JPH05155433A - 仕分け設備 - Google Patents

仕分け設備

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JPH05155433A
JPH05155433A JP31946691A JP31946691A JPH05155433A JP H05155433 A JPH05155433 A JP H05155433A JP 31946691 A JP31946691 A JP 31946691A JP 31946691 A JP31946691 A JP 31946691A JP H05155433 A JPH05155433 A JP H05155433A
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sorter
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input
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JP31946691A
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English (en)
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Yoichi Kikuchi
洋一 菊池
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Daifuku Co Ltd
Original Assignee
Daifuku Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】搬送ラインを複数のラインに分離し、1つの搬
送ラインに異常が発生した場合でも、仕分けを続行でき
る仕分け設備を提供する。 【構成】仕分け搬送ラインAを上段と下段のソータライ
ンB,Cに分離し、仕分け搬送ラインAに、ソータライ
ンCに荷4を仕分ける払出し用ローラ装置12を設け、各
ソータラインに、複数本のシュート2,22と、これらシュ
ートに荷4を払い出す払出し用ローラ装置3,23を設け、
各ソータラインのシュートの取り出し口を上流側から順
番毎にまとめて配設して構成する。 【効果】異常の発生したソータラインへの荷4の仕分け
をロックし、異常の発生したソータラインで仕分けられ
る荷4を正常なソータラインで仕分けることによって、
1つのラインに異常が発生しても、設備全体を停止させ
ることなく仕分け作業を続行することができ、作業効率
を向上させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、搬送ラインから荷を仕
分ける仕分け設備に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の仕分け設備は、たとえば図6に示
すように、搬送ラインを構成するコンベヤ1a, 1b, 1c,
1d, 1e, 1fの側部に、このコンベヤ1a, 1b, 1c, 1d, 1
e, 1fに沿って5台のシュート2a, 2b, 2c, 2d, 2eを設
け、シュート2a, 2b, 2c, 2d, 2eの入口に対応するコン
ベヤ1a, 1b, 1c, 1d, 1e, 1f間に配設された払出し用ロ
ーラ装置3a, 3b, 3c, 3d, 3eにより荷4を各シュート2
a, 2b, 2c, 2d, 2eに、たとえば店舗別に払出してい
る。
【0003】払出し用ローラ装置3a, 3b, 3c, 3d, 3e
は、図7(a) および(b) に示すように、たとえばコンベ
ヤ1a, 1bの間隙に、昇降自在でかつ向きが変更自在な複
数(図面では5個)の駆動ローラ5にて構成されてお
り、荷4の通過時には駆動ローラ5はコンベヤ1aの上面
と同一平面上に位置し、搬送方向Mを向いており、荷4
の払出し時には、駆動ローラ5をコンベヤ1a上面より突
出させて駆動しかつシュート2aに併せ合わせ、搬送方向
Mに搬送されてくる荷4を、仮想線で示すようにシュー
ト2aに向けて搬送する。
【0004】また、図6において、6は払出し用ローラ
装置3a, 3b, 3c, 3d, 3e、すなわち駆動ローラ5を制御
(動作)するソータラインコントローラであり、シュー
ト2a, 2b, 2c, 2d, 2eの上流のコンベヤ1aの側部に配設
した、荷4の側部に記載されたコードを読み取るコード
リーダ7からのコード信号およびコンベヤ1aの駆動モー
タ(図示せず)に連結されたパルスエンコーダ8からの
パルス信号を入力し、予め記憶された荷4のコードと仕
