JP4501309B2 - 仕分け方法およびその仕分け設備 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、主搬送経路上で搬送されている物品を、主搬送経路より分岐された分岐搬送経路へ仕分ける仕分け方法およびその設備に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の上記仕分け方法では、分岐搬送経路より上流において、物品を仕分ける分岐搬送経路を判断し、物品を主搬送経路上よりこの判断した分岐搬送経路ヘ仕分けるようにしている。
【0003】
たとえば図7(a)に示すように、主搬送経路を構成する搬送コンベヤ装置71により順次搬送されてきた物品(商品)Fを、この搬送コンベヤ装置71の側部外方に設けた、分岐搬送経路を構成する仕分けシュート72に対して、分岐装置73を駆動させて搬送コンベヤ装置71の搬送方向に対して直行方向または斜め方向へ移動させることにより、物品Fを仕分けている。
【0004】
また仕分けシュート72が貯留された物品Fで満量となると、満量検出センサ74が動作し、以後の物品Fは仕分けシュート72に仕分けられずに、オーバーフローライン75へ仕分けられるようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記仕分けシュート72は、物品を出荷する店舗毎に割り付けられることが多く、1店舗から同じ物品Fが数多く発注されると、これら発注された物品Fが、同一の仕分けシュート72に連続・集中して仕分けられる事態が多く発生する。上記従来の仕分け方法では、このように同一の仕分けシュート72に集中して物品Fが仕分けされるとそれに合わせて作業者は急いで物品Fを取り込み、店舗別のカゴ車等へ積み付けなければならず、作業が繁雑になり、大きな負担となっていた。また仕分けシュート72に物品Fが集中すると、物品F同士がぶつかり、物品Fに衝撃を与え、破損を招く恐れがあった。
【0006】
そこで、本発明は、仕分けシュートにおいて物品の取り込みを行う作業者の負担を軽減できる仕分け方法、およびその設備を提供することを目的としたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前述した目的を達成するために、本発明のうち請求項1記載の発明は、主搬送経路上で搬送されている物品を、主搬送経路より分岐された各分岐搬送経路へ仕分ける仕分け方法であって、
前記分岐搬送経路より上流において、前記物品が仕分けられる分岐搬送経路を判断し、同一の分岐搬送経路へ仕分ける物品が連続して主搬送経路上で搬送されないように、物品を並び換えることを特徴とするものである。
【0008】
上記方法によれば、分岐搬送経路より上流において、物品が仕分けられる分岐搬送経路が判断され、同一の分岐搬送経路へ仕分ける物品が連続して主搬送経路上で搬送されないように、物品が並び換えられる。よって、同一の分岐搬送経路へ物品が連続して仕分けられることが避けられ、分岐搬送経路から物品を取り込む作業者の負担が分散され、軽減される。
【0009】
また請求項2に記載の発明は、上記請求項1に記載の発明であって、主搬送経路の上流に、各分岐搬送経路に対応して、主搬送経路に沿った分岐搬送経路の配置と同じ配置の順序で複数の貯留経路を設け、
主搬送経路上で搬送される物品が仕分けられる分岐搬送経路を判断し、この分岐搬送経路に対応する貯留経路へ物品を一時貯留し、各貯留経路から1個ずつ物品を主搬送経路へ投入することを特徴とするものである。
【0010】
上記方法によれば、主搬送経路上で搬送される物品は、仕分けられる分岐搬送経路が判断され、この判断された分岐搬送経路に対応して同じ配置で設けられた貯留経路へ物品は一時貯留される。そして、各貯留経路から1個ずつ順に物品が主搬送経路へ投入される。よって、物品は1個ずつ、貯留経路、すなわち分岐搬送経路が配置された順に主搬送経路へ投入され、各分岐搬送経路で次々に仕分けられる。その結果、同一の分岐搬送経路へ物品が連続して仕分けられることが避けられ、分岐搬送経路から物品を取り込む作業者の負担が分散され、軽減される。
【0011】
請求項3に記載の発明は、上記請求項2に記載の発明であって、貯留経路を複数のグループへ分け、貯留経路が貯留した物品で満杯となると、この貯留経路へ貯留する物品をこの貯留経路が属するグループとは他のグループの貯留経路へ一時貯留し、グループ毎に順に、グループの各貯留経路から1個ずつ物品を主搬送経路へ投入することを特徴とするものである。
【0012】
上記方法によれば、貯留経路が貯留した物品で満杯となると、この貯留経路へ貯留する物品はこの貯留経路が属するグループとは他のグループの貯留経路へ一時貯留される。そして、物品は1個ずつ、グループ毎に順に、グループの各貯留経路、すなわち分岐搬送経路が配置された順に主搬送経路へ投入される。このとき、他のグループの貯留経路へ一時貯留されている物品は、物品が貯留されるはずの貯留経路から投入される物品とは、時間的に離れた間隔で投入されるので、同一の分岐搬送経路へ物品が連続して仕分けられることが避けられ、分岐搬送経路から物品を取り込む作業者の負担が分散され、軽減される。
【0013】
請求項4に記載の発明は、上記請求項2または請求項3に記載の発明であって、主搬送経路の上流に、貯留経路に付属してオーバーフロー経路を設け、全ての貯留経路が貯留した物品で満量となると、これら貯留経路へ貯留する物品を前記オーバーフロー経路へ一時貯留し、各貯留経路およびオーバーフロー経路から順に1個ずつ物品を主搬送経路へ投入することを特徴とするものである。
【0014】
上記方法によれば、全ての貯留経路が貯留した物品で満量となると、これら貯留経路へ貯留する物品はオーバーフロー経路へ一時貯留される。そして、各貯留経路およびオーバーフロー経路から順に1個ずつ物品が主搬送経路へ投入される。よって、全ての貯留経路が満量となっても、物品が直接、主搬送経路へ投入されることはなく、一時貯留されて、物品は1個ずつ、貯留経路、すなわち分岐搬送経路が配置された順、およびオーバーフロー経路の順に主搬送経路へ投入され、各分岐搬送経路へ次々に仕分けられる。その結果、同一の分岐搬送経路へ物品が連続して仕分けられることが極力避けられ、分岐搬送経路から物品を取り込む作業者の負担が分散され、軽減される。
【0015】
請求項5に記載の発明は、上記請求項4に記載の発明であって、オーバーフロー経路が貯留した物品で満量となると、警報を出力し、貯留経路およびオーバーフロー経路への物品の搬入を停止することを特徴とするものである。
【0016】
上記方法によれば、オーバーフロー経路が貯留した物品で満量となると、もはや貯留が不可能となったことが警報され、貯留経路およびオーバーフロー経路への物品の搬入が停止される。よって、貯留経路およびオーバーフロー経路へ貯留されない物品が発生することが避けられる。
【0017】
請求項6に記載の発明は、上記請求項2〜請求項5のいずれかに記載の発明であって、主搬送経路の上流に、貯留経路に付属して次の仕分け群に属する物品を一時保留する保留経路を設け、次の仕分けの群に属する物品であることを確認すると、この物品を前記保留経路へ一時貯留することを特徴とするものである。
【0018】
上記方法によれば、現在実行中の仕分けの群に属する物品に、次に実行予定の仕分けの群に属する物品が混じって主搬送経路の上流に搬入されると、次の仕分けの群に属する物品は、保留経路へ一時貯留される。よって、現在実行中の仕分けの群に属する物品の仕分けが終了する前に、次の仕分けの群に属する物品を主搬送経路へ投入でき、仕分け作業の効率が改善される。
【0019】
請求項7に記載の発明は、上記請求項1に記載の発明であって、主搬送経路の上流に、複数の貯留経路を設け、主搬送経路上で搬送される物品が仕分けられる分岐搬送経路を判断し、同一の分岐搬送経路へ仕分けられる物品を同一の貯留経路へ一時貯留し、各貯留経路から1個ずつ順に物品を主搬送経路へ投入することを特徴とするものである。
【0020】
上記方法によれば、主搬送経路の上流において、物品が仕分けられる分岐搬送経路が判断され、同一の分岐搬送経路へ仕分けられる物品は同一の貯留経路へ重ねて一時貯留される。そして、各貯留経路から1個ずつ順に物品が主搬送経路へ投入される。よって、同一の分岐搬送経路へ物品が連続して仕分けられることが避けられ、分岐搬送経路から物品を取り込む作業者の負担が分散され、軽減される。
【0021】
請求項8に記載の発明は、主搬送経路上で搬送されている物品を、主搬送経路より分岐された各分岐搬送経路へ仕分ける仕分け設備であって、
前記各分岐搬送経路に対応して複数の前記物品の貯留手段を設け、これら各貯留手段を、各分岐搬送経路が主搬送経路に沿って配置された同じ順で配置し、各貯留手段の物品搬出口を前記主搬送経路の上流に接続し、前記貯留手段の上流に、前記物品を仕分ける分岐搬送経路を判断する判断手段を設け、前記物品を、前記判断手段により判断された分岐搬送経路に対応した貯留手段へ仕分けて一時保留させ、各貯留手段より、配置された順に1個ずつ物品を切り出して主搬送経路へ投入させる制御手段を設けたことを特徴とするものである。
【0022】
