JP2000349728A - ルート切替制御システム、切替制御方法及び記録媒体 - Google Patents

ルート切替制御システム、切替制御方法及び記録媒体

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JP2000349728A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 現用ルート及び予備ルートを含む冗長構成の
伝送システムにおいて、異常AISフレームが続くかぎ
り(AISを検出するまで)もとの現用ルートが正常で
あっても、その異常AISフレームを選択してしまうと
いう問題を解決する。 【解決手段】 受信ノードにおいて、位相合わせ部10
1でルートXからの信号とルートYからの信号との位相
合わせを行い、切替トリガを検出する切替トリガ検出部
408と「異常AISフレーム」を検出する異常AIS
フレーム検出部409とからそれぞれ出力される情報を
用い、切替制御部410でSEL部411を制御する。
以上の構成により、無瞬断切替制御を実現できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はルート切替制御シス
テム、ルート切替制御方法及びルート切替制御プログラ
ムを記録した記録媒体に関し、特にSDHディジタル伝
送システムにおいて、送信端で複数ルートへ信号を分岐
送信しておき、受信端で複数ルートから受信する信号を
選択する冗長構成での高次群パス信号のルート切替制御
システム、ルート切替制御方法及びルート切替制御プロ
グラムを記録した記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】図7には、故障無瞬断機能を有する冗長
構成の切替制御システムの従来例が示されている。故障
無瞬断機能とは、現用ルートの信号フレームに障害が発
生したとき、そのフレームを選択することなく予備ルー
トの正常なフレームを選択することにより瞬断せずに切
替を行う機能である。
【0003】ここで、障害とは、B3エラーとパスAI
S(Alarm Indication Signa
l)とを対象としている。「B3エラー」とは、送信側
装置で各フレームに対してフレーム単位にBIP(Bi
t InterleavedParity)−8の偶数
パリティ演算を行い、次フレームのPOH(PathO
ver Head)のB3バイトに演算値を挿入して送
信し、受信側装置で各フレームに対してフレーム単位に
BIP−8偶数パリティ演算を行い、次のフレームのB
3バイトと比較し、比較結果が不一致の場合はエラー有
りとするものである。また、「パスAIS」は、AU
(Administrative Unit)ポインタ
のH1バイト,H2バイトのすべてが、オール“1”で
あった場合に、検出される。
【0004】図7に示されている切替制御システムの送
信ノード100では、冗長ルートからの信号について受
信端で位相合わせを行うために、マルチフレーム挿入部
401で入力された信号に対して特定のパスオーバーヘ
ッドを用い、nフレームを1周期として、周期的にマル
チフレームパターンを送出している。このマルチフレー
ムパターンは、ルートX及びルートYの2方向に分岐さ
れ受信ノード200で受信される。なお、同図中の30
1a,301b,302a,302b,303a及び3
03bは、中継ノードである。
【0005】受信ノード200では、受信したマルチフ
レームパターンをマルチフレーム終端部402、403
で終端し位相制御部404でマルチフレームパターンの
先頭をあわせることにより位相合わせを行う。
【0006】位相差吸収メモリ部405、406は、位
相合わせ時、ルートX及びルートYの2方向からの信号
のうち位相の進んでいる方に遅延を与えるものである。
切替トリガ検出部408では、AIS,B3エラーを検
出する。このエラー検出が行われるため、対象フレーム
に対し1フレーム遅れるので、故障無瞬断メモリ部40
7で対象フレームに遅延を与える。こうすることによ
り、切替制御部410からセレクト部(以下、SEL部
と称する)411に出力されるフレーム単位の切替制御
信号と、SEL部411に入力される両ルート信号との
位相を一致させる。このようにしてSEL部411で
は、位相の合った2方向の信号に対して、フレーム単位
にエラーのない正常フレームを選択するように選択動作
が行われ、故障時に無瞬断で救済が行われる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来技術において、AIS,B3エラーを検出する従来の
切替トリガ検出部408では、データが誤り(データが
オール“1”)で正常ポインタがつけられたデータフレ
ーム(以下、「異常AISフレーム」と称する)を切替
トリガとして検出できない。すなわち、上述した従来技
術においては、予備ルート側で、異常AISフレームを
受信しているときに、現用側でB3エラーを1ビットで
も検出すると、異常AISフレームを受信している予備