分け先のシュート2a, 2b, 2c, 2d, 2eのナンバーからな
る仕分けデータと、前記入力したコード信号を突き合わ
せて仕分けするシュート2a, 2b, 2c, 2d, 2eを決定し、
パルスエンコーダ8からのパルス信号により荷4の搬送
速度を演算し、この搬送速度によりコードリーダ7から
のコード信号を入力してから決定したシュート2a, 2b,
2c, 2d, 2eに対応する払出し用ローラ装置3a, 3b, 3c,
3d, 3eを駆動するまでの時間を演算し、この時間をカウ
ントして目的の払出し用ローラ装置3a, 3b, 3c, 3d, 3e
を駆動していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の仕分け
設備では、搬送ラインが単独のため、コンベヤ1a, 1b,1
c, 1d, 1e, 1fや払出し用ローラ装置3a, 3b, 3c, 3d, 3
eに異常が発生すると、仕分けができなくなり、仕分け
作業の効率が低下するという問題があった。
【0006】本発明は上記問題を解決するものであり、
搬送ラインを複数のラインに分離し、1つの搬送ライン
に異常が発生した場合でも、仕分けを続行できる仕分け
設備を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
本発明の仕分け設備は、仕分け搬送ラインを複数の搬送
ラインに分離し、仕分け搬送ラインに、仕分け搬送ライ
ンからこれら各分離搬送ラインに荷を仕分ける一次仕分
け手段を設け、各分離搬送ラインに、その側部に複数本
のシュートを設け、これら複数本のシュートの入口に対
応してラインから荷をシュートに払い出す二次仕分け手
段を設け、前記各分離搬送ラインのシュートの取り出し
口を上流側から順番毎にまとめて配設し、前記一次仕分
け手段は、異常の発生した分離搬送ラインへの荷の仕分
けをロックし、正常な分離搬送ラインの前記二次仕分け
手段は、異常の発生した分離搬送ラインで仕分けられる
荷を、異常の発生した分離搬送ラインで仕分けられるシ
ュートの取り出し口と取り出し口がまとめられたシュー
トへ仕分けることを特徴とするものである。
【0008】
【作用】上記構成により、異常の発生した分離搬送ライ
ンへの荷の一次仕分けがロックされ、正常な分離搬送ラ
インの二次仕分け手段により、異常の発生した分離搬送
ラインで仕分けられる荷が、異常の発生した分離搬送ラ
インで仕分けられるシュートの取り出し口と取り出し口
がまとめられたシュートへ仕分けられる。よって、1つ
のラインに異常が発生しても、他の正常な搬送ラインに
より、仕分け作業が続行される。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。なお、従来例の図6および図7の構成とと同一
の構成には同一の符号を付して説明を省略する。
【0010】図1は本発明の仕分け設備の配置図、図2
は同仕分け設備の制御構成図である。仕分け設備は、仕
分け搬送ラインAを上段のソータラインBと、下段のソ
ータラインCに分離して2重化し、分離した搬送ライン
のシュートの取り出し口を上流側から順番毎にまとめて
配設している。
【0011】仕分け搬送ラインAは、コンベヤ11と、下
段のソータラインCに荷4を仕分ける、一次仕分け手段
である払出し用ローラ装置12と、コンベヤ11の側部に配
設した、荷4の側部に記載されたコードを読み取るコー
ドリーダ13と、コンベヤ11の駆動モータ(図示せず)に
連結されたパルスエンコーダ14と、払出し用ローラ装置
12により払出された荷4を下段のソータラインCに導く
シュート15から構成されている。
【0012】また上段のソータラインBは、従来の図6
に示す搬送ラインと同一の構成としている。払出し用ロ
ーラ装置3a, 3b, 3c, 3d, 3eが二次仕分け手段となる。
なお、コンベヤ1aにコンベヤ11より荷4が移送される。
【0013】また下段のソータラインCは、コンベヤ 2
1a,21b,21c,21d,21e,21fにより搬送ラインを構成し、そ
の側部に、このコンベヤ 21a,21b,21c,21d,21e,21fに沿
って5台のシュート 22a,22b,22c,22d,22eを設け、シュ
ート 22a,22b,22c,22d,22eの入口に対応するコンベヤ 2
1a,21b,21c,21d,21e,21f間に、従来の払出し用ローラ装
置と同一の、二次仕分け手段である払出し用ローラ装置
23a,23b,23c,23d,23eを設け、上流のコンベヤ 21aの側
部に、荷4の側部に記載されたコードを読み取るコード
リーダ24を配設し、コンベヤ21aの駆動モータ(図示せ
ず)に連結されたパルスエンコーダ25を配設している。
