JPH05155539A - エレベータの運転制御装置 - Google Patents

エレベータの運転制御装置

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JPH05155539A
JPH05155539A JP3324194A JP32419491A JPH05155539A JP H05155539 A JPH05155539 A JP H05155539A JP 3324194 A JP3324194 A JP 3324194A JP 32419491 A JP32419491 A JP 32419491A JP H05155539 A JPH05155539 A JP H05155539A
Authority
JP
Japan
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elevator
moving body
background
box
image
Prior art date
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Pending
Application number
JP3324194A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Niwa
孝 丹羽
Eiichi Tanaka
栄一 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP3324194A priority Critical patent/JPH05155539A/ja
Publication of JPH05155539A publication Critical patent/JPH05155539A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Closed-Circuit Television Systems (AREA)
  • Indicating And Signalling Devices For Elevators (AREA)
  • Cage And Drive Apparatuses For Elevators (AREA)
  • Elevator Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 エレベータ内やエレベータホールの人間の数
や混みぐあいを画像から認識し、エレベータを効率的に
運行する。 【構成】 エレベータの昇降する箱15を呼び出す呼び
出し手段14が設けられている。また画像入力手段1よ
り得られた信号から背景画像を抽出する背景抽出手段2
の出力及び切換手段4によって切換えられ直接画像入力
手段1から得られると出力とから動体を抽出する動体抽
出手段3が設けられている。そしてこの動体抽出手段3
と呼び出し手段14との出力により、箱15を制御す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は画像から動体である利用
者を検出しエレベータの運転状況を制御するエレベータ
の運転制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の利用者を検出して運転を制御しよ
うとするこの種のエレベータの運転制御装置においては
エレベータの箱の中の重量を重量センサによって検出し
一人当りの想定体重で検出重量を除することにより箱内
の人数を推定していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、重量から推定するだけに確実な人数を知る
ことができず、また箱内をどの程度、人が占有している
かを知ることはできなかった。
【0004】本発明は上記課題を解決し、画像によって
画像中の動体を識別する方法によって、動体の塊の大き
さや数から、人の数やその場所の混みぐあいを識別しそ
の情報に基づいてエレベータを効率的に運転制御するこ
とを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】そして、上記目的を達成
するために、本発明のエレベータの運転制御装置は、昇
降する箱の呼び出し手段と、画像入力手段と、画像入力
手段の出力信号から背景を抽出する背景抽出手段と、画
像入力手段の出力信号と背景抽出手段の出力信号から動
体を抽出する動体抽出手段と、画像入力手段の出力信号
を背景抽出手段と動体抽出手段とに切換える切換手段
と、呼び出し手段と動体抽出手段の出力信号から箱の昇
降を制御する運転制御手段を設けたものである。
【0006】
【作用】本発明のエレベータの運転制御装置は上記構成
によって、画像入力手段より得られた信号から初期状態
や連続運転時のスタート時点等では背景抽出手段に動体
の存在しない背景を抽出し、その後切換手段を切り換え
て確定した背景によって動体抽出のモードに入り、現時
点の画像から設定された背景を除去して動体を抽出する
ように制御する。そして動体の検出の有無、呼び出し手
段の動作状況などから昇降する箱の運転制御を行う。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付図面を参照し
て説明する。
【0008】図1において、1は画像入力手段、2は画
像入力手段より得られた信号から背景画像を抽出する背
景画像メモリ部A6と背景転送手段7よりなる背景抽出
手段、3は画像入力手段1の出力と背景抽出手段2から
の背景画像の差分から動体を抽出する動体抽出手段、4
は画像入力手段1からの出力信号を背景抽出手段2およ
び動体抽出手段3へと切換える切換スイッチ12及び切
換指示手段13よりなる切換手段、5は呼び出し手段1
4からの信号からと動体検出手段3からの信号から箱1
5を制御する運転制御手段である。また動体抽出手段3
は背景抽出手段2からの背景画像を記憶する背景画像メ
モリ部B8と画像入力手段1からの画像を記憶するため
の現画像メモリ部9と画像間の差分と2値化を行う差分
演算部10と差分の閾値を設定する閾値設定部11から
なっている。
【0009】また図2は本発明の一実施例であるエレベ
