JPH05158730A - 情報処理装置 - Google Patents

情報処理装置

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JPH05158730A
JPH05158730A JP3322814A JP32281491A JPH05158730A JP H05158730 A JPH05158730 A JP H05158730A JP 3322814 A JP3322814 A JP 3322814A JP 32281491 A JP32281491 A JP 32281491A JP H05158730 A JPH05158730 A JP H05158730A
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JP
Japan
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shift
subunit
out data
sub
path
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Withdrawn
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JP3322814A
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Inventor
Kenji Yahiro
健次 八尋
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NEC Engineering Ltd
Original Assignee
NEC Engineering Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】シフトパスを使った診断機能を有し、同じハー
ドウェアから構成されるサブユニットを複数持つ情報処
理装置の診断を高速化する。 【構成】診断装置は複数のサブユニットを示すように予
め定められたサブユニットアドレスをデータパス7に出
す。サブユニット選択回路101はデータパス7のサブ
ユニットアドレスを受けて選択されたサブユニットを制
御回路102及び選択回路103へ指示する。制御回路
102は指示されたサブユニットへ、同時にシフトクロ
ックを供給する。選択回路103は指示されたサブユニ
ットのシフトアウトデータをパス22,パス32,パス
42,パス52の中から選択する。比較器104は選択
回路103の出力を比較する。比較器104の比較結果
が不一致の場合に、エラー検出回路105はパス10を
介してエラーを診断装置に通知する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はシフトパスを使った診断
機能を有する情報処理装置に関し、特に同じハードウェ
アから構成される複数のサブユニットをもつ情報処理装
置の診断に関する。
【0002】
【従来の技術】情報処理装置の診断を実行する場合、従
来の情報処理装置は外部診断装置から指定されたサブユ
ニットについてシフトパスを使ってシフト動作を実行
し、シフトアウトデータを外部診断装置へ渡すのみであ
った。そして診断は外部診断装置がデータチェックを行
うことで実行していた。また複数のサブユニットの診断
を実行する際は、各サブユニットの診断を順次実行して
いた。
【0003】図3は従来の情報処理装置の一例を示すブ
ロック図で、同じハードウェアから構成されているサブ
ユニットA2及びサブユニットB3の2つのサブユニッ
トを持つ情報処理装置に対して、図示していない外部診
断装置からの指示でシフト制御部1がサブユニットA2
及びサブユニットB3の診断を実施する場合を例示して
いる。
【0004】図3において、サブユニット選択回路10
1は外部診断装置から与えられるサブユニットアドレス
をデータパス7で受けてシフト動作を実行するサブユニ
ットを制御回路102及びセレクタ108へ指示する回
路、制御回路102は外部診断装置からのシフトクロッ
クをパス6で受けてサブユニット選択回路101から指
示されたサブユニットにパス21またはパス31を使っ
てシフトクロックを供給する回路、パス8は外部診断装
