JPH05158173A - パノラマ撮影装置 - Google Patents
パノラマ撮影装置Info
- Publication number
- JPH05158173A JPH05158173A JP3348999A JP34899991A JPH05158173A JP H05158173 A JPH05158173 A JP H05158173A JP 3348999 A JP3348999 A JP 3348999A JP 34899991 A JP34899991 A JP 34899991A JP H05158173 A JPH05158173 A JP H05158173A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- panoramic
- panorama
- film
- adapter
- mode
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Stereoscopic And Panoramic Photography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 アダプタを装着しても、フィルム面をキズつ
けず、フィルム装着中でも外せる。 【構成】 通常撮影およびパノラマ撮影の両撮影が可能
なカメラにおいて、パノラマ撮影サイズを規制するアパ
ーチュア枠9eを有し、シャッタユニット6よりも光軸
の前方に装着されるパノラマアダプタ9を備える。この
とき、パノラマアダプタは、ミラーボックス内に形成さ
れた位置決め孔部または突起部に、係合可能な突起部ま
たは孔部を有する。
けず、フィルム装着中でも外せる。 【構成】 通常撮影およびパノラマ撮影の両撮影が可能
なカメラにおいて、パノラマ撮影サイズを規制するアパ
ーチュア枠9eを有し、シャッタユニット6よりも光軸
の前方に装着されるパノラマアダプタ9を備える。この
とき、パノラマアダプタは、ミラーボックス内に形成さ
れた位置決め孔部または突起部に、係合可能な突起部ま
たは孔部を有する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、通常撮影とパノラマ撮
影の両撮影ができるパノラマ撮影装置に関するものであ
る。
影の両撮影ができるパノラマ撮影装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のパノラマ撮影装置として
は、通常撮影用アパーチュア部(24×36mm)に、
パノラマ撮影用アパーチュア枠(13×36mm)を有
するアダプタを裏蓋側から装着して、パノラマ撮影が行
えるようにしたものが知られている。
は、通常撮影用アパーチュア部(24×36mm)に、
パノラマ撮影用アパーチュア枠(13×36mm)を有
するアダプタを裏蓋側から装着して、パノラマ撮影が行
えるようにしたものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述した従来
のパノラマ撮影装置では、アパーチュア部とフィルム間
の空間が狭いために、前記アダプタを装着することによ
り、コマ送りのときに、撮影フィルム面にキズをつけて
しまうという問題があった。
のパノラマ撮影装置では、アパーチュア部とフィルム間
の空間が狭いために、前記アダプタを装着することによ
り、コマ送りのときに、撮影フィルム面にキズをつけて
しまうという問題があった。
【0004】また、前記アダプタは、通常撮影用アパー
チュア部と撮影フィルムの間に装着されるので、撮影途
中に取りはすずことができず、1本のフィルムを通常撮
影とパノラマ撮影に切り替えて使用することができなか
った。
チュア部と撮影フィルムの間に装着されるので、撮影途
中に取りはすずことができず、1本のフィルムを通常撮
影とパノラマ撮影に切り替えて使用することができなか
った。
【0004】本発明の目的は、アダプタを装着しても、
フィルム面をキズつけずにコマ送りを行うことができる
とともに、1本のフィルムを通常撮影とパノラマ撮影に
切り替えて使用することができるパノラマ撮影装置を提
供することである。
フィルム面をキズつけずにコマ送りを行うことができる
とともに、1本のフィルムを通常撮影とパノラマ撮影に
切り替えて使用することができるパノラマ撮影装置を提
