JP2690188B2 - ポリオレフィン溶射被覆鋼材及び方法 - Google Patents
ポリオレフィン溶射被覆鋼材及び方法Info
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、鋼材の防食被覆の1つであるポリオレフィ
ン溶射による重防食被覆鋼材及びその被覆方法に関する
ものである。
ン溶射による重防食被覆鋼材及びその被覆方法に関する
ものである。
[従来の技術] 鋼材への防食被覆材料の1つにポリオレフィン系樹脂
がある。ポリオレフィン系樹脂は他の塗料系に比べ、塗
膜性能、絶縁抵抗を初めとする防食性が遥かに優れてい
る。そのポリオレフィン系樹脂の鋼材への被覆方法とし
て押し出し被覆、シート貼り付け、流動浸漬、静電粉体
塗装等があるが、それぞれ次のような制約がある。押し
出し被覆、シート貼り付けは複雑形状別への被覆が不可
能、流動浸漬は予熱に高温を要しかつ加熱炉の大きさ、
コスト等により被覆鋼材の寸法が制約される。静電粉体
塗装は薄膜塗装であり厚膜塗装には適さない。以上の理
由で、複雑形状物の重防食被覆はウレタン塗料等で対応
している。これらを解決するため、近年プラスチック溶
射装置が開発されポリオレフィン系樹脂の溶射被覆もお
こなわれるようになった。
がある。ポリオレフィン系樹脂は他の塗料系に比べ、塗
膜性能、絶縁抵抗を初めとする防食性が遥かに優れてい
る。そのポリオレフィン系樹脂の鋼材への被覆方法とし
て押し出し被覆、シート貼り付け、流動浸漬、静電粉体
塗装等があるが、それぞれ次のような制約がある。押し
出し被覆、シート貼り付けは複雑形状別への被覆が不可
能、流動浸漬は予熱に高温を要しかつ加熱炉の大きさ、
コスト等により被覆鋼材の寸法が制約される。静電粉体
塗装は薄膜塗装であり厚膜塗装には適さない。以上の理
由で、複雑形状物の重防食被覆はウレタン塗料等で対応
している。これらを解決するため、近年プラスチック溶
射装置が開発されポリオレフィン系樹脂の溶射被覆もお
こなわれるようになった。
しかし、溶射被覆は鋼材を予熱しておかなければなら
ないという問題があった。それに対して特開平2−2271
0号公報のように鋼材の予熱無しで溶射被覆を行う方法
が開発されたが押し出し被覆等と比較して鋼材と被覆
材料との密着力がかなり小さい。溶射時の劣化により
被覆材料の引張強度、ESCR(耐ストレスクラッキング
性)等の物性が劣る、という問題があった。
ないという問題があった。それに対して特開平2−2271
0号公報のように鋼材の予熱無しで溶射被覆を行う方法
が開発されたが押し出し被覆等と比較して鋼材と被覆
材料との密着力がかなり小さい。溶射時の劣化により
被覆材料の引張強度、ESCR(耐ストレスクラッキング
性)等の物性が劣る、という問題があった。
[発明が解決しようとする課題] このようにポリオレフィン樹脂を予熱無しで溶射する
と重防食被覆として十分な性能が得られないという問題
がしった。まず鋼材とポリオレフィン樹脂との密着性の
問題であるが、無予熱溶射では予熱有りと比較して、溶
射時にポリオレフィン樹脂に与えられる熱量が少なくポ
リオレフィン樹脂の濡れ性が不十分になりやすいために
密着力が不十分であると考えられる。それに対して、濡
れ性の良いポリオレフィン樹脂を溶射するという方法が
考えられるが、濡れ性の良いポリオレフィン樹脂は一般
に低分子量で物性が低く、更に溶射時の劣化を考慮する
と重防食被覆として十分な物性を確保できない。
と重防食被覆として十分な性能が得られないという問題
がしった。まず鋼材とポリオレフィン樹脂との密着性の
問題であるが、無予熱溶射では予熱有りと比較して、溶
射時にポリオレフィン樹脂に与えられる熱量が少なくポ
リオレフィン樹脂の濡れ性が不十分になりやすいために
