JPH0515573B2 - - Google Patents

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JPH0515573B2
JPH0515573B2 JP5477085A JP5477085A JPH0515573B2 JP H0515573 B2 JPH0515573 B2 JP H0515573B2 JP 5477085 A JP5477085 A JP 5477085A JP 5477085 A JP5477085 A JP 5477085A JP H0515573 B2 JPH0515573 B2 JP H0515573B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle body
rear seat
link
link mechanism
folded
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP5477085A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61215120A (ja
Inventor
Seiichi Oomoto
Tatsuo Maeda
Noriaki Shiraishi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mazda Motor Corp filed Critical Mazda Motor Corp
Priority to JP5477085A priority Critical patent/JPS61215120A/ja
Publication of JPS61215120A publication Critical patent/JPS61215120A/ja
Publication of JPH0515573B2 publication Critical patent/JPH0515573B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、開閉自在な幌屋根を有するオープン
トツプ形式の自動車における幌リンクの格納構造
に関する。
(従来技術) 例えば米国特許第3453021号公報に示されてい
るように、車体上部を開閉自在な幌屋根で覆うよ
うにした自動車が実用化されているが、この幌屋
根は、幌と、該幌を張つた状態及び折り畳んだ状
態に移動可能に支持するリンク機構とで構成さ
れ、折り畳んだ状態で車体後部に格納できるよう
に構成されるのが通例である。
然して、この種の自動車においては、幌を折り
畳んだ時に車体上部が完全に開放されるため、車
体後部に設けられた荷室が客室側に連通されてい
る場合には該荷室内も客室を介して外部に開放さ
れることになり、荷室内への収納物品が盗難の危
険にさらされることになる。そこで、幌を折り畳
んで車体後部に格納した時に、この折り畳まれた
幌によつて荷室の上部が覆われるように構成する
と共に、該荷室の前方に位置するリヤシートバツ
クをキーにより起立状態にロツクし得るようにし
て、該荷室を客室側ないし外部に対して閉鎖でき
る構造とすることが考えられる。しかし、このよ
うな構造によつても、幌を格納位置から車体上部
を覆う位置に移動させることが可能であれば、リ
ヤシートバツクを起立状態にロツクしても、幌で
閉鎖されていた箇所から荷室内が外部に連通する
ことになり、該荷室内の収納物品の盗難を確実に
防止することができない。
(発明の目的) 本発明はオープントツプ形式の自動車における
上記のような実情に対処するもので、幌を折り畳
んだ時に、この折り畳まれた幌とリヤシートバツ
クとにより車体後部に設けられた荷室を閉鎖する
ようにした構成において、この状態で折り畳まれ
た幌の移動を阻止して荷室内を客室側ないし外部
に対して連通させることを不可能とする。これに
より、幌を折り畳んで車体上部を開放した状態に
おいて、荷室内に収容された物品の盗難を確実に
防止し得るようにすることを目的とする。
(発明の構成) 即ち、本発明に係る自動車用幌リンクの格納構
造は、少なくとも車体の後部上方を覆う第1位置
と、折り畳まれた状態で荷室と客室との連通を断
つように車体後部に格納される第2位置とを取り
得るようにリンク機構を介して移動可能とされた
幌を有する自動車において、上記幌が第2位置に
ある時に上記リンク機構に係合して該第2位置か
ら第1位置への幌の移動を阻止する格納ロツク手
段と、キーによりリヤシートバツクを起立状態に
ロツクするキーロツク手段と、リヤシートバツク
の起立時に上記格納ロツク手段の解除動作を不可
能とする解除阻止手段とを設けたことを特徴とす
る。この解除阻止手段は、例えば上記格納ロツク
手段によるロツクを解除するための操作部材を起
立状態にあるリヤシートバツクにより操作不能と
することにより構成される。
(発明の効果) 上記の構成によれば、開閉自在な幌屋根を有す
る自動車において、幌を折り畳んで車体後部に格
納した時に、該幌及びリンク機構を格納ロツク手
段によりロツクすると共に、リヤシートバツクを
起立させてキーロツク手段によりロツクすれば、
該リヤシートバツクの前倒が不可能となるばかり
でなく、上記格納ロツク手段の解除も不可能とな
つて、幌を第2位置(格納位置)から第1位置
(車体上部を覆う位置)に移動させることができ
なくなる。これにより、キーを用いてリヤシート
バツクを前倒させない限り、荷室が該リヤシート
