JPH05153786A - インバータ装置 - Google Patents

インバータ装置

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JPH05153786A
JPH05153786A JP3309485A JP30948591A JPH05153786A JP H05153786 A JPH05153786 A JP H05153786A JP 3309485 A JP3309485 A JP 3309485A JP 30948591 A JP30948591 A JP 30948591A JP H05153786 A JPH05153786 A JP H05153786A
Authority
JP
Japan
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circuit
transistor
inverter
voltage
capacitor
Prior art date
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Pending
Application number
JP3309485A
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English (en)
Inventor
Yukio Yamanaka
幸男 山中
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】エネルギー蓄積用のインダクタを備えるチョッ
パー回路と、共振回路を含む負荷回路を備えるインバー
タ回路とでスイッチング素子を共用したインバータ装置
において、入力電圧が広範囲にわたって変化しても出力
を略一定化する。 【構成】チョッパー回路とインバータ回路とで共用され
る一方のスイッチング素子Q2 で平滑用のコンデンサC
3 の電圧を一定化し、チョッパー回路と共用されない他
方のスイッチング素子Q1 でインバータ出力を自由に調
整する。 【効果】交流電源Eからの入力電源電圧が大きく変動し
ても、インバータ出力の変動幅を小さくすることができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、インバータ装置に関す
るものであり、例えば、放電灯を高周波点灯させる用途
に利用されるものである。
【0002】
【従来の技術】従来のインバータ装置(特願平01−3
35332号参照)を図5に示し、以下、その回路構成
について説明する。全波整流器DBの交流入力端子は、
フィルター回路を介して交流電源Eに接続されている。
フィルター回路は、コンデンサC1 ,C2 とトランスT
1 よりなり、商用交流周波数に対しては低インピーダン
スとなり、高周波はブロックするように構成されてい
る。全波整流器DBの直流出力端子には、インダクタL
1 とダイオードD4 ,D1 を介して平滑用のコンデンサ
3 が接続されている。コンデンサC3 には、バイポー
ラ型のトランジスタQ1 とMOS型のトランジスタQ2
の直列回路が接続されている。トランジスタQ1 の両端
には、直流成分カット用のコンデンサC4 と、電流帰還
用のトランスT2 の1次巻線を介して、ランプ負荷FL
のフィラメントの電源側端子が接続されている。ランプ
負荷FLのフィラメントの非電源側端子間には、コンデ
ンサC 5 が並列接続されている。このコンデンサC
5 は、放電灯FLのフィラメントに予熱電流を通電する
と共に、トランスT2 のインダクタンス成分と共にLC
直列共振回路を構成している。トランスT2 の2次巻線
は、抵抗R1 を介してトランジスタQ1 のベース・エミ
ッタ間に接続されている。トランジスタQ1 の両端に
は、ダイオードD1 が逆並列接続されており、トランジ
スタQ2 の両端には、抵抗R7 ,R8 の直列回路が並列
接続されている。駆動回路Cは、抵抗R7 ,R8 の接続
点で検出された電圧が立ち下がった時点から一定時間に
わたりトランジスタQ2 をオン状態とする。このトラン
ジスタQ2 は、トランジスタQ1 と交互にオン・オフす
るインバータ回路のスイッチング素子であるが、それと
同時に、インダクタL1 とダイオードD4 ,D1 及びコ
ンデンサC3 と共に昇圧型のチョッパー回路のスイッチ
ング素子として兼用されている。
【0003】このインバータ装置では、一方のトランジ
