JPH0582075U - 電子部品の実装構造 - Google Patents

電子部品の実装構造

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JPH0582075U
JPH0582075U JP2266892U JP2266892U JPH0582075U JP H0582075 U JPH0582075 U JP H0582075U JP 2266892 U JP2266892 U JP 2266892U JP 2266892 U JP2266892 U JP 2266892U JP H0582075 U JPH0582075 U JP H0582075U
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electronic component
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circuit board
printed circuit
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Withdrawn
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JP2266892U
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Inventor
武志 宮本
Original Assignee
三菱重工業株式会社
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Publication date
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  • Multi-Conductor Connections (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 はんだ付をすることなく電子部品をプリント
基板に実装する。 【構成】 プリント基板10のスルーホール11には、
インサート部材20が備えられている。インサート部材
20は円筒状をなすとともにリード固定ピン21を有し
ている。電子部品のリード部12aが挿入されると、リ
ード固定ピン21がリード部12aを挾持・固定する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は電子部品の実装構造に関し、はんだ付を用いることなく電子部品をプ リント基板に実装できるようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】
図17及び図17のXVIII 部を拡大した図18を基に、従来の実装技術を説明 する。両図に示すように、プリント基板1にはスルーホール2が形成されており 、電子部品3のリード部3aや、電子部品3がコンタクトされたソケット4のリ ード部4aが、スルーホール2に挿入される。そして、はんだ5によりリード部 3a,4aを固定して電子部品3及びソケット4を実装する。 更にリード部3a,4aをはんだ付する前後に、プリント基板1,電子部品3 及びソケット4の洗浄及び乾燥を行う。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで上記従来技術では次のような欠点があった。 (1) プリント基板に電子部品(以降、電子部品にはソケットを含むものとする) を実装する際、はんだによりリード部を固定するため、溶融したはんだの熱によ り、電子部品の品質を悪くする。 (2) はんだ付を行う際には、特別な技能を有する作業者が必要であり、簡単には 作業ができなかった。 (3) はんだ付の前後に洗浄・乾燥作業が必要であるため、大きな設備が必要であ るとともに、長時間の乾燥,ごみ付着に関する品質保証等が要求された。 (4) 一旦はんだ付した電子部品をプリント基板から外そうとしても、容易には取 り外すことはできない。
【0004】 本考案は、上記従来技術に鑑み、電子部品を容易にプリント基板に実装するこ とのできる電子部品の実装構造を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決する本考案の構成は、プリント基板のスルーホールに、電子部 品のリード部を挿入して実装する実装構造において、 円筒状をなすとともに、挿入されてくる前記リード部を固定するリード固定ピ ンを内部に有するインサート部品を、前記スルーホール内に備えたことを特徴と する。
【0006】
【作用】
本考案では、プリント基板のスルーホールに取り付けた電子部品固定用のイン サート部品に、電子部品のリード部を挿入し、インサート部品内にあるリード固 定ピンにより、電子部品のリード部をプリント基板に実装する。
【0007】
【実施例】
以下に本考案の実施例を図面に基づき詳細に説明する。
【0008】 本考案の第1実施例を、図1〜図3を基に説明する。図1に示すように、プリ ント基板10のスルーホール11にはインサート部品20が備えられており、電 子部品12にはそのリード部12aがインサート部品20で挾持・固定されてプ リント基板10に実装される。
【0009】 インサート部品20は、図1のII部を拡大して示す図2、正面図,A−A断面 図,底面図を示す図3(a)(b)(c) に表わされるように、円筒状をなしている。そ してその内部にはリード固定ピン21を有している。このリード固定ピン21は 周面の一部を切り出して湾曲しつつ内部に押し出して形成したものである。この インサート部品20はスルーホール11に挿入された後、かしめ部22が形成さ れるように下端を外方向に向ってかしめてプリント基板10に固定される。
【0010】 第1実施例では、電子部品12のリード部12aを、インサート部品20に挿 入するだけでリード固定ピン21がリード部12aを挾持・固定する。このため 特別な技能がなくても電子部品12を容易に実装することができる。また一旦実 装しても、電子部品12を引き抜いてプリント基板10から外すこともできる。
【0011】 次に本考案の第2実施例を図4〜図8を基に説明する。本実施例のインサート 部品30は、図4のV部を拡大した図5,正面図及び底面図である図7(a)(b)に 示すように熱処理前では円筒状をなすとともにスリット33を複数有し、形状記 憶合金で形成されている。このインサート部品30はスルーホール11に挿入さ れた後、かしめ部32が形成されるように下端を外方に向けてかしめてプリント 基板10に固定される。