密着力が不十分であると考えられる。それに対して、濡
れ性の良いポリオレフィン樹脂を溶射するという方法が
考えられるが、濡れ性の良いポリオレフィン樹脂は一般
に低分子量で物性が低く、更に溶射時の劣化を考慮する
と重防食被覆として十分な物性を確保できない。
以上に対し本発明では、無予熱溶射で重防食被覆とし
て十分な密着力と物性を持つポリオレフィン被覆鋼材を
提供することを目的としている。
て十分な密着力と物性を持つポリオレフィン被覆鋼材を
提供することを目的としている。
[課題を解決するための手段] すなわち本発明は、鋼材に前処理を施しエポキシ系プ
ライマーを塗布した後、MI≧7の接着性ポリオレフィン
を溶射し、前記接着性ポリオレフィンを層の上にMI≦5
の接着性ポリオレフィンを溶射することを特徴とするポ
リオレフィン溶射被覆方法及びその方法にて得られる鋼
材である。
ライマーを塗布した後、MI≧7の接着性ポリオレフィン
を溶射し、前記接着性ポリオレフィンを層の上にMI≦5
の接着性ポリオレフィンを溶射することを特徴とするポ
リオレフィン溶射被覆方法及びその方法にて得られる鋼
材である。
以下、詳細に記述する。
第1図は、本発明のポリオレフィン溶射被覆鋼材の被
覆構成図である。鋼材のグリットブラスト、ショットブ
ラスト、サンドブラスト等の前処理を施した後、プライ
マー1を膜厚10〜100μmで塗布する。プライマー1
は、ポリオレフィンと鋼材との密着性の良いものであれ
ば特に限定はないが、耐水密着性を考慮すると、エポキ
シ系プライマーが望ましい。プライマー1が十分に硬化
した後、MI≧7の接着性ポリオレフィン2を膜厚100〜3
00μmに溶射する。ポリオレフィン2は低分子量で、無
予熱溶射においても十分に濡れ、プライマーと優れた密
着力を示すものが良い。但し、ポリオレフィン2は物性
が優れていない上に溶射時の酸化、分解を受けやすいた
め膜厚500μm以上に溶射しないことが賢明である。膜
厚を厚くしすぎると亀裂等が生じやすくなり、例えばピ
ール試験時にもポリオレフィン2が破断し密着力が測定
不能になる。ポリオレフィン2の溶射条件は特に限定は
ないが、空気とプロパンカスとの混合ガスによって炎を
燃焼させ、溶射火炎の中に冷却エアーゾーンを設けた粉
体溶射装置(特公昭63−31719号)を用いた場合、 (a)燃焼空気圧/プロパンガス圧=2.0〜5.0好ましく
は3.0〜4.0 (b)冷却空気圧/プロパンガス圧=2.0〜6.0好ましく
は4.0〜5.5 (c)(燃焼空気圧+冷却空気圧)/プロパンガス圧=
5.0〜10.0好ましくは7.0〜9.0 (d)ノズル先端から鋼材までの距離=300〜1000mm好
ましくは500〜800mm (e)粉体吐出量=50〜200g/min の条件を満たすのが望ましい。
覆構成図である。鋼材のグリットブラスト、ショットブ
ラスト、サンドブラスト等の前処理を施した後、プライ
マー1を膜厚10〜100μmで塗布する。プライマー1
は、ポリオレフィンと鋼材との密着性の良いものであれ
ば特に限定はないが、耐水密着性を考慮すると、エポキ
シ系プライマーが望ましい。プライマー1が十分に硬化
した後、MI≧7の接着性ポリオレフィン2を膜厚100〜3
00μmに溶射する。ポリオレフィン2は低分子量で、無
予熱溶射においても十分に濡れ、プライマーと優れた密
着力を示すものが良い。但し、ポリオレフィン2は物性
が優れていない上に溶射時の酸化、分解を受けやすいた
め膜厚500μm以上に溶射しないことが賢明である。膜
厚を厚くしすぎると亀裂等が生じやすくなり、例えばピ
ール試験時にもポリオレフィン2が破断し密着力が測定
不能になる。ポリオレフィン2の溶射条件は特に限定は
ないが、空気とプロパンカスとの混合ガスによって炎を