スタQ1 はトランスT2 の2次巻線より負荷回路の共振
電流を帰還させて自励駆動とし、他方のトランジスタQ
2 は、トランジスタQ1 のオフ期間に動作するタイマー
回路を備える駆動回路Cにより他励制御される(特願昭
63−297276号参照)。また、タイマー回路の時
定数を変化させて、トランジスタQ2 のオン・デューテ
ィを小さくし、トランジスタQ1 ,Q2 のオン・デュー
ティをアンバランスとすることにより、出力制御を行う
ことができる(特願昭60−113716号参照)。な
お、この従来例では、トランジスタQ2 のオン・デュー
ティを小さくすることにより、発振周波数も変化するの
で、出力制御の範囲も幅広くできる。トランジスタ
1 ,Q2 のスイッチング周波数は、負荷回路のコンデ
ンサC4 ,C5 とトランスT2 のインダクタンス成分に
よる固有振動周波数よりも高く設定して、共振回路の励
振電圧よりも共振電流が遅れ位相となる遅相モードで動
作させるものである。
【0004】図5に示す回路の定常状態における動作に
ついて、図6の動作波形図を元に説明する。図6(A)
はトランジスタQ1 の両端電圧の波形、図6(B)はイ
ンバータ回路の動作によりダイオードD1 とトランジス
タQ1 に流れる電流波形であり、図6(C)はチョッパ
ー回路の動作によりダイオードD1 に流れる電流の波形
である。実際は、図6(B)と(C)の電流を合成した
電流が、図6(D)に示すように、ダイオードD1 とト
ランジスタQ1 に流れている。トランジスタQ 1 のオン
区間は、コンデンサC4 ,C5 と放電灯FL及びトラン
スT2 のインダクタンス成分で決まる共振電流波形によ
って決定される。同様に、図6(E)はトランジスタQ
2 の両端電圧の波形、図6(F)はインバータ回路の動
作によりトランジスタQ2 に流れる電流の波形であり、
図6(G)はチョッパー回路の動作によりトランジスタ
2 に流れる電流の波形である。実際は、図6(F)と
(G)の電流を合成した電流が、図6(H)に示すよう
に、トランジスタQ2 に流れている。なお、チョッパー
に流れる電流は、交流入力電圧の増減により、図6
(C),(D),(G),(H)に示すように変化す
る。
【0005】ここで、パワーMOSFETよりなるトラ
ンジスタQ2 のオン区間は、トランジスタQ2 に寄生す
る逆並列ダイオードに電流が流れて、その両端電圧の立
ち下がったことを抵抗R7 ,R8 により検出して、その
検出時点から一定時間を計時するタイマー回路を備える
駆動回路Cにより決定されるものである。図5の回路で
は、交流入力電圧の変動に対応してタイマー回路の時定
数を変化させて、トランジスタQ2 のオン・デューティ
を可変とし、インバータ装置の出力を安定化している。
例えば、交流入力電圧が低下したときには、トランジス
タQ2 のオン・デューティを長くして、インダクタL1
に蓄積される電磁エネルギーを大きくし、トランジスタ
2 のオフ時に充電される平滑用のコンデンサC3 の両
端電圧を高くして、インバータ装置の出力を一定化する
ものである。この場合、交流入力電圧の±約10%の変
動に対してインバータ装置の出力が略一定になるように
制御している。
【0006】しかしながら、国内電源として100
(V)、200(V)、240(V)等が良く使われて
おり、このうち、200(V)と240(V)の併用で
きる商品を想定したとき、電源変動±10%を考える
と、180(V)〜264(V)の広範囲にわたる電圧
変動を考慮しなければならない。このような場合におい
ては、前述のような交流入力電圧を検出して、トランジ
スタQ2 のオン・デューティを変化させて出力を一定化
させることは、非常に困難である。なぜなら、例えば、
入力電圧が高い場合、トランジスタQ2 のオン・デュー
ティを短くすると、チョッパー回路については、平滑用
のコンデンサC3 の両端電圧を低くしようとする。一
方、インバータ回路については、トランジスタQ1 ,Q
2 のオン・デューティがアンバランスになり、インバー
タ出力を低下させる働きをすることになる。したがっ
て、入力電圧が高くなった場合において、トランジスタ
2 のオン・デューティを短くすることにより出力が一
定になるのは、チョッパー回路については、コンデンサ
3 の両端電圧を低く制御しようとするが、それ以上に
入力電圧が高くなったために、結果的には、コンデンサ
3 の両端電圧が高くなり、インバータ回路について
は、コンデンサC3 の両端電圧が高くなった分、トラン