上記構成によれば、主搬送経路上で搬送される物品は、判断手段によって仕分けられる分岐搬送経路が判断され、この判断された分岐搬送経路に対応して同じ順に配置された貯留手段へ物品は一時貯留される。そして、各貯留手段から配置された順に1個ずつ物品が主搬送経路へ投入される。よって、物品は1個ずつ、貯留手段、すなわち分岐搬送経路が配置された順に主搬送経路へ投入され、各分岐搬送経路で次々に仕分けられる。その結果、同一の分岐搬送経路へ物品が連続して仕分けられることが避けられ、分岐搬送経路から物品を取り込む作業者の負担が分散され、軽減される。
【0023】
請求項9に記載の発明は、主搬送経路上で搬送されている物品を、主搬送経路より分岐された各分岐搬送経路へ仕分ける仕分け設備であって、
複数の前記物品の貯留手段を設け、これら各貯留手段の物品搬出口を前記主搬送経路の上流に接続し、前記複数の貯留手段の上流に、前記物品を仕分ける分岐搬送経路を判断する判断手段を設け、前記判断手段により、搬送されてきた物品を仕分ける分岐搬送経路を判断し、判断の結果、前に判断された分岐搬送経路と異なると、物品を前の貯留手段とは異なる貯留手段に割り付けて一時保留させ、前記判断の結果、前に判断された分岐搬送経路と同一であると、物品を前の貯留手段と同一の貯留手段に割り付けて一時保留させ、前記各貯留手段の最前行より一斉に物品を切り出して主搬送経路へ投入させる制御手段を設けたことを特徴とするものである。
【0024】
上記構成によれば、主搬送経路上で搬送される物品は、判断手段によって仕分けられる分岐搬送経路が判断され、判断の結果、前に判断された分岐搬送経路と異なると、物品が前の貯留手段とは異なる貯留手段に割り付けられ一時保留され、前記判断の結果、前に判断された分岐搬送経路と同一であると、物品が前の貯留手段と同一の貯留手段に割り付けられ一時保留され、各貯留手段の最前行より一斉に物品が切り出され主搬送経路へ投入される。その結果、同一の分岐搬送経路へ物品が連続して仕分けられる確率が低くなり、分岐搬送経路から物品を取り込む作業者の負担が分散され、軽減される。
【0025】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は本発明の実施の形態における仕分け設備の配置・構成図である。
【0026】
図1において、1は仕分け先(たとえば、出荷先の店舗)別に商品をケース単位でピッキングするケースピッキングエリアであり、このケースピッキングエリア1においてピッキングされ、ライン2により搬出される仕分け先別のケース(物品の一例)Cには、仕分け先を特定するバーコード(識別符号の一例)が印字されたラベルが貼り付けられる。ケースCはライン2により搬送され、ライン2の下流端に設置した合流装置3により主搬送経路である主搬送ライン(搬送手段の一例)Mへ投入される。上記ライン2と主搬送ラインMはコンベヤ装置により形成されている。
【0027】
また5はコンテナ(集品する箱体の一例)内に仕分け先別に商品をピッキングするコンテナピッキングエリアであり、コンテナピッキングエリア5から搬出される仕分け先別のコンテナ(物品の一例)Kにも、仕分け先を特定するバーコード(識別符号の一例)が印字されたラベルが貼り付けられ、このエリア5からコンテナKを搬出するライン6には、前記バーコードを読み取るバーコードリーダ(読み取り手段)7が設けられている。ライン6により搬送されるコンテナKは一時貯留されるコンテナプールエリア8(詳細は後述する)へ搬入される。またコンテナプールエリア8よりコンテナKはライン9により搬送され、ライン9の下流端に設置した合流装置10により主搬送ラインMへ投入される。上記ライン6とライン9はコンベヤ装置により形成されている。
【0028】
また11は商品をケースCで入荷する入荷エリアであり、3本の入荷ライン12とこれら入荷ライン8から搬出されたケースCを搬送する入荷合流ライン13が設けられている。また各入荷ライン12には、上流から、ケースCの内容(ケースの中身を特定する情報)および入荷数量を入力する入力端末機14と、ケースCに予め取付られたラベルよりケースCの内容を特定するバーコードを読み取るバーコードリーダ(読み取り手段の一例)15と、ケースCに、仕分け先を特定するバーコード(識別符号の一例)が印字されたラベルを貼り付けるオートラベラー(取付手段の一例)16が設けられている。また入荷したケースCは、入荷ライン12により搬送され、ライン12の下流端に設置した合流装置17により入荷合流ライン13を介して主搬送ラインMへ投入される。上記ライン12とライン13はコンベヤ装置により形成されている。
【0029】
上記主搬送ラインMにより搬送された上記ケースCまたはコンテナKは、仕分け・出荷エリア21において、仕分け先毎に仕分けされ、出荷される。また主搬送ラインMの仕分け・出荷エリア21の入口位置(上流側)には、ケースCおよびコンテナKに取付られたラベルよりバーコードを読み取るバーコードリーダ(読み取り手段の一例)22が設けられ、また仕分け・出荷エリア21の入口位置(バーコードリーダ22の取付位置より下流側)には、次のバッチ(仕分け群)のケースCが分岐される次バッチプールライン23が接続されている。この次バッチプールライン23には、上流より、ケースCの満量を検出するバッチプール満量検出器24、ケースCの満量予告を検出するバッチプール満量予告検出器25が設けられている。また次バッチプールライン23により搬送されたケースCは、ライン23の下流端に設置した合流装置26により、バーコードリーダ22の取付位置より上流位置で主搬送ラインMへ投入される。上記ライン26はコンベヤ装置により形成されている。
【0030】
また仕分け・出荷エリア21において仕分けが中止されたケースCまたはコンテナKを、バーコードリーダ22の取付位置より上流側で主搬送ラインMへ戻すオーバーフローライン(戻し搬送経路の一例)27が設けられている。このオーバーフローライン27により搬送されたケースCまたはコンテナKは、ライン27の下流端に設置した合流装置28により、バーコードリーダ22の取付位置より上流位置で主搬送ラインMへ投入される。
【0031】
上記仕分け・出荷エリア21の構成を図2に示す。図2において、31は主搬送経路より分岐される分岐搬送経路を形成する複数(図2においては21本)の仕分けシュート(仕分け移送手段の一例)であり、次バッチプールライン23の下流に主搬送ラインMに沿って配置されている。また主搬送ラインMには、次バッチプールライン23および各仕分けシュート31毎にそれぞれ対応して分岐装置(分岐手段の一例)32が設けられ、この分岐装置32の動作により、ケースCまたはコンテナKは主搬送ラインMより次バッチプールライン23または各仕分けシュート31へ分岐される。なお、仕分けシュート31には、主搬送ラインMの上流より順にナンバー1〜20が付され、また下流端の1本の仕分けシュート31はリジェクトラインとして使用している。また仕分けシュート31へ仕分けられたケースCまたはコンテナKは、作業者により取り込まれ、仕分け先(店舗先)のカゴ車へ積み付けられる。
【0032】
上記コンテナプールエリア8の構成を図3に示す。図3において、41は下流端にコンテナKの切出し機構42が設けられた複数(図3では30本)のコンベヤ装置であり、ライン6により搬送されてきたコンテナKは、各コンベヤ装置41に対応した分岐機構を備えた分岐装置43において、各コンベヤ装置41へ分岐される。なお、切出し機構42の動作によりコンテナKは1個ずつコンベヤ装置41より切り出され(搬出され)、次に貯留されているコンテナKが切出し機構42の前まで移動される。
【0033】
コンベヤ装置41は上流と下流のブロック(グループの一例)A,Bに分けられており、上流のブロックAは16本のコンベヤ装置41から構成され、下流のブロックBは14本のコンベヤ装置41から構成されている。また各ブロックA,Bには、各コンベヤ装置41から切り出されたコンテナKを搬送する搬出ライン44,45が設けられ、これら搬出ライン44,45は上記ライン9へ接続されている。また分岐装置43において分岐されなかったコンテナKをライン9へ搬送するバイパスライン46が設けられている。上記搬出ライン44,45とバイパスライン46はコンベヤ装置により形成されている。
【0034】
またブロックAの16本のコンベヤ装置41は、上流側より、仕分け・出荷エリア21のナンバー1〜11の仕分けシュート31と同じ配置でそれぞれ1:1で対応するストレージレーン(貯留経路、貯留手段の一例)SAと、5本の補助レーンαに分けられ、ブロックBの14本のコンベヤ装置41は、上流側より、5本の補助レーンβと、ナンバー12〜20の仕分けシュート31と同じ配置でそれぞれ1:1で対応するストレージレーン(貯留経路、貯留手段の一例)SBに分けられている。
【0035】
補助レーンαと補助レーンβは、バッチ毎に、ストレージレーンSAまたはSBに振り分けられないコンテナKを貯留するオーバーフローレーン(オーバーフロー経路の一例)と、次の仕分け群(バッチ)のコンテナKを保留する5本の次バッチレーン(保留経路の一例)として交代で使用される(バッチ毎にその役割が交代される)。
[制御構成]