燃焼させ、溶射火炎の中に冷却エアーゾーンを設けた粉
体溶射装置(特公昭63−31719号)を用いた場合、 (a)燃焼空気圧/プロパンガス圧=2.0〜5.0好ましく
は3.0〜4.0 (b)冷却空気圧/プロパンガス圧=2.0〜6.0好ましく
は4.0〜5.5 (c)(燃焼空気圧+冷却空気圧)/プロパンガス圧=
5.0〜10.0好ましくは7.0〜9.0 (d)ノズル先端から鋼材までの距離=300〜1000mm好
ましくは500〜800mm (e)粉体吐出量=50〜200g/min の条件を満たすのが望ましい。
燃焼空気圧、冷却空気圧、プロパンガス圧のバランス
が取れていないと安定した火炎を形成することができな
い。またポリオレフィン2の表層が若干溶融不足気味で
もポリオレフィン3を溶射時に十分溶融されるために問
題はない。他に、ポリオレフィンの酸化劣化を抑えるた
めに、冷却空気の代わりに窒素等を用いてもかまわな
い。
が取れていないと安定した火炎を形成することができな
い。またポリオレフィン2の表層が若干溶融不足気味で
もポリオレフィン3を溶射時に十分溶融されるために問
題はない。他に、ポリオレフィンの酸化劣化を抑えるた
めに、冷却空気の代わりに窒素等を用いてもかまわな
い。
ポリオレフィン2の上には膜厚2mm以上にポリオレフ
ィン3を溶射する。ポリオレフィン3はMI≦5の接着性
ポリオレフィンであり優れた物性を持つ必要がある。ポ
リオレフィン3溶射時には、ポリオレフィン2は溶射時
の熱により再溶融されポリオレフィン3と十分な密着力
を示す。ポリオレフィン3に要求されるのは十分な物性
であるため溶射による劣化は抑える必要がある。そのた
め、適切な酸化防止剤等を添加することが望ましい。ポ
リオレフィン3の溶射条件は特に限定はないがポリオレ
フィン2の時と同様の粉体溶射装置(特公昭63−31719
号)を用いた場合、 (a)燃焼空気圧/プロパンガス圧=2.0〜5.0好ましく
は3.0〜4.0 (b)冷却空気圧/プロパンガス圧=2.0〜6.0好ましく
は4.0〜5.5 (c)(燃焼空気圧+冷却空気圧)/プロパンガス圧=
5.0〜10.0好ましくは7.0〜9.0 (d)ノズル先端から鋼材までの距離=300〜1000mm好
ましくは500〜800mm (e)粉体吐出量=50〜300g/min の条件を満たすのが望ましい。
ィン3を溶射する。ポリオレフィン3はMI≦5の接着性
ポリオレフィンであり優れた物性を持つ必要がある。ポ
リオレフィン3溶射時には、ポリオレフィン2は溶射時
の熱により再溶融されポリオレフィン3と十分な密着力
を示す。ポリオレフィン3に要求されるのは十分な物性
であるため溶射による劣化は抑える必要がある。そのた
め、適切な酸化防止剤等を添加することが望ましい。ポ
リオレフィン3の溶射条件は特に限定はないがポリオレ
フィン2の時と同様の粉体溶射装置(特公昭63−31719
号)を用いた場合、 (a)燃焼空気圧/プロパンガス圧=2.0〜5.0好ましく
は3.0〜4.0 (b)冷却空気圧/プロパンガス圧=2.0〜6.0好ましく
は4.0〜5.5 (c)(燃焼空気圧+冷却空気圧)/プロパンガス圧=
5.0〜10.0好ましくは7.0〜9.0 (d)ノズル先端から鋼材までの距離=300〜1000mm好
ましくは500〜800mm (e)粉体吐出量=50〜300g/min の条件を満たすのが望ましい。
ポリオレフィン2と同様に、ポリオレフィンの酸化劣
化を抑えるために、冷却空気の代わりに窒素等を用いて
もかまわない。
化を抑えるために、冷却空気の代わりに窒素等を用いて
もかまわない。
本方法によって得られるポリオレフィン溶射鋼材は、
ポリオレフィン2により鋼材とポリオレフィンとの密着
力を確保しポリオレフィン3により物性を確保すること