ルートへ切替わる。そして、異常AISフレームが続く
かぎり(AISを検出するまで)もとの現用ルートが正
常であってもその異常AISフレームを選択してしまう
という問題がある。
【0008】これについて、図8を参照して説明する。
同図は、受信ノードにおいて位相合わせ済みのルートX
及びルートYの2方向からのVC3信号のフレームを示
す図である。同図においては、「正常」は正常な信号、
「AIS」はAISフレーム、「異常AIS」は、異常
AISフレーム、「エラー」はデータに誤り(B3エラ
ー)があるフレームを意味するものとする。同図中のル
ートXは、フレーム(4)において信号に誤りが生じて
いて、ルートYでは、伝送路障害のため、フレーム
(4)〜(10)の区間でAIS(異常AISフレーム
を含む)区間となっている。
【0009】同図に示されているような信号を受信した
とき、ルートXのフレーム(5)〜(8)が正常である
にもかかわらず、ルートYの異常AISフレーム(5)
〜(8)を選択することになる。この問題を解決するた
めに、異常AISフレームを切替トリガとして検出する
方法が必要であった。
【0010】本発明は上述した従来技術の欠点を解決す
るためになされたものであり、その目的は異常AISフ
レームが続く限り(AISを検出するまで)もとの現用
ルートが正常であっても、その異常AISフレームを選
択してしまうという問題を解決することのできるルート
切替制御システムを提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明によるルート切替
制御システムは、現用及び予備となる第1及び第2のル
ートのうち現用ルートの信号フレームに障害が発生した
ときに前記ルートの切替制御を行うルート切替制御シス
テムであって、データが誤りでかつ正常ポインタが付加
された異常AISフレームの受信に応答して前記ルート
の切替えを行うルート切替制御手段を含むことを特徴と
する。
【0012】本発明によるルート切替制御方法は、現用
及び予備となる第1及び第2のルートのうち現用ルート
の信号フレームに障害が発生したときに前記ルートの切
替制御を行うルート切替制御方法であって、データが誤
りでかつ正常ポインタが付加された異常AISフレーム
の受信に応答して前記ルートの切替制御を行うことを特
徴とする。
【0013】本発明によるルート切替制御プログラムを
記録した記録媒体は、コンピュータによって、現用及び
予備となる第1及び第2のルートのうち現用ルートの信
号フレームに障害が発生したときに前記ルートの切替制
御を行うルート切替制御プログラムを記録した記録媒体
であって、前記プログラムは、データが誤りでかつ正常
ポインタが付加された異常AISフレームを検出する検
出ステップと、この検出に応答して前記ルートを切替え
る切替制御ステップとを含むことを特徴とする。
【0014】要するに本発明では、受信ノードにおい
て、2つのルートからの信号の位相合わせを行い、異常
AISフレームを検出した場合には、この検出に応答し
てルートを切替えるのである。
【0015】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の一形態につ
いて図面を参照して説明する。なお、以下の説明におい
て参照する各図においては、他の図と同等部分には同一
符号が付されている。
【0016】図2は、無瞬断切替機能を有する冗長構成
のデータ伝送システムの構成を示すブロック図である。
ノードAで挿入された信号は、信号分岐されルートXと
ルートYとの2つの伝送路を通り受信ノード(ノード
D)でその信号が選択される。これにより、端点aから
端点eの信号伝送が行われる。ルートXは、ノードAか
らノードB及びノードCを経由してノードDに至るルー
トである。また、ルートYは、ノードAからノードF及
びノードEを経由してノードDに至るルートである。こ
れらルートX及びルートYのうちの一方を現用、他方を
予備とすることにより、データ伝送の信頼性を高めるこ
とができるのである。
【0017】ノードDでの信号選択は、以下のように行
われる。すなわち、まず2方向の信号について、ノード
D内の位相合わせ部101で位相合わせを行う。これに
より、SEL部411の前段で両方向より受信する信号
の位相を一致させる。この状態でSEL部411におい
て、入力信号の切替制御を行う。こうすることにより、
無瞬断で切替動作が行われる。
【0018】SDH(Synchronous Dig
ital Hierarchy)ディジタル伝送システ
ムの高次群パス(Virtual Cannel;以
下、VCと称する)の伝送において、ノードAとノード
Bとの間の伝送路(c点)で障害が発生したとき、ノー
ドBは、信号フレームに障害を検出すると、そのフレー
ムにAIS情報を付加して信号を下流に送出する。SD
Hディジタル伝送システムでは、受信側でAUポインタ
のH1,H2バイトのオール“1”をAISとして検出
する。一般に、AIS検出時の下流へのAIS転送は、
