JP2002326718A - 仕分け方法および仕分け設備 - Google Patents

仕分け方法および仕分け設備

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JP2002326718A JP2001133755A JP2001133755A JP2002326718A JP 2002326718 A JP2002326718 A JP 2002326718A JP 2001133755 A JP2001133755 A JP 2001133755A JP 2001133755 A JP2001133755 A JP 2001133755A JP 2002326718 A JP2002326718 A JP 2002326718A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、仕分けシュートにおいて物品の取
り込みを行う作業者の負担を軽減できる仕分け方法を提
供することを目的とする。 【解決手段】 入荷ラインまたはケースピッキングエリ
アのラインから主搬送ラインへ順に投入されるケースに
は、各仕分けシュートの配列の順にサイクリックに1枚
ずつ発行されるラベルが、貼り付けられる。すなわち、
ケースを各仕分けシュートへ仕分けることを可能とする
バーコードが、ケースが同一の仕分けシュートへ連続し
て仕分けられることがないように取り付けられる。この
方法によれば、同一の仕分けシュートへケースが連続し
て仕分けられることを避けることができ、したがって作
業集中が発生せず、作業を平準化でき、ケースを仕分け
シュートより取り込み作業を行う作業者の負担を軽減で
き、作業効率を改善することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主搬送経路上で搬
送されている物品を、主搬送経路より分岐された分岐搬
送経路へ仕分ける仕分け方法およびその設備に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来の上記仕分け方法では、分岐搬送経
路より上流において、物品を仕分ける分岐搬送経路を判
断し、物品を主搬送経路上よりこの判断した分岐搬送経
路ヘ仕分けるようにしている。
【0003】たとえば図7(a)に示すように、主搬送
経路を構成する搬送コンベヤ装置71により順次搬送さ
れてきた物品(商品)Fを、この搬送コンベヤ装置71
の側部外方に設けた、分岐搬送経路を構成する仕分けシ
ュート72に対して、分岐装置73を駆動させて搬送コ
ンベヤ装置71の搬送方向に対して直行方向または斜め
方向へ移動させることにより、物品Fを仕分けている。
【0004】また仕分けシュート72が貯留された物品
Fで満量となると、満量検出センサ74が動作し、以後
の物品Fは仕分けシュート72に仕分けられずに、オー
バーフローライン75へ仕分けられるようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記仕分けシュート7
2は、物品を出荷する店舗毎に割り付けられることが多
く、1店舗から同じ物品Fが数多く発注されると、これ
ら発注された物品Fが、同一の仕分けシュート72に連
続・集中して仕分けられる事態が多く発生する。上記従
来の仕分け方法では、このように同一の仕分けシュート
72に集中して物品Fが仕分けされるとそれに合わせて
作業者は急いで物品Fを取り込み、店舗別のカゴ車等へ
積み付けなければならず、作業が繁雑になり、大きな負
担となっていた。また仕分けシュート72に物品Fが集
中すると、物品F同士がぶつかり、物品Fに衝撃を与
え、破損を招く恐れがあった。
【0006】そこで、本発明は、仕分けシュートにおい
て物品の取り込みを行う作業者の負担を軽減できる仕分
け方法、およびその設備を提供することを目的としたも
のである。
【0007】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、本発明のうち請求項1記載の発明は、主搬送経
路上で搬送されている物品を、主搬送経路より分岐され
た各分岐搬送経路へ仕分ける仕分け方法であって、前記
分岐搬送経路より上流において、物品を各分岐搬送経路
へ仕分けることを可能とする識別符号を、主搬送経路へ
順に投入される物品に、物品が同一の分岐搬送経路へ連
続して仕分けられることがないように取り付け、この識
別符号により前記物品が仕分けられる分岐搬送経路を判
断し、物品をこの分岐搬送経路へ仕分けることを特徴と
するものである。
【0008】上記方法によれば、分岐搬送経路の上流に
おいて、物品を各分岐搬送経路へ仕分けることを可能と
する識別符号が、主搬送経路へ順に投入される物品に、
物品が同一の分岐搬送経路へ連続して仕分けられること
がないように取り付けられる。そして、この識別符号に
より前記物品が仕分けられる分岐搬送経路が判断され、
物品はこの分岐搬送経路へ仕分けられる。よって、同一
の分岐搬送経路へ物品が連続して仕分けられることが避
けられ、分岐搬送経路から物品を取り込む作業者の負担
が分散され、軽減される。
【0009】請求項2に記載の発明は、上記請求項1に
記載の発明であって、識別符号を、主搬送経路へ順に投
入される物品に、分岐搬送経路が主搬送経路に沿って配
置された順に、物品が1個ずつ仕分けられるように取り
付けることを特徴とするものである。
【0010】上記方法によれば、識別符号が、主搬送経
路へ順に投入される物品に、分岐搬送経路が主搬送経路
に沿って配置された順に、物品が1個ずつ仕分けられる
ように取り付けられる。よって、同一の分岐搬送経路へ
物品が連続して仕分けられることが避けられ、分岐搬送
経路から物品を取り込む作業者の負担が分散され、軽減
される。
【0011】請求項3に記載の発明は、主搬送経路上で
搬送されている物品を、主搬送経路より分岐された各分
岐搬送経路へ仕分ける仕分け設備であって、前記物品を
主搬送経路の下流方向に搬送する搬送手段と、前記分岐
搬送経路を形成する複数の仕分け移送手段と、各仕分け
移送手段毎に設けられ、前記搬送手段により搬送されて
いる物品を仕分け移送手段へ分岐する分岐手段とを備
え、前記各仕分け移送手段より上流に、前記物品に、物
品を各仕分け移送手段へ仕分けることを可能とする識別
符号を取り付ける取付手段と、前記搬送手段により搬送
されている物品より、前記取付手段により取付けられた
識別符号を読み取る読み取り手段と、前記読み取り手段
により読み取られた識別符号に基づいて、物品を仕分け
る仕分け移送手段を判断し、この仕分け移送手段に対応
する分岐手段へ分岐指令を出力する制御手段を備え、前
記取付手段は、物品に、物品が同一の前記仕分け移送手
段へ連続して仕分けられることがないように識別符号を
取り付けることを特徴とするものである。
【0012】上記構成によれば、各仕分け移送手段の上
流において、搬送手段により搬送されている物品に、取
付手段により、物品が同一の仕分け移送手段へ連続して
仕分けられることがないように識別符号が取り付けら
れ、読み取り手段によりこの識別符号が読み取られ、こ
の読み取られた識別符号に基づいて、物品を仕分ける仕
分け移送手段が判断され、この仕分け移送手段に対応す
る分岐手段へ分岐指令が出力され、物品が目的の仕分け
移送手段、すなわち分岐搬送経路へ仕分けられる。よっ
て、同一の分岐搬送経路へ物品が連続して仕分けられる
ことが避けられ、分岐搬送経路から物品を取り込む作業
者の負担が分散され、軽減される。
【0013】請求項4に記載の発明は、主搬送経路上で
搬送されている物品を、この主搬送経路に沿って下流に
配置された複数の分岐搬送経路へ仕分ける仕分け設備で
あって、前記物品を主搬送経路の下流方向に搬送する搬
送手段と、前記分岐搬送経路を形成する複数の仕分け移
送手段と、各仕分け移送手段毎に設けられ、前記搬送手
段により搬送されている物品を仕分け移送手段へ分岐す
る分岐手段と、を備え、前記搬送手段に投入される物品
に順に取付けられ、物品を各分岐搬送経路へ仕分けるこ
とを可能とする識別符号を発行する発行手段を備え、前
記主搬送経路の上流に、前記搬送手段により搬送されて
いる物品より、前記発行手段により発行され取付けられ
た識別符号を読み取る読み取り手段と、前記読み取り手
段により読み取られた識別符号に基づいて、物品を仕分
ける仕分け移送手段を判断し、この仕分け移送手段に対
応する分岐手段へ分岐指令を出力する制御手段を備え、
前記発行手段は、物品が同一の前記分岐搬送経路へ連続
して仕分けられることがないように識別符号を順に発行
することを特徴とするものである。
【0014】上記構成によれば、搬送手段へ投入される
物品に、発行手段により物品が同一の仕分け移送手段へ
連続して仕分けられることがないように発行された識別
符号が順に取り付けられ、各仕分け移送手段の上流にお
いて、読み取り手段によりこの識別符号が読み取られ、
この読み取られた識別符号に基づいて、物品を仕分ける
仕分け移送手段が判断され、この仕分け移送手段に対応
する分岐手段へ分岐指令が出力され、物品が目的の仕分
け移送手段、すなわち分岐搬送経路へ仕分けられる。よ