【0012】 その後、電子部品12のリード部12aをインサート部品30に挿入する。そ して挿入した箇所に熱を加えると、図6及び図8に示すように、インサート部品 30がねじれて、ちょうどリード固定ピン31が形成され、ねじれ力によりリー ド固定ピン31がリード部12aを挾持・固定する。かくて、電子部品12がプ リント基板10に実装される。
【0013】 次に本考案の第3実施例を図9〜図16を基に説明する。本実施例のインサー ト部品40は、図9のX部を拡大して示す図10、正面図及び底面図である図1 2(a)(b)、断面図である図13に示すように、円筒状をなすとともに、リード固 定ピン41を有し、形状記憶合金で形成されている。熱処理前では、図10に示 すようにリード固定ピン41が内側に向き、熱処理して加熱するとリード固定ピ ン41は図11に示すようにやや外側に開く。
【0014】 このインサート部品40はスルーホール11に挿入された後、かしめ部42が 形成されるように下端を外側に向けてかしめてプリント基板10に固定される。 電子部品12のリード部12aは、挿入前に、図14及び図14のXVを拡大した 図15に示すリード部加工治具(固定ペンチ)50により溝(段部)12bが形 成される。図16(a) は溝形成前のリード部12aを示し、図16(b) は溝12 bが形成されたリード部12aを示している。
【0015】 溝12bが形成されたリード部12aを、インサート部品40に挿入すると、 図10に示すように、リード固定ピン41が溝12bに係合・固定し、電子部品 12がプリント基板10に実装される。
【0016】 なお、電子部品12をプリント基板10から外すときには、インサート部品4 0に熱を加えると、図11に示すように、リード固定ピン41が外側に開いて溝 12bとの係合が外れるため、電子部品12を外すことができる。
【0017】 なお第2実施例及び第3実施例では、形状記憶合金によりインサート部品を形 成したが、熱処理により同様の変形動作が行なわれる他の材質を用いてもよい。
【0018】
【考案の効果】
以上実施例とともに具体的に説明したように本考案によれば次の効果を得る。 (1) はんだを使わないため、溶融したはんだの熱による電子部品の熱劣化が防止 できる。 (2) はんだを使わないため、はんだ付前後の洗浄及び乾燥が省け、プリント基板 の組立作業の作業性が向上する。 (3) 特別な技能を持つ必要がないため、だれにでもプリント基板組立が簡単にで きる。 (4) プリント基板に電子部品を実装しても、後から容易に電子部品を取り外すこ とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例を示す構成図。
【図2】図1のII部を拡大して示す構成図。
【図3】第1実施例に用いるインサート部品を示す構成
図。
【図4】本考案の第2実施例を示す構成図。
【図5】図4のV部を拡大して示す構成図。
【図6】図4のVI部を拡大して示す構成図。
【図7】第2実施例に用いるインサート部品を示す構成
図。
【図8】第2実施例に用いるインサート部品を示す構成
図。
【図9】本考案の第3実施例を示す構成図。
【図10】図9のX部を拡大して示す構成図。
【図11】図9のXI部を拡大して示す構成図。
【図12】第3実施例に用いるインサート部品を示す構
成図。
【図13】第3実施例に用いるインサート部品を示す構
成図。
【図14】リード部品加工治具を示す構成図。
【図15】図14のXV部を拡大して示す構成図。
【図16】第3実施例におけるリード部を示す構成図。
【図17】従来技術を示す構成図。
【図18】図17のXVIII 部を拡大して示す構成図。
【符号の説明】
10 プリント基板 11 スルーホール 12 電子部品 12a リード部 12b 溝 20,30,40 インサート部品 21,31,41 リード固定ピン 22,32,42 かしめ部 33 スリット 50 リード部加工治具

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プリント基板のスルーホールに、電子部
    品のリード部を挿入して実装する実装構造において、 円筒状をなすとともに、挿入されてくる前記リード部を
    固定するリード固定ピンを内部に有するインサート部品
    を、前記スルーホール内に備えたことを特徴とする電子
    部品の実装構造。
JP2266892U 1992-04-10 1992-04-10 電子部品の実装構造 Withdrawn JPH0582075U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2266892U JPH0582075U (ja) 1992-04-10 1992-04-10 電子部品の実装構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2266892U JPH0582075U (ja) 1992-04-10 1992-04-10 電子部品の実装構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0582075U true JPH0582075U (ja) 1993-11-05

Family

ID=12089234

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2266892U Withdrawn JPH0582075U (ja) 1992-04-10 1992-04-10 電子部品の実装構造

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JP (1) JPH0582075U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011060943A (ja) * 2009-09-09 2011-03-24 Denso Corp 実装基板と電子部品の接続構造および電子装置

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Effective date: 19960801