JPH0515550U - 盗聴防止装置 - Google Patents

盗聴防止装置

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JPH0515550U
JPH0515550U JP6850891U JP6850891U JPH0515550U JP H0515550 U JPH0515550 U JP H0515550U JP 6850891 U JP6850891 U JP 6850891U JP 6850891 U JP6850891 U JP 6850891U JP H0515550 U JPH0515550 U JP H0515550U
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JP
Japan
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push button
switch
lid
receiving terminal
broadcast receiving
Prior art date
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Pending
Application number
JP6850891U
Other languages
English (en)
Inventor
穂高 伊東
誠 星野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Panasonic Corp, Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Panasonic Corp
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Publication of JPH0515550U publication Critical patent/JPH0515550U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 契約者或いは第三者が筐体の蓋体を開いて、
筐体内に収容されている有料放送受信端末回路に手を加
えると、有料放送受信端末回路が機能しなくなって、盗
聴ができないようにする。 【構成】 契約者或いは第三者が筐体7の蓋体9を不正
に開くと、スライド金具10がスプリング15によって図中
上方に移動して、ロック付き押しボタンスイッチ16の押
しボタンが腕部12によって、押しボタンスイッチ17の押
しボタンが腕部13によって押し上げられるため、スイッ
チ16とスイッチ17とが共にオン状態になって、開閉検知
手段はオフ状態となり、有料放送受信端末回路は機能し
なくなる。そして、蓋体9を再び閉じると、スイッチ16
とスイッチ17とが共にオフ状態になるが、開閉検知手段
がオフ状態を保持し続けるので、有料放送受信端末回路
は引き続き機能せず、盗聴ができなくなる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、契約者或いは第三者が有料放送受信端末回路に手を加えると、有料 番組が視聴できなくなるようにする盗聴防止装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、CATV業界では有料番組が普及してきているが、有料番組を見たい者 は見たいチャンネルの放送業者と契約した上、月毎に料金を支払って視聴してい る。そこで、有料番組の映像信号には、盗聴を防止するために、ある種の信号処 理が施されており、そのままでは正常な画像が見られないようになっている。こ のため、契約者或いは第三者の中には、有料放送受信端末装置の蓋体を開いて、 筐体に収容されている有料放送受信端末回路に手を加えることにより、不正に視 聴する者がいる。
【0003】 図6及び図7は従来の盗聴防止装置の具体的な構成を示す図で、1は有料放送 受信端末回路のプリント基板2を収容した筐体、3はプリント基板2の一部に設 けたブリッジパターン、4は筐体1の蓋体5の内側に設けた金属製の接触板で、 ブリッジパターン3及び接触板4はスイッチを構成する。6は蓋体5を筐体1に 固定するネジである。
【0004】 このように構成された従来例では、プリント基板2を収容した筐体1に蓋体5 を被せて、ネジ6を締め付けると、蓋体5が筐体1に固定されると同時に、ブリ ッジパターン3が接触板4によって短絡されて、スイッチが閉状態となり、有料 放送受信端末回路が機能する。
【0005】 しかしながら、有料番組を盗聴するために、契約者或いは第三者がネジ6を緩 めて筐体1の蓋体5を開けると、接触板4がブリッジパターン3から離れて、ス イッチは開状態となる。すると、コントロール部(図示しない)は、RAM(図 示しない)から特定のデータを読み出して、有料放送受信端末回路の機能を停止 させるので、盗聴が防止できる。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、スイッチの機構が非常に簡単なため、見破られ易く、且つ、盗 聴し易いという問題があった。特に、一方向型のシステムではセンターで有料放 送受信端末装置の状態を監視できないため、この盗聴はシステムの管理者にとっ て大きな問題になっていた。
【0007】 又、部品としてRAM,コントロール部用の電源等が必要なので、盗聴防止装 置の製造原価が高くなるという問題があった。
【0008】 本考案は、このような問題を解決するためになされたもので、RAM,コント ロール部用の電源等を用いることなく、契約者或いは第三者によって蓋体が不正 に開かれると、有料放送受信端末回路の機能を停止させる盗聴防止装置を提供す ることを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本考案は、有料放送受信端末回路を収容する筐体と、筐体を閉じる蓋体と、筐 体内に設けた複数の押しボタンスイッチを蓋体の開閉時にそれぞれオン,オフさ せて、前記複数の押しボタンスイッチのオン,オフの組み合わせから、蓋体が再 開閉されたことを検知することにより、有料放送受信端末回路の機能を停止させ る開閉検知手段とからなるものである。
【0010】
【作用】