って、同一の分岐搬送経路へ物品が連続して仕分けられ
ることが避けられ、分岐搬送経路から物品を取り込む作
業者の負担が分散され、軽減される。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は本発明の実施の形態におけ
る仕分け設備の配置・構成図である。
【0016】図1において、1は仕分け先(たとえば、
出荷先の店舗)別に商品をケース単位でピッキングする
ケースピッキングエリアであり、このケースピッキング
エリア1においてピッキングされ、ライン2により搬出
される仕分け先別のケース(物品の一例)Cには、仕分
け先を特定するバーコード(識別符号の一例)が印字さ
れたラベルが貼り付けられる。ケースCはライン2によ
り搬送され、ライン2の下流端に設置した合流装置3に
より主搬送経路である主搬送ライン(搬送手段の一例)
Mへ投入される。上記ライン2と主搬送ラインMはコン
ベヤ装置により形成されている。
【0017】また5はコンテナ(集品する箱体の一例)
内に仕分け先別に商品をピッキングするコンテナピッキ
ングエリアであり、コンテナピッキングエリア5から搬
出される仕分け先別のコンテナ(物品の一例)Kにも、
仕分け先を特定するバーコード(識別符号の一例)が印
字されたラベルが貼り付けられ、このエリア5からコン
テナKを搬出するライン6には、前記バーコードを読み
取るバーコードリーダ(読み取り手段)7が設けられて
いる。ライン6により搬送されるコンテナKは一時貯留
されるコンテナプールエリア8(詳細は後述する)へ搬
入される。またコンテナプールエリア8よりコンテナK
はライン9により搬送され、ライン9の下流端に設置し
た合流装置10により主搬送ラインMへ投入される。上
記ライン6とライン9はコンベヤ装置により形成されて
いる。
【0018】また11は商品をケースCで入荷する入荷
エリアであり、3本の入荷ライン12とこれら入荷ライ
ン8から搬出されたケースCを搬送する入荷合流ライン
13が設けられている。また各入荷ライン12には、上
流から、ケースCの内容(ケースの中身を特定する情
報)および入荷数量を入力する入力端末機14と、ケー
スCに予め取付られたラベルよりケースCの内容を特定
するバーコードを読み取るバーコードリーダ(読み取り
手段の一例)15と、ケースCに、仕分け先を特定する
バーコード(識別符号の一例)が印字されたラベルを貼
り付けるオートラベラー(取付手段の一例)16が設け
られている。また入荷したケースCは、入荷ライン12
により搬送され、ライン12の下流端に設置した合流装
置17により入荷合流ライン13を介して主搬送ライン
Mへ投入される。上記ライン12とライン13はコンベ
ヤ装置により形成されている。
【0019】上記主搬送ラインMにより搬送された上記
ケースCまたはコンテナKは、仕分け・出荷エリア21
において、仕分け先毎に仕分けされ、出荷される。また
主搬送ラインMの仕分け・出荷エリア21の入口位置
(上流側)には、ケースCおよびコンテナKに取付られ
たラベルよりバーコードを読み取るバーコードリーダ
(読み取り手段の一例)22が設けられ、また仕分け・
出荷エリア21の入口位置(バーコードリーダ22の取
付位置より下流側)には、次のバッチ(仕分け群)のケ
ースCが分岐される次バッチプールライン23が接続さ
れている。この次バッチプールライン23には、上流よ
り、ケースCの満量を検出するバッチプール満量検出器
24、ケースCの満量予告を検出するバッチプール満量
予告検出器25が設けられている。また次バッチプール
ライン23により搬送されたケースCは、ライン23の
下流端に設置した合流装置26により、バーコードリー
ダ22の取付位置より上流位置で主搬送ラインMへ投入
される。上記ライン26はコンベヤ装置により形成され
ている。
【0020】また仕分け・出荷エリア21において仕分
けが中止されたケースCまたはコンテナKを、バーコー
ドリーダ22の取付位置より上流側で主搬送ラインMへ
戻すオーバーフローライン(戻し搬送経路の一例)27
が設けられている。このオーバーフローライン27によ
り搬送されたケースCまたはコンテナKは、ライン27
の下流端に設置した合流装置28により、バーコードリ
ーダ22の取付位置より上流位置で主搬送ラインMへ投
入される。
【0021】上記仕分け・出荷エリア21の構成を図2
に示す。図2において、31は主搬送経路より分岐され
る分岐搬送経路を形成する複数(図2においては21
本)の仕分けシュート(仕分け移送手段の一例)であ
り、次バッチプールライン23の下流に主搬送ラインM
に沿って配置されている。また主搬送ラインMには、次
バッチプールライン23および各仕分けシュート31毎
にそれぞれ対応して分岐装置(分岐手段の一例)32が
設けられ、この分岐装置32の動作により、ケースCま
たはコンテナKは主搬送ラインMより次バッチプールラ
イン23または各仕分けシュート31へ分岐される。な
お、仕分けシュート31には、主搬送ラインMの上流よ
り順にナンバー1〜20が付され、また下流端の1本の
仕分けシュート31はリジェクトラインとして使用して
いる。また仕分けシュート31へ仕分けられたケースC
またはコンテナKは、作業者により取り込まれ、仕分け
先(店舗先)のカゴ車へ積み付けられる。
【0022】上記コンテナプールエリア8の構成を図3
に示す。図3において、41は下流端にコンテナKの切
出し機構42が設けられた複数(図3では30本)のコ
ンベヤ装置であり、ライン6により搬送されてきたコン
テナKは、各コンベヤ装置41に対応した分岐機構を備
えた分岐装置43において、各コンベヤ装置41へ分岐
される。なお、切出し機構42の動作によりコンテナK
は1個ずつコンベヤ装置41より切り出され(搬出さ
れ)、次に貯留されているコンテナKが切出し機構42
の前まで移動される。
【0023】コンベヤ装置41は上流と下流のブロック
(グループの一例)A,Bに分けられており、上流のブ
ロックAは16本のコンベヤ装置41から構成され、下
流のブロックBは14本のコンベヤ装置41から構成さ
れている。また各ブロックA,Bには、各コンベヤ装置
41から切り出されたコンテナKを搬送する搬出ライン
44,45が設けられ、これら搬出ライン44,45は
上記ライン9へ接続されている。また分岐装置43にお
いて分岐されなかったコンテナKをライン9へ搬送する
バイパスライン46が設けられている。上記搬出ライン
44,45とバイパスライン46はコンベヤ装置により
形成されている。
【0024】またブロックAの16本のコンベヤ装置4
1は、上流側より、仕分け・出荷エリア21のナンバー
1〜11の仕分けシュート31と同じ配置でそれぞれ
1:1で対応するストレージレーン(貯留経路、貯留手
段の一例)SAと、5本の補助レーンαに分けられ、ブ
ロックBの14本のコンベヤ装置41は、上流側より、
5本の補助レーンβと、ナンバー12〜20の仕分けシ
ュート31と同じ配置でそれぞれ1:1で対応するスト
レージレーン(貯留経路、貯留手段の一例)SBに分け
られている。
【0025】補助レーンαと補助レーンβは、バッチ毎
に、ストレージレーンSAまたはSBに振り分けられな
いコンテナKを貯留するオーバーフローレーン(オーバ
ーフロー経路の一例)と、次の仕分け群(バッチ)のコ
ンテナKを保留する5本の次バッチレーン(保留経路の
一例)として交代で使用される(バッチ毎にその役割が
交代される)。 [制御構成]図4に、仕分け設備の制御構成図を示す。
【0026】ケースピッキングエリア1には、バッチプ
ールライン23の状態を表示するシグナルタワー51
と、上記仕分け先を特定するバーコード(識別符号の一
例)が印字されたラベルを発行するラベルプリンタ(発
行手段の一例)63が設けられ、これらシグナルタワー
51とラベルプリンタ63、さらにバッチプール満量検
出器24とバッチプール満量予告検出器25が接続さ
れ、シグナルタワー51の表示を制御するとともに、仕
分け先別にケースCのピッキングを指示し、ラベルプリ
ンタ63による上記ラベルの発行を制御するケースピッ
キング制御装置52が設けられている。
【0027】またコンテナピッキングエリア5には、コ
ンテナプールエリア8の状態を表示するシグナルタワー
53が設けられ、シグナルタワー53が接続され、シグ
ナルタワー53の表示を制御するとともに、仕分け先別
に商品のコンテナK内へのピッキングを指示するケース
ピッキング制御装置54が設けられている。
【0028】上記シグナルタワー51,53は、3色
(緑色、黄色、赤色)の表示灯とブザーから構成されて
いる。またコンテナプールエリア8には、バーコードリ
ーダ7に接続され、分岐装置43を制御する分岐制御装
置(判断手段および制御手段の一例)55と、各コンベ
ヤ装置41の切出し機構42を制御する切出し制御装置
(制御手段の一例)56が設けられ、さらに入荷エリア
11には、各入荷ライン12の入力端末機14とバーコ
ードリーダ15とオートラベラー16が接続され、オー
トラベラー16を制御する入荷制御装置57が設けられ
ている。
【0029】また仕分け・出荷エリア21には、バーコ
