JPH05157343A - スリット型吹出口における気流方向の自動可変機構 - Google Patents

スリット型吹出口における気流方向の自動可変機構

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JPH05157343A
JPH05157343A JP32727891A JP32727891A JPH05157343A JP H05157343 A JPH05157343 A JP H05157343A JP 32727891 A JP32727891 A JP 32727891A JP 32727891 A JP32727891 A JP 32727891A JP H05157343 A JPH05157343 A JP H05157343A
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JP
Japan
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slit type
air
type outlet
slit
vane
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Pending
Application number
JP32727891A
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English (en)
Inventor
Takeo Koike
武雄 小池
Satoru Koshimizu
知 輿水
Hiroshi Ito
宏 伊藤
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Taisei Corp
Original Assignee
Taisei Corp
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F13/00Details common to, or for air-conditioning, air-humidification, ventilation or use of air currents for screening
    • F24F13/02Ducting arrangements
    • F24F13/06Outlets for directing or distributing air into rooms or spaces, e.g. ceiling air diffuser
    • F24F13/072Outlets for directing or distributing air into rooms or spaces, e.g. ceiling air diffuser of elongated shape, e.g. between ceiling panels

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Duct Arrangements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】スリット型吹出口からの吹出し気流方向の切り
換えを容易に行う。 【構成】下方にスリット型吹出口1aを備えた箱体1の
側面上方に、ダクト11が接続してある。このダクト1
1の設置位置付近に、温度検知器13がある。このスリ
ット型吹出口1aの内側には、軸5に固定されたベーン
2が配置され、軸5が箱体1に旋回自在に支持してあ
る。箱体1の外部に出た軸5の端部に短腕6の一端を固
定し、短腕6の他端と長腕7の一端とがピン6aで連結
してある。長腕7の他端は、外部に設けられたモータ8
により回転する回転板9に、ピン7aで連結してある。
また、長腕6の接触によりモータ8を停止するためのリ
ミットスイッチ10a,10bを備えている。制御盤1
2を介して、温度検知器13からの検知温度によりいず
れかのリミットスイッチを作動させ、ベーン2の向きを
切り換える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スリット型吹出口から
吹き出される冷暖房用の冷風または温風の気流方向を変
化させるための機構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、天井面に設置された空調設備の吹
出口には、冷房時には吹出し気流を天井面に沿わせ、暖
房時には吹出し気流を下方に向けて、それぞれ室内の上
下(天井付近から床付近)の温度差が極力小さくなるよ
うな機構を持たせている。例えば、外コーンの内側に内
コーンを嵌め込んで構成されるアネモ形吹出口の場合に
は、内コーンの外コーンに対する高さ方向の嵌め込み位
置を移動させることで、吹出し気流の方向を変化させて
いる。すなわち、冷房時には内コーンを標準位置より下
部に移動して吹出し気流を天井に沿わせ、暖房時には内
コーンを標準位置より上部に移動して吹出し気流を下方
に向けている。この内コーンの外コーンに対する位置の
移動は、通常、冷房と暖房の切り換え時に手動で行われ
ているが、容器に入れたエーテルや形状記憶合金などに
よって吹出し気流の温度を感知し、自動的に位置を変え
る方法も採られている。
【0003】また、図5に示すようなスリット型吹出口
では、冷房時には、図5(a)のように、スリット型吹
出口1の内部に軸5により旋回可能に支持されたベーン
2を左右どちらかの方向に回転移動させ、吹出し気流を
天井に沿わせている。暖房時には、図5(b)のよう
に、ベーン2を鉛直下向きにして、吹出し気流を下方に
向けている。このようなベーンの移動は、一般には、冷
房・暖房の切り換え時期に、手動により行われていた。
【0004】一方、最近のインテリジェントビル等のオ
フィスでは、OA機器による発熱量が多いため、冬期で
もOA機器の稼働時には室内を冷房している場合があ
る。この場合、夜間においては、室内の空気が外壁面な
どからの放熱により冷却されるため、翌朝には室内を設
