JPH051582U - 車両用収納装置 - Google Patents

車両用収納装置

Info

Publication number
JPH051582U
JPH051582U JP5677391U JP5677391U JPH051582U JP H051582 U JPH051582 U JP H051582U JP 5677391 U JP5677391 U JP 5677391U JP 5677391 U JP5677391 U JP 5677391U JP H051582 U JPH051582 U JP H051582U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
container
ashtray
cup holder
vehicle
vehicle compartment
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP5677391U
Other languages
English (en)
Other versions
JP2512872Y2 (ja
Inventor
均 石川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kojima Industries Corp
Original Assignee
Kojima Industries Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kojima Industries Corp filed Critical Kojima Industries Corp
Priority to JP1991056773U priority Critical patent/JP2512872Y2/ja
Publication of JPH051582U publication Critical patent/JPH051582U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2512872Y2 publication Critical patent/JP2512872Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Passenger Equipment (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 容器等を保持する容器等保持部の使用中に、
引出部が不意に車室内に突出した場合でも、容器の倒れ
を確実に阻止し、容器等自体もしくは飲物等の内容物が
容器等からこぼれ落ちるのを防止する。 【構成】 容器を保持する容器等保持部としてのカップ
ホルダ21と、車室内に自動突出可能な引出部としての
灰皿61とが隣接して配置される車両用収納装置におい
て、カップホルダ21に、このカップホルダ21が車室
内に突出した状態での灰皿61の車室内への突出を阻止
するストッパ手段41、42を設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、車両のインスツルメントパネル等に設けられる車両用収納装置に関 する。
【0002】
【従来の技術】
飲物が入った容器を保持する車両用カップホルダは各種提案されている。た えば、設置スペースを極力小さく抑えるために、カップを保持するカップホルダ 本体を収納する際、カップの底面を受けるトレイもカップホルダ本体の収納スペ ース内に納められるようにした構造が知られている。(実開昭63−11913 4号公報、特開平2−74430号公報)。 車両のインスツルメントパネルには、上述のカップホルダの他に、たばこの吸 殻を収納する灰皿が設けられている。近年では灰皿の操作性を向上させるために 、車両の搭乗者が灰皿の前面部を押圧することにより、灰皿を車室内に自動突出 させるようにしたものも提案されている。
【0003】 車両のインスツルメントパネルは、カップホルダや灰皿の他にオーディオ機器 が収納されるため、各機器類の収納スペースを極力小に抑えることが強く要求さ れている。 そこで、図6に示すように、カップホルダ1と灰皿3とを一体的に組付けるこ とにより、デッドスペースを極力小さくし、収納スペースを小に抑えるようにし た車両用収納装置が考えられている。カップホルダ1 は、収納時の収納スペース を小にするため、容器4の底面を受けるトレイ2は、折たたまれた状態で収納さ れ、使用時には図4に示すように、下方に伸長した状態となる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、図6のように、カップホルダ1と灰皿3とを一体的に組付けた 場合は、つぎのような問題が懸念される。灰皿3は、灰皿前面を押圧しない限り 車室内に自動突出することはないが、カップホルダ1の使用中に不注意で灰皿3 の前面部を押した場合は、飛出した灰皿3の前面部が飲物の入った容器4を支持 するトレイ2に突当り、トレイ2が折たたみ方向に倒れてしまう。そのため、容 器4が傾いて飲物が容器4からこぼれ、搭乗者の衣類や車室内を汚してしまう。
