JPH05160539A - プリント基板およびその製造方法 - Google Patents
プリント基板およびその製造方法Info
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- JPH05160539A JPH05160539A JP32213991A JP32213991A JPH05160539A JP H05160539 A JPH05160539 A JP H05160539A JP 32213991 A JP32213991 A JP 32213991A JP 32213991 A JP32213991 A JP 32213991A JP H05160539 A JPH05160539 A JP H05160539A
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- Japan
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- electronic component
- circuit board
- board
- printed circuit
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-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K3/00—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
- H05K3/0097—Processing two or more printed circuits simultaneously, e.g. made from a common substrate, or temporarily stacked circuit boards
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K3/00—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
- H05K3/30—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor
- H05K3/306—Lead-in-hole components, e.g. affixing or retention before soldering, spacing means
Landscapes
- Electric Connection Of Electric Components To Printed Circuits (AREA)
- Structures For Mounting Electric Components On Printed Circuit Boards (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】不安定な部品をプリント基板に容易に装着でき
るようにする。 【構成】使用基板12の周囲に不要基板13がV溝14
を介して設けられている。不要基板13にはプレスなど
で支持片15が設けられている。突出部32があって不
安定な電子部品3を装着するときは、まず支持片15を
切り離してその脚部16を不要基板13の取り付け穴1
8に嵌入する。次に電子部品3の突出部32を支持片1
5の掛止部17に掛止すると共に、電子部品3の脚部を
使用基板12の取り付け孔11に挿入する。これによっ
てプリント基板1もしくは電子部品3に比較的大きな振
動や衝撃が加わっても、電子部品3が倒れることはな
い。この状態で電子部品3の脚部を溶融はんだなどに浸
けて使用基板12にはんだ付けし、その後V溝14から
切断すれば不要基板13と伴に支持片15を取り除くこ
とができる。これによって電子部品3を装着したプリン
ト基板1が完成する。
るようにする。 【構成】使用基板12の周囲に不要基板13がV溝14
を介して設けられている。不要基板13にはプレスなど
で支持片15が設けられている。突出部32があって不
安定な電子部品3を装着するときは、まず支持片15を
切り離してその脚部16を不要基板13の取り付け穴1
8に嵌入する。次に電子部品3の突出部32を支持片1
5の掛止部17に掛止すると共に、電子部品3の脚部を
使用基板12の取り付け孔11に挿入する。これによっ
てプリント基板1もしくは電子部品3に比較的大きな振
動や衝撃が加わっても、電子部品3が倒れることはな
い。この状態で電子部品3の脚部を溶融はんだなどに浸
けて使用基板12にはんだ付けし、その後V溝14から
切断すれば不要基板13と伴に支持片15を取り除くこ
