JPH0515835A - ポリオレフイン溶射重防食被覆鋼材の被覆方法 - Google Patents
ポリオレフイン溶射重防食被覆鋼材の被覆方法Info
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- JPH0515835A JPH0515835A JP16840191A JP16840191A JPH0515835A JP H0515835 A JPH0515835 A JP H0515835A JP 16840191 A JP16840191 A JP 16840191A JP 16840191 A JP16840191 A JP 16840191A JP H0515835 A JPH0515835 A JP H0515835A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 予熱無しでも重防食被覆として充分な性能を
持つポリオレフィン溶射被覆を可能とする。 【構成】 鋼材に前処理を施しエポキシ系プライマーも
しくはウレタン系プライマーを塗布後、プライマー層が
指触硬化しないうちに接着性ポリオレフィン粉体を前記
プライマー層上に付着させ、プライマーが硬化後ポリオ
レフィン粉体を溶射することを特徴とするポリオレフィ
ン溶射重防食被覆鋼材の被覆方法。
持つポリオレフィン溶射被覆を可能とする。 【構成】 鋼材に前処理を施しエポキシ系プライマーも
しくはウレタン系プライマーを塗布後、プライマー層が
指触硬化しないうちに接着性ポリオレフィン粉体を前記
プライマー層上に付着させ、プライマーが硬化後ポリオ
レフィン粉体を溶射することを特徴とするポリオレフィ
ン溶射重防食被覆鋼材の被覆方法。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、鋼材の防食被覆の１つ
であるポリオレフィン溶射による重防食被覆鋼材の被覆
方法に関するものである。
であるポリオレフィン溶射による重防食被覆鋼材の被覆
方法に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】鋼材への防食被覆材料の１つにポリオレ
フィン系樹脂がある。ポリオレフィン系樹脂は他の塗料
系に比べ、塗膜性能、絶縁抵抗を初めとする防食性が遥
かに優れている。そのポリオレフィン系樹脂の鋼材への
被覆方法として押し出し被覆、シート貼り付け、流動浸
漬、静電粉体塗装等があるが、それぞれ次のような制約
がある。押し出し被覆、シート貼り付けは複雑形状物へ
の被覆が不可能、流動浸漬は予熱に高温を要しかつ加熱
炉の大きさ、コスト等により被覆鋼材の寸法が制約され
る。静電粉体塗装は薄膜塗装であり厚膜塗装には適さな
い。以上の理由で、複雑形状物の重防食被覆はウレタン
塗料等で対応している。これらを解決するため、近年プ
ラスチック溶射装置が開発されポリオレフィン系樹脂の
溶射被覆もおこなわれるようになった。
フィン系樹脂がある。ポリオレフィン系樹脂は他の塗料
系に比べ、塗膜性能、絶縁抵抗を初めとする防食性が遥
かに優れている。そのポリオレフィン系樹脂の鋼材への
被覆方法として押し出し被覆、シート貼り付け、流動浸
漬、静電粉体塗装等があるが、それぞれ次のような制約
がある。押し出し被覆、シート貼り付けは複雑形状物へ
の被覆が不可能、流動浸漬は予熱に高温を要しかつ加熱
炉の大きさ、コスト等により被覆鋼材の寸法が制約され
る。静電粉体塗装は薄膜塗装であり厚膜塗装には適さな
い。以上の理由で、複雑形状物の重防食被覆はウレタン
塗料等で対応している。これらを解決するため、近年プ
ラスチック溶射装置が開発されポリオレフィン系樹脂の
溶射被覆もおこなわれるようになった。
【０００３】しかし、溶射被覆は鋼材を予熱しておかな
ければならないという問題があった。それに対して特公
平２−２２７１０号公報のように鋼材の予熱をせずに溶
射被覆を行う方法が開発されたが、押し出し被覆等と比
較して鋼材と被覆材料との密着力がかなり小さい、
溶射時の劣化により被覆材料の引張強度、ＥＳＣＲ（耐
ストレスクラッキング性）等の物性が劣る、という問題
があった。
ければならないという問題があった。それに対して特公