ードリーダ22に接続され、各分岐装置32を制御する
分岐制御装置(判断手段および制御手段の一例)58が
設けられている。
【0030】また各合流装置3,10,17,26,2
8を制御して、主搬送ラインM上でケースCまたはコン
テナKが接触しないように間隔を調整しながら、主搬送
ラインMへケースCまたはコンテナKを合流させる合流
制御装置59が設けられている。
【0031】また上記ケースピッキング制御装置52、
コンテナピッキング制御装置54、コンテナプールエリ
アの分岐制御装置55および切出し制御装置56、入荷
制御装置57、仕分け・出荷エリア21の分岐制御装置
58、および合流制御装置59はそれぞれバス60に接
続され、バス60を介して物流中央コントローラ61に
接続されている。 [物流中央コントローラ61]物流中央コントローラ6
1の動作を図5のフローチャートにしたがって説明す
る。
【0032】まず、出荷データ、たとえば一定の期間
(半日、1日あるいは2日等)内に各仕分け先から注文
された商品と数量からなるデータを入力すると(ステッ
プ−1)、これら出荷データにしたがって、仕分け先別
に、仕分け・出荷するケースCと商品(1個単位でコン
テナKへ集品する)およびその数量、すなわちピッキン
グデータを形成し、さらに仕分け先を仕分けシュート3
1に割り付けてバッチデータを形成する(ステップ−
2)。たとえば、仕分け先が60カ所のとき、仕分けシ
ュート31の数は20本なので、3回に分けて仕分け作
業を実行する必要があるため、3つのバッチデータが形
成される。バッチの終了毎に、各仕分けシュート31の
仕分け先は変更されることになる。
【0033】続いて上記バッチデータに基づいて各制御
装置へ次のデータを出力する(ステップ−3)。すなわ
ち、ケースピッキング制御装置52へは、バッチ毎のケ
ースCのピッキングデータ(仕分け先別のピッキングす
るケースCを特定するデータとピッキングする数量、お
よび仕分け先を特定するデータから構成される)を出力
し、またコンテナピッキング制御装置54へは、バッチ
毎の商品のコンテナKへのピッキングデータ(仕分け先
別のピッキングする物品を特定するデータとピッキング
する商品の数量、および仕分け先を特定するデータから
構成される)を出力し、またコンテナプールエリアの分
岐制御装置55および仕分け・出荷エリア21の分岐制
御装置58へは、バッチ単位における、各仕分けシュー
ト31(ナンバー1〜20)に割り付けられた仕分け先
と、仕分け先を判断するバーコードを出力し、また入荷
制御装置57へは、入荷したケース(物品)Cの仕分け
先のデータと各仕分けシュート31(ナンバー1〜2
0)に割り付けられた仕分け先と、仕分け先を判断する
バーコードを出力し、またコンベヤ合流制御装置59へ
は、バッチ単位における、ケースピッキングエリア1に
おいてピッキングされるケースCの数量を出力する。
【0034】続いて、バッチ処理指令信号を、ケースピ
ッキング制御装置52、コンテナピッキング制御装置5
4、コンテナプールエリアの分岐制御装置55、仕分け
・出荷エリア21の分岐制御装置58へ出力する(ステ
ップ−4)。
【0035】このバッチ処理指令に基づいて、詳細は後
述するが、ケースピッキングエリア1においてケースC
がピッキングされてライン2へ搬出され、またコンテナ
ピッキングエリア5において商品がピッキングされてコ
ンテナKへ集品されてライン6へ搬出され、コンテナプ
ールエリア8へ搬入されてコンテナプールエリア8内で
一時貯留される。また仕分け・出荷エリア21におい
て、ケースCとコンテナKの仕分けが開始される。
【0036】次に物流中央コントローラ61は、コンベ
ヤ合流制御装置59へ、バッチプールライン23に貯留
されていたケースCの主搬送ラインMへの合流許可を出
力し(ステップ−5)、続いてケースピッキングエリア
1から搬出されたケースCのライン2から主搬送ライン
Mへの合流許可を出力する(ステップ−6)。
【0037】コンベヤ合流制御装置59は、次バッチプ
ールライン23の合流装置26を駆動して次バッチプー
ルライン23に貯留されたケースC(先のバッチ処理時
に貯留される)を主搬送ラインMへ合流させ、ライン2
の合流装置3を駆動してケースピッキングエリア1から
搬出されたケースCを主搬送ラインMへ合流させ、オー
バーフローライン27の合流装置28を駆動してオーバ
ーフローライン27よりケースCまたはコンテナKを主
搬送ラインMへ合流させる。合流の際のタイミング(ケ
ースCやコンテナKが接触しないタイミング)はコンベ
ヤ合流制御装置59により駆動される。
【0038】また仕分け・出荷エリア21の分岐制御装
置58は、仕分けを実行したケースCまたはコンテナK
の数量をカウントし、バッチ処理の全数量の所定割合
(たとえば、70%)に達すると、ケース通過信号を物
流中央コントローラ61へ出力する(詳細は後述す
る)。
【0039】物流中央コントローラ61は、このケース
通過信号を確認すると(ステップ−7)、コンテナプー
ルエリア8の切出し制御装置56へ、切出し開始指令信
号(タイミング信号;詳細は後述する)を出力し(ステ
ップ−8)、続いてコンベヤ合流制御装置59へ、コン
テナプールエリア8に貯留されていたコンテナKの主搬
送ラインMへの合流許可を出力する(ステップ−9)。
【0040】この切出し開始指令信号に基づいて、詳細
は後述するが、コンテナプールエリア8内で一時貯留さ
れていたコンテナKがライン9へ搬出され、またコンベ
ヤ合流制御装置59は、ライン9の合流装置10を駆動
してコンテナプールエリア8に貯留されたコンテナKを
主搬送ラインMへ合流させる。合流の際のタイミング
(ケースC同士、あるいはケースCとコンテナKが接触
しないタイミング)はコンベヤ合流制御装置59により
駆動される。
【0041】そして、仕分け・出荷エリア21におい
て、詳細は後述するが、ケースCとコンテナKの仕分け
が実行され、仕分け・出荷エリア21の分岐制御装置5
8において、仕分け・出荷エリア21におけるこのバッ
チにおける仕分け終了が確認され、仕分け終了信号が物
流中央コントローラ61へ出力される。
【0042】物流中央コントローラ61は、この仕分け
終了信号を確認すると(ステップ−10)、バッチ処理停
止信号を、ケースピッキング制御装置52、コンテナピ
ッキング制御装置54、コンベヤ合流制御装置59へ出
力し(ステップ−11)、タイマーをセットする(ステッ
プ−12)。
【0043】これにより、ケースピッキングエリア1と
コンテナピッキングエリア5におけるピッキング作業が
中断され、またコンベヤ合流制御装置59により主搬送
ラインMへのケースCとコンテナKの合流が中断され
る。仕分け・出荷エリア21では、この中断時間に、仕
分けシュート31の仕分け先が次のバッチのデータにし
たがって変更され、また各仕分けシュート31へ仕分け
られたケースCとコンテナKの出荷先が変更される。
【0044】物流中央コントローラ61は、タイムオー
バーを確認すると(ステップ−13)、次のバッチ処理の
有無(バッチデータの有無)を確認し(ステップ−1
4)、確認できないと終了し、確認するとステップ−4
へ戻って次のバッチ処理指令信号を出力する。
【0045】これにより次のバッチ処理が開始される。
このように、コンテナプールエリア8においてコンテナ
Kが一時貯留され、さらにケースCが先行して主搬送ラ
インMへ投入されることにより、ケースCとコンテナK
を分離して仕分けシュート31まで搬送でき、その結
果、ケースCとコンテナKの混流が少なくなることか
ら、仕分けシュート31からケースCとコンテナKをカ
ゴ車へ積み付ける際に、混乱しないで積付作業を行うこ
とができる。 [ケースピッキングエリア1]上記ケースピッキング制
御装置52は、バッチ毎のケースCのピッキングデータ
を入力すると、バッチ単位で、ケースピッキングエリア
1に対してピッキング指令を出力し、ケースC単位での
ピッキングを実行させ、同時にラベルプリンタ63によ
りピッキングしたケースCの仕分け先を特定するバーコ
ード(データ)が印字されたラベルを発行させ、ピッキ
ングしたケースCにこのラベルを貼り付けさせてライン
2へ搬出させる。
【0046】またケースピッキングエリア1において、
複数の同一ケースCがピッキングされるとき、上記ラベ
ルプリンタ63より各仕分けシュート(分岐搬送経路)
31の配列の順にサイクリックに1枚ずつ各仕分け先の
ラベルが発行される。すなわち、ケースCが同一の仕分
けシュート31へ連続して仕分けられることがないよう
に順に発行される。このとき、ラベルは発行された順序
でケースCへ貼り付けられ、貼り付けた順序でライン2
へ投入される。なお、この複数の同一ケースCがピッキ
ングされるときに、ケースピッキング制御装置52から
ラベルプリンタ63へ出力されるラベルのデータの例に
ついては、後で述べる(入荷エリア11のオーラベラー
16のデータの例とともに説明する)。
【0047】またバッチのピッキング作業が終了する
と、搬出したケースCの数量を仕分け・出荷エリア21
の分岐制御装置58へ出力し、続いて次のバッチのピッ
キング指令を出力する。このとき、バッチプール満量検