により、鋼材とポリオレフィンとの密着力及びポリオレ
フィン層の物性に優れ、重防食被覆として十分な性能を
持つものである。
ポリオレフィン2により鋼材とポリオレフィンとの密着
力を確保しポリオレフィン3により物性を確保すること
により、鋼材とポリオレフィンとの密着力及びポリオレ
フィン層の物性に優れ、重防食被覆として十分な性能を
持つものである。
[実施例] 以下、実施例により本発明を具体的に説明するが、本
発明の範囲は、これらの実施例に限定されるものではな
い。
発明の範囲は、これらの実施例に限定されるものではな
い。
第1表には、MI=15の変性ポリエチレン粉体を溶射し
た後、MI=4.7の変性ポリエチレン粉体を溶射した実施
例1、MI=15の変性ポリエチレン粉体のみを溶射した比
較例1、MI=4.7の変性ポリエチレン粉体のみを溶射し
た比較例2の密着力及び物性を示す。
た後、MI=4.7の変性ポリエチレン粉体を溶射した実施
例1、MI=15の変性ポリエチレン粉体のみを溶射した比
較例1、MI=4.7の変性ポリエチレン粉体のみを溶射し
た比較例2の密着力及び物性を示す。
鋼板(150×75×9mm)にグリットブラスト後、耐熱性
のあるエポキシ系プライマーを膜厚50μmに塗布した。
プライマーが十分に硬化した後、MI=15の変性ポリエチ
レン粉体を膜厚300μmに溶射した。溶射方法は、空気
とプロパンガスとの混合ガスによって炎を燃焼させ、溶
射火炎の中に冷却エアーゾーンを設けた粉体溶射装置
(小野田セメント(株)製、CT−300)を用い、 (1)燃焼空気圧=1.5kg/cm2 (2)プロパン圧=0.40〜0.45kg/cm2 (3)冷却空気圧=1.50〜2.00kg/cm2 (4)粉体吐出量=100g/min (5)ノズル距離=500〜700mm の条件にて溶射した。高MI変性ポリエチレン層が冷却硬
化後、MI=4.7の変性ポリエチレン粉体を膜厚2.5mmに溶
射した。溶射方法は、高MI変性ポリエチレンと同じ粉体
溶射装置(小野田セメント(株)製、CT−300)を用
い、 (1)燃焼空気圧=1.5kg/cm2 (2)プロパン圧=0.40〜0.45kg/cm2 (3)冷却気体圧=1.50〜2.00kg/cm2 (4)粉体吐出量=200g/min (5)ノズル距離=500〜700mm の条件にて溶射した。
のあるエポキシ系プライマーを膜厚50μmに塗布した。
プライマーが十分に硬化した後、MI=15の変性ポリエチ
レン粉体を膜厚300μmに溶射した。溶射方法は、空気
とプロパンガスとの混合ガスによって炎を燃焼させ、溶
射火炎の中に冷却エアーゾーンを設けた粉体溶射装置
(小野田セメント(株)製、CT−300)を用い、 (1)燃焼空気圧=1.5kg/cm2 (2)プロパン圧=0.40〜0.45kg/cm2 (3)冷却空気圧=1.50〜2.00kg/cm2 (4)粉体吐出量=100g/min (5)ノズル距離=500〜700mm の条件にて溶射した。高MI変性ポリエチレン層が冷却硬
化後、MI=4.7の変性ポリエチレン粉体を膜厚2.5mmに溶
射した。溶射方法は、高MI変性ポリエチレンと同じ粉体
溶射装置(小野田セメント(株)製、CT−300)を用
い、 (1)燃焼空気圧=1.5kg/cm2 (2)プロパン圧=0.40〜0.45kg/cm2 (3)冷却気体圧=1.50〜2.00kg/cm2 (4)粉体吐出量=200g/min (5)ノズル距離=500〜700mm の条件にて溶射した。
また比較例として、MI=15の変性ポリエチレン粉体の
みを膜厚2.5mmに、MI=4.7の変性ポリエチレン粉体のみ
を膜厚2.5mmに溶射した。
みを膜厚2.5mmに、MI=4.7の変性ポリエチレン粉体のみ
を膜厚2.5mmに溶射した。