【0014】また、上段のソータラインBのシュート2a
と下段のソータラインCのシュート22aの取り出し口を
まとめ、このシュート2aに払出された荷4の梱包を担当
する作業員41aと、シュート 22aに払出された荷4の梱
包を担当する作業員41bがどちらのシュート2a,22aの作
業もできるようにしている。以下、同様に上流側から順
番に、シュートの取り出し口をまとめている。
【0015】また、図2に示すように、各搬送、あるい
はソータラインA,B,C毎に、コントローラが設けら
れている。仕分け搬送ラインAの搬送ラインコントロー
ラ19には、払出し用ローラ装置12、コンベヤ11の制御装
置20、コードリーダ13、およびパルスエンコーダ14が接
続され、上段のソータラインBの上段ソータラインコン
トローラ9には、払出し用ローラ装置3a, 3b, 3c, 3d,
3e、コンベヤ1a, 1b,1c, 1d, 1e, 1fの各制御装置10a,1
0b,10c,10d,10e,10f 、コードリーダ7、およびパルス
エンコーダ8が接続され、下段のソータラインCの下段
ソータラインコントローラ29には、払出し用ローラ装置
23a,23b,23c,23d,23e、コンベヤ 21a,21b,21c,21d,21
e,21fの各制御装置30a,30b,30c,30d,30e,30f 、コード
リーダ24、およびパルスエンコーダ25が接続されてお
り、さらにこれらのコントローラ9,19,29は上位のホ
ストコンピュータ31に接続されている。
【0016】ホストコンピュータ31は、荷4の側部に記
載されたコードと仕分け先のシユートのナンバーからな
る仕分けデータを各コントローラ9,19,29に予め伝送
し、仕分け設備の起動・停止指令信号を伝送し、また上
段ソータラインコントローラ9から搬送ライン異常の信
号、あるいは上段ソータラインコントローラ9とコード
リーダ7のハード異常信号を入力すると、正常な搬送ラ
インコントローラ19と下段ソータラインコントローラ29
に上段ソータライン異常信号を伝送し、逆に下段ソータ
ラインコントローラ29から搬送ライン異常の信号、ある
いは下段ソータラインコントローラ29とコードリーダ24
のハード異常信号を入力すると、正常な搬送ラインコン
トローラ19と上段ソータラインコントローラ9に下段ソ
ータライン異常信号を伝送し、さらに搬送ラインコント
ローラ19から搬送ラインの払出し用ローラ装置12の異常
信号、あるいは搬送ラインコントローラ19とコードリー
ダ13のハード異常信号を入力すると、正常な上段ソータ
ラインコントローラ9に払出し異常信号を伝送し、下段
ソータラインコントローラ29に停止指令信号を伝送し、
さらに搬送ラインコントローラ19から搬送ラインのコン
ベヤ11の異常信号を入力すると、正常な上段ソータライ
ンコントローラ9と下段ソータラインコントローラ29に
停止指令信号を伝送する。
【0017】以下、各コントローラ9,19,29の動作を
説明する。搬送ラインコントローラ19の動作を図3のフ
ローチャートにしたがって説明する。なお、搬送ライン
コントローラ19とコードリーダ13のハード異常信号はソ
フトウェアを介さず直接ホストコンピュータ31へ出力さ
れる。
【0018】まず、ホストコンピュータ31から仕分けデ
ータを入力しているかどうかを確認し(ステップ−
1)、確認するとこの仕分けデータを記憶する(ステッ
プ−2)。次に、ホストコンピュータ31から起動指令信
号を入力しているかどうかを確認し(ステップ−3)、
入力していないと終了し、入力を確認すると、ホストコ
ンピュータ31から停止指令信号を入力しているかどうか
を確認する(ステップ−4)。停止指令信号の入力を確
認すると、コンベヤ制御装置20に停止信号を出力してコ
ンベヤ11を停止し(ステップ−5)、払出し用ローラ装
置12を停止する(ステップ−6)。ステップ−4におい
て、停止指令信号を入力していないと、コンベヤ制御装
置20からコンベヤ異常信号を入力しているかどうかを確
認し(ステップ−7)、異常信号を入力していると、搬
送ラインのコンベヤ11の異常信号をホストコンピュータ
31に出力し(ステップ−8)、ステップ−5,6により
コンベヤ11と払出し用ローラ装置12を停止する。ステッ
プ−7において、異常信号が入力されていないと、コン
ベヤ制御装置20に起動信号を出力してコンベヤ11を駆動
し(ステップ−9)、次に払出し用ローラ装置12から払
出し用ローラ装置異常信号を入力しているかどうかを確
認し(ステップ−10)、異常信号を入力していると、搬
送ライン払出し用ローラ装置12の異常信号をホストコン
ピュータ31に出力し(ステップ−11)、ステップ−6に
より払出し用ローラ装置12を停止して終了する。ステッ