置から与えられるシフトインデータをサブユニットA2
及びサブユニットB3へ書き込むパス、セレクタ108
はサブユニット選択回路101からの指示によりサブユ
ニットA2のシフトアウトデータ22及びサブユニット
B3のシフトアウトデータ32のいずれかを選択してシ
フトアウトのパス13へ出力するセレクタである。
【0005】次に本例の動作について説明する。まず最
初に外部診断装置はサブユニットA2を示すサブユニッ
トアドレス(例えばアドレス“0”)をデータパス7上
に乗せ、サブユニットA2へ書き込むシフトインデータ
をパス8に乗せる。シフト制御部1において、サブユニ
ット選択回路101はデータパス7上のサブユニットア
ドレスを受けて解読し、サブユニットA2が選択された
ことを制御回路102及びセレクタ108へ指示する。
制御回路102はサブユニット選択回路101の指示を
受けると外部診断装置からのパス6のシフトクロックを
待ち、シフトクロックが来るとパス21を介してサブユ
ニットA2へシフトクロックを出力する。この時、サブ
ユニットA2ではパス21よりシフトクロックを受ける
と、パス8上のシフトインデータをサブユニット内部に
書き込みシフトアウトデータをパス22に出力する。さ
らにシフト制御部1において、セレクタ108はサブユ
ニット選択回路101からの指示によりパス22上のサ
ブユニットA2のシフトアウトデータをパス13へ出力
する。
【0006】パス13へサブユニットA2のシフトアウ
トデータが出力されると、外部診断装置がこれを取り込
み、データパス7上にサブユニットA2のサブユニット
アドレス及びパス8に次のシフトインデータを乗せてシ
フトクロックをパス6に出力する。シフト制御部1にお
いて、パス6のシフトクロックを受けると前述の動作と
同様にしてサブユニットA2へシフトクロックを出しシ
フトアウトデータをセレクタ108からパス13へ出力
する。
【0007】以下同様にして外部診断装置はサブユニッ
トA2のすべてのハードウェアデータをシフトアウトの
パス13から読み出すまでシフトクロックを出力する。
そして外部診断装置は読み出したサブユニットA2のデ
ータをチェックして診断を行う。さらに、サブユニット
A2の診断が終了すると、サブユニットB3のサブユニ
ットアドレスをデータパス7に乗せ、サブユニットB3
へ書き込むシフトインデータをパス8へ乗せて前述の動
作を繰り返しサブユニットB3のデータを読み出した後
に、サブユニットB3の診断を行う。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述したように従来の
情報処理装置では、シフトパスを使ってサブユニット単
位にしかハードウェアのデータの読出し/書込みができ
ないために、シフトパスを使った診断はサブユニット毎
にハードウェアのデータを外部診断装置に読み出して、
外部診断装置自身がデータチェックを行っていた。その
ため情報処理装置内にあるサブユニット数に比例して診
断実行時間が長くなるという問題点があった。
【0009】また診断の実行時間が長くなると、限られ
た保守時間の中で診断に要する時間の割合が大きくな
り、情報処理装置の他の保守項目を実施する時間が短く
なるという問題点があった。
【0010】さらに情報処理装置の診断時間が長くなる
と、他の装置との接続確認の時間も短くなり、システム
全体の保守信頼性の低下を招くという問題点があった。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の情報処理装置
は、装置内に複数のサブユニットを有し、外部診断装置
からサブユニットのアドレスを指定することによりサブ
ユニット単位にシフトパスを使ってハードウェアのデー
タの読出し/書込みが可能であり、前記サブユニットの
いくつかが同じハードウェアから構成されている情報処
理装置において、前記外部診断装置からシフト動作を実
行する単数または複数のサブユニットを示すサブユニッ
トアドレスを受けてシフト動作を実行すべきサブユニッ
トを指示するサブユニット選択手段と、前記外部診断装
置からのシフトクロックを受けて前記サブユニット選択
手段から指示されたサブユニットへシフトクロックを供
給する制御手段と、前記サブユニット選択手段から指示
された複数のサブユニットへ前記外部診断装置から与え