以上の条件にて得られた試験片についてピール強度を
測定した。
測定した。
また試験片作成と同一溶射条件にて膜厚2.5mmのポリ
エチレンフィルムを作成し引張り強度、伸び、ESCRを測
定した。
エチレンフィルムを作成し引張り強度、伸び、ESCRを測
定した。
第1表より、実施例は良好な密着力、分製を示すのに
対し、MI=15の変性ポリエチレン粉体のみは、物性が低
下するためピール強度測定時に塗膜が破断し、またMI=
4.7の変性ポリエチレン粉体のみでは、密着力が不十分
であることがわかる。
対し、MI=15の変性ポリエチレン粉体のみは、物性が低
下するためピール強度測定時に塗膜が破断し、またMI=
4.7の変性ポリエチレン粉体のみでは、密着力が不十分
であることがわかる。
[発明の効果] 本発明により、無予熱溶射でも重防食被覆として十分
な性能を持つポリオレフィン溶射被覆が可能となり、複
雑形状のポリオレフィン被覆鋼材が得られる等優れた効
果がある。
な性能を持つポリオレフィン溶射被覆が可能となり、複
雑形状のポリオレフィン被覆鋼材が得られる等優れた効
果がある。
第1図は本発明のポリオレフィン溶射被覆鋼材の被覆構
成図である。 1:プライマー 2:ポリエチレン(高MI) 3:ポリエチレン(低MI)
成図である。 1:プライマー 2:ポリエチレン(高MI) 3:ポリエチレン(低MI)
Claims (2)
- 【請求項1】鋼材に前処理を施しエポキシ系プライマー
を塗布した後、MI(メルトインデックス)≧7の接着性
ポリオレフィンを溶射し、前記接着性ポリオレフィン層
の上にMI≦5の接着性ポリオレフィンを溶射することを
特徴とするポリオレフィン溶射被覆方法。 - 【請求項2】鋼材にエポキシ系プライマー層、MI≧7の
接着性ポリオレフィン層、MI≦5の接着性ポリオレフィ
ン層を順次設けたことを特徴とするポリオレフィン溶射
被覆鋼材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29625190A JP2690188B2 (ja) | 1990-11-01 | 1990-11-01 | ポリオレフィン溶射被覆鋼材及び方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29625190A JP2690188B2 (ja) | 1990-11-01 | 1990-11-01 | ポリオレフィン溶射被覆鋼材及び方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04169229A JPH04169229A (ja) | 1992-06-17 |
JP2690188B2 true JP2690188B2 (ja) | 1997-12-10 |
Family
ID=17831151
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29625190A Expired - Lifetime JP2690188B2 (ja) | 1990-11-01 | 1990-11-01 | ポリオレフィン溶射被覆鋼材及び方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2690188B2 (ja) |
-
1990
- 1990-11-01 JP JP29625190A patent/JP2690188B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04169229A (ja) | 1992-06-17 |
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