出器24とバッチプール満量予告検出器25がともに動
作していないとき、シグナルタワー51の緑色の表示灯
を点灯させ、バッチプール満量予告検出器25が動作す
ると、シグナルタワー51の黄色の表示灯を点灯させ、
バッチプール満量検出器24が動作すると、シグナルタ
ワー51の赤色の表示灯を点灯させるとともにブザーを
鳴動させる。
【0048】上記ケースピッキング制御装置52の構成
により、ケースピッキングエリア1の作業者はピッキン
グ指令に基づいてケースCをピッキングし、上記ラベル
を貼り付けてライン2へ投入する。また作業者は、次バ
ッチのピッキング作業を実行しているとき、シグナルタ
ワー51を観察し、表示灯の色が緑色のときはピッキン
グ作業を続行し、黄色のときはケースCの投入のタイミ
ングを遅らせ、赤色となると、ケースCの投入を中断す
る。よってバッチプールライン23へケースCが貯留で
きなくなる恐れを回避できる。また1バッチ処理により
搬出したケースCの数量が仕分け・出荷エリア21の分
岐制御装置58へ出力される。 [コンテナピッキングエリア5]また上記コンテナピッ
キング制御装置54は、バッチ毎の商品のコンテナKへ
のピッキングデータを入力すると、バッチ単位で、コン
テナピッキングエリア5に対してピッキング指令を出力
し、仕分け先別に商品のコンテナKへのピッキングを実
行させ、ピッキングが終了したコンテナKヘ仕分け先を
特定するバーコード(データ)が印字されたラベルを貼
り付けさせ、ライン6へ搬出させる。またバッチのピッ
キング作業中に、後述するコンテナプールエリア8の分
岐制御装置55からオーバーフローレーン満量信号を入
力するとライン6を緊急に停止させ、シグナルタワー5
3の赤色の表示灯を点滅させるとともにブザーを鳴動さ
せる。
【0049】またバッチのピッキング作業が終了する
と、搬出したコンテナKの数量を、コンテナプールエリ
ア8の分岐制御装置55と仕分け・出荷エリア21の分
岐制御装置58へ出力し、続いて次のバッチのピッキン
グ指令を出力する。このとき、後述するコンテナプール
エリア8の分岐制御装置55から入力する、満量予告信
号がオフ(不動作)のときシグナルタワー53の緑色の
表示灯を点灯させ、満量予告信号がオン(動作)のとき
シグナルタワー53の黄色の表示灯を点灯させ、満量信
号がオン(動作)のときシグナルタワー53の赤色の表
示灯を点灯させ、オーバー信号がオン(動作)のときシ
グナルタワー53の赤色の表示灯を点滅させるとともに
ブザーを鳴動させる。
【0050】上記コンテナピッキング制御装置54の構
成により、コンテナピッキングエリア5の作業者はピッ
キング指令に基づいて商品をピッキングしてコンテナK
内へ集品し、上記ラベルを貼り付けてライン6へ投入す
る。また作業者は、現バッチのピッキング作業を実行し
ているとき、シグナルタワー53の赤色の表示灯を点滅
しブザーが鳴動すると、ピッキング作業を中断し、コン
テナKをライン6より引き上げる。
【0051】また作業者は、次バッチのピッキング作業
を実行しているとき、シグナルタワー53を観察し、表
示灯の色が緑色のときはピッキング作業を続行し、黄色
のときはケースCの投入のタイミングを遅らせ、赤色と
なると、コンテナKの投入を中断する。よってコンテナ
プールエリア8へコンテナKが貯留できなくなる恐れを
回避できる。さらに、シグナルタワー53の赤色の表示
灯を点滅しブザーが鳴動すると、作業者は緊急にライン
6からコンテナKを引き上げる。
【0052】また1バッチ処理により搬出したコンテナ
Kの数量がコンテナプールエリア8の分岐制御装置55
と仕分け・出荷エリア21の分岐制御装置58へ出力さ
れる。 [仕分け・出荷エリア21]上記仕分け・出荷エリア2
1の分岐制御装置58の動作を図6のフローチャートに
したがって詳細に説明する。
【0053】まず物流中央コントローラ61よりバッチ
単位に、各仕分けシュート31(ナンバー1〜20)に
割り付けた仕分け先と、仕分け先を判断するバーコード
を入力すると(ステップ−1)、これを記憶し(ステッ
プ−2)、実行するバッチ処理の設定を行う。すなわち
仕分け先とバーコードを各仕分けシュート31(分岐装
置32)に設定する(ステップ−3)。
【0054】続いて物流中央コントローラ61よりバッ
チ処理指令信号を入力すると(ステップ−4)、実際の
仕分け制御を実行する。すなわち、バーコードリーダ2
2より通過したケースCまたはコンテナKのバーコード
の読み取りデータを入力すると(ステップ−5)、この
バーコードにより現在のバッチ処理を実行するバッチの
データであるかどうかを判断する(ステップ−6)。現
在のバッチ処理のデータではないとき、すなわち次バッ
チのデータのとき、次バッチプールライン23に対応す
る分岐装置32へ仕分け指令を出力し(ステップ−
7)、ステップ−5へ戻る。また現在のバッチ処理のデ
ータのとき、バーコードにより仕分け作業を実行する仕
分けシュート31を検索し(ステップ−8)、この仕分
けシュート31が前に通過したケースCまたはコンテナ
Kと同一仕分けシュート31かどうかを確認する(ステ
ップ−9)。
【0055】同一仕分けシュート31ではないと確認さ
れると、この仕分けシュート31に対応する分岐装置3
2へ仕分け指令を出力し(ステップ−10)、ケースCま
たはコンテナKの通過してからの経過時間tを“0”に
設定し(リセットし)、さらに連続通過数量rに“1”
を設定する(ステップ−11)。続いて経過時間tのカウ
ントを開始する(ステップ−12)。
【0056】上記ステップ−9において、同一仕分けシ
ュート31であると確認されると、連続通過数量rが設
定数量以下かどうかを確認し(ステップ−13)、設定数
量以下と確認すると、この仕分けシュート31に対応す
る分岐装置32へ仕分け指令を出力し(ステップ−1
4)、連続通過数量rに“1”を加算する(ステップ−1
5)。
【0057】また上記ステップ−13において、連続通過
数量rが設定数量を超えると、経過時間tが設定時間を
超えているかどうかを確認し(ステップ−16)、設定時
間を超えていると確認すると、この仕分けシュート31
に対応する分岐装置32へ仕分け指令を出力し(ステッ
プ−17)、ケースCまたはコンテナKの通過してからの
経過時間tを“0”に設定し(リセットし)、さらに連
続通過数量rに“1”を設定し(ステップ−18)、上記
ステップ−12へ飛んで、再び経過時間tのカウントを開
始する。
【0058】また上記ステップ−16において、経過時間
tが設定時間以下のとき、ケースCまたはコンテナKの
仕分けを実行せずに、オーバーフローライン27へ流す
(ステップ−19)。
【0059】また上記ステップ−12またはステップ−15
の実行後、分岐装置32へ仕分け指令を出力した仕分け
シュート31を前回仕分けを実行した仕分けシュート3
1として記憶し(ステップ−20)、続いて仕分け数量s
に“1”を加算し(ステップ−21)、このカウントした
仕分け数量sが、バッチ処理の総数(全数量)Sの所定
割合(たとえば、70%;50〜100%の中で任意に
設定可能としている)に達すると(ステップ−22)、上
記ケース通過信号を物流中央コントローラ61へ出力す
る(ステップ−23)。続いて仕分け数量sが仕分けを実
行する総数Sと一致しているかを確認する(ステップ−
24)。一致していないとき、または上記ステップ−19を
実行した後、ステップ−5へ戻る。また一致を確認する
と上記仕分け終了信号を物品中央コントローラ61へ出
力し(ステップ−25)、仕分け数量sに“0”を設定し
(初期化し)(ステップ−26)、次のバッチ処理のデー
タが存在するかを確認する(ステップ−27)。確認する
と、ステップ−3へ戻る。総数Sは、ケースピッキング
制御装置52より入力したケースCの数量と、コンテナ
ピッキング制御装置54より入力したコンテナKの数量
を加算したものである。
【0060】次のバッチ処理が存在しないとき、終了す
る。上記仕分け・出荷エリア21の分岐制御装置58の
動作による仕分け制御方法を説明する。
【0061】いま、ナンバー20の仕分けシュート31
へ仕分けられる5個のケースCがバーコード
リーダ22位置を連続して通過するものとし、ケースC
の前に搬送されているケースCは、ナンバー20の仕
分けシュート31とは別の仕分けシュート31へ仕分け
られるものとする。また設定時間は5秒、設定数量を1
個とし、ケースCの通過後5秒以内に3個のケースC
が通過し、5秒を過ぎて後にケースCが通過す
るものとする。なお、次バッチの処理のケースCは次バ
ッチプールライン23へ分岐される。
【0062】図7(b)に示すように、ケースCは上
記ステップ−7の判断によりナンバー20の仕分けシュ
ート31に仕分けられる。このケースCの仕分けによ
り、連続数量は1個となる(ステップ−11参照)。
【0063】続くケースCは連続数量は1個であるか
ら、上記ステップ−13の判断により、ナンバー20の仕
分けシュート31へ続いて仕分けられる。ケースCの
仕分けにより連続数量は2個となる(ステップ−15参
照)。
【0064】続くケースCは、経過時間が5秒以内