供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明によるパノラマ撮影装置は、通常撮影および
パノラマ撮影の両撮影が可能なカメラにおいて、パノラ
マ撮影サイズを規制するアパーチュア枠を有し、シャッ
タユニットよりも光軸の前方に装着されるパノラマアダ
プタを備えたことを特徴とする。
に、本発明によるパノラマ撮影装置は、通常撮影および
パノラマ撮影の両撮影が可能なカメラにおいて、パノラ
マ撮影サイズを規制するアパーチュア枠を有し、シャッ
タユニットよりも光軸の前方に装着されるパノラマアダ
プタを備えたことを特徴とする。
【0006】この場合に、前記パノラマアダプタは、ミ
ラーボックス内に形成された位置決め孔部または突起部
に、係合可能な突起部または孔部を有することを特徴と
することができる。
ラーボックス内に形成された位置決め孔部または突起部
に、係合可能な突起部または孔部を有することを特徴と
することができる。
【0007】また、前記パノラマアダプタは、光軸の前
方の面が撮影フィルムとはぼ同じ反射率をもつことを特
徴とすることができる。
方の面が撮影フィルムとはぼ同じ反射率をもつことを特
徴とすることができる。
【0008】さらに、前記パノラマアダプタは、装着動
作によってパノラマモードに切り替えられることを特徴
とすることができる。
作によってパノラマモードに切り替えられることを特徴
とすることができる。
【0009】
【作用】本発明によれば、パノラマアダプタをミラーボ
ックス内のフォーカルプレンシャッタの前面に配置する
ので、撮影フィルムをキズ付けることはない。パノラマ
アダプタは、ミラーボックス内に設けられた位置決め部
に取り付けるので、容易に組み込み、取外しが行える。
ックス内のフォーカルプレンシャッタの前面に配置する
ので、撮影フィルムをキズ付けることはない。パノラマ
アダプタは、ミラーボックス内に設けられた位置決め部
に取り付けるので、容易に組み込み、取外しが行える。
【0012】
【実施例】以下、図面等を参照して、実施例について、
さらに詳しく説明する。図1〜図3は、本発明によるパ
ノラマ撮影装置の実施例を示す図であって、図1は中央
断面図、図2は中央水平断面図、図3は斜視図である。
カメラ本体1の裏側には、外レール1aと、外レール1
aよりも高さの低い内レール1bと、通常撮影サイズの
アパーチャ枠1cと、溝1dなどが形成されている。裏
蓋2は、溝1dに嵌まり込み、カメラ本体1の裏側を閉
じることができる。この裏蓋2には、圧板3がばね4に
より支持されており、圧板3は、カメラ本体1の外レー
ル1aに付勢されている。圧板3と内レール1bとの間
には、トンネル状の間隙が形成されており、この間隙を
フィルムが走行する。
さらに詳しく説明する。図1〜図3は、本発明によるパ
ノラマ撮影装置の実施例を示す図であって、図1は中央
断面図、図2は中央水平断面図、図3は斜視図である。
カメラ本体1の裏側には、外レール1aと、外レール1
aよりも高さの低い内レール1bと、通常撮影サイズの
アパーチャ枠1cと、溝1dなどが形成されている。裏
蓋2は、溝1dに嵌まり込み、カメラ本体1の裏側を閉
じることができる。この裏蓋2には、圧板3がばね4に
より支持されており、圧板3は、カメラ本体1の外レー
ル1aに付勢されている。圧板3と内レール1bとの間
には、トンネル状の間隙が形成されており、この間隙を
フィルムが走行する。
【0013】カメラ本体1の内側には、シャッタユニッ
ト5が配置されている。このシャッタユニット5は、カ
バー板5aとシャッタ基板5bの間に、先羽根板5cと
後羽根板5dが組み込まれている。シャッタユニット5
の前側には、ミラーボックス6(図1では床板のみ図
示)が配置され、このミラーボックス6の内部には可動
ミラー7が設けられ、その上側には焦点板8が配置され
ている。
ト5が配置されている。このシャッタユニット5は、カ
バー板5aとシャッタ基板5bの間に、先羽根板5cと
後羽根板5dが組み込まれている。シャッタユニット5
の前側には、ミラーボックス6(図1では床板のみ図
示)が配置され、このミラーボックス6の内部には可動
ミラー7が設けられ、その上側には焦点板8が配置され
ている。
【0014】この発明のパノラマアダプタ9は、ミラー
ボックス6の内部であって、シャッタ基板5bの前側に
装着される。ミラーボックス6の側壁10,11には、
位置決め孔10a,11aが形成されおり、側壁10の