図4に、仕分け設備の制御構成図を示す。
【0036】
ケースピッキングエリア1には、バッチプールライン23の状態を表示するシグナルタワー51と、上記仕分け先を特定するバーコード(識別符号の一例)が印字されたラベルを発行するラベルプリンタ(発行手段の一例)63が設けられ、これらシグナルタワー51とラベルプリンタ63、さらにバッチプール満量検出器24とバッチプール満量予告検出器25が接続され、シグナルタワー51の表示を制御するとともに、仕分け先別にケースCのピッキングを指示し、ラベルプリンタ63による上記ラベルの発行を制御するケースピッキング制御装置52が設けられている。
【0037】
またコンテナピッキングエリア5には、コンテナプールエリア8の状態を表示するシグナルタワー53が設けられ、シグナルタワー53が接続され、シグナルタワー53の表示を制御するとともに、仕分け先別に商品のコンテナK内へのピッキングを指示するケースピッキング制御装置54が設けられている。
【0038】
上記シグナルタワー51,53は、3色(緑色、黄色、赤色)の表示灯とブザーから構成されている。
またコンテナプールエリア8には、バーコードリーダ7に接続され、分岐装置43を制御する分岐制御装置(判断手段および制御手段の一例)55と、各コンベヤ装置41の切出し機構42を制御する切出し制御装置(制御手段の一例)56が設けられ、さらに入荷エリア11には、各入荷ライン12の入力端末機14とバーコードリーダ15とオートラベラー16が接続され、オートラベラー16を制御する入荷制御装置57が設けられている。
【0039】
また仕分け・出荷エリア21には、バーコードリーダ22に接続され、各分岐装置32を制御する分岐制御装置(判断手段および制御手段の一例)58が設けられている。
【0040】
また各合流装置3,10,17,26,28を制御して、主搬送ラインM上でケースCまたはコンテナKが接触しないように間隔を調整しながら、主搬送ラインMへケースCまたはコンテナKを合流させる合流制御装置59が設けられている。
【0041】
また上記ケースピッキング制御装置52、コンテナピッキング制御装置54、コンテナプールエリアの分岐制御装置55および切出し制御装置56、入荷制御装置57、仕分け・出荷エリア21の分岐制御装置58、および合流制御装置59はそれぞれバス60に接続され、バス60を介して物流中央コントローラ61に接続されている。
[物流中央コントローラ61]
物流中央コントローラ61の動作を図5のフローチャートにしたがって説明する。
【0042】
まず、出荷データ、たとえば一定の期間(半日、1日あるいは2日等)内に各仕分け先から注文された商品と数量からなるデータを入力すると(ステップ−1)、これら出荷データにしたがって、仕分け先別に、仕分け・出荷するケースCと商品(1個単位でコンテナKへ集品する)およびその数量、すなわちピッキングデータを形成し、さらに仕分け先を仕分けシュート31に割り付けてバッチデータを形成する(ステップ−2)。たとえば、仕分け先が60カ所のとき、仕分けシュート31の数は20本なので、3回に分けて仕分け作業を実行する必要があるため、3つのバッチデータが形成される。バッチの終了毎に、各仕分けシュート31の仕分け先は変更されることになる。
【0043】
続いて上記バッチデータに基づいて各制御装置へ次のデータを出力する(ステップ−3)。すなわち、ケースピッキング制御装置52へは、バッチ毎のケースCのピッキングデータ(仕分け先別のピッキングするケースCを特定するデータとピッキングする数量、および仕分け先を特定するデータから構成される)を出力し、またコンテナピッキング制御装置54へは、バッチ毎の商品のコンテナKへのピッキングデータ(仕分け先別のピッキングする物品を特定するデータとピッキングする商品の数量、および仕分け先を特定するデータから構成される)を出力し、またコンテナプールエリアの分岐制御装置55および仕分け・出荷エリア21の分岐制御装置58へは、バッチ単位における、各仕分けシュート31(ナンバー1〜20)に割り付けられた仕分け先と、仕分け先を判断するバーコードを出力し、また入荷制御装置57へは、入荷したケース(物品)Cの仕分け先のデータと各仕分けシュート31(ナンバー1〜20)に割り付けられた仕分け先と、仕分け先を判断するバーコードを出力し、またコンベヤ合流制御装置59へは、バッチ単位における、ケースピッキングエリア1においてピッキングされるケースCの数量を出力する。
【0044】
続いて、バッチ処理指令信号を、ケースピッキング制御装置52、コンテナピッキング制御装置54、コンテナプールエリアの分岐制御装置55、仕分け・出荷エリア21の分岐制御装置58へ出力する(ステップ−4)。
【0045】
このバッチ処理指令に基づいて、詳細は後述するが、ケースピッキングエリア1においてケースCがピッキングされてライン2へ搬出され、またコンテナピッキングエリア5において商品がピッキングされてコンテナKへ集品されてライン6へ搬出され、コンテナプールエリア8へ搬入されてコンテナプールエリア8内で一時貯留される。また仕分け・出荷エリア21において、ケースCとコンテナKの仕分けが開始される。
【0046】
次に物流中央コントローラ61は、コンベヤ合流制御装置59へ、バッチプールライン23に貯留されていたケースCの主搬送ラインMへの合流許可を出力し(ステップ−5)、続いてケースピッキングエリア1から搬出されたケースCのライン2から主搬送ラインMへの合流許可を出力する(ステップ−6)。
【0047】
コンベヤ合流制御装置59は、次バッチプールライン23の合流装置26を駆動して次バッチプールライン23に貯留されたケースC(先のバッチ処理時に貯留される)を主搬送ラインMへ合流させ、ライン2の合流装置3を駆動してケースピッキングエリア1から搬出されたケースCを主搬送ラインMへ合流させ、オーバーフローライン27の合流装置28を駆動してオーバーフローライン27よりケースCまたはコンテナKを主搬送ラインMへ合流させる。合流の際のタイミング(ケースCやコンテナKが接触しないタイミング)はコンベヤ合流制御装置59により駆動される。
【0048】
また仕分け・出荷エリア21の分岐制御装置58は、仕分けを実行したケースCまたはコンテナKの数量をカウントし、バッチ処理の全数量の所定割合(たとえば、70%)に達すると、ケース通過信号を物流中央コントローラ61へ出力する(詳細は後述する)。
【0049】
物流中央コントローラ61は、このケース通過信号を確認すると(ステップ−7)、コンテナプールエリア8の切出し制御装置56へ、切出し開始指令信号(タイミング信号;詳細は後述する)を出力し(ステップ−8)、続いてコンベヤ合流制御装置59へ、コンテナプールエリア8に貯留されていたコンテナKの主搬送ラインMへの合流許可を出力する(ステップ−9)。
【0050】
この切出し開始指令信号に基づいて、詳細は後述するが、コンテナプールエリア8内で一時貯留されていたコンテナKがライン9へ搬出され、またコンベヤ合流制御装置59は、ライン9の合流装置10を駆動してコンテナプールエリア8に貯留されたコンテナKを主搬送ラインMへ合流させる。合流の際のタイミング(ケースC同士、あるいはケースCとコンテナKが接触しないタイミング)はコンベヤ合流制御装置59により駆動される。
【0051】
そして、仕分け・出荷エリア21において、詳細は後述するが、ケースCとコンテナKの仕分けが実行され、仕分け・出荷エリア21の分岐制御装置58において、仕分け・出荷エリア21におけるこのバッチにおける仕分け終了が確認され、仕分け終了信号が物流中央コントローラ61へ出力される。
【0052】
物流中央コントローラ61は、この仕分け終了信号を確認すると(ステップ−10)、バッチ処理停止信号を、ケースピッキング制御装置52、コンテナピッキング制御装置54、コンベヤ合流制御装置59へ出力し(ステップ−11)、タイマーをセットする(ステップ−12)。
【0053】
これにより、ケースピッキングエリア1とコンテナピッキングエリア5におけるピッキング作業が中断され、またコンベヤ合流制御装置59により主搬送ラインMへのケースCとコンテナKの合流が中断される。仕分け・出荷エリア21では、この中断時間に、仕分けシュート31の仕分け先が次のバッチのデータにしたがって変更され、また各仕分けシュート31へ仕分けられたケースCとコンテナKの出荷先が変更される。
【0054】
物流中央コントローラ61は、タイムオーバーを確認すると(ステップ−13)、次のバッチ処理の有無(バッチデータの有無)を確認し(ステップ−14)、確認できないと終了し、確認するとステップ−4へ戻って次のバッチ処理指令信号を出力する。
【0055】
これにより次のバッチ処理が開始される。
このように、コンテナプールエリア8においてコンテナKが一時貯留され、さらにケースCが先行して主搬送ラインMへ投入されることにより、ケースCとコンテナKを分離して仕分けシュート31まで搬送でき、その結果、ケースCとコンテナKの混流が少なくなることから、仕分けシュート31からケースCとコンテナKをカゴ車へ積み付ける際に、混乱しないで積付作業を行うことができる。
[ケースピッキングエリア1]
