348140A JPH05160929A (ja) | 1991-12-03 | 1991-12-03 | ファクシミリ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3348140A JPH05160929A (ja) | 1991-12-03 | 1991-12-03 | ファクシミリ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05160929A true JPH05160929A (ja) | 1993-06-25 |
Family
ID=18395019
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3348140A Pending JPH05160929A (ja) | 1991-12-03 | 1991-12-03 | ファクシミリ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05160929A (ja) |
-
1991
- 1991-12-03 JP JP3348140A patent/JPH05160929A/ja active Pending
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