JPH0516001A - 円板切削装置 - Google Patents
円板切削装置Info
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- JPH0516001A JPH0516001A JP3167242A JP16724291A JPH0516001A JP H0516001 A JPH0516001 A JP H0516001A JP 3167242 A JP3167242 A JP 3167242A JP 16724291 A JP16724291 A JP 16724291A JP H0516001 A JPH0516001 A JP H0516001A
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- cutting device
- cutting
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- disk rotor
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- B23Q—DETAILS, COMPONENTS, OR ACCESSORIES FOR MACHINE TOOLS, e.g. ARRANGEMENTS FOR COPYING OR CONTROLLING; MACHINE TOOLS IN GENERAL CHARACTERISED BY THE CONSTRUCTION OF PARTICULAR DETAILS OR COMPONENTS; COMBINATIONS OR ASSOCIATIONS OF METAL-WORKING MACHINES, NOT DIRECTED TO A PARTICULAR RESULT
- B23Q17/00—Arrangements for observing, indicating or measuring on machine tools
- B23Q17/22—Arrangements for observing, indicating or measuring on machine tools for indicating or measuring existing or desired position of tool or work
- B23Q17/2233—Arrangements for observing, indicating or measuring on machine tools for indicating or measuring existing or desired position of tool or work for adjusting the tool relative to the workpiece
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23B—TURNING; BORING
- B23B31/00—Chucks; Expansion mandrels; Adaptations thereof for remote control
- B23B31/40—Expansion mandrels
- B23B31/4006—Gripping the work or tool by a split sleeve
- B23B31/402—Gripping the work or tool by a split sleeve using fluid-pressure means to actuate the gripping means
- B23B31/4026—Gripping the work or tool by a split sleeve using fluid-pressure means to actuate the gripping means using mechanical transmission through the spindle
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23B—TURNING; BORING
- B23B5/00—Turning-machines or devices specially adapted for particular work; Accessories specially adapted therefor
- B23B5/02—Turning-machines or devices specially adapted for particular work; Accessories specially adapted therefor for turning hubs or brake drums
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23Q—DETAILS, COMPONENTS, OR ACCESSORIES FOR MACHINE TOOLS, e.g. ARRANGEMENTS FOR COPYING OR CONTROLLING; MACHINE TOOLS IN GENERAL CHARACTERISED BY THE CONSTRUCTION OF PARTICULAR DETAILS OR COMPONENTS; COMBINATIONS OR ASSOCIATIONS OF METAL-WORKING MACHINES, NOT DIRECTED TO A PARTICULAR RESULT
- B23Q1/00—Members which are comprised in the general build-up of a form of machine, particularly relatively large fixed members
