JPH051531U - 自動車用ドアのフレ−ムカバ− - Google Patents

自動車用ドアのフレ−ムカバ−

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JPH051531U
JPH051531U JP5758591U JP5758591U JPH051531U JP H051531 U JPH051531 U JP H051531U JP 5758591 U JP5758591 U JP 5758591U JP 5758591 U JP5758591 U JP 5758591U JP H051531 U JPH051531 U JP H051531U
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JP
Japan
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frame
cover
frame cover
locking claws
connecting portion
Prior art date
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Pending
Application number
JP5758591U
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English (en)
Inventor
裕 小泉
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Isuzu Motors Ltd
Original Assignee
Isuzu Motors Ltd
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Publication date
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Publication of JPH051531U publication Critical patent/JPH051531U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 自動車用ドアのコ−ナ部分でのフレ−ムに対
するフレ−ムカバ−の追従性の向上。 【構成】 自動車用ドアのフレ−ム70に装着するフレ
−ムカバ−80はフレ−ムの開放部分を被覆するカバ−
本体81とフレ−ム70の内部に挿入して係止する係止
爪82a,82bとを備える。フレ−ム70のコ−ナ部
分に対応するフレ−ムカバ−80は係止爪82a,82
bを切断すると共に、カバ−本体81の肉厚を薄くした
連結部85を形成する。そして、フレ−ム70の曲折部
分にフレ−ムカバ−80の連結部85を配設すると、フ
レ−ムカバ−80はフレ−ム70の曲折に沿って連結部
85から曲折する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、自動車用のドアの窓枠に内面から装着するフレ−ムカバ−に関する 。
【0002】
【従来の技術】
自動車のドアを図1に示す。図1はドアを車体内面から見た斜視図である。ド アはインナパネル50、アウタパネル60と、フレ−ム70と、フレ−ム70に 装着する窓ガラス75とで構成される。図6は図1の線B−B断面図である。ガ ラス75より車体内面側にフレ−ム10が装着され、フレ−ム10とガラス75 との間隙にはガラス75の昇降を案内するガイドレ−ル12およびガイドブロッ ク13を固定した内面フランジ11を装着していた。そして、フレ−ム10の車 内側にはフレ−ムカバ−30を装着してフレ−ム75内部への雨水の浸入を防止 すると共に、内装を整えていた(実開昭60−124322号公報参照)。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
フレ−ム70は図7に示すように、窓ガラス75の形状に沿ってコ−ナ部分で はほぼ直角に曲折している。それに対して、フレ−ムカバ−30はフレ−ム10 の端縁に係止するための2本の係止爪31を立設した長尺の帯状体をなすもであ る。そこで、フレ−ム70のコ−ナ部分でフレ−ムカバ−30はフレ−ムの曲折 に沿ってほぼ直角に折れ曲がる必要がある。しかし、フレ−ムカバ−30は係止 爪31が立設されているので、フレ−ムカバ−30の基板と係止爪31との曲率 が異なり、係止爪31がフレ−ム10に係止して直角に折れ曲がった時、フレ− ムカバ−30はフレ−ム70のコ−ナ部分から浮き上がった浮き上がり部35が 形成されてしまった。そして、この浮き上がり部35が雨水の浸入の原因となっ たり、フレ−ムに錆が発生する不都合が生じた。 そこで、本考案はフレ−ムのコ−ナ部分においても浮き上がり現象を生ずるこ とのない、フレ−ムに追従性の良好なフレ−ムカバ−を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案の自動車用ドアのガラスの周縁であって車体内側に配設するフレ−ムに 装着するフレ−ムカバ−は、フレ−ムの開放間隙部分に装着してフレ−ムを被覆 するカバ−本体と、カバ−本体の長手方向両側縁に立設した先端を突設してフレ −ムの端縁に係合する係合頭部を有する係止爪とを備えている。そして、フレ− ムのコ−ナ部分に対応する部分では、係止爪を切断すると共に、カバ−本体の肉 厚を薄くした連結部を形成してなる構成を具備する。
【0005】
【作用】
フレ−ムの開放間隙部分にフレ−ムカバ−の係止爪を挿入してカバ−本体をフ レ−ムに装着する。フレ−ムのコ−ナ部分においては係止爪が切断されており、 かつカバ−本体の肉厚も薄いので、フレ−ムの曲折に追従してフレ−ムカバ−も 曲折する。
【0006】
【実施例】
図1は、本考案の実施例に係る車両用ドアの斜視図であって、図2は図1の線 B−Bの断面を示す。 ドアのフレ−ム70には、ガラス75の周縁部に一体に成形された樹脂モ−ル デイング90と共に接着剤91を介してモジュ−ルガラス75が固着される。フ レ−ム70は断面を逆コの字形とする長尺体であって、矩形状のガラス75の周 縁を囲周できる枠体を形成している。フレ−ム70にはガラス75の端縁方向に 折曲部71を延設する。そして、樹脂モ−ルデイング90とフレ−ム70の折曲 部71との間にウエザストリップ91の端縁を挾持し、ウエザストリップ91を ドアの端縁に固着する。 断面逆コの字形フレ−ム70の開放した間隙部分にはフレ−ムカバ−80を装 着する。フレ−ムカバ−80は樹脂を押出し成形法等で成形した、一定断面をな した可撓性を有する長尺の帯状体である。フレ−ムカバ−80は扁平板状のカバ −本体81とカバ−本体81の一面に突設する2本の係止爪とを備えている。係 止爪はカバ−本体81の長手方向一側縁に沿って突設する第1の係止爪82aと ,カバ−本体81の長手方向の他の側縁に沿って第1の係止爪82aに平行して 突設する第2の係止爪82bとを有する。2本の係止爪82a,82bの先端は フレ−ム70の係合突部72に係合して係止する傘形状をなす係合頭部83を形 成する。係止爪82a,82bは弾性を有しており、フレ−ムカバ−80をフレ −ム70に装着する場合には、弾性を有する係止爪82a,82bがフレ−ム7 0の係合突部72に押されて内側に傾斜し、フレ−ム70の係合突部72間を通 過する。通過後は弾性を有する係止爪82a,82bが復帰するので係合頭部8 3がフレ−ム70の係合突部72に係合してフレ−ム70の開放間隙部分にフレ −ムカバ−80が取り付けられ、フレ−ム70の開放部分はフレ−ムカバ−80 のカバ−本体81で被覆される。フレ−ムカバ−80には所要に応じてフレ−ム 70の内部に連絡する挿入孔84を形成している。
【0007】 次に、フレ−ムカバ−80の取付け状態を説明する。 図3はフレ−ム70に取り付けた状態のフレ−ムカバ−80を示している。 フレ−ム70の曲折に合わせてフレ−ムカバ−80はコ−ナ個所Xおよびコ− ナ個所Yで、カバ−本体81を中心に曲折する。図4はフレ−ムカバ−80のコ −ナ個所Xにおける線C−Cの断面図である。この部分のフレ−ムカバ−80は 第1および第2係止爪82a,82bおよびカバ−本体81の肉厚を寸法Zとす る連結部85を残して切断線Sでフレ−ムカバ−80を切断する。そして、連結 部85からフレ−ムカバ−80を曲折すると係止爪82a,82bが切断面から 拡開して、係止爪82a,82bの曲率とカバ−本体81の曲率の差を吸収する ことができる。コ−ナ個所Yにおいても係止爪82a,82bを切断線Tで切断 して、カバ−本体81を肉薄とする連結部85とし、連結部85から曲折すると コ−ナ個所Xと同様に係止爪82a,82bが切断部分で拡開してカバ−本体8 1との曲率の差を吸収でき、曲折角度を調節できる。図5は挿入孔84の形成個 所である、図3の線D−Dの断面図である。挿入孔84は係止爪82a,82b 間のカバ−本体81を適宜の大きさに穿孔して形成している。 このように、フレ−ムカバ−80が形成されているので、フレ−ムカバ−80 の切断線S、Tをフレ−ム70の曲折部分に合わせて配設すると、係止爪82a ,82bが切断部分から拡開してカバ−本体81は連結部85からフレ−ム70 に沿って確実に曲折し、フレ−ム70のコ−ナ部分のフレ−ムカバ−80のフレ −ム70への追従性が向上する。
【0008】
【考案の効果】
本考案の自動車ドア用のフレ−ムカバ−は従来のフレ−ムカバ−を特定の場所 で切断するのみの簡単な構成で確実なフレ−ムの被覆が達成できる。すなわち、 フレ−ムカバ−はフレ−ムのコ−ナ部分において、曲率の差から曲折しにくかっ た係止爪を切断すると共に、カバ−本体の肉厚を薄く形成して曲折し易く構成し ているので、フレ−ムのコ−ナの曲折に沿ってフレ−ムカバ−がたやすく曲折す る。そして、カバ−本体はフレ−ムに追従して曲折しているので、フレ−ムに対 するフレ−ムカバ−の浮き上がり部分ができず、確実な防水、防振、防音効果を 達成する。
【図面の簡単な説明】
【図1】自動車用ドアの斜視図。
【図2】図1の線B−Bの断面図。
【図3】フレ−ムカバ−の説明図。
【図4】連結部の断面図。
【図5】図3線のD−Dの断面図。
【図6】従来のフレ−ムカバ−の図1線B−Bにおける
断面図。
【図7】従来のフレ−ムのコ−ナ部分の説明図。
【符号の説明】
70 フレ−ム 75 ガラス 80 フレ−ムカバ− 81 カバ−本体 82a,82b 係止爪 85 連結部 S,T 切断線