平２−２２７１０号公報のように鋼材の予熱をせずに溶
射被覆を行う方法が開発されたが、押し出し被覆等と比
較して鋼材と被覆材料との密着力がかなり小さい、
溶射時の劣化により被覆材料の引張強度、ＥＳＣＲ（耐
ストレスクラッキング性）等の物性が劣る、という問題
があった。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】このようにポリオレフ
ィン樹脂を予熱せずに溶射すると重防食被覆として充分
な性能が得られないという問題があった。まず鋼材とポ
リオレフィン樹脂との密着性の問題であるが、予熱無し
の溶射では予熱有りと比較して、溶射時にポリオレフィ
ン樹脂に与えられる熱量が少なくポリオレフィン樹脂の
濡れ性が不充分になりやすいために密着力が不充分であ
ると考えられる。それに対して、濡れ性の良いポリオレ
フィン樹脂を溶射するという方法が考えられるが、濡れ
性の良いポリオレフィン樹脂は一般に低分子量で物性が
低く、更に溶射時の劣化を考慮すると重防食被覆として
充分な物性を確保できない。
ィン樹脂を予熱せずに溶射すると重防食被覆として充分
な性能が得られないという問題があった。まず鋼材とポ
リオレフィン樹脂との密着性の問題であるが、予熱無し
の溶射では予熱有りと比較して、溶射時にポリオレフィ
ン樹脂に与えられる熱量が少なくポリオレフィン樹脂の
濡れ性が不充分になりやすいために密着力が不充分であ
ると考えられる。それに対して、濡れ性の良いポリオレ
フィン樹脂を溶射するという方法が考えられるが、濡れ
性の良いポリオレフィン樹脂は一般に低分子量で物性が
低く、更に溶射時の劣化を考慮すると重防食被覆として
充分な物性を確保できない。
【０００５】以上に対し本発明では、予熱無しの溶射で
も重防食被覆として充分な密着力と物性を持つポリオレ
フィン被覆鋼材を提供することを目的としている。
も重防食被覆として充分な密着力と物性を持つポリオレ
フィン被覆鋼材を提供することを目的としている。
【０００６】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明は、鋼材
に前処理を施しエポキシ系プライマーもしくはウレタン
系プライマーを塗布し該プライマー層が指触硬化する前
に接着性ポリオレフィン粉体をプライマー層上にエアー
吹き付け等により付着させ、前記プライマー層が硬化後
にプライマー層上に付着させた接着性ポリオレフィン粉
体上にポリオレフィン粉体もしくは接着性ポリオレフィ
ン粉体を溶射することを特徴とするポリオレフィン溶射
重防食被覆鋼材の被覆方法である。
に前処理を施しエポキシ系プライマーもしくはウレタン
系プライマーを塗布し該プライマー層が指触硬化する前
に接着性ポリオレフィン粉体をプライマー層上にエアー
吹き付け等により付着させ、前記プライマー層が硬化後
にプライマー層上に付着させた接着性ポリオレフィン粉
体上にポリオレフィン粉体もしくは接着性ポリオレフィ
ン粉体を溶射することを特徴とするポリオレフィン溶射
重防食被覆鋼材の被覆方法である。
【０００７】以下、詳細に記述する。
【０００８】図１は、本発明によって得られるポリオレ
フィン溶射重防食被覆鋼材の被覆構成図である。鋼材１
にグリットブラスト、ショットブラスト、サンドブラス
ト等の前処理を施した後、プライマー層２を膜厚１０〜
１００μｍ形成させる。プライマー層２としては、ポリ
オレフィンと鋼材との密着性の良いものであれば特に限
定はないが、耐水密着性を考慮すると、エポキシ系プラ
イマーもしくはウレタン系プライマーが望ましい。プラ
イマー層２が指触硬化する前に、図２に示すように接着
性ポリオレフィン粉体５をエアー吹き付け等にてプライ
マー層２上に付着させる。この接着性ポリオレフィン粉
体５は、図２に示すようにプライマー層２の上部に微小
な凹凸を生じさせポリオレフィン溶射実施後、自らが形
成する接着性ポリオレフィン層３とプライマー層２との
接触面積を大きくして接着力を高める。また接着性ポリ
オレフィン粉体５はプライマー層２の上部にごく薄く付
着させるのが良く、過剰に付着している粉体はプライマ
ー層２が硬化した後、エアーブロー等にて除去するのが
良い。接着性ポリオレフィン粉体５としては接着性を示