【0005】 本考案は、上記の問題に着目し、カップホルダのような容器等を保持する容器 等保持部と、灰皿のような車室内に引き出し可能な引出部とが隣接して配置され る車両用収納装置において、引出部が不意に引き出された場合でも、容器等の倒 れを確実に阻止することが可能な車両用収納装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この目的に沿う本考案に係る車両用収納装置は、 車体側に固定され車室内に開口する第1の収納部と、 前記第1の収納部に出入可能に設けられ、第1の収納部から車室内に突出した 状態では容器等を底面側から保持可能な容器等保持部と、 前記第1の収納部に隣接して設けられ、車室内に開口する第2の収納部と、 前記第2の収納部に出入可能に設けられ、車室内に引き出し可能な引出部と、 前記容器等保持部に設けられ、該容器等保持部が車室内に突出した状態での前 記引出部の車室内への突出を阻止するストッパ手段と、 を備えたものから成る。
【0007】
【作用】
このように構成された車両用収納装置においては、たとえばカップホルダとし て使用する場合、飲物が入った容器が保持可能な容器等保持部に、ストッパ手段 が設けられているので、不注意によって灰皿等の引出部が車室内に引きだされた 場合でも、引出部の過度の突出が阻止され、容器等保持部は正常な姿勢のままに 保たれる。したがって、容器等保持部に保持された容器の傾きは防止され、容器 から飲物がこぼれることもなくなる。
【0008】
【実施例】
以下に、本考案に係る車両用収納装置の望ましい実施例を、図面を参照して説 明する。 図1ないし図5は、本考案の一実施例を示している。図において、11は車体 側に固定される第1の収納部としてのリテーナを示している。リテーナ11は、 一方が車室内に開口している。リテーナ11には、容器等保持部としてのカップ ホルダ21が出入可能に設けられている。カップホルダ21は、カップ2個分を 保持できるタイプに構成されており、カップホルダ本体2の両側に、回動可能な ホルダアーム23、24が設けられている。ホルダアーム23、24はカップホ ルダ本体22に、揺動可能に取り付けられており、図示されないスプリングによ って、開き方向に付勢されている。ホルダアーム23、24は、カップホルダ本 体22の収納時にはカップホルダ本体2の幅方向内方に揺動するようになってお り、カップホルダ本体22の幅を小さく保つことができる。
【0009】 カップホルダ本体22には、受承部材としてのトレイ25が回動可能に取付け られている。トレイ25は、逆T字状に形成されており、車室内に突出した状態 では、カップホルダ本体22に保持された容器(カップ)100を底面側から支 持可能となっている。トレイ25は、使用後は折たたみ方向に揺動し、カップホ ルダ本体22内に収納可能となっている。 トレイ25は、トレイ本体部25aと、カップ類の底面の略中央部を受承する カップ底面受承25bとから成っている。
【0010】 トレイ25には、アーム27の一端が揺動自在に連結されている。アーム27 の他端側は二又状に分岐しており、その他端先端部には、ガイドアーム28が揺 動自在に連結されている。各ガイドアーム28の端部にはローラ29が回転自在 に組み付けられている。各ローラ29は、リテーナ11の内面上を転動するよう になっている。
【0011】 カップホルダ本体22には、その後部に4つのローラ31が回転自在に取り付 けられている。また、カップホルダ本体22の上面側には、カバー32がビスで 固定されている。カップホルダ本体2の後端部には、ケース33がビスで固定さ れており、ケース33には、定荷重を発生する巻バネ34が組み付けられたアイ ドルローラ35が取付けられている。 36は、アイドルローラ35と連動するギヤアッセンブリを示しており、一端 部にギヤが切ってある。巻バネ34の端末は、ギヤアッセンブリ36の係止部に 引っ掛けられており、巻バネ34による定荷重をギヤアッセンブリ36に伝達で きるようになっている。ギヤアッセンブリ36のギヤは、ダンパ37のギヤ部と 噛合わされており、ギヤアッセンブリ36の回動動作に対し、ダンパ機能が発揮 できるようになっている。
【0012】 カップホルダ本体22の後端部には、図示されないハートカムが設けられてお り、リテーナ11側に設けられたロック部材(図示略)に固定されたピンに、周 知の機構にて係合、係合解除できるようになっている。カップホルダ本体22の 引き出し時には、カップホルダ前面部を少し押し込めば、図示されないハートカ ムとロック部材の係合が外れ、カップホルダ本体22は巻バネ34の力を利用し て、ギヤアッセンブリ36とラック39との噛合を介して前方へ自動的に引き出 される。
【0013】 第1の収納部としてのリテーナ11には、第2の収納部としてのリセプタクル 51が近接して取付けられている。リセプタクル51は、車室内に開口している 。リセプタクル51には、引出部としての灰皿61が出入可能に設けられている 。灰皿61は、支点60を中心に揺動可能に支持されている。灰皿61の支点6 0の近傍には、灰皿61を車室側へ付勢するコイルばね66が設けられている。 灰皿61の前面に位置する蓋62には、シガライタ63が取付けられている。シ ガライタ63は灰皿61と一体でリセプタクル51に対して出入可能となってい る。
【0014】 灰皿61の裏面部には、ダンパ65が取付けられている。ダンパ65に取付け られたギヤは、リセプタクル51に形成されたラック52と噛合わされている。 これにより、灰皿61の車室内への急激な突出が抑制されている。灰皿61には 、上述のカップホルダ21と同様にハートカム等による係合、係合解除機構が設 けられており、灰皿61の収納時に外部から灰皿61の蓋部62を押圧すること により、灰皿61が車室内側へ自動突出するようになっている。