外側には、スイッチ12が設けられている(図2)。パ
ノラマアダプタ9は、図2に示すように、一方の側面
に、位置決め部材とスイッチ切換部材を兼ねたピン9a
が設けられており、他方の側面の折曲部に突起9bが形
成されている。このピン9aは、パノラマアダプタ9か
ら延びたばね性のある腕9cに固定されており、腕9c
の先端部には、前側向けて接片9dが設けられている。
また、パノラマアダプタ9には、パノラマ撮影サイズの
アパーチャ枠9eが設けられている(図3)。
ボックス6の内部であって、シャッタ基板5bの前側に
装着される。ミラーボックス6の側壁10,11には、
位置決め孔10a,11aが形成されおり、側壁10の
外側には、スイッチ12が設けられている(図2)。パ
ノラマアダプタ9は、図2に示すように、一方の側面
に、位置決め部材とスイッチ切換部材を兼ねたピン9a
が設けられており、他方の側面の折曲部に突起9bが形
成されている。このピン9aは、パノラマアダプタ9か
ら延びたばね性のある腕9cに固定されており、腕9c
の先端部には、前側向けて接片9dが設けられている。
また、パノラマアダプタ9には、パノラマ撮影サイズの
アパーチャ枠9eが設けられている(図3)。
【0015】このパノラマアダプタ9は、ミラーボック
ス6に組み込むときに、腕9cの付勢力に抗して、接片
9dを図3に示す矢印方向に倒しながら、突起9bを位
置決め孔11aに入り込ませたのち、ピン9aを位置決
め孔10aに落とし込むことにより、シャッタ基板5b
の前面に固定される。これと同時に、ピン9aは、切替
スイッチ12(12a,12b)を非導通状態から、図
2のような導通状態に切替える。なお、パノラマアダプ
タ9をシャッタユニット6の前側に配置した理由は、従
来のようにアパーチャ枠1cに取り付けると、フィルム
にキズを付ける可能性があることと、フィルムを装填し
たのちにはパノラマアダプタ9を外して、通常撮影に戻
すことができなくなってしまうからである。
ス6に組み込むときに、腕9cの付勢力に抗して、接片
9dを図3に示す矢印方向に倒しながら、突起9bを位
置決め孔11aに入り込ませたのち、ピン9aを位置決
め孔10aに落とし込むことにより、シャッタ基板5b
の前面に固定される。これと同時に、ピン9aは、切替
スイッチ12(12a,12b)を非導通状態から、図
2のような導通状態に切替える。なお、パノラマアダプ
タ9をシャッタユニット6の前側に配置した理由は、従
来のようにアパーチャ枠1cに取り付けると、フィルム
にキズを付ける可能性があることと、フィルムを装填し
たのちにはパノラマアダプタ9を外して、通常撮影に戻
すことができなくなってしまうからである。
【0016】パノラマアダプター9の、シャッタユニッ
ト6側の面(9−2)は黒色塗りであって、ミラーボッ
クス6側の面(9−1)は、撮影フィルムとはぼ同じ反
射率をもつ塗料が塗布されている。この理由は、公知の
TTLダイレクト測光またはストロボのTTL調光によ
りフィルム面の反射率を用いて測光を行うときに、面
(9−1)の反射率がフィルムと異なった場合には、通
常はフィルムのある所にパノラマアダプタ9が配置され
るので、正しい測光が行われない可能性があるからであ
る。
ト6側の面(9−2)は黒色塗りであって、ミラーボッ
クス6側の面(9−1)は、撮影フィルムとはぼ同じ反
射率をもつ塗料が塗布されている。この理由は、公知の
TTLダイレクト測光またはストロボのTTL調光によ
りフィルム面の反射率を用いて測光を行うときに、面
(9−1)の反射率がフィルムと異なった場合には、通
常はフィルムのある所にパノラマアダプタ9が配置され
るので、正しい測光が行われない可能性があるからであ
る。
【0017】図4は、本発明によるパノラマ撮影装置の
実施例を示す回路ブロック図、図5は、CPUの動作を
示す流れ図である。このパノラマ撮影装置は、CPU1
01を中心に構成され、測光部102、フィルム感度検
出部103、測光モード設定部104、パノラマモード
設定部105などからの信号に基づいて、露出制御部1
06、スクリーン表示制御部107などを通常モードま
たはパノラマモードに制御する。
実施例を示す回路ブロック図、図5は、CPUの動作を
示す流れ図である。このパノラマ撮影装置は、CPU1
01を中心に構成され、測光部102、フィルム感度検
出部103、測光モード設定部104、パノラマモード
設定部105などからの信号に基づいて、露出制御部1