- B23Q1/72—Auxiliary arrangements; Interconnections between auxiliary tables and movable machine elements
- B23Q1/76—Steadies; Rests
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T82/00—Turning
- Y10T82/21—Portable lathe for brake drum, disc, or shoe
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T82/00—Turning
- Y10T82/25—Lathe
- Y10T82/2512—Lathe having facing tool fed transverse to work
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T82/00—Turning
- Y10T82/25—Lathe
- Y10T82/2593—Work rest
- Y10T82/2597—Center rest
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)
- Turning (AREA)
- Machine Tool Units (AREA)
- Milling Processes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】ワークの外周側壁を複数の保持機構で押圧させ
ることにより、ワークの周方向並びに軸方向への偏位を
阻止し、切削加工時のビビリの発生を防止した円板切削
装置を提供する。 【構成】筐体12に回転手段16を配設し、該回転手段
16に形成した着座部44にディスクロータ14を固定
する。このディスクロータ14の中心部をアクチュエー
タ54の付勢作用下に押圧部材70により前記回転手段
16側に指向して均等に押圧する。また、ディスクロー
タ14の外周側壁を水平方向に変位するアクチュエータ
78に連結された複数のサイドローラ92で押圧しなが
ら、ディスクロータ14の両面を切刃96a、96bに
よって切削加工する。これにより、周方向並びに軸方向
への偏位が抑制されてビビリのない平行且つ平滑な面を
有するディスクロータ14を得ることができる。
ることにより、ワークの周方向並びに軸方向への偏位を
阻止し、切削加工時のビビリの発生を防止した円板切削
装置を提供する。 【構成】筐体12に回転手段16を配設し、該回転手段
16に形成した着座部44にディスクロータ14を固定
する。このディスクロータ14の中心部をアクチュエー
タ54の付勢作用下に押圧部材70により前記回転手段
16側に指向して均等に押圧する。また、ディスクロー
タ14の外周側壁を水平方向に変位するアクチュエータ
78に連結された複数のサイドローラ92で押圧しなが
ら、ディスクロータ14の両面を切刃96a、96bに
よって切削加工する。これにより、周方向並びに軸方向
への偏位が抑制されてビビリのない平行且つ平滑な面を
有するディスクロータ14を得ることができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、回転しているワークの
外周側壁を複数箇所から保持機構を介して押圧し、回転
中のワークの周方向の振れ並びに軸方向における偏位を
阻止しながらディスク状のワークの少なくとも一面を切
削するように構成した円板切削装置に関する。
外周側壁を複数箇所から保持機構を介して押圧し、回転
中のワークの周方向の振れ並びに軸方向における偏位を
阻止しながらディスク状のワークの少なくとも一面を切
削するように構成した円板切削装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ディスク状のワーク、例えば、自
動車のディスクブレーキに用いられるディスクロータは
その両面が平行で且つ平滑な面に形成する必要がある。
このために、該ディスクロータを切削刃に対して平行状
態に保持して切削する加工が試みられているが、未だ満
足する結果が得られていない。
動車のディスクブレーキに用いられるディスクロータは
その両面が平行で且つ平滑な面に形成する必要がある。
このために、該ディスクロータを切削刃に対して平行状
態に保持して切削する加工が試みられているが、未だ満
足する結果が得られていない。
【0003】ディスクロータを切削する技術は、例え
ば、特開昭62−218042号公報、特開昭59−3
7002号公報、あるいは米国特許4,266,454
号等に開示されている。
ば、特開昭62−218042号公報、特開昭59−3
7002号公報、あるいは米国特許4,266,454
号等に開示されている。
【0004】特開昭62−218042号公報に開示さ
れている技術的思想では、シリンダを設けたスリーブ
と、前記シリンダ内を進退可能なピストンが装着された
ロッドとをボデイ内に同軸的に組み込み、前記ボデイの
外側の一端にスリーブとロッドの進退ストロークを制御
するストッパを夫々取着し、また、ボデイの外側の他端
にバイトを取着してディスクロータの両面を同時に切削
加工するように構成している。
れている技術的思想では、シリンダを設けたスリーブ
と、前記シリンダ内を進退可能なピストンが装着された
ロッドとをボデイ内に同軸的に組み込み、前記ボデイの
外側の一端にスリーブとロッドの進退ストロークを制御
するストッパを夫々取着し、また、ボデイの外側の他端
