JPS5926371A - キツキングプレ−トの車体取付構造 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、自動車用キラキングプレートの車体取付構
造に関する。

従来のキラキングプレートの車体取付構造・としては、
例えば第１図、第２図に示すようなものがある。図のキ
ラキングプレート１け例えばポリプロピレン棺ｉ脂など
の合成樹駈を押し出し成形または射出成形したものであ
り、その裏面１ａには係止部として断面り字状の２本の
レール２，２を対向させて一体的に形成し、更にこのレ
ール２，２に別体成影品の取付クリップ３を複数個挿通
しＣある。一方、車体シル４の上面には、被係止部とし
て前言己取伺クリップ３を差し込む取伺穴４ａが穿っで
ある。そしてこの取付クリップ３と取何穴４ａとを相合
させることにより、キラキングプレート１を車体シル４
にシせて取り付けるようにしである。尚ＣＧｉセンタピ
ラーパネル、ＤＩ−］ダダッシュサイドバネである。

しかしながら、このような従来のキラキングプレートの
車体取付構造にあっては、係止部がキラキングプレート
１の本体と、この本体とは別に成形した取付クリップ３
との２部品構成となっていたため、部品加工費が高価と
なるばかりでなく、部品組み付けのための作業工数も余
分に必要となリ、その分コストが高くなるという問題点
があった。

この発明は、このような従来の問題点に着目してなされ
たもので、キラキングプレート側の係止部は、シルアウ
タパネル覆い部の長手方向に突設した鉤爪と、シルフラ
ンジ覆い部の長手方向に突設した弾性爪とよりなり、一
方車体シル側の被係止部は、前記鉤爪を差し仏んで引掛
けるように、シルアウタパネル上面を切開して形成した
第１爪受と、前記弾性爪を押し込むと、その爪が跳ね反
って引掛かるように、シルフランジ先端を水平に折曲し
て形成した第２爪受とよりなる、キラキングプレートの
車俳取付惜造とすることにより、従来の取付クリップを
省いて、上ｎ（１問題点を解決することを目的をしてい
る。

以下、この発明を図面に基づいて討明する。

第３図ないし第６図は、この発明の一実施例を示す図で
ある。

まず構成を説明すると、キラキングプレート１１の係止
部は、シルアウタパネル慎い部１２の裏面１２ａに長く
連ねて突設″した、断面り字状の鉤爪１３と、シルフラ
ンジＮｌい部１４の裏面の路壁１４ａに、長手方向に沿
って突設した弾性爪１５とよりなり、これらの両爪１３
，１５４Ｊ、共にキラキングプレート１１の本体と一体
に押し出し成形されている。

一方、車体シル１６の被係止部は、前記鉤爪１３が引掛
かるように、シルアウタパネル１６ａの上面を切開し、
逆り字状に切起して折曲した第１爪受１７°と、更に前
記弾性爪１５が引掛かるように、シルフランジ１６ｂの
先端を、前記第１爪受１７の折曲方向とは反対方向に水
平に折曲した第２爪受１８とよりなっている。第１爪受
１７け、シルアウタパネル１６ａの長手方向に沿い、間
隔を置いて腹数個形成し、第２爪受１８は、シルフラン
ジ１６ｂの長手方向に沿い、長く連ねて形成しである。

なお図示のものは、キラキングプレート１１の係止部の
鉤爪１３をシルフランジ覆い部１４１１１に向けて折曲
した場合を示したが、これと番、１反対方向、すなわち
車外側に向けて、折曲した形せ゛としてもよい。その場
合、シルフランジ覆い部１４の弾性爪１５は、縦壁１４
ａと対向した側の路壁に設けるのが好ましい。また、こ
のように形成した鉤爪１３と弾性爪１５とを、それぞれ
掛合させる被係止部の第１爪受１７及び第２爪受１８は
、いずれも図示とは尽対方向に折曲し、したがって給２
爪受１８はシルインナパネル１６Ｃ側に設゛ける。

次に作用を説明する。

作業者は、キラキングプレート１１を手に持って、車体
シル１６に矢右号ａ（ｊＫ３３図）のようにかぶせるが
、このときまず、シルアウタパネル覆い部１２の裏面１
２ａの鉤爪１３を、車体シル１６の第１爪受１７の下面
側に差し込む（５１Ｊ矢符号ｂ）。次に、キラキングプ
レート１１のシルフランジ覆い部１４を、矢杓号Ｃ（第
５図）方向に押し下げる。すると、ユ［）性爪１５が第
２爪受１８に圧辿されて、矢右号ｄ方向に弾性変形する
とともに、シルフランジ覆い音１ζ１４の縦壁１４ａも
、矢符号ｅ方向にいくらか開く。こうして弾性爪１５の
先端が、第１爪受１７の先端を通過すると、闘時に弾性
爪１５と縦壁１４ａとが上記とは反対方向に跳、わ反り
、弾性爪１５は第２爪受１８に掛合する。