であるから、上記ステップ−13とステップ−16の判断に
より、仕分けは実行されず、オーバーフローライン27
へ流され、再び主搬送ラインMの上流へ戻される。
【0065】続くケースCは、経過時間が5秒を超え
ていることから、上記ステップ−13とステップ−16の判
断により、ナンバー20の仕分けシュート31へ仕分け
られる。ケースCの仕分けにより連続数量は1個へ戻
り、経過時間がリセットされる(ステップ−18参照)。
【0066】このように、設定時間に同一の仕分けシュ
ート31へ仕分けられるケースCまたはコンテナKは、
所定の仕分け数量(=設定数量+1個)に制限され、仕
分け数量を超えたケースCまたはコンテナKは仕分けシ
ュート31へ仕分けられることが中止されることによ
り、同一仕分けシュート31へ仕分けられるケースCま
たはコンテナKがあっても、作業集中が発生せず、作業
を平準化でき、ケースCまたはコンテナKを仕分けシュ
ート31より取り込み作業を行う作業者の負担を軽減で
き、作業効率を改善することができる。またケースCま
たはコンテナK(商品)が仕分けられる際の衝撃が少な
くなり、ケースCまたはコンテナKの破損を少なくする
ことができる。さらにケースCまたはコンテナKの間隔
が開くことから作業者は安全に取り込むことができる。
【0067】また主搬送ラインMから仕分けシュート3
1へ仕分けることが中止されたケースCまたはコンテナ
Kは、主搬送ラインMの下流より各仕分けシュート31
より上流へ戻され、再度、仕分けが実行され、時間的に
分散して、仕分けシュート31へ仕分けられることによ
り、ケースCまたはコンテナKを仕分けシュート31よ
り取り込み作業を行う作業者の負担を軽減でき、作業効
率を改善することができる。
【0068】なお、上記設定時間と設定数量は作業者が
分岐制御装置58へ任意に設定できるようにしており、
作業者の負担、作業効率、全体の仕分け作業量に応じ
て、設定時間と仕分け数量を設定することができる。 [コンテナプールエリア8]上記コンテナプールエリア
8の分岐制御装置55の動作を図8のフローチャートに
したがって詳細に説明する。
【0069】まず物流中央コントローラ61よりバッチ
単位における、各仕分けシュート31(ナンバー1〜2
0)に割り付けられた仕分け先と、仕分け先を判断する
バーコードを入力すると(ステップ−1)、これを記憶
し(ステップ−2)、実行するバッチ処理の設定を行
う。すなわち仕分け先の仕分けシュート31に対応して
ストレージレーンSA,SB(分岐装置43)を設定す
る(ステップ−3)。
【0070】続いて物流中央コントローラ61よりバッ
チ処理指令信号を入力すると(ステップ−4)、実際の
コンテナプール制御を実行する。バーコードリーダ7よ
り通過したコンテナKのバーコードの読み取りデータを
入力すると(ステップ−5)、このバーコードにより現
在のバッチ処理を実行するバッチのデータであるかどう
かを判断する(ステップ−6)。
【0071】現在のバッチ処理のデータのとき、物流中
央コントローラ61より上記切出し開始指令信号が入力
されているかを確認し(ステップ−7)、確認したと
き、すなわち切出しを実行しているとき、コンテナKを
分岐させずに通過させると判断する(ステップ−8)。
【0072】ステップ−7において、切出しを実行して
いないとき、仕分け作業を実行するストレージレーンS
AまたはSBを検索し(ステップ−9)、この検索され
たストレージレーンに蓄積されているコンテナKの数量
S(r)と蓄積可能なコンテナKの数量Rを検索する
(ステップ−10)。
【0073】続いてこの検索された数量S(r)に1個
を加算したとき蓄積可能なコンテナKの数量Rを超える
かどうか(オーバーフローするかどうか)を確認する
(ステップ−11)。オーバーフローではないと確認され
ると、このストレージレーンにコンテナKを分岐する指
令信号を分岐装置43へ出力し(ステップ−12)、コン
テナKの数量S(r)に“1”を加算する(ステップ−
13)。
【0074】上記ステップ−11において、オーバーフロ
ーと確認されると、このストレージレーンとはブロック
の異なるストレージレーンで最も蓄積されているコンテ
ナKの数量S(q)が少ないストレージレーンSBまた
はSAを検索し(ステップ−14)、このストレージレー
ンに蓄積可能なコンテナKの数量Qを検索する(ステッ
プ−15)。続いてこの検索された数量S(q)に1個を
加算したとき蓄積可能なコンテナKの数量Qを超えるか
どうか(オーバーフローするかどうか)を確認する(ス
テップ−16)。オーバーフローではないと確認される
と、このストレージレーンにコンテナKを分岐する指令
信号を分岐装置43へ出力し(ステップ−17)、コンテ
ナKの数量S(q)に“1”を加算する(ステップ−1
8)。
【0075】上記ステップ−16において、オーバーフロ
ーと確認されると、第5オーバーフローレーンが満量と
なっているどうかを判断し(ステップ−19)、判断する
と、コンテナピッキング制御装置54へ上記オーバーフ
ローレーン満量信号を出力し(ステップ−20)、終了す
る。
【0076】第5オーバーフローレーンが満量でないと
き、第1オーバーフローレーンがオーバーフローするか
どうかを確認し、オーバーフローしないときコンテナK
を蓄積し、この第1オーバーフローレーンがオーバーフ
ローと確認されると第2オーバーフローレーンへ蓄積す
る。そして、順にオーバーフローレーンへコンテナKを
蓄積する(ステップ−21)。たとえば、第1オーバーフ
ローレーンに蓄積されているコンテナKの数量S(u
1)とこのオーバーフローレーンに蓄積可能なコンテナ
Kの数量Uを検索し、続いてこの検索された数量S(u
1)に1個を加算したとき蓄積可能なコンテナKの数量
Uを超えるかどうか(オーバーフローするかどうか)を
確認し、オーバーフローではないと確認されると、この
第1オーバーフローレーンにコンテナKを分岐する指令
信号を分岐装置43へ出力し、コンテナKの数量S(u
1)に“1”を加算する。最終的に、第5オーバーフロ
ーレーンに蓄積したコンテナKの数量S(u5)が求め
られる。
【0077】上記ステップ−6において、現在のバッチ
処理を実行するバッチのデータではない判断すると、第
5次バッチレーンが満量かどうかを確認し(ステップ−
22)、確認すると、コンテナピッキング制御装置54へ
上記オーバー信号を出力し(ステップ−23)、終了す
る。第5次バッチレーンが満量でないとき、第5次バッ
チレーンの半分にコンテナKが蓄積されているかどうか
を確認し(ステップ−24)、確認すると、コンテナピッ
キング制御装置54へ上記満量信号を出力する(ステッ
プ−25)。さらに第5次バッチレーンの半分にコンテナ
Kが蓄積されていないとき、第4次バッチレーンが満量
かどうかを確認し(ステップ−26)、確認すると、コン
テナピッキング制御装置54へ上記満量予告信号を出力
する(ステップ−27)。
【0078】第4次バッチレーンが満量ではないとき、
または上記ステップ−25またはステップ−27の実行後、
次バッチレーンへ順にコンテナKを蓄積する。すなわち
第1次バッチレーンがオーバーフローするかどうかを確
認し、オーバーフローしないときコンテナKを蓄積し、
この第1次バッチレーンがオーバーフローと確認される
と第2次バッチレーンへ蓄積する。そして、順にオーバ
ーフローレーンへコンテナKを蓄積し(ステップ−2
8)、これら次バッチレーンへ蓄積したコンテナKの数
量wを求める(ステップ−29)。たとえば、第1次バッ
チレーンに蓄積されているコンテナKの数量S(z1)
とこのオーバーフローレーンに蓄積可能なコンテナKの
数量Zを検索し、続いてこの検索された数量S(z1)
に1個を加算したとき蓄積可能なコンテナKの数量Zを
超えるかどうか(オーバーフローするかどうか)を確認
し、オーバーフローではないと確認されると、この第1
次バッチレーンにコンテナKを分岐する指令信号を分岐
装置43へ出力し、コンテナKの数量S(z1)に
“1”を加算する。最終的に、第5次バッチレーンまで
コンテナKが蓄積される。ステップ−29の実行後、ステ
ップ−5へ戻る。
【0079】上記ステップ−8またはステップ−13また
はステップ−18またはステップ−21の実行後に、仕分け
数量sに“1”を加算し(ステップ−30)、続いて仕分
け数量sが仕分けを実行するバッチ単位の総数Sと一致
しているかを確認する(ステップ−31)。総数Sは、コ
ンテナピッキング制御装置54より入力したバッチ単位
のコンテナKの数量である。一致していないとき、ステ
ップ−5へ戻る。また一致を確認すると、仕分け数量s
に次バッチレーンに蓄積されたコンテナKの数量wを設
定し(ステップ−32)、次バッチレーンとオーバーフロ
ーレーンを切り換え(ステップ−33)、次のバッチ処理
が存在するかを確認する(ステップ−34)。確認する
と、ステップ−3へ戻る。次のバッチ処理が存在しない
とき、終了する。
【0080】上記コンテナプールエリア8の分岐制御装
置55の動作によるコンテナKのプール方法を説明す
る。 1.バッチ単位で設定された仕分け・出荷エリア21の
仕分けシュート31の仕分け先に対応して、同じ配置