られるシフトインデータを書き込む書込手段と、すべて
の前記サブユニットのシフトアウタデータの中から前記
サブユニット選択手段の指示する複数のサブユニットの
シフトアウトデータを選択するシフトアウトデータ選択
手段と、前記シフトアウトデータ選択手段により選択さ
れたシフトアウトデータを比較する比較手段と、前記比
較手段の比較結果を受けてエラーを前記外部診断装置へ
通知するエラー検出手段とを備え、複数のサブユニット
を示すように予め定められた前記サブユニットアドレス
を受けた際にこの複数のサブユニットを前記サブユニッ
ト選択手段によって選択されたサブユニットへ前記制御
手段が同時にシフトクロックを供給することによりシフ
ト動作を実行しさらに選択されたサブユニットシフトア
ウトデータを前記シフトアウトデータ選択手段で選択し
て前記比較手段で比較したとき不一致があった場合に前
記エラー検出手段を通して前記外部診断装置へ通知する
ことにより装置内の複数のサブユニットの診断を同時に
実行することを特徴とする。
【0012】そして、前記外部診断装置からの比較結果
のマスク指示を前記エラー検出手段に通知する通知手段
を設け、複数のサブユニットからのシフトアウトデータ
を前記比較手段で比較してその比較結果が不一致であり
前記通知手段によるマスク指示がオフであった場合に前
記エラー検出手段を通して前記外部診断装置へエラーを
通知することによりシフトアウトデータ中に不定な値を
含む場合も装置内の複数のサブユニットの診断を同時に
実行してもよい。
【0013】また、前記外部診断装置からシフトアウト
データの期待値を受けて前記シフトアウトデータ選択手
段で選択された複数のサブユニットのシフトアウトデー
タの中から値が前記期待値と異なるサブユニットを検出
する第1のサブユニット検出手段を設け、複数のサブユ
ニットのシフトアウトデータを前記比較手段で比較して
その比較結果が不一致であった場合に前記第1のサブユ
ニット検出手段によってシフトアウトの値が前記期待値
と異なるサブユニットを検出することにより障害サブユ
ニットを特定するようにしてもよい。
【0014】さらに、同じハードウェアから構成される
少なくとも3つのサブユニットを含む前記情報処理装置
において、前記シフトアウトデータ選択手段によって選
択された複数のシフトアウトデータの値を多数決するこ
とによりシフトアウトデータの正解値を生成する多数決
手段と、前記シフトアウトデータ選択手段によって選択
された複数のシフトアウトデータと前記多数決手段のシ
フトアウトデータの正解値とを受けて正解値とシフトア
ウトデータの値の異なるサブユニットを検出する第2の
サブユニット検出手段を設け、複数のサブユニットのシ
フトアウトデータを前記比較手段で比較してその比較結
果が不一致であった場合に前記多数決手段でシフトアウ
トデータの正解値を多数決により求め、前記第2のサブ
ユニット検出手段によってシフトアウトの値が前記多数
決手段からの正解値と異なるサブユニットを検出するこ
とにより障害サブユニットを特定するようにしてもよ
い。
【0015】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。図1は本発明の情報処理装置の第1の実施例を示す
ブロック図で、サブユニットA2,サブユニットB3,
サブユニットC4,〜サブユニットN5のn個のサブユ
ニットを持ち、サブユニットA2,サブユニットB3及
びサブユニットN5の3個のサブユニットが同じハード
ウェアから構成されている情報処理装置に対して、図示
していない外部診断装置からの指示でシフト制御部1が
サブユニットA2,サブユニットB3及びサブユニット
N5の診断を行う場合を例示している。
【0016】シフト制御部1は外部診断装置からの指示
でサブユニットA2からサブユニットN5までのサブユ
ニットのシフト動作を制御する制御部、サブユニットA
2,サブユニットB3及びサブユニットN5は同じハー
ドウェアから構成されるサブユニット、パス6は外部診
断装置からのシフトクロックをシフト制御部1に通知す
るパス、データパス7は外部診断装置からのサブユニッ
トアドレスをシフト制御部1に通知するデータパス、パ
ス8は外部診断装置からのシフトインデータをシフト制
御部1を介してサブユニットA2からサブユニットN5