ジスタQ1 ,Q2 のオン・デューティのアンバランスに
より出力が絞られて、最終的なインバータ回路の出力
は、入力電圧が高くなる前と同じ出力となるような場合
である。つまり、平滑用コンデンサC3 の電圧変化によ
る出力変動と、インバータ回路のトランジスタQ1 ,Q
2 のオン・デューティのアンバランスによる出力変動と
が都合良く相殺し合うことによって出力が一定化される
ものであるが、入力電圧の変動幅が大きくなると、出力
の一定化が非常に困難となってくる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述のよう
な点に鑑みてなされたものであり、その目的とするとこ
ろは、エネルギー蓄積用のインダクタを備えるチョッパ
ー回路と、共振回路を含む負荷回路を備えるインバータ
回路とでスイッチング素子を共用したインバータ装置に
おいて、入力電圧が広範囲にわたって変化しても出力を
略一定化することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明にあっては、上記
の課題を解決するために、図1に示すように、逆方向電
流を阻止しない第1のスイッチング素子(例えば、トラ
ンジスタQ1 とダイオードD1 )と、第2のスイッチン
グ素子(例えば、トランジスタQ2 とダイオードD2
の直列回路を平滑電源(コンデンサC3 )の両端に接続
し、第1及び第2のスイッチング素子を交互にオン・オ
フすることにより、共振回路を含む負荷回路に高周波電
力を供給するインバータ回路と、インバータ回路におけ
る一方のスイッチング素子(トランジスタQ2 )のオン
時に当該スイッチング素子を介して交流電源Eからエネ
ルギー蓄積用のインダクタL1 に電流を流してインダク
タL1 にエネルギーを蓄積し、上記一方のスイッチング
素子のオフ時に他方のスイッチング素子の逆方向電流通
電経路(ダイオードD1 )を介して上記平滑電源にイン
ダクタL1 の蓄積エネルギーを放出するチョッパー回路
とを備えたインバータ装置において、上記一方のスイッ
チング素子は平滑電源の電圧を一定化するように制御
し、他方のスイッチング素子によりインバータ出力を制
御するように、各スイッチング素子をオン・オフさせる
制御手段(制御駆動回路K)を備えることを特徴とする
ものである。
【0009】
【作用】本発明のインバータ装置では、交流電源Eから
の入力電源電圧が大きく変動しても、チョッパー回路と
インバータ回路とで共用される一方のスイッチング素子
で平滑電源の電圧を一定化しており、チョッパー回路と
共用されない他方のスイッチング素子でインバータ出力
を自由に調整しているので、出力の変動幅を小さくする
ことができる。
【0010】
【実施例】図2は、本発明の一実施例の回路図である。
以下、その回路構成について説明する。インバータ回路
はハーフブリッジ構成であり、平滑電源となるコンデン
サC3 には、パワーMOSFETよりなるトランジスタ
1 ,Q2 の直列回路が接続されている。トランジスタ
1の両端には、共振用のインダクタL2 及びコンデン
サC5 と直流成分カット用のコンデンサC4 の直列接続
回路を並列に接続し、トランジスタQ1 ,Q2 が各々交
互にオン/オフすることにより、LC共振回路を含むイ
ンバータ回路を構成する。そして、コンデンサC5 と並
列にランプ負荷FLを挿入することにより、ランプ負荷
FLに対して高周波の電力を供給している。トランジス
タQ1 ,Q2 の両端電圧は、それぞれ抵抗R5 ,R6
分圧、および抵抗R7 ,R8 の分圧により検出して、単
安定マルチバイブレータM1 ,M2 (例えば、日本電気
株式会社製のμPD4538)の立ち下がりトリガー端
子Bに入力されている。また、単安定マルチバイブレー
タM1 ,M2 の時定数設定端子T1 ,T2 には、コンデ
ンサC8 ,C9 が接続されている。コンデンサC 8 は、
抵抗R3 ,R4 を介して充電される。したがって、単安
定マルチバイブレータM1 から出力されるワンショット
パルスのパルス幅は、抵抗R3,R4 とコンデンサC8
の時定数により決定される。トランジスタQ1 の両端電
圧は、抵抗R5 ,R6 の分圧により検出されており、そ
の検出電圧は単安定マルチバイブレータM1 の立ち下が
りトリガー端子Bに入力されている。また、単安定マル
チバイブレータM1 から出力される出力パルスは、否定
回路N1 と抵抗R1 を介してトランジスタQ1 のゲート