本考案によれば、契約者或いは第三者によって筐体の蓋体が開かれると、再度 蓋体を閉じても、ロック付き押しボタンスイッチと押しボタンスイッチとが共に オフ状態になって、開閉検知手段はオフ状態を保持し続けるので、有料放送受信 端末回路は機能しないままの状態が持続して、盗聴ができなくなる。
【0011】 又、スライド金具,スプリング,ロック付き押しボタンスイッチ及び押しボタ ンスイッチからなる構造が簡単な開閉検知手段で有料放送受信端末回路の機能を 停止させるので、RAM,コントロール部用の電源等が不要になって、盗聴防止 装置の製造原価が安くなる。
【0012】
【実施例】
以下、図面を参照しながら、本考案の実施例について説明する。
【0013】 図1は本考案の一実施例の構成を示すもので、7は有料放送受信端末回路(図 示しない)が配設されているプリント基板8を収容する筐体、9は筐体7を閉じ る蓋体、10はプリント基板8に配設された有料放送受信端末回路の近傍のプリン ト基板8に図中上下方向に移動自在に貫装された1つの脚部11と、脚部11の両側 に脚部11に対して垂直方向に折り曲げてなる腕部12及び13と、脚部11の上部を脚 部11に対して垂直方向に折り曲げてなる押圧部14とを一体に設けたスライド金具 、15はプリント基板8とスライド金具10との間に介装したスプリングで、このス プリング15の伸長力によってスライド金具10は図中上方に付勢される。16は押し ボタンを繰り返し押すと、オン状態に押しボタンをロックしたり、オフ状態に押 しボタンをロックすることを交互に行うロック付き押しボタンスイッチで、この ロック付き押しボタンスイッチ16の押しボタンは腕部12によって操作される。17 は押しボタンを押し上げればオン状態になり、押しボタンを押し下げればオフ状 態になる押しボタンスイッチで、この押しボタンスイッチ17の押しボタンは腕部 13によって操作される。18は図中上面の押圧部14と対向する位置に穴19を開設し たケースで、このケース18は、スライド金具10,スプリング15,ロック付き押し ボタンスイッチ16及び押しボタンスイッチ17からなる開閉検知手段と、有料放送 受信端末回路とを覆うようにして、プリント基板8に固着されている。20は蓋体 9の内部に突設したボスで、このボス20は、蓋体9によって筐体7を閉じると、 穴19に挿入されて、スライド金具10を図中下方に押し下げる。
【0014】 このように構成された本実施例の動作を図2乃至図5によって説明する。
【0015】 本実施例において、図2は、蓋体9によって筐体7を閉じる前の状態を示すも ので、スライド金具10がスプリング15の伸長力によって図中上方に移動して、ロ ック付き押しボタンスイッチ16の押しボタンが腕部12によって押し上げられると 同時に、押しボタンスイッチ17の押しボタンが腕部13によって押し上げられる。 このため、ロック付き押しボタンスイッチ16と押しボタンスイッチ17とは共にオ ン状態に初期設定されるので、開閉検知手段はオフ状態となって、有料放送受信 端末回路は機能しない。
【0016】 しかしながら、蓋体9によって筐体7を閉じると、ボス20が穴19に挿通されて 、スライド金具10がボス20によって図中下方に押し下げられるので、ロック付き 押しボタンスイッチ16の押しボタンは押し上げられたままの状態でロックされる が、押しボタンスイッチ17の押しボタンは腕部13と共に図中下方に下降する(図 3参照)。このため、ロック付き押しボタンスイッチ16はオン状態に保持される が、押しボタンスイッチ17はオフ状態に保持されるので、開閉検知手段はオン状 態となって、有料放送受信端末回路が機能する。
【0017】 ところで、盗聴するために、契約者或いは第三者が筐体7の蓋体9を不正に開 くと、スライド金具10がスプリング15の伸長力によって図中上方に移動して、ロ ック付き押しボタンスイッチ16の押しボタンが腕部12によって押し上げられると 同時に、押しボタンスイッチ17の押しボタンが腕部13によって押し上げられる( 図4参照)。このため、ロック付き押しボタンスイッチ16と押しボタンスイッチ 17とが共にオン状態になるので、開閉検知手段はオフ状態となって、有料放送受 信端末回路は機能しなくなる。
【0018】 そして、不正に開けた筐体7の蓋体9を再び閉じても、ロック付き押しボタン スイッチ16の押しボタンは腕部12と共に図中下方に下降すると同時に、押しボタ ンスイッチ17の押しボタンも腕部13と共に図中下方に下降する(図5参照)。こ のため、ロック付き押しボタンスイッチ16と押しボタンスイッチ17とが共にオフ 状態になるが、開閉検知手段がオフ状態を保持し続けるので、有料放送受信端末 回路は引き続き機能せず、盗聴ができなくなる。
【0019】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案によれば、契約者或いは第三者によって筐体の蓋 体が開かれると、再度蓋体を閉じても、ロック付き押しボタンスイッチと押しボ タンスイッチとが共にオフ状態になるが、開閉検知手段はオフ状態を保持し続け るので、有料放送受信端末回路は機能しないままの状態が持続して、盗聴ができ なくなるという効果を奏する。
【0020】 又、スライド金具,スプリング,ロック付き押しボタンスイッチ及び押しボタ ンスイッチからなる構造が簡単な開閉検知手段で有料放送受信端末回路の機能を 停止させるので、RAM,コントロール部用の電源等が不要になって、盗聴防止 装置の製造原価が安くなるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の構成を示す斜視図である。
【図2】本考案の一実施例の動作を示すもので、筐体の
蓋体を閉じる前の状態を示す。
【図3】本考案の一実施例の動作を示すもので、筐体の
蓋体を閉じた状態を示す。
【図4】本考案の一実施例の動作を示すもので、契約者
或いは第三者によって筐体の蓋体を不正に開いた状態を
示す。
【図5】本考案の一実施例の動作を示すもので、契約者
或いは第三者によって不正に開いた後に、筐体の蓋体を
再度閉じた状態を示す。
【図6】従来の盗聴防止装置の構成図である。
【図7】従来の盗聴防止装置の動作状態を示す図であ
る。
【符号の説明】
7…筐体、 9…蓋体、 10…スライド金具、 15…ス
プリング、16…ロック付き押しボタンスイッチ、 17…
押しボタンスイッチ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04H 1/00 F 7240−5K H04K 1/00 Z 7117−5K H04N 7/10 8943−5C