へ書き込むパス、パス9は外部診断装置からのシフトデ
ータのマスク値をシフト制御部1へ通知するパス、パス
10はシフト制御部1からのエラー検出信号を外部診断
装置へ通知するパス、パス11はシフト制御部1からの
サブユニット番号を外部診断装置へ通知するパス、パス
12は外部診断装置からのシフトアウトデータの期待値
をシフト制御部1へ通知するパスである。
【0017】また、シフト制御部1において、サブユニ
ット選択回路101はデータパス7上のサブユニットア
ドレスを受けてシフト動作を実行するサブユニットを制
御回路102及び選択回路103へ指示する回路、制御
回路102はサブユニット選択回路101からの指示を
受けてパス6で来るシフトクロックをパス21,パス3
1,パス41,〜パス51を介してサブユニットA2,
サブユニットB3,サブユニットC4,〜サブユニット
N5へ供給する回路、選択回路103はサブユニット選
択回路101から指示を受けてパス22,パス32,パ
ス42,〜パス52の中から複数のパスを選択して比較
器104及びサブユニット検出回路106へ出力する回
路、比較器104は選択回路103の出力を比較して比
較結果をエラー検出回路105へ出力する比較器、エラ
ー検出回路105は比較器104の比較結果とパス9の
シフトアウトデータのマスク値を受けてエラーを検出し
てエラー検出信号をパス10へ出力する回路、サブユニ
ット検出回路106は選択回路103の出力とパス12
のシフトアウトデータの期待値を受けて選択回路103
の出力の中からパス12の期待値と異なるサブユニット
の番号をデータパス11へ出力する回路である。
【0018】さらに、パス21は制御回路102の出力
するシフトクロックをサブユニットA2へ供給するパ
ス、パス22はサブユニットA2のシフトアウトデータ
を選択回路103へ出力するパス、同様にパス31は制
御回路102の出力するシフトクロックをサブユニット
B3へ供給するパス、パス32はサブユニットB3のシ
フトアウトデータを選択回路103へ出力するパス、パ
ス41は制御回路102の出力するシフトクロックをサ
ブユニットC4へ供給するパス、パス42はサブユニッ
トC4のシフトアウトデータを選択回路103へ出力す
るパス、パス51は制御回路102の出力するシフトク
ロックをサブユニットN5へ供給するパス、パス52は
サブユニットN5のシフトアウトデータを選択回路10
3へ出力するパスである。
【0019】次に、図2は本発明の情報処理装置の第2
の実施例を示すブロック図で、第1の実施例と同様にサ
ブユニットA2,サブユニットB3,サブユニットC
4,〜サブユニットN5のn個のサブユニットを持ち、
サブユニットA2,サブユニットB3及びサブユニット
N5の3個のサブユニットが同じハードウェアから構成
されている情報処理装置に対して、図示していない外部
診断装置からの指示でシフト制御部1がサブユニットA
2,サブユニットB3及びサブユニットN5の診断を行
う場合を例示している。図2において、第1の実施例と
同じ構成要素は図1と同じ参照符号が付されている。
【0020】シフト制御部1は外部診断装置からの指示
でサブユニットA2からサブユニットN5までのサブユ
ニットのシフト動作を制御する制御部、サブユニットA
2,サブユニットB3及びサブユニットN5は同じハー
ドウェアから構成されるサブユニット、パス6は外部診
断装置からのシフトクロックをシフト制御部1に通知す
るパス、データパス7は外部診断装置からのサブユニッ
トアドレスをシフト制御部1に通知するデータパス、パ
ス8は外部診断装置からのシフトインデータをシフト制
御部1を介してサブユニットA2からサブユニットN5
へ書き込むパス、パス9は外部診断装置からのシフトデ
ータのマスク値をシフト制御部1へ通知するパス、パス
10はシフト制御部1からのエラー検出信号を外部診断
装置へ通知するパス、パス11はシフト制御部1からの
サブユニット番号を外部診断装置へ通知するパスであ
る。
【0021】シフト制御部1において、サブユニット選
択回路101はデータパス7上のサブユニットアドレス
を受けてシフト動作を実行するサブユニットを制御回路
102及び選択回路103へ指示する回路、制御回路1
02はサブユニット選択回路101からの指示を受けて
パス6で来るシフトクロックをパス21,パス31,パ