とができる。これによって電子部品3を装着したプリン
ト基板1が完成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、プリント基板および
その製造方法に関する。
その製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来図5に示すようなプリント基板1に
おいては、導電性の良い材料で各種の配線パターン2が
印刷され、この配線パターン2上に電子部品3が搭載さ
れている。
おいては、導電性の良い材料で各種の配線パターン2が
印刷され、この配線パターン2上に電子部品3が搭載さ
れている。
【0003】電子部品3の中には、図6に示すようにプ
リント基板1に固定するための脚部31(本例ではリー
ド線)から例えばシャフトなどの突出部32が大幅に突
出しているものがある。これはボリューム調整用の可変
抵抗器、イアホン端子や出力端子など接続用のジャッ
ク、バリコンなどのように機器本体4の外側から操作す
る部品については、操作性を良くするため取手5などの
操作部を機器本体4の外側に出す必要があるからであ
る。
リント基板1に固定するための脚部31(本例ではリー
ド線)から例えばシャフトなどの突出部32が大幅に突
出しているものがある。これはボリューム調整用の可変
抵抗器、イアホン端子や出力端子など接続用のジャッ
ク、バリコンなどのように機器本体4の外側から操作す
る部品については、操作性を良くするため取手5などの
操作部を機器本体4の外側に出す必要があるからであ
る。
【0004】さて電子部品3をプリント基板1に装着す
るときは、図7(a)に示すように装着するべき全電子
部品3の脚部31をプリント基板1の取り付け孔11に
挿入した状態で、同図(b)に示すように脚部31をは
んだ槽7内の溶融はんだ71に浸けることにより、脚部
31がプリント基板1の配線パターン2にはんだ付けさ
れて電子部品3が固定される。
るときは、図7(a)に示すように装着するべき全電子
部品3の脚部31をプリント基板1の取り付け孔11に
挿入した状態で、同図(b)に示すように脚部31をは
んだ槽7内の溶融はんだ71に浸けることにより、脚部
31がプリント基板1の配線パターン2にはんだ付けさ
れて電子部品3が固定される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで上述のように
脚部31から突出部32が大幅に突出する電子部品3を
プリント基板1に装着する際、脚部31をプリント基板
1の取り付け孔11に挿入しただけの状態で振動や衝撃
が加わると、突出部32側に倒れてしまうおそれがあ
る。
脚部31から突出部32が大幅に突出する電子部品3を
プリント基板1に装着する際、脚部31をプリント基板
1の取り付け孔11に挿入しただけの状態で振動や衝撃
が加わると、突出部32側に倒れてしまうおそれがあ
る。
【0006】例えば上述のはんだ槽7では、はんだ付け
作業を容易にするため、攪拌装置72で攪拌もしくはポ
ンプ(図示せず)で吹き上げることにより溶融はんだ7
1の表面を一部盛り上げ、この盛り上がったところに電
子部品3の脚部31を浸けるのが一般的である。
作業を容易にするため、攪拌装置72で攪拌もしくはポ
ンプ(図示せず)で吹き上げることにより溶融はんだ7
1の表面を一部盛り上げ、この盛り上がったところに電
子部品3の脚部31を浸けるのが一般的である。
【0007】このときには、溶融はんだ71が流動して
いる状態であるから、脚部31に溶融はんだ71が衝突
して電子部品3が揺れ動き、場合によっては電子部品3
が突出部32側に倒れてしまうこともある。
いる状態であるから、脚部31に溶融はんだ71が衝突
して電子部品3が揺れ動き、場合によっては電子部品3
が突出部32側に倒れてしまうこともある。
【0008】このようなことを防ぐため、従来はまず安
定している電子部品3だけをはんだ槽7などで自動的に
はんだ付けした後、不安定な電子部品3を手動ではんだ
付けしていた。
定している電子部品3だけをはんだ槽7などで自動的に
はんだ付けした後、不安定な電子部品3を手動ではんだ
付けしていた。
【0009】しかしこれでは作業時間と手間が掛かるの
で、不安定な電子部品3の脚部31をプリント基板1の
取り付け孔11に挿入した後、脚部31の下端部を折り
曲げて抜けないようにしてからはんだ付けする方法や、
或いは図7(a)に破線で示すように別に用意した支持
部品6で突出部32を一時的に支え、この状態で脚部3
1をはんだ付けした後、支持部品6を取り除くような方
法で電子部品3を装着することもあった。
で、不安定な電子部品3の脚部31をプリント基板1の
取り付け孔11に挿入した後、脚部31の下端部を折り
