JPH05152993A - 冗長構成伝送路の切替方式 - Google Patents

冗長構成伝送路の切替方式

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JPH05152993A
JPH05152993A JP31289191A JP31289191A JPH05152993A JP H05152993 A JPH05152993 A JP H05152993A JP 31289191 A JP31289191 A JP 31289191A JP 31289191 A JP31289191 A JP 31289191A JP H05152993 A JPH05152993 A JP H05152993A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
memories
signals
transmission line
error
signal
Prior art date
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Pending
Application number
JP31289191A
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English (en)
Inventor
Shigehiro Arai
重浩 荒井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
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  • Detection And Prevention Of Errors In Transmission (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 伝送路の切り替えによる瞬断が発生せず、か
つエラーを含むフレームが出力されないようにする。 【構成】 位相検出部5,6は伝送路3,4から主信号
を受け取りそれらの位相を検出する。制御部7は、その
位相検出結果にもとづいてメモリ8,9からの信号読み
出しを制御し、メモリ8,9から出力される主信号の位
相を一致させる。その結果、切り替えに伴う瞬断の発生
はなくなる。メモリ8,9からの主信号はメモリ10,
11に一旦格納され、1フレーム分の遅延の後、セレク
タ14に入力される。検出部12,13はメモリ8,9
の出力において主信号のCRCエラーを検出し、セレク
タ14はそのエラー検出結果にもとづいて主信号を選択
し、切り替える。その際、主信号は1フレーム分遅延し
てセレクタに入力されるので、エラーを含むフレームが
出力されることはない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、現用系と予備系の2系
統の伝送路からなる冗長構成伝送路の切替方式に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えばディジタル伝送システムに
おいては、伝送路を冗長構成とし、伝送路の故障に対し
て自動的に現用系から予備系に切り替えることによって
トラフィックへの影響を抑えるようになっている。この
ようなディジタル伝送システムの一例を図2に示す。こ
のシステムは現用系の伝送路24と予備系の伝送路25
とを備え、これら伝送路を伝送される主信号は、送信側
でまず、信号分岐部21によって2つに分けられる。そ
して、各信号に対して伝送路監視情報挿入部222,2
3はそれぞれ、例えばパリティ演算値などの主信号のエ
ラー監視情報をオーバーヘッドに挿入し、伝送路24,
25にそれぞれ送出する。受信側では、伝送路監視情報
検出部26,27がそれぞれ伝送路24,25を通じて
主信号を受け取り、エラー監視情報にもとづいて主信号
のエラー検出を行う。セレクタ28は通常、現用系の伝
送路24からの主信号を選択して出力するが、監視情報
検出部26がエラーを検出し、そのとき監視情報検出部
27がエラーを検出していない場合には、伝送路を予備
系に切り替え、伝送路25からの主信号を選択して出力
する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来の冗長構成の伝送路では、セレクタ28に入力される
2系統の受信信号の位相が一致していないため、エラー
検出によって切り替えが行われた場合、主信号の連続性
が乱れ、主信号に瞬断が発生してトラフィックを使用中
のユーザに対して悪影響を及ぼすという問題がある。ま
た、エラー検出によって予備系に切り替えられても、エ
ラーを含むフレームが最低1つはセレクタ28から出力
されるという問題がある。
【0004】本発明の目的は、このような問題を解決
し、伝送路の切り替えによる瞬断が発生せず、かつエラ
ーを含むフレームが一切出力されないようにする冗長構
成伝送路の切替方式を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、第1および第
2の伝送路からなる冗長構成伝送路の切替方式におい
て、前記第1の伝送路からの信号を記憶する第1のメモ
リと、前記第2の伝送路からの信号を記憶する第2のメ
モリと、これら第1および第2のメモリからの信号の読
み出しを制御し、両メモリから読み出される信号を位相
を一致させる位相制御部と、前記第1および第2のメモ
リから読み出された信号をそれぞれ取り込んで保持し、
1フレーム分の時間が経過した後、保持した前記信号を
出力する第3および第4のメモリと、前記第1および第
2のメモリから読み出された信号のエラーをそれぞれ検
出する第1および第2のエラー検出部と、これら第1お
よび第2のエラー検出部のエラー検出結果にもとづい
て、前記第3および第4のメモリから読み出された信号
のうちのいずれかを出力するセレクタとを備えたことを
特徴とする。
【0006】