プ−10において異常信号を入力していないと、ホストコ
ンピュータ31から下段ソータライン異常信号を入力して
いるかどうかを確認する(ステップ−12)。この信号の
入力を確認すると、ステップ−6により払出し用ローラ
装置12を停止して終了する。
【0019】次に、ホストコンピュータ31から上段ソー
タライン異常信号を入力しているかどうかを確認し(ス
テップ−13)、入力を確認すると、払出し用ローラ装置
12を駆動して終了し(ステップ−14)、ステップ−13に
おいて異常信号の入力が確認されないと、コードリーダ
13からコード信号を入力しているかどうかを確認し(ス
テップ−15)、入力を確認すると、記憶していた仕分け
データをこの入力したコードで検索して、この荷4を上
段のソータラインBと、下段のソータラインCのいずれ
かに仕分けるかを判断する(ステップ−16)。そして荷
4を下段のソータラインCに仕分けるかどうかを確認し
(ステップ−17)、下段のソータラインCに仕分ける場
合、仕分けプログラムを実行して荷4を下段のソータラ
インCに仕分け(ステップ−18)、下段のソータライン
Cに仕分けない場合、あるいはステップ−15でコード信
号の入力が確認されない場合、ステップ−4に戻る。
【0020】上記仕分けプログラムは、従来と同様に、
パルスエンコーダ14からのパルス信号により荷4の搬送
速度を演算し、この搬送速度によりコードリーダ13から
コード信号を入力してから払出し用ローラ装置12を駆動
するまでの時間を演算し、この時間をカウントして払出
し用ローラ装置12を駆動するプログラムである。
【0021】この搬送ラインコントローラ19の動作によ
り、コンベヤ11と払出し用ローラ装置12の起動・停止が
実行され、コードリーダ13からのコード信号に応じて荷
4が下段のソータラインCに仕分けられ、コンベヤ11に
異常が発生すると、コンベヤ11の異常信号がホストコン
ピュータ31に出力され、さらに払出し用ローラ装置12に
異常が発生すると、払出し用ローラ装置12の異常信号が
ホストコンピュータ31に出力され、また上段のソータラ
インBに異常が発生すると、払出し用ローラ装置12が連
続起動されて下段のソータラインCのみに荷4が移送さ
れ、逆に下段のソータラインCに異常が発生すると、あ
るいは払出し用ローラ装置12に異常が発生すると、払出
し用ローラ装置12が停止したままとされて、上段のソー
タラインBのみに荷4が移送される。
【0022】次に、上段ソータラインコントローラ9の
動作を図4のフローチャートにしたがって説明する。な
お、上段ソータラインコントローラ9とコードリーダ7
のハード異常信号はソフトウェアを介さず直接ホストコ
ンピュータ31へ出力される。
【0023】まず、ホストコンピュータ31から仕分けデ
ータを入力しているかどうかを確認し(ステップ−
1)、確認するとこの仕分けデータを記憶する(ステッ
プ−2)。次に、ホストコンピュータ31から起動指令信
号を入力しているかどうかを確認し(ステップ−3)、
入力していないと終了し、入力を確認すると、ホストコ
ンピュータ31から停止指令信号を入力しているかどうか
を確認する(ステップ−4)。停止指令信号の入力を確
認すると、コンベヤ制御装置10a,10b,10c,10d,10e,10f
に停止信号を出力してコンベヤ1a, 1b, 1c, 1d, 1e, 1f
を停止し(ステップ−5)、払出し用ローラ装置3a, 3
b, 3c, 3d,3eを停止する(ステップ−6)。ステップ−
4において停止指令信号を入力していないと、コンベヤ
制御装置10a,10b,10c,10d,10e,10f からコンベヤ異常信
号を入力しているかどうかを確認し(ステップ−7)、
異常信号を入力していないと、払出し用ローラ装置3a,
3b,3c, 3d, 3eから払出し用ローラ装置異常信号を入力
しているかどうかを確認し(ステップ−8)、いずれか
の異常信号を入力していると、上段ソータラインBの異
常信号をホストコンピュータ31に出力し(ステップ−
9)、ステップ−5,6によりコンベヤ1a, 1b, 1c, 1
d, 1e, 1fと払出し用ローラ装置3a, 3b, 3c, 3d, 3eを
停止する。ステップ−7、ステップ−8においていずれ
の異常信号も入力されていないと、コンベヤ制御装置10
a,10b,10c,10d,10e,10f に起動信号を出力してコンベヤ
1a, 1b, 1c, 1d, 1e, 1fを駆動する(ステップ−10)。
【0024】次に、ホストコンピュータ31から払出し異
常信号を入力しているかどうかを確認し(ステップ−1
1)、この異常信号を入力していないと、ホストコンピ
ュータ31から下段ソータライン異常信号を入力している