にバイトを取着してディスクロータの両面を同時に切削
加工するように構成している。
【0005】また、特開昭59−37002号公報、あ
るいは米国特許4,266,454号には、主軸に嵌合
し、バイトが設けられた一対の刃物台の間にディスクロ
ータを回転させてその両面を同時に切削加工する技術的
思想が開示されている。
るいは米国特許4,266,454号には、主軸に嵌合
し、バイトが設けられた一対の刃物台の間にディスクロ
ータを回転させてその両面を同時に切削加工する技術的
思想が開示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】これらの装置において
ディスクロータを切削加工するに際し、その中心部を主
軸に対して直交状態に嵌合して回転させなければならな
い。すなわち、ディスクロータを主軸に若干斜めに嵌合
した場合には、ディスクロータの回転中、その周縁が回
転に伴って波を打つ状態に偏位することになり、この結
果、ディスクロータの表面に、所謂、ビビリが発生し平
滑な面を有するディスクロータが得られないという問題
がある。
ディスクロータを切削加工するに際し、その中心部を主
軸に対して直交状態に嵌合して回転させなければならな
い。すなわち、ディスクロータを主軸に若干斜めに嵌合
した場合には、ディスクロータの回転中、その周縁が回
転に伴って波を打つ状態に偏位することになり、この結
果、ディスクロータの表面に、所謂、ビビリが発生し平
滑な面を有するディスクロータが得られないという問題
がある。
【0007】また、このビビリを除去するために、再び
切削装置によりディスクロータの両面を切削加工しなけ
ればならず、加工工数が増大するために生産性が低下す
るという問題がある。
切削装置によりディスクロータの両面を切削加工しなけ
ればならず、加工工数が増大するために生産性が低下す
るという問題がある。
【0008】本発明はこの種の問題を解決するためにな
されたものであり、ワークの外周側壁を複数の回転自在
な保持部材で中心に指向して均等に押圧することによ
り、切削時に発生する振動および回転中のワークの周方
向の振れ並びに軸方向における偏位の発生を阻止し、切
削加工によってビビリの発生を回避することが可能な円
板切削装置を提供することを目的とする。
されたものであり、ワークの外周側壁を複数の回転自在
な保持部材で中心に指向して均等に押圧することによ
り、切削時に発生する振動および回転中のワークの周方
向の振れ並びに軸方向における偏位の発生を阻止し、切
削加工によってビビリの発生を回避することが可能な円
板切削装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに、本発明は、位置決め固定されたワークを回転する
回転手段と、前記ワークを前記回転手段の回転中心に指
向して均等に押圧する複数の保持機構と、前記ワークを
切削する切削機構と、前記ワークに対し前記切削機構を
位置決めするための位置情報を得る検出手段と、からな
ることを特徴とする。
めに、本発明は、位置決め固定されたワークを回転する
回転手段と、前記ワークを前記回転手段の回転中心に指
向して均等に押圧する複数の保持機構と、前記ワークを
切削する切削機構と、前記ワークに対し前記切削機構を
位置決めするための位置情報を得る検出手段と、からな
ることを特徴とする。
【0010】
【作用】本発明に係る円板切削装置では、回転手段によ
り回転するディスク状のワークの周壁を複数の保持機構
によって回転中心に指向して均等に押圧しながらワーク
の少なくとも一面を切削する。これにより、切削時に発
生する振動およびワークの周方向の振れ並びに軸方向に
おける偏位が阻止される。従って、ワークを一定の位置
に保ちながら切削し、これにより加工面におけるビビリ
の発生を阻止することができる。
り回転するディスク状のワークの周壁を複数の保持機構
によって回転中心に指向して均等に押圧しながらワーク
の少なくとも一面を切削する。これにより、切削時に発
生する振動およびワークの周方向の振れ並びに軸方向に
おける偏位が阻止される。従って、ワークを一定の位置
に保ちながら切削し、これにより加工面におけるビビリ
の発生を阻止することができる。
【0011】
【実施例】本発明に係る円板切削装置について好適な実
施例を挙げ、添付の図面を参照しながら以下詳細に説明
する。
施例を挙げ、添付の図面を参照しながら以下詳細に説明
する。
【0012】図1乃至図5において、参照符号10は、
本実施例に係る円板切削装置を示す。この円板切削装置
10は、筐体12に配設されワークである、例えば、デ
ィスクロータ14を回転自在に支承する回転手段16
と、前記ディスクロータ14の外周側壁を回転手段16
の中心部に指向して押圧する複数の保持機構20a、2
0b、20cと、ディスクロータ14の両面を切削する
切削機構22と、ディスクロータ14の切削量を検出す
る検出手段102とから基本的に構成される。
本実施例に係る円板切削装置を示す。この円板切削装置
10は、筐体12に配設されワークである、例えば、デ
ィスクロータ14を回転自在に支承する回転手段16
と、前記ディスクロータ14の外周側壁を回転手段16
の中心部に指向して押圧する複数の保持機構20a、2
0b、20cと、ディスクロータ14の両面を切削する
切削機構22と、ディスクロータ14の切削量を検出す
る検出手段102とから基本的に構成される。
【0013】回転手段16は、図2に示すように、回転
駆動部24とスピンドル部26およびコレット部28と
を含む。回転駆動部24は円筒状からなるハウジング3
0の軸線方向に沿って画成した孔部31に嵌合した回転
軸32と、この回転軸32の下端部に嵌合するプーリ3
4とで構成され、回転軸32は前記ハウジング30内の