バツク及び折り畳まれた幌によつて完全に封鎖さ
れることになり、該荷室内に収容された物品の盗
難が防止されることになる。
(実施例) 以下、本発明の実施例について説明する。
第1図は本発明が適用されるオープントツプ形
式の自動車を示すもので、この自動車1の車体中
央部ないし後部は上方に開放されていると共に、
この開放された車体上部を閉鎖する幌屋根2が備
えられている。この幌屋根2は、後述するリンク
機構3と、該リンク機構3によつて車体上部を覆
う状態と折り畳まれた状態とに移動される幌4と
で構成され、第1図に実線で示すように幌4は折
り畳まれた時にリンク機構3と共に車体後部に格
納されるようになつている。
次に、第2図により上記幌屋根2におけるリン
ク機構3及び該リンク機構3が幌4と共に格納さ
れる車体後部の構成を説明すると、先ずリンク機
構3は、主たるリンクとして車体の後部内側面に
固着された固定リンク5と、該固定リンク5に支
点A,Bにおいて一端を枢着された第1、第2リ
ンク6,7と、該第1、第2リンク6,7に支点
C,Dにおいて後部を連結された第3リンク8
と、該第3リンク8の前端の支点Eに後端が連結
された第4リンク9とを有する。そして、実線で
示す折り畳んだ状態から、第1、第2リンク6,
7を支点A,Bの回りに前方に回動させれば、両
リンク6,7に後部を連結された第3リンク8が
略平行移動して、車体後部の上方から前方に延
び、また該第3リンク8に対して支点Eの回りに
第4リンク9を前方に回動させれば該第4リンク
9が更に前方に延び、該第4リンク9の前端に固
着されたフレーム10が第1図に示す車体前部の
フロントウインド上縁に設けられたフロントヘツ
ダ11に接合されるようになつている。また、こ
の時、上記第1〜第4リンク6〜9に連結された
複数の補助リンク12……12が所定の姿勢にセ
ツトされ、これらの補助リンク12……12によ
つて幌4が車体上部に張られた状態に保持される
ようになつている。ここで、幌4の後面部にはリ
ヤウインド13が設けられている。
然して、第2図に示すように、上記リンク機構
3及び幌4を折り畳んで車体後部に格納した状態
においては、該リンク機構3及び幌4がリヤシー
トバツク14によつて客室15から仕切られた荷
室16の前部上方に位置し、また荷室16の後部
上方にはトランクリツド17が設けられているの
で、上記リンク機構3及び幌4を折り畳み、リヤ
シートバツク14を図示のように起立させ、且つ
トランクリツド17を閉じれば、荷室16が客室
15ないし外部に対して閉鎖されることになる。
そして、上記リヤシートバツク14には、これ
を起立状態にロツクするキーシリンダ18が備え
られていると共に、上記リンク機構3には該機構
3ないし幌4を折り畳んだ状態でロツクするロツ
クレバー19が備えられている。このロツクレバ
ー19は、第3,4図に拡大して示すように、上
記固定リンク5の下端部にピン20を介して中央
部を枢着されていると共に、車体内壁部材21を
貫通して車内側に突出した端部には操作ノブ19
aが取付けられている。また、該レバー19の他
端部には鉤状の係合部19bが設けられ、該係合
部19bが上記第1リンク6に補助部材6aを介
して設けられた係合ピン6bに係合することによ
り、該第1リンク6が後方に倒伏された位置に固
定され、これに伴つてリンク機構3の全体及び幌
4が第2図に示す格納状態にロツクされるように
なつている。ここで。上記固定リンク5とロツク
レバー19との間にはピン20に巻付けられたス
プリング22が装着され、該スプリング22によ
つてロツクレバー19が上記ピン6bに係合する
方向(a方向)に付勢されている。また、該ロツ
クレバー19と固定リンク5とにはストツパを構
成する突片19cと孔5aが夫々設けられ、該レ
バー19を係合解除方向(b方向)に回動操作し
た時にその回動が所定位置で規制されるようにな
つている。
更に、このロツクレバー19の係合解除操作を
阻止するロツクシリンダ23が備えられている。
このロツクシリンダ23は、車体内壁部材24を
貫通して車内側に突出するボタン23aを1度押
せばピン23bがシリンダ本体23cから突出
し、またボタン23aを再び押せばピン23bが
シリンダ本体23c内に後退するように構成され
たもので、ピン23bは突出時に上記ロツクレバ
ー19の上方に位置し、これにより該レバー19
のリンク機構3との係合解除方向(b方向)への
操作が阻止されるようになつている。そして、こ
のロツクシリンダ23のボタン23aは起立状態
にある上記リヤシートバツク14の側端面14a
に近接して対向するように配置され、且つ該リヤ
シートバツク14内のフレーム14bが該ロツク
シリンダ23の対向位置で該シリンダ23側に膨
出されている。これによりリヤシートバツク14
が起立状態にある時は、その側端面14aと車体
内壁部材24との間の間隙Xに手を挿入してロツ
クシリンダ23のボタン23aを押すことができ
ないようになつている。
上記の構成によれば、第1図に鎖線で示すよう
に幌4をリンク機構3と共に開いて車体上部を覆
う幌屋根2を形成した状態においては、車体後部
に設けられた荷室16がその前部上方を介して客
室15に連通し、またリヤシートバツク14を前
倒させれば該荷室16と客室15とが更に広く連
通して、トランクリツド17を開かなくても荷室
16内の収容物品を客室15側から取り出すこと
が可能となる。
一方、幌4及びリンク機構3を折り畳んだ車体
後部に格納すれば、客室15の上部が完全に開放
されることになるが、この時、荷室16の前部上