かどうかを確認し(ステップ−12)、いずれかの異常信
号の入力を確認すると、仕分けデータの書換えを行う
(ステップ−13)。
【0025】この仕分けデータの書換えは、下段ソータ
ラインCのシュート 22a,22b,22c,22d,22eのナンバー
を、取り出し口をまとめたそれぞれの上段のソータライ
ンBのシュート2a, 2b, 2c, 2d, 2eのナンバーに書換え
られることで行われる。
【0026】次に、コードリーダ13からコード信号を入
力しているかどうかを確認し(ステップ−14)、入力を
確認すると、仕分けデータをこの入力したコードで検索
して、この荷4を上段のソータラインBのいずれのシュ
ート2a, 2b, 2c, 2d, 2eに仕分けるかを判断する(ステ
ップ−15)。そして仕分けプログラムを実行して荷4を
目的のシュート2a, 2b, 2c, 2d, 2eに仕分け(ステップ
−16)、ステップ−14でコード信号の入力が確認されな
い場合とともに、ステップ−4に戻る。
【0027】上記仕分けプログラムは、従来と同様に、
パルスエンコーダ8からのパルス信号により荷4の搬送
速度を演算し、この搬送速度によりコードリーダ7から
のコード信号を入力してから決定したシュート2a, 2b,
2c,2d, 2eに対応する払出し用ローラ装置3a, 3b, 3c, 3
d, 3eを駆動するまでの時間を演算し、この時間を荷4
毎にカウントして払出し用ローラ装置3a, 3b, 3c, 3d,
3eを駆動するプログラムである。
【0028】この上端ソータラインコントローラ9の動
作により、コンベヤ1a, 1b, 1c, 1d, 1e, 1fと払出し用
ローラ装置3a, 3b, 3c, 3d, 3eの起動・停止が実行さ
れ、コードリーダ13からのコード信号に応じて荷4が目
的のシュート2a, 2b, 2c, 2d,2eに仕分けられ、また仕
分け搬送ラインAに払出し異常が発生すると、あるいは
下段のソータラインCに異常が発生し下段のソータライ
ンCで仕分けられる予定の荷4が移送されてくると、こ
の下段のソータラインCで仕分けられる予定の荷4が、
下段ソータラインCのシュート 22a,22b,22c,22d,22eと
取り出し口をまとめたそれぞれの上段のソータラインB
のシュート2a, 2b, 2c, 2d, 2eに仕分けられる。したが
って、たとえばシュート2aに払出された荷4の梱包を担
当する作業員41aと、シュート 22aに払出された荷4の
梱包を担当する作業員41bは、シュート2aに払出された
荷4を荷札などにより、たとえば担当する店舗名を確認
して判別し、それぞれ梱包作業を行うことができる。
【0029】下段ソータラインコントローラ29の動作の
フローチャートを図5に示す。なお、下段ソータライン
コントローラ29とコードリーダ24のハード異常信号はソ
フトウェアを介さず直接ホストコンピュータ31へ出力さ
れる。
【0030】下段ソータラインコントローラ29の動作は
上段ソータラインコントローラ9の動作とほとんど同一
であるが、ホストコンピュータ31から払出し異常信号を
入力することはないので、図4のステップ−11を省略し
ている。なお、払出し異常信号の代わりに停止指令信号
が入力される。
【0031】この下段ソータラインコントローラ29の動
作により、上段のソータラインBに異常が発生すると、
上段のソータラインBで仕分けられる予定の荷4が、上
段ソータラインBのシュート2a, 2b, 2c, 2d, 2eと取り
出し口をまとめたそれぞれの下段のソータラインCのシ
ュート 22a,22b,22c,22d,22eに仕分けられる。
【0032】このように、仕分け搬送ラインA,上段あ
るいは下段のソータラインB,Cに異常が発生していな
いときは、搬送ラインコントローラ19の動作によりまず
荷4が上段のソータラインBと下段のソータラインCへ
一次仕分けが行われ、上端ソータラインコントローラ9
の動作あるいは下段ソータラインコントローラ29の動作
により、荷4が目的のシュート2a, 2b, 2c, 2d, 2eある
いはシュート 22a,22b,22c,22d,22eへ二次仕分けが行わ
れる。
【0033】仕分け搬送ラインAのコンベヤ11に異常が
発生すると、全装置は停止し、仕分け作業は停止され
る。また上段のソータラインBに異常が発生すると、搬
送ラインコントローラ19の動作により下段のソータライ
ンCのみに荷4が移送され、下段ソータラインコントロ
ーラ29の動作により、下段のソータラインCで仕分けら
れる予定の荷4が目的のシュート 22a,22b,22c,22d,22e
に仕分けられるとともに、上段のソータラインBで仕分