上記ケースピッキング制御装置52は、バッチ毎のケースCのピッキングデータを入力すると、バッチ単位で、ケースピッキングエリア1に対してピッキング指令を出力し、ケースC単位でのピッキングを実行させ、同時にラベルプリンタ63によりピッキングしたケースCの仕分け先を特定するバーコード(データ)が印字されたラベルを発行させ、ピッキングしたケースCにこのラベルを貼り付けさせてライン2へ搬出させる。
【0056】
またケースピッキングエリア1において、複数の同一ケースCがピッキングされるとき、上記ラベルプリンタ63より各仕分けシュート(分岐搬送経路)31の配列の順にサイクリックに1枚ずつ各仕分け先のラベルが発行される。すなわち、ケースCが同一の仕分けシュート31へ連続して仕分けられることがないように順に発行される。このとき、ラベルは発行された順序でケースCへ貼り付けられ、貼り付けた順序でライン2へ投入される。なお、この複数の同一ケースCがピッキングされるときに、ケースピッキング制御装置52からラベルプリンタ63へ出力されるラベルのデータの例については、後で述べる(入荷エリア11のオーラベラー16のデータの例とともに説明する)。
【0057】
またバッチのピッキング作業が終了すると、搬出したケースCの数量を仕分け・出荷エリア21の分岐制御装置58へ出力し、続いて次のバッチのピッキング指令を出力する。このとき、バッチプール満量検出器24とバッチプール満量予告検出器25がともに動作していないとき、シグナルタワー51の緑色の表示灯を点灯させ、バッチプール満量予告検出器25が動作すると、シグナルタワー51の黄色の表示灯を点灯させ、バッチプール満量検出器24が動作すると、シグナルタワー51の赤色の表示灯を点灯させるとともにブザーを鳴動させる。
【0058】
上記ケースピッキング制御装置52の構成により、ケースピッキングエリア1の作業者はピッキング指令に基づいてケースCをピッキングし、上記ラベルを貼り付けてライン2へ投入する。また作業者は、次バッチのピッキング作業を実行しているとき、シグナルタワー51を観察し、表示灯の色が緑色のときはピッキング作業を続行し、黄色のときはケースCの投入のタイミングを遅らせ、赤色となると、ケースCの投入を中断する。よってバッチプールライン23へケースCが貯留できなくなる恐れを回避できる。また1バッチ処理により搬出したケースCの数量が仕分け・出荷エリア21の分岐制御装置58へ出力される。
[コンテナピッキングエリア5]
また上記コンテナピッキング制御装置54は、バッチ毎の商品のコンテナKへのピッキングデータを入力すると、バッチ単位で、コンテナピッキングエリア5に対してピッキング指令を出力し、仕分け先別に商品のコンテナKへのピッキングを実行させ、ピッキングが終了したコンテナKヘ仕分け先を特定するバーコード(データ)が印字されたラベルを貼り付けさせ、ライン6へ搬出させる。またバッチのピッキング作業中に、後述するコンテナプールエリア8の分岐制御装置55からオーバーフローレーン満量信号を入力するとライン6を緊急に停止させ、シグナルタワー53の赤色の表示灯を点滅させるとともにブザーを鳴動させる。
【0059】
またバッチのピッキング作業が終了すると、搬出したコンテナKの数量を、コンテナプールエリア8の分岐制御装置55と仕分け・出荷エリア21の分岐制御装置58へ出力し、続いて次のバッチのピッキング指令を出力する。このとき、後述するコンテナプールエリア8の分岐制御装置55から入力する、満量予告信号がオフ(不動作)のときシグナルタワー53の緑色の表示灯を点灯させ、満量予告信号がオン(動作)のときシグナルタワー53の黄色の表示灯を点灯させ、満量信号がオン(動作)のときシグナルタワー53の赤色の表示灯を点灯させ、オーバー信号がオン(動作)のときシグナルタワー53の赤色の表示灯を点滅させるとともにブザーを鳴動させる。
【0060】
上記コンテナピッキング制御装置54の構成により、コンテナピッキングエリア5の作業者はピッキング指令に基づいて商品をピッキングしてコンテナK内へ集品し、上記ラベルを貼り付けてライン6へ投入する。また作業者は、現バッチのピッキング作業を実行しているとき、シグナルタワー53の赤色の表示灯を点滅しブザーが鳴動すると、ピッキング作業を中断し、コンテナKをライン6より引き上げる。
【0061】
また作業者は、次バッチのピッキング作業を実行しているとき、シグナルタワー53を観察し、表示灯の色が緑色のときはピッキング作業を続行し、黄色のときはケースCの投入のタイミングを遅らせ、赤色となると、コンテナKの投入を中断する。よってコンテナプールエリア8へコンテナKが貯留できなくなる恐れを回避できる。さらに、シグナルタワー53の赤色の表示灯を点滅しブザーが鳴動すると、作業者は緊急にライン6からコンテナKを引き上げる。
【0062】
また1バッチ処理により搬出したコンテナKの数量がコンテナプールエリア8の分岐制御装置55と仕分け・出荷エリア21の分岐制御装置58へ出力される。
[仕分け・出荷エリア21]
上記仕分け・出荷エリア21の分岐制御装置58の動作を図6のフローチャートにしたがって詳細に説明する。
【0063】
まず物流中央コントローラ61よりバッチ単位に、各仕分けシュート31(ナンバー1〜20)に割り付けた仕分け先と、仕分け先を判断するバーコードを入力すると(ステップ−1)、これを記憶し(ステップ−2)、実行するバッチ処理の設定を行う。すなわち仕分け先とバーコードを各仕分けシュート31(分岐装置32)に設定する(ステップ−3)。
【0064】
続いて物流中央コントローラ61よりバッチ処理指令信号を入力すると(ステップ−4)、実際の仕分け制御を実行する。
すなわち、バーコードリーダ22より通過したケースCまたはコンテナKのバーコードの読み取りデータを入力すると(ステップ−5)、このバーコードにより現在のバッチ処理を実行するバッチのデータであるかどうかを判断する(ステップ−6)。現在のバッチ処理のデータではないとき、すなわち次バッチのデータのとき、次バッチプールライン23に対応する分岐装置32へ仕分け指令を出力し(ステップ−7)、ステップ−5へ戻る。また現在のバッチ処理のデータのとき、バーコードにより仕分け作業を実行する仕分けシュート31を検索し(ステップ−8)、この仕分けシュート31が前に通過したケースCまたはコンテナKと同一仕分けシュート31かどうかを確認する(ステップ−9)。
【0065】
同一仕分けシュート31ではないと確認されると、この仕分けシュート31に対応する分岐装置32へ仕分け指令を出力し(ステップ−10)、ケースCまたはコンテナKの通過してからの経過時間tを“0”に設定し(リセットし)、さらに連続通過数量rに“1”を設定する(ステップ−11)。続いて経過時間tのカウントを開始する(ステップ−12)。
【0066】
上記ステップ−9において、同一仕分けシュート31であると確認されると、連続通過数量rが設定数量以下かどうかを確認し(ステップ−13)、設定数量以下と確認すると、この仕分けシュート31に対応する分岐装置32へ仕分け指令を出力し(ステップ−14)、連続通過数量rに“1”を加算する(ステップ−15)。
【0067】
また上記ステップ−13において、連続通過数量rが設定数量を超えると、経過時間tが設定時間を超えているかどうかを確認し(ステップ−16)、設定時間を超えていると確認すると、この仕分けシュート31に対応する分岐装置32へ仕分け指令を出力し(ステップ−17)、ケースCまたはコンテナKの通過してからの経過時間tを“0”に設定し(リセットし)、さらに連続通過数量rに“1”を設定し(ステップ−18)、上記ステップ−12へ飛んで、再び経過時間tのカウントを開始する。
【0068】
また上記ステップ−16において、経過時間tが設定時間以下のとき、ケースCまたはコンテナKの仕分けを実行せずに、オーバーフローライン27へ流す(ステップ−19)。
【0069】
また上記ステップ−12またはステップ−15の実行後、分岐装置32へ仕分け指令を出力した仕分けシュート31を前回仕分けを実行した仕分けシュート31として記憶し(ステップ−20)、続いて仕分け数量sに“1”を加算し(ステップ−21)、このカウントした仕分け数量sが、バッチ処理の総数(全数量)Sの所定割合(たとえば、70%;50〜100%の中で任意に設定可能としている)に達すると(ステップ−22)、上記ケース通過信号を物流中央コントローラ61へ出力する(ステップ−23)。続いて仕分け数量sが仕分けを実行する総数Sと一致しているかを確認する(ステップ−24)。一致していないとき、または上記ステップ−19を実行した後、ステップ−5へ戻る。また一致を確認すると上記仕分け終了信号を物品中央コントローラ61へ出力し(ステップ−25)、仕分け数量sに“0”を設定し(初期化し)(ステップ−26)、次のバッチ処理のデータが存在するかを確認する(ステップ−27)。確認すると、ステップ−3へ戻る。総数Sは、ケースピッキング制御装置52より入力したケースCの数量と、コンテナピッキング制御装置54より入力したコンテナKの数量を加算したものである。
【0070】
次のバッチ処理が存在しないとき、終了する。
上記仕分け・出荷エリア21の分岐制御装置58の動作による仕分け制御方法を説明する。