孔部31に配設した複数の軸受36a、36b、36
c、36dによって回転自在に軸支されている。前記プ
ーリ34と図示しないモータとの間にベルト38a、3
8b、38cが掛け渡されている。なお、回転軸32の
内部に軸線方向に沿って図示しない圧力流体供給源に連
通した圧力流体用通路40a、40bが画成されてい
る。
駆動部24とスピンドル部26およびコレット部28と
を含む。回転駆動部24は円筒状からなるハウジング3
0の軸線方向に沿って画成した孔部31に嵌合した回転
軸32と、この回転軸32の下端部に嵌合するプーリ3
4とで構成され、回転軸32は前記ハウジング30内の
孔部31に配設した複数の軸受36a、36b、36
c、36dによって回転自在に軸支されている。前記プ
ーリ34と図示しないモータとの間にベルト38a、3
8b、38cが掛け渡されている。なお、回転軸32の
内部に軸線方向に沿って図示しない圧力流体供給源に連
通した圧力流体用通路40a、40bが画成されてい
る。
【0014】スピンドル部26は、前記回転軸32の先
端に係合して自動車のディスクブレーキに用いられるデ
ィスクロータ14を固定するために利用される。
端に係合して自動車のディスクブレーキに用いられるデ
ィスクロータ14を固定するために利用される。
【0015】すなわち、スピンドル部26は、図2にお
いて、段差のあるシリンダ41とこのシリンダ41の上
段に固定され、同様に段差のある円筒体状の着座部44
と含み、係着部、実質的にはコレット部28が前記着座
部44に画成された円状凹部42に配設されている。前
記シリンダ41の内部にはピストン43が変位自在に配
置され、このピストン43から延在するピストンロッド
45は、ガイド部材47の孔部51に臨む。ピストンロ
ッド45の先端部に螺着されたロッド53にはテーパ面
を形成した緊締子49が係合している。なお、図中、参
照符号48は前記緊締子49によって拡開緊締されるコ
レットを示し、また、参照符号46は切削屑を飛散させ
るための圧縮空気用通路を示す。
いて、段差のあるシリンダ41とこのシリンダ41の上
段に固定され、同様に段差のある円筒体状の着座部44
と含み、係着部、実質的にはコレット部28が前記着座
部44に画成された円状凹部42に配設されている。前
記シリンダ41の内部にはピストン43が変位自在に配
置され、このピストン43から延在するピストンロッド
45は、ガイド部材47の孔部51に臨む。ピストンロ
ッド45の先端部に螺着されたロッド53にはテーパ面
を形成した緊締子49が係合している。なお、図中、参
照符号48は前記緊締子49によって拡開緊締されるコ
レットを示し、また、参照符号46は切削屑を飛散させ
るための圧縮空気用通路を示す。
【0016】押圧機構18は、前記回転手段16とディ
スクロータ14を挟んで対峙する上方の位置に配設さ
れ、図3に示すように、駆動部50と該駆動部50の付
勢作用下に上下方向に進退自在な押圧部52を含む。筐
体12の上面部から上方へと延在する支柱56(図1参
照)に対し水平方向へと延在して取着されたブラケット
58が設けられる。このブラケット58の上面に設けら
れた取付座60に駆動部50を構成するシリンダ54が
上方に指向して取着されている。このシリンダ54の内
部にはピストン55が摺動自在に配設され、前記ピスト
ン55の両端部から互いに反対方向にピストンロッド6
2a、62bが外方へと延在している。この場合、シリ
ンダロッド62aの先端に押圧部52が取着される。押
圧部52はハウジング64と曲面軸受66と押圧部材7
0を含む。ハウジング64は筒状を呈し、その内部に球
面状の受け座を有する曲面軸受66が配設される。この
曲面軸受66に支承され下方へと延在する軸68の先端
に、回転手段16の着座部44に載置されたディスクロ
ータ14の中央部分に当接する押圧部材70が取着され
る。
スクロータ14を挟んで対峙する上方の位置に配設さ
れ、図3に示すように、駆動部50と該駆動部50の付
勢作用下に上下方向に進退自在な押圧部52を含む。筐
体12の上面部から上方へと延在する支柱56(図1参
照)に対し水平方向へと延在して取着されたブラケット
58が設けられる。このブラケット58の上面に設けら
れた取付座60に駆動部50を構成するシリンダ54が
上方に指向して取着されている。このシリンダ54の内
部にはピストン55が摺動自在に配設され、前記ピスト
ン55の両端部から互いに反対方向にピストンロッド6
2a、62bが外方へと延在している。この場合、シリ
ンダロッド62aの先端に押圧部52が取着される。押
圧部52はハウジング64と曲面軸受66と押圧部材7
0を含む。ハウジング64は筒状を呈し、その内部に球
面状の受け座を有する曲面軸受66が配設される。この
曲面軸受66に支承され下方へと延在する軸68の先端
に、回転手段16の着座部44に載置されたディスクロ
ータ14の中央部分に当接する押圧部材70が取着され
る。
【0017】曲面軸受66を押圧機構18内に組み込む
ことにより、シリンダ54の中心軸とディスクロータ1
4の中心軸の位相が若干ずれたとしても、押圧部材70
の軸68はディスクロータ14を押圧する力で曲面軸受
66が浮動し、上下方向あるいは円周方向への偏位を曲
面軸受66の曲面が受ける。この結果、押圧部材70が
ディスクロータ14を常に均等に回転手段16側に押圧
することが可能になる。
ことにより、シリンダ54の中心軸とディスクロータ1
4の中心軸の位相が若干ずれたとしても、押圧部材70
の軸68はディスクロータ14を押圧する力で曲面軸受
66が浮動し、上下方向あるいは円周方向への偏位を曲
面軸受66の曲面が受ける。この結果、押圧部材70が
ディスクロータ14を常に均等に回転手段16側に押圧
することが可能になる。