曲げて抜けないようにしてからはんだ付けする方法や、
或いは図7(a)に破線で示すように別に用意した支持
部品6で突出部32を一時的に支え、この状態で脚部3
1をはんだ付けした後、支持部品6を取り除くような方
法で電子部品3を装着することもあった。
【0010】ところが脚部31を折り曲げて仮止めする
方法では、もともと電子部品3が倒れやすいので電子部
品3を手などで支えながら折り曲げ作業をしなければな
らないから、作業が面倒で時間が掛かるという問題があ
る。折り曲げ作業を簡単にするため治工具を用いること
もあるが、このような治工具は段取りに手間が掛かると
いう問題がある。
方法では、もともと電子部品3が倒れやすいので電子部
品3を手などで支えながら折り曲げ作業をしなければな
らないから、作業が面倒で時間が掛かるという問題があ
る。折り曲げ作業を簡単にするため治工具を用いること
もあるが、このような治工具は段取りに手間が掛かると
いう問題がある。
【0011】また、別に用意した支持部品6で突出部3
2を支えた状態で脚部31をはんだ付けする方法では、
一時的に支える必要のある電子部品3の数だけ支持部品
6を別途用意しなければならず、その製造コスト分だけ
割高になるという問題がある。
2を支えた状態で脚部31をはんだ付けする方法では、
一時的に支える必要のある電子部品3の数だけ支持部品
6を別途用意しなければならず、その製造コスト分だけ
割高になるという問題がある。
【0012】そこでこの発明は、上述したような課題を
解決したものであって、一部分が突出して不安定な電子
部品の装着作業が容易で、しかも低コストで製造可能な
プリント基板およびその製造方法を提案するものであ
る。
解決したものであって、一部分が突出して不安定な電子
部品の装着作業が容易で、しかも低コストで製造可能な
プリント基板およびその製造方法を提案するものであ
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
め、第1発明においては、プリント基板に装着する電子
部品を一時的に支えるための支持片をプリント基板に分
離容易に設けると共に、支持片を取り付けるための取り
付け手段をプリント基板の所定の位置に設けたことを特
徴とするものである。
め、第1発明においては、プリント基板に装着する電子
部品を一時的に支えるための支持片をプリント基板に分
離容易に設けると共に、支持片を取り付けるための取り
付け手段をプリント基板の所定の位置に設けたことを特
徴とするものである。
【0014】また第2発明においては、プリント基板に
分離容易に設けられた支持片を分離し、この支持片をプ
リント基板の所定の位置に取り付けた後、支持片に電子
部品の一部を掛止すると共に、この電子部品の脚部をプ
リント基板の取り付け孔に挿入し、脚部をプリント基板
にはんだ付けした後支持片を除去するようにしたことを
特徴とするものである。
分離容易に設けられた支持片を分離し、この支持片をプ
リント基板の所定の位置に取り付けた後、支持片に電子
部品の一部を掛止すると共に、この電子部品の脚部をプ
リント基板の取り付け孔に挿入し、脚部をプリント基板
にはんだ付けした後支持片を除去するようにしたことを
特徴とするものである。
【0015】また第3発明においては、プリント基板の
端部側に分離容易な不要基板を設けると共に、プリント
基板に装着する電子部品を一時的に支持するための支持
片を不要基板に設け、支持片を取り付けるための取り付
け手段を不要基板の所定の位置に設け、支持片を分離し
て不要基板に取り付けた後、電子部品の一部を支持片に
掛止すると共に、電子部品の脚部をプリント基板の取り
付け孔に挿入し、電子部品の脚部をプリント基板にはん
だ付けした後、支持片を不要基板と共に除去するように
したことを特徴とするものである。
端部側に分離容易な不要基板を設けると共に、プリント
基板に装着する電子部品を一時的に支持するための支持
片を不要基板に設け、支持片を取り付けるための取り付
け手段を不要基板の所定の位置に設け、支持片を分離し
て不要基板に取り付けた後、電子部品の一部を支持片に
掛止すると共に、電子部品の脚部をプリント基板の取り
付け孔に挿入し、電子部品の脚部をプリント基板にはん
だ付けした後、支持片を不要基板と共に除去するように
したことを特徴とするものである。
【0016】
【作用】図1において電子部品3を装着する前のプリン
ト基板1には、使用基板12の周囲に不要基板13がV
溝14(図2)を介して設けられている。不要基板13
にはプレスなどで支持片15が設けられている。
ト基板1には、使用基板12の周囲に不要基板13がV
溝14(図2)を介して設けられている。不要基板13
にはプレスなどで支持片15が設けられている。