【0071】
いま、ナンバー20の仕分けシュート31へ仕分けられる5個のケースC▲1▼▲2▼▲3▼▲4▼▲5▼がバーコードリーダ22位置を連続して通過するものとし、ケースC▲1▼の前に搬送されているケースCは、ナンバー20の仕分けシュート31とは別の仕分けシュート31へ仕分けられるものとする。また設定時間は5秒、設定数量を1個とし、ケースC▲1▼の通過後5秒以内に3個のケースC▲2▼▲3▼▲4▼が通過し、5秒を過ぎて後にケースC▲5▼が通過するものとする。なお、次バッチの処理のケースCは次バッチプールライン23へ分岐される。
【0072】
図7(b)に示すように、ケースC▲1▼は上記ステップ−7の判断によりナンバー20の仕分けシュート31に仕分けられる。このケースC▲1▼の仕分けにより、連続数量は1個となる(ステップ−11参照)。
【0073】
続くケースC▲2▼は連続数量は1個であるから、上記ステップ−13の判断により、ナンバー20の仕分けシュート31へ続いて仕分けられる。ケースC▲2▼の仕分けにより連続数量は2個となる(ステップ−15参照)。
【0074】
続くケースC▲3▼▲4▼は、経過時間が5秒以内であるから、上記ステップ−13とステップ−16の判断により、仕分けは実行されず、オーバーフローライン27へ流され、再び主搬送ラインMの上流へ戻される。
【0075】
続くケースC▲5▼は、経過時間が5秒を超えていることから、上記ステップ−13とステップ−16の判断により、ナンバー20の仕分けシュート31へ仕分けられる。ケースC▲5▼の仕分けにより連続数量は1個へ戻り、経過時間がリセットされる(ステップ−18参照)。
【0076】
このように、設定時間に同一の仕分けシュート31へ仕分けられるケースCまたはコンテナKは、所定の仕分け数量(=設定数量+1個)に制限され、仕分け数量を超えたケースCまたはコンテナKは仕分けシュート31へ仕分けられることが中止されることにより、同一仕分けシュート31へ仕分けられるケースCまたはコンテナKがあっても、作業集中が発生せず、作業を平準化でき、ケースCまたはコンテナKを仕分けシュート31より取り込み作業を行う作業者の負担を軽減でき、作業効率を改善することができる。またケースCまたはコンテナK(商品)が仕分けられる際の衝撃が少なくなり、ケースCまたはコンテナKの破損を少なくすることができる。さらにケースCまたはコンテナKの間隔が開くことから作業者は安全に取り込むことができる。
【0077】
また主搬送ラインMから仕分けシュート31へ仕分けることが中止されたケースCまたはコンテナKは、主搬送ラインMの下流より各仕分けシュート31より上流へ戻され、再度、仕分けが実行され、時間的に分散して、仕分けシュート31へ仕分けられることにより、ケースCまたはコンテナKを仕分けシュート31より取り込み作業を行う作業者の負担を軽減でき、作業効率を改善することができる。
【0078】
なお、上記設定時間と設定数量は作業者が分岐制御装置58へ任意に設定できるようにしており、作業者の負担、作業効率、全体の仕分け作業量に応じて、設定時間と仕分け数量を設定することができる。
[コンテナプールエリア8]
上記コンテナプールエリア8の分岐制御装置55の動作を図8のフローチャートにしたがって詳細に説明する。
【0079】
まず物流中央コントローラ61よりバッチ単位における、各仕分けシュート31(ナンバー1〜20)に割り付けられた仕分け先と、仕分け先を判断するバーコードを入力すると(ステップ−1)、これを記憶し(ステップ−2)、実行するバッチ処理の設定を行う。すなわち仕分け先の仕分けシュート31に対応してストレージレーンSA,SB(分岐装置43)を設定する(ステップ−3)。
【0080】
続いて物流中央コントローラ61よりバッチ処理指令信号を入力すると(ステップ−4)、実際のコンテナプール制御を実行する。
バーコードリーダ7より通過したコンテナKのバーコードの読み取りデータを入力すると(ステップ−5)、このバーコードにより現在のバッチ処理を実行するバッチのデータであるかどうかを判断する(ステップ−6)。
【0081】
現在のバッチ処理のデータのとき、物流中央コントローラ61より上記切出し開始指令信号が入力されているかを確認し(ステップ−7)、確認したとき、すなわち切出しを実行しているとき、コンテナKを分岐させずに通過させると判断する(ステップ−8)。
【0082】
ステップ−7において、切出しを実行していないとき、仕分け作業を実行するストレージレーンSAまたはSBを検索し(ステップ−9)、この検索されたストレージレーンに蓄積されているコンテナKの数量S(r)と蓄積可能なコンテナKの数量Rを検索する(ステップ−10)。
【0083】
続いてこの検索された数量S(r)に1個を加算したとき蓄積可能なコンテナKの数量Rを超えるかどうか(オーバーフローするかどうか)を確認する(ステップ−11)。オーバーフローではないと確認されると、このストレージレーンにコンテナKを分岐する指令信号を分岐装置43へ出力し(ステップ−12)、コンテナKの数量S(r)に“1”を加算する(ステップ−13)。
【0084】
上記ステップ−11において、オーバーフローと確認されると、このストレージレーンとはブロックの異なるストレージレーンで最も蓄積されているコンテナKの数量S(q)が少ないストレージレーンSBまたはSAを検索し(ステップ−14)、このストレージレーンに蓄積可能なコンテナKの数量Qを検索する(ステップ−15)。続いてこの検索された数量S(q)に1個を加算したとき蓄積可能なコンテナKの数量Qを超えるかどうか(オーバーフローするかどうか)を確認する(ステップ−16)。オーバーフローではないと確認されると、このストレージレーンにコンテナKを分岐する指令信号を分岐装置43へ出力し(ステップ−17)、コンテナKの数量S(q)に“1”を加算する(ステップ−18)。
【0085】
上記ステップ−16において、オーバーフローと確認されると、第5オーバーフローレーンが満量となっているどうかを判断し(ステップ−19)、判断すると、コンテナピッキング制御装置54へ上記オーバーフローレーン満量信号を出力し(ステップ−20)、終了する。
【0086】
第5オーバーフローレーンが満量でないとき、第1オーバーフローレーンがオーバーフローするかどうかを確認し、オーバーフローしないときコンテナKを蓄積し、この第1オーバーフローレーンがオーバーフローと確認されると第2オーバーフローレーンへ蓄積する。そして、順にオーバーフローレーンへコンテナKを蓄積する(ステップ−21)。たとえば、第1オーバーフローレーンに蓄積されているコンテナKの数量S(u1)とこのオーバーフローレーンに蓄積可能なコンテナKの数量Uを検索し、続いてこの検索された数量S(u1)に1個を加算したとき蓄積可能なコンテナKの数量Uを超えるかどうか(オーバーフローするかどうか)を確認し、オーバーフローではないと確認されると、この第1オーバーフローレーンにコンテナKを分岐する指令信号を分岐装置43へ出力し、コンテナKの数量S(u1)に“1”を加算する。最終的に、第5オーバーフローレーンに蓄積したコンテナKの数量S(u5)が求められる。
【0087】
上記ステップ−6において、現在のバッチ処理を実行するバッチのデータではない判断すると、第5次バッチレーンが満量かどうかを確認し(ステップ−22)、確認すると、コンテナピッキング制御装置54へ上記オーバー信号を出力し(ステップ−23)、終了する。第5次バッチレーンが満量でないとき、第5次バッチレーンの半分にコンテナKが蓄積されているかどうかを確認し(ステップ−24)、確認すると、コンテナピッキング制御装置54へ上記満量信号を出力する(ステップ−25)。さらに第5次バッチレーンの半分にコンテナKが蓄積されていないとき、第4次バッチレーンが満量かどうかを確認し(ステップ−26)、確認すると、コンテナピッキング制御装置54へ上記満量予告信号を出力する(ステップ−27)。
【0088】
第4次バッチレーンが満量ではないとき、または上記ステップ−25またはステップ−27の実行後、次バッチレーンへ順にコンテナKを蓄積する。すなわち第1次バッチレーンがオーバーフローするかどうかを確認し、オーバーフローしないときコンテナKを蓄積し、この第1次バッチレーンがオーバーフローと確認されると第2次バッチレーンへ蓄積する。そして、順にオーバーフローレーンへコンテナKを蓄積し(ステップ−28)、これら次バッチレーンへ蓄積したコンテナKの数量wを求める(ステップ−29)。たとえば、第1次バッチレーンに蓄積されているコンテナKの数量S(z1)とこのオーバーフローレーンに蓄積可能なコンテナKの数量Zを検索し、続いてこの検索された数量S(z1)に1個を加算したとき蓄積可能なコンテナKの数量Zを超えるかどうか(オーバーフローするかどうか)を確認し、オーバーフローではないと確認されると、この第1次バッチレーンにコンテナKを分岐する指令信号を分岐装置43へ出力し、コンテナKの数量S(z1)に“1”を加算する。最終的に、第5次バッチレーンまでコンテナKが蓄積される。ステップ−29の実行後、ステップ−5へ戻る。
【0089】