【0018】保持機構20a、20b、20cは、図4
に示すように、回転手段16に固定されたディスクロー
タ14の外周側壁を押圧する押圧手段72と、この押圧
手段72を水平方向に進退自在に移動させる駆動部74
を含む。駆動部74には、筐体12の上面部から上方へ
と延在する支柱76と直交するように水平方向に指向し
たシリンダ78が配設され、このシリンダ78の下方に
支柱76の延在方向と直交するようにガイド杆82が配
設される。シリンダ80の内部にはピストン81が摺動
自在に配設され、このピストン81の両面から互いに反
対方向へと指向してピストンロッド83a、83bが外
部に露呈する。シリンダ78には圧力流体を供給するた
めのポート81a、81bが画成されている。シリンダ
78およびガイド杆82の先端に支持部材84が固着さ
れ、この支持部材84は水平方向へと延在する支持板8
5を有する。
に示すように、回転手段16に固定されたディスクロー
タ14の外周側壁を押圧する押圧手段72と、この押圧
手段72を水平方向に進退自在に移動させる駆動部74
を含む。駆動部74には、筐体12の上面部から上方へ
と延在する支柱76と直交するように水平方向に指向し
たシリンダ78が配設され、このシリンダ78の下方に
支柱76の延在方向と直交するようにガイド杆82が配
設される。シリンダ80の内部にはピストン81が摺動
自在に配設され、このピストン81の両面から互いに反
対方向へと指向してピストンロッド83a、83bが外
部に露呈する。シリンダ78には圧力流体を供給するた
めのポート81a、81bが画成されている。シリンダ
78およびガイド杆82の先端に支持部材84が固着さ
れ、この支持部材84は水平方向へと延在する支持板8
5を有する。
【0019】この支持部材84の支持板85に押圧手段
72が配設される。すなわち、支持板85の上面部から
上方へと延在する軸86が立設され、この軸86に係合
する軸受88a、88bに円筒状のハウジング90が回
転自在に軸支されている。この円筒状のハウジング90
にはフランジ91が形成され、該ハウジング90の外周
にサイドローラ92を嵌合し、フランジ91によって支
承する。サイドローラ92の外周壁部には、例えば、合
成ゴムあるいは合成樹脂等で形成されたクッション材9
4を固着しておく。
72が配設される。すなわち、支持板85の上面部から
上方へと延在する軸86が立設され、この軸86に係合
する軸受88a、88bに円筒状のハウジング90が回
転自在に軸支されている。この円筒状のハウジング90
にはフランジ91が形成され、該ハウジング90の外周
にサイドローラ92を嵌合し、フランジ91によって支
承する。サイドローラ92の外周壁部には、例えば、合
成ゴムあるいは合成樹脂等で形成されたクッション材9
4を固着しておく。
【0020】なお、ディスクロータ14の外周端側壁に
凹部または凸部がある場合には、クッション材94に凸
部または凹部を夫々形成し、これらを相互に嵌合させる
ことによりディスクロータ14と保持機構20a、20
b、20cを係合保持させてもよい。
凹部または凸部がある場合には、クッション材94に凸
部または凹部を夫々形成し、これらを相互に嵌合させる
ことによりディスクロータ14と保持機構20a、20
b、20cを係合保持させてもよい。
【0021】切削機構22は、図5に示すように、基台
95を有し、この基台95にディスクロータ14を切削
する一組の切刃96a、96bを有する切削手段98
と、ブラケット100に取着された検出手段102を含
む。検出手段102は接触子104を有し、基台95に
取着されたブラケット100上にあって切刃96a、9
6bよりディスクロータ14側に位置して取着されてい
る。該接触子104はディスクロータ14に当接するこ
とにより、電気的信号を発し、該信号はフィードバック
信号として図示しないNC(数値制御)機器に送給さ
れ、切削手段98のディスクロータ14に対する位置決
めを行う。この場合、基台95にはロータリアクチュエ
ータ106が設けられ、前記ロータリアクチュエータ1
06は前記ブラケット100を矢印方向に回動自在であ
る。従って、ロータリアクチュエータ106は、ディス
クロータ14を切削する際に、ブラケット100を回動
させることにより接触子104をディスクロータ14か
ら離間させる。
95を有し、この基台95にディスクロータ14を切削
する一組の切刃96a、96bを有する切削手段98
と、ブラケット100に取着された検出手段102を含
む。検出手段102は接触子104を有し、基台95に
取着されたブラケット100上にあって切刃96a、9
6bよりディスクロータ14側に位置して取着されてい
る。該接触子104はディスクロータ14に当接するこ
とにより、電気的信号を発し、該信号はフィードバック
信号として図示しないNC(数値制御)機器に送給さ
れ、切削手段98のディスクロータ14に対する位置決
めを行う。この場合、基台95にはロータリアクチュエ
ータ106が設けられ、前記ロータリアクチュエータ1
06は前記ブラケット100を矢印方向に回動自在であ
る。従って、ロータリアクチュエータ106は、ディス
クロータ14を切削する際に、ブラケット100を回動
させることにより接触子104をディスクロータ14か
ら離間させる。
【0022】切削手段98は、切刃96a、96bが取
着された第1切刃保持杆108aおよび第2切刃保持杆
108bと、該第1および第2切刃保持杆108a、1
08bを、図5において、矢印方向へと変位させるアク
チュエータ110a、110bおよび112a、112
bを含む。実際、アクチュエータ110aは基台95に
画成された断面円状の空間97aを変位するピストン1
11aのピストンロッド114aを含み、このピストン