【0017】このプリント基板1に突出部32があって
不安定な電子部品3を装着するときは、図3(a)に示
すようにまず支持片15を切り離してその脚部16を不
要基板13の取り付け穴18に嵌入する。
不安定な電子部品3を装着するときは、図3(a)に示
すようにまず支持片15を切り離してその脚部16を不
要基板13の取り付け穴18に嵌入する。
【0018】次に同図(b)に示すように電子部品3の
突出部32を支持片15の掛止部17に掛止すると共
に、電子部品3の脚部31を使用基板12の取り付け孔
11に挿入する。これによってプリント基板1もしくは
電子部品3に比較的大きな振動や衝撃が加わっても、電
子部品3が倒れることはない。
突出部32を支持片15の掛止部17に掛止すると共
に、電子部品3の脚部31を使用基板12の取り付け孔
11に挿入する。これによってプリント基板1もしくは
電子部品3に比較的大きな振動や衝撃が加わっても、電
子部品3が倒れることはない。
【0019】この状態で電子部品3の脚部31を溶融は
んだ71(図7(b))に浸けて使用基板12にはんだ
付けし、その後図4に示すようにV溝14から切断すれ
ば不要基板13と共に支持片15を取り除くことができ
る。これによって使用基板12に電子部品3が装着され
たプリント基板1が完成する。
んだ71(図7(b))に浸けて使用基板12にはんだ
付けし、その後図4に示すようにV溝14から切断すれ
ば不要基板13と共に支持片15を取り除くことができ
る。これによって使用基板12に電子部品3が装着され
たプリント基板1が完成する。
【0020】
【実施例】続いて、本発明に係わるプリント基板および
その製造方法の実施例について、図面を参照して詳細に
説明する。
その製造方法の実施例について、図面を参照して詳細に
説明する。
【0021】図1は本発明によるプリント基板1を示
す。このプリント基板1は使用基板12と斜線で示す不
要基板13とに分けられる。使用基板12は電子部品3
などを搭載して電気機器本体4(図6)に組み込むもの
で、配線パターン2が導電性の良い材料で印刷されてい
る。配線パターン2上の適宜な位置には、電子部品3の
脚部31(リード線)を挿入するための取り付け孔11
がプレスなどで設けられている。
す。このプリント基板1は使用基板12と斜線で示す不
要基板13とに分けられる。使用基板12は電子部品3
などを搭載して電気機器本体4(図6)に組み込むもの
で、配線パターン2が導電性の良い材料で印刷されてい
る。配線パターン2上の適宜な位置には、電子部品3の
脚部31(リード線)を挿入するための取り付け孔11
がプレスなどで設けられている。
【0022】不要基板13は電子部品3を搭載するとき
や、脚部31をはんだ付けするときなどにプリント基板
1全体を搬送もしくは取り扱うときに手で掴んだり、チ
ャッキング装置でチャッキングするためのもので、これ
によって使用基板12が汚れたり、傷が付いたりするの
を防ぐことができる。
や、脚部31をはんだ付けするときなどにプリント基板
1全体を搬送もしくは取り扱うときに手で掴んだり、チ
ャッキング装置でチャッキングするためのもので、これ
によって使用基板12が汚れたり、傷が付いたりするの
を防ぐことができる。
【0023】そのため不要基板13は使用基板12の周
囲に設けられており、その境界には図2に示すようなV
溝14が設けられている。電子部品3の搭載やその外の
作業が終了した後は、V溝14から切断することによっ
て不要基板13を使用基板12から容易に切り離すこと
ができる。
囲に設けられており、その境界には図2に示すようなV
溝14が設けられている。電子部品3の搭載やその外の
作業が終了した後は、V溝14から切断することによっ
て不要基板13を使用基板12から容易に切り離すこと
ができる。
【0024】さて不要基板13の一部には、図1に示す
ように電子部品3の突出部32を一時的に支えるための
支持片15がプレスなどによって設けられている。この
支持片15には不要基板13の所定の位置に取り付ける
ための脚部16と、電子部品3の突出部32を掛止する
ための掛止部17が設けられている。
ように電子部品3の突出部32を一時的に支えるための
支持片15がプレスなどによって設けられている。この
支持片15には不要基板13の所定の位置に取り付ける
ための脚部16と、電子部品3の突出部32を掛止する
ための掛止部17が設けられている。
【0025】そして不要基板13の所定の位置(図では
左上)には、支持片15を植立するための取り付け穴1
8が設けられている。この取り付け穴18は支持片15
の脚部16を適度な力によって嵌入できるように形成さ
れている。
左上)には、支持片15を植立するための取り付け穴1