上記ステップ−8またはステップ−13またはステップ−18またはステップ−21の実行後に、仕分け数量sに“1”を加算し(ステップ−30)、続いて仕分け数量sが仕分けを実行するバッチ単位の総数Sと一致しているかを確認する(ステップ−31)。総数Sは、コンテナピッキング制御装置54より入力したバッチ単位のコンテナKの数量である。一致していないとき、ステップ−5へ戻る。また一致を確認すると、仕分け数量sに次バッチレーンに蓄積されたコンテナKの数量wを設定し(ステップ−32)、次バッチレーンとオーバーフローレーンを切り換え(ステップ−33)、次のバッチ処理が存在するかを確認する(ステップ−34)。確認すると、ステップ−3へ戻る。次のバッチ処理が存在しないとき、終了する。
【0090】
上記コンテナプールエリア8の分岐制御装置55の動作によるコンテナKのプール方法を説明する。
1.バッチ単位で設定された仕分け・出荷エリア21の仕分けシュート31の仕分け先に対応して、同じ配置で、ナンバー1〜20のストレージレーンSA,SBの仕分け先を1:1で設定する。
【0091】
2.いま、ナンバー20の仕分けシュート31へ仕分けられるコンテナKがライン6により搬送され、バーコードリーダ7によりこのコンテナKのラベルからバーコードが読み取られると、読み取ったバーコードの仕分け先よりナンバー20のストレージレーンが選択される。続いてこのナンバー20のストレージレーンに蓄積可能なコンテナKの総数Rと現在蓄積しているコンテナKの数量S(r)が検索され、次のコンテナKを蓄積可能かが判断される。蓄積可能と判断されると、ナンバー20のストレージレーンへの分岐指令が分岐装置43へ出力され、コンテナKはナンバー20のストレージレーンに貯留される。
【0092】
3.ナンバー20のストレージレーンに蓄積不能、すなわち満量であると判断されると、このストレージレーンが属するブロックBとは異なるブロックAの中で、最も現在蓄積しているコンテナKの数量S(q)が少ないストレージレーンが選択され、この選択されたストレージレーンに蓄積可能なコンテナKの総数Qが検索され、次のコンテナKを蓄積可能かが判断される。蓄積可能と判断されると、再選択されたストレージレーンへの分岐指令が分岐装置43へ出力され、コンテナKはこのストレージレーンに貯留される。
【0093】
4.再選択されたストレージレーンへ蓄積不能、すなわち満量であると判断されると、第1オーバーフローレーンが選択され、この第1オーバーフローレーンが満量のとき第2オーバーフローレーンが選択され、この第2オーバーフローレーンが満量のとき第3オーバーフローレーンが選択され、この第3オーバーフローレーンが満量のとき第4オーバーフローレーンが選択され、この第4オーバーフローレーンが満量のとき第5オーバーフローレーンが選択され、選択されたオーバーフローレーンへの分岐指令が分岐装置43へ出力され、コンテナKはこのオーバーフローレーンに貯留される。第5オーバーフローレーンが満量となると、ライン6が停止され、コンテナピッキングエリア5のシグナルタワー53の赤色の表示灯が点滅され、ブザーが鳴動される。
【0094】
5.いま、次バッチのコンテナKがライン6により搬送され、バーコードリーダ7によりこのコンテナKのラベルからバーコードが読み取られると、読み取ったバーコードの仕分け先より、まず第1次バッチレーンが選択され、この第1次バッチレーンが満量のとき第2次バッチレーンが選択され、この第2次バッチレーンが満量のとき第3次バッチレーンが選択され、この第3次バッチレーンが満量のとき第4次バッチレーンが選択され、この第4次バッチレーンが満量のとき第5次バッチレーンが選択され、選択された次バッチフローレーンへの分岐指令が分岐装置43へ出力され、コンテナKはこの次バッチレーンに貯留される。また第4次バッチレーンが満量となるまではコンテナピッキングエリア5のシグナルタワー53の緑色の表示灯が点灯され、また第4次バッチレーンが満量となるとコンテナピッキングエリア5のシグナルタワー53の黄色の表示灯が点灯され、第5次バッチレーンの半分にコンテナKが貯留されるとコンテナピッキングエリア5のシグナルタワー53の赤色の表示灯が点灯され、第5オーバーフローレーンが満量となると、ライン6が停止され、コンテナピッキングエリア5のシグナルタワー53の赤色の表示灯が点滅され、ブザーが鳴動される。
【0095】
6.物流中央コントローラ61より切出し開始指令信号が入力されると、コンテナKは貯留されることなく、バイパスライン46を介してライン9へそのまま搬出される。よって、切出しが開始された後は、プールされることなく、コンテナプールエリア8をバイパスしてコンテナKは搬出される。
【0096】
上記コンテナプールエリア8の切出し制御装置56の動作を図9のフローチャートにしたがって詳細に説明する。
まず、物流中央コントローラ61より上記切出し開始指令信号を入力するか、またはコンテナKの強制切出し指令(切出し制御装置56へ直接入力を可能としている)を入力すると(ステップ−1,−2)、補助レーンαと補助レーンβがオーバーフローレーンと次バッチレーンのいずれかに使用されているかを確認する(ステップ−3)。
【0097】
ブロックAおよびブロックBのストレージレーンおよびオーバーフローレーンとして使用されている補助レーンαまたはβの切出し機構へ切出指令を出力し(ステップ−4)、タイマーをセットし(ステップ−5)、このタイマーがタイムオーバーとなると(ステップ−6)、分岐制御装置55に記憶されているストレージレーンSA,SBに蓄積されているコンテナKの数量S(r)とオーバーフローレーンに蓄積されているコンテナKの数量S(u)と切出しの回数によりストレージレーンSA,SBとオーバーフローレーンにコンテナKが残っているかどうかを判断し(ステップ−7)、コンテナKが残っているときステップ−3へ戻り、コンテナKが残っていないと終了する。
【0098】
上記コンテナプールエリア8の切出制御装置56の動作によるコンテナKの切出方法を図10に基づいて説明する。
図10に示すように、切出し開始指令により、ブロックAおよびブロックBのストレージレーンおよびオーバーフローレーンの最前行の1行のコンテナKが搬出ライン44,45へ一斉に切り出され、これら搬出ライン44,45により搬送され、ライン9で合流される。なお、搬出ライン44,45の長さの設定により、ブロックAおよびブロックBから同時にコンテナKが切出されてもライン9でコンテナKが接触しないようにされている。
【0099】
そして、タイマーにより、ブロックAから切出されたコンテナKがライン9に移動するタイミングで、次の行の1行のコンテナKが搬出ライン44,45へ一斉に切り出され、これら搬出ライン44,45により搬送され、ライン9で合流される。
【0100】
これを繰り返すことにより、ブロックAおよびブロックBのストレージレーンおよびオーバーフローレーンに一時貯留されたコンテナKは、1行ずつ切出され、ライン9により主搬送ラインMへ投入され、出荷・仕分けエリアへ搬送される。
【0101】
このように、コンテナピッキングエリア5より搬出されたコンテナKは、仕分けられる仕分けシュート31が判断され、この判断された仕分けシュート31に1:1で対応したストレージレーンSAまたはSBへ一時貯留される。そして、各ストレージレーンから行毎に一斉に切り出され、搬出ライン44,45により搬送され、各ストレージレーンが配置された順に1個ずつのコンテナKが主搬送ラインMへ投入される。よって、コンテナKは1個ずつ、ストレージレーン、すなわち仕分けシュート31が配置された順に主搬送ラインMへ投入され、各仕分けシュート31で次々に仕分けられる。以上のように、同一の仕分けシュート31へ仕分けるコンテナKが連続して主搬送ラインMで搬送されないように、並び換えられることにより、同一仕分けシュート31へ連続して仕分けられるコンテナKがあっても、作業集中が発生せず、作業を平準化でき、コンテナKを仕分けシュート31より取り込み作業を行う作業者の負担を軽減でき、作業効率を改善することができる。またコンテナK(商品)が仕分けられる際の衝撃が少なくなり、コンテナKの破損を少なくすることができる。さらにコンテナKの間隔が開くことから作業者は安全に取り込むことができる。
【0102】
また、仕分けられる仕分けシュート31に1:1で対応したストレージレーンSAまたはSBが貯留したコンテナKで満量(満杯)となると、このストレージレーンSAまたはSBへ貯留するコンテナKはこのストレージレーンが属するブロック(グループ)AまたはBとは他のブロックBまたはAのストレージレーンSBまたはSAへ一時貯留され、コンテナKは1個ずつ、ブロック毎に順に、ブロックの各ストレージレーンSA,SB、すなわち仕分けシュート31が配置された順に主搬送ラインMへ投入されることから、他のブロックのストレージレーンへ一時貯留されているコンテナKは、コンテナKが貯留されるはずのストレージレーンから投入されるコンテナKとは、時間的に離れた間隔で投入されるので、同一の仕分けシュート31へコンテナKが連続して仕分けられることが避けられ、仕分けシュート31からコンテナKを取り込む作業者の負担が分散され、軽減される。
【0103】