で、ナンバー1〜20のストレージレーンSA,SBの
仕分け先を1:1で設定する。
【0081】2.いま、ナンバー20の仕分けシュート
31へ仕分けられるコンテナKがライン6により搬送さ
れ、バーコードリーダ7によりこのコンテナKのラベル
からバーコードが読み取られると、読み取ったバーコー
ドの仕分け先よりナンバー20のストレージレーンが選
択される。続いてこのナンバー20のストレージレーン
に蓄積可能なコンテナKの総数Rと現在蓄積しているコ
ンテナKの数量S(r)が検索され、次のコンテナKを
蓄積可能かが判断される。蓄積可能と判断されると、ナ
ンバー20のストレージレーンへの分岐指令が分岐装置
43へ出力され、コンテナKはナンバー20のストレー
ジレーンに貯留される。
【0082】3.ナンバー20のストレージレーンに蓄
積不能、すなわち満量であると判断されると、このスト
レージレーンが属するブロックBとは異なるブロックA
の中で、最も現在蓄積しているコンテナKの数量S
(q)が少ないストレージレーンが選択され、この選択
されたストレージレーンに蓄積可能なコンテナKの総数
Qが検索され、次のコンテナKを蓄積可能かが判断され
る。蓄積可能と判断されると、再選択されたストレージ
レーンへの分岐指令が分岐装置43へ出力され、コンテ
ナKはこのストレージレーンに貯留される。
【0083】4.再選択されたストレージレーンへ蓄積
不能、すなわち満量であると判断されると、第1オーバ
ーフローレーンが選択され、この第1オーバーフローレ
ーンが満量のとき第2オーバーフローレーンが選択さ
れ、この第2オーバーフローレーンが満量のとき第3オ
ーバーフローレーンが選択され、この第3オーバーフロ
ーレーンが満量のとき第4オーバーフローレーンが選択
され、この第4オーバーフローレーンが満量のとき第5
オーバーフローレーンが選択され、選択されたオーバー
フローレーンへの分岐指令が分岐装置43へ出力され、
コンテナKはこのオーバーフローレーンに貯留される。
第5オーバーフローレーンが満量となると、ライン6が
停止され、コンテナピッキングエリア5のシグナルタワ
ー53の赤色の表示灯が点滅され、ブザーが鳴動され
る。
【0084】5.いま、次バッチのコンテナKがライン
6により搬送され、バーコードリーダ7によりこのコン
テナKのラベルからバーコードが読み取られると、読み
取ったバーコードの仕分け先より、まず第1次バッチレ
ーンが選択され、この第1次バッチレーンが満量のとき
第2次バッチレーンが選択され、この第2次バッチレー
ンが満量のとき第3次バッチレーンが選択され、この第
3次バッチレーンが満量のとき第4次バッチレーンが選
択され、この第4次バッチレーンが満量のとき第5次バ
ッチレーンが選択され、選択された次バッチフローレー
ンへの分岐指令が分岐装置43へ出力され、コンテナK
はこの次バッチレーンに貯留される。また第4次バッチ
レーンが満量となるまではコンテナピッキングエリア5
のシグナルタワー53の緑色の表示灯が点灯され、また
第4次バッチレーンが満量となるとコンテナピッキング
エリア5のシグナルタワー53の黄色の表示灯が点灯さ
れ、第5次バッチレーンの半分にコンテナKが貯留され
るとコンテナピッキングエリア5のシグナルタワー53
の赤色の表示灯が点灯され、第5オーバーフローレーン
が満量となると、ライン6が停止され、コンテナピッキ
ングエリア5のシグナルタワー53の赤色の表示灯が点
滅され、ブザーが鳴動される。
【0085】6.物流中央コントローラ61より切出し
開始指令信号が入力されると、コンテナKは貯留される
ことなく、バイパスライン46を介してライン9へその
まま搬出される。よって、切出しが開始された後は、プ
ールされることなく、コンテナプールエリア8をバイパ
スしてコンテナKは搬出される。
【0086】上記コンテナプールエリア8の切出し制御
装置56の動作を図9のフローチャートにしたがって詳
細に説明する。まず、物流中央コントローラ61より上
記切出し開始指令信号を入力するか、またはコンテナK
の強制切出し指令(切出し制御装置56へ直接入力を可
能としている)を入力すると(ステップ−1,−2)、
補助レーンαと補助レーンβがオーバーフローレーンと
次バッチレーンのいずれかに使用されているかを確認す
る(ステップ−3)。
【0087】ブロックAおよびブロックBのストレージ
レーンおよびオーバーフローレーンとして使用されてい
る補助レーンαまたはβの切出し機構へ切出指令を出力
し(ステップ−4)、タイマーをセットし(ステップ−
5)、このタイマーがタイムオーバーとなると(ステッ
プ−6)、分岐制御装置55に記憶されているストレー
ジレーンSA,SBに蓄積されているコンテナKの数量
S(r)とオーバーフローレーンに蓄積されているコン
テナKの数量S(u)と切出しの回数によりストレージ
レーンSA,SBとオーバーフローレーンにコンテナK
が残っているかどうかを判断し(ステップ−7)、コン
テナKが残っているときステップ−3へ戻り、コンテナ
Kが残っていないと終了する。
【0088】上記コンテナプールエリア8の切出制御装
置56の動作によるコンテナKの切出方法を図10に基
づいて説明する。図10に示すように、切出し開始指令
により、ブロックAおよびブロックBのストレージレー
ンおよびオーバーフローレーンの最前行の1行のコンテ
ナKが搬出ライン44,45へ一斉に切り出され、これ
ら搬出ライン44,45により搬送され、ライン9で合
流される。なお、搬出ライン44,45の長さの設定に
より、ブロックAおよびブロックBから同時にコンテナ
Kが切出されてもライン9でコンテナKが接触しないよ
うにされている。
【0089】そして、タイマーにより、ブロックAから
切出されたコンテナKがライン9に移動するタイミング
で、次の行の1行のコンテナKが搬出ライン44,45
へ一斉に切り出され、これら搬出ライン44,45によ
り搬送され、ライン9で合流される。
【0090】これを繰り返すことにより、ブロックAお
よびブロックBのストレージレーンおよびオーバーフロ
ーレーンに一時貯留されたコンテナKは、1行ずつ切出
され、ライン9により主搬送ラインMへ投入され、出荷
・仕分けエリアへ搬送される。
【0091】このように、コンテナピッキングエリア5
より搬出されたコンテナKは、仕分けられる仕分けシュ
ート31が判断され、この判断された仕分けシュート3
1に1:1で対応したストレージレーンSAまたはSB
へ一時貯留される。そして、各ストレージレーンから行
毎に一斉に切り出され、搬出ライン44,45により搬
送され、各ストレージレーンが配置された順に1個ずつ
のコンテナKが主搬送ラインMへ投入される。よって、
コンテナKは1個ずつ、ストレージレーン、すなわち仕
分けシュート31が配置された順に主搬送ラインMへ投
入され、各仕分けシュート31で次々に仕分けられる。
以上のように、同一の仕分けシュート31へ仕分けるコ
ンテナKが連続して主搬送ラインMで搬送されないよう
に、並び換えられることにより、同一仕分けシュート3
1へ連続して仕分けられるコンテナKがあっても、作業
集中が発生せず、作業を平準化でき、コンテナKを仕分
けシュート31より取り込み作業を行う作業者の負担を
軽減でき、作業効率を改善することができる。またコン
テナK(商品)が仕分けられる際の衝撃が少なくなり、
コンテナKの破損を少なくすることができる。さらにコ
ンテナKの間隔が開くことから作業者は安全に取り込む
ことができる。
【0092】また、仕分けられる仕分けシュート31に
1:1で対応したストレージレーンSAまたはSBが貯
留したコンテナKで満量(満杯)となると、このストレ
ージレーンSAまたはSBへ貯留するコンテナKはこの
ストレージレーンが属するブロック(グループ)Aまた
はBとは他のブロックBまたはAのストレージレーンS
BまたはSAへ一時貯留され、コンテナKは1個ずつ、
ブロック毎に順に、ブロックの各ストレージレーンS
A,SB、すなわち仕分けシュート31が配置された順
に主搬送ラインMへ投入されることから、他のブロック
のストレージレーンへ一時貯留されているコンテナK
は、コンテナKが貯留されるはずのストレージレーンか
ら投入されるコンテナKとは、時間的に離れた間隔で投
入されるので、同一の仕分けシュート31へコンテナK
が連続して仕分けられることが避けられ、仕分けシュー
ト31からコンテナKを取り込む作業者の負担が分散さ
れ、軽減される。
【0093】また、全てのストレージレーンが貯留した
物品で満量となると、これらストレージレーンへ貯留す
るコンテナKはオーバーフローレーンへ一時貯留され、
各ストレージレーンおよびオーバーフローレーンから順
に1個ずつ物品が主搬送経路へ投入されることによっ
て、全てのストレージレーンが満量となっても、コンテ
ナKは一時貯留され、コンテナKは1個ずつ、ストレー
ジレーン、すなわち仕分けシュート31が配置された
順、およびオーバーフローレーンの配置順に主搬送ライ
ンMへ投入され、各仕分けシュート31へ次々に仕分け
られる。その結果、同一の仕分けシュート31へコンテ
ナKが連続して仕分けられることが極力避けられ、仕分