8が設けられている。この取り付け穴18は支持片15
の脚部16を適度な力によって嵌入できるように形成さ
れている。
【0026】このようなプリント基板1に例えば可変抵
抗器などのように脚部31から一部分が大幅に突出して
いる電子部品3を搭載する場合は、図3(a)に示すよ
うにまず支持片15を切り取ってその脚部16を不要基
板13の取り付け穴18に嵌入する。これによって支持
片15は適度な強さで不要基板13に植立される。
抗器などのように脚部31から一部分が大幅に突出して
いる電子部品3を搭載する場合は、図3(a)に示すよ
うにまず支持片15を切り取ってその脚部16を不要基
板13の取り付け穴18に嵌入する。これによって支持
片15は適度な強さで不要基板13に植立される。
【0027】次に同図(b)に示すように電子部品3の
突出部32を支持片15の掛止部17に掛止した状態
で、脚部31を使用基板12の取り付け孔11に挿入す
る。これによって例えば脚部31をはんだ槽7(図7
(b))内の溶融はんだ71に浸けたときのように、電
子部品3の脚部31もしくはプリント基板1に振動や衝
撃が加わっても電子部品3が倒れるおそれがなくなる。
突出部32を支持片15の掛止部17に掛止した状態
で、脚部31を使用基板12の取り付け孔11に挿入す
る。これによって例えば脚部31をはんだ槽7(図7
(b))内の溶融はんだ71に浸けたときのように、電
子部品3の脚部31もしくはプリント基板1に振動や衝
撃が加わっても電子部品3が倒れるおそれがなくなる。
【0028】このように電子部品3を仮止めした状態で
脚部31を使用基板12にはんだ71Aで固定し、その
後V溝14から切断すれば図4に示すように不要基板1
3と共に支持片15も取り除かれてプリント基板1が完
成する。
脚部31を使用基板12にはんだ71Aで固定し、その
後V溝14から切断すれば図4に示すように不要基板1
3と共に支持片15も取り除かれてプリント基板1が完
成する。
【0029】なお不要基板13および支持片15を切断
するためには、上述のV溝14に代えてミシン目など容
易に切断可能なものを設ければ良い。
するためには、上述のV溝14に代えてミシン目など容
易に切断可能なものを設ければ良い。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、第1発明はプリン
ト基板に装着する電子部品を一時的に支えるための支持
片をプリント基板に分離容易に設けると共に、上記支持
片を取り付けるための取り付け手段をプリント基板の所
定の位置に設けたものである。
ト基板に装着する電子部品を一時的に支えるための支持
片をプリント基板に分離容易に設けると共に、上記支持
片を取り付けるための取り付け手段をプリント基板の所
定の位置に設けたものである。
【0031】したがって第1発明によれば、支持片がプ
リント基板と一体に成形されておりしかも分離容易であ
るから紛失するようなことがなく極めて取り扱い易くな
るとともに、支持片の製造コストを低減可能になるなど
の効果がある。
リント基板と一体に成形されておりしかも分離容易であ
るから紛失するようなことがなく極めて取り扱い易くな
るとともに、支持片の製造コストを低減可能になるなど
の効果がある。
【0032】第2発明は第1発明によるプリント基板を
用いて不安定な電子部品の装着を行なうものである。
用いて不安定な電子部品の装着を行なうものである。
【0033】したがって第2発明によれば、例えば不安
定な電子部品を装着する場合でも支持片で支えながら作
業ができるので、振動や衝撃が加わっても電子部品が倒
れることがなくて作業性が向上し、自動実装が可能にな
るなどの効果がある。
定な電子部品を装着する場合でも支持片で支えながら作
業ができるので、振動や衝撃が加わっても電子部品が倒
れることがなくて作業性が向上し、自動実装が可能にな
るなどの効果がある。
【0034】第3発明は作業中に掴んだりチャッキング
したりする不要基板を使用基板の周囲に分離容易に設
け、この不要基板に設けられた支持片を切り離して不要
基板の所定の位置に取り付けた後、この支持片を利用し
て電子部品を使用基板に仮止めした状態ではんだ付け
し、最終的に不要基板を切り取るようにしたものであ
る。
したりする不要基板を使用基板の周囲に分離容易に設
け、この不要基板に設けられた支持片を切り離して不要
基板の所定の位置に取り付けた後、この支持片を利用し
て電子部品を使用基板に仮止めした状態ではんだ付け
し、最終的に不要基板を切り取るようにしたものであ
る。
【0035】したがって第3発明によれば、もともと捨
てるべき不要基板に支持片が設けられているから支持片
のコストがさらに低減される。また不要基板を切断する