また、全てのストレージレーンが貯留した物品で満量となると、これらストレージレーンへ貯留するコンテナKはオーバーフローレーンへ一時貯留され、各ストレージレーンおよびオーバーフローレーンから順に1個ずつ物品が主搬送経路へ投入されることによって、全てのストレージレーンが満量となっても、コンテナKは一時貯留され、コンテナKは1個ずつ、ストレージレーン、すなわち仕分けシュート31が配置された順、およびオーバーフローレーンの配置順に主搬送ラインMへ投入され、各仕分けシュート31へ次々に仕分けられる。その結果、同一の仕分けシュート31へコンテナKが連続して仕分けられることが極力避けられ、仕分けシュート31からコンテナKを取り込む作業者の負担が分散され、軽減される。
【0104】
またオーバーフローレーンが満量となると、もはや貯留が不可能となったことが警報され、ストレージレーンおよびオーバーフローレーンへのコンテナKの搬入が停止されることにより、全てのストレージレーンおよびオーバーフローレーンが満量となっても、ストレージレーンおよびオーバーフローレーンへストレージされないコンテナKの発生を避けることができる。
【0105】
また前のバッチに属するコンテナKに、次のバッチに属するコンテナKが混じって主搬送ラインMの上流に搬入され、次のバッチに属するコンテナKは、次バッチレーンへ一時貯留されることにより、前のバッチの仕分けが終了する前に、次のバッチのコンテナKを投入でき、仕分け作業の効率を改善できる。
[入荷エリア11]
上記入荷制御装置57の動作を図11のフローチャートにしたがって説明する。
【0106】
入荷制御装置57は、入力端末機14より入荷データ、すなわち入荷したケースCの内容(ケースの中身を特定する情報)および入荷数量を入力すると(ステップ−1)、この入荷データを物流中央コントローラ61ヘ伝送する(ステップ−2)。
【0107】
物流中央コントローラ61はこの入荷データと出荷データに基づき、入荷したケース(物品)Cの仕分け先のデータと各仕分けシュート31(ナンバー1〜20)に割り付けた仕分け先と、仕分け先を判断するバーコードからなるデータを形成し、入荷制御装置57へ出力する。
【0108】
入荷制御装置57はこの仕分けデータを入力すると(ステップ−3)、各仕分けシュート31の配列の順にサイクリックに1枚ずつ各仕分け先のラベルが発行されるように、オートラベラー16へ出力する仕分け先のデータを形成する(ステップ−4)。
【0109】
そして、バーコードリーダ15よりコード、すなわち入荷ライン12上を通過するケースCの内容(ケースの中身を特定する情報)を入力すると(ステップ−5)、入力端末機14より入力された入荷データの一致を確認し(ステップ−6)、確認するとオートラベラー16へ順に上記データを出力し、ケースCに仕分け先を特定するバーコード(識別符号の一例)が印字されたラベルを貼り付けさせる(ステップ−7)。次に、ラベルを貼り付けたケースCの数量dをカウントし(ステップ−8)、この数量dが入荷データの入荷数量と一致するかを確認し(ステップ−9)、確認すると終了し、一致しないときステップ−5へ戻る。
【0110】
上記入荷制御装置57より出力され、オートラベラー16によりケースCへ貼りつけるラベルのデータ、またケースピッキングエリア1のケースピッキング制御装置52より出力され、ラベルプリンタ63により発行されるラベルのデータの一例を図12に示す。なお、入荷エリア11では同一のケースC(図12ではトマトケチャップ)がトータル25ケース入荷し、ケースピッキングエリア1では、同一のケースC(図12ではトマトケチャップ)がトータル25ケース、ピッキングされ、順にライン2へ投入されるものとしている。
【0111】
またナンバー1の仕分けシュート31の仕分け先に割り付けられた(店舗)101店へ5ケース、ナンバー2の仕分けシュート31の102店へ3ケース、ナンバー3の仕分けシュート31の103店へ4ケース、ナンバー4の仕分けシュート31の104店へ2ケース、ナンバー5の仕分けシュート31の105店へ6ケース、ナンバー6の仕分けシュート31の106店へ1ケース、ナンバー7の仕分けシュート31の107店へ4ケースが、仕分けられるものとする。
【0112】
各仕分けシュート31の配列の順にサイクリックに1枚ずつ各仕分け先のラベルが発行されることから、図12(b)に示すように、「101」、「102」、「103」、「104」、「105」、「106」、「107」、「101」、「102」、「103」…の順にサイクリックにデータが形成される。
【0113】
そして、オートラベラー16ではこの順序でケースCにラベルが貼り付けられ、ラベルプリンタでは、この順序でラベルが発行され、ラベルは発行された順序で作業者によりケースCに貼り付けられる。
【0114】
このように、入荷ライン12またはケースピッキングエリア1のライン2から主搬送ラインMへ順に投入されるケースCに、ラベルが、仕分けシュート31が配置された順に、仕分けられるように貼り付けられることにより、すなわちケースCを各仕分けシュート31へ仕分けることを可能とするバーコードを、ケースCが同一の仕分けシュート31へ連続して仕分けられることがないように取り付けることにより、同一の仕分けシュート31へケースCが連続して仕分けられることが避けられる。したがって、同一仕分けシュート31へ連続して仕分けられるケースCがあっても、作業集中が発生せず、作業を平準化でき、ケースCを仕分けシュート31より取り込み作業を行う作業者の負担を軽減でき、作業効率を改善することができる。またケースC(商品)が仕分けられる際の衝撃が少なくなり、ケースCの破損を少なくすることができる。さらにケースCの間隔が開くことから作業者は安全に取り込むことができる。
【0115】
図12(a)には、従来のラベルの発行順序を示す。ラベルは店舗単位に発行される。たとえば、ナンバー1の仕分けシュート31の仕分け先に割り付けられた(店舗)101店へ5ケースが仕分けられるとき、仕分け先「101」のラベルが5枚、連続して発行され、5個のケースCに順に貼り付けられる。このとき、5個のケースCはナンバー1の同一仕分けシュート31へ連続して仕分けられることになり、作業者に負担を強いることになる。
【0116】
またバーコードリーダ15の入力により入荷ライン12上を通過するケースCの内容(ケースの中身を特定する情報)を確認することができることにより、入荷の検収を行うことができ、予定通りにケースCが入荷したかどうかを確認することができる。
【0117】
なお、本実施の形態では、仕分け・出荷エリア21において、設定時間に同一の仕分けシュート31へ仕分けられるケースCまたはコンテナKは、所定の仕分け数量に制限し、仕分け数量を超えたケースCまたはコンテナKを仕分けることを中止しているが、同一の仕分けシュート31へ仕分けられるケースCまたはコンテナKが連続していることを確認すると、特定の仕分けシュート31のときには、確認したケースCまたはコンテナK全ての仕分けを一旦中止するようにすることもできる。たとえば、偶数のナンバーが付けられた仕分けシュート31へ連続してケースCまたはコンテナKが仕分けられるとき、最初の1回目は全てのケースCまたはコンテナKを仕分けることを中止して、オーバーフローライン27へ周回させ、2回目に仕分け数量を超えたケースCまたはコンテナKをオーバーフローライン27へ周回させるようにする。
【0118】
これにより、作業者が隣接した2本の仕分けシュート31を担当し、ケースCまたはコンテナKを取り込みとき、隣接した仕分けシュート31へ連続して仕分けられるケースCまたはコンテナKがあっても、作業集中が発生せず、作業を平準化でき、負担を軽減することができる。
【0119】
また本実施の形態では、コンテナプールエリア8のストレージラインの配列を、仕分け・出荷エリア21の仕分けシュート31の配列と一致させ、一時貯留を行うようにしているが、図13に示すような貯留方法とすることができる。
【0120】
すなわち、バーコードリーダ7によりコンテナKの仕分け先を読み取り、このコンテナKを下流のストレージレーンに割り付け、この割り付けされたストレージレーンの最後尾に貯留されたコンテナKの仕分けシュート31のナンバーを記憶しておく。
【0121】
次に搬送されてきたコンテナKの仕分け先を読み取り、異なる仕分け先であると、前のストレージレーンとは異なる上流のストレージレーンより割り付け、この割り付けされたストレージレーンの最後尾に貯留されたコンテナKの仕分けシュート31のナンバーを記憶しておく。
【0122】
そして、上記記憶された、ストレージレーンの最後尾に貯留されたコンテナKの仕分けシュート31のナンバーと同一の仕分け先のコンテナKが搬送されてくると、同じ仕分けシュート31へ割り付ける。また最上流のストレージレーンまで割り付けると、また最下流のストレージレーンから割り付け、そのとき貯留されたコンテナKの数が一定となるようにストレージレーンを割り付ける。
【0123】