06、スクリーン表示制御部107などを通常モードま
たはパノラマモードに制御する。
【0018】測光部102は、公知の測光手段により被
写体の輝度情報を得る部分であり、フィルム感度検出部
103は、フィルムのパトローネに形成されたDXコー
ドなどからフィルム感度情報を検出する部分である。測
光モード設定部104は、設定部材によって測光モード
(例えば、多分割測光、中央重点測光、スポット測光な
ど)を設定する部分である。
写体の輝度情報を得る部分であり、フィルム感度検出部
103は、フィルムのパトローネに形成されたDXコー
ドなどからフィルム感度情報を検出する部分である。測
光モード設定部104は、設定部材によって測光モード
(例えば、多分割測光、中央重点測光、スポット測光な
ど)を設定する部分である。
【0019】パノラマモード設定部105は、通常撮影
モードからパノラマ撮影モードを切り替えてモード設定
する部分であり、この実施例では、前述したように、パ
ノラマアダプタ9を装着して、切替スイッチ12を導通
させることにより、自動的にパノラマモードに切り換え
ることができる。また、パノラマモード設定部105
は、専用の設定部材(例えば、シャッタダイアルと類似
の形態のもの)を設けたり、ICカードなどにより入力
することにより、マニュアル設定も可能である。
モードからパノラマ撮影モードを切り替えてモード設定
する部分であり、この実施例では、前述したように、パ
ノラマアダプタ9を装着して、切替スイッチ12を導通
させることにより、自動的にパノラマモードに切り換え
ることができる。また、パノラマモード設定部105
は、専用の設定部材(例えば、シャッタダイアルと類似
の形態のもの)を設けたり、ICカードなどにより入力
することにより、マニュアル設定も可能である。
【0020】CPU101は、測光部102からの輝度
情報とフィルム感度検出部103からのフィルム感度情
報に基づいて、測光モード設定部104により設定され
た測光モードに対応した情報が選択され、露出制御量が
演算され、その演算結果は露出制御部105に送られ
る。露出制御部105は、演算された露出制御量に基づ
いて、シャッタユニット6および不図示の絞り装置など
を制御して、フィルムを露光する。
情報とフィルム感度検出部103からのフィルム感度情
報に基づいて、測光モード設定部104により設定され
た測光モードに対応した情報が選択され、露出制御量が
演算され、その演算結果は露出制御部105に送られ
る。露出制御部105は、演算された露出制御量に基づ
いて、シャッタユニット6および不図示の絞り装置など
を制御して、フィルムを露光する。
【0021】また、CPU101は、パノラマモード設
定部104によりパノラマモードが設定された場合に
は、スクリーン表示制御部107に対して、前述した露
出制御の切り換えを行うとともに、ファインダ内にパノ
ラマモード撮影範囲を示すパノラマ撮影枠の表示が行わ
れる。
定部104によりパノラマモードが設定された場合に
は、スクリーン表示制御部107に対して、前述した露
出制御の切り換えを行うとともに、ファインダ内にパノ
ラマモード撮影範囲を示すパノラマ撮影枠の表示が行わ
れる。
【0022】この実施例では、パノラマモード表示枠
は、ファインダ内において、ECまたはLCDなどによ
り表示しているが、専用のパノラマモード用スクリーン
を用意してもよい。例えば、パノラマモードによる撮影
範囲の大きさに抜けている薄板をスクリーンに貼り付け
たものでもよい。また、スクリーン上に彫刻、印刷等に
より撮影範囲を示したものでもよい。
は、ファインダ内において、ECまたはLCDなどによ
り表示しているが、専用のパノラマモード用スクリーン
を用意してもよい。例えば、パノラマモードによる撮影
範囲の大きさに抜けている薄板をスクリーンに貼り付け
たものでもよい。また、スクリーン上に彫刻、印刷等に
より撮影範囲を示したものでもよい。
【0023】ただし、これらパノラマ専用スクリーンを
使用する場合には、パノラマ専用スクリーンが組み込ま
れていることを検知する検知手段(例えば、切替スイッ
チ)により、前述の切替スイッチ12が非導通状態、す
なわちパノラマアダプタ9が装着されていない状態であ
り、パノラマ専用スクリーンが組み込まれていることを
検出した場合には、警告手段により撮影者に警告を行う
ことが好ましい。警告手段としては、例えば、圧電ブザ