ロッド114aには支持部材116aが固着されてい
る。支持部材116aに螺入するねじ115aにより第
1切刃保持杆108aに係合する。
着された第1切刃保持杆108aおよび第2切刃保持杆
108bと、該第1および第2切刃保持杆108a、1
08bを、図5において、矢印方向へと変位させるアク
チュエータ110a、110bおよび112a、112
bを含む。実際、アクチュエータ110aは基台95に
画成された断面円状の空間97aを変位するピストン1
11aのピストンロッド114aを含み、このピストン
ロッド114aには支持部材116aが固着されてい
る。支持部材116aに螺入するねじ115aにより第
1切刃保持杆108aに係合する。
【0023】同様に、アクチュエータ112aを含むが
前記アクチュエータ110aと異なり、そのピストンロ
ッド117aは第1切刃保持杆108aにその先端が当
接するだけである。なお、基台95には前記ピストン1
11a、113aを変位させるための圧力流体供給用通
路119a、121aが画成されている。第2切刃保持
杆108b側も実質的に同様に構成されるため、対応す
る構成要素には同一の参照数字にbを付して、その詳細
な説明を省略する。
前記アクチュエータ110aと異なり、そのピストンロ
ッド117aは第1切刃保持杆108aにその先端が当
接するだけである。なお、基台95には前記ピストン1
11a、113aを変位させるための圧力流体供給用通
路119a、121aが画成されている。第2切刃保持
杆108b側も実質的に同様に構成されるため、対応す
る構成要素には同一の参照数字にbを付して、その詳細
な説明を省略する。
【0024】この第1および第2の切刃保持杆108
a、108bは基台95内に水平方向に指向して軸12
3に軸支される。
a、108bは基台95内に水平方向に指向して軸12
3に軸支される。
【0025】なお、図中、参照符号126並びに128
は切削手段98を図示しないボールねじによってディス
クロータ14に指向して進退動作させるための回転駆動
源を示す(図1参照)。
は切削手段98を図示しないボールねじによってディス
クロータ14に指向して進退動作させるための回転駆動
源を示す(図1参照)。
【0026】次に、上記のように構成される円板切削装
置10についてその作用を説明する。
置10についてその作用を説明する。
【0027】先ず、コレット部28に切削すべきディス
クロータ14を嵌合し、コレット部28内の緊締子49
をピストン43の付勢作用下に下方に移動して凹部42
の内壁との間で挟持して押圧固定する。
クロータ14を嵌合し、コレット部28内の緊締子49
をピストン43の付勢作用下に下方に移動して凹部42
の内壁との間で挟持して押圧固定する。
【0028】次いで、押圧機構18を構成するシリンダ
54を付勢し、このシリンダ54の付勢作用下に押圧部
52をディスクロータ14の中央部上面から回転手段1
6側に指向して変位させる。この時、ディスクロータ1
4に押圧部材70が当接し、軸68によってハウジング
64内の曲面軸受66は球面状の受け座を滑動する。す
なわち、浮動状態にある曲面軸受66が軸68の揺動変
位を自在に吸収し、この結果、押圧部材70がディスク
ロータ14面を回転手段16側に指向して均等に押圧す
ることができる。
54を付勢し、このシリンダ54の付勢作用下に押圧部
52をディスクロータ14の中央部上面から回転手段1
6側に指向して変位させる。この時、ディスクロータ1
4に押圧部材70が当接し、軸68によってハウジング
64内の曲面軸受66は球面状の受け座を滑動する。す
なわち、浮動状態にある曲面軸受66が軸68の揺動変
位を自在に吸収し、この結果、押圧部材70がディスク
ロータ14面を回転手段16側に指向して均等に押圧す
ることができる。
【0029】次に、複数の保持機構20a、20b、2
0cの夫々のシリンダ78を付勢し、支持部材84並び
にそれに取着されたサイドローラ92をディスクロータ
14に指向して変位させ、その外周側壁にクッション材
94を当接し、該ディスクロータ14をその回転中心に
指向して均等に押圧する。この時、ディスクロータ14
の外周側壁に凹部または凸部が設けられていれば、サイ
ドローラ92のクッション材94に予め設けられている
凸部または凹部が嵌合することになる。
0cの夫々のシリンダ78を付勢し、支持部材84並び
にそれに取着されたサイドローラ92をディスクロータ
14に指向して変位させ、その外周側壁にクッション材
94を当接し、該ディスクロータ14をその回転中心に
指向して均等に押圧する。この時、ディスクロータ14
の外周側壁に凹部または凸部が設けられていれば、サイ
ドローラ92のクッション材94に予め設けられている
凸部または凹部が嵌合することになる。
【0030】次いで、切削機構22を回転駆動源12
6、128の付勢作用下にディスクロータ14に指向し
て変位させる。この後、圧力流体供給用通路121a、
119aから圧力流体を送給し、ピストン111a、1
11b、113a、113bを互いに接近させるように
付勢して、切刃保持杆108a、108bを基台95に
密着させる。この結果、切刃96a、96bの位置が保
持される。次に、ロータリアクチュエータ106を付勢
してブラケット100を回動し、検出手段102を構成
する接触子104をディスクロータ14に当接する。こ
の接触によるディスクロータ14の位置検出信号をNC
機器(図示せず)に送給し、切削機構22を切削する位
置に調整する。この後、第1アクチュエータ110a、
110bおよび第2アクチュエータ112a、112b
の付勢作用下に、切刃96a、96bの位置を固定す
る。すなわち、切刃96a、96bの位置を切削すべき
ディスクロータ14の厚さの中心から夫々等しい距離に