定温度になるまで暖房することもある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この冬
期における冷暖房を、前述のようなスリット型吹出口か
らの冷風・温風の吹出しにより効率的に行うには、前述
のベーンの移動を、一日に朝における前夜の冷房から暖
房への切り換え時と、設定温度に達した後の暖房から冷
房への切り換え時の二回行わなければならない。通常、
このようなスリット型吹出口は天井の各所に設置されて
いるため、いちいち手動でベーンの移動を行うことは煩
雑であり、実際にはベーンの移動を行わずに、朝の暖房
時においても吹出し気流を天井に沿わせていた。そのた
め、朝の暖房時に、天井付近の空気はすぐに暖まるが、
床付近の空気はなかなか暖まらず、床付近の温度を設定
温度に達成するために時間がかかって、エネルギーの無
駄となっていた。
【0006】本発明は、このような不具合を解決するた
めのものであり、スリット型吹出口からの吹出し気流方
向の切り換えを容易に行うことのできる機構を提供する
ことを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のスリット型吹出口における気流方向の自動
可変機構は、旋回により吹き出す風の気流方向を変化さ
せる旋回部材をスリット型吹出口の内側に備えるととも
に、前記旋回部材の駆動源である旋回駆動装置を、前記
旋回部材に対して伝動部材を介して連結したことを特徴
とする。
【0008】
【作用】旋回駆動装置を作動させれば、その駆動力が伝
動部材を介して旋回部材に伝わり、旋回部材が旋回す
る。これによりスリット型吹出口から吹き出す風の気流
方向が旋回部材の旋回方向および角度に対応して変化す
る。そこで、旋回駆動装置の駆動により旋回部材を旋回
させる態様としては、季節ごとまたは冷暖房切り換え時
において、或る吹出し方向から別の吹出し方向に変更す
るために旋回させる態様がある。また、例えば自然風に
近づけるために吹出し方向を反復継続して変化させるた
めに往復旋回を繰り返させる態様もある。
【0009】
【実施例】本発明の一実施例を図1に示す。長手方向に
延びた細長い溝からなるスリット型吹出口1aを下面に
有する箱体1が、このスリット型吹出口1aを天井板3
に開設された開口部3aに臨ませて、取付部材4を介し
て所定の位置に設置されている。この箱体1の側面上方
には、ダクト11が接続され、ここから冷暖房用の冷風
・温風が箱体1内に導入され、スリット型吹出口1aよ
り室内に吹き出される。
【0010】図1におけるA−A線断面図の一部分を図
2に示す。この箱体1内部の下方、スリット型吹出口1
aの内側には、ベーン2が軸5に固定され、この軸5は
軸受5aにより箱体1に対して旋回自在に支持されてい
る。この軸5の端部には、箱体1の外側において短腕6
の一端が固定されている。この短腕6の他端は、これよ
り長い長腕7の一端にピン6aにより連結され、この長
腕7の他端は、スリット型吹出口1の外部に設けられた
モータ8の出力軸に取り付けられた回転板9の偏心位置
にピン7aにより連結されて、モータ8の回転運動を短
腕6の往復旋回運動に変換する機構となっている。これ
ら軸5、短腕6、長腕7、および回転板9で、本発明の
伝動部材を構成する。軸5と短腕6と長腕7とは、モー
タ8の作動に伴う回転板9の回転によりベーン2が所定
の角度範囲において往復旋回するように連結されてい
る。
【0011】また、この実施例では、短腕6の動きを各
所定の位置で停止させるためのリミットスイッチ10
a,10bが取り付けてある。このリミットスイッチ1
0a,10bは、モータ8とともに制御盤12に接続さ
れ、各リミットスイッチの図示されない接触子に短腕6
が当たった時に、制御盤12からモータ8に作動停止の
信号が送られる。この制御盤12にはさらに、箱体1内
のダクト11との接続位置付近に設けられた温度検知器
13が接続されている。
【0012】この温度検知器13は、ダクト11よりス
リット型吹出口1内に導入される風の温度を検知して、
その信号を制御盤12に送る。制御盤12では、その信
号から冷風か温風かを判断して、温風であればリミット
スイッチ10aが、冷風であればリミットスイッチ10
bが作動するように、いずれかのリミットスイッチに対
して信号を送る。
【0013】モータ8を作動させれば回転板9が回転す
るが、この回転運動は、長腕7および短腕6により、ベ
ーン2を所定の角度範囲内で往復旋回させる運動に変換
される。短腕6が、作動中のリミットスイッチ10aま
たは10bに当たると、制御盤12からモータ8に作動
停止の信号が送られて、その位置で短腕6は停止し、こ
れによりベーン2の向きが固定される。
【0014】図1では、温度検知器13からの検知温度
により制御盤12において温風と判断され、制御盤12
からの信号によりリミットスイッチ10aが作動し、短
腕6がその接触子に当たって止まり、ベーン2が鉛直方
向に向いた状態を示している。この状態で導入された風
が温風から冷風に変われば、制御盤12からの信号によ
り作動するリミットスイッチは、10aから10bに変
わる。そのため、モータ8は再び作動して回転板9が回
転し、それに伴って短腕6が動く。そして、短腕6がリ
ミットスイッチ10bの接触子に当たると、制御盤12
からモータ8に作動停止の信号が送られて、その位置で
短腕6は停止し、ベーン2の下方が左に傾いて固定され
る。
【0015】このようにして、箱体1に導入された風の
温度によりベーン2の向きを自動的に変えることができ
る。それによって、暖房時と冷房時とでのスリット型吹
出口1aからの吹き出し気流を、自動的に切り換えるこ
とができる。図3および4に、本発明の気流方向の自動
可変機構が適用された間欠風空調システムの例を示す。
最近の冷暖房空間においては、快適性の向上を目的とし
て、気流方向を変化させながら風を吹き出させることに
より、室内各位置に冷暖房の間欠風をもたらす間欠風空
調システムが採用されている。しかし、最近のオフィス
では、室内を執務空間ごとに間仕切壁14で仕切ってい
ることが多いため、このような室内に間欠風空調システ
ムを採用しても、気流障害が起きて、居住域の高さにお
いて温度分布にむらが生じやすかった。特に暖房時にお