すようにポリオレフィンに充分な変性が施してあれば特
に限定はないが、プライマー層２との濡れ性を考慮する
と一般にはＭＩ（メルトインデックス）が大きい方が接
着力が強くなる。プライマー層２が硬化した後、ポリオ
レフィンを溶射しポリオレフィン溶射層４を形成させ
る。溶射に用いるポリオレフィン粉体としては、溶射火
炎による劣化を防止するために適切な酸化防止剤を含有
し、ポリオレフィン溶射層４を形成した後重防食被覆と
して充分な性能を示すものであれば特に限定はない。ま
た重防食被覆としての性能を満足すればポリオレフィン
溶射層４に接着性ポリオレフィンを用いてもかまわな
い。ポリオレフィン溶射層４を溶射時に、プライマー層
２上に付着しているポリオレフィン粉体５は、溶射火炎
の接触及びポリオレフィン溶射粉体のもつ熱の伝達によ
り溶融しプライマー層２と充分に密着する。また同時に
ポリオレフィン溶射層４とも充分に密着することはいう
までもない。ポリオレフィン溶射層４の溶射条件は特に
限定はないが、空気とプロパンガスとの混合ガスによっ
て炎を燃焼させ、溶射火炎の中に冷却エアーゾーンを設
けた粉体溶射装置（特公昭６３−３１７１９）を用いた
場合、 （ａ）燃焼空気圧／プロパンガス圧＝２．０〜５．０
好ましくは３．０〜４．０ （ｂ）冷却空気圧／プロパンガス圧＝２．０〜６．０
好ましくは４．０〜５．５ （ｃ）（燃焼空気圧＋冷却空気圧）／プロパンガス圧＝
５．０〜１０．０ 好ましくは７．０〜９．０ （ｄ）ノズル先端から鋼材までの距離＝３００〜１００
０ｍｍ 好ましくは５００〜８００ｍｍ （ｅ）粉体吐出量＝１００〜３００ｇ／ｍｉｎ の条件を満たすのが望ましい。
フィン溶射重防食被覆鋼材の被覆構成図である。鋼材１
にグリットブラスト、ショットブラスト、サンドブラス
ト等の前処理を施した後、プライマー層２を膜厚１０〜
１００μｍ形成させる。プライマー層２としては、ポリ
オレフィンと鋼材との密着性の良いものであれば特に限
定はないが、耐水密着性を考慮すると、エポキシ系プラ
イマーもしくはウレタン系プライマーが望ましい。プラ
イマー層２が指触硬化する前に、図２に示すように接着
性ポリオレフィン粉体５をエアー吹き付け等にてプライ
マー層２上に付着させる。この接着性ポリオレフィン粉
体５は、図２に示すようにプライマー層２の上部に微小
な凹凸を生じさせポリオレフィン溶射実施後、自らが形
成する接着性ポリオレフィン層３とプライマー層２との
接触面積を大きくして接着力を高める。また接着性ポリ
オレフィン粉体５はプライマー層２の上部にごく薄く付
着させるのが良く、過剰に付着している粉体はプライマ
ー層２が硬化した後、エアーブロー等にて除去するのが
良い。接着性ポリオレフィン粉体５としては接着性を示
すようにポリオレフィンに充分な変性が施してあれば特
に限定はないが、プライマー層２との濡れ性を考慮する
と一般にはＭＩ（メルトインデックス）が大きい方が接
着力が強くなる。プライマー層２が硬化した後、ポリオ
レフィンを溶射しポリオレフィン溶射層４を形成させ
る。溶射に用いるポリオレフィン粉体としては、溶射火
炎による劣化を防止するために適切な酸化防止剤を含有
し、ポリオレフィン溶射層４を形成した後重防食被覆と
して充分な性能を示すものであれば特に限定はない。ま
た重防食被覆としての性能を満足すればポリオレフィン
溶射層４に接着性ポリオレフィンを用いてもかまわな
い。ポリオレフィン溶射層４を溶射時に、プライマー層
２上に付着しているポリオレフィン粉体５は、溶射火炎
の接触及びポリオレフィン溶射粉体のもつ熱の伝達によ
り溶融しプライマー層２と充分に密着する。また同時に
ポリオレフィン溶射層４とも充分に密着することはいう
までもない。ポリオレフィン溶射層４の溶射条件は特に
限定はないが、空気とプロパンガスとの混合ガスによっ
て炎を燃焼させ、溶射火炎の中に冷却エアーゾーンを設
けた粉体溶射装置（特公昭６３−３１７１９）を用いた
場合、 （ａ）燃焼空気圧／プロパンガス圧＝２．０〜５．０
好ましくは３．０〜４．０ （ｂ）冷却空気圧／プロパンガス圧＝２．０〜６．０
好ましくは４．０〜５．５ （ｃ）（燃焼空気圧＋冷却空気圧）／プロパンガス圧＝