なるように、切削機構22全体が図示しないアクチュエ
ータの付勢作用下に上下方向に指向して変位する。この
調整によって、切刃96a、96bがディスクロータ1
4の厚さ中心から均等な距離を保って切削することがで
き、切削加工面のビビリの発生を回避させるためであ
る。さらに、4つのピストン111a、111b、11
3a、113bの配列は軸123による第1と第2の切
刃保持杆108a、108bの回動を正確に行わせしめ
る。
6、128の付勢作用下にディスクロータ14に指向し
て変位させる。この後、圧力流体供給用通路121a、
119aから圧力流体を送給し、ピストン111a、1
11b、113a、113bを互いに接近させるように
付勢して、切刃保持杆108a、108bを基台95に
密着させる。この結果、切刃96a、96bの位置が保
持される。次に、ロータリアクチュエータ106を付勢
してブラケット100を回動し、検出手段102を構成
する接触子104をディスクロータ14に当接する。こ
の接触によるディスクロータ14の位置検出信号をNC
機器(図示せず)に送給し、切削機構22を切削する位
置に調整する。この後、第1アクチュエータ110a、
110bおよび第2アクチュエータ112a、112b
の付勢作用下に、切刃96a、96bの位置を固定す
る。すなわち、切刃96a、96bの位置を切削すべき
ディスクロータ14の厚さの中心から夫々等しい距離に
なるように、切削機構22全体が図示しないアクチュエ
ータの付勢作用下に上下方向に指向して変位する。この
調整によって、切刃96a、96bがディスクロータ1
4の厚さ中心から均等な距離を保って切削することがで
き、切削加工面のビビリの発生を回避させるためであ
る。さらに、4つのピストン111a、111b、11
3a、113bの配列は軸123による第1と第2の切
刃保持杆108a、108bの回動を正確に行わせしめ
る。
【0031】このように切刃96a、96bの位置が定
まると、再びロータリアクチュエータ106が付勢され
て接触子104はディスクロータ14から離間する。
この後、回転手段16を構成するモータの駆動作用下に
ベルト38a、38b、38c、プーリ34および回転
軸32を介してディスクロータ14を回転させる。この
ディスクロータ14はその中央部分を押圧部材70で回
転手段16側へと押圧され、また、外周側壁を複数のサ
イドローラ92で回転中心に指向して均等に押圧支持さ
れた状態で回転するので、周方向並びに軸方向における
偏位が阻止され、その切削時にディスクロータ14の表
面にビビリを生じさせない。この状態で回転しているデ
ィスクロータ14の両面を挟み込むようにして上下の切
刃96a、96bを当接させ、ディスクロータ14の内
周側から外周側に、あるいは外周側から内周側に指向し
て変位させながら切削する。この間、通路46からは圧
縮空気を送給して切削屑を外方へと飛散させる。切削終
了後はアクチュエータ110a、110bおよびアクチ
ュエータ112a、112bを滅勢し、すなわち、通路
119aから圧力流体をピストン111a、111b、
113a、113bに送給し、特に、ねじ115a、1
15bを介して強制的に第1と第2の切刃保持杆108
a、108bを互いに離間させる方向に変位させ、夫々
の切刃96a、96bをディスクロータ14面から離間
させる。さらに、回転手段16を構成するモータを停止
するとともに保持機構20a、20b、20cのシリン
ダ78および押圧機構18のシリンダ54を滅勢させ
て、ディスクロータ14から押圧部材70とサイドロー
ラ92を離間させる。そして、ディスクロータ14を着
座部44から外し、次の切削すべきディスクロータ14
を再び着座部44に嵌合させて、前記と同様の操作を行
わせしめる。
まると、再びロータリアクチュエータ106が付勢され
て接触子104はディスクロータ14から離間する。
この後、回転手段16を構成するモータの駆動作用下に
ベルト38a、38b、38c、プーリ34および回転
軸32を介してディスクロータ14を回転させる。この
ディスクロータ14はその中央部分を押圧部材70で回
転手段16側へと押圧され、また、外周側壁を複数のサ
イドローラ92で回転中心に指向して均等に押圧支持さ
れた状態で回転するので、周方向並びに軸方向における
偏位が阻止され、その切削時にディスクロータ14の表
面にビビリを生じさせない。この状態で回転しているデ
ィスクロータ14の両面を挟み込むようにして上下の切
刃96a、96bを当接させ、ディスクロータ14の内
周側から外周側に、あるいは外周側から内周側に指向し
て変位させながら切削する。この間、通路46からは圧
縮空気を送給して切削屑を外方へと飛散させる。切削終
了後はアクチュエータ110a、110bおよびアクチ
ュエータ112a、112bを滅勢し、すなわち、通路
119aから圧力流体をピストン111a、111b、
113a、113bに送給し、特に、ねじ115a、1
15bを介して強制的に第1と第2の切刃保持杆108
a、108bを互いに離間させる方向に変位させ、夫々
の切刃96a、96bをディスクロータ14面から離間
させる。さらに、回転手段16を構成するモータを停止
するとともに保持機構20a、20b、20cのシリン
ダ78および押圧機構18のシリンダ54を滅勢させ
て、ディスクロータ14から押圧部材70とサイドロー
ラ92を離間させる。そして、ディスクロータ14を着
座部44から外し、次の切削すべきディスクロータ14
を再び着座部44に嵌合させて、前記と同様の操作を行
わせしめる。
【0032】
【発明の効果】本発明に係る円板切削装置によれば、以
下の効果が得られる。
下の効果が得られる。
【0033】回転手段により回転するワークを回転中心