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 自動車用ドアのガラスの周縁であって車
    体内側に配設するフレ−ムに装着するフレ−ムカバ−で
    あって、前記フレ−ムの開放間隙部分に装着してフレ−
    ムを被覆するカバ−本体と、先端を突設してフレ−ムの
    端縁に係合する係合頭部を有し、前記カバ−本体の長手
    方向両側縁に立設した係止爪とを備え、フレ−ムのコ−
    ナ部分に対応するフレ−ムカバ−は、係止爪を切断する
    と共に、カバ−本体の肉厚を薄くした連結部を形成して
    なるフレ−ムカバ−。
JP5758591U 1991-06-29 1991-06-29 自動車用ドアのフレ−ムカバ− Pending JPH051531U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5758591U JPH051531U (ja) 1991-06-29 1991-06-29 自動車用ドアのフレ−ムカバ−

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JP5758591U JPH051531U (ja) 1991-06-29 1991-06-29 自動車用ドアのフレ−ムカバ−

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JPH051531U true JPH051531U (ja) 1993-01-14

Family

ID=13059928

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JP5758591U Pending JPH051531U (ja) 1991-06-29 1991-06-29 自動車用ドアのフレ−ムカバ−

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015003638A (ja) * 2013-06-21 2015-01-08 富士重工業株式会社 車両用ドア

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5442721A (en) * 1977-08-15 1979-04-04 Lof Plastics Inc Covering band for the purpose of decoration and protection and method of formation of corner portion of said band

Patent Citations (1)

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