ーによる音の警告やファインダー内に配置したLED等
の点滅による光の警告であってよい。
使用する場合には、パノラマ専用スクリーンが組み込ま
れていることを検知する検知手段(例えば、切替スイッ
チ)により、前述の切替スイッチ12が非導通状態、す
なわちパノラマアダプタ9が装着されていない状態であ
り、パノラマ専用スクリーンが組み込まれていることを
検出した場合には、警告手段により撮影者に警告を行う
ことが好ましい。警告手段としては、例えば、圧電ブザ
ーによる音の警告やファインダー内に配置したLED等
の点滅による光の警告であってよい。
【0024】次に、図5に示したフローチャートに従っ
て、本発明によるパノラマ撮影装置の動作を説明する。
レリーズ釦の半押し等によりカメラが起動すると動作が
スタートする(ステップ201)。まず、パノラマモー
ドに設定されているか否かを判断し(ステップ20
2)、パノラマモードに設定されていない場合、すなわ
ち通常撮影モードの場合には、ステップ208へ進み、
レリーズ釦が全押しされたときに、撮影が実行される。
て、本発明によるパノラマ撮影装置の動作を説明する。
レリーズ釦の半押し等によりカメラが起動すると動作が
スタートする(ステップ201)。まず、パノラマモー
ドに設定されているか否かを判断し(ステップ20
2)、パノラマモードに設定されていない場合、すなわ
ち通常撮影モードの場合には、ステップ208へ進み、
レリーズ釦が全押しされたときに、撮影が実行される。
【0025】一方、パノラマモードに設定されている場
合には、ステップ203に進み、露出モードがプログラ
ムモードであるか否かを判断する(ステップ203)。
プログラム露出モード以外に設定されている場合には、
ステップ208に進む。
合には、ステップ203に進み、露出モードがプログラ
ムモードであるか否かを判断する(ステップ203)。
プログラム露出モード以外に設定されている場合には、
ステップ208に進む。
【0026】プログラム露出モードに設定されている場
合には、ステップ204に進み、低速プログラム露出モ
ードか否かを判断する。低速プログラムに設定されてい
ない場合には(ステップ204)、ステップ205で低
速プログラムに設定する。
合には、ステップ204に進み、低速プログラム露出モ
ードか否かを判断する。低速プログラムに設定されてい
ない場合には(ステップ204)、ステップ205で低
速プログラムに設定する。
【0027】ここで、低速プログラム露出モードとは、
図6に示すプログラム線図のラインL2で示され、標準
プログラムのラインL1に対して、シャッタ秒時が1段
またはそれ以上低速となっているモードをいう。なお、
低速プログラムに変更する理由は、パノラマ撮影という
被写体条件として、できるだけ被写体深度が深いほう
が、よりよい撮影結果が得られるからである。このと
き、使用するレンズは、短焦点レンズが多いので、低速
プログラムモードにしてもカメラブレを起こす心配はな
い。
図6に示すプログラム線図のラインL2で示され、標準
プログラムのラインL1に対して、シャッタ秒時が1段
またはそれ以上低速となっているモードをいう。なお、
低速プログラムに変更する理由は、パノラマ撮影という
被写体条件として、できるだけ被写体深度が深いほう
が、よりよい撮影結果が得られるからである。このと
き、使用するレンズは、短焦点レンズが多いので、低速
プログラムモードにしてもカメラブレを起こす心配はな
い。
【0028】つぎに、多分割測光モードに設定されてい
るか否かを判断する(ステップ206)。多分割測光モ
ードに設定されていない場合は、ステップ208に進
む。多分割測光モードに設定されている場合には、ステ
ップ207で測光範囲を限定して測光を行う。
るか否かを判断する(ステップ206)。多分割測光モ
ードに設定されていない場合は、ステップ208に進
む。多分割測光モードに設定されている場合には、ステ
ップ207で測光範囲を限定して測光を行う。
【0029】ここで、測光範囲の限定とは、通常撮影の
画面サイズ24×36mmを分割して測光する通常の多
分割測光に対して、パノラマ撮影に対しては、パノラマ
撮影の画面サイズ13×36mmの範囲を測光するよう
に、測光範囲を制限することをいう。例えば、図7に示
すように、画面(24×36mm)を領域a〜iの9分
割にしておき、通常撮影(24×36mm)では領域a
〜iの出力を用いて所定のアルゴリズムにより演算を行