これにより、図13に示すように、仕分けシュート31のナンバー“9”“9”“3”“2”“4”“4”に仕分けられるコンテナKが搬送されてきたとすると、最も下流のストレージレーンにナンバー“9”“9”のコンテナKが連続して貯留され、一つ上流のストレージレーンにナンバー“3”のコンテナKが貯留され、さらに一つ上流のストレージレーンにナンバー“2”のコンテナKが貯留され、さらに一つ上流のストレージレーンにナンバー“4”“4”のコンテナKが連続して貯留される。
【0124】
このように貯留することにより、最前行のコンテナKが一斉に切り出されたとき、同一仕分けシュート31へ連続してコンテナKが仕分けられる確率を低くすることができ、仕分けシュート31からコンテナKを取り込む作業者の負担を分散でき、軽減することができる。
【0125】
また本実施の形態では、発行手段としてラベルプリンタ63をケースピッキングエリア1に設けているが、このラベルプリンタ63に代えて、ライン2に上流よりバーコードリーダとオートラベラーを設け、入荷エリア11と同様に、ライン2により搬送されてくるケース1からバーコードリーダによりケース1に予め印刷されたバーコードを読み取ることによって、ケース1の内容を特定し、このケースの仕分け先のバーコード(データ)をオートラベラーで印字するようにしてもよい。
【0126】
また本実施の形態では、上記仕分け先(出荷先)を店舗別としているが、仕分け先(出荷先)をユーザー別、方面別、アイテム別、搬送トラック別などとしてもよい。
【0127】
また本実施の形態では、ブロックAの5本の補助レーンαとブロックBの5本の補助レーンβを、交代でオーバーフローレーンと次バッチレーンとして使用しているが、補助レーンαの中の数本(たとえば3本)をオーバーフローレーンとして使用し、残りの数本(たとえば2本)を次バッチレーンとして使用し、さらに補助レーンβの中の数本(たとえば2本)をオーバーフローレーンとして使用し、残りの数本(たとえば3本)を次バッチレーンとして使用するように設定し、バッチ毎に交代で使用するようにすることもできる。
【0128】
また本実施の形態では、識別符号としてバーコードを使用しているが、バーコードに限ることはなく、ケースCまたはコンテナKを仕分けシュート31へ仕分けることができる符号であればよく、また識別符号をラベルに印字しているが、ラベルに限ることはなく、プレートやタグに設けてもよく、さらに識別符号を発信するようにしてもよい。たとえば、マイクロ波を使用したIDタグとしてもよい。また識別符号を読み取る手段としてバーコードリーダを使用しているが、IDタグを使用するときにはアンテナを使用する。
【0129】
【発明の効果】
以上述べたように本発明によれば、分岐搬送経路より上流において、物品が仕分けられる分岐搬送経路が判断され、同一の分岐搬送経路へ仕分ける物品が連続して主搬送経路上で搬送されないように、物品が並び換えられることにより、同一の分岐搬送経路へ物品が連続して仕分けられることを避けることができ、よって分岐搬送経路から物品を取り込む作業者の負担を分散でき、軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における仕分け設備の構成図である。
【図2】同仕分け設備の仕分け・出荷エリアの配置図である。
【図3】同仕分け設備のコンテナプールエリアの配置図である。
【図4】同仕分け設備の制御構成図である。
【図5】同仕分け設備の物流中央コントローラの動作を説明するフローチャートである。
【図6】同仕分け設備の仕分け・出荷エリアの分岐制御装置の動作を説明するフローチャートである。
【図7】同仕分け設備の仕分け・出荷エリアの動作説明図である。
【図8】同仕分け設備のコンテナプールエリアの分岐制御装置の動作を説明するフローチャートである。
【図9】同仕分け設備のコンテナプールエリアの切出し制御装置の動作を説明するフローチャートである。
【図10】同仕分け設備のコンテナプールエリアの動作説明図である。
【図11】同仕分け設備の入荷制御装置の動作を説明するフローチャートである。
【図12】同仕分け設備の入荷エリアの動作説明図である。
【図13】本発明の他の実施の形態における仕分け設備のコンテナプールエリアの動作説明図である。
【符号の説明】
1 ケースピッキングエリア
2,6,9,13 ライン
3,10,17,26,28 合流装置
5 コンテナピッキングエリア
7,15,22 バーコードリーダ
8 コンテナプールエリア
11 入荷エリア
12 入荷ライン
14 入力端末機
17 オートラベラー
21 仕分け・出荷エリア
23 次バッチプールライン
24 バッチプール満量検出器
25 バッチプール満量予告検出器
27 オーバーフローライン
31,41 仕分けシュート
32,43 分岐装置
42 切出機構
44,45 搬出ライン
51,53 シグナルタワー
52 ケースピッキング制御装置
54 コンテナピッキング制御装置
55 コンテナプールエリア分岐制御装置
56 コンテナプールエリア切出し制御装置
57 入荷制御装置
58 仕分け・出荷エリア分岐制御装置
59 コンベヤ合流制御装置
61 物流中央コントローラ
63 ラベルプリンタ
C ケース
K コンテナ
M 主搬送ライン

Claims (9)

  1. 主搬送経路上で搬送されている物品を、主搬送経路より分岐された各分岐搬送経路へ仕分ける仕分け方法であって、
    前記分岐搬送経路より上流において、前記物品が仕分けられる分岐搬送経路を判断し、
    同一の分岐搬送経路へ仕分ける物品が連続して主搬送経路上で搬送されないように、物品を並び換えること
    を特徴とする仕分け方法。
  2. 主搬送経路の上流に、各分岐搬送経路に対応して、主搬送経路に沿った分岐搬送経路の配置と同じ配置の順序で複数の貯留経路を設け、
    主搬送経路上で搬送される物品が仕分けられる分岐搬送経路を判断し、この分岐搬送経路に対応する貯留経路へ物品を一時貯留し、各貯留経路から1個ずつ物品を主搬送経路へ投入すること
    を特徴とする請求項1に記載の仕分け方法。
  3. 貯留経路を複数のグループへ分け、
    貯留経路が貯留した物品で満杯となると、この貯留経路へ貯留する物品をこの貯留経路が属するグループとは他のグループの貯留経路へ一時貯留し、グループ毎に順に、グループの各貯留経路から1個ずつ物品を主搬送経路へ投入することを特徴とする請求項2に記載の仕分け方法。
  4. 主搬送経路の上流に、貯留経路に付属してオーバーフロー経路を設け、
    全ての貯留経路が貯留した物品で満量となると、これら貯留経路へ貯留する物品を前記オーバーフロー経路へ一時貯留し、各貯留経路およびオーバーフロー経路から順に1個ずつ物品を主搬送経路へ投入すること
    を特徴とする請求項2または請求項3に記載の仕分け方法。
  5. オーバーフロー経路が貯留した物品で満量となると、警報を出力し、貯留経路およびオーバーフロー経路への物品の搬入を停止すること
    を特徴とする請求項4に記載の仕分け方法。
  6. 主搬送経路の上流に、貯留経路に付属して次の仕分け群に属する物品を一時保留する保留経路を設け、
    次の仕分けの群に属する物品であることを確認すると、この物品を前記保留経路へ一時貯留すること
    を特徴とする請求項2〜請求項5のいずれかに記載の仕分け方法。
  7. 主搬送経路の上流に、複数の貯留経路を設け、
    主搬送経路上で搬送される物品が仕分けられる分岐搬送経路を判断し、同一の分岐搬送経路へ仕分けられる物品を同一の貯留経路へ一時貯留し、各貯留経路から1個ずつ順に物品を主搬送経路へ投入すること
    を特徴とする請求項1に記載の仕分け方法。
  8. 主搬送経路上で搬送されている物品を、主搬送経路より分岐された各分岐搬送経路へ仕分ける仕分け設備であって、
    前記各分岐搬送経路に対応して複数の前記物品の貯留手段を設け、
    これら各貯留手段を、各分岐搬送経路が主搬送経路に沿って配置された同じ順で配置し、各貯留手段の物品搬出口を前記主搬送経路の上流に接続し、
    前記貯留手段の上流に、前記物品を仕分ける分岐搬送経路を判断する判断手段を設け、
    前記物品を、前記判断手段により判断された分岐搬送経路に対応した貯留手段へ仕分けて一時保留させ、各貯留手段より、配置された順に1個ずつ物品を切り出して主搬送経路へ投入させる制御手段を設けたこと
    を特徴とする仕分け設備。
  9. 主搬送経路上で搬送されている物品を、主搬送経路より分岐された各分岐搬送経路へ仕分ける仕分け設備であって、
    複数の前記物品の貯留手段を設け、
    これら各貯留手段の物品搬出口を前記主搬送経路の上流に接続し、
    前記複数の貯留手段の上流に、前記物品を仕分ける分岐搬送経路を判断する判断手段を設け、
    前記判断手段により、搬送されてきた物品を仕分ける分岐搬送経路を判断し、判断の結果、前に判断された分岐搬送経路と異なると、物品を前の貯留手段とは異なる貯留手段に割り付けて一時保留させ、前記判断の結果、前に判断された分岐搬送経路と同一であると、物品を前の貯留手段と同一の貯留手段に割り付けて一時保留させ、前記各貯留手段の最前行より一斉に物品を切り出して主搬送経路へ投入させる制御手段を設けたこと
    を特徴とする仕分け設備。
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