ータの運転制御装置の構成を示す模式図であり、画像入
力手段1の例としてテレビカメラ16が箱15のなかの
天井部に設置されている例と、テレビカメラ16が1階
から4階までのエレベータホール17,18,19,及
び20の天井部に設置されている例を同時に示してい
る。また各階のエレベータホール17,18,19,及
び20の壁には箱15の呼び出しボタン21が設置され
ている。各テレビカメラ16からの信号、呼び出しボタ
ン21からの信号は画像処理と運転制御を行うシステム
制御部22に入り、箱15を昇降させる巻き上げ機23
へ制御信号が送られる。
【0010】ここで画像により動体を抽出する方法は、
図3に示すように、背景画面Aと現画面Bの差分画面C
を取り、動体24のみを抽出するという手段による。こ
の例では動体24が塊として2つ(すなわち人間ならば
2人)検出されたことを示している。
【0011】次に、この一実施例の構成における動作を
説明する。図4はこの動作を示すフローチャートであ
る。
【0012】初期状態では切換スイッチ12は背景検出
手段2側にあるとする。ステップ101において画像入
力手段1より背景画像を背景画像メモリ部A6に入力す
る。次にステップ102で切換スイッチ12の切換指示
が切換指示手段13よりなされたかを調べて、なされて
いなかったら、ステップ101に戻る。ここでは背景画
像メモリ部A6に背景画像が設定され続けるだけであ
る。ここで背景に動体が存在しないことを人間の目で確
認し、切換指示手段13により切換スイッチ12を動体
検出手段3側に切換える。切換えと同時に背景転送手段
7へ転送信号が切換指示手段13より出力され、背景画
像メモリ部A6からデータが背景画像メモリ部B9に転
送され、記憶される。これが動体抽出時の背景画像とな
る。すなわち図2ではエレベータの箱15内ではエレベ
ータの箱15内に動体の存在しない画像が背景画像とし
て抽出される。各エレベータホール17,18,19,
及び20ではエレベータホール17,18,19,及び
20に人のいない画像が背景画像として抽出される。こ
のステップ101とステップ102を以下の説明では背
景抽出ルーチンと呼ぶ。
【0013】つぎにステップ104において画像入力手
段1より現画像メモリ部9に画像が入力されステップ1
05において差分演算部10で現画像メモリ部9と背景
画像メモリ部B8の間で画素間の差分演算を行い、ステ
ップ106において閾値設定部B11の値で2値化し、
ステップ107においてステップ105からステップ1
07までの処理が全画素について終了したか否かを判断
し、終わっていなければ、ステップ105へ戻る。終わ
っていれば動体が抽出されたのでつぎの画像を入力する
ためにステップ104へ行く。即ち図2では箱15内の
人間やエレベータホール17,18,19,及び20に
いる人間の数や、人間が多数いた場合には大きな塊とし
て混みぐあいが抽出されたことになる。また開閉時の扉
の動きも動体として検出される。このステップ104か
らステップ107を以下では動体抽出ルーチンと呼ぶ。
【0014】上記構成により背景抽出ルーチンにおいて
動体の存在しない背景を確実に検出し、その後、その背
景を用いて動体の抽出をおこなうのでマイナスの動体な
どは現れず、信頼性の高い動体抽出ができる。
【0015】また上記のように、エレベータの箱15内
にテレビカメラ16を設置することによって、(1)箱
15内の動体すなわち人間の混みぐあいを知ることによ
って、エレベータの箱15内の人の都合を優先してエレ
ベータの運行をすることができる。(2)エレベータホ
ール17,18,19,及び20にその情報を表示すれ
ば待っている人は近づいてくる箱15の混みぐあいを事
前に知ることができ、複数台の箱15が運行している時
にはすいている箱15を選んで待つことができる。
【0016】また箱15内の人数を画像によって確実に
把握できるので、(3)災害時など箱15に人が閉じ込
められたりしても、その状況がすぐに把握でき防災面で
も効果を発揮する。また画像によって人数や混みぐあい
を知ることができるので、(4)重量に頼ることなく、
本当の混みぐあいから、乗車制限信号を発することもで
きる。
【0017】一方、エレベータホール17,18,1
9,及び20にテレビカメラ16を設置して各階のエレ
ベータホール17,18,19,及び20の混みぐあい
を画像によって知ることによって、箱15を(5)優先
的に混んでいる階へ行くようにすることにより、効率的
な箱15の運転ができる。図2の例では4階と3階から
呼び出しがあったときには、3階へ優先的に行くように
する。また扉の動きも検出できることから(6)乗り降
りの際に扉に挟まれる危険を避けることができる。
【0018】このようにして抽出したエレベータの箱1
5内の人間の数や大きさ、エレベータホール17,1
8,19,及び20の人間の数や大きさ、情報はエレベ
ータ装置の運用に使うことができる。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように本発明のエレベータ
の運転制御装置によれば次の効果が得られる。
【0020】(1)画像情報により、エレベータ内の込
み具合いや、待ち合わせの状況を知ることができるの
で、効率的なエレベータの運行ができる。
【0021】(2)人だけでなく扉の動きも認識できる
ので、乗り降りの際の安全装置として使うことができ
る。
【0022】(3)エレベータの箱内を監視できるの
で、災害時など箱内に閉じ込められたことを検知でき、
防災面からも監視手段として有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるエレベータの運転制
御装置の構成を示すブロック図
【図2】同装置におけるテレビカメラの位置を示す模式
【図3】同装置の動体抽出動作を示す模式図
【図4】同装置のフローチャート
【符号の説明】
1 画像入力手段 2 背景抽出手段 3 動体抽出手段 4 切換手段 5 運転制御手段 14 呼び出し手段 15 箱
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 7/18 D 8626−5C