【0015】 カップホルダ21には、カップホルダ21が車室内に突出した状態での灰皿6 1の車室内への自動突出を阻止するストッパ手段41、42が設けられている。 一方のストッパ手段41は、アーム27に形成された係合段差から構成されてい る。カップホルダ21を車室内に突出させた状態では、ストッパ手段41には灰 皿61の蓋62が当接可能となっている。他方のストッパ手段42は、ガイドア ーム28に取付けたピン状部状から構成されている。他方のストッパ手段42は 、一方のストッパ手段41が灰皿61の蓋62に当接した状態では、リテーナ1 1の頂部近傍に形成された係合穴12に進入し、ガイドアーム28の過度の動き が規制されるようになっている。これにより、トレイ25と連結されるアーム2 7が灰皿61との当接によって変位するのが確実に防止されている。
【0016】 つぎに、上記の車両用収納装置の作用について説明する。 図3および図4に示すように、カップホルダ21および灰皿61を使用しない 場合は、カップホルダ21はリテーナ11に収納され、灰皿61はリセプタクル 51に収納される。灰皿61を使用する場合は、蓋62を押込むことにより、係 合機構による係合が外れ、コイルばね66の付勢によって灰皿61は車室内に自 動突出される。この状態を図5に示す。
【0017】 カップホルダ21を使用する場合は、カップホルダ21の前面部を押込むこと により、図示されないハートカムとロック部材の係合が外れ、カップホルダ本体 22は巻バネ34の力によって車室内に自動的に突出される。この状態を図3の 2点鎖線で示す。カップホルダ本体22が車室内に突出した状態では、容器10 0を底面側から支持することができる姿勢にトレイ25が位置決めされる。また 、カップホルダ本体22が車室内に突出した状態では、ホルダアーム23、24 もカップホルダ本体22の幅方向外方に揺動し、容器100の外周面もホルダア ーム23、24にて保持される。
【0018】 ここで、不注意により灰皿61の蓋62を押込んだ場合は、灰皿61が車室内 へ自動突出し、トレイ25の姿勢が傾くおそれがあるが、カップホルダ21には ストッパ手段41、42が設けられているので、灰皿61の過度の突出が阻止さ れる。すなわち、カップホルダ本体22が車室内に突出している状態で、灰皿6 1が車室内に自動突出した場合は、灰皿61の蓋62がストッパ手段41として のアーム27の係合段差部と当接するので、灰皿61の動きは停止される。また 、この状態では、ガイドアーム28に取付けられたストッパ手段42としてのピ ン状部材がリテーナ11の係合穴12に進入するので、ガイドアーム28と連結 されるアーム27の外力による動きを確実に規制する。したがって、アーム27 と連結されるトレイ25は当初の姿勢を維持することができ、容器100から飲 物がこぼれることは確実に防止される。
【0019】 なお、本実施例は引出部の一例として灰皿を例示したが、引出部はキャッシュ カード、コイン等の収納部としての機能するものであり、灰皿に限定されるもの ではない。したがって、引出部は本出願人によって提案された実願昭62−17 2620号に開示された空調用操作部でもよいことは言うまでもない。 また、容器等保持部としてカップホルダを例示したが、これもカード類ホルダ でもよくカップホルダに限定されるものではない。さらに、本実施例においては 、カップホルダ21および灰皿61は共にプッシュ操作により車室内に自動的に 突出するものであるが、これも一方もしくは両方が手動で引き出される構成であ ってもよい。 加えて、カップホルダ21および灰皿61は、本実施例では他の装置との関係 から略円弧状に形成されるが、両者の形状は直線状であっても同様な効果が得ら れる。
【0020】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案に係る車両用収納装置によれば、容器等を底面側 から保護する容器等保持部に、この容器等保持部が車室内に突出した状態での引 出部の車室内への突出を阻止するストッパ手段を設けるようにしたので、容器等 保持部の使用中に不注意で引出部が車室内に引き出された場合でも、引出部の過 度の突出が阻止され、容器等保持部は正常な姿勢のままに保たれる。その結果、 容器等保持部に保持された容器等の傾きが防止され、容器等自体もしくは容器等 から飲物等の内容物がこぼれ落ちるという問題を解消することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る車両用収納装置の斜視図である。
【図2】図1の装置における容器等保持部と引出部との
当接状態を示す断面図である。
【図3】図1の装置における容器等保持部と引出部の収
納状態を示す断面図である。
【図4】図1の装置を別方向から見た断面図である。
【図5】図1の装置における引出部のみを車室側に突出
された状態を示す断面図である。
【図6】カップホルダと灰皿とを一体化した車両用収納
装置の斜視図である。
【符号の説明】
11 第1の収納部としてのリテーナ 21 容器等保持部としてのカップホルダ 41 ストッパ手段としての係合段差部 42 ストッパ手段としてのピン状部材 51 第2の収納部としてのリセプタクル 61 引出部としての灰皿