3回保護がとられているため、AUポインタ処理でH
1,H2がオール“1”として挿入されるのは、3フレ
ーム後になる。それまでは、正常ポインタ値が保持され
て挿入される。なお、このことは、ITU−T G.7
83 Annex Bに規定されている。
【0019】図3は、c点で障害が発生したときのノー
トBとノードCの受信及び送信の信号フレームを示した
ものである。同図中の(1)〜(10)のフレームは信
号フレームを示し、「正常」とは正常な信号フレームを
示し、「異常」とは伝送障害によりデータに誤りが生じ
た信号フレームを示している。また、括弧内の「正常ポ
インタ」,「AISポインタ」は、ポインタが正常であ
るか、AIS(オール“1”)であるかを示している。
【0020】同図において、(1)〜(10)の信号フ
レームのうち、c点で障害のため、(3)〜(10)の
信号フレームから信号断にとなったとすると、ノードB
でこのフレームを受信すると、H1,H2バイトのオー
ル“1”を検出する。ここで、H1,H2に対して3回
保護がとられ、2フレームは、正常ポインタをつけ、そ
の後のフレームからAISポインタをつける。ノードC
においても同様にAISを検出してから3回保護の後、
AISポインタがつけられる。また、信号断時のペイロ
ードの値は、すべて“1”が挿入される。ノードCの送
出フレームのうち(5),(6)のフレームにおいて、
ポインタが正常ポインタになっているのは、ポインタ処
理が、前フレームの正常ポインタを保持していて付け替
えを行うためである。このように、ノードを中継するた
びに正常ポインタのついたエラーフレーム(データがオ
ール“1”)の信号が2フレームずつ増加する。また、
VC3信号の誤り検出においてSDHでは、B3バイト
のBIP−8偶数パリティチェックを行っているが、V
C3フレームがデータオール“1”であった場合の演算
結果は、“1”であるため、受信側でB3エラーとして
も検出できない。
【0021】本システムは、AIS,B3エラーとして
検出されない「異常AISフレーム」をパス切替制御に
おいて切替トリガとする点に特徴がある。
【0022】図1は、無瞬断切替機能を有する冗長系の
受信ノードでの切替制御ブロック図である。同図に示さ
れているように、受信ノードでは、位相合わせ部101
でルートXからの信号とルートYからの信号との位相合
わせを行い、切替トリガを検出する切替トリガ検出部4
08と「異常AISフレーム」を検出する異常AISフ
レーム検出部409とからそれぞれ出力される情報を用
い、後述するように切替制御部410でSEL部411
を制御する。以上の構成により、無瞬断切替制御を実現
しているのである。
【0023】図4は、VCパス信号単位での片方向の故
障無瞬断切替機能を有する冗長構成を持ったSDHディ
ジタルネットワークシステムの例を示す図である。本シ
ステムにおいては、送信側から受信側への伝送におい
て、ルートX及びルートYの2系統を持っている。そし
て、ルートX内に複数の中継ノード301a,302a
及び303aが存在し、ルートY内に複数の中継ノード
301b,302b及び303bが存在するものとす
る。ただし、中継ノードの数は、図示されている数には
限定されない。
【0024】故障無瞬断切替機能とは、先述したよう
な、現用ルートの信号フレームに障害が発生したとき、
そのフレームを選択することなく予備ルートの正常なフ
レームを選択することで、瞬断せずに切替を行う機能で
ある。
【0025】本システムは、送信ノードのマルチフレー
ム挿入部401,マルチフレーム終端部402,40
3,位相差吸収メモリ部405,406,AISとB3
エラーを検出する切替トリガ検出部408,故障無瞬断
メモリ部407とを含んで構成されている。これらの構
成は、図7のシステムの場合と同様である。本システム
が従来のシステムと異なる点は、異常AISフレームを
検出するために異常AISフレーム検出部409を追加
した点である。
【0026】異常AISフレームは、上述したように、
ポインタ値は正常ポインタ値であるが、高次群パス信号
(VC3フレーム=POH+ペイロード)のデータ値は
オール“1”であるフレームである。異常AISフレー
ム検出部409は、例えば図5(a)に示されているよ
うな、フレーム単位でオール“1”であることを検出す
る回路である。
【0027】同図において、異常AISフレーム検出部
409は、8ビットのデータの各ビットを入力とするA
NDゲート501と、フレームパルスを反転するNOT
ゲート503と、このNOTゲート503の出力論理レ
ベルに応じて2入力a,bのうちの一方を選択して出力
するセレクタ(SEL)506と、D型フリップフロッ
プ505のQ出力とNOTゲート503の出力との論理
和を出力するORゲート504と、このORゲート50
4の出力とANDゲート501の出力との論理積を出力
するANDゲート502と、このANDゲート502の
出力をD入力とするD型フリップフロップ505と、セ
レクタ506の出力をD入力とするD型フリップフロッ
プ507とを含んで構成されている。なお、セレクタ5