けシュート31からコンテナKを取り込む作業者の負担
が分散され、軽減される。
【0094】またオーバーフローレーンが満量となる
と、もはや貯留が不可能となったことが警報され、スト
レージレーンおよびオーバーフローレーンへのコンテナ
Kの搬入が停止されることにより、全てのストレージレ
ーンおよびオーバーフローレーンが満量となっても、ス
トレージレーンおよびオーバーフローレーンへストレー
ジされないコンテナKの発生を避けることができる。
【0095】また前のバッチに属するコンテナKに、次
のバッチに属するコンテナKが混じって主搬送ラインM
の上流に搬入され、次のバッチに属するコンテナKは、
次バッチレーンへ一時貯留されることにより、前のバッ
チの仕分けが終了する前に、次のバッチのコンテナKを
投入でき、仕分け作業の効率を改善できる。 [入荷エリア11]上記入荷制御装置57の動作を図1
1のフローチャートにしたがって説明する。
【0096】入荷制御装置57は、入力端末機14より
入荷データ、すなわち入荷したケースCの内容(ケース
の中身を特定する情報)および入荷数量を入力すると
(ステップ−1)、この入荷データを物流中央コントロ
ーラ61ヘ伝送する(ステップ−2)。
【0097】物流中央コントローラ61はこの入荷デー
タと出荷データに基づき、入荷したケース(物品)Cの
仕分け先のデータと各仕分けシュート31(ナンバー1
〜20)に割り付けた仕分け先と、仕分け先を判断する
バーコードからなるデータを形成し、入荷制御装置57
へ出力する。
【0098】入荷制御装置57はこの仕分けデータを入
力すると(ステップ−3)、各仕分けシュート31の配
列の順にサイクリックに1枚ずつ各仕分け先のラベルが
発行されるように、オートラベラー16へ出力する仕分
け先のデータを形成する(ステップ−4)。
【0099】そして、バーコードリーダ15よりコー
ド、すなわち入荷ライン12上を通過するケースCの内
容(ケースの中身を特定する情報)を入力すると(ステ
ップ−5)、入力端末機14より入力された入荷データ
の一致を確認し(ステップ−6)、確認するとオートラ
ベラー16へ順に上記データを出力し、ケースCに仕分
け先を特定するバーコード(識別符号の一例)が印字さ
れたラベルを貼り付けさせる(ステップ−7)。次に、
ラベルを貼り付けたケースCの数量dをカウントし(ス
テップ−8)、この数量dが入荷データの入荷数量と一
致するかを確認し(ステップ−9)、確認すると終了
し、一致しないときステップ−5へ戻る。
【0100】上記入荷制御装置57より出力され、オー
トラベラー16によりケースCへ貼りつけるラベルのデ
ータ、またケースピッキングエリア1のケースピッキン
グ制御装置52より出力され、ラベルプリンタ63によ
り発行されるラベルのデータの一例を図12に示す。な
お、入荷エリア11では同一のケースC(図12ではト
マトケチャップ)がトータル25ケース入荷し、ケース
ピッキングエリア1では、同一のケースC(図12では
トマトケチャップ)がトータル25ケース、ピッキング
され、順にライン2へ投入されるものとしている。
【0101】またナンバー1の仕分けシュート31の仕
分け先に割り付けられた(店舗)101店へ5ケース、
ナンバー2の仕分けシュート31の102店へ3ケー
ス、ナンバー3の仕分けシュート31の103店へ4ケ
ース、ナンバー4の仕分けシュート31の104店へ2
ケース、ナンバー5の仕分けシュート31の105店へ
6ケース、ナンバー6の仕分けシュート31の106店
へ1ケース、ナンバー7の仕分けシュート31の107
店へ4ケースが、仕分けられるものとする。
【0102】各仕分けシュート31の配列の順にサイク
リックに1枚ずつ各仕分け先のラベルが発行されること
から、図12(b)に示すように、「101」、「10
2」、「103」、「104」、「105」、「10
6」、「107」、「101」、「102」、「10
3」…の順にサイクリックにデータが形成される。
【0103】そして、オートラベラー16ではこの順序
でケースCにラベルが貼り付けられ、ラベルプリンタで
は、この順序でラベルが発行され、ラベルは発行された
順序で作業者によりケースCに貼り付けられる。
【0104】このように、入荷ライン12またはケース
ピッキングエリア1のライン2から主搬送ラインMへ順
に投入されるケースCに、ラベルが、仕分けシュート3
1が配置された順に、仕分けられるように貼り付けられ
ることにより、すなわちケースCを各仕分けシュート3
1へ仕分けることを可能とするバーコードを、ケースC
が同一の仕分けシュート31へ連続して仕分けられるこ
とがないように取り付けることにより、同一の仕分けシ
ュート31へケースCが連続して仕分けられることが避
けられる。したがって、同一仕分けシュート31へ連続
して仕分けられるケースCがあっても、作業集中が発生
せず、作業を平準化でき、ケースCを仕分けシュート3
1より取り込み作業を行う作業者の負担を軽減でき、作
業効率を改善することができる。またケースC(商品)
が仕分けられる際の衝撃が少なくなり、ケースCの破損
を少なくすることができる。さらにケースCの間隔が開
くことから作業者は安全に取り込むことができる。
【0105】図12(a)には、従来のラベルの発行順
序を示す。ラベルは店舗単位に発行される。たとえば、
ナンバー1の仕分けシュート31の仕分け先に割り付け
られた(店舗)101店へ5ケースが仕分けられると
き、仕分け先「101」のラベルが5枚、連続して発行
され、5個のケースCに順に貼り付けられる。このと
き、5個のケースCはナンバー1の同一仕分けシュート
31へ連続して仕分けられることになり、作業者に負担
を強いることになる。
【0106】またバーコードリーダ15の入力により入
荷ライン12上を通過するケースCの内容(ケースの中
身を特定する情報)を確認することができることによ
り、入荷の検収を行うことができ、予定通りにケースC
が入荷したかどうかを確認することができる。
【0107】なお、本実施の形態では、仕分け・出荷エ
リア21において、設定時間に同一の仕分けシュート3
1へ仕分けられるケースCまたはコンテナKは、所定の
仕分け数量に制限し、仕分け数量を超えたケースCまた
はコンテナKを仕分けることを中止しているが、同一の
仕分けシュート31へ仕分けられるケースCまたはコン
テナKが連続していることを確認すると、特定の仕分け
シュート31のときには、確認したケースCまたはコン
テナK全ての仕分けを一旦中止するようにすることもで
きる。たとえば、偶数のナンバーが付けられた仕分けシ
ュート31へ連続してケースCまたはコンテナKが仕分
けられるとき、最初の1回目は全てのケースCまたはコ
ンテナKを仕分けることを中止して、オーバーフローラ
イン27へ周回させ、2回目に仕分け数量を超えたケー
スCまたはコンテナKをオーバーフローライン27へ周
回させるようにする。
【0108】これにより、作業者が隣接した2本の仕分
けシュート31を担当し、ケースCまたはコンテナKを
取り込みとき、隣接した仕分けシュート31へ連続して
仕分けられるケースCまたはコンテナKがあっても、作
業集中が発生せず、作業を平準化でき、負担を軽減する
ことができる。
【0109】また本実施の形態では、コンテナプールエ
リア8のストレージラインの配列を、仕分け・出荷エリ
ア21の仕分けシュート31の配列と一致させ、一時貯
留を行うようにしているが、図13に示すような貯留方
法とすることができる。
【0110】すなわち、バーコードリーダ7によりコン
テナKの仕分け先を読み取り、このコンテナKを下流の
ストレージレーンに割り付け、この割り付けされたスト
レージレーンの最後尾に貯留されたコンテナKの仕分け
シュート31のナンバーを記憶しておく。
【0111】次に搬送されてきたコンテナKの仕分け先
を読み取り、異なる仕分け先であると、前のストレージ
レーンとは異なる上流のストレージレーンより割り付
け、この割り付けされたストレージレーンの最後尾に貯
留されたコンテナKの仕分けシュート31のナンバーを
記憶しておく。
【0112】そして、上記記憶された、ストレージレー
ンの最後尾に貯留されたコンテナKの仕分けシュート3
1のナンバーと同一の仕分け先のコンテナKが搬送され
てくると、同じ仕分けシュート31へ割り付ける。また
最上流のストレージレーンまで割り付けると、また最下
流のストレージレーンから割り付け、そのとき貯留され
たコンテナKの数が一定となるようにストレージレーン
を割り付ける。
【0113】これにより、図13に示すように、仕分け
シュート31のナンバー“9”“9”“3”“2”
“4”“4”に仕分けられるコンテナKが搬送されてき
たとすると、最も下流のストレージレーンにナンバー
“9”“9”のコンテナKが連続して貯留され、一つ上
流のストレージレーンにナンバー“3”のコンテナKが
貯留され、さらに一つ上流のストレージレーンにナンバ
ー“2”のコンテナKが貯留され、さらに一つ上流のス
トレージレーンにナンバー“4”“4”のコンテナKが
連続して貯留される。
【0114】このように貯留することにより、最前行の
コンテナKが一斉に切り出されたとき、同一仕分けシュ