いては、天井付近は暖まりすぎるが、床面付近はそれほ
ど暖まらず、室内の上下に温度差が生じていた。そのた
め、人体の頭部と脚部とで温冷感が異なり不快感を覚え
ることが多く、快適な温熱環境とは言いがたかった。
【0016】図3および図4では、図1に示した実施例
において、内部のリミットスイッチ10a,10bと温
度検知器13とを外したものを天井部に配置し、室内の
二箇所に温度検知器13を設置して、これらをモータ8
が接続された制御盤12に接続してある。温度検知器1
3の設置場所は、図3では間仕切り壁14の離れた二箇
所であり、図4では天井付近と床面付近の二箇所であ
る。この制御盤12には、各温度検知器13からの検知
温度が入力され、検知温度の差が算出される。制御盤1
2には例えば、各検知温度の差に対応させたモータ8へ
の電気出力量を予め設定しておき、検知温度差が大きけ
れば回転板9の回転速度が速くなるようにする。
【0017】モータ8を作動させれば回転板9が回転す
るが、この回転運動は、長腕7および短腕6により、ベ
ーン2を所定の角度範囲内で往復旋回させる運動に変換
される。それにより、ダクト11から導入された冷風ま
たは温風は、スリット型吹出口1aより、その気流方向
を連続的に変化させながら室内に吹き出される。このと
き、各温度検知器13からの検知温度の差が大きければ
ベーン2の旋回速度が速くなって吹き出される冷風また
は温風の気流方向の変化が速くなるため、室内空気の温
度分布のむらを短時間で改善できる。これにより、快適
な温熱環境が得られる。
【0018】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明によれ
ば、旋回駆動装置の作動により伝動部材を介してスリッ
ト型吹出口内部の旋回部材を容易に旋回させることがで
きる。その結果、リミットスイッチ等によって伝動部材
を所定の位置に固定し、スリット型吹出口からの吹き出
し気流方向を段階的に切り換える構造に対応させること
ができる。これにより、冷房と暖房とにおける気流方向
の切り換えを自動的に行うことができる。また、スリッ
ト型吹出口からの吹出し気流の方向を連続的に変化させ
ることができ、これにより、室内空気の温度むらを改善
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す概要図である。
【図2】図1におけるA−A線断面図である。
【図3】本発明の一実施例が適用された応用例を示す概
要図である。
【図4】本発明の一実施例が適用された応用例を示す概
要図である。
【図5】内部にベーンを備えたスリット型吹出口におい
て、ベーンの向きによる吹出し気流の方向の違いを示す
説明図である。
【符号の説明】 1a スリット型吹出口 2 ベーン(旋回部材) 6 短腕(伝動部材) 7 長腕(伝動部材) 8 モータ(旋回駆動部材)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 旋回により吹き出す風の気流方向を変化
    させる旋回部材をスリット型吹出口の内側に備えるとと
    もに、前記旋回部材の駆動源である旋回駆動装置を、前
    記旋回部材に対して伝動部材を介して連結したことを特
    徴とするスリット型吹出口における気流方向の自動可変
    機構。
JP32727891A 1991-12-11 1991-12-11 スリット型吹出口における気流方向の自動可変機構 Pending JPH05157343A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32727891A JPH05157343A (ja) 1991-12-11 1991-12-11 スリット型吹出口における気流方向の自動可変機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32727891A JPH05157343A (ja) 1991-12-11 1991-12-11 スリット型吹出口における気流方向の自動可変機構

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05157343A true JPH05157343A (ja) 1993-06-22

Family

ID=18197343

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP32727891A Pending JPH05157343A (ja) 1991-12-11 1991-12-11 スリット型吹出口における気流方向の自動可変機構

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JP (1) JPH05157343A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6176777B1 (en) * 1998-07-02 2001-01-23 E. H. Price Limited Self-modulating diffuser for air conditioning systems
KR101147282B1 (ko) * 2010-08-20 2012-05-21 윤지훈 풍량 및 풍향 자동조절식 라인 디퓨져
KR200475753Y1 (ko) * 2013-08-01 2015-01-02 강윤석 디퓨져의 풍향 조절장치

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6176777B1 (en) * 1998-07-02 2001-01-23 E. H. Price Limited Self-modulating diffuser for air conditioning systems
KR101147282B1 (ko) * 2010-08-20 2012-05-21 윤지훈 풍량 및 풍향 자동조절식 라인 디퓨져
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