けられる予定の荷4が、上段ソータラインBのシュート
2a, 2b, 2c,2d, 2eと取り出し口をまとめたそれぞれの
下段のソータラインCのシュート 22a,22b,22c,22d,22e
に仕分けられる。
【0034】逆に下段のソータラインCに異常が発生す
ると、あるいは仕分け搬送ラインAに払出し異常が発生
すると、上段のソータラインBのみに荷4が移送され、
上端ソータラインコントローラ9の動作により、上段の
ソータラインBで仕分けられる予定の荷4が目的のシュ
ート2a, 2b, 2c, 2d, 2eに仕分けられるとともに、下段
のソータラインBで仕分けられる予定の荷4が、下段ソ
ータラインCのシュート 22a,22b,22c,22d,22eと取り出
し口をまとめたそれぞれの上段のソータラインBのシュ
ート2a, 2b, 2c, 2d, 2eに仕分けられる。
【0035】したがって、上段あるいは下段のソータラ
インB,C、あるいは仕分け搬送ラインAの一部に異常
が発生しても、従来のように設備全体を停止させること
なく、仕分け作業を続行することができ、作業効率を向
上させることができる。
【0036】なお、本実施例では、搬送ラインを2つの
ラインに分離しているが、さらに幾つかのラインに分離
することにより、さらに設備全体を停止させる時間を短
縮することができる。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、異
常の発生した分離搬送ラインへの荷の一次仕分けがロッ
クされ、正常な分離搬送ラインの二次仕分け手段によ
り、異常の発生した分離搬送ラインで仕分けられる荷
が、異常の発生した分離搬送ラインで仕分けられるシュ
ートの取り出し口と取り出し口がまとめられたシュート
へ仕分けられることによって、1つのラインに異常が発
生しても、他の正常な搬送ラインにより、仕分け作業を
続行することができ、従来のように設備全体を停止させ
ることがなくなり、作業効率を向上させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における仕分け設備の配置図
である。
【図2】同仕分け設備の制御構成図である。
【図3】同仕分け設備の搬送ラインコントローラの動作
を説明するフローチャートである。
【図4】同仕分け設備の上段ソータラインコントローラ
の動作を説明するフローチャートである。
【図5】同仕分け設備の下段ソータラインコントローラ
の動作を説明するフローチャートである。
【図6】従来の仕分け設備の配置図である。
【図7】(a)(b)はそれぞれ仕分け設備の払出し用
ローラ装置の動作を示す平面図および側面図である。
【符号の説明】
1a, 1b, 1c, 1d, 1e, 1f,11,21a,21b,21c,21d,21e,21
f コンベヤ 2a, 2b, 2c, 2d, 2e,22a,22b,22c,22d,22e シュー
ト 3a, 3b, 3c, 3d, 3e,23a,23b,23c,23d,23e 払出し
用ローラ装置(二次仕分け手段) 4 荷 7,13,24 コードリーダ 8,14,25 エンコーダ 9 上段ソータラインコントローラ 12 払出し用ローラ装置(一次仕分け手段) 19 搬送ラインコントローラ 29 下段ソータラインコントローラ 31 ホストコンピュータ A 仕分け搬送ライン B 上段ソータライン C 下段ソータライン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // B65G 47/54 B 8010−3F

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 仕分け搬送ラインを複数の搬送ラインに
    分離し、仕分け搬送ラインに、仕分け搬送ラインからこ
    れら各分離搬送ラインに荷を仕分ける一次仕分け手段を
    設け、 各分離搬送ラインに、その側部に複数本のシュートを設
    け、これら複数本のシュートの入口に対応してラインか
    ら荷を前記シュートに払い出す二次仕分け手段を設け、
    前記各分離搬送ラインのシュートの取り出し口を上流側
    から順番毎にまとめて配設し、 前記一次仕分け手段は、異常の発生した分離搬送ライン
    への荷の仕分けをロックし、正常な分離搬送ラインの前
    記二次仕分け手段は、異常の発生した分離搬送ラインで
    仕分けられる荷を、異常の発生した分離搬送ラインで仕
    分けられるシュートの取り出し口と取り出し口がまとめ
    られたシュートへ仕分けることを特徴とする仕分け設
    備。
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