ス41,〜パス51を介してサブユニットA2,サブユ
ニットB3,サブユニットC4,〜サブユニットN5へ
供給する回路、選択回路103はサブユニット選択回路
101から指示を受けてパス22,パス32,パス4
2,〜パス52の中から複数のパスを選択して比較器1
04,サブユニット検出回路106及び多数決回路10
7へ出力する回路、比較器104は選択回路103の出
力を比較してその比較結果をエラー検出回路105へ出
力する比較器、エラー検出回路105は比較器104に
よる比較結果とパス9のシフトアウトデータのマスク値
を受けて検出したエラー検出信号をパス10へ出力する
回路、サブユニット検出回路109は選択回路103の
出力と多数決回路107の出力を受けて選択回路103
の出力の中から多数決回路107の出力値と異なるサブ
ユニットの番号をデータパス11へ出力する回路、多数
決回路107は選択回路103の出力を受けて多数決論
理を採りその結果をサブユニット検出回路109へ出力
する回路である。
【0022】また、パス21は制御回路102の出力す
るシフトクロックをサブユニットA2へ供給するパス、
パス22はサブユニットA2のシフトアウトデータを選
択回路103へ出力するパス、同様にパス31は制御回
路102の出力するシフトクロックをサブユニットB3
へ供給するパス、パス32はサブユニットB3のシフト
アウトデータを選択回路103へ出力するパス、パス4
1は制御回路102の出力するシフトクロックをサブユ
ニットC4へ供給するパス、パス42はサブユニットC
4のシフトアウトデータを選択回路103へ出力するパ
ス、パス51は制御回路102の出力するシフトクロッ
クをサブユニットN5へ供給するパス、パス52はサブ
ユニットN5のシフトアウトデータを選択回路103へ
出力するパスである。
【0023】次に第1の実施例の動作について説明す
る。まず最初に外部診断装置がサブユニットA2,サブ
ユニットB3及びサブユニットN5の3個のサブユニッ
トを指示するように、予め定められたアドレス(例えば
“ALL1”)をデータパス7に出力し、パス8上にシ
フトインデータを、パス9上にシフトデータのマスク値
を、パス12上にシフトデータの期待値をセットした
後、パス6にシフトクロックを出力する。
【0024】シフト制御部1において、サブユニット選
択回路101はデータパス7上の“ALL1”のデータ
を受けるとサブユニットA2,サブユニットB3及びサ
ブユニットN5の3個のサブユニットが同時に選択され
たことを制御回路102及び選択回路103へ通知す
る。制御回路102はサブユニット選択回路101の通
知を受け取ると、パス6で来るシフトクロックをパス2
1,パス31及びパス51を介してサブユニットA2,
サブユニットB3及びサブユニットN5へ供給する。こ
の時サブユニットA2ではパス21により供給されるシ
フトクロックによってシフト動作が行われ、シフトアウ
トデータがパス22上に現れる。また同様にして、パス
31に供給されるシフトクロックによってサブユニット
B3のシフトアウトデータがパス32上に現れ、パス5
1に供給されるシフトクロックによってサブユニットN
5のシフトアウトデータがパス52上に現れる。選択回
路103はサブユニット選択回路101の指示を受け
て、パス22上のシフトアウトデータ,パス32上のシ
フトアウトデータ及びパス52上のシフトアウトデータ
を選択し、比較器104及びサブユニット検出回路10
6へ出力する。比較器104は選択回路103からのサ
ブユニットA2のシフトアウトデータ,サブユニットB
3のシフトアウトデータ及びサブユニットN5のシフト
アウトデータを比較して比較結果をエラー検出回路10
5へ出力する。エラー検出回路105はパス9上のマス
ク値がオフであり且つ比較器104の比較結果が不一致
ならばエラー検出信号をオンとしてパス10上に出力す
る。
【0025】そして外部診断装置はパス10のエラー検
出信号のオン/オフにより診断でエラーが発生したか否
かを知り、パス10がオフの場合にはパス8上に次のシ
フトインデータ,パス9上にシフトアウトデータのマス
ク値,パス12上にシフトアウトデータの期待値を乗せ
て、シフトクロックをパス6に出力し診断を実行する。
同様にしてサブユニットA2,サブユニットB3及びサ
ブユニットN5のサブユニットのすべてのハードウェア