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】昇降するエレベータの箱と、前記箱を呼び
    出す呼び出し手段と、画像入力手段と、前記画像入力手
    段の出力信号から背景を抽出する背景抽出手段と、前記
    画像入力手段の出力信号と前記背景抽出手段の出力信号
    から動体を抽出する動体抽出手段と、前記画像入力手段
    の出力信号を前記背景抽出手段と前記動体抽出手段とに
    切換える切換手段と、前記呼び出し手段と動体抽出手段
    との出力信号から前記箱の昇降を制御する運転制御手段
    とを具備したエレベータの運転制御装置。
  2. 【請求項2】画像入力手段を昇降するエレベータの箱の
    内部に設置した請求項1記載のエレベータの運転制御装
    置。
  3. 【請求項3】画像入力手段を昇降するエレベータの乗降
    口に設置した請求項1記載のエレベータの運転制御装
    置。
JP3324194A 1991-12-09 1991-12-09 エレベータの運転制御装置 Pending JPH05155539A (ja)

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JP3324194A JPH05155539A (ja) 1991-12-09 1991-12-09 エレベータの運転制御装置

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003267637A (ja) * 2002-03-18 2003-09-25 Toshiba Elevator Co Ltd エレベータの運行管理システム
CN101456501A (zh) * 2008-12-30 2009-06-17 北京中星微电子有限公司 一种控制电梯按钮的方法及装置
JP2015229566A (ja) * 2014-06-05 2015-12-21 東芝エレベータ株式会社 エレベータ制御装置およびエレベータ制御方法
JP2016008130A (ja) * 2014-06-26 2016-01-18 東芝エレベータ株式会社 エレベータ制御装置およびエレベータ制御方法
US10982871B2 (en) 2016-06-03 2021-04-20 Mitsubishi Electric Corporation Equipment control device and method, utilizing basal metabolism data calculated from estimated characteristics of a person based on detected visible light image data and corresponding thermal image data

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