06は、フレームパルスFPが“0”のとき入力bを選
択し、“1”のとき入力aを選択するものとする。D型
フリップフロップ(以下、D−FFと称する)507の
Q出力、すなわち本検出部の出力(Output)は、
異常AISフレーム有りの場合に“1”、無しの場合に
“0”となる。
【0028】この図5(a)に示されている異常AIS
フレーム検出部409は、VC信号(DATA)及びク
ロックCLK並びにVCフレームの先頭バイト(J1バ
イト)を示すフレームパルスFPから異常AISフレー
ムを検出する機能を有する。つまり、「POH+ペイロ
ード」がオール“1”であることを検出するのである。
なお、本検出部409に入力されるデータ(Data)
は、8ビットのパラレルデータである。
【0029】図5(b)は、フレーム1〜3のうち、フ
レーム1が異常AISフレームであるときの動作例を示
すタイミングチャートである。同図(b)を参照し、同
図(a)の各部の動作について説明する。
【0030】フレーム先頭バイトからバイト単位にオー
ル“1”をフレームの最後尾のバイトまでANDゲート
501、502で測定した結果がD−FF505に保持
される。この保持内容はセレクタ506により次のフレ
ームパルスFPのタイミングで2段目のD−FF507
に取込まれる。このD−FF507の出力が、本検出部
409の出力結果であり、ビット値がオール“1”であ
ったかどうかをフレーム単位に示すものである。
【0031】本検出部409の出力結果は、1フレーム
遅れの情報である。この情報は、切替トリガ検出部40
8の情報とともに、故障無瞬断メモリ部407で遅延さ
せた信号フレームと同期をとって判定することにより、
故障無瞬断切替動作を実現できる。
【0032】次に、異常AISフレームを切替トリガと
したときの切替動作について図8を再度参照して説明す
る。同図において、ルートYのフレーム(3)は、途中
で信号断になったフレームであり、信号断になった部分
以降のデータはオール“1”である。また、次フレーム
のB3バイトはオール“1”となっている。このため、
フレーム(3)についてはBIP演算結果が不一致で、
B3エラーが検出される。
【0033】この受信フレームにおいては、切替トリガ
は、ルートXではフレーム(4)のみで、ルートYはフ
レーム(3)〜(8)である。したがって、最初にルー
トXを選択していた場合、フレーム(3)で故障(B3
エラー)を検出するが、ルートYも故障(異常AISフ
レーム)を検出するので切替は発生しない。そして、フ
レーム(4)以降は正常であるのでそのままルートXを
選択し続ける。
【0034】このように、異常AISフレームが続くか
ぎり(AISを検出するまで)もとの現用ルートが正常
であっても、その異常AISフレームを選択してしまう
という従来技術の欠点を解決できるのである。
【0035】ところで、本システムにおいては、以下の
ようなルート切替制御方法が実現されている。すなわ
ち、現用及び予備となる第1及び第2のルートのうち現
用ルートの信号フレームに障害が発生したときにルート
の切替制御を行うルート切替制御方法であり、データが
誤りでかつ正常ポインタが付加された異常AISフレー
ムの受信に応答してルートの切替制御を行う方法が本シ
ステムにおいて実現されている。
【0036】この方法について、図6のフローチャート
を参照して説明する。同図に示されているように、まず
フレームを受信し(ステップ601)、この受信したフ
レームが異常AISフレームかどうか判断する(ステッ
プ602)。異常AISフレームである場合には、ルー
トの切替えを行う(ステップ602→603)。異常A
ISフレームでない場合には、そのまま処理は終了とな
る(ステップ602→604)。
【0037】なお、以上説明した図6の処理を実現する
ためのプログラムを記録した記録媒体を用意し、同記録
媒体に記録されているプログラムによってコンピュータ
を制御すれば、上述と同様にルート切替制御を行うこと
ができることは明白である。この記録媒体には、半導体
メモリ、磁気ディスク装置の他、種々の記録媒体を用い
ることができる。
【0038】請求項の記載に関連して本発明は更に次の
態様をとりうる。
【0039】(1)前記障害は、B3エラー及びパスA
ISであることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに
記載のルート切替制御システム。
【0040】(2)前記障害は、B3エラー及びパスA
ISであることを特徴とする請求項3〜6のいずれかに
記載のルート切替制御方法。
【0041】(3)前記障害は、B3エラー及びパスA
ISであることを特徴とする請求項7又は8記載の記録
媒体。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、異常AI
Sフレームをエラーとして検出できることにより、他方
のルート側信号が正常であるにもかかわらず、そのフレ
ームを誤って選択することがなくなるので、現用ルート