【実施例】次に本発明の実施例について図面を参照して
説明する。図1に本発明による冗長構成伝送路の切替方
式にもとづくディジタル伝送システムの一例を示す。送
信側のCRC挿入部1は、出力信号に対してCRC演算
を行い、オーバーヘッドに演算値を挿入する。信号分岐
部2は、CRC挿入部1がCRC演算値を挿入した主信
号を現用系の伝送路3と予備系の伝送路4に分岐させ
る。
【0007】受信側のバッファメモリ8,9は伝送路
3,4よりそれぞれ主信号を受け取り、保持する。位相
検出部5,6はそれぞれ伝送路3,4から入力される主
信号の位相をオーバーヘッドバイトの位相にもとづいて
検出し、検出結果を位相制御部7に出力する。位相制御
部7は、位相検出部5,6による位相検出結果にもとづ
き、メモリ8,9からそれぞれ主信号を読み出すタイミ
ングを制御し、2つの主信号の位相を一致させる。バッ
ファメモリ10,11はそれぞれメモリ8,9より主信
号を受け取って保持し、主信号のフレーム長換算で1フ
レーム分の遅延時間を持たせて、保持した主信号を出力
する。エラー検出部12,13はそれぞれ、メモリ8,
9から主信号を受け取り、CRCエラーの検出を行う。
セレクタ14は、検出部12,13によるエラー検出結
果にもとづいて、メモリ10,11が出力する主信号の
うちのいずれか一方を選択し、出力する。
【0008】次に動作を説明する。CRC挿入部1は伝
送すべき主信号に対してCRC演算を行い、オーバーヘ
ッドにCRC演算値を挿入する。CRC演算値が挿入さ
れた主信号は信号分岐部2によって分岐され、伝送路
3,4に送出される。
【0009】受信側では、メモリ8,9が伝送路3,4
よりそれぞれ主信号を受け取り、保持する。一方、位相
検出部5,6はそれぞれ伝送路3,4から入力される主
信号の位相を検出し、検出結果を位相制御部7に出力す
る。そして、位相制御部7は、位相検出部5,6による
位相検出結果にもとづき、メモリ8,9からそれぞれ主
信号を読み出すタイミングを制御し、2つの主信号の位
相を一致させる。その結果、2つの伝送路3,4を伝送
される過程で2つの主信号に位相差が生じても、その位
相差は吸収される。
【0010】バッファメモリ10,11はこれら位相が
一致した2つの主信号を受け取って保持し、主信号のフ
レーム長換算で1フレーム分の遅延時間を持たせて、保
持した主信号を出力する。
【0011】一方、エラー検出部12,13はそれぞ
れ、メモリ8,9から主信号を受け取り、CRCエラー
の検出を行う。そして、セレクタ14は、検出部12,
13によるエラー検出結果にもとづいて、メモリ10,
11が出力する主信号のうちのいずれか一方を選択し、
出力する。セレクタ14は通常、メモリ10からの主信
号を選択して出力するが、エラー検出部12がエラーを
検出し、そのときエラー検出部13がエラーを検出して
いない場合には、メモリ11からの主信号を選択して出
力する。このような切り替えの際、メモリ10,11か
ら出力される主信号は1フレーム分だけ遅れているの
で、エラーを含むフレームがセレクタ14から出力され
ることはない。また、メモリ10,11からの2つの主
信号の位相は一致しているので、切り替えが行われても
信号の連続性は保たれる。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように本発明による冗長構
成伝送路の切替方式では、2系統の伝送路により伝送さ
れた2つの信号に対して位相合わせが行われるので、伝
送路の切り替えが行われても信号の連続性が保たれ、主
信号の瞬断は発生しない。従って、トラフィックを使用
中のユーザに対して悪影響は一切生じない。また、信号
はエラー検出のタイミングより1フレームに相当する時
間だけ遅れてセレクタに入力されるので、エラーを含む
フレームがセレクタから出力されることはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の冗長構成伝送路の切替方式にもとづく
ディジタル伝送システムの一例を示すブロック図であ
る。
【図2】従来のディジタル伝送システムを示すブロック
図である。
【符号の説明】
1 CRC挿入部 2 信号分岐部 3,4 伝送路 5,6 位相検出部 7 位相制御部 8〜11 バッファメモリ 12,13 エラー検出部 14 セレクタ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1および第2の伝送路からなる冗長構成
    伝送路の切替方式において、 前記第1の伝送路からの信号を記憶する第1のメモリ
    と、 前記第2の伝送路からの信号を記憶する第2のメモリ
    と、 これら第1および第2のメモリからの信号の読み出しを
    制御し、両メモリから読み出される信号を位相を一致さ
    せる位相制御部と、 前記第1および第2のメモリから読み出された信号をそ
    れぞれ取り込んで保持し、1フレーム分の時間が経過し
    た後、保持した前記信号を出力する第3および第4のメ
    モリと、 前記第1および第2のメモリから読み出された信号のエ
    ラーをそれぞれ検出する第1および第2のエラー検出部
    と、 これら第1および第2のエラー検出部のエラー検出結果
    にもとづいて、前記第3および第4のメモリから読み出
    された信号のうちのいずれかを出力するセレクタとを備
    えたことを特徴とする冗長構成伝送路の切替方式。
JP31289191A 1991-11-28 1991-11-28 冗長構成伝送路の切替方式 Pending JPH05152993A (ja)

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JPH05152993A true JPH05152993A (ja) 1993-06-18

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