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 有料放送受信端末回路を収容する筐体
    と、 前記筐体を閉じる蓋体と、 前記筐体内に設けた複数の押しボタンスイッチを前記蓋
    体の開閉時にそれぞれオン,オフさせて、前記複数の押
    しボタンスイッチのオン,オフの組み合わせから、前記
    蓋体が再開閉されたことを検知することにより、有料放
    送受信端末回路の機能を停止させる開閉検知手段とが具
    備された盗聴防止装置。
JP6850891U 1991-08-02 1991-08-02 盗聴防止装置 Pending JPH0515550U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6850891U JPH0515550U (ja) 1991-08-02 1991-08-02 盗聴防止装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6850891U JPH0515550U (ja) 1991-08-02 1991-08-02 盗聴防止装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0515550U true JPH0515550U (ja) 1993-02-26

Family

ID=13375723

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6850891U Pending JPH0515550U (ja) 1991-08-02 1991-08-02 盗聴防止装置

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JP (1) JPH0515550U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005203988A (ja) * 2004-01-14 2005-07-28 Maspro Denkoh Corp 電子機器

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005203988A (ja) * 2004-01-14 2005-07-28 Maspro Denkoh Corp 電子機器
JP4515777B2 (ja) * 2004-01-14 2010-08-04 マスプロ電工株式会社 電子機器

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