と予備ルートについて同時に故障となる以外は、常に正
常なフレームを選択できることができるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態によるルート切替制御シ
ステムの構成を示すブロック図である。
【図2】無瞬断切替機能を有する冗長構成のデータ伝送
システムの構成を示すブロック図である。
【図3】受信及び送信の信号フレームを示す図である。
【図4】VCパス信号単位での片方向の故障無瞬断切替
機能を有する冗長構成を持ったSDHディジタルネット
ワークシステムの例を示す図である。
【図5】(a)は異常AISフレーム検出部の構成例を
示す図、(b)は異常AISフレーム検出部の動作を示
す図である。
【図6】本発明によるルート切替制御方法の処理手順を
示すフローチャートである。
【図7】従来のルート切替制御システムの構成を示すブ
ロック図である。
【図8】ルート切替制御システムにおけるフレームを示
す図である。
【符号の説明】
100 送信ノード 101 位相合わせ部 200 受信ノード 401 マルチフレーム挿入部 402,403 マルチフレーム終端部 404 位相制御部 405,406 位相差吸収メモリ部 407 故障無瞬断メモリ部 408 切替トリガ検出部 409 異常AISフレーム検出部 410 切替制御部 411 セレクト部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 現用及び予備となる第1及び第2のルー
    トのうち現用ルートの信号フレームに障害が発生したと
    きに前記ルートの切替制御を行うルート切替制御システ
    ムであって、データが誤りでかつ正常ポインタが付加さ
    れた異常AISフレームの受信に応答して前記ルートの
    切替えを行うルート切替制御手段を含むことを特徴とす
    るルート切替制御システム。
  2. 【請求項2】 前記ルート切替制御手段は、前記異常A
    ISフレームを検出する検出部と、この検出に応答して
    前記ルートを切替える切替制御部とを含むことを特徴と
    する請求項1記載のルート切替制御システム。
  3. 【請求項3】 前記検出部は、受信した1フレーム中の
    データのビット全てが“1”であることを検出すること
    によって前記異常AISフレームを検出することを特徴
    とする請求項2記載のルート切替制御システム。
  4. 【請求項4】 現用及び予備となる第1及び第2のルー
    トのうち現用ルートの信号フレームに障害が発生したと
    きに前記ルートの切替制御を行うルート切替制御方法で
    あって、データが誤りでかつ正常ポインタが付加された
    異常AISフレームの受信に応答して前記ルートの切替
    制御を行うことを特徴とするルート切替制御方法。
  5. 【請求項5】 前記ルートの切替制御は、前記異常AI
    Sフレームを検出する検出ステップと、この検出に応答
    して前記ルートを切替える切替制御ステップとを含むこ
    とを特徴とする請求項4記載のルート切替制御方法。
  6. 【請求項6】 前記検出ステップにおいては、受信した
    1フレーム中のデータのビット全てが“1”であること
    を検出することによって前記異常AISフレームを検出
    することを特徴とする請求項5記載のルート切替制御方
    法。
  7. 【請求項7】 コンピュータによって、現用及び予備と
    なる第1及び第2のルートのうち現用ルートの信号フレ
    ームに障害が発生したときに前記ルートの切替制御を行
    うルート切替制御プログラムを記録した記録媒体であっ
    て、前記プログラムは、データが誤りでかつ正常ポイン
    タが付加された異常AISフレームを検出する検出ステ
    ップと、この検出に応答して前記ルートを切替える切替
    制御ステップとを含むことを特徴とする記録媒体。
  8. 【請求項8】 前記検出ステップにおいては、受信した
    1フレーム中のデータのビット全てが“1”であること
    を検出することによって前記異常AISフレームを検出
    することを特徴とする請求項7記載の記録媒体。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10239809A1 (de) * 2002-08-29 2004-03-18 Siemens Ag Kommunikationseinrichtung zur Realisierung zumindest einer ausfallsicheren Kommunikationsbeziehung über ein Kommunikationsnetz
JP2012049633A (ja) * 2010-08-24 2012-03-08 Nec Corp 無瞬断切替機能を備えた伝送装置および伝送路無瞬断切替方法

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