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 車体側に固定され車室内に開口する第1
    の収納部と、前記第1の収納部に出入可能に設けられ、
    第1の収納部から車室内に突出した状態では容器等を底
    面側から保持可能な容器等保持部と、前記第1の収納部
    に隣接して設けられ、車室内に開口する第2の収納部
    と、前記第2の収納部に出入可能に設けられ、車室内に
    引き出し可能な引出部と、前記容器等保持部に設けら
    れ、該容器等保持部が車室内に突出した状態での前記引
    出部の車室内への突出を阻止するストッパ手段と、を備
    えたことを特徴とする車両用収納装置。
JP1991056773U 1991-06-26 1991-06-26 車両用収納装置 Expired - Lifetime JP2512872Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991056773U JP2512872Y2 (ja) 1991-06-26 1991-06-26 車両用収納装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991056773U JP2512872Y2 (ja) 1991-06-26 1991-06-26 車両用収納装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH051582U true JPH051582U (ja) 1993-01-14
JP2512872Y2 JP2512872Y2 (ja) 1996-10-02

Family

ID=13036785

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1991056773U Expired - Lifetime JP2512872Y2 (ja) 1991-06-26 1991-06-26 車両用収納装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2512872Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS489002U (ja) * 1971-06-12 1973-02-01

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01169447U (ja) * 1988-05-20 1989-11-29

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01169447U (ja) * 1988-05-20 1989-11-29

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS489002U (ja) * 1971-06-12 1973-02-01

Also Published As

Publication number Publication date
JP2512872Y2 (ja) 1996-10-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5673891A (en) Cup holder
JP3144222B2 (ja) アームレスト用引き出し装置
EP0865963A2 (en) Expandable container holder
JP4015501B2 (ja) カップホルダ装置
KR101397329B1 (ko) 깊이 조절 가능한 컵 홀더 장치
JPH051582U (ja) 車両用収納装置
KR100643958B1 (ko) 차량용 컵홀더 가이드 구조
JP2000016139A (ja) 車両用カップホルダ
JPH0976811A (ja) カップホルダーユニット
JPH11348623A (ja) 車両用シート装置
JP3049378B2 (ja) 車両用収納装置
JPH068769A (ja) 乗物用カップホルダ装置
JP3247013B2 (ja) 車両用カップホルダー
JPH0257442A (ja) カップホルダー装置
JPH0580870U (ja) 缶ホルダ
TW490407B (en) Cup holder for use in a vehicle
JP2000272401A (ja) ホルダー
JP3641191B2 (ja) 車両用収納装置
KR940001141Y1 (ko) 컵 수납장치
JPH07277059A (ja) カップホルダー兼用小物入れ
JPH061179A (ja) 乗物用カップホルダ装置
JPH04159141A (ja) 容器ホルダ装置
JP2024071020A (ja) 車両用内装品
KR100187181B1 (ko) 자동차의 가변형 컵 홀더
JP2000062514A (ja) 車両用カップホルダ