う。一方、パノラマ撮影では画面(13×36mm)に
変わるので、測光時と使用する出力としては領域d〜f
とする。すなわち、領域a,b,c,g,h,iの出力
は使用しない。このように、測光範囲を限定して測光を
行ったのち(ステップ207)、ステップ208に進
み、レリーズ釦が全押しされたときに、撮影が実行さ
れ、一連の動作を終了する(ステップ209)。
画面サイズ24×36mmを分割して測光する通常の多
分割測光に対して、パノラマ撮影に対しては、パノラマ
撮影の画面サイズ13×36mmの範囲を測光するよう
に、測光範囲を制限することをいう。例えば、図7に示
すように、画面(24×36mm)を領域a〜iの9分
割にしておき、通常撮影(24×36mm)では領域a
〜iの出力を用いて所定のアルゴリズムにより演算を行
う。一方、パノラマ撮影では画面(13×36mm)に
変わるので、測光時と使用する出力としては領域d〜f
とする。すなわち、領域a,b,c,g,h,iの出力
は使用しない。このように、測光範囲を限定して測光を
行ったのち(ステップ207)、ステップ208に進
み、レリーズ釦が全押しされたときに、撮影が実行さ
れ、一連の動作を終了する(ステップ209)。
【0030】以上説明した実施例に限定されず、種々の
変形ができる。例えば、図5のステップ207は中央部
重点測光またはスポット測光への切替であってもよい。
また、図7の多分割の分割割合については、中央の領域
d,e,fの幅は、パノラマサイズの幅(13mm)に
正確に一致する必要はなく、上下幅24mmを3等分し
た8mm程度であってもよい。
変形ができる。例えば、図5のステップ207は中央部
重点測光またはスポット測光への切替であってもよい。
また、図7の多分割の分割割合については、中央の領域
d,e,fの幅は、パノラマサイズの幅(13mm)に
正確に一致する必要はなく、上下幅24mmを3等分し
た8mm程度であってもよい。
【0031】
【発明の効果】以上、詳しく説明したように、本発明に
よれば、パノラマアダプタをミラーボックス内のシャッ
タの前面に配置するので、撮影フィルムをキズ付けるこ
とはなく、フィルムを装着中であっても、取り外すこと
ができる。また、パノラマアダプタは、ミラーボックス
内に設けられた位置決め部に取り付けるので、組み込み
取外しが容易に行える。
よれば、パノラマアダプタをミラーボックス内のシャッ
タの前面に配置するので、撮影フィルムをキズ付けるこ
とはなく、フィルムを装着中であっても、取り外すこと
ができる。また、パノラマアダプタは、ミラーボックス
内に設けられた位置決め部に取り付けるので、組み込み
取外しが容易に行える。
【図1】本発明によるパノラマ撮影装置の実施例を示す
中央断面図である。
中央断面図である。
【図2】本発明によるパノラマ撮影装置の実施例を示す
水平断面図である。
水平断面図である。
【図3】実施例に係るパノラマ撮影装置のミラーボック
ス内を示す斜視図である。
ス内を示す斜視図である。
【図4】本発明によるパノラマ撮影装置の実施例を示す
回路ブロック図である。
回路ブロック図である。
【図5】実施例に係るパノラマ撮影装置の動作を示す流
れ図である。
れ図である。
【図6】実施例に係るパノラマ撮影装置に使用されるプ
ログラム線図である。
ログラム線図である。
【図7】実施例に係るパノラマ撮影装置の撮影画面を示
す図である。
す図である。
1 カメラ本体 2 裏蓋 3 圧板 4 ばね 5 シャッタ 6 ミラーボックス 7 可動ミラー 8 焦点板 9 パノラマアダプタ 101 CPU 102 測光部 103 フィルム感度検出部 104 測光モード設定部 105 パノラマモード設定部 106 露出制御部 107 スクリーン表示制御部
Claims (4)
- 【請求項1】 通常撮影およびパノラマ撮影の両撮影が
可能なカメラにおいて、 パノラマ撮影サイズを規制するアパーチュア枠を有し、
シャッタユニットよりも光軸の前方に装着されるパノラ
マアダプタを備えたことを特徴とするパノラマ撮影装
置。 - 【請求項2】 前記パノラマアダプタは、ミラーボック
ス内に形成された位置決め孔部または突起部に、係合可
能な突起部または孔部を有することを特徴とする請求項
1に記載のパノラマ撮影装置。 - 【請求項3】 前記パノラマアダプタは、光軸の前方の
面が撮影フィルムとはぼ同じ反射率をもつことを特徴と
する請求項1または請求項2に記載のパノラマ撮影装