方は折り畳まれた幌4及びリンク機構3によつて
覆われることになる。従つて、上記リンク機構3
おける第1リンク6のピン6bにロツクレバー1
9を係合させて該リンク機構3にないし幌4を格
納状態にロツクし、且つリヤシートバツク14を
起立させると共に、トランクリツド17を閉じれ
ば、荷室16が客室15側及び外部に対して閉鎖
されることになる。そして、この状態でリヤシー
トバツク14に備えられたキーシリンダ18を所
定のキーを用いて施錠操作することにより該リヤ
シートバツク14を起立状態にロツクすれば、該
リヤシートバツク14の前倒が不可能となると同
時に、上記幌4及びリンク機構3を格納位置から
車体上部を覆う位置に移動させることが不可能と
なる。つまり、幌4及びリンク機構3を格納位置
から移動させるためには上記ロツクレバー19を
b方向に回動操作して該レバー19の係合部19
bと第1リンク6のピン6bとの係合を解除させ
る必要があり、そのためにはロツクシリンダ23
のボタン23aを押してピン23bを上記ロツク
レバー19の上方位置から後退させなければなら
ないが、リヤシートバツク14が起立状態にある
と、その側端面14aと車体内壁部材24との間
の間隙Xに手を挿入して上記ロツクシリンダ23
のボタン23aを押すことができず、従つてロツ
クレバー19の係合解除操作が不可能となるので
ある。
このようにして、所定のキーを用いてリヤシー
トバツク14を前倒させない限り、幌4及びリン
ク機構3を格納位置から移動させることができ
ず、その結果、荷室16がリヤシートバツク14
と幌4及びリンク機構3とによつて客室15ない
し外部に対して完全に封鎖されることになり、更
にトランクリツド17を閉じておけば、客室15
が外部に開放されているにも拘らず、荷室16内
の収容物品の盗難が確実に防止されることにな
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示すもので、第1図は
オープントツプ形式の自動車の全体斜視図、第2
図は幌屋根を構成するリンク機構の格納状態を示
す側面図、第3図はその要部拡大側面図、第4図
は同じく要部平面図である。 1……自動車、2……幌屋根、3……リンク機
構、4……幌、14……リヤシートバツク、15
……客室、16……荷室、18……キーロツク手
段(キーシリンダ)、19……格納ロツク手段
(ロツクレバー)、23……解除阻止手段(ロツク
シリンダ)。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 少なくとも車体の後部上方を覆う第1位置
    と、折り畳まれた状態で荷室と客室との連通を断
    つように車体後部に格納される第2位置とを取り
    得るようにリンク機構を介して移動可能とされた
    幌を有するオープントツプ形式の自動車におい
    て、上記幌が第2位置にある時に上記リンク機構
    に係合して該第2位置から第1位置への移動を阻
    止する格納ロツク手段と、キーによりリヤシート
    バツクを起立状態にロツクするキーロツク手段
    と、リヤシートバツクの起立時に上記格納ロツク
    手段の解除動作を不可能とする解除阻止手段とを
    設けたことを特徴とする自動車用幌リンクの格納
    装置。
JP5477085A 1985-03-18 1985-03-18 自動車用幌リンクの格納構造 Granted JPS61215120A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5477085A JPS61215120A (ja) 1985-03-18 1985-03-18 自動車用幌リンクの格納構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5477085A JPS61215120A (ja) 1985-03-18 1985-03-18 自動車用幌リンクの格納構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61215120A JPS61215120A (ja) 1986-09-24
JPH0515573B2 true JPH0515573B2 (ja) 1993-03-02

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ID=12980001

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5477085A Granted JPS61215120A (ja) 1985-03-18 1985-03-18 自動車用幌リンクの格納構造

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JP (1) JPS61215120A (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3709927A1 (de) * 1987-03-26 1988-10-06 Porsche Ag Klappverdeck fuer personenwagen

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JPS61215120A (ja) 1986-09-24

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