に供給されている。
【0011】単安定マルチバイブレータM2 に関しても
同様で、抵抗R9 を介してコンデンサC9 が充電され、
ワンショットパルスのパルス幅が決定される。したがっ
て、インバータの動作としては、トランジスタQ1 がオ
フした際には、抵抗R7 ,R 8 の分圧による検出電圧の
立ち下がりにより、単安定マルチバイブレータM2 の立
ち下がりトリガー端子Bにトリガー信号が与えられ、反
転出力端子Q’から否定回路N2 と抵抗R2 を介してト
ランジスタQ2 に一定のパルス幅のオン信号が与えられ
て、トランジスタQ2 がオンする。そして、トランジス
タQ2 がやがてオフすると、トランジスタQ1 の両端電
圧が0になり、抵抗R5 ,R6 の分圧による検出電圧の
立ち下がりにより、単安定マルチバイブレータM1 の立
ち下がりトリガー端子Bにトリガー信号が与えられ、反
転出力端子Q’から否定回路N1 と抵抗R1 を介してト
ランジスタQ1 がオンする。以上の動作を繰り返して、
インバータが継続して発振動作を行うものである。
【0012】ところで、今、単安定マルチバイブレータ
2 のパルス幅は、平滑用コンデンサC3 の電圧を抵抗
9 を通じてコンデンサC9 に充電することにより決定
されるので、コンデンサC3 の電圧により、トランジス
タQ2 に与えられるパルス幅は異なる。つまり、コンデ
ンサC3 の両端電圧が大きいときには、抵抗R9 を通じ
てコンデンサC9 に流入する充電電流が多くなり、コン
デンサC9 の充電速度が速くなるので、単安定マルチバ
イブレータM2 のパルス幅は短くなり、トランジスタQ
2 のオン期間が短くなる。したがって、チョッパー回路
のインダクタL 1 からコンデンサC3 への充電量が少な
くなり、コンデンサC3 の両端電圧を低くしようとす
る。逆に、コンデンサC3 の両端電圧が低いときには、
抵抗R9 を通じてコンデンサC9 に流入する充電電流が
少なくなり、コンデンサC8 の充電速度が遅くなるの
で、単安定マルチバイブレータM2 のパルス幅は長くな
り、トランジスタQ2 のオン期間が長くなる。したがっ
て、チョッパー回路のインダクタL1 からコンデンサC
3 への充電量が多くなり、コンデンサC3 の両端電圧を
高くしようとする。
【0013】一方、上段のトランジスタQ1 に関して
は、インバータの共振が強く共振電流が多く流れて、ラ
ンプ出力が大きいときには、インダクタL2 の2次巻線
3 に発生する電圧が大きくなり、ダイオードD3 と抵
抗R3 を通してコンデンサC8 を充電する電流が多くな
り、コンデンサC8 の充電速度が速くなるので、単安定
マルチバイブレータM1 からのパルス幅は短くなり、ト
ランジスタQ1 のオン時間が短くなり、ランプ出力を抑
制しようとする。
【0014】ただし、回路設計によっては、ランプ出力
を調整するために、共振電流が多く流れたときにトラン
ジスタQ1 のオン期間を長くしたい場合には、図3の実
施例に示すように、インダクタL2 の2次巻線L3 から
ダイオードD3 と抵抗R3 を通じて、トランジスタ
3 ,Q4 よりなるカレントミラー回路を介してコンデ
ンサC8 の充電電流を分流すれば良い。すなわち、イン
ダクタL2 の2次巻線L3 の出力によりダイオードD3
と抵抗R3 を介してトランジスタQ4 に流れる電流と同
じ電流がトランジスタQ3 を介して流れることにより、
コンデンサC8 の充電電流がトランジスタQ3 に分流さ
れるので、2次巻線L3 に発生する電圧が大きいときに
は、抵抗R4 からコンデンサC8 を充電する電流をトラ
ンジスタQ3 により引き抜く量が多くなり、コンデンサ
8 の充電速度が遅くなって、単安定マルチバイブレー
タM1 のパルス幅は長くなり、トランジスタQ1 のオン
期間を長くすることが可能である。
【0015】図6は本発明の別の実施例の回路図であ
る。本実施例では、トランジスタQ1 はインダクタL2
の2次巻線L3 から抵抗R1 を通じてベースに電流が供
給されて、自励駆動されている。そして、トランジスタ
1 のオン期間中に、トランジスタQ7 をオンさせるこ
とにより強制的にトランジスタQ1 をオフさせている。
つまり、トランジスタQ7 をオンさせるタイミングによ
って、トランジスタQ1 のオン期間が制御されている。
今、トランジスタQ2 がオンしているときは、コンデン
サC10はダイオードD5 を通して放電するが、トランジ
スタQ2 がオフすると、抵抗R10を通じてコンデンサC