置。 - 【請求項4】 前記パノラマアダプタは、装着動作によ
ってパノラマモードに切り替えられることを特徴とする
請求項1〜請求項3に記載のパノラマ撮影装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3348999A JPH05158173A (ja) | 1991-12-06 | 1991-12-06 | パノラマ撮影装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3348999A JPH05158173A (ja) | 1991-12-06 | 1991-12-06 | パノラマ撮影装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05158173A true JPH05158173A (ja) | 1993-06-25 |
Family
ID=18400810
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3348999A Pending JPH05158173A (ja) | 1991-12-06 | 1991-12-06 | パノラマ撮影装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05158173A (ja) |
-
1991
- 1991-12-06 JP JP3348999A patent/JPH05158173A/ja active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5483284A (en) | Electronic still photographic adaptor mountable single-lens reflex camera | |
US7349014B2 (en) | Image pickup apparatus, operation processing method therefor, program for implementing the method, and storage medium storing the program | |
US4963907A (en) | Photographic camera | |
JP2004104673A (ja) | デジタルカメラ | |
JP4988994B2 (ja) | 電子カメラ装置 | |
JPH05158105A (ja) | パノラマ撮影装置 | |
JP2002300442A (ja) | カメラシステム | |
JPH05158173A (ja) | パノラマ撮影装置 | |
JP3843001B2 (ja) | レンズ交換式一眼レフ型デジタルカメラ | |
JP3863723B2 (ja) | レンズ交換式電子スチルカメラ | |
US5309194A (en) | Flat-type display panel fixing device | |
JPH11231408A (ja) | 銀塩撮影および電子撮像兼用カメラ | |
JPH10104736A (ja) | 銀塩撮影および電子撮像兼用カメラ | |
JP2001103362A (ja) | 電子スチルカメラの記録動作制御装置 | |
JP2008134312A (ja) | デジタルカメラおよび記録媒体 | |
JP3670475B2 (ja) | カメラの制御方法 | |
JP3887144B2 (ja) | 電子スチルカメラの光源選択装置 | |
JP3563997B2 (ja) | カメラの露光面および受光面調整機構 | |
JP2004129124A (ja) | 撮影装置 | |
JP2003057718A (ja) | レンズカバー付きカメラ | |
JPH07209775A (ja) | カメラ及びこれに装着するステレオアダプタ | |
JP3615962B2 (ja) | カメラの露光面および受光面調整機構 | |
JP2005274799A (ja) | Af式システム交換レンズの焦点補正装置 | |
JP2001042415A (ja) | 写真カメラ | |
JP2002300455A (ja) | カメラシステム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040106 |