ート31へ連続してコンテナKが仕分けられる確率を低
くすることができ、仕分けシュート31からコンテナK
を取り込む作業者の負担を分散でき、軽減することがで
きる。
【0115】また本実施の形態では、発行手段としてラ
ベルプリンタ63をケースピッキングエリア1に設けて
いるが、このラベルプリンタ63に代えて、ライン2に
上流よりバーコードリーダとオートラベラーを設け、入
荷エリア11と同様に、ライン2により搬送されてくる
ケース1からバーコードリーダによりケース1に予め印
刷されたバーコードを読み取ることによって、ケース1
の内容を特定し、このケースの仕分け先のバーコード
(データ)をオートラベラーで印字するようにしてもよ
い。
【0116】また本実施の形態では、上記仕分け先(出
荷先)を店舗別としているが、仕分け先(出荷先)をユ
ーザー別、方面別、アイテム別、搬送トラック別などと
してもよい。
【0117】また本実施の形態では、ブロックAの5本
の補助レーンαとブロックBの5本の補助レーンβを、
交代でオーバーフローレーンと次バッチレーンとして使
用しているが、補助レーンαの中の数本(たとえば3
本)をオーバーフローレーンとして使用し、残りの数本
(たとえば2本)を次バッチレーンとして使用し、さら
に補助レーンβの中の数本(たとえば2本)をオーバー
フローレーンとして使用し、残りの数本(たとえば3
本)を次バッチレーンとして使用するように設定し、バ
ッチ毎に交代で使用するようにすることもできる。
【0118】また本実施の形態では、識別符号としてバ
ーコードを使用しているが、バーコードに限ることはな
く、ケースCまたはコンテナKを仕分けシュート31へ
仕分けることができる符号であればよく、また識別符号
をラベルに印字しているが、ラベルに限ることはなく、
プレートやタグに設けてもよく、さらに識別符号を発信
するようにしてもよい。たとえば、マイクロ波を使用し
たIDタグとしてもよい。また識別符号を読み取る手段
としてバーコードリーダを使用しているが、IDタグを
使用するときにはアンテナを使用する。
【0119】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、分岐
搬送経路の上流において、物品を各分岐搬送経路へ仕分
けることを可能とする識別符号が、主搬送経路へ順に投
入される物品に、物品が同一の分岐搬送経路へ連続して
仕分けられることがないように取り付けられ、この識別
符号により前記物品が仕分けられる分岐搬送経路が判断
され、物品はこの分岐搬送経路へ仕分けられることによ
り、同一の分岐搬送経路へ物品が連続して仕分けられる
ことを避けることができ、よって分岐搬送経路から物品
を取り込む作業者の負担を分散でき、軽減することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における仕分け設備の構成
図である。
【図2】同仕分け設備の仕分け・出荷エリアの配置図で
ある。
【図3】同仕分け設備のコンテナプールエリアの配置図
である。
【図4】同仕分け設備の制御構成図である。
【図5】同仕分け設備の物流中央コントローラの動作を
説明するフローチャートである。
【図6】同仕分け設備の仕分け・出荷エリアの分岐制御
装置の動作を説明するフローチャートである。
【図7】同仕分け設備の仕分け・出荷エリアの動作説明
図である。
【図8】同仕分け設備のコンテナプールエリアの分岐制
御装置の動作を説明するフローチャートである。
【図9】同仕分け設備のコンテナプールエリアの切出し
制御装置の動作を説明するフローチャートである。
【図10】同仕分け設備のコンテナプールエリアの動作
説明図である。
【図11】同仕分け設備の入荷制御装置の動作を説明す
るフローチャートである。
【図12】同仕分け設備の入荷エリアの動作説明図であ
る。
【図13】本発明の他の実施の形態における仕分け設備
のコンテナプールエリアの動作説明図である。
【符号の説明】
1 ケースピッキングエリア 2,6,9,13 ライン 3,10,17,26,28 合流装置 5 コンテナピッキングエリア 7,15,22 バーコードリーダ 8 コンテナプールエリア 11 入荷エリア 12 入荷ライン 14 入力端末機 17 オートラベラー 21 仕分け・出荷エリア 23 次バッチプールライン 24 バッチプール満量検出器 25 バッチプール満量予告検出器 27 オーバーフローライン 31,41 仕分けシュート 32,43 分岐装置 42 切出機構 44,45 搬出ライン 51,53 シグナルタワー 52 ケースピッキング制御装置 54 コンテナピッキング制御装置 55 コンテナプールエリア分岐制御装置 56 コンテナプールエリア切出し制御装置 57 入荷制御装置 58 仕分け・出荷エリア分岐制御装置 59 コンベヤ合流制御装置 61 物流中央コントローラ 63 ラベルプリンタ C ケース K コンテナ M 主搬送ライン

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主搬送経路上で搬送されている物品を、
    主搬送経路より分岐された各分岐搬送経路へ仕分ける仕
    分け方法であって、 前記分岐搬送経路より上流において、物品を各分岐搬送
    経路へ仕分けることを可能とする識別符号を、主搬送経
    路へ順に投入される物品に、物品が同一の分岐搬送経路
    へ連続して仕分けられることがないように取り付け、 この識別符号により前記物品が仕分けられる分岐搬送経
    路を判断し、物品をこの分岐搬送経路へ仕分けることを
    特徴とする仕分け方法。
  2. 【請求項2】 識別符号を、主搬送経路へ順に投入され
    る物品に、分岐搬送経路が主搬送経路に沿って配置され
    た順に、物品が1個ずつ仕分けられるように取り付ける
    ことを特徴とする請求項1に記載の仕分け方法。
  3. 【請求項3】 主搬送経路上で搬送されている物品を、
    主搬送経路より分岐された各分岐搬送経路へ仕分ける仕
    分け設備であって、 前記物品を主搬送経路の下流方向に搬送する搬送手段
    と、 前記分岐搬送経路を形成する複数の仕分け移送手段と、 各仕分け移送手段毎に設けられ、前記搬送手段により搬
    送されている物品を仕分け移送手段へ分岐する分岐手段
    とを備え、 前記各仕分け移送手段より上流に、 前記物品に、物品を各仕分け移送手段へ仕分けることを
    可能とする識別符号を取り付ける取付手段と、 前記搬送手段により搬送されている物品より、前記取付
    手段により取付けられた識別符号を読み取る読み取り手
    段と、 前記読み取り手段により読み取られた識別符号に基づい
    て、物品を仕分ける仕分け移送手段を判断し、この仕分
    け移送手段に対応する分岐手段へ分岐指令を出力する制
    御手段を備え、 前記取付手段は、物品に、物品が同一の前記仕分け移送
    手段へ連続して仕分けられることがないように識別符号
    を取り付けることを特徴とする仕分け設備。
  4. 【請求項4】 主搬送経路上で搬送されている物品を、
    この主搬送経路に沿って下流に配置された複数の分岐搬
    送経路へ仕分ける仕分け設備であって、 前記物品を主搬送経路の下流方向に搬送する搬送手段
    と、 前記分岐搬送経路を形成する複数の仕分け移送手段と、 各仕分け移送手段毎に設けられ、前記搬送手段により搬
    送されている物品を仕分け移送手段へ分岐する分岐手段
    と、を備え、 前記搬送手段に投入される物品に順に取付けられ、物品
    を各分岐搬送経路へ仕分けることを可能とする識別符号
    を発行する発行手段を備え、 前記主搬送経路の上流に、 前記搬送手段により搬送されている物品より、前記発行
    手段により発行され取付けられた識別符号を読み取る読
    み取り手段と、 前記読み取り手段により読み取られた識別符号に基づい
    て、物品を仕分ける仕分け移送手段を判断し、この仕分
    け移送手段に対応する分岐手段へ分岐指令を出力する制
    御手段を備え、 前記発行手段は、物品が同一の前記分岐搬送経路へ連続
    して仕分けられることがないように識別符号を順に発行
    することを特徴とする仕分け設備。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN108465642A (zh) * 2018-04-28 2018-08-31 大亚车轮制造有限公司 一种轮毂自动分拣循环系统及其循环方法

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JP2012041127A (ja) * 2010-08-19 2012-03-01 Daifuku Co Ltd ピッキング方法およびピッキング設備
CN108465642A (zh) * 2018-04-28 2018-08-31 大亚车轮制造有限公司 一种轮毂自动分拣循环系统及其循环方法

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