データを比較器104で比較するまでシフトクロックを
出した後に、パス10のエラー検出信号がオフであれば
診断を終了する。
【0026】また、パス10のエラー検出信号がオンと
なったとき、シフト制御部1において、サブユニット検
出回路106は選択回路103から出力されるサブユニ
ットA2のシフトアウトデータ,サブユニットB3のシ
フトアウトデータ及びサブユニットN5のシフトアウト
データの中からパス12上のシフトアウトデータの期待
値と異なるデータ(例えばサブユニットA2のシフトア
ウトデータが期待値と異なるとする)を検出し、そのサ
ブユニット番号(#0)をデータパス11上に出力す
る。外部診断装置はパス11上のサブユニット番号(#
0)を取り込み、サブユニットA2でエラーが発生した
ことを知る。
【0027】次に第2の実施例の動作について説明す
る。まず最初に外部診断装置がサブユニットA2,サブ
ユニットB3及びサブユニットN5の3個のサブユニッ
トを指示するように、予め定められたアドレス(例えば
“ALL1”)をデータパス7に出力し、パス8上にシ
フトインデータを、パス9上にシフトデータのマスク値
をセットした後、パス4にシフトクロックを出力する。
【0028】シフト制御部1において、サブユニット選
択回路101はデータパス7上の“ALL1”のデータ
を受けるとサブユニットA2,サブユニットB3及びサ
ブユニットN5の3個のサブユニットが同時に選択され
たことを制御回路102及び選択回路103へ通知す
る。制御回路102はサブユニット選択回路101の通
知を受け取ると、パス6で来るシフトクロックをパス2
1,パス31及びパス51を介してサブユニットA2,
サブユニットB3及びサブユニットN5へ供給する。こ
の時サブユニットA2ではパス21により供給されるシ
フトクロックによってシフト動作が行われ、シフトアウ
トデータがパス22上に現れる。また同様にして、パス
31に供給されるシフトクロックによってサブユニット
B3のシフトアウトデータがパス32上に現れ、パス5
1に供給されるシフトクロックによってサブユニットN
5のシフトアウトデータがパス52上に現れる。選択回
路103はサブユニット選択回路101の指示を受け
て、パス22上のシフトアウトデータ,パス32上のシ
フトアウトデータ及びパス52上のシフトアウトデータ
を選択し、比較器104及びサブユニット検出回路10
6へ出力する。比較器104は選択回路103からのサ
ブユニットA2のシフトアウトデータ,サブユニットB
3のシフトアウトデータ及びサブユニットN5のシフト
アウトデータを比較して比較結果をエラー検出回路10
5へ出力する。エラー検出回路105はパス9上のマス
ク値がオフであり且つ比較器104の比較結果が不一致
ならばエラー検出信号をオンとしてパス10上に出力す
る。
【0029】そして外部診断装置はパス10のエラー検
出信号のオン/オフにより診断でエラーが発生したか否
かを知り、パス10がオフの場合にはパス8上に次のシ
フトインデータを、パス9上にシフトアウトデータのマ
スク値を乗せて、シフトクロックをパス6に出力し診断
を実行する。サブユニットA2,サブユニットB3及び
サブユニットN5のサブユニットのすべてのハードウェ
アデータを比較器104で比較するまでシフトクロック
を出した後に、パス10のエラー検出信号がオフであれ
ば診断を終了する。
【0030】また、パス10のエラー検出信号がオンと
なったとき、シフト制御部1において、多数決回路10
7は選択回路103から出力されるサブユニットA2の
シフトアウトデータ,サブユニットB3のシフトアウト
データ及びサブユニットN5のシフトアウトデータの値
の多数決論理を採り、結果をシフトアウトデータの正解
値としてサブユニット検出回路109へ出力する。サブ
ユニット検出回路109は選択回路103から出力され
るサブユニットA2のシフトアウトデータ,サブユニッ
トB3のシフトアウトデータ及びサブユニットN5のシ
フトアウトデータの中の多数決回路107からのシフト
アウトデータの正解値と異なるデータ(例えばサブユニ
ットA2のシフトアウトデータが期待値と異なるとす
る)を検出し、そのサブユニット番号(#0)をデータ
パス11上に出力する。外部の診断装置はパス11上の