10の充電が開始する。CPは汎用のオペアンプ(例え
ば、日本電気株式会社製のμPC451等)よりなるコ
ンパレータであり、コンデンサC10の両端電圧と基準電
圧E2 を比較して、コンデンサC10の両端電圧が基準電
圧E2よりも高くなると、出力がHighレベルとな
る。これにより、トランジスタQ5 に流れる電流と同じ
電流がカレントミラー構成のトランジスタQ6 に流れ
て、トランジスタQ7 がオンとなり、トランジスタQ1
が強制的にオフされる。この場合も、平滑用コンデンサ
3 の両端電圧が高いときには、抵抗R10を通してコン
デンサC10に流れる充電電流が多くなり、コンデンサC
10の充電速度が速くなるので、トランジスタQ2 がオフ
してトランジスタQ1 がオンしたときからトランジスタ
7 がオンしてトランジスタQ1 がオフされる迄の時間
が短くなり、トランジスタQ1 のオン期間が短くなる。
したがって、チョッパー回路のインダクタL1から平滑
用のコンデンサC3 を充電する量が少なくなり、コンデ
ンサC3 の両端電圧を低くしようとする。一方、トラン
ジスタQ 2 側では、ランプ負荷FLの両端電圧により、
抵抗R9 を通してコンデンサC9 を充電している。した
がって、ランプ負荷FLの両端電圧が高くなったときに
は、抵抗R9 を介してコンデンサC9 に流れる充電電流
が増加し、単安定マルチバイブレータM2 の出力パルス
幅が短くなるので、トランジスタQ2 に与えられるパル
ス幅が短くなり、トランジスタQ2 のオン期間を短くし
て、ランプ負荷FLの出力を調整している。もちろん、
図3の実施例で説明したように、ランプ負荷FLの両端
電圧が高くなったときに、トランジスタQ2 のオン期間
を長くすることにより、ランプ出力を調整することも可
能である。
【0016】
【発明の効果】本発明においては、エネルギー蓄積用の
インダクタを備えるチョッパー回路と、共振回路を含む
負荷回路を備えるインバータ回路とで、スイッチング素
子を一部共用化したインバータ装置において、入力電源
電圧が変化したときにも平滑電源電圧を一定化するよう
に一方のスイッチング素子で制御すると共に、他方のス
イッチング素子でインバータ出力を制御しているため、
入力電源電圧が広範囲にわたって変化しても、インバー
タ出力をほぼ一定化することができるという効果があ
り、入力電源電圧の異なる場所でも使用が可能になると
いう利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基本構成を示す回路図である。
【図2】本発明の一実施例の回路図である。
【図3】本発明の他の実施例の回路図である。
【図4】本発明の別の実施例の回路図である。
【図5】従来例の回路図である。
【図6】従来例の動作波形図である。
【符号の説明】
1 トランジスタ Q2 トランジスタ L1 インダクタ C3 コンデンサ C4 コンデンサ C5 コンデンサ FL ランプ負荷 K 制御駆動回路 E 交流電源 DB 全波整流器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 逆方向電流を阻止しない第1及び第2
    のスイッチング素子の直列回路を平滑電源の両端に接続
    し、第1及び第2のスイッチング素子を交互にオン・オ
    フすることにより共振回路を含む負荷回路に高周波電力
    を供給するインバータ回路と、インバータ回路における
    一方のスイッチング素子のオン時に当該スイッチング素
    子を介して交流電源からエネルギー蓄積用のインダクタ
    に電流を流してインダクタにエネルギーを蓄積し、上記
    一方のスイッチング素子のオフ時に他方のスイッチング
    素子の逆方向電流通電経路を介して上記平滑電源にイン
    ダクタの蓄積エネルギーを放出するチョッパー回路を備
    えたインバータ装置において、上記一方のスイッチング
    素子は平滑電源の電圧を一定化するように制御し、上記
    他方のスイッチング素子によりインバータ出力を制御す
    るように各スイッチング素子をオン・オフ駆動させる制
    御手段を備えることを特徴とするインバータ装置。
JP3309485A 1991-11-25 1991-11-25 インバータ装置 Pending JPH05153786A (ja)

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