上記の手順で車体シルにかぶせて取イＪけたキラキング
プレ−４１１ＧＪ（１６図）、従来の取付クリップによ
るものと異なり、鉤爪１３と弾性爪１５との２部分で車
体シルに掛合しており、しかも、弾性爪１５とシルフラ
ンジ１６ｂの第２爪受１８とは、長手方向に連糺して掛
合するから、従来に比べて進かに大きな保持力を確保ず
渇ことが可能である。また取付作業もほとんどワンタッ
チで行えるから、作業能率が非常に良くなる。

第７図、第８図には、この発明の他の実施例を示す。

この実ＩＭｅｌｌは、キラキングプレート２１を射出成
形により製造する場合である。その係止部として、シル
アウタパネル覆い部裏面２２ａに一体成形する鉤爪２３
と、シルフランジ覆いＩＩ（２４の路壁２４ａに一体成
形する弾性爪２５とは、いずれも上記第１実施例とは異
なり、間隔を置いて複数個に分割したものを長手方向に
並べて突わ″しである。

一方、シルアウタパネル１６ａの上ｍ１を切開して形成
する被係止部は、切り起こすことなく、単に取伺用穴２
６を形成し、その取付用穴２６の一端縁を、鉤爪２３に
掛合させる第１爪受２７としである。被係止部の第２爪
受１Ｂについては、上記第１実施例の場合と同校に形成
する。

この実施例は、第１爪受に切り起こしを設りる必要がな
いから、その分シルアウタパネル１６ａの加工費を低く
押えることができる。

以上説明してきたように、この発明によれ（Ｊ。

その構成を、キツキンダプレート側の係止ｇ（、は、シ
ルアウタパネル覆い部の長手方向に突設した鉤爪と、シ
ルフランジ覆い部の長子方向に突設した弾性爪とよりな
り、車体シル側の被係止部は、差し込んだ前記鉤爪が引
掛かるように、シルアウタパネル上面を切開して形成し
た第１爪受と、押し込んだ前記弾性爪が跳ね反ってσ［
掛かるように、シルフランジ先端を水平に折曲して形成
した第２爪受とよりなることを特徴とするキラキングプ
レートの１体増刊構造としたため、従来の増刊クリップ
を省いて、加工費を低減するとともに、取付作業能率も
向上できるという効果が得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来のキラキングプレートを取り付けた自動車
の要部斜視図、第２図１は第１［ｚｌの１−１断面しｊ
、第３図はこの発明に係る一実施例の分解斜視図、第４
図は第３図のキラキングプレートの裏面斜視し１、第５
図は第３図のｖ−■…１面で示す取付説明図、第６図は
同じく取付完了時の状居・を７図に示すものの取付状態
の断面図である。 １．１１，２１・・・キラキングプレート４．１６・・
・・・・・・・・・・車体シル１２・・・・・・・・・
・・・・・・・・・シルアウタパネル讐い部 １３・・・・・・・・・・・・・・・・・・鉤爪１４・
・・・・・・・・・・・・・・・・・シルフランジ覆い
部１５・・・・・・・・・・・・・・・・−弾性爪１６
ａ・・・・・・・・・・・・・・・シルアウタパネル１
６ｂ−・・・・・・・・・・・・・・シルフランジ１７
．２７・・・・・・・・・第１ハＸ受１８・・・・・・
・・・・・・・・・・・・第２爪受第１図 ＼ 第３図 １２ 第５図 第７図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. キラキングプレート裏面の係止部と車体シル上面の被係
   止部とを掛合してψ体シルに重り付けるキラキングプレ
   ートの車体取付構造において、前記係止部はシルアウタ
   パネル覆い部の長手方向に突設した鉤爪と、シルフラン
   ジ覆い部の長手方向に突設した弾性爪とよりなり、前記
   被係止部は差し込んだ前記鉤爪が引掛かるようにシルア
   ウタパネル上面を切開して形成した第１爪受と、押し込
   んだ前記弾性爪が跳ね反って引掛かるようにシルフラン
   ジ先端を水平に折曲して形成した第２爪受とよりなるこ
   とを特徴とするキラキングプレートの車体取付構造。