サブユニット番号#0を取り込み、サブユニットA2で
エラーが発生したことを知る。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、予め定め
られたサブユニットアドレスが情報処理装置に与えられ
ると複数のサブユニットに同時にシフトクロックを供給
する制御手段と、すべてのサブユニットのシフトアウト
データの中から複数のサブユニットのシフトアウトデー
タを選択するシフトアウトデータ選択手段と、シフトア
ウトデータ選択手段で選択された複数のシフトアウトデ
ータを比較する比較手段と、比較手段の結果でエラーを
検出して外部診断装置へエラーを通知するエラー検出手
段を設けることにより、情報処理装置内の複数のサブユ
ニットの診断を同時に実行することができ、情報処理装
置の診断を高速化できるという効果を有する。
【0032】また、比較結果のマスク指示をエラー検出
手段に通知する手段を設けることにより、診断を実行す
るサブユニットのシフトアウトデータの中に他装置が出
すインタフェース信号の状態等の不定な値を含む場合も
不要なエラー検出を抑止して診断を実行できるという効
果を有する。
【0033】さらに、外部診断装置からシフトアウトデ
ータの期待値を受けて、シフトアウトデータ選択手段で
選択されたシフトアウトデータの中から値が期待値と異
なるサブユニットを検出する第1のサブユニット検出手
段を設けることにより、比較結果が不一致であった場合
に、シフトアウトの値が期待値と異なるサブユニットを
検出することによって障害サブユニットを特定できると
いう効果を有する。
【0034】さらにまた、同じハードウェアから構成さ
れるサブユニットを3つ以上含む情報処理装置におい
て、シフトアウトデータ選択手段で選択された複数のシ
フトアウトデータの値を多数決することによってシフト
アウトデータの正解値を生成する多数決手段と、シフト
アウトデータ選択手段で選択された複数のシフトアウト
データと多数決手段のシフトアウトデータの正解値とを
受けて正解値とシフトアウトデータの値の異なるサブユ
ニットを検出する第2のサブユニット検出手段を設ける
ことにより、比較結果が不一致であった場合に、シフト
アウトの値が正解値と異なるサブユニットを検出するこ
とによって外部からシフトアウトデータの期待値を与え
られなくとも障害サブユニットを特定できるという効果
を有する。
【0035】また、本発明によれば、情報処理装置の診
断時間が短くなるので、保守時間内に情報処理装置の他
の保守項目を実施する時間や、他の装置との接続確認を
実施する時間が長くなるという効果が生じる。さらに保
守時間に実施する保守項目が増すことにより、システム
の保守信頼性が高まるという効果も生ずる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の情報処理装置の第1の実施例を示すブ
ロック図である。
【図2】本発明の情報処理装置の第2の実施例を示すブ
ロック図である。
【図3】従来の情報処理装置の一例を示すブロック図で
ある。
【符号の説明】
1 シフト制御部 2 サブユニットA 3 サブユニットB 4 サブユニットC 5 サブユニットN 6 パス 7 データパス 8,9,10 パス 11 データパス 12,13 パス 21,22,31,32,41,42,51,52
パス 101 サブユニット選択回路 102 制御回路 103 選択回路 104 比較器 105 エラー検出回路 106,109 サブユニット検出回路 107 多数決回路 108 セレクタ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置内に複数のサブユニットを有し、外
    部診断装置からサブユニットのアドレスを指定すること
    によりサブユニット単位にシフトパスを使ってハードウ
    ェアのデータの読出し/書込みが可能であり、前記サブ
    ユニットのいくつかが同じハードウェアから構成されて
    いる情報処理装置において、前記外部診断装置からシフ
    ト動作を実行する単数または複数のサブユニットを示す
    サブユニットアドレスを受けてシフト動作を実行すべき
    サブユニットを指示するサブユニット選択手段と、前記
    外部診断装置からのシフトクロックを受けて前記サブユ