ことによって支持片が取り除かれるので、従来に比べ作
業性が向上するなどの効果がある。
てるべき不要基板に支持片が設けられているから支持片
のコストがさらに低減される。また不要基板を切断する
ことによって支持片が取り除かれるので、従来に比べ作
業性が向上するなどの効果がある。
【図1】本発明に係わるプリント基板の電子部品を装着
する前の状態を示す上面図である。
する前の状態を示す上面図である。
【図2】不要基板の分離手段の一例を示す断面図であ
る。
る。
【図3】電子部品の仮止め手順を説明する説明図であ
る。
る。
【図4】本発明によるプリント基板の完成状態を示す部
分断面図である。
分断面図である。
【図5】従来例に係わるプリント基板の電子部品を装着
する前の状態を示す上面図である。
する前の状態を示す上面図である。
【図6】不安定な電子部品の一例を説明する説明図であ
る。
る。
【図7】従来の電子部品の装着方法を説明する説明図で
ある。
ある。
1 プリント基板 2 配線パターン 3 電子部品 4 機器本体 5 取手 6 支持部品 7 はんだ槽 11 電子部品を取り付ける取り付け孔 12 使用基板 13 不要基板 14 V溝 15 支持片 16 支持片の脚部 17 掛止部 18 支持片を取り付ける取り付け穴 31 電子部品の脚部 32 突出部 71 溶融はんだ 71A はんだ 72 攪拌装置
Claims (3)
- 【請求項1】 プリント基板に装着する電子部品を一時
的に支えるための支持片を上記プリント基板に分離容易
に設けると共に、上記支持片を取り付けるための取り付
け手段を上記プリント基板の所定の位置に設けたことを
特徴とするプリント基板。 - 【請求項2】 プリント基板に分離容易に設けられた支
持片を分離し、この支持片を上記プリント基板の所定の
位置に取り付けた後、上記支持片に電子部品の一部を掛
止すると共に、この電子部品の脚部を上記プリント基板
の取り付け孔に挿入し、上記脚部をプリント基板にはん
だ付けした後上記支持片を除去するようにしたことを特
徴とするプリント基板の製造方法。 - 【請求項3】 プリント基板の端部側に分離容易な不要
基板を設けると共に、上記プリント基板に装着する電子
部品を一時的に支持するための支持片を上記不要基板に
設け、上記支持片を取り付けるための取り付け手段を上
記不要基板の所定の位置に設け、上記支持片を分離して
上記不要基板に取り付けた後、上記電子部品の一部を上
記支持片に掛止すると共に、上記電子部品の脚部を上記
プリント基板の取り付け孔に挿入し、上記電子部品の脚
部を上記プリント基板にはんだ付けした後、上記支持片
を上記不要基板と共に除去するようにしたことを特徴と
するプリント基板の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32213991A JPH05160539A (ja) | 1991-12-05 | 1991-12-05 | プリント基板およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32213991A JPH05160539A (ja) | 1991-12-05 | 1991-12-05 | プリント基板およびその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05160539A true JPH05160539A (ja) | 1993-06-25 |
Family
ID=18140366
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32213991A Pending JPH05160539A (ja) | 1991-12-05 | 1991-12-05 | プリント基板およびその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05160539A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1997017823A1 (en) * | 1995-11-08 | 1997-05-15 | Minnesota Mining And Manufacturing Company | Connector break-off locator tab |
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- 1991-12-05 JP JP32213991A patent/JPH05160539A/ja active Pending
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