５．０〜１０．０ 好ましくは７．０〜９．０ （ｄ）ノズル先端から鋼材までの距離＝３００〜１００
０ｍｍ 好ましくは５００〜８００ｍｍ （ｅ）粉体吐出量＝１００〜３００ｇ／ｍｉｎ の条件を満たすのが望ましい。
【０００９】燃焼空気圧、冷却空気圧、プロパンガス圧
のバランスが取れていないと安定した火炎を形成するこ
とができない。またポリオレフィンの酸化劣化を抑える
ために、冷却空気の代わりに窒素等を用いてもかまわな
い。
のバランスが取れていないと安定した火炎を形成するこ
とができない。またポリオレフィンの酸化劣化を抑える
ために、冷却空気の代わりに窒素等を用いてもかまわな
い。
【００１０】本方法によって得られるポリオレフィン溶
射重防食被覆鋼材は、プライマー層上に付着させた接着
性ポリオレフィン層３により鋼材とポリオレフィンの密
着力を確保しポリオレフィン溶射層４により物性を確保
することにより、鋼材とポリオレフィン層との密着力及
びポリオレフィン層の物性に優れ、重防食被覆として充
分な性能を持つものである。
射重防食被覆鋼材は、プライマー層上に付着させた接着
性ポリオレフィン層３により鋼材とポリオレフィンの密
着力を確保しポリオレフィン溶射層４により物性を確保
することにより、鋼材とポリオレフィン層との密着力及
びポリオレフィン層の物性に優れ、重防食被覆として充
分な性能を持つものである。
【００１１】
【実施例】以下、実施例により本発明を具体的に説明す
るが、本発明の範囲は、これらの実施例に限定されるも
のではない。
るが、本発明の範囲は、これらの実施例に限定されるも
のではない。
【００１２】鋼板（１５０×７５×９ｍｍ）にグリット
ブラスト後、第１表の実施例及び比較例に示すようにエ
ポキシ系プライマーもしくはウレタン系プライマーを膜
厚３０μｍに塗布し、実施例ではプライマーが指触硬化
する前に第１表に示す接着性ポリエチレン粉体をエアー
ガンにて吹き付けて付着させた。また比較例では接着性
ポリエチレン粉体をプライマーに付着させずプライマー
のままとした。プライマーが硬化後、第１表に示す接着
性ポリエチレン粉体を膜厚２．５ｍｍに溶射した。溶射
方法は、空気とプロパンガスとの混合ガスによって炎を
燃焼させ、溶射火炎の中に冷却エアーゾーンを設けた粉
体溶射装置（小野田セメント（株）製、ＣＴ−３００）
を用い、 （１）燃焼空気圧＝１．５ｋｇ／ｃｍ2 （２）プロパン圧＝０．４０〜０．４５ｋｇ／ｃｍ2 （３）冷却空気圧＝１．５０〜２．００ｋｇ／ｃｍ2 （４）粉体吐出量＝２００ｇ／ｍｉｎ （５）ノズル距離＝５００〜７００ｍｍ の条件にて溶射した。
ブラスト後、第１表の実施例及び比較例に示すようにエ
ポキシ系プライマーもしくはウレタン系プライマーを膜
厚３０μｍに塗布し、実施例ではプライマーが指触硬化
する前に第１表に示す接着性ポリエチレン粉体をエアー
ガンにて吹き付けて付着させた。また比較例では接着性
ポリエチレン粉体をプライマーに付着させずプライマー
のままとした。プライマーが硬化後、第１表に示す接着
性ポリエチレン粉体を膜厚２．５ｍｍに溶射した。溶射
方法は、空気とプロパンガスとの混合ガスによって炎を
燃焼させ、溶射火炎の中に冷却エアーゾーンを設けた粉
体溶射装置（小野田セメント（株）製、ＣＴ−３００）
を用い、 （１）燃焼空気圧＝１．５ｋｇ／ｃｍ2 （２）プロパン圧＝０．４０〜０．４５ｋｇ／ｃｍ2 （３）冷却空気圧＝１．５０〜２．００ｋｇ／ｃｍ2 （４）粉体吐出量＝２００ｇ／ｍｉｎ （５）ノズル距離＝５００〜７００ｍｍ の条件にて溶射した。
【００１３】以上の条件にて得られた試験片についてピ
ール強度を測定した。また、６０℃６０日温水浸漬及び
６０℃、６０日塩水浸漬を実施した後の試験片について
もピール強度を測定した。
ール強度を測定した。また、６０℃６０日温水浸漬及び
６０℃、６０日塩水浸漬を実施した後の試験片について
もピール強度を測定した。
【００１４】表１より、実施例は良好な密着力を示すの
に対し、比較例では密着力が極めて低いことがわかる。
また実施例の中でもプライマー層上に付着させるポリエ
チレン粉体のＭＩが高い方が密着力が高く、より効果的
であることがわかる。
に対し、比較例では密着力が極めて低いことがわかる。