に指向して複数の保持機構で均等に押圧しながらワーク
の少なくとも一面を切削することにより、切削時に発生
する振動およびワークの周方向並びに軸方向に偏位しよ
うとする動きを保持機構で抑制することができる。従っ
て、ビビリの発生がなく平行且つ平滑な面を有するワー
クを一度の切削加工で得ることができる。
に指向して複数の保持機構で均等に押圧しながらワーク
の少なくとも一面を切削することにより、切削時に発生
する振動およびワークの周方向並びに軸方向に偏位しよ
うとする動きを保持機構で抑制することができる。従っ
て、ビビリの発生がなく平行且つ平滑な面を有するワー
クを一度の切削加工で得ることができる。
【図1】本発明に係る円板切削装置の斜視説明図であ
る。
る。
【図2】前記円板切削装置のスピンドル機構の縦断面図
である。
である。
【図3】前記円板切削装置の押圧機構の縦断面図であ
る。
る。
【図4】前記円板切削装置の保持機構の部分縦断面図で
ある。
ある。
【図5】前記円板切削装置の切削機構の部分縦断面図で
ある。
ある。
10…円板切削装置
14…ディスクロータ
16…回転手段
18…押圧機構
20a〜20c…保持機構
22…切削機構
26…スピンドル部
28…コレット部
44…着座部
64…ハウジング
66…曲面軸受
70…押圧部材
72…押圧手段
92…サイドローラ
96a、96b…切刃
98…切削手段
102…検出手段
104…接触子
110a、110b、112a、112b…アクチュエ
ータ
ータ
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 福田 信義
埼玉県蕨市南町2−8−7
(72)発明者 江田 正人
埼玉県和光市新倉2−24−23
(72)発明者 熊木 義和
埼玉県川越市寺尾781−14
(72)発明者 田中 春男
埼玉県朝霞市根岸台1−2−33
(72)発明者 北川 正一
愛知県名古屋市南区上浜町509番地
(72)発明者 中野 一美
愛知県半田市亀崎高根町5丁目55番地6号
Claims (5)
- 【請求項1】位置決め固定されたワークを回転する回転
手段と、 前記ワークを前記回転手段の回転中心に指向して均等に
押圧する複数の保持機構と、 前記ワークを切削する切削機構と、 前記ワークに対し前記切削機構を位置決めするための位
置情報を得る検出手段と、 からなることを特徴とする円板切削装置。 - 【請求項2】請求項1記載の円板切削装置において、前
記切削装置はさらに前記ワークの回転中心部を押圧する
押圧機構を有し、一方、前記保持機構はアクチュエータ
に連結されたサイドローラを含み、該アクチュエータの
付勢作用下に回転しているワークの外周側壁に前記サイ
ドローラを押圧して切削加工することを特徴とする円板
切削装置。 - 【請求項3】請求項1または2記載の円板切削装置にお
いて、押圧機構はアクチュエータに連結されるハウジン
グ内に配設された曲面軸受と、該曲面軸受に軸支された
押圧部材とを含むことを特徴とする円板切削装置。 - 【請求項4】請求項1乃至3のいずれかに記載の円板切
削装置において、検出手段は接触子を有し、前記接触子
をワークの加工面に当接してワークに対する切削機構の
位置決め情報を得ることを特徴とする円板切削装置。 - 【請求項5】請求項1乃至4のいずれかに記載の円板切
削装置において、回転手段はスピンドル機構を含み、該
スピンドル機構はワークが嵌合される着座部と該着座部
の内部に配設したコレットを有し、前記コレットにより
固定することを特徴とする円板切削装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3167242A JPH089122B2 (ja) | 1991-07-08 | 1991-07-08 | 円板切削装置 |
CA002071031A CA2071031C (en) | 1991-07-08 | 1992-06-11 | Disc cutting apparatus |
US07/898,415 US5277090A (en) | 1991-07-08 | 1992-06-15 | Disc cutting apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3167242A JPH089122B2 (ja) | 1991-07-08 | 1991-07-08 | 円板切削装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0516001A true JPH0516001A (ja) | 1993-01-26 |
JPH089122B2 JPH089122B2 (ja) | 1996-01-31 |
Family
ID=15846099
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3167242A Expired - Lifetime JPH089122B2 (ja) | 1991-07-08 | 1991-07-08 | 円板切削装置 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5277090A (ja) |
JP (1) | JPH089122B2 (ja) |
CA (1) | CA2071031C (ja) |
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- 1992-06-11 CA CA002071031A patent/CA2071031C/en not_active Expired - Fee Related
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