    ニット選択手段から指示されたサブユニットへシフトク
    ロックを供給する制御手段と、前記サブユニット選択手
    段から指示された複数のサブユニットへ前記外部診断装
    置から与えられるシフトインデータを書き込む書込手段
    と、すべての前記サブユニットのシフトアウタデータの
    中から前記サブユニット選択手段の指示する複数のサブ
    ユニットのシフトアウトデータを選択するシフトアウト
    データ選択手段と、前記シフトアウトデータ選択手段に
    より選択されたシフトアウトデータを比較する比較手段
    と、前記比較手段の比較結果を受けてエラーを前記外部
    診断装置へ通知するエラー検出手段とを備え、複数のサ
    ブユニットを示すように予め定められた前記サブユニッ
    トアドレスを受けた際にこの複数のサブユニットを前記
    サブユニット選択手段によって選択されたサブユニット
    へ前記制御手段が同時にシフトクロックを供給すること
    によりシフト動作を実行しさらに選択されたサブユニッ
    トシフトアウトデータを前記シフトアウトデータ選択手
    段で選択して前記比較手段で比較したとき不一致があっ
    た場合に前記エラー検出手段を通して前記外部診断装置
    へ通知することにより装置内の複数のサブユニットの診
    断を同時に実行することを特徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】 前記外部診断装置からの比較結果のマス
    ク指示を前記エラー検出手段に通知する通知手段を設
    け、複数のサブユニットからのシフトアウトデータを前
    記比較手段で比較してその比較結果が不一致であり前記
    通知手段によるマスク指示がオフであった場合に前記エ
    ラー検出手段を通して前記外部診断装置へエラーを通知
    することによりシフトアウトデータ中に不定な値を含む
    場合も装置内の複数のサブユニットの診断を同時に実行
    することを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  3. 【請求項3】 前記外部診断装置からシフトアウトデー
    タの期待値を受けて前記シフトアウトデータ選択手段で
    選択された複数のサブユニットのシフトアウトデータの
    中から値が前記期待値と異なるサブユニットを検出する
    第1のサブユニット検出手段を設け、複数のサブユニッ
    トのシフトアウトデータを前記比較手段で比較してその
    比較結果が不一致であった場合に前記第1のサブユニッ
    ト検出手段によってシフトアウトの値が前記期待値と異
    なるサブユニットを検出することにより障害サブユニッ
    トを特定することを特徴とする請求項1または2記載の
    情報処理装置。
  4. 【請求項4】 同じハードウェアから構成される少なく
    とも3つのサブユニットを含む前記情報処理装置におい
    て、前記シフトアウトデータ選択手段によって選択され
    た複数のシフトアウトデータの値を多数決することによ
    りシフトアウトデータの正解値を生成する多数決手段
    と、前記シフトアウトデータ選択手段によって選択され
    た複数のシフトアウトデータと前記多数決手段のシフト
    アウトデータの正解値とを受けて正解値とシフトアウト
    データの値の異なるサブユニットを検出する第2のサブ
    ユニット検出手段を設け、複数のサブユニットのシフト
    アウトデータを前記比較手段で比較してその比較結果が
    不一致であった場合に前記多数決手段でシフトアウトデ
    ータの正解値を多数決により求め、前記第2のサブユニ
    ット検出手段によってシフトアウトの値が前記多数決手
    段からの正解値と異なるサブユニットを検出することに
    より障害サブユニットを特定することを特徴とする請求
    項1または2記載の情報処理装置。
JP3322814A 1991-12-06 1991-12-06 情報処理装置 Withdrawn JPH05158730A (ja)

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