また実施例の中でもプライマー層上に付着させるポリエ
チレン粉体のＭＩが高い方が密着力が高く、より効果的
であることがわかる。
【００１５】
【表１】
【００１６】
【発明の効果】本発明により、予熱無しの溶射でも重防
食被覆として充分な性能を持つポリオレフィン溶射被覆
が可能となり、複雑形状のポリオレフィン被覆鋼材が得
られるようになった。
食被覆として充分な性能を持つポリオレフィン溶射被覆
が可能となり、複雑形状のポリオレフィン被覆鋼材が得
られるようになった。
【図１】本発明のポリオレフィン溶射被覆鋼材の被覆方
法によって得られるポリオレフィン溶射被覆鋼材の被覆
構成図。
法によって得られるポリオレフィン溶射被覆鋼材の被覆
構成図。
【図２】本発明のポリオレフィン溶射被覆鋼材の被覆方
法において接着性ポリオレフィン粉体をプライマー層に
付着させた状態の断面図。
法において接着性ポリオレフィン粉体をプライマー層に
付着させた状態の断面図。
１…鋼材 ２…プライマー層 ３…接着性ポリオレフィン層 ４…ポリオレフィ
ン溶射層 ５…接着性ポリオレフィン粉体
ン溶射層 ５…接着性ポリオレフィン粉体
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項１】 鋼材に前処理を施しエポキシ系プライマ
ーもしくはウレタン系プライマーを塗布し該プライマー
層が指触硬化する前に接着性ポリオレフィン粉体をプラ
イマー層上にエアー吹き付け等により付着させ、前記プ
ライマー層が硬化後にプライマー層上に付着させた接着
性ポリオレフィン粉体上にポリオレフィン粉体もしくは
接着性ポリオレフィン粉体を溶射することを特徴とする
ポリオレフィン溶射重防食被覆鋼材の被覆方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16840191A JP2935589B2 (ja) | 1991-07-09 | 1991-07-09 | ポリオレフィン溶射重防食被覆鋼材の被覆方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16840191A JP2935589B2 (ja) | 1991-07-09 | 1991-07-09 | ポリオレフィン溶射重防食被覆鋼材の被覆方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0515835A true JPH0515835A (ja) | 1993-01-26 |
| JP2935589B2 JP2935589B2 (ja) | 1999-08-16 |
Family
ID=15867439
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16840191A Expired - Lifetime JP2935589B2 (ja) | 1991-07-09 | 1991-07-09 | ポリオレフィン溶射重防食被覆鋼材の被覆方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2935589B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN105710020A (zh) * | 2016-04-01 | 2016-06-29 | 蚌埠市莱特汽车配件有限公司 | 一种汽车空滤器外壳表面喷涂工艺 |
-
1991
- 1991-07-09 JP JP16840191A patent/JP2935589B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN105710020A (zh) * | 2016-04-01 | 2016-06-29 | 蚌埠市莱特汽车配件有限公司 | 一种汽车空滤器外壳表面喷涂工艺 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2935589B2 (